JP2575476Y2 - 装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置 - Google Patents

装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置

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JP2575476Y2
JP2575476Y2 JP1993066546U JP6654693U JP2575476Y2 JP 2575476 Y2 JP2575476 Y2 JP 2575476Y2 JP 1993066546 U JP1993066546 U JP 1993066546U JP 6654693 U JP6654693 U JP 6654693U JP 2575476 Y2 JP2575476 Y2 JP 2575476Y2
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lid
coal
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fitting
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博一 瓜生
幹夫 渡辺
鉄雄 山根
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案はコークス炉頂に設けた装炭
車の蓋取装置における蓋脱着検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コークス炉の装炭口蓋取確認装置
は実開昭58−22948号、実開平1−119031
号公報に示されるように、リフティングマグネットに吸
着した蓋をタッチセンサで感知するものであった。
【0003】しかしリフティングマグネットとこれに吸
着される蓋とは必ずしも芯が一致しないばかりか、寧ろ
芯が相当にずれた状態で吸着されるのが普通である。
【0004】芯がずれた位置では吸着した蓋の位置とタ
ッチセンサとは全く接触しないか、又は接触してもタッ
チセンサを破損するかの何れか一方であって、リフティ
ングマグネットに蓋が吸着しているのか何うかを確認す
ることは事実上できないという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本案はリフティングマ
グネットと、これに吸着される蓋との芯が全くずれてい
る場合でも蓋とリフティングマグネットとの着脱を確認
し、確認信号によって自動的に次の工程に移行し得る装
置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案は炉頂走行機枠に上下案内ガイドを備えた支持枠
を設け、上部案内ガイドに後輪を、下部案内ガイドに前
輪を支持する前後進本体を上記支持枠に配置し、該本体
の前方にリフティングマグネットを昇降自在に設け、該
リフティングマグネットの昇降及び上記本体の前後進動
作装置を設けてなる装炭車の蓋取装置において、上記案
内ガイドに輪受圧金具を設け、該受圧金具に掛る輪荷重
の電子計量装置を設けてなる装炭車の蓋取装置における
蓋脱着検出装置輪受圧金具が後輪受圧金具である上記考
案記載の装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置輪受
圧金具が前輪受圧金具である上記第1考案記載の装炭車
の蓋取装置における蓋脱着検出装置によって構成され
る。
【0007】
【作用】本案では装炭車がコークス炉頂において停止
し、その状態において、前後進本体が支持枠の上下案内
ガイドに沿って後端位置から前端位置に向って前進す
る。上記本体の後端位置では前方のリフティングマグネ
ット(以下リフマグという)に蓋が吸着されていないた
め、受圧金具に掛る後輪の押上圧力は下降している。
【0008】上記前進終了後又は前進に伴ってリフマグ
は蓋上に下降し、蓋を磁力によって吸着することができ
る。この吸着ではリフマグと蓋とは芯がずれていても差
支えない。
【0009】その後上記リフマグを昇降装置によって装
入口上に上昇させた後、上記本体の前輪を下部案内ガイ
ドに、後輪を上部案内ガイドに支持して支持枠の後端部
に後進させ、前後輪が輪受圧金具を下方又は上方に押圧
する位置で停止させる(後輪が上方に押圧する状態を図
2に示す)。
【0010】この状態で前後輪が輪受圧金具を下方又は
上方に押す荷重には前方のリフマグに吸着した蓋の重量
を含み、電子計量装置はその蓋の重量増を計量し、計量
信号を発し、該信号によってプログラム制御装置を動作
し、次工程の防煙フードを下降し、かつ装入スリーブを
装入口に向って下降させる指令信号を発することができ
る。
【0011】
【実施例】コークス炉8の炉頂8’に敷設した軌条上を
