JPH0214402Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214402Y2 JPH0214402Y2 JP17686683U JP17686683U JPH0214402Y2 JP H0214402 Y2 JPH0214402 Y2 JP H0214402Y2 JP 17686683 U JP17686683 U JP 17686683U JP 17686683 U JP17686683 U JP 17686683U JP H0214402 Y2 JPH0214402 Y2 JP H0214402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- wedge groove
- throw
- away tip
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は木質系材料、絶縁材料、紙製品等に穿
孔作業やルータ加工を行なうビツトに関するもの
である。
孔作業やルータ加工を行なうビツトに関するもの
である。
従来技術
従来、一般に広く使用されているルータビツト
としては、片刃若しくは両刃が削り出し或いはろ
う付等により一体に形成され、更にシヤンク先端
にろう付によつて底刃が一体に設けられたものが
あつた。これ等はろう付作業を必要とし、砥ぎ直
しが制限され、工具寿命が比較的短かく、省資源
的でなかつた。そこで近年スロアウエイチツプ方
式により切刃を取替えできるものが出現したがそ
の構造はスロアウエイチツプを固定するための押
え板を逆台形状にし、シヤンクに削設された溝
にスロアウエイチツプと押え板を装入し、シヤン
クを貫通した六角穴付ボルトで押え板を引き寄せ
ることによりスロアウエイチツプを固定してい
た。この場合六角穴付ボルトの頭部がおさまる座
ぐり穴をシヤンクに削設しなければならず、また
溝でシヤンクの外周面が解放しているためシヤ
ンクの強度が低下し、切削力により座ぐり穴部よ
りシヤンクが破断する等の欠点があつた。
としては、片刃若しくは両刃が削り出し或いはろ
う付等により一体に形成され、更にシヤンク先端
にろう付によつて底刃が一体に設けられたものが
あつた。これ等はろう付作業を必要とし、砥ぎ直
しが制限され、工具寿命が比較的短かく、省資源
的でなかつた。そこで近年スロアウエイチツプ方
式により切刃を取替えできるものが出現したがそ
の構造はスロアウエイチツプを固定するための押
え板を逆台形状にし、シヤンクに削設された溝
にスロアウエイチツプと押え板を装入し、シヤン
クを貫通した六角穴付ボルトで押え板を引き寄せ
ることによりスロアウエイチツプを固定してい
た。この場合六角穴付ボルトの頭部がおさまる座
ぐり穴をシヤンクに削設しなければならず、また
溝でシヤンクの外周面が解放しているためシヤ
ンクの強度が低下し、切削力により座ぐり穴部よ
りシヤンクが破断する等の欠点があつた。
目 的
従つて本考案は上記に鑑みなされたもので、シ
ヤンクの強度が高くスロアウエイチツプの取替え
が容易なルータビツトを提供しようとするもので
ある。
ヤンクの強度が高くスロアウエイチツプの取替え
が容易なルータビツトを提供しようとするもので
ある。
解決手段
本考案はスロアウエイチツプ方式のものにおい
て、シヤンクの軸心と直角方向の断面形状がシヤ
ンクの外周で狭い台形状でシヤンクの軸心方向に
削設された楔溝と、該楔溝の平底に直角にシヤン
クを貫通する複数個の止ねじと、断面形状が頂辺
が狭くすくい面を有する台形状で前記楔溝の長さ
とほゞ等しい押え板と、側面の切削をする側刃及
び底外周部の切削をする底刃とを有するスロアウ
エイチツプとを具備し、楔溝にスロアウエイチツ
プと押え板を装入し、止ねじを介して押え板をシ
ヤンクの外周方向に押し上げスロアウエイチツプ
を固定する構成としたものである。
て、シヤンクの軸心と直角方向の断面形状がシヤ
ンクの外周で狭い台形状でシヤンクの軸心方向に
削設された楔溝と、該楔溝の平底に直角にシヤン
クを貫通する複数個の止ねじと、断面形状が頂辺
が狭くすくい面を有する台形状で前記楔溝の長さ
とほゞ等しい押え板と、側面の切削をする側刃及
び底外周部の切削をする底刃とを有するスロアウ
エイチツプとを具備し、楔溝にスロアウエイチツ
プと押え板を装入し、止ねじを介して押え板をシ
ヤンクの外周方向に押し上げスロアウエイチツプ
を固定する構成としたものである。
実施例
