JPH02141173A - 画像受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、受信画情報を所定のサイズに縮小して記録さ
せる縮小機能を有する画像受信装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第４図に示すように、受信画情
報を主走査方向および副走査方向から間引くことによっ
て相似縮小を行う間引縮小手段加″と、間引縮小された
画情報を記録紙に印刷記録する記録手段２６′とを有し
、受信画情報を所定のサイズに縮小して記録させること
が行われていた（たとえば、特開昭６２−１２５７７６
号公報、特開昭６２−１３２４７５号公報参照）。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、たとえば送信側にて発信
元や発信日付などの情報が付加された画情報は、所定サ
イズの単葉記録紙に過不足のない適正なサイズで記録さ
せることができなくなる、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、従来のこの種の装置では、あらかじめ定めら
れた縮尺率によって縮小を行うため、たとえばＢ４サイ
ズの画像をＡ４サイズに縮小して記録させるといったよ
うに、縮小前後の画像サイズがあらかじめ定められてい
る場合にはよいが、たとえば発信元や発信日付などを示
す画情報が付加されることなどによって画像サイズが不
確定的に増大させられている場合には、その画情報を所
定サイズの単葉記録紙に過不足のない適正なサイズで記
録させる“ことが困難になる。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、たとえ
ば発信元や発信日付などを示す画情報が付加されること
などによって画像サイズが不確定的に増大させられた画
情報を、その情報内容を損なうことなく、所定サイズの
単葉記録紙に過不足のない適正なサイズで、かつ一定の
記録密度で記録させることができる画像受信装置を提供
することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するため、受信された圧縮画
情報を第１の記憶手段にページ単位で一旦記憶させてか
ら伸張し、この伸張された画情報を第２の記憶手段にペ
ージ単位で一旦記憶させてから所定サイズの単葉記録紙
に一定の記録密度で印刷記録させるに際し、受信画情報
の解像度に応じて、画素数およびライン数の間引きによ
る縮小または画素数およびライン数の反復追加による高
解像度化を行なうとともに、上記第１の記憶手段または
上記第２の記憶手段に記憶された画情報のライン数と上
記記録紙のサイズから、受信画情報が上記記録紙のサイ
ズに適合するサイズで記録されるような縮小率を演算し
、この演算された縮小率が得られるように上記間引また
は上記反復追加の制御を行なわせる、という構成を備え
たものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、印刷記録される受信画
情報の解像度が一定に揃えられるとともに、その縮小率
が受信画情報の画像サイズに応じて自動的に適正な大き
さに可変設定され、かつ低解像度の画情報のサイズ縮小
は、情報内容の欠落をもたらすかも知れない間引によら
ずに、高解像度化の過程で行なわれるために、たとえば
発信元や発信日付などを示す画情報が付加されることな
どによって画像サイズが不確定的に増大させられた画情
報も、その情報内容を損なうことなく、所定サイズの単
葉記録紙に過不足のない適正なサイズで、かつ一定の記
録密度で記録させることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による画像受信装置の概略構
成を示すものであって、１０は公衆電話回線やファクシ
ミリ回線などの通信回線、１２はＮＣＵ（網制御ユニッ
ト）、１４はモデム、１６は受信された圧縮画情報をペ
ージ単位で記憶する第１の記憶部、１８は第１の記憶部
１６に記憶された圧縮画情報を伸張する伸張部、美は伸
張された画情報の主走査方向の画素数および副走査方向
のライン数を間引くことによって相似縮小を行う間引縮
小部、ｎは伸張された画情報をページ単位で記憶する第
２の記憶部、冴は第２の記憶部２２から記録のために読
み出される画情報の主走査方向の画素密度および副走査
方向のライン密度すなわち解像度を変換する解像度変換
部、２６は間引縮小または解像度変換された画情報を所
定サイズの単葉記録紙にページ単位で高密度に印刷記録
する記録装置、あけ制御部、３０．３２は切換回路であ
る。

ここで、間引縮小部加と解像度変換部２４は、受信画情
報の解像度に応じて選択的に動作する。受信画情報が記
録装置２６の記録密度に適合する高解像度の画情報であ
った場合には、間引縮小部加が動作し、伸張部１８によ
って伸張された受信画情報を主走査方向および副走査方
向から間引縮小する。