走行及び停止する装炭車4の機枠9に上下案内ガイド
1、1’を備えた前後方向支持枠10をチエン11、1
1で懸垂支持し、前後進本体12を上記支持枠10に前
後輪13、14によって往復走行可能に支持する。
【0012】上記本体12の前方には昇降平行リンク1
5、15を介して支持環16を昇降自在に設けて、該支
持環16内にリフマグ6を回動自在に支持する。上記平
行リンク15、15、支持環16及びリフマグ6等の重
量によって上記本体12の前輪13は下部案内ガイド
1’の上面に下向に支持され、後輪14は上部案内ガイ
ド1の下面に上向に支持される。
【0013】上部案内ガイド1の前端部には前方に上向
に傾斜する案内面1”を形成し、本体12の前端に軸支
17した直立回動杆18に設けた横腕18’に上記傾斜
案内面1”に当接するローラ19を設け、該直立杆18
の中程と支持環16又は平行リンク15の前部とを連杆
20で接続し、かつ該直立杆18の上端と上記支持枠1
0の後端部とを主シリンダ21で接続してリフマグ6及
び支持環16の昇降装置22及び本体12の前後進装置
23を形成することができる。
【0014】そして上部案内ガイド1の後部には後輪1
4の受圧金具2を配置し、小腕24によって上記ガイド
1の上面にピン25によって枢支し、かつ該受圧金具2
の先端を該ガイド1の上面にストッパ2”によって支持
する。
【0015】このようにした後輪14の受圧金具2の上
面には上記ガイド1に設けた電子計量装置3(ロードセ
ル)のロードボタン3’を接し、該電子計量装置3には
信号線3”を接続する。
【0016】後輪14の受圧金具2に代り前輪13の受
圧金具2’を下部案内ガイド1’の中程に設け、同ガイ
ド1’に設けた電子計量装置3のロードボタン3’を前
輪13の受圧金具2’の下面に接することができる(図
4)。
【0017】上記受圧金具2又は2’を本体12の前進
端位置(図1)の前輪13又は後輪14に対応して設け
ることによってリフマグ6の上昇直後にリフマグ6の重
量を計量することができる。
【0018】尚図中26で示すものはリフマグ6の往復
回動用動作杆、27は該動作杆26、26の交互摺動用
回動腕、28は該回動腕27の支軸、29は支軸28の
上端に設けた横腕、30は該横腕29の往復駆動用シリ
ンダ、31は防煙フード、32は装入スリーブである。
【0019】
【考案の効果】本案は上述のように構成したのでコーク
ス炉の装炭車の蓋取装置において、前方のリフマグに装
入口の蓋が吸着されて上昇し、その状態で直ちに又は蓋
取装置が所定位置に後進又は後退した状態で、リフマグ
と蓋との芯ずれに関係なく、蓋の重量を輪受圧金具を介
して電子計量装置がこれを計量又は感知するため、装入
口が確実に開いたことが確認され、かつ電気信号を発し
得て、次のフード又は装入スリーブ等の下降に安全に移
行し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装
置を示す側面図である。
【図2】蓋取装置の後進又は後退状態の側面図である。
【図3】後輪用の電子計量装置の拡大側面図である。
【図4】前輪用の電子計量装置の拡大側面図である。
【符号の説明】
1、1’ 上下案内ガイド 2 輪受圧金具 3 電子計量装置

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉頂走行機枠に上下案内ガイドを備えた
    支持枠を設け、上部案内ガイドに後輪を、下部案内ガイ
    ドに前輪を支持する前後進本体を上記支持枠に配置し、
    該本体の前方にリフティングマグネットを昇降自在に設
    け、該リフティングマグネットの昇降及び上記本体の前
    後進動作装置を設けてなる装炭車の蓋取装置において、
    上記案内ガイドに輪受圧金具を設け、該受圧金具に掛る
    輪荷重の電子計量装置を設けてなる装炭車の蓋取装置に
    おける蓋脱着検出装置。
  2. 【請求項2】 輪受圧金具が後輪受圧金具である請求項
    (1) 記載の装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置。
  3. 【請求項3】 輪受圧金具が前輪受圧金具である請求項
    (1) 記載の装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置。
JP1993066546U 1993-12-14 1993-12-14 装炭車の蓋取装置における蓋脱着検出装置 Expired - Lifetime JP2575476Y2 (ja)

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JPH0738157U JPH0738157U (ja) 1995-07-14
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