JPH0214848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214848Y2 JPH0214848Y2 JP15153584U JP15153584U JPH0214848Y2 JP H0214848 Y2 JPH0214848 Y2 JP H0214848Y2 JP 15153584 U JP15153584 U JP 15153584U JP 15153584 U JP15153584 U JP 15153584U JP H0214848 Y2 JPH0214848 Y2 JP H0214848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface plate
- rails
- traveling
- truck
- cart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は鋳型、鋳枠等を搬送する定盤台車を移
し変える走行台車に関する。
し変える走行台車に関する。
（従来技術）
鋳型、鋳枠等の搬送ラインにおいて、該鋳型、
鋳枠等を載置した定盤台車（定盤自体に車輪が取
り付けられていて軌道上を走行するようにされた
もの）を軌道と交差する方向へ移し変える必要が
生ずる場合がある。このような場合、その上面に
前記定盤台車の受けレールを取り付けた走行台車
に該定盤台車を移し乗せ、該走行台車を移動させ
ることが一般に行われている。ところで前記走行
台車が移動中、載置された前記定盤台車が動かな
いようこれを固定しておく必要がある。従来、前
記定盤台車の固定方法としては、電磁石を用いて
磁気的に固定する方法や、シリンダにより開閉す
るリンクを用いて該台車をクランプする方法が試
みられているが、前者は確実な固定が困難であ
り、また後者は機構が複雑で製作コストが嵩み、
またトラブルが多いという難点があつて、最適な
固定方法とは言えなかつた。
鋳枠等を載置した定盤台車（定盤自体に車輪が取
り付けられていて軌道上を走行するようにされた
もの）を軌道と交差する方向へ移し変える必要が
生ずる場合がある。このような場合、その上面に
前記定盤台車の受けレールを取り付けた走行台車
に該定盤台車を移し乗せ、該走行台車を移動させ
ることが一般に行われている。ところで前記走行
台車が移動中、載置された前記定盤台車が動かな
いようこれを固定しておく必要がある。従来、前
記定盤台車の固定方法としては、電磁石を用いて
磁気的に固定する方法や、シリンダにより開閉す
るリンクを用いて該台車をクランプする方法が試
みられているが、前者は確実な固定が困難であ
り、また後者は機構が複雑で製作コストが嵩み、
またトラブルが多いという難点があつて、最適な
固定方法とは言えなかつた。
（考案の目的）
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、その上面に載置された定盤台車を簡単かつ
確実に固定できる機構を備えた定盤台車移し替え
用走行台車を提供するものである。
ので、その上面に載置された定盤台車を簡単かつ
確実に固定できる機構を備えた定盤台車移し替え
用走行台車を提供するものである。
（考案の構成）
以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、第１図は定盤台車の移し変え装置を示し、前
後に対を成すフレーム１，１の各々の上面には１
対のレール（以下、Ａレールと言う）２，２が左
右方向に敷設されている。３は走行台車であり、
該走行台車３の台枠４の上面には１対のレール
（以下、Ｂレールと言う）５，５が前記Ａレール
２，２と交差する方向に取り付けられていると共
に、その下面には、第２図に示す如く、軸受６，
６が取り付けられている。
と、第１図は定盤台車の移し変え装置を示し、前
後に対を成すフレーム１，１の各々の上面には１
対のレール（以下、Ａレールと言う）２，２が左
右方向に敷設されている。３は走行台車であり、
該走行台車３の台枠４の上面には１対のレール
（以下、Ｂレールと言う）５，５が前記Ａレール
２，２と交差する方向に取り付けられていると共
に、その下面には、第２図に示す如く、軸受６，
６が取り付けられている。
前記軸受６，６には両端に車輪７，７を固着し
た車軸８が回転自在に支持されており、前記走行
台車３は該車輪７，７を介して前記Ａレール２，
２上に載置されている。
た車軸８が回転自在に支持されており、前記走行
台車３は該車輪７，７を介して前記Ａレール２，
２上に載置されている。
前記フレーム１，１の左方には走行台車用プツ
シヤシリンダ９が右向きに配設されており、該シ
リンダ９のピストンロツド１０の先端は前記台枠
