JPH08327B2 - センタリングドリル - Google Patents
センタリングドリルInfo
- Publication number
- JPH08327B2 JPH08327B2 JP25458688A JP25458688A JPH08327B2 JP H08327 B2 JPH08327 B2 JP H08327B2 JP 25458688 A JP25458688 A JP 25458688A JP 25458688 A JP25458688 A JP 25458688A JP H08327 B2 JPH08327 B2 JP H08327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centering
- drill
- centering drill
- tool holder
- chips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/0063—Centerdrills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として金属材料等のセンタリング加工等
に用いられるセンタリングドリルに関するものである。
に用いられるセンタリングドリルに関するものである。
従来、第4図に示される如く、円柱状の大径部106、
テーパ状のテーパ部107、更に該大径部106より小径なる
円柱状の小径部105が連続的に形成され、該小径部105の
端部に2枚の切り刃102が形成され、該切り刃102から前
記大径部106にかけて切粉排出用の主逃げ部103が形成さ
れたセンタリングドリル101が知られている。
テーパ状のテーパ部107、更に該大径部106より小径なる
円柱状の小径部105が連続的に形成され、該小径部105の
端部に2枚の切り刃102が形成され、該切り刃102から前
記大径部106にかけて切粉排出用の主逃げ部103が形成さ
れたセンタリングドリル101が知られている。
該センタリング101を使用してセンタリング加工を行
なう場合、第5図に示される如く、センタリングマシン
の主軸(図示せず)に装着したツールホルダー108のホ
ルダー端面109中心に形成したドリル孔110にセンタリン
グドリル101を嵌合し、止めねじ111で固定し、その後、
主軸を回転させ、被加工物のセンタリング加工を行な
う。
なう場合、第5図に示される如く、センタリングマシン
の主軸(図示せず)に装着したツールホルダー108のホ
ルダー端面109中心に形成したドリル孔110にセンタリン
グドリル101を嵌合し、止めねじ111で固定し、その後、
主軸を回転させ、被加工物のセンタリング加工を行な
う。
また、第6図に示される如く、センタリングドリル20
1の軸線に平行に側方平面214を形成したセンタリングド
リルもある。
1の軸線に平行に側方平面214を形成したセンタリングド
リルもある。
このセンタリングドリル201は、第7図に示される如
く、センタリングドリル201をツールホルダー208のホル
ダー端面209に形成したドリル孔210に嵌合し、止めねじ
211で固定したセンタリングドリル201の側方平面214
に、ツールホルダー208のホルダー端面209に装着した端
面切削加工用のバイト212のバイト刃213側面が接するよ
うに設定し、被加工物のセンタリング加工と端面切削加
工を同時に行なう。
く、センタリングドリル201をツールホルダー208のホル
ダー端面209に形成したドリル孔210に嵌合し、止めねじ
211で固定したセンタリングドリル201の側方平面214
に、ツールホルダー208のホルダー端面209に装着した端
面切削加工用のバイト212のバイト刃213側面が接するよ
うに設定し、被加工物のセンタリング加工と端面切削加
工を同時に行なう。
上述の如きセンタリングドリルを使用してセンタリン
グ加工を行なう場合、第5図に示される如く、センタリ
ングドリル101の主逃げ部103とツールホルダー108との
間に空間115が生じ、該空間115にセンタリング加工によ
る切粉がつまってしまう。
グ加工を行なう場合、第5図に示される如く、センタリ
ングドリル101の主逃げ部103とツールホルダー108との
間に空間115が生じ、該空間115にセンタリング加工によ
る切粉がつまってしまう。
また、第7図に示される如く、被加工物のセンタリン
グ加工と端面切削加工を同時に行なう場合には、センタ
リングドリル201の主逃げ部203とツールホルダー208と
の間の空間215はもとより、主逃げ部203とバイト212と
の間の隙間217にまで切粉がつまってしまう。
グ加工と端面切削加工を同時に行なう場合には、センタ
リングドリル201の主逃げ部203とツールホルダー208と
の間の空間215はもとより、主逃げ部203とバイト212と
の間の隙間217にまで切粉がつまってしまう。
このため、つまった切粉がセンタリングドリル101,20
1と被加工物との間にまで侵入し正常な加工を妨げるの
で、該被加工物の加工面の面粗度がかなり粗悪になる。
