JPH0214291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214291Y2 JPH0214291Y2 JP1981137674U JP13767481U JPH0214291Y2 JP H0214291 Y2 JPH0214291 Y2 JP H0214291Y2 JP 1981137674 U JP1981137674 U JP 1981137674U JP 13767481 U JP13767481 U JP 13767481U JP H0214291 Y2 JPH0214291 Y2 JP H0214291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning arrester
- lead wire
- arrester
- lightning
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 229920001342 Bakelite® Polymers 0.000 description 1
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- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は避雷器装置に係り、特に過電圧保護特
性を向上させた避雷器装置に関する。
性を向上させた避雷器装置に関する。
避雷器は被保護機器を過電圧より保護するもの
であり、少しでも被保護機器にかかる過電圧レベ
ルを下げる事が要望されている。同一保護特性を
有する避雷器でもその設置条件により被保護機器
の過電圧レベルは変化するものである。避雷器の
系統への一般的設置状態を第1図に示す。避雷器
1は系統母線2の分岐点2aより系統母線2に並
列接続したリード線3a,3bにより被保護機器
4と電気回路的に並列に接続されている。保護特
性の向上には、避雷器1の接地抵抗を下げ、分岐
点2aより接地点7までの避雷器装置6の接地イ
ンピーダンスを低減することが有効であることが
知られている。ところで、近年急激に一般に普及
しはじめたZnO形ギヤツプレス避雷器の場合に
は、従来のギヤツプ付SiC形避雷器に比してZnO
形非直線抵抗素子の非直線性が良いことなどの要
因により接地抵抗よりもインダクタンスの影響を
尚一層受けやすいことが判明した。これは後に示
す測定結果より明らかである。
であり、少しでも被保護機器にかかる過電圧レベ
ルを下げる事が要望されている。同一保護特性を
有する避雷器でもその設置条件により被保護機器
の過電圧レベルは変化するものである。避雷器の
系統への一般的設置状態を第1図に示す。避雷器
1は系統母線2の分岐点2aより系統母線2に並
列接続したリード線3a,3bにより被保護機器
4と電気回路的に並列に接続されている。保護特
性の向上には、避雷器1の接地抵抗を下げ、分岐
点2aより接地点7までの避雷器装置6の接地イ
ンピーダンスを低減することが有効であることが
知られている。ところで、近年急激に一般に普及
しはじめたZnO形ギヤツプレス避雷器の場合に
は、従来のギヤツプ付SiC形避雷器に比してZnO
形非直線抵抗素子の非直線性が良いことなどの要
因により接地抵抗よりもインダクタンスの影響を
尚一層受けやすいことが判明した。これは後に示
す測定結果より明らかである。
インダクタンスを低減するためにはリード線3
a,3bを短くすれば良いのであるが、避雷器1
の設置状態は各変電所のレイアウトによつて異な
り、リード線3a,3bの長さが10mを越えるこ
とも珍しいことではない。この為、避雷器1単位
としては、保護特性の優れたものであつても、リ
ード線3a,3bの影響で実質的な保護効果が期
待できない場合もあり得る。
a,3bを短くすれば良いのであるが、避雷器1
の設置状態は各変電所のレイアウトによつて異な
り、リード線3a,3bの長さが10mを越えるこ
とも珍しいことではない。この為、避雷器1単位
としては、保護特性の優れたものであつても、リ
ード線3a,3bの影響で実質的な保護効果が期
待できない場合もあり得る。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
過電圧保護特性を向上させた避雷器装置を提供す
ることを目的とする。
過電圧保護特性を向上させた避雷器装置を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図に示した分岐点2aより避雷器1と接地
点7との間に介在するリード線3a,3bを無誘
導巻き方式のリード線8とする。無誘導巻き方式
のリード線は第2図に示す様にマイカ又はベーク
ライトの薄板9に2本の導線10を逆方向に並列
巻きした構成を有するものである。
点7との間に介在するリード線3a,3bを無誘
導巻き方式のリード線8とする。無誘導巻き方式
のリード線は第2図に示す様にマイカ又はベーク
ライトの薄板9に2本の導線10を逆方向に並列
巻きした構成を有するものである。
尚、薄板9の材質として、磁器を採用すること
も屋外使用に十分耐え得るリード線として有効な
ものとなり得る。
も屋外使用に十分耐え得るリード線として有効な
ものとなり得る。
以上の構成により避雷器1の過電圧保護特性を
阻害する要因の一つであるリード線のインダクタ
ンスの影響をほぼ皆無とすることができる。これ
により特にギヤツプレス避雷器の場合には、避雷
器本体としての、優れた性能とあいまつて極めて
優れた保護特性を有するギヤツプレス避雷器装置
を構成することができる。
阻害する要因の一つであるリード線のインダクタ
ンスの影響をほぼ皆無とすることができる。これ
により特にギヤツプレス避雷器の場合には、避雷
器本体としての、優れた性能とあいまつて極めて
優れた保護特性を有するギヤツプレス避雷器装置
を構成することができる。
即ち、第3図に示す様に、本考案に係るZnO形
ギヤツプレス避雷器の場合、リード線のインダク
タンスが無い場合の分岐点電圧はインダクタンス
が10μH存在する場合にはその約60%にも低減で
きる。明らかに保護特性が極めて向上しているこ
とがわかる。本考案の効果は従来のSiC形避雷器
についても失なわれない。
ギヤツプレス避雷器の場合、リード線のインダク
タンスが無い場合の分岐点電圧はインダクタンス
が10μH存在する場合にはその約60%にも低減で
きる。明らかに保護特性が極めて向上しているこ
とがわかる。本考案の効果は従来のSiC形避雷器
についても失なわれない。
以上説明した様に、本考案によれば避雷器の両
側のリード線を薄板に2本の導体を逆方向に並列
巻きにして構成しリード線のインダクタンスの影
響をほぼ皆無にすることができることから、過電
圧保護特性を向上させた避雷器装置を提供するこ
とができる。
側のリード線を薄板に2本の導体を逆方向に並列
巻きにして構成しリード線のインダクタンスの影
響をほぼ皆無にすることができることから、過電
圧保護特性を向上させた避雷器装置を提供するこ
とができる。
第1図は系統母線に接続される避雷器の一般的
設置状態を示す図、第2図は無誘導巻き方式のリ
ード線の概略構成図、第3図は避雷器のリード線
のインピーダンスを変化させた場合のZnO形避雷
器とSiC形避雷器の比較特性図である。 1……避雷器、2……系統母線、3a,3b…
…リード線、9……薄板、10……導線。
設置状態を示す図、第2図は無誘導巻き方式のリ
ード線の概略構成図、第3図は避雷器のリード線
のインピーダンスを変化させた場合のZnO形避雷
器とSiC形避雷器の比較特性図である。 1……避雷器、2……系統母線、3a,3b…
…リード線、9……薄板、10……導線。
Claims (1)
- 避雷器の一端が第1のリード線を介して系統母
線に接続され、前記避雷器の他端が第2のリード
線を介して大地へ接地される避雷器装置におい
て、前記第1及び第2のリード線に薄板に2本の
導線を逆方向に並列巻きした無誘導構成のリード
線を用いたことを特徴とする避雷器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13767481U JPS5843126U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 避雷器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13767481U JPS5843126U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 避雷器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843126U JPS5843126U (ja) | 1983-03-23 |
JPH0214291Y2 true JPH0214291Y2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=29930930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13767481U Granted JPS5843126U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 避雷器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843126U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012690A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-08 |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP13767481U patent/JPS5843126U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012690A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843126U (ja) | 1983-03-23 |
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