JPH0215001B2 - - Google Patents

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JPH0215001B2
JPH0215001B2 JP57110110A JP11011082A JPH0215001B2 JP H0215001 B2 JPH0215001 B2 JP H0215001B2 JP 57110110 A JP57110110 A JP 57110110A JP 11011082 A JP11011082 A JP 11011082A JP H0215001 B2 JPH0215001 B2 JP H0215001B2
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JP
Japan
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magnetic field
vehicle
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JP57110110A
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Hisatsugu Ito
Kosaku Uota
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C17/00Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
    • G01C17/38Testing, calibrating, or compensating of compasses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等車両の進行方位に関する情報
を検出して、該情報を表示器に表示し道先案内と
する走行情報表示装置に関するものである。
従来、方角を検知する手段としては永久磁石を
利用した羅針儀(コンパス)が用いられている
が、これは応答速度が遅く設置場所に制限がある
ため、自動車等車両用として用いるには不適当で
ある。そこで最近では地磁気の方向を電子的に検
知して表示するいわゆる電子コンパスなるものが
開発されている。
第1図はこのような従来の電子コンパスの構成
を示すブロツク図で、図において、1は車両に固
定され車両の進行方位を検出する磁気変調方式に
よる方位検出器で、車両の進行方向と地磁気方向
との成す方位角をθとしたとき地磁気の水平分力
Hのcosθ、及びsinθ成分に比例した交流信号Vx,
Vyを出力するようになつている。2は該方位検
出器1から送出される交流信号Vx,Vyに基いて
上記方位角θを算出してその方位角θを表示器3
表示させるための表示制御信号群Siを出力する制
御回路で、この制御回路は、上記交流信号Vx,
Vyを増幅して直流信号Vx,Vyに変換する増幅
部と、アナログ信号でなる該直流信号Vx,Vyを
デジタル量に変換するアナログ・デジタル変換部
(以下AD変換部と称す)と、このAD変換部によ
つて得られるデジタル量を演算処理して方位角θ
を算出し表示制御信号群Siを出力するマイクロコ
ンピユータを内蔵している。
しかして、上記表示器3は、例えば図示される
ように、表示盤表面に8つのランプ3aが円を形
成するよう配設され、またこれらのランプが点灯
したときの方位を示すための文字N、S、E、W
が刻字されていて、上記制御回路2からの表示制
御信号群Siの入力に基いて車両の進行方位を表示
するようになつている。
すなわち、上記第1図構成の動作を第2図に示
す特性図に基いて説明すると、原点Oを中心とす
る円Cは座標軸X、Yのベクトル平面において、
車両が一周したときに描くベクトル(Vx、Vy)
の軌跡で、ここでベクトルOA→はX軸から方位角
θだけ回転していることを示しており、その方位
角θ、つまり車両の進行方向と地磁気方向のなす
方位角θが第1図の方位検出器1によつて検出さ
れ該方位検出器1からは地磁気Hのcosθ、sinθ成
分に比例した交流信号Vx,Vyが出力される。
そして、これら出力信号Vx,Vyは制御回路2
に内蔵する増幅部によつて下式に示す直流信号
Vx,Vyとなる。
Vx=kHcosθ Vy=kHsinθ ここで、kは方位検出器1及び増幅部の各ゲイ