一方、受信画情報が記録装置２６の記録密度に対して低
解像度の画情報であった場合には、解像度変換部がか動
作し、第２の記憶部ηから記録のために読み出される画
情報を、主走査画素数および副走査ライン数の反復追加
によって高解像度化する。

この場合、解像度変換部２６は、主走査画素数および副
走査ライン数の反復追加を一定間隔で省略することによ
シ、高解像度化された画情報の縮小も行なうことができ
る。

記録装置２６は、たとえば１６ドツト／ｍｍＸ　１５．
４ライン／填の高記録密度で高速記録を行なうＬＢＰ（
レーザー・ビーム・プリンタ）によって構成され、伸張
された受信画情報を、その受信速度よりも速い記録速度
でもって、所定の単葉記録紙に一定の記録密度で１ペ一
ジ分ずつ記録する。

制御部部は、たとえばマイクロ回路化された汎用情報処
理装置いわゆるマイクロコンピュータなどを用いて構成
される。この制御部部には、解像度判定部３４、第１の
制御部３６、第２の制御部間などがソフトウェア的に組
み込まれている。

解像度判定部３４は、第１の記憶部１６に記憶された受
信画情報が、画素およびライン密度の高い高解像度画情
報であるか、画素およびライン密度の低い低解像度画情
報であるかを判定する。そして、この判定結果に基づい
て、切換回路３２．３４、間引縮小部加、解像度判定部
冴などの動作を制御する。

第１の制御部３６は、第１の記憶部１６に記憶された画
情報のライン数から画像の長さを算出し、この画像の長
さと上記記録装置２６の記録紙サイズから、受信画情報
が上記記録紙サイズに適合するサイズで記録されるよう
な縮小率を演算する。そして、この演算された縮小率が
得られるように上記間引縮小部２０の間引動作を制御す
る。

第２の制御部あけ、第２の記憶部２２に記憶された画情
報のライン数から画像の長さを算出し、この画像の長さ
と上記記録装置２６の記録紙サイズから、受信画情報が
上記記録紙サイズに適合するサイズで記録されるような
縮小率を演算する。そして、この演算された縮小率が得
られるように上記解像度変換部Ｕによる反復追加の動作
を制御する。

以上のように構成された画像受信装置について、以下そ
の動作を説明する。

まず、第１の記憶部１６に記憶された受信画情報が高解
像度画情報であって、記録装置２６の記録密度に適合す
る場合の動作を説明する。

この場合、第１の記憶部１６に記憶された高解像度画情
報は、１ペ一ジ分が蓄積されるのを待って、伸張部１８
で伸張される。伸張された高解像度画情報は、間引縮小
部加にて間引縮小される。このときの間引縮小は、第１
の制御部３６によって、受信画情報が記録装置２６の記
録紙サイズに適合するサイズで記録されるように行なわ
れる。

このようにして適正サイズに間引縮小された画情報は、
第２の記憶部′ｎを介して記録装置かに記録のために入
力され、そこで記録紙に印刷記録される。

これにより、受信画情報は、日付や発信元々どの付加に
よって、そのサイズが不確定的に増大していても、所定
の規格サイズの記録紙に過不足なく、１ペ一ジ分ずつ高
密度に高速記録されるようになる。

第２図は、間引きによる縮小処理前と処理後の画情報の
状態を示す。

同図において、ｍは主走査方向の画素密度（画素数／単
位長）、ｎは副走査方向のライン密度（ライン数／単位
長Ｌｋは間引回数を示す。この場合、画情報は処理前お
よび処理後ともに高解像度であって、画素ピンチｐは細
密サイズ△のままである。

次に、第１の記憶部１６に記憶された受信画情報が低解
像度画情報であって、その画素密度およびライン密度が
記録装置２６の記録密度よシも低い場合の動作を説明す
る。

この場合、第１の記憶部１６に記憶された高解像変面情
報は、１ペ一ジ分が蓄積されるのを待って、伸張部１８
で伸張される。伸張された低解像度画情報は、間引縮小
部加を経ずに、第２の記憶部２２に直接入力されて記憶
される。第２の記憶部ｎに記憶