JPH021494Y2 - - Google Patents

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JPH021494Y2
JPH021494Y2 JP19520383U JP19520383U JPH021494Y2 JP H021494 Y2 JPH021494 Y2 JP H021494Y2 JP 19520383 U JP19520383 U JP 19520383U JP 19520383 U JP19520383 U JP 19520383U JP H021494 Y2 JPH021494 Y2 JP H021494Y2
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JP
Japan
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command signal
control circuit
starting control
diesel engine
drive command
Prior art date
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JP19520383U
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JPS60102471U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデイーゼルエンジンの始動装置に関す
るものである。
考案の背景 従来デイーゼルエンジンを始動するためには、
エンジンの伝達機構を介して連結された1台のセ
ルモータとこのセルモータを駆動制御する1個の
始動制御回路部とを用いて行われていた。しかし
ながらこのような始動方法では、セルモータ及び
始動制御回路部の一方が事故を起こしたり、不良
となつたりした場合、デイーゼルエンジンの始動
ができなくなつてしまうので始動の確実性が低
い。特に非常用のデイーゼルエンジンについて
は、停電時等の非常時の電源を確保する役割を果
たすものであるから始動されないということの影
響は極めて大きく、従つて本来100%の確率で始
動が要求されるべきであり、始動の確実性が低い
ということは、非常用の電源としての価値が低い
といえる。
考案の目的 本考案はこのような背景のもとになされたもの
であり、極めて高い確実性をもつてデイーゼルエ
ンジンの始動を行うことのできるデイーゼルエン
ジンの始動装置を提供することを目的とするもの
である。
考案の概要 本考案の特徴とする点は、2個の始動制御回路
部を用い、始動制御回路部の一方が動作しないと
きには他方の始動制御回路部に動作指令信号を送
ると共に、2個のセルモータを用い、セルモータ
の一方が駆動しないときには他方のセルモータに
動作指令信号を送るようにした点にある。
実施例 以下図面により本考案の実施例について説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す図であり、1
は事故例えば停電が起こつたときには動作指令信
号を発する停電検出回路、2A,2Bは前記動作
指令信号により動作する始動制御回路部である。
この2個の始動制御回路部2A,2Bは、各々動
作指令信号を受けたときに駆動指令信号を発する
ものであり、これらのうちの一方2Aは、優先的
に停電検出回路1より動作指令信号を受け、ま
た、他方2Bは一方が動作しないときに動作指令
信号を受ける。3A,3Bはセルモータであり、
これらのうちの一方は動作した始動制御回路部2
A,2Bよりの駆動指令信号を優先的に受け、他
方は一方のセルモータが駆動しないときに前記駆
動指令信号を受ける。そしてこの実施例では、始
動制御回路部2A,2Bより駆動指令信号を優先
的に受ける一方のセルモータは、デイーゼルエン
ジンの始動の度毎に2個のセルモータ3A,3B
の間で入れ替わる。即ち前記始動制御回路部2A
は、デイーゼルエンジンの始動の度毎に、駆動指
令信号のラインをセルモータ3Aとの間、及びセ
ルモータ3Bとの間で交互に切り替える機能を備
えており、従つて今始動制御回路部2Aからセル
モータ3Aに駆動指令信号が発せられたとする
と、次にデイーゼルエンジンを始動するときには
当該始動制御回路部2Bに駆動指令信号が発せら
れる。このような場合には、始動制御回路部2A
より駆動指令信号を優先的に受ける一方のセルモ
ータはセルモータ3A、セルモータ3B、セルモ
ータ3A…と交互に入れ替わることになる。また
他方の始動制御回路部2Bにも、待機中であつて
も一方の始動制御回路部2Aにおける切り替えに
対応して切り替えを行う同様の機能が付与されて
いる。従つて例えば始動制御回路部2Aからセル
モータ3Aに駆動指令信号が発せられ、次にデイ
ーゼルエンジンを始動するときに等該始動制御回
路部2Aが動作しないために他方の始動制御回路
部2Bが動作したとすると、ここからセルモータ
3Bに駆動指令信号が発せられる。前記セルモー
タ3A,3Bには夫々伝達機構4A,4Bが連結
されており、これら伝達機構4A,4Bは夫々セ
ルモータ3A,3Bよりの駆動力をデイーゼルエ
ンジン5に伝達する。
第2図は第1図の実施例の停電検出回路1から
セルモータ3A,3Bまでの構成を更に詳細に述
べた図である。21は出力判別回路であり、一方
の始動制御回路部2Aの出力の有無を判別して出
力が無い場合には出力信号を発する。22はアン
ド回路であり、停電検出回路1よりの動作指令信
号と出力判別回路21よりの出力信号の双方が入
力されたときに他方の始動制御回路部2Bに動作
指令信号を送る。前記出力判別回路21とアンド
回路22とによつて、一方の始動制御回路部2A
に優先的に動作指令信号を送ると共にこれが動作
しないときに他方の始動制御回路部2Bに動作指
令信号を送るための優先回路200が構成されて
いる。AL1,AL2,BL1/BL2は信号ラインであ
り、AL1,AL2には始動制御回路部2Aから交互
に駆動指令信号が送られ、信号ラインBL1,BL2
には始動制御回路部2Bから交互に駆動指令信号
が送られる。61,62はオア回路であり、これ
らオア回路61,62の各々は、一方の始動制御
回路部2Aからの駆動指令信号及び他方の始動制
御回路部2Bからの駆動指令信号の一方が入力さ
れると駆動指令信号をセルモータ3A,3Bに
夫々出力する。71,81は出力判別回路であ
り、夫々セルモータ3A,3Bの駆動の有無を判
別して駆動しない場合には出力信号を発する。7
2はアンド回路であり、オア回路61よりの駆動
指令信号と出力判別回路71よりの出力信号とが