ンを含んだ定数。
該直流信号Vx,VyはさらにAD変換部により
これに応じたデジタル量に変換されてマイクロコ
ンピユータに入力され、このマイクロコンピユー
タによつて方位角θ、つまり θ=tan-1(Vy/Vx) が算出されて表示器3の8つのランプ3aを選択
的に点灯制御する表示制御信号群Siが送出され、
これにより上記表示器3は方位角θを点灯表示す
ることになる。
このように従来の電子コンパスは、地磁気を電
子的に検出して表示するため応答性が良く表示形
式も多彩なものを取り得る。しかしながら、自動
車等車両に搭載する場合、元来、自動車等車両に
は強磁性体である鉄等が多く使用されており、こ
の鉄が磁化されているときは車両自体に固有の磁
界Haが存在することになり、この固有磁界Haと
地磁気Hとの合成磁界Hsを方位検出器1が検出
することになるため正しい進行方位を検出するこ
とができないという欠点があつた。
そこで本発明は上述した点に鑑み、車両が磁化
されていても、車両の正確な進行方位を検出して
表示し得る走行情報表示装置を提供することを目
的とし、係る目的を達成するために、本発明にお
いては、地磁気を電気信号に変換して車両の進行
方位を検出する方位検出器、この方位検出器の検
出信号を演算処理して車両の進行方位に関する情
報を出力する制御回路、該制御回路の出力を受け
て車両の進行方位に関する情報を表示する表示
器、及び車両の固有磁界が変化したことを表示す
ると共に校正作動中を表示する表示手段を備える
と共に、上記制御回路を、車両の旋回に伴なう少
なくとも3点における方位検出器の検出値に基い
て得られる各点間を結ぶ線分の垂直2等分線の交
点の比較により、車両の固有磁化の変化を検出し
て上記表示手段を表示制御し、かつ、該車両の磁
界変化の検出後には車両の固有磁界による地磁気
の乱れを検出して車両の進行方位を校正するよう
構成したことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を第3〜5図に基いて
説明すると、第3図は本発明の一実施例を示す構
成図、第4図は第3図の構成図における動作を説
明するための特性図であり、第3図において、1
と3は従来と同様な方位検出器と表示器である。
しかして、4は本発明における制御回路で、この
制御回路は、車両の固有磁界の変化を検出して表
示手段たるランプ5を点灯させると共に、該車両
の磁界変化の検出後には上記ランプ5を所定の周
期で点滅させ、車両の固有磁界による地磁気の乱
れを検出して車両の進行方位を校正するよう構成
されていて、内蔵するマイクロコンピユータは第
5図に示すプログラムのフローチヤートにしたが
つて動作するようになつている。なお第3図にお
いて、6は校正スイツチである。
上記構成において、車両が磁化されていないと
きは第1図、第2図に示した従来の装置と全く同
様に動作するが、今、車両が磁化されて車両に固
有磁界Haが存在すると仮定して、この車両を一
周させたときには方位検出器1の検出信号によ
り、例えば第4図に示すように点O1を中心とす
る円軌跡C1が得られる。ここで、円C1は半径が
第2図の円Cと全く同じで、中心O1が原点から
X軸方向にVx0、Y軸方向にVy0平行移動したも
ので、この移動量は、磁界Haに対応する制御回
路4による直流信号のベクトルOO→1=(Vx0
Vy0)によるものに外ならない。ところがこのま
までは、制御回路4は例えば点A1での車両の方
位角θを求めるために従来と同じようにtan-1
(Vy/Vx)に基いて計算したのでは車両の固有磁界 Haと地磁気Hとの合成磁界Hsを基準にした方位
角θsを計算していることになり、真の方位角θを
求めていることにはならない。
そこで、このような車両の磁化を検知して磁化
による影響を取り除く制御回路4の動作について
以下に説明する。
まず、車両は磁化されていないと仮定し、従つ
て、車両が周回したときの出力特性は第2図に示
した円Cであるとする。その後、車両が走行を続
けるうちに例えば踏切などを横断し、レールを流
れる大電流による磁界を受けて車両が磁化され車
両の磁界Haが発生したとすると、この車両が周
回したときの出力特性は第4図の円C1となり、
このままでは、前述したように制御回路4は合成
磁界Hsを基準にした方位角θsを計算することに
なる。そこで車両の磁化状態が変化したことを以
下のようにして検出する。
