JP2563503Y2 - 定盤台車の異常有無検出装置 - Google Patents

定盤台車の異常有無検出装置

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JP2563503Y2
JP2563503Y2 JP6861992U JP6861992U JP2563503Y2 JP 2563503 Y2 JP2563503 Y2 JP 2563503Y2 JP 6861992 U JP6861992 U JP 6861992U JP 6861992 U JP6861992 U JP 6861992U JP 2563503 Y2 JP2563503 Y2 JP 2563503Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上面の前後両側に所要
の間隔をおいて突起を形成しかつ鋳枠を載せて搬送する
定盤台車について異常の有無を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋳枠を載せて搬送する定盤台車
は、定盤台車上の下鋳枠上に上鋳枠を載置する際にそれ
らのガイドピンがガイドブシュに円滑に嵌入できるよう
にするためや、その後の反転装置に定盤台車等を搬入可
能にするためなどの理由で、上面に異物がないようにす
るとともに、所定の位置に精度的に正確に停止させる必
要がある。そのため、従来は、定盤台車上に下鋳枠を載
置したのち、下鋳枠上面の四隅のレベルを検出するなど
して、定盤台車の異常の有無を間接的に検出するように
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このようよう
な従来の方式では、下鋳枠を定盤台車上に載置したのち
に初めて定盤台車の異常を発見することができるため、
異常があったときに下鋳枠を吊り上げて定盤台車上から
一時取り除くための装置が必要であるなどの問題があっ
た。本考案は上記の問題を解消するためになされたもの
で、下鋳枠を定盤台車上に載置する前に定盤台車の異常
の有無を検出することが可能な装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案における定盤台車の異常有無検出装置は、上
面の前後両側に所要の間隔をおいて突起を形成しかつ鋳
枠を載せて搬送する定盤台車について異常の有無を検出
する装置であって、定盤台車を載せて定盤台車を定盤台
車の移動方向とほぼ直行する方向へ移送する走行台車を
走行可能に配設し、この走行台車の走行軌道の直上方位
置には、下部の長さが前記定盤台車の突起間距離より若
干短くかつ下端面が水平平坦状を成すとともに前記定盤
台車の上面とで若干の隙間を形成するレベルまで通常下
降している検出体を弾性機構を介して揺動可能に垂設
し、さらに、検出体の揺動変位を検知するセンサを設け
たことを特徴とする。
【0005】
【作用】このように構成された装置は、定盤台車を走行
台車に載せて検出体の直下方位置を通過させる。この際
に、定盤台車の上面に異物が付着していたり、定盤台車
が走行台車の所定の位置に載っていなかった場合には、
検出体が定盤台車によって揺動され、この揺動変位がセ
ンサによって検知され、これにより、定盤台車上に異物
が付着していたり、定盤台車が所定位置に正確に載って
いないことが検出されることになる。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明
する。本考案を応用した装置の正面図である図2に示す
ように、左右方向へ延びる基礎台1上に敷設したレール
2上に、定盤台車3移送用の走行台車4が、駆動機構5
を介して左右方向へ往復動可能に設置してあり、駆動機
構5は、走行台車4の側面に装着したラック6と、基礎
台1にフレーム7を介して装着した減速機付きモータ8
の出力軸に嵌着されかつ前記ラック6と噛み合うピニオ
ン9とで構成してある。そして、走行台車4上には前後
方向へ指向する定盤台車3用レール10が敷設してあ
り、レール10上には、上面に前後方向へ所要の間隔を
おいて突起3a、3aを形成した定盤台車3が載せてあ
り(本考案の主要部の正面図である図1参照)、定盤台
車3は、図2のAーA矢視図である図3に示すように、
走行台車4に固設した前進阻止用のストッパ11と、後
退阻止用のスプリング内臓ストッパ12とによって走行
台車4上に固定してある。また、図2に示すように、基
礎台1の上方の右側には、鍔付きローラ13、13を軸
支したローラフレーム14が前後方向へ延びて設けてあ
り、鍔付きローラ13、13間には、下鋳枠15が移送
自在に装架してある。また、ローラフレーム14の直下
方位置には、前記定盤台車3のレール10と接続可能で
ある定盤台車3移動用レール(図示せず)が上り勾配状
に延びて敷設してある。
【0007】また、図2に示すように、ローラフレーム
