JPH02146773A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH02146773A JPH02146773A JP63299967A JP29996788A JPH02146773A JP H02146773 A JPH02146773 A JP H02146773A JP 63299967 A JP63299967 A JP 63299967A JP 29996788 A JP29996788 A JP 29996788A JP H02146773 A JPH02146773 A JP H02146773A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は入力端子に加えられる静電気などの外部サージ
から、例えば絶縁ゲート型電界効果集積回路等の装置本
体を保護する入力保護回路装置を備えた半導体装置に関
する。
から、例えば絶縁ゲート型電界効果集積回路等の装置本
体を保護する入力保護回路装置を備えた半導体装置に関
する。
[従来の技術]
例えは、絶縁ゲート型電界効果集積回路装置(MOS
IC)等の半導体装置では、厚さ200へ〜300人
程度の非常に薄いシリコン酸化膜がゲート絶縁膜として
使用されているので、ゲート絶縁膜は摩擦により生ずる
静電気やノイズ電圧などにより容易に絶縁破壊され、入
力保護回路装置が必要不可欠となる。
IC)等の半導体装置では、厚さ200へ〜300人
程度の非常に薄いシリコン酸化膜がゲート絶縁膜として
使用されているので、ゲート絶縁膜は摩擦により生ずる
静電気やノイズ電圧などにより容易に絶縁破壊され、入
力保護回路装置が必要不可欠となる。
また、今後MO3ICは高集積化、高性能化が進み、ゲ
ート絶縁膜は、増々薄膜化される傾向にあり、そのため
問題はさらに重大になる。
ート絶縁膜は、増々薄膜化される傾向にあり、そのため
問題はさらに重大になる。
第3図には一般的に用いられている半導体入力保護回路
装置の等価回路が示されており、等価回路は、2つの抵
抗R1,R2と、ゲートが入力端子Pと抵抗R1の一方
端部に接続されているとともに、トレインが抵抗R1の
他方端部と抵抗R2の一方端部に接続され、かつソース
が接地に接続されたトランジスタQ1と、ゲートとソー
スが接地され、トレインが抵抗R2の他方端部と、内部
回路(装置本体)とされるトランジスタQ3の入力ゲー
トに接続されたトランジスタQ2とにより構成されてい
る。
装置の等価回路が示されており、等価回路は、2つの抵
抗R1,R2と、ゲートが入力端子Pと抵抗R1の一方
端部に接続されているとともに、トレインが抵抗R1の
他方端部と抵抗R2の一方端部に接続され、かつソース
が接地に接続されたトランジスタQ1と、ゲートとソー
スが接地され、トレインが抵抗R2の他方端部と、内部
回路(装置本体)とされるトランジスタQ3の入力ゲー
トに接続されたトランジスタQ2とにより構成されてい
る。
入力端子Pは通常ボンディング用のアルミパッドに接続
されており、トランジスタQ3は保護されるべきトラン
ジスタであって、そのゲート酸化i にはiさ200人
〜300人のシリコン酸化膜が使用される。
されており、トランジスタQ3は保護されるべきトラン
ジスタであって、そのゲート酸化i にはiさ200人
〜300人のシリコン酸化膜が使用される。
トランジスタQ2はパンチスルートランジスタで、ソー
ス・トレイン間に20V前後の異常電圧が印加されると
導通状態となり、入力電圧をクランプする機能を有する
。
ス・トレイン間に20V前後の異常電圧が印加されると
導通状態となり、入力電圧をクランプする機能を有する
。
なお、トランジスタQ2のゲート絶縁膜としては、トラ
ンジスタQ3と同様のものを用いるのが一般的である。
ンジスタQ3と同様のものを用いるのが一般的である。
トランジスタQ1はしきい値電圧20V程度のトランジ
スタで6000八程度の厚いシリコン酸化膜がゲート絶
縁膜として用いられており、通常いわゆるチャネルスト
ッパー領域と同時に形成される。
スタで6000八程度の厚いシリコン酸化膜がゲート絶
縁膜として用いられており、通常いわゆるチャネルスト
ッパー領域と同時に形成される。
抵抗R1,R2は時定数を設けて入力パルス波形をなま
らせるとともに、トランジスタQ1あるいは、トランジ
スタQ2が導通状態になったときに、電流を制限する機
能を有し、半導体基板と反対導電型の不純物拡散層、あ
るいはリンなどの不純物を含んだ多結晶シリコン層によ
り形成されることが多い。