車両の走行につれて、方位検出器1の検出信号
は変化し、制御回路4は方位角θの計算及び表示
と平行して、適当な時期を選んで、例えば第4図
の円C1上の点A1、A2、A3における検出値OA→1
(Vx1、Vy1)、OA→2=(Vx2、Vy2)、OA→3=(Vx3
Vy3)を記憶していく。少なくとも3点における
検出信号の値がわかれば、線分A1A2の垂直2等
分線Z12と線分A2A3の垂直2等分線Z23との交点
O1の座標(Vx0、Vy0)を算出し得、この交点O1
が原点Oと一致すれば車両の磁化の変化は起こつ
ておらず、引き続き上述の動作を繰り返し、点
O1と原点とのずれを比較し続ける。
点O1と原点Oとが一致しないときは、制御回
路4は、車両の変化が変化したと判断してこのこ
とを使用者に知らせるために車両磁界変化表示手
段例えばランプ5を点灯させる。使用者がランプ
5の点灯によつて車両の磁化が変化したことを知
ると、周囲に地磁気を乱す磁性体がない適当な場
所で以下の校正の操作を実行する。使用者が校正
を開始させるために、校正スイツチ6をオンにす
ると、制御回路4はこのことを検知して校正のた
めの専用のプログラムの実行を始め、これから校
正を行なうことを使用者に知らせるために上記ラ
ンプ5を所定の周期で点滅させる。この合図によ
り使用者が車両をゆつくりと旋回運動させ約一周
させると、制御回路4は前述の車両磁界変化検出
手段と同様に、適時、例えば点A1、A2、A3を検
出し記憶していき、点O1を算出し、点O1の移動
量、即ち、車両の固有磁界Haに対応するベクト
ルOO→1=(Vx0、Vy0)を検知する。この値を下式
で示す方位角θの補正式における定数Vx0、Vy0
に設定し、これにより校正が完了したことをラン
プ5に消灯させて使用者に知らせる。ここで、方
位角θの補正式は θ=tan-1{(Vy−Vy0)/(Vx−Vx0)} となり、検出した直流信号Vx,Vyに、算出した
車両の固有磁界Haに対するベクトルOO→1
(Vx0、Vy0)を考慮して方位角θが計算され。
さらに、再度、車両が磁化されたときには、制
御回路4は磁化が変化する体の点O1(Vx0、Vy0
と変化後の点O2(図示せず)を比較して変化を検
出する。以後の動作については前述の動作と同様
である。
以上の動作をさらに詳しく説明するために制御
回路4に内蔵されるマイクロコンピユータで実行
されるプログラムのフローチヤート(第5図)に
よつて以下に説明すると、この装置の電源が投入
されるとマイクロコンピユータはリセツトされ開
始点S0からプログラムの実行を開始する。まずリ
セツト後はステツプS1で初期値を設定する。ここ
でVx0、Vy0は前述した補正式の定数Vx0、Vy0
の定数、Fは校正スイツチ6が瞬時オンされたこ
とを記憶するためのメモリー内容、m、nは夫々
後述するプログラムの特定のステツプの実行回数
を記憶するカウンタ内容で、それぞれゼロに設定
する。ステツプS1の実行後、ステツプS2では車の
走行に伴い刻々変化する直流信号Vx,Vyを内蔵
するAD変換回路を通して入力し、メモリー内容
Vx、Vyに記憶する。ステツプS3ではこのVx、
Vyにより構成される点Aの座標(Vx、Vy)を
第4図の点A3の座標(Vx3、Vy3)として記憶す
る。即ち Vx3=Vx、Vy3=Vy とする処理を行なう。ステツプS4はステツプS2
全く同じステツプで直流信号Vx,Vyをメモリー
に記憶する。
そしてステツプS5では校正スイツチ6がオンさ
れたか否かを判断するステツプで、オンであれば
分岐枝B1を選択しオフであれば分岐枝B2を選択
する。今、校正スイツチ6がオフであるとする
と、分岐枝B2が選択され、ステツプS6を実行す
る。ステツプS6ではメモリー内容Fが1ならば分
岐枝B3が、それ以外ならば分岐枝B4が選択され
る。また、F=0であるとすると、分岐枝B4
選択され、ステツプS7が実行される。このステツ
プS7ではメモリー内容Vx、Vyに基いて角度θが θ=tan-1{(Vy−Vy0)/(Vx−Vx0)} で計算されるが、ステツプS1で設定されたよう
に、今はVx0=Vy0=0であるため、従来装置と
同様に次式 θ=tan-1(Vy/Vx) によつて計算されることになる。
次にステツプS8では計算した角度θに対応した
表示器3のランプ3aを点灯させるための信号を
出力する。ステツプS9ないしS14Dは車両磁界の