４の左前面に固着していて、該シリンダ９の伸縮
作動により該走行台車３は前記Ａレール２，２上
を左右に往復動するように設計されている。
シヤシリンダ９が右向きに配設されており、該シ
リンダ９のピストンロツド１０の先端は前記台枠
４の左前面に固着していて、該シリンダ９の伸縮
作動により該走行台車３は前記Ａレール２，２上
を左右に往復動するように設計されている。
前記台枠４には上向きのクランプシリンダ１１
が支持ブラケツト１２を介して取り付けられてお
り、該シリンダ１１のピストンロツド１３の先端
には凹状の固定爪１４が固着されていて、該固定
爪１４は該シリンダ１１の伸長作動により前記Ｂ
レール５，５の上面レベルから所定寸法だけ突出
するように設計されている。
が支持ブラケツト１２を介して取り付けられてお
り、該シリンダ１１のピストンロツド１３の先端
には凹状の固定爪１４が固着されていて、該固定
爪１４は該シリンダ１１の伸長作動により前記Ｂ
レール５，５の上面レベルから所定寸法だけ突出
するように設計されている。
なお１５は前記固定爪１４の廻り止めである。
前記走行台車３が前記Ａレール２，２上の移動
右限に位置した時、前記Ｂレール５，５の一端側
の延長線上には、第２図に示す如く、複数個の定
盤台車１６を本装置へ搬入する１対のレール（以
下、Ｃレールと言う）１７，１７が、該Ｂレール
５，５との間に若干の間隙を置いて配設されてい
る。
右限に位置した時、前記Ｂレール５，５の一端側
の延長線上には、第２図に示す如く、複数個の定
盤台車１６を本装置へ搬入する１対のレール（以
下、Ｃレールと言う）１７，１７が、該Ｂレール
５，５との間に若干の間隙を置いて配設されてい
る。
また前記Ｂレール５，５の他端側には、クツシ
ヨンシリンダ１８がその先端を前記Ｃレール１
７，１７方向に向けて配設されている。
ヨンシリンダ１８がその先端を前記Ｃレール１
７，１７方向に向けて配設されている。
前記定盤台車１６は、それぞれ定盤１９、該定
盤１９の下面に取り付けられた軸受２１，２１、
該軸受２１，２１に回転自在に支持された車軸２
２，２２及び該車軸２２，２２の両端に固着され
た車輪２３，２３から成つており、該台車１６は
該車輪２３，２３を介して前記Ｃレール１７，１
７上に載置されていると共に、図示されないプツ
シヤにより１台ずつ前記Ｂレール５，５上へ押し
出されるように設計されている。
盤１９の下面に取り付けられた軸受２１，２１、
該軸受２１，２１に回転自在に支持された車軸２
２，２２及び該車軸２２，２２の両端に固着され
た車輪２３，２３から成つており、該台車１６は
該車輪２３，２３を介して前記Ｃレール１７，１
７上に載置されていると共に、図示されないプツ
シヤにより１台ずつ前記Ｂレール５，５上へ押し
出されるように設計されている。
なお前記定盤台車１６が前記走行台車３上へ乗
り移つた時、該定盤台車１６の車軸２２，２２の
１つが縮引状態にある前記固定爪１４の上方に位
置するように設計されている。
り移つた時、該定盤台車１６の車軸２２，２２の
１つが縮引状態にある前記固定爪１４の上方に位
置するように設計されている。
前記走行台車３が前記Ａレール２，２上の移動
左限に位置した時、前記Ｂレール５，５の一端側
の延長線上には、前記定盤台車１６を本装置から
搬出する１対のレール（以下、Ｄレールと言う）
２４，２４が該Ｂレール５，５との間に若干の間
隙を置いて配設されており、また該Ｂレール５，
５の他端側には、図示されない定盤台車用プツシ
ヤがその先端を前記Ｄレール２４，２４方向に向
けて配設されている。
左限に位置した時、前記Ｂレール５，５の一端側
の延長線上には、前記定盤台車１６を本装置から
搬出する１対のレール（以下、Ｄレールと言う）
２４，２４が該Ｂレール５，５との間に若干の間
隙を置いて配設されており、また該Ｂレール５，
５の他端側には、図示されない定盤台車用プツシ
ヤがその先端を前記Ｄレール２４，２４方向に向
けて配設されている。
（作用）
上記のように構成された装置において、第１に
走行台車３のクランプシリンダ１１を縮引作動さ
せた上、走行台車用プツシヤシリンダ９を伸長作
動させて該走行台車３をＡレール２，２上の移動
右限に位置させる。第２にＣレール１７，１７上
に載置された複数個の定盤台車１６を図示しない
プツシヤにより押し出すと、先頭の該台車１６が
Ｂレール５，５を介して前記走行台車３上へ乗り
移り、該定盤台車１６の定盤１９の先端がクツシ
ヨンシリンダ１８に当接して停止する。第３に前
記クランプシリンダ１１を伸長作動させると、固
定爪１４が上昇してその先端の凹部が前記定盤台
車１６の車軸２２，２２の一方に嵌合するに至
る。第４に前記走行台車用プツシヤシリンダ９を
縮引作動させると、前記走行台車３が前記定盤台