らせるとともに、トランジスタQ1あるいは、トランジ
スタQ2が導通状態になったときに、電流を制限する機
能を有し、半導体基板と反対導電型の不純物拡散層、あ
るいはリンなどの不純物を含んだ多結晶シリコン層によ
り形成されることが多い。
そして、第4図には第3図の等価回路を半導体基板上に
具体化した平面図が示されている。
具体化した平面図が示されている。
第4図において、103A〜103C,104A〜10
4Cは能動領域での不純物拡散層、106は不純物とし
てリンを含む多結晶シリコン層、117A〜117Dは
コンタクト開口部、101はポンディングパッド、11
1はアルミ配線層、破線で囲まれた部分102はボンデ
ィング用のバットスルーホールを各々示している。
4Cは能動領域での不純物拡散層、106は不純物とし
てリンを含む多結晶シリコン層、117A〜117Dは
コンタクト開口部、101はポンディングパッド、11
1はアルミ配線層、破線で囲まれた部分102はボンデ
ィング用のバットスルーホールを各々示している。
ボンディング用パッド101はアルミパターンで形成さ
れ、パッドスルーホール102と対向する部分は、半導
体チップ表面全体を覆っているパッシベーション膜(図
示せず)が除去されて、ボンディングワイヤ(図示せず
)でパッケージのり−ト電極(図示せず)と接続可能と
されており、従って、これが第3図の入力端子Pに相当
する。
れ、パッドスルーホール102と対向する部分は、半導
体チップ表面全体を覆っているパッシベーション膜(図
示せず)が除去されて、ボンディングワイヤ(図示せず
)でパッケージのり−ト電極(図示せず)と接続可能と
されており、従って、これが第3図の入力端子Pに相当
する。
そして、ポンディングパッド101(入力端子P)はコ
ンタクト開口部117Aを介して不純物拡散Jij10
3A(第3図の抵抗R1に相当)と接続され、さらに不
純物拡散層103A(抵抗R1)からトランジスタQ1
のトレイン領域103Bに至るように設定されている。
ンタクト開口部117Aを介して不純物拡散Jij10
3A(第3図の抵抗R1に相当)と接続され、さらに不
純物拡散層103A(抵抗R1)からトランジスタQ1
のトレイン領域103Bに至るように設定されている。
また、トランジスタQ1のソースとなる不純物拡散N1
04Aはコンタクト開口部117Bを介して接地電位の
アルミ配線N111に接続され、さらに抵抗R2となる
不純物拡散層103Cの形成領域を経てトランジスタQ
2のドレイン領域に至るように設定されている。
04Aはコンタクト開口部117Bを介して接地電位の
アルミ配線N111に接続され、さらに抵抗R2となる
不純物拡散層103Cの形成領域を経てトランジスタQ
2のドレイン領域に至るように設定されている。
また、接地電位に保たれた多結晶シリコン層106によ
りトランジスタQ2のゲート電極が形成される一方、ト
ランジスタQ2のソースとされる不純物拡散層104B
はコンタクト開口部117Cを介して接地電位のアルミ
配線N111に接続されるように形成されている。
りトランジスタQ2のゲート電極が形成される一方、ト
ランジスタQ2のソースとされる不純物拡散層104B
はコンタクト開口部117Cを介して接地電位のアルミ
配線N111に接続されるように形成されている。
[発明が解決しようとする問題点コ
上述した従来の半導体入力保護回路装置は、入力保護機
能という点ではかなり高い水準に達しており、たとえは
2000Vで100PFのコンデンサを充電した後、1
.5にΩの直列抵抗を介して入力ピン−接地電位端子間
に印加、放電を5回繰り返しても、内部回路であるトラ
ンジスタQ3の入力ゲート絶縁膜に異常は見られないと
いう結果が得られている。
能という点ではかなり高い水準に達しており、たとえは
2000Vで100PFのコンデンサを充電した後、1
.5にΩの直列抵抗を介して入力ピン−接地電位端子間
に印加、放電を5回繰り返しても、内部回路であるトラ
ンジスタQ3の入力ゲート絶縁膜に異常は見られないと
いう結果が得られている。
しかしながら、この入力保護機能は、レイアウトに大き
く依存しているのが実情で、多くの場合レイアウト上の
制約となる。
く依存しているのが実情で、多くの場合レイアウト上の
制約となる。
例えば、第4図において、ポンディングパッド101に
異常電圧が印加されると、その部分には、保護機構が何
ら設けられていないため、その異常電圧がトランジスタ
Ql、02などの保護素子に伝達される以前にコンタク
ト開口部117A付近の不純物拡散1103Aの接合が
ブレイクダウンする。