検出に相当するプログラムで、ステツプS9ではス
テツプS4で得た点Aの座標(Vx、Vy)と点A3
の座標(Vx3、Vy3)から線分3の長さを計算
し、この長さが予め定めた一定値Cに達したとき
に分岐枝B5が選択され、それ以外は分岐枝B6
選択される。通常の車両の走行においてはステツ
プS9において分岐枝B5が選択されるまでステツ
プS4ないしS9が順次繰り返し実行され方位の計算
及び表示が行なわれる。
ステツプS9によつて分岐枝B5が選択されると、
ステツプS10が実行され、点A2の座標(Vx2
Vy2)が点A1の座標(Vx1、Vy1)に、点A3の座
標が点A2の座標(Vx2、Vy2)、点Aの座標
(Vx、Vy)が点A3の座標(Vx3、Vy3)に夫々
置き換えられる。ステツプS11ではステツプS10
実行回数を計数するステツプで、このステツプを
実行する毎にメモリー内容mは1ずつ増進され
る。
ステツプS12はmの値が2以上になると分岐枝
B7を選択するステツプで、それ以外は分岐枝B8
が選択され、このステツプS12で分岐枝B7が選択
されると、即ちこのときには点A1、A2、A3の各
座標が計測されており、次のステツプS13におい
て、線分1 2の垂直2等分線Z12と線分2 3
垂直2等分線Z23との交点O1が計算され、この点
O1の座標は(Vx01、Vy01)であるとする。ステ
ツプS14ではステツプS13で求めた点O1の座標がス
テツプS7における補正式の定数Vx0、Vy0による
座標、即ち点Oの座標(Vx0、Vy0)と一致して
いるか否かを比較し、一致していれば車両の磁界
が変化していないと判断し、分岐枝B9を選択す
る。一致していなければ、車両の磁界が変化した
と判断し、分岐枝B10を選択しステツプS15におい
て、ランプ5を点灯させる信号を出力し、運転者
に車両の磁界が変化したことを知らせる。このス
テツプS15による処理は車両磁界変化表示に相当
する。そして、ステツプS15の実行後は通常の方
位の計算及び表示を行なう。
しかして、ランプ5が点灯することで車両の磁
界が変化したことを運転者が知り、前述のように
周囲に地磁気を乱す磁性体がない適当な場所で校
正を実行する。運転者は校正を実行させる場合、
適当な時期を選んで、例えば停車している時に校
正スイツチ6を操作すればよく、スイツチ6が操
作されると、ステツプS5において、分岐枝B1
選択され、ステツプS16においてランプ5を点滅
させる信号が出力される。このステツプS16は校
正時表示に相当し、ランプ5は以下の校正実行中
は常時点滅を繰り返す。
次いで、ステツプS17では、メモリー内容Fに
1が設定され、スイツチ6がオンされたことを記
憶する。ステツプS18ではステツプS3と同じく点
Aの座標(Vx、Vy)を点A3の座標(Vx3
Vy3)としてメモリー内容に設定する。以後は校
正に相当するステツプS19ないしS26を実行する。
スイツチ6はモーメンタリスイツチのために、ス
テツプS5では分岐枝B2が選択されるが、ステツ
プS17でメモリーFに1が設定されたためステツ
プS6で分岐枝B3が選択されステツプS19ないしS26
を実行し、以後このルートによつて各ステツプの
実行を繰り返す。
ランプ5の点滅を運転者が確認すると、車両を
ゆつくり旋回させ約一周させることにより以下の
ような処理が行なわれる。ステツプS19、S20
S23は順にステツプS9、S10、S13と同一のステツ
プであり、またステツプS21はステツプS11に相当
しステツプS20の実行をメモリー内容nによつて
計数するステツプで、ステツプS22によつてステ
ツプS20が2回実行されたことを判断して分岐枝
B11を選択し、それ以外は分岐枝B12を選択する。
ステツプS22で分岐枝B11が選択されると、即ち、
車両の旋回に伴ないステツプS9ないしS11と同様
の処理方法で点A1、A2、A3の座標(Vx1
Vy1)、(Vx2、Vy2)、(Vx3、Vy3)が記憶される
と、ステツプS23においてステツプS13と同一の処
理が行なわれ点O1の座標(Vx01、Vy01)が計算
され、ステツプS24において、この値Vx01、Vy01
により、ステツプS7で用いられる補正式 θ=tan-1{(Vy−Vy0)/(Vx−Vx0)} の補正定数Vx0、Vy0を変更する。即ち、変更後
においては Vx0=Vx01、Vy0=Vy01 となる。
また、ステツプS25、S26は校正を終了し、通常
