JPH021440Y2 - - Google Patents

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JPH021440Y2
JPH021440Y2 JP930386U JP930386U JPH021440Y2 JP H021440 Y2 JPH021440 Y2 JP H021440Y2 JP 930386 U JP930386 U JP 930386U JP 930386 U JP930386 U JP 930386U JP H021440 Y2 JPH021440 Y2 JP H021440Y2
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JP
Japan
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guide rail
shutter curtain
shutter
outdoor
magsa
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JP930386U
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シヤツターカーテンを閉鎖する垂直
方向と日除けとなる傾斜方向とに引き分けて使用
できるようにした窓シヤツターの分岐部構造に関
するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来からシヤツターカーテンを屋外側に突き出
して日除け(または庇)として使用するようにし
た例えば実公昭36−5125号公報に示す如く知られ
ている。しかるにこのものは、傾斜ガイドレール
と垂直ガイドレールとを単に対向して設けたにす
ぎないので、その分岐部においてシヤツターカー
テンが何れのガイドレールからも外れてしまうと
いう欠点がある。そこで実公昭47−11406号公報
に示す如く傾斜ガイドレールを設けたものがある
が、このものは垂直ガイドレールの途中から傾斜
ガイドレールを突設する構造であるため、両ガイ
ドレールへ引き分けするための分岐部の上方が依
然として垂直ガイドレールによる幅狭なガイド状
態と成り、この結果、シヤツターカーテンを傾斜
ガイドレール側に引き降す場合、シヤツターカー
テンは、分岐部上方の幅狭な垂直ガイドレールに
よつてひどく干渉を受ける状態で引き降ろされる
ことになり、このためシヤツターカーテンの摺動
抵抗が大きくなつて重くなる。とくにこの干渉に
よる摺動抵抗の影響は、巻取り装置のシヤツター
カーテンの繰出しに伴う巻き径変化で、シヤツタ
ーカーテンがマグサ部を鋭角状に通つた状態で傾
斜ガイドレール側に引き降ろされる場合に著し
く、このため円滑な開閉作動が大きく損なわれる
うえに、シヤツターカーテンの傾斜ガイドレール
側への繰出し量に制限を受けて必要な繰出しを確
保できないこともあり、そして開閉作動が円滑で
ない場合にこれを無理に開閉させようとして破損
させてしまう等の欠点があつて問題となる。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる窓シヤツターの分岐部構
造を提供することを目的として創案されたもので
あつて、マグサ部上方に設けた巻取り装置に巻取
られるシヤツターカーテンを、上下方向を向いた
垂直ガイドレールと屋外方向を向いた傾斜ガイド
レールとに引き分けできるように構成して成る窓
シヤツターにおいて、前記巻取り装置から繰出さ
れるシヤツターカーテンを各ガイドレールに引き
分けるための分岐部を形成するに、該分岐部のマ
グサ部位から傾斜ガイドレールに至るまでの屋外
側ガイド面を垂直ガイドレールの屋外側案内溝辺
よりも屋外側に偏位させて、引き降ろされるシヤ
ツターカーテンのガイドレール選択領域をマグサ
部に至るまで屋外側に幅広としてシヤツターカー
テンの選択融通をする融通空間部を形成したこと
を特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、引き分け
するための分岐部上方をマグサ部に至るまで屋外
側に幅広にして、シヤツターカーテンの傾斜ガイ
ドレール側への引き降ろしを軽快にしかも円滑か
つ確実に行うことができる様にしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、1はシヤツターケースであつ
て、該シヤツターケース1の中にシヤツターカー
テンを巻取る巻取装置が収納されている。2はシ
ヤツターカーテンを上下垂直方向に案内して窓を
開閉する垂直ガイドレール、3は該垂直ガイドレ
ール2に対して所定角度を存して屋外側に突出す
るよう傾斜した傾斜ガイドレールであり、これら
両ガイドレール2,3によつて後述するようにシ
ヤツターカーテンの垂直方向と傾斜方向とに分岐
する昇降経路が形成されている。4は平面視にお
いてその上端縁がクランク状に形成された二又ブ
ラケツトであつて、該二又ブラケツト4の上縁部
はシヤツターケース1のマグサ(シヤツターケー
ス1の下面に設けられたシヤツターカーテンの通
過溝部)真下に取付けられるものであつて、後述
するように二又ブラケツト4には前記両ガイドレ
ール2,3の上端部が突合せ組付けされている。
5は垂直ガイドレール2の下端よりも少し上の
位置に取付けられたブラケツト13を介して略水