異常電圧が印加されると、その部分には、保護機構が何
ら設けられていないため、その異常電圧がトランジスタ
Ql、02などの保護素子に伝達される以前にコンタク
ト開口部117A付近の不純物拡散1103Aの接合が
ブレイクダウンする。
そして、その場合、コンタクト開口部117A付近に他
の基準電位を有する不純物拡散N104Cの形成領域が
存在すると、異常電流が不純物拡散Jij103Aの接
合部のごく一部に集中し、その部分が瞬間的に高温とな
り、接合部の破壊や上部アルミ配線の溶融・短絡が生ず
る。
の基準電位を有する不純物拡散N104Cの形成領域が
存在すると、異常電流が不純物拡散Jij103Aの接
合部のごく一部に集中し、その部分が瞬間的に高温とな
り、接合部の破壊や上部アルミ配線の溶融・短絡が生ず
る。
また、不純物拡散J’1103Aの接合部から見て順方
向に加わるサージ電圧の場合には不純物拡散層104C
の接合が破壊される。この場合、コンタクト開口部11
7Dが1つしかない小さな拡散層である場合にはさらに
問題が顕著となる。
向に加わるサージ電圧の場合には不純物拡散層104C
の接合が破壊される。この場合、コンタクト開口部11
7Dが1つしかない小さな拡散層である場合にはさらに
問題が顕著となる。
このように従来の入力保護回路装置は他の入力パッドに
付属している入力保護回路装置や内部回路などに形成さ
れた不純物拡散層に対する位置関係に注意を要し、レイ
アウト上の制約事項となっている。
付属している入力保護回路装置や内部回路などに形成さ
れた不純物拡散層に対する位置関係に注意を要し、レイ
アウト上の制約事項となっている。
また、前述したように、ポンディングパッド101に異
常電圧が印加されると、第5図〜第7図から理解される
ように、トランジスタQ1が導通したときに、LOGO
S欠陥(フィールド酸化膜113の形成時において、酸
化進行時の応力によって半導体基板119の結晶格子発
生するズレ)が生ずる。
常電圧が印加されると、第5図〜第7図から理解される
ように、トランジスタQ1が導通したときに、LOGO
S欠陥(フィールド酸化膜113の形成時において、酸
化進行時の応力によって半導体基板119の結晶格子発
生するズレ)が生ずる。
その結果、ドレイン不純物拡散層103B内には、トラ
ンジスタQlのドレインとソース間に加わる高電解によ
り発生したホットエレクトロンの一部が注入される。
ンジスタQlのドレインとソース間に加わる高電解によ
り発生したホットエレクトロンの一部が注入される。
そのため、トレイン不純物拡散層103Bとフィールド
酸化膜113直下のチャネルストッパー層112とで形
成される空乏層幅は極めて小さくなり、トレイン不純物
拡散N103Bと半導体基板119間の耐圧が下がり、
ドレイン不純物拡散層103Bから半導体基板119ヘ
リークするという欠点がある。
酸化膜113直下のチャネルストッパー層112とで形
成される空乏層幅は極めて小さくなり、トレイン不純物
拡散N103Bと半導体基板119間の耐圧が下がり、
ドレイン不純物拡散層103Bから半導体基板119ヘ
リークするという欠点がある。
本発明の目的は、入力端子に印加された異常電圧等、外
部サージに影響されることがなく、また自由度の高いレ
イアウトが行えるとともに、ドレイン不純物拡散層と厚
いゲート酸化膜とが接する領域においてリーク電流の発
生が防止可能とされて保護機能が高度に維持される半導
体装置を提供することにある。
部サージに影響されることがなく、また自由度の高いレ
イアウトが行えるとともに、ドレイン不純物拡散層と厚
いゲート酸化膜とが接する領域においてリーク電流の発
生が防止可能とされて保護機能が高度に維持される半導
体装置を提供することにある。
[発明の従来技術に対する相違点コ
上述した従来の半導体装置に対し、本発明は入力端子に
接続された第1の不純物拡散層と接地電位に接続された
第2の不純物拡散層とが同一活性化領域内に平行姿勢で
相対向して分離されており、前記第1の不純物拡散層お
よび第2の不純物拡散層上には、内部回路と同様の薄い
絶縁膜が形成されている。
接続された第1の不純物拡散層と接地電位に接続された
第2の不純物拡散層とが同一活性化領域内に平行姿勢で
相対向して分離されており、前記第1の不純物拡散層お
よび第2の不純物拡散層上には、内部回路と同様の薄い
絶縁膜が形成されている。
そして、前記絶縁膜上でかつ前記第1の不純物拡散層と
第2の不純物拡散層間の分離領域」二には、接地電位に
接続された多結晶シリコン層から成るゲート電極が形成
されており、前記第1の不純物拡散層、第2の不純物拡
