JPH0214496Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0214496Y2
JPH0214496Y2 JP1984028790U JP2879084U JPH0214496Y2 JP H0214496 Y2 JPH0214496 Y2 JP H0214496Y2 JP 1984028790 U JP1984028790 U JP 1984028790U JP 2879084 U JP2879084 U JP 2879084U JP H0214496 Y2 JPH0214496 Y2 JP H0214496Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
outer case
case
side connector
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984028790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60139536U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984028790U priority Critical patent/JPS60139536U/ja
Priority to KR1019850001269A priority patent/KR900002401B1/ko
Publication of JPS60139536U publication Critical patent/JPS60139536U/ja
Priority to US06/917,803 priority patent/US4713522A/en
Application granted granted Critical
Publication of JPH0214496Y2 publication Critical patent/JPH0214496Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、自動車の室内に設置するための車搭
載用加熱装置に関する。
<従来技術> 従来からの家庭用加熱器、例えば湯沸器を、自
動車の室内に搭載し、その電源をバツテリーから
得るように使用することは、車の振動や衝突を考
慮すると安全性の面で好ましくない。
<目的> そこで、本考案は加熱器を車体に安全に固定で
き、しかも加熱器のみを必要に応じて車体から取
外して使用できる車搭載用加熱装置の提供を目的
としている。
<実施例> 以下、加熱器Bとして電気湯沸器を用いた本考
案の実施例を第1図ないし第5図に基いて説明す
る。
第1図は車体に固定される外ケースAと、該外
ケースAに挿脱自在に装着された加熱器Bとを示
す斜視図、第2図は前記外ケースAから加熱器B
を取出した状態の外ケースAと加熱器Bの斜視
図、第3図は外ケースAに加熱器Bを装着した状
態の縦断面図、第4図はケース側接続具34およ
び加熱器側接続具26部分の斜視図、第5図は電
気回路図であり、図において、1は加熱器Bの円
筒形本体で、伸縮形ハンドル2が装着されてい
る。3は該本体1に内嵌固定された金属板製内容
器3であり、該内容器3と本体1との間に形成さ
れた空室4の上部は上リング5で閉じられ、該内
容器3の側壁の外面には電熱ヒーター6が固定さ
れている。そして内容器3の底部は脚7を介して
底カバー8に固定され、また前記本体1の下端は
底カバー8の上端に嵌着固定されている。9は上
リング5に固定された外蓋で、これは円筒部9a
と突出部9bからなり、これらの下面は蓋カバー
10で閉じられる。前記外蓋9の中央にプツシユ
ボタン11が嵌着され、このボタン11をロツク
状態と解除状態に切換えるロツクレバー12が外
蓋に設けられている。前記ボタン11の中央突起
11aの下側にはベローズ枠13が配置され、そ
の下面には空気圧送用ベローズ14の上端が固着
されている。15はボタン11の復帰用スプリン
グである。16は前記内容器3の上面を旋回動作
で着脱自在に密封するパツキン17付中蓋、18
はこの中蓋16と前記蓋カバー10との間に介装
された中栓で、その中央部に空気圧送路19がま
たその横側に湯注出路20が形成され、該湯注出
路20の入口には注出管21が接続される。そし
て、前記両路19,20には夫々安全弁22,2
3が挿入されている。24は内容器3の底部下面
に固定された温度制御用サーモスタツト、25は
同じく温度フユーズであり、また26は加熱器側
接続具で、そのプラグは前記底カバー8と本体1
との間に絶縁材27を介して固定される。
次に前記外ケースAを説明すると、これは加熱
器Bのほぼ全側面を囲む四角筒形のケース本体2
8と、このケース本体28の下部にフランジ29
aが固定された金属板製四角皿形固定板29とか
らなつている。前記ケース本体28は合成樹脂製
で上面の円形上開口30と正面の凹部31とこれ
らを連絡する連絡孔32とが形成されている。ま
た前記固定板29はネジ33で車体Cに固定され
ている。
そして前記加熱器側接続具26と嵌脱自在に嵌
合するようにケース側接続具34が固定板29側
に設けられる。第4図の如く該ケース側接続具3
4の絶縁性基体35の両側には凹溝36が形成さ
れ、該凹溝36に摺動自在に嵌合された支持具3
7は固定板29に固定され、また基体35の下面
には操作板38が突設され、固定板29の延長片
29bと基体35の間には圧縮スプリング39が
介装されている。
従つて外ケースAの下部切欠40から手を入れ
て操作板38をスプリング39に抗して引出す
と、加熱器側接続具26からケース側接続具34
が離脱して、加熱器Bの全体を上方へ取出し得、
かつまた加熱器側接続具26の引出し状態では、