平状に突設された例えばC型鋼からなる側枠であ
り、その先端は左右傾斜ガイドレール3の下端部
を支持している。この側枠5の先端部、基部には
それぞれ笠木8,9が装着されており、該笠木
8,9間には下方に円弧状に湾曲した手摺子6a
が複数本平行に架設されて水平手摺6を構成して
いる。笠木8は側枠5の先端に固着されるようT
ボルト(図示せず)の頭が挿入されるT溝8a
と、下方斜めに前記手摺子6aが挿入されて螺子
12で固着されるように手摺子取付溝8bが形成
されている。
一方、開口部下縁に設けられた水切板10と笠
木9との間にも複数本の手摺子7aが架設されて
手摺7が形成されている。この笠木9の断面は、
角が除かれた略方形をなしており、下方先端には
手摺子6aの後端に嵌装される引掛具12の鈎部
12aが係止される手摺子引掛部9aが、下方中
間部には手摺子7aの上端が挿入取付けられる取
付け溝9bが、下方基部には側枠5へのTボルト
取付け用のT溝9cが形成されている。手摺子7
aの下部は水切板10(第6図)の先端に設けら
れた引掛具10aに前記引掛具12を介して取付
けられる。水切板10は上下のフランジ10b,
10cを建物側に突き当て、それぞれ螺子等で固
着される。
前記ガイドレール2,3には、シヤツターカー
テンの案内溝2a,3aがそれぞれ設けられてお
り、該案内溝2a,3aの開口部先端縁には消音
材を挿入する挿入溝2a,3bが形成されてい
る。さらに、垂直ガイドレール2の上端部につい
ては外側案内溝辺を切欠き、傾斜ガイドレール3
の上端部については内側案内溝辺を切欠いてそれ
ぞれ切欠部2c,3cを形成し、残る垂直ガイド
レールの2の内側案内溝辺2eの上端ガイド面2
dと傾斜ガイドレール3の外側案内溝辺3eの上
端ガイド面3dはそれぞれ互いに相反する方向に
弧状に曲げられてそれぞれ後述するようにマグサ
部よりも上方に突出してシヤツターケース内に臨
んである。
一方、両ガイドガイドレール2,3が連結され
る二又ブラケツト4の連結部には段差4a,4b
が形成されており、ガイドレール2,3の前記切
欠き部2c,3cがこの段差部4a,4bと係合
し、ガイドレール2,3の切欠き部2c,3c側
の案内溝2a,3aの内壁が、二又ブラケツト4
の円弧状頂部4fを有する案内面4c,4d,4
e等とそれぞれ面一状に円滑に連続している。こ
の二又ブラケツト4に、両ガイドレール2,3の
切欠かれた上端部を挿入組付けすることによつ
て、垂直、傾斜方向の何れにも引き分け導くこと
ができる分岐部が形成されるものであるが、この
分岐部は、マグサ下方に形成される下半部Aとマ
グサ上方に形成される上半部Bとによつて形成さ
れるものであるが、上半部Bは前記シヤツターケ
ース1内に没入した両ガイド面2d,3dによつ
て上方末広がり状に拡開しており、また両半部
A,Bとも、その屋外側ガイド面(実施例では傾
斜ガイドレール3の屋外側ガイド面、即ち傾斜ガ
イドレール3の屋外側案内溝辺3eにおける上側
ガイド面3b)は、側案内溝辺2eの仮想延長線
Lよりも屋外側に位置するように設定され、これ
によつて分岐部は、傾斜ガイドレール3からマグ
サ部を越えたシヤツターケース内に至るまで、そ
の屋外側ガイド面が屋外側に偏位して屋外方向に
幅広となつており、ここにシヤツターカーテンを
何れかのガイドレール2,3に引き分け選択する
ための選択融通が可能な融通空間部がマグサ部か
ら垂直ガイドレール2と共に傾斜ガイドレール3
を臨めるように構成されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、先ず、開口部の基準となる水切板10を取付
け、次いで両ガイドレール2,3を二又ブラケツ
ト4の背面で螺子止めして一体とした状態で建物
側に取付ける。また、開口部上方の建物側に予め
固着してある金具(図示せず)に、シヤツターカ
ーテンが巻き込まれているシヤツターケース1を
係止固定する。次いで、組立てられている手摺7
に側枠5を取付け、水切板10の引掛部10aに
手摺子7aの下端の鈎部12aを引掛け回動自在
に係合し、またブラケツト13を垂直ガイドレー
ル2の後端所定位置に合せて建物側に固定する。
次に水平手摺子6aに挿入した引掛け具12の鈎
部12aを手摺子引掛け部9aに回動自在に係合
し、水平手摺子6aの他端を笠木8に挿入して螺
子12bで固定し、側枠5に笠木8及び傾斜ガイ
ドレール3とを組付けることで窓シヤツターは組
立てられる。
この様にして組立てられた窓シヤツターにおい
て、シヤツターカーテンを垂直ガイドレール2に
ガイドさせて引降せば全閉でき、また傾斜ガイド
レール3にガイドさせて引降せば、シヤツターカ
ーテンを日除けとして使用できるものであるが、
本考案の実施例において、分岐部はマグサ部を挟
んで上下に形成されるが、その何れの屋外側ガイ
ド面が3dが垂直ガイドレール2の屋外側案内溝
辺2eの仮想延長線Lよりも屋外側に偏位してい
て、分岐部は傾斜ガイドレール3からマグサ部に
至るまで屋外側に幅広となつている。このため全
開状態のシヤツターカーテンは、マグサ部におい
て既に何れのガイドレール2,3に引き分けられ
てもよいよう融通された状態で待機されており、
そして傾斜ガイドレール3側に引降す場合には、
シヤツターカーテン最下端の座板をやや外側に押
しやるようにして降せば、シヤツターカーテンは
そのまま傾斜ガイドレール3に誘導され、また垂
直ガイドレール2側に引降したい場合には、座板