散層およびゲート電極はその順序で各々所定の間隔で離
間されるように前記第1の不純物拡散層と第2の不純物
拡散層との間隔が前記ゲート電極の幅よりも大きく設定
されているという相違点を有する。
第2の不純物拡散層間の分離領域」二には、接地電位に
接続された多結晶シリコン層から成るゲート電極が形成
されており、前記第1の不純物拡散層、第2の不純物拡
散層およびゲート電極はその順序で各々所定の間隔で離
間されるように前記第1の不純物拡散層と第2の不純物
拡散層との間隔が前記ゲート電極の幅よりも大きく設定
されているという相違点を有する。
[問題点を解決するための手段]
本発明の半導体装置は、
被保護対象となる装置本体と、
前記装置本体の入力端子に接続可能とされ、一導電型の
半導体からなる基板上の活性化領域に形成された第1の
不純物拡散層と、 接地電位に接続可能とされ、自身の長手方向一端縁と前
記第1の不純物拡散層の長手方向一端縁とか並行となる
姿勢で、かつ所望の間隔を介して対向する位置とされて
前記基板上の活性化領域に形成された第2の不純物拡散
層と、 所望の厚みに形成され、前記第1の不純物拡散層及び前
記第2の不純物拡散層とを被覆可能とされた絶縁膜と、 接地電位に接続可能とされ、前記第1の不純物拡散層と
前記第2の不純物拡散層とが対向する間隙位置で前記絶
縁膜上に形成された多結晶シリコン層からなるゲート電
極と、 を備え、 前記第1の不純物拡散層と前記第2の不純物拡散層の前
記間隙は、前記ゲート電極の幅よりも大きく設定され、
当該ゲート電極は、長手方向両端線が、当該第1の不純
物拡散層と当該第2の不純物拡散層の前記各一端縁から
離間させた位置に形成された、 ことを特徴とする。
半導体からなる基板上の活性化領域に形成された第1の
不純物拡散層と、 接地電位に接続可能とされ、自身の長手方向一端縁と前
記第1の不純物拡散層の長手方向一端縁とか並行となる
姿勢で、かつ所望の間隔を介して対向する位置とされて
前記基板上の活性化領域に形成された第2の不純物拡散
層と、 所望の厚みに形成され、前記第1の不純物拡散層及び前
記第2の不純物拡散層とを被覆可能とされた絶縁膜と、 接地電位に接続可能とされ、前記第1の不純物拡散層と
前記第2の不純物拡散層とが対向する間隙位置で前記絶
縁膜上に形成された多結晶シリコン層からなるゲート電
極と、 を備え、 前記第1の不純物拡散層と前記第2の不純物拡散層の前
記間隙は、前記ゲート電極の幅よりも大きく設定され、
当該ゲート電極は、長手方向両端線が、当該第1の不純
物拡散層と当該第2の不純物拡散層の前記各一端縁から
離間させた位置に形成された、 ことを特徴とする。
[実施例コ
次に本発明にかかる半導体装置の好適な実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図には前記装置1の平面図が示されており、第2図
では第1図における■−■線断面図が示されている。
では第1図における■−■線断面図が示されている。
第1図と第2図から理解されるように、P型シリコン(
一導電型の半導体)基板119上には、図示しない入力
端子に接続されるポンディングパッド101に多結晶シ
リコン層105を介して第1のN型不純物拡散層(第1
の不純物拡散Jul) 103が接続されており、また
、接地電位に接続されるアルミ配線N111には、多結
晶シリコン層106を介して第2のN型不純物拡散N(
第2の不純物拡散FF)104が接続されている。
一導電型の半導体)基板119上には、図示しない入力
端子に接続されるポンディングパッド101に多結晶シ
リコン層105を介して第1のN型不純物拡散層(第1
の不純物拡散Jul) 103が接続されており、また
、接地電位に接続されるアルミ配線N111には、多結
晶シリコン層106を介して第2のN型不純物拡散N(
第2の不純物拡散FF)104が接続されている。
それら第1のN型不純物拡散層103と第2の不純物拡
散層とは、互いに長手方向が平行に対向する姿勢で、か
つ所定の間隔を介して離間される位置に形成されており
、両波散層103と104との間隙、すなわち分離領域
の表面準位を安定させるために、その分離領域のゲート
酸化膜114上には、接地電位を有するアルミ配線N1
11に接続された多結晶シリコンN(ゲート電極)10
6Bが形成されている。
散層とは、互いに長手方向が平行に対向する姿勢で、か
つ所定の間隔を介して離間される位置に形成されており
、両波散層103と104との間隙、すなわち分離領域
の表面準位を安定させるために、その分離領域のゲート