加熱器Bの全体を固定板29上に載置してから操
作板38を押込むと、加熱器側接続具26にケー
ス側接続具34を嵌合し得、この構造により加熱
器Bの取付に対するロツク手段が構成されてい
る。
また固定板29のフランジ29aに電気回路の
制御用電気部品であるリレー41のケースが固定
され、これはヒーター6から遠くに配されてヒー
ター6の熱により悪影響を受けることが防止され
ている。
また第5図の様にバツテリーを電源とする電気
回路Dにおいて、ヒーター6とリレー41の接点
41aを含む回路は、電流が10〜20アンペアと大
きいので、エンジンキースイツチE、リレー41
のコイル41b、サーモスタツト24および温度
フユーズ25を含む回路から分けられ、両回路は
互に並列に接続されている。
したがつて、加熱器Bを外ケースAに挿入し、
上開口30に外蓋9を嵌合し、かつケース側接続
具34と加熱器側接続具26を嵌合接続した状態
において、エンジンキーをACC(アクセサリー)
の位置にして電気回路Dを電源であるバツテリー
に接続すると、スイツチEがON状態になり、サ
ーモスタツト24がON状態であれば、リレー4
1のコイル41bに制御電流が流れ、リレー41
の接点41aがON状態になりヒーター6が通電
される。そして湯が指定の温度に沸けば、サーモ
スタツト24はOFF状態になり、リレー41も
OFF状態になり、ヒーター6に通電されなくな
り、湯沸しが一旦中断される。また湯の温度が指
定の温度より下がると、サーモスタツト24が
ON状態になり、結果としてヒーター6に通電さ
れ、湯が沸き始める。
湯が沸いた後、この湯を注出する際は、外ケー
スAの凹部31の底壁31aにコツプを置いてか
らプツシユボタン11を押してベローズ枠13を
押下げ、ベローズ14内の空気を圧送路19から
内容器3内へ圧送し、その圧力で内容器3内の湯
を注出管21、注出路20を通してその注出口2
0aからコツプ内へ注出する。
また、加熱器Bを外ケースAから取外した状態
で使用する場合は、まず、操作板38を引出して
ケース側接続具34を加熱器側接続具26から離
脱し、その後、ハンドル2を持つて加熱器Bを持
ち上げて外ケースAから脱出させる。
逆に加熱器Bを外ケースAに取付ける場合は、
中蓋16より上方の外蓋9部分を旋回してこの部
分を加熱器B本体1から外して内容器3内へ水を
入れ、外蓋9部分を元のように加熱器Bの本体1
に取付け、その後に、操作板38を引出した状態
で加熱器Bを外ケースAの上開口30から外ケー
ス内へ挿入し、その後、操作板38を押してケー
ス側接続具34を加熱器側接続具26に嵌合接続
する。
すなわち、上記実施例の車搭載用加熱装置にお
いては、次の特徴がある。
(a) 外ケースAは角筒形で加熱器Bのほぼ全側面
を囲んで保護カバーの役目を果しているので、
外ケースAの外方から衝撃が加わつても、加熱
器Bを破損したり変形させることがなく、また
加熱器Bに対する保温効果も発揮する。なお加
熱器Bが湯沸し器の場合にその外面が例え50〜
60℃の高温になつても、車内で人が触れるの
は、外ケースAの外面であり、火傷をする恐れ
はない。
(b) 加熱器Bは外ケースAに挿脱自在に装着され
ているので、車体取付状態はもちろん外ケース
Aから取出した状態でも使用可能である。この
ため、車が目的地に着くまでに加熱器Bで湯を
沸し、目的地のキヤンプテント内で加熱器Bを
使用することができる。
(c) 外ケースAは合成樹脂製で断熱効果を有する
ために車内の温度が変化しても、加熱器Bの内
容器3の底面に固定されているサーモスタツト
24の周囲の温度が安定していて湯温の制御が
行ない易い。
(d) 加熱器Bの形状が例えば家庭用タイプのもの
であつて、自動車車内にマツチングしなくて
も、加熱器Bと一体感をもたせた外ケースAを
設けることにより、自動車用の加熱器Bとして
利用できる。
(e) 加熱器Bを外ケースAに装着しない時は、外
ケースAを手袋、通行券等の整理箱として使用
できる。
なお、上記実施例においては、外ケースAは角
筒形で、円筒形の加熱器Bのほぼ全側面を囲む形
状とされているが、本考案においては、外ケース
Aは必ずしもこの形状に限定されるものではな
く、例えば外ケースAは加熱器Bの下部を囲むだ
けの形状とすると共に加熱器Bの本体1の断熱効
果を増大させるよう構成してもよい。またケース
側接続具34、加熱器側接続具26も上記実施例
のものに限らず、磁石吸引形式のものやケース側
接続具34を直接的に手で持つて操作する形式の
もの等を用いてもよい。
<効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案は、車体
に固定される外ケースと、該外ケースに挿脱自在
に装着された加熱器とを具え、該加熱器は、加熱
器本体に内嵌された被加熱流体収納用の内容器
と、該内容器の内部の流体を加熱する電熱ヒータ
ーとが有せしめられ、該電熱ヒーターに車搭載電
源の電気を供給するために前記外ケースと加熱器
にまたがつて電気回路が設けられ、該電気回路に
は、外ケースに設けられたケース側接続具と、該
ケース側接続具と嵌脱自在に嵌合するよう加熱器
に設けられた加熱器側接続具とが有せしめられて
なるものである。
したがつて、本考案によると、次の効果が期待
できる。
(i) 加熱器は外ケースに挿脱自在に装着されてい
るので、車体取付状態はもちろん外ケースから
取出した状態でも使用可能である。このため、
車が目的地に着くまでに加熱器で湯を沸し、目
的地のキヤンプテント内で加熱器を使用するこ
とができる。
(ii) 加熱器の形状が例えば家庭用タイプのもので
あつて、自動車車内にマツチングしなくても、
加熱器と一体感をもたせた外ケースを設けるこ