車１６を載置して前記Ａレール２，２上を左限ま
で移動する。第５に前記クランプシリンダ１１を
縮引作動させて前記車軸２２と固定爪１４との係
合を解くと共に、図示しない定盤台車用プツシヤ
を伸長作動させると、前記定盤台車１６はＤレー
ル２４，２４上へ押し出される。以上の諸動作を
１工程として以後同じ工程がくり返されるもので
ある。
走行台車３のクランプシリンダ１１を縮引作動さ
せた上、走行台車用プツシヤシリンダ９を伸長作
動させて該走行台車３をＡレール２，２上の移動
右限に位置させる。第２にＣレール１７，１７上
に載置された複数個の定盤台車１６を図示しない
プツシヤにより押し出すと、先頭の該台車１６が
Ｂレール５，５を介して前記走行台車３上へ乗り
移り、該定盤台車１６の定盤１９の先端がクツシ
ヨンシリンダ１８に当接して停止する。第３に前
記クランプシリンダ１１を伸長作動させると、固
定爪１４が上昇してその先端の凹部が前記定盤台
車１６の車軸２２，２２の一方に嵌合するに至
る。第４に前記走行台車用プツシヤシリンダ９を
縮引作動させると、前記走行台車３が前記定盤台
車１６を載置して前記Ａレール２，２上を左限ま
で移動する。第５に前記クランプシリンダ１１を
縮引作動させて前記車軸２２と固定爪１４との係
合を解くと共に、図示しない定盤台車用プツシヤ
を伸長作動させると、前記定盤台車１６はＤレー
ル２４，２４上へ押し出される。以上の諸動作を
１工程として以後同じ工程がくり返されるもので
ある。
（考案の効果）
以上の説明から明らかなように、本考案は走行
台車の台枠に凹状の固定爪を昇降可能に取り付
け、該走行台車上に載置された定盤台車の車軸に
これを嵌合させ、以て該定盤台車を固定せんとす
るものである。従つて本考案によれば、定盤台車
は確実に固定される。しかも上記固定方法は機構
が極めて簡単なため製作コストが安く、トラブル
の発生も少ない。
台車の台枠に凹状の固定爪を昇降可能に取り付
け、該走行台車上に載置された定盤台車の車軸に
これを嵌合させ、以て該定盤台車を固定せんとす
るものである。従つて本考案によれば、定盤台車
は確実に固定される。しかも上記固定方法は機構
が極めて簡単なため製作コストが安く、トラブル
の発生も少ない。
第１図は定盤台車移し変え装置の正面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線における断面図である。 ２，２……Ａレール、３……走行台車、４……
台枠、５，５……Ｂレール、９……走行台車用プ
ツシヤシリンダ、１１……クランプシリンダ、１
４……固定爪、１６……定盤台車、２２……車
軸。
図は第１図のＡ−Ａ線における断面図である。 ２，２……Ａレール、３……走行台車、４……
台枠、５，５……Ｂレール、９……走行台車用プ
ツシヤシリンダ、１１……クランプシリンダ、１
４……固定爪、１６……定盤台車、２２……車
軸。
Claims (1)
- 上面にレール５，５を備えた台枠４に先端が凹
状を成す固定爪１４を昇降可能に取り付け、該固
定爪１４の先端凹部を前記レール５，５上に載置
される定盤台車１６の車軸２２に嵌合可能になし
たことを特徴とする定盤台車移し替え用走行台
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15153584U JPH0214848Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15153584U JPH0214848Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6167953U JPS6167953U (ja) | 1986-05-09 |
| JPH0214848Y2 true JPH0214848Y2 (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=30709645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15153584U Expired JPH0214848Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214848Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP15153584U patent/JPH0214848Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6167953U (ja) | 1986-05-09 |
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