酸化膜114上には、接地電位を有するアルミ配線N1
11に接続された多結晶シリコンN(ゲート電極)10
6Bが形成されている。
拡散層103,104はゲート電極106Bに対して自
己整合的に形成されるものではなく、選択的に形成され
ており、第1図中、条件Ll>L2を満足させることに
よってゲート電極116と両波散層103,104とが
オフセットにされている。
己整合的に形成されるものではなく、選択的に形成され
ており、第1図中、条件Ll>L2を満足させることに
よってゲート電極116と両波散層103,104とが
オフセットにされている。
両波散層103,104は、各々フィールド酸化膜11
3(絶縁膜)およびその直下のチャネルストッパー用の
P型不純物拡散N112に接することがないように、酸
化膜113等の他の部材に対して一定の距離9だけ離間
されている。
3(絶縁膜)およびその直下のチャネルストッパー用の
P型不純物拡散N112に接することがないように、酸
化膜113等の他の部材に対して一定の距離9だけ離間
されている。
また両波散層103,101は互いに4μm離間されて
いるとともに、それら両拡散j!103゜104の長手
方向における長さは120μmとされている。
いるとともに、それら両拡散j!103゜104の長手
方向における長さは120μmとされている。
そして、両拡散N103,104には常に−様な電界が
加わるように、コンタクト開口部107゜108.10
9,110やポンディングパッド101およびアルミ配
線N111は両波散層103゜104に対して平行とな
る姿勢・位置に設けられている。
加わるように、コンタクト開口部107゜108.10
9,110やポンディングパッド101およびアルミ配
線N111は両波散層103゜104に対して平行とな
る姿勢・位置に設けられている。
なお、本実施例では、ポンディングパッド101が被保
護対象となる装置本体(図示せず)の入力端子(図示せ
ず)に接続され、アルミ配線層111は接地電位に接続
されている。
護対象となる装置本体(図示せず)の入力端子(図示せ
ず)に接続され、アルミ配線層111は接地電位に接続
されている。
従って、第1のN型不純物拡散層103と第2のN型不
純物拡散層104は各々半導体装置1のドレインとソー
スに対応している。
純物拡散層104は各々半導体装置1のドレインとソー
スに対応している。
また、入力端子に接続されたアルミ配線層111と多結
晶N105、入力端子に接続された多結晶シリコンN1
05と第1のN型不純物拡散N103、及び接地電位に
接続された多結晶シリコンN106Aと第2のN型不純
物拡散層104は、各々、コンタクト107,108お
よび109により接続されている。
晶N105、入力端子に接続された多結晶シリコンN1
05と第1のN型不純物拡散N103、及び接地電位に
接続された多結晶シリコンN106Aと第2のN型不純
物拡散層104は、各々、コンタクト107,108お
よび109により接続されている。
さらに、接地電位に接続されたアルミ配線層111と、
多結晶シリコン層106Aまたは多結晶シリコン層10
6とは各々コンタクトll0A。
多結晶シリコン層106Aまたは多結晶シリコン層10
6とは各々コンタクトll0A。
110Bにより接続されている。
以上のように構成された半導体装置1においてはポンデ
ィングパッド101に正の異常電圧が印加されると、ポ
ンディングパッド101に接続された第1のN型不純物
拡散層103と、接地電位に保たれた第2のN型不純物
拡散層104とは、」二連のように極めて狭い間隙で隣
接しているため、両拡散Ji103,104間はバンチ
スルーにより短絡される。
ィングパッド101に正の異常電圧が印加されると、ポ
ンディングパッド101に接続された第1のN型不純物
拡散層103と、接地電位に保たれた第2のN型不純物
拡散層104とは、」二連のように極めて狭い間隙で隣
接しているため、両拡散Ji103,104間はバンチ
スルーにより短絡される。
この時第1のN型不純物拡散層103とゲート電極10
6Bとの間に発生する高電界はオフセット構造のために
緩和され、接地電位を保つソース側の第2のN型不純物
拡散層104から発生したエレクトロンはゲート酸化膜
114直下のP型シリコン基板119表面から順次第1
のN型不純物拡散層103、ポンディングパッド101
へと流れ込み、第1のN型不純物拡散N103と第2の
N型不純物拡散N104との間にはLOGO5欠陥が生
じない。
6Bとの間に発生する高電界はオフセット構造のために
緩和され、接地電位を保つソース側の第2のN型不純物