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
シヤンク１の刃部となる端部には平底２がシヤン
ク１の中心より僅かに深く、溝側面の一方が平底
２に対し垂直な側面３と、他方がシヤンク１の外
周において平底２の巾より狭い巾となるような角
度をしたテーパ側面４を有し、シヤンク１の外周
で狭い台形状の楔溝５が軸方向に削設され、前記
平底２に直角に複数個のねじ穴６をシヤンク１を
貫通して穿設されている。該ねじ穴６に六角穴付
止ねじ７を螺合する。切削刃部を形成するスロア
ウエイチツプ８は厚みが薄く断面が台形状に形成
され、両側面が側刃９となり先端面は底辺側から
頂辺側に向つて鋭角にそがれて底刃１０が構成さ
れ、底辺側に半円形状凹溝１１を軸方向に削設さ
れている。楔溝５の角度と同じ角度をもち頂辺が
狭い台形状の押え板１２は、楔溝５の深さより僅
かに厚みを薄くし、先端面は底辺側から頂辺側に
向けて斜めにそがれ、押え板１２がスロアウエイ
チツプ８を押える側面１４には半円形状凸部１５
を軸方向に突設し、他の側面は楔溝５のテーパ側
面４と同じ角度をしたテーパ側面１６とし、押え
板１２の頂辺にはスロアウエイチツプ８を押える
側面１４の角より切削層の流れをよくするすくい
面１７が削設されている。シヤンク１の軸方向に
削設された楔溝５に、スロアウエイチツプ８の側
刃９の刃先をテーパ側面４側に向け、スロアウエ
イチツプ８の半円形状凹溝１１に押え板１２の半
円形状凸部１５を嵌合させ、楔溝５のテーパ側面
４と押え板１２のテーパ側面１６を係合するよう
嵌装する。このときスロアウエイチツプ８の側刃
９、底刃１０はシヤンク１より突出し、スロアウ
エイチツプ８の底刃１０より押え板１２の先端１
３は僅かに引込んだ状態に位置させる。次に複数
個の六角穴付止ねじ７を介して押え板１２を押し
上げることで、楔溝５のテーパ側面４と押え板１
２のテーパ側面１６が作用し、押え板１２でスロ
アウエイチツプ８を楔溝５の側面３に堅固に固定
する。スロアウエイチツプ８の半円形状凹溝１１
と押え板１２の半円形状凸部１５は嵌合している
ので、切削時においてもスロアウエイチツプの脱
落を防止することができる。
ク１の中心より僅かに深く、溝側面の一方が平底
２に対し垂直な側面３と、他方がシヤンク１の外
周において平底２の巾より狭い巾となるような角
度をしたテーパ側面４を有し、シヤンク１の外周
で狭い台形状の楔溝５が軸方向に削設され、前記
平底２に直角に複数個のねじ穴６をシヤンク１を
貫通して穿設されている。該ねじ穴６に六角穴付
止ねじ７を螺合する。切削刃部を形成するスロア
ウエイチツプ８は厚みが薄く断面が台形状に形成
され、両側面が側刃９となり先端面は底辺側から
頂辺側に向つて鋭角にそがれて底刃１０が構成さ
れ、底辺側に半円形状凹溝１１を軸方向に削設さ
れている。楔溝５の角度と同じ角度をもち頂辺が
狭い台形状の押え板１２は、楔溝５の深さより僅
かに厚みを薄くし、先端面は底辺側から頂辺側に
向けて斜めにそがれ、押え板１２がスロアウエイ
チツプ８を押える側面１４には半円形状凸部１５
を軸方向に突設し、他の側面は楔溝５のテーパ側
面４と同じ角度をしたテーパ側面１６とし、押え
板１２の頂辺にはスロアウエイチツプ８を押える
側面１４の角より切削層の流れをよくするすくい
面１７が削設されている。シヤンク１の軸方向に
削設された楔溝５に、スロアウエイチツプ８の側
刃９の刃先をテーパ側面４側に向け、スロアウエ
イチツプ８の半円形状凹溝１１に押え板１２の半
円形状凸部１５を嵌合させ、楔溝５のテーパ側面
４と押え板１２のテーパ側面１６を係合するよう
嵌装する。このときスロアウエイチツプ８の側刃
９、底刃１０はシヤンク１より突出し、スロアウ
エイチツプ８の底刃１０より押え板１２の先端１
３は僅かに引込んだ状態に位置させる。次に複数
個の六角穴付止ねじ７を介して押え板１２を押し
上げることで、楔溝５のテーパ側面４と押え板１
２のテーパ側面１６が作用し、押え板１２でスロ
アウエイチツプ８を楔溝５の側面３に堅固に固定
する。スロアウエイチツプ８の半円形状凹溝１１
と押え板１２の半円形状凸部１５は嵌合している
ので、切削時においてもスロアウエイチツプの脱
落を防止することができる。
効 果
以上詳述したように、本考案はシヤンクの刃部
となる端部に外周が狭い台形状楔溝を軸方向に削
設し、楔溝の平底に垂直に座ぐり穴のない複数個
のねじ穴をシヤンクに貫設し、六角穴付止ねじを
介し押え板を押し上げてスロアウエイチツプを固