とにより、自動車用の加熱器として利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体に固定される外ケースと、該外ケ
ースに挿脱自在に装着された加熱器とを示す斜視
図、第2図は前記外ケースから加熱器を取出した
状態の外ケースと加熱器の斜視図、第3図は外ケ
ースに加熱器を装着した状態の縦断面図、第4図
はケース側接続具および加熱器側接続具部分の斜
視図、第5図は電気回路図である。 A:外ケース、B:加熱器、D:電気回路、
6:ヒーター、26:加熱器側接続具、34:ケ
ース側接続具、28:ケース本体、29:固定
板、30:上開口、31:正面凹部、41:制御
用電気部品の一例であるリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固定される外ケースと、該外ケースに挿
    脱自在に装着された加熱器とを具え、該加熱器
    は、加熱器本体に内嵌された被加熱流体収納用の
    内容器と、該内容器の内部の流体を加熱する電熱
    ヒーターとが有せしめられ、該電熱ヒーターに車
    搭載電源の電気を供給するために前記外ケースと
    加熱器にまたがつて電気回路が設けられ、該電気
    回路には、外ケースに設けられたケース側接続具
    と、該ケース側接続具と嵌脱自在に嵌合するよう
    加熱器に設けられた加熱器側接続具とが有せしめ
    られてなることを特徴とする車搭載用加熱装置。
JP1984028790U 1984-02-28 1984-02-28 車搭載用加熱装置 Granted JPS60139536U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984028790U JPS60139536U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 車搭載用加熱装置
KR1019850001269A KR900002401B1 (ko) 1984-02-28 1985-02-28 차량탑재용 가열장치
US06/917,803 US4713522A (en) 1984-02-28 1986-10-10 Electric heating appliance detachably mounted in a motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984028790U JPS60139536U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 車搭載用加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60139536U JPS60139536U (ja) 1985-09-14
JPH0214496Y2 true JPH0214496Y2 (ja) 1990-04-19

Family

ID=30526999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984028790U Granted JPS60139536U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 車搭載用加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60139536U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514471A (ja) * 1974-06-28 1976-01-14 Cbs Sony Corp Ryutaiatsushirindasochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514471A (ja) * 1974-06-28 1976-01-14 Cbs Sony Corp Ryutaiatsushirindasochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60139536U (ja) 1985-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900002401B1 (ko) 차량탑재용 가열장치
US20060191299A1 (en) Garment steamer
US4886955A (en) Heating apparatus for maintaining a solution at a predetermined temperature
JPH0214496Y2 (ja)
JPH0214495Y2 (ja)
JPH0214497Y2 (ja)
JPH0621549U (ja) 携帯用保温容器
CN211066182U (zh) 一种用盖子控制开关通断的电水壶
JPH0423523B2 (ja)
CN210204439U (zh) 电热杯
JPH0646438Y2 (ja) 飲料製造装置
JP3132410B2 (ja) ポンプ注液式液体容器
JPS5846742Y2 (ja) 電気調理器
JPH0719900Y2 (ja) 自動車用電気湯沸装置
JPS606518Y2 (ja) 床下収納庫
JP3107066B2 (ja) 真空二重容器を持った電気貯湯容器
JPS6347771Y2 (ja)
JPS5835136Y2 (ja) 底蓋の結合装置
JPS6340704Y2 (ja)
JPS6067237A (ja) 自動車用給湯装置
JPH0216557Y2 (ja)
JPS6229883Y2 (ja)
JPS6340201Y2 (ja)
JPS6335725Y2 (ja)
KR200261927Y1 (ko) 자동차용커피포트