拡散層104から発生したエレクトロンはゲート酸化膜
114直下のP型シリコン基板119表面から順次第1
のN型不純物拡散層103、ポンディングパッド101
へと流れ込み、第1のN型不純物拡散N103と第2の
N型不純物拡散N104との間にはLOGO5欠陥が生
じない。
また、両拡散!103,104はフィールド酸化膜11
3直下のチャネルストッパー層112と接触しない構造
とされているので高電界によって発生したホットエレク
トロンの酸化膜注入がないためドレイン側である第1の
N型不純物拡散N103の空乏層幅に変化が無く、従っ
て第1のN型不純物拡散層103とP型シリコン基板1
19との耐圧が劣化しない。
3直下のチャネルストッパー層112と接触しない構造
とされているので高電界によって発生したホットエレク
トロンの酸化膜注入がないためドレイン側である第1の
N型不純物拡散N103の空乏層幅に変化が無く、従っ
て第1のN型不純物拡散層103とP型シリコン基板1
19との耐圧が劣化しない。
また、上記のようにホットエレクトロンがトラップされ
ないので、第1のN型不純物拡散N1゜3とゲート電極
106Bとの間の電界強度が緩和されるため、ゲート酸
化膜114の絶縁破壊が防止されるとともに、第1のN
型不純物拡散層1゜3、第2の不純物拡散層104の耐
圧劣化を招来することがなく、かつ微小リーク電流の発
生が防止される。
ないので、第1のN型不純物拡散N1゜3とゲート電極
106Bとの間の電界強度が緩和されるため、ゲート酸
化膜114の絶縁破壊が防止されるとともに、第1のN
型不純物拡散層1゜3、第2の不純物拡散層104の耐
圧劣化を招来することがなく、かつ微小リーク電流の発
生が防止される。
[発明の効果]
以上説明したように本発明にかかる半導体装置は、入力
端子に接続された第1の不純物拡散層と接地電位に接続
された第2の不純物拡散層とが同一活性化領域内で等間
隔に平行かつ所望の間隔を介して相対向しており、前記
第1の不純物拡散層および第2の不純物拡散層上に内部
回路と同様の薄い絶縁膜が形成されている。
端子に接続された第1の不純物拡散層と接地電位に接続
された第2の不純物拡散層とが同一活性化領域内で等間
隔に平行かつ所望の間隔を介して相対向しており、前記
第1の不純物拡散層および第2の不純物拡散層上に内部
回路と同様の薄い絶縁膜が形成されている。
そして、前記絶縁膜上てかつ前記第1の不純物拡散層と
第2の不純物拡散層との間には、接地電位に接続された
多結晶シリコン層から成るゲート電極が形成されている
とともに、前記第1の不純物拡散層および第2の不純物
拡散層がゲート電極に対してオフセットに形成され、さ
らに、前記第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層と
の間隔が前記ゲート電極の幅よりも大きく設定されてい
る。
第2の不純物拡散層との間には、接地電位に接続された
多結晶シリコン層から成るゲート電極が形成されている
とともに、前記第1の不純物拡散層および第2の不純物
拡散層がゲート電極に対してオフセットに形成され、さ
らに、前記第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層と
の間隔が前記ゲート電極の幅よりも大きく設定されてい
る。
従って第1の不純物拡散層と第2の不純物拡散層との間
に欠陥(LOGO3欠陥等)の発生が回避される。
に欠陥(LOGO3欠陥等)の発生が回避される。
その結果、外部サージに対する保護機能の信頼性が優れ
るとともに、自身の耐久性にも優れ、かつレイアウトの
自由度が高いこの種の半導体装置を提供することができ
る。
るとともに、自身の耐久性にも優れ、かつレイアウトの
自由度が高いこの種の半導体装置を提供することができ
る。
第1図は本発明に係る半導体装置の好適な実施例を示す
平面図、第2図は第1図における■−■線断面図、第3
図は従来の半導体装置の等価回路図、第4図は第3図の
前記従来例の半導体装置を示す平面図、第5図は第4図
における■−v線断面図、第6図と第7図は第4図にお
けるa部拡大図を示し第6図は入力端子に異常電圧が印
加されるときの状態を示す説明図、第7図は前記異常電
圧が印加された後入力端子へバイアスされた後の状態を
示す説明図である。 P・・・・・・・・・・入力端子、 R1,R2・・・・・・入力保障抵抗、Ql ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・Q2. Q3・ ・ ・ ・