更に、加工面に侵入した切粉がセンタリングドリル101,
201を傷つける為、該センタリングドリルの寿命を短か
くし、ドリル交換を増加させるため、多大な工数と経費
がかかるという問題がある。
1と被加工物との間にまで侵入し正常な加工を妨げるの
で、該被加工物の加工面の面粗度がかなり粗悪になる。
更に、加工面に侵入した切粉がセンタリングドリル101,
201を傷つける為、該センタリングドリルの寿命を短か
くし、ドリル交換を増加させるため、多大な工数と経費
がかかるという問題がある。
発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 センタリングドリルがツールホルダーと嵌合する嵌合
部の切り刃側に隣接して、主逃げ部から側方に延びる切
粉排出のための副逃げ部を形成する。
部の切り刃側に隣接して、主逃げ部から側方に延びる切
粉排出のための副逃げ部を形成する。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例によるセンタリングドリル
1を表している。
1を表している。
図において、6は円柱状の大径部で、テーパ状のテー
パ部7、更に大径部6より小径なる円柱状の小径部5が
連続的に形成され、その小径部5の端部に形成された2
枚の切り刃2から大径部6にかけて切粉排出用の主逃げ
部3が形成され、その主逃げ部3から、側方に延びる副
逃げ部4が、センタリングドリル1がツールホルダー8
と嵌合する嵌合部16の切り刃2側に隣接して形成され
る。
パ部7、更に大径部6より小径なる円柱状の小径部5が
連続的に形成され、その小径部5の端部に形成された2
枚の切り刃2から大径部6にかけて切粉排出用の主逃げ
部3が形成され、その主逃げ部3から、側方に延びる副
逃げ部4が、センタリングドリル1がツールホルダー8
と嵌合する嵌合部16の切り刃2側に隣接して形成され
る。
上記に示される如きセンタリングドリル1を使用して
センタリング加工を行なう場合、第2図に示される如
く、センタリングマシンの主軸(図示せず)に装着した
ツールホルダー8のホルダー端面9中心に形成したドリ
ル孔10にセンタリングドリル1を嵌合し、止めねじ11で
固定する。続いて、主軸を回転させ、センタリングドリ
ルを同体的に回転させつつ主軸を前進させ、被加工物の
センタリング加工を行なう。
センタリング加工を行なう場合、第2図に示される如
く、センタリングマシンの主軸(図示せず)に装着した
ツールホルダー8のホルダー端面9中心に形成したドリ
ル孔10にセンタリングドリル1を嵌合し、止めねじ11で
固定する。続いて、主軸を回転させ、センタリングドリ
ルを同体的に回転させつつ主軸を前進させ、被加工物の
センタリング加工を行なう。
センタリング加工において、切粉は主逃げ部3に沿っ
て外部に排出されるが、一部排出されずにセンタリング
ドリル1の主逃げ部3とツールホルダー8との間の空間
15に切粉がつまるが、一定量を越えると切粉は主逃げ部
3に連続して形成された副逃げ部4に沿って外部へ排出
される。
て外部に排出されるが、一部排出されずにセンタリング
ドリル1の主逃げ部3とツールホルダー8との間の空間
15に切粉がつまるが、一定量を越えると切粉は主逃げ部
3に連続して形成された副逃げ部4に沿って外部へ排出
される。
また、第3図に示される如く、センタリングドリル1
をツールホルダー8のホルダー端面9に形成したドリル
孔10に嵌合し、止めねじ11で固定したセンタリングドリ
ル1の側方平面14にツールホルダー8のホルダー端面9
に装着した端面切削加工用のバイト12のバイト刃13側面
が接するように設定し、被加工物のセンタリング加工と
端面切削加工を同時に行なう場合に、主逃げ部3とバイ
ト12との間につまる切粉は、副逃げ部4に沿って有効に
排出することができる。
をツールホルダー8のホルダー端面9に形成したドリル
孔10に嵌合し、止めねじ11で固定したセンタリングドリ
ル1の側方平面14にツールホルダー8のホルダー端面9
に装着した端面切削加工用のバイト12のバイト刃13側面
が接するように設定し、被加工物のセンタリング加工と
端面切削加工を同時に行なう場合に、主逃げ部3とバイ
ト12との間につまる切粉は、副逃げ部4に沿って有効に
排出することができる。
上記実施例では切り刃2が2枚であったが、2枚以上
の切り刃2を備えたセンタリングドリルにも適応でき
る。
の切り刃2を備えたセンタリングドリルにも適応でき
る。
以上のように本発明は副逃げ部を形成したため、セン
タリングドリルの主逃げ部とツールホルダーとの間の空
間には一定量以上の切粉がつまることがなく、副逃げ部
に沿って外部へ排出されるので、センタリングドリルと
被加工物との間に切粉が侵入することがなく、被加工物
の加工面の面粗度を一定に保つことができると共に、セ
ンタリングドリルの寿命の低下を防止することができ
る。
タリングドリルの主逃げ部とツールホルダーとの間の空
間には一定量以上の切粉がつまることがなく、副逃げ部
に沿って外部へ排出されるので、センタリングドリルと
被加工物との間に切粉が侵入することがなく、被加工物