をやや手前側に引き寄せるようにして降せば、シ
ヤツターカーテンはそのまま垂直ガイドレール2
に誘導されることになる。しかもシヤツターカー
テンを傾斜ガイドレール3側に引き降ろした場
合、シヤツターカーテンは、前記マグサ部から屋
外側に引き分けられて傾斜ガイドレール3に至る
までの範囲の間、屋外側に幅広な分岐部によつて
ガイドされるため、従来のように分岐部上方に形
成される幅狭な垂直ガイドレールによる干渉作用
を受けて開閉作動が重くなつてしまうことが無
く、従つてシヤツターカーテンの繰出しに伴い巻
取り装置の巻き径が小さくなつて、シヤツターカ
ーテンが巻取り装置からマグサ部に鋭角状に繰出
され、そして傾斜ガイドレール3側に引き降ろさ
れる摺動抵抗が最も大きくなる場合であつても、
シヤツターカーテンの摺動抵抗が大幅に小さくな
る。この結果、傾斜ガイドレール側へのカーテン
繰出しであつても、その繰出し量を充分に確保す
ることが、軽快で円滑かつ確実な開閉作動を常に
保証しつつできることになる。勿論、垂直ガイド
レール2側に引き降ろす場合についても同様に軽
快であることはいうまでもない。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、シヤツターカーテンを、垂直ガイ
ドレールと傾斜ガイドレールとに引き分けること
によつて、窓の全閉と日除けとしての選択使用が
自由に出来るものでありながら、垂直ガイドレー
ルと傾斜ガイドレールとの引き分けをする分岐部
には、その屋外側ガイド面がマグサ部から傾斜ガ
イドレールに至るまで屋外側に偏位していて、マ
グサ部に至るまで幅広な融通空間部が形成されて
いる。このため全開状態のシヤツターカーテン
は、この屋外側に幅広な融通空間において何れの
ガイドレールにも引き分けられる待機状態となつ
ており、而してシヤツターカーテンの引き分け選
択操作が簡単かつ確実になる。しかも分岐部は、
上方のマグサ部に至るまでのあいだが垂直ガイド
レール並みに幅狭になつた従来のものとは異な
り、マグサ部に至るまで屋外側ガイド面が屋外側
に偏位してシヤツターカーテンを傾斜ガイドレー
ル側に融通する幅広状態となつており、従つてシ
ヤツターカーテンを引き降ろすときに受ける摺動
抵抗が、巻取り装置からマグサ部へのカーテン繰
出し角度が鋭角状になつたとしても小さいものに
抑えることができ、この結果、傾斜ガイドレール
側へのカーテン繰出しであつてもその繰出し量を
充分に確保することが、軽快で円滑かつ確実な開
閉作動を保証しつつできることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る窓シヤツターの分岐部構
造の一実施例を示すものであつて、第1図は窓シ
ヤツターの側面図、第2図はガイドレールの縦断
面図、第3図、第4図はそれぞれ笠木の縦断面
図、第5図は引掛け具の縦断面図、第6図は水切
板の縦断面図、第7図は二又ブラケツトの正面
図、第8図は要部の分解斜視図である。 図中、1はシヤツターカーテン、2は垂直ガイ
ドレール、3は傾斜ガイドレール、2d,3dは
ガイド面、2e,3eは案内溝辺、4は二又ブラ
ケツト、4fは頂部、Aは分岐部の下半部、Bは
同上上半部、Lは仮想延長線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグサ部上方に設けた巻取り装置に巻取られる
    シヤツターカーテンを、上下方向を向いた垂直ガ
    イドレールと屋外方向を向いた傾斜ガイドレール
    とに引き分けできるように構成して成る窓シヤツ
    ターにおいて、前記巻取り装置から繰出されるシ
    ヤツターカーテンを各ガイドレールに引き分ける
    ための分岐部を形成するに、該分岐部のマグサ部
    位から傾斜ガイドレールに至るまでの屋外側ガイ
    ド面を垂直ガイドレールの屋外側案内溝辺よりも
    屋外側に偏位させて、引き降ろされるシヤツター
    カーテンのガイドレール選択領域をマグサ部に至
    るまで屋外側に幅広としてシヤツターカーテンの
    選択融通をする融通空間部を形成したことを特徴
    とする窓シヤツターの分岐部構造。
JP930386U 1986-01-25 1986-01-25 Expired JPH021440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP930386U JPH021440Y2 (ja) 1986-01-25 1986-01-25

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JP930386U JPH021440Y2 (ja) 1986-01-25 1986-01-25

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Publication Number Publication Date
JPS61146388U JPS61146388U (ja) 1986-09-09
JPH021440Y2 true JPH021440Y2 (ja) 1990-01-12

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ID=30489392

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