・ 101 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 102 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・寄生MOS)ランジスタ、 ・MOS)ランジスタ、 ・ポンディングパッド、 ・パッドスルーホール、 113 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 114 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 115 ◆ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 116 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・フィールド酸化膜、 ・・ゲート酸化膜、 ・・層間絶縁膜、 ・・空乏層、 103、 103A。 103B、103C・・・・・入力保護抵抗、117A
、 117B。 117C,117D・・・・・コンタクト、104、
104A。 104B、104C・・・・・N型不純物拡散層、11
8・・・・・・・・・・活性化領域、119・・・・・
・・・・・P型シリコン基板。 105.106A・・・・・・多結晶シリコン層、10
6B・・・・・・・・・・ゲート電極、107、 10
8. 109゜
平面図、第2図は第1図における■−■線断面図、第3
図は従来の半導体装置の等価回路図、第4図は第3図の
前記従来例の半導体装置を示す平面図、第5図は第4図
における■−v線断面図、第6図と第7図は第4図にお
けるa部拡大図を示し第6図は入力端子に異常電圧が印
加されるときの状態を示す説明図、第7図は前記異常電
圧が印加された後入力端子へバイアスされた後の状態を
示す説明図である。 P・・・・・・・・・・入力端子、 R1,R2・・・・・・入力保障抵抗、Ql ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・Q2. Q3・ ・ ・ ・
・ 101 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 102 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・寄生MOS)ランジスタ、 ・MOS)ランジスタ、 ・ポンディングパッド、 ・パッドスルーホール、 113 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 114 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 115 ◆ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 116 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・フィールド酸化膜、 ・・ゲート酸化膜、 ・・層間絶縁膜、 ・・空乏層、 103、 103A。 103B、103C・・・・・入力保護抵抗、117A
、 117B。 117C,117D・・・・・コンタクト、104、
104A。 104B、104C・・・・・N型不純物拡散層、11
8・・・・・・・・・・活性化領域、119・・・・・
・・・・・P型シリコン基板。 105.106A・・・・・・多結晶シリコン層、10
6B・・・・・・・・・・ゲート電極、107、 10
8. 109゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 被保護対象となる装置本体と、 前記装置本体の入力端子に接続可能とされ、一導電型の
半導体からなる基板上の活性化領域に形成された第1の
不純物拡散層と、 接地電位に接続可能とされ、自身の長手方向一端縁と前
記第1の不純物拡散層の長手方向一端縁とが並行となる
姿勢で、かつ所望の間隔を介して対向する位置とされて
前記基板上の活性化領域に形成された第2の不純物拡散
層と、 所望の厚みに形成され、前記第1の不純物拡散層及び前
記第2の不純物拡散層とを被覆可能とされた絶縁膜と、 接地電位に接続可能とされ、前記第1の不純物拡散層と
前記第2の不純物拡散層とが対向する間隙位置で前記絶
縁膜上に形成された多結晶シリコン層からなるゲート電
極と、 を備え、 前記第1の不純物拡散層と前記第2の不純物拡散層の前
記間隙は、前記ゲート電極の幅よりも大きく設定され、
当該ゲート電極は、長手方向両端縁が、当該第1の不純