の加工面の面粗度を一定に保つことができると共に、セ
ンタリングドリルの寿命の低下を防止することができ
る。
第1図乃至第3図は、本発明の実施例を表すもので、第
1図はセンタリングドリルを表す斜視図で、第2図は、
そのセンタリングドリルとツールホルダーとの嵌着状態
を表す斜視図。第3図は本発明の他の実施例によるセン
タリングドリルとツールホルダーとの嵌着状態を表す斜
視図。第4図乃至第7図は従来の実施例を表すもので、
第4図はセンタリングドリルを表す斜視図で、第5図
は、そのセンタリングドリルとツールホルダーとの嵌着
状態を表す斜視図。第6図は従来の他のセンタリングド
リルを表す斜視図で、第7図は、そのセンタリングドリ
ルとツールホルダーとの嵌着状態を表す斜視図である。 (記号の説明) 1……センタリングドリル。2……切り刃。 3……主逃げ部。4……副逃げ部。 8……ツールホルダー。16……嵌合部。
1図はセンタリングドリルを表す斜視図で、第2図は、
そのセンタリングドリルとツールホルダーとの嵌着状態
を表す斜視図。第3図は本発明の他の実施例によるセン
タリングドリルとツールホルダーとの嵌着状態を表す斜
視図。第4図乃至第7図は従来の実施例を表すもので、
第4図はセンタリングドリルを表す斜視図で、第5図
は、そのセンタリングドリルとツールホルダーとの嵌着
状態を表す斜視図。第6図は従来の他のセンタリングド
リルを表す斜視図で、第7図は、そのセンタリングドリ
ルとツールホルダーとの嵌着状態を表す斜視図である。 (記号の説明) 1……センタリングドリル。2……切り刃。 3……主逃げ部。4……副逃げ部。 8……ツールホルダー。16……嵌合部。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の切り刃2と該切り刃2と同数の主逃
げ部3を有するセンタリングドリルにおいて、該センタ
リングドリル1がツールホルダー8と嵌合する嵌合部16
の切り刃2側に隣接して、前記主逃げ部3から側方に延
びる切粉排出のための副逃げ部4を形成することを特徴
とするセンタリングドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25458688A JPH08327B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | センタリングドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25458688A JPH08327B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | センタリングドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100807A JPH02100807A (ja) | 1990-04-12 |
JPH08327B2 true JPH08327B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17267095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25458688A Expired - Lifetime JPH08327B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | センタリングドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5470180A (en) * | 1994-05-02 | 1995-11-28 | Jore; Matthew B. | Reversible drill/driver tool |
US6488452B1 (en) | 1999-08-12 | 2002-12-03 | Vermont American Corporation | Drill and drive apparatus having arrangement to accommodate long drill bits |
US6761361B2 (en) | 2002-08-09 | 2004-07-13 | Credo Technology Corporation | Drill and drive apparatus with improved tool holder |
JP7192535B2 (ja) * | 2019-01-30 | 2022-12-20 | 三菱マテリアル株式会社 | 回転工具 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP25458688A patent/JPH08327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100807A (ja) | 1990-04-12 |
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