14の左外側面には、定盤台車4について異常の有無を
検出する検出装置16が支持フレーム20を介して装着
してあり、検出装置16は、図1に示すように、下部の
長さが前記定盤台車3の突起3a、3a間距離より若干
短くかつ下端が左右方向へ延びる平坦状を成しさらに弾
性機構17を介して左右方向へ揺動可能に垂設された検
出体18と、この検出体18の揺動変位を検知するセン
サ19とで構成してあり、弾性機構17は、リンクとバ
ネを備えていて、検出体18に所定以上に大きい力が作
用したとき、バネの反力に抗して検出体18が回動上昇
するようにしてある。そして、センサ19は図示しない
制御盤に電気的に接続してある。また、検出体18と定
盤台車3の突起3a、3aとの間は、若干の隙間(1〜
3mm)が形成してあり、さらに、通常は検出体18の
下端と定盤台車3の上面との間も、若干の隙間(0.5
〜3mm)が形成してある。
【0008】次に、このように構成した装置の動作につ
いて説明する。図2に示すように、基礎台1の左側位置
に走行台車4が来ており、走行台車4の右側のレール1
0上には前後方向へ移動可能な空の定盤台車3が載って
いる。この状態の下、基礎台1の右側直上方位置に来て
いる下鋳枠15を定盤台車3上に載せるため、駆動機構
5を駆動して走行台車4を右方へ移動させ、走行台車4
をもって定盤台車3を下鋳枠15の直下方位置に搬入さ
せる。この場合、定盤台車3上に異物がなくかつ定盤台
車3が走行台車4の所定位置に固定してあるときには、
検出体18が定盤台車3の突起3a、3a間を相対的に
通過するようにして定盤台車3は下鋳枠15の直下方位
置に搬入されるが、定盤台車3に砂等の異物が付着せず
載っているだけのときには、検出体18がその異物を相
対的に掻き落すようにして定盤台車3が搬入される。搬
入された定盤台車3は、下鋳枠15と共に上がり勾配状
に移動されて下鋳枠15に密着される。一方、溶湯等の
異物が定盤台車3上に付着していて掻き落すことができ
なかったり、定盤台車3が走行台車4の所定位置に載っ
ていないときには、定盤台車3が弾性機構17、17の
バネの反力に抗して検出体18を揺動変位させ、この検
出体18の揺動変位をセンサ19が検知して定盤台車3
が異常であることを表示する。このようにして、定盤台
車3の異常を発見した場合には、設備を停止する。な
お、駆動機構5としてシリンダを用いてもよい。
【0009】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、定盤台車を載せて定盤台車を定盤台車の移動方向と
ほぼ直行する方向へ移送する走行台車を走行可能に配設
し、この走行台車の走行軌道の直上方位置には、下部の
長さが前記定盤台車の突起間距離より若干短くかつ下端
面が水平平坦状を成すとともに前記定盤台車の上面とで
若干の隙間を形成するレベルに位置する検出体を弾性機
構を介して揺動可能に垂設し、さらに、検出体の移動を
検知するセンサを設けたから、定盤台車の上面上に異物
が付着していたり等して定盤台車に異常があるときに
は、定盤台車が検出体の下を通過することによって検出
体が揺動変位し、この検出体の揺動変位をセンサが検知
し、これにより、定盤台車の異常を容易かつ確実に検出
することができるなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のー実施例の主要部を示す正面図であ
る。
【図2】本考案を応用したー実施例を示す正面図であ
る。
【図3】図2のAーA矢視図である。
【符号の説明】
3 定盤台車 4 走行台車 17 弾性機構 18 検出体 19 センサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の前後両側に所要の間隔をおいて突
    起を形成しかつ鋳枠を載せて搬送する定盤台車について
    異常の有無を検出する定盤台車の異常有無検出装置であ
    って、前記定盤台車3を載せて定盤台車3を定盤台車3
    の移動方向とほぼ直行する方向へ移送する走行台車4
    と、この走行台車4の走行軌道の直上方位置に弾性機構
    17、17を介して揺動可能に垂設され少なくとも下部
    の長さが前記定盤台車3の突起3a、3a間距離より若
    干短くかつ下端面が水平平坦状を成すとともに前記定盤
    台車3の上面とで若干の隙間を形成するレベルに位置す
    る検出体18と、この検出体18の揺動変位を検知する
    センサ19と、を具備したことを特徴とする定盤台車の
    異常有無検出装置。
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JPH0634862U JPH0634862U (ja) 1994-05-10
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