定するようにしたので、シヤンクには断面形状が
外周が狭い台形状の楔溝と座ぐり穴のないねじ穴
だけが加工され、シヤンクの剛性は極めて強大で
ねじ穴部より破断することがなくなり工具寿命が
大巾に延び、且スロアウエイチツプの取替も容易
である等の特徴を有する。
となる端部に外周が狭い台形状楔溝を軸方向に削
設し、楔溝の平底に垂直に座ぐり穴のない複数個
のねじ穴をシヤンクに貫設し、六角穴付止ねじを
介し押え板を押し上げてスロアウエイチツプを固
定するようにしたので、シヤンクには断面形状が
外周が狭い台形状の楔溝と座ぐり穴のないねじ穴
だけが加工され、シヤンクの剛性は極めて強大で
ねじ穴部より破断することがなくなり工具寿命が
大巾に延び、且スロアウエイチツプの取替も容易
である等の特徴を有する。
第１図は本考案のルータビツトの正面図、第２
図は右側面図、第３図は左側面図、第４図は平面
図、第５図は押え板の正面図、第６図は右側面
図、第７図は平面図である。 １…シヤンク、５…楔溝、７…六角穴付止ね
じ、８…スロアウエイチツプ、９…側刃、１０…
底刃、１２…押え板。
図は右側面図、第３図は左側面図、第４図は平面
図、第５図は押え板の正面図、第６図は右側面
図、第７図は平面図である。 １…シヤンク、５…楔溝、７…六角穴付止ね
じ、８…スロアウエイチツプ、９…側刃、１０…
底刃、１２…押え板。
Claims (1)
- シヤンクの軸心と直角方向の断面形状がシヤン
クの外周で狭い台形状でシヤンクの軸心方向に削
設された楔溝と、該楔溝の平底にほゞ直角にシヤ
ンクを貫通する複数個の止ねじと、断面形状が頂
辺が狭くすくい面を有する台形状で前記楔溝の長
さとほゞ等しい押え板と、側面の切削をする側刃
及び底外周部の切削をする底刃とを有するスロア
ウエイチツプとを具備し、前記楔溝に該スロアウ
エイチツプと前記押え板を装入し、止ねじを介し
て押え板をシヤンクの外周方向に押し上げスロア
ウエイチツプを固定したことを特徴とするルータ
ビツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17686683U JPS6083705U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | ル−タビツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17686683U JPS6083705U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | ル−タビツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6083705U JPS6083705U (ja) | 1985-06-10 |
| JPH0214402Y2 true JPH0214402Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30384407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17686683U Granted JPS6083705U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | ル−タビツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6083705U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299705A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sus Corp | 構造物 |
-
1983
- 1983-11-16 JP JP17686683U patent/JPS6083705U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299705A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sus Corp | 構造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6083705U (ja) | 1985-06-10 |
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