の方位角の計算及び表示を行なうようにするため
の裏後処理をするステツプで、ステツプS25では
メモリー内容Fにゼロが設定され、以後ステツプ
S6で分岐枝B4が選択されるようにし、次の校正
手段の実行のためにカウンタ用のメモリー内容n
をゼロに設定し、ステツプS26では校正が終了し
たことを運転者に知らせるためにランプ5を消灯
する信号を出力する。
以後は通常の方位の計算及び表示がステツプS4
ないしS8を繰り返し実行することによつて行なわ
れ、またステツプS9によつて所定の条件が満たさ
れれば、ステツプS10ないしS15により車両の磁界
変化の検出を実行し、車両の磁界の変化を監視し
続ける。
しかして、上述した第3〜5図構成において、
車両の磁界変化の検出により、点O1の座標が分
るため、校正スイツチ6をオンして校正を行なわ
せなくても、直ちに方位角θの補正式における定
数Vx0、Vy0を設定することが可能であるが、車
両の磁界変化検出は一般道路の走行中に行なわ
れ、他車両の接近、トンネルや陸橋の通過など地
磁気の乱れる要因が多く、この検出手段によつて
得た点O1の座標は誤差を含むことが多くなり、
そのため、この点O1は方位角θの補正式の定数
Vx0、Vy0を設定するのには使用せずに、単に使
用者に、車両の磁界が変化したことを知らせるに
とどめ定数Vx0、Vy0の設定は、あくまでも地磁
気の乱れの少ない適当な場所で使用者が意識的に
行なえるようにしており、これにより正確に点
O1の座標を算出することにしている。
また、こうすることにより車両の磁界変化検出
によつて磁界の変化が検出される以前に、使用者
が表示されている方位の誤差に気づいたときで
も、校正スイツチ6を利用して校正を実行させる
ことができるため、実用上便利である。
以上説明したようにこの発明は、車両の固有磁
界を随時検出し磁界変化時には表示手段に表示す
ると共に、校正スイツチの投入により、車両の固
有磁界に基づき補正量を校正するようにしたの
で、使用者は通常走行時に固有磁界が変化したこ
とを表示手段の表示によつて知ることができると
共に、この変化した固有磁界の影響を除くために
補正量を校正すべく、校正スイツチを投入して校
正手段を作動させることにより、校正手段の作動
終了後には、制御回路により真の進行方位を求め
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成図、第2図は従来装置
の出力特性図、第3図は本発明の一実施例による
構成図、第4図は本発明の実施例による出力特性
図、第5図は第3図の制御回路4に内蔵するマイ
クロコンピユータのフローチヤートである。 1:方位検出器、2,4:制御回路、3:表示
器、5:ランプ、6:校正スイツチ。なお、図
中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移動体に設けられ、地磁気を検出することに
    より上記移動体の進行方位に対応した検出信号を
    出力する方位検出器、この方位検出器の検出信号
    を上記移動体の固有磁界に基づく補正量によつて
    補正することにより真の進行方位を求め、この進
    行方位を示す信号を出力する方位演算手段、上記
    移動体の移動に応じて上記方位検出器から得られ
    る複数の検出信号から上記移動体の固有磁界を随
    時演算し、この固有磁界が変化したことを検出す
    ると、この変化したことを表示する固有磁界変化
    表示手段、任意の時期に投入可能な校正スイツ
    チ、この校正スイツチの投入により起動され、上
    記移動体の旋回移動に応じて上記方位検出器から
    得られる複数の検出信号から上記移動体の固有磁
    界を演算し、この固有磁界に基づき上記補正量を
    校正する校正手段を備えた走行情報表示装置。
JP11011082A 1982-06-25 1982-06-25 走行情報表示装置 Granted JPS58225311A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834314A (ja) * 1981-08-24 1983-02-28 Nippon Soken Inc 方位検出装置

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