物拡散層と当該第2の不純物拡散層の前記各一端縁から
離間させた位置に形成された、 ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63299967A JPH0821630B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63299967A JPH0821630B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146773A true JPH02146773A (ja) | 1990-06-05 |
JPH0821630B2 JPH0821630B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17879138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63299967A Expired - Lifetime JPH0821630B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821630B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5385551A (en) * | 1993-09-22 | 1995-01-31 | Shaw; Thomas J. | Nonreusable medical device with front retraction |
US5389076A (en) * | 1994-04-05 | 1995-02-14 | Shaw; Thomas J. | Single use medical device with retraction mechanism |
US5578011A (en) * | 1995-05-11 | 1996-11-26 | Shaw; Thomas J. | Tamperproof retractable syringe |
US5632733A (en) * | 1995-05-11 | 1997-05-27 | Shaw; Thomas J. | Tamperproof retractable syringe |
US6455895B1 (en) | 1998-04-23 | 2002-09-24 | Nec Corporation | Overvoltage protector having same gate thickness as the protected integrated circuit |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP63299967A patent/JPH0821630B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5385551A (en) * | 1993-09-22 | 1995-01-31 | Shaw; Thomas J. | Nonreusable medical device with front retraction |
US5389076A (en) * | 1994-04-05 | 1995-02-14 | Shaw; Thomas J. | Single use medical device with retraction mechanism |
US5578011A (en) * | 1995-05-11 | 1996-11-26 | Shaw; Thomas J. | Tamperproof retractable syringe |
US5632733A (en) * | 1995-05-11 | 1997-05-27 | Shaw; Thomas J. | Tamperproof retractable syringe |
US6455895B1 (en) | 1998-04-23 | 2002-09-24 | Nec Corporation | Overvoltage protector having same gate thickness as the protected integrated circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0821630B2 (ja) | 1996-03-04 |
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