入力されるとセルモータ3Bに駆動指令信号を送
る。82はアンド回路であり、オア回路62より
の駆動指令信号と判別回路81よりの出力信号と
が入力されるとセルモータ3Aに駆動指令信号を
送る。前記出力判別回路71及びアンド回路72
と、出力判別回路81及びアンド回路82とは、
夫々優先回路7,8を構成している。
上述実施例においては、停電事故が起こると停
電検出回路1より動作指令信号を発し、優先回路
200によつて一方の始動制御回路部2Aが動作
する。そしてここから駆動指令信号が例えばライ
ンAL1を介して優先回路7によつて優先的にセル
モータ3Aに送られ、当該セルモータ3Aが駆動
すると、その駆動力が伝達機構4Aを介してデイ
ーゼルエンジン5に伝達されてデイーゼルエンジ
ン5が始動される。またセルモータ3Aが駆動し
なときには優先回路7を介して駆動指令信号がセ
ルモータ3Bに送られる。次にデイーゼルエンジ
ン5を始動するときには一方の始動制御回路部2
Aから駆動指令信号がラインAL2に送られ、更に
その次に始動するときには駆動指令信号がライン
AL1に送られ、こうしてセルモータ3A,3Bが
正常であるならばデイーゼルエンジン5の始動を
する度毎にセルモータ3A,3Bは交互に運転さ
れる。また一方の始動制御回路部2Aが動作しな
いときには、停電検出回路1より優先回路200
を介して他方の始動制御回路部2Bに動作指令信
号が送られる。そして当該他方の始動制御回路部
2Bが動作すると例えばここから駆動指令信号が
ラインBL1を介して優先的にセルモータ3Aに送
られ、同様にしてデイーゼルエンジン5の始動が
行われる。尚他方の始動制御回路部2Bにおける
ラインBL1,BL2の切替え機能を一方の始動制御
回路部2Aに対応させておくことによつて、その
前の始動が一方の始動制御回路部2Aによりライ
ンAL1を介して行われたとすると、他方の始動制
御回路部2Bによる今度の始動はラインBL2を介
して行われる。
上述実施例のように動作指令信号を優先的に受
ける一方のセルモータを、2個のセルモータの間
で交替させるようにすれば、2個のセルモータの
駆動が均一となり、このため常に一方側のセルモ
ータが駆動することを避けることができて一方側
のみに負担がかからなくなる。その上セルモータ
及び伝達機構の不良を早期に発見することがで
き、スイツチ等により不良のものを除外する等し
て迅速に対応できる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、2個の始動制御
回路部を用い、始動制御回路部の一方が動作しな
いときには他方の始動制御回路部に動作指令信号
を送ると共に、2個のセルモータを用い、セルモ
ータの一方が駆動しないときには他方のセルモー
タに駆動指令信号を送るようにしているため、極
めて高い確実性をもつてデイーゼルエンジンの始
動を行うことができ、例えば非常用の電源として
のデイーゼルエンジンの価値を損うおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す構成図、
第2図は第1図の実施例の一部を具体化した回路
を示す回路図である。 1……停電検出回路、2A,2B……始動制御
回路部、200……優先回路、3A,3B……セ
ルモータ、4A,4B……伝達機構、5……デイ
ーゼルエンジン、7,8……優先回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方が優先的に動作指令信号を受け、一方が
    動作しないときには、他方が前記動作指令信号
    を受ける2個の始動制御回路部と、これら始動
    制御回路部のうち動作した始動制御回路部より
    一方が優先的に駆動指令信号を受け、一方が駆
    動しないときには、他方が前記駆動指令信号を
    受ける2個のセルモータと、これらセルモータ
    に夫々連結され、セルモータの駆動力をデイー
    ゼルエンジンに伝達して当該デイーゼルエンジ
    ンを始動させる2個の伝達機構とを有して成る
    ことを特徴とするデイーゼルエンジンの始動装
    置。 (2) 優先的に駆動指令信号を受ける一方のセルモ
    ータは、デイーゼルエンジンの始動の度毎に2
    個のセルモータの間で交替することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のデイー
    ゼルエンジンの始動装置。
JP19520383U 1983-12-19 1983-12-19 デイ−ゼルエンジンの始動装置 Granted JPS60102471U (ja)

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JP19520383U JPS60102471U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 デイ−ゼルエンジンの始動装置

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JP19520383U JPS60102471U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 デイ−ゼルエンジンの始動装置

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JPS60102471U JPS60102471U (ja) 1985-07-12
JPH021494Y2 true JPH021494Y2 (ja) 1990-01-16

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JP19520383U Granted JPS60102471U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 デイ−ゼルエンジンの始動装置

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JP3374675B2 (ja) * 1996-10-25 2003-02-10 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびエンジン始動制御方法

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JPS60102471U (ja) 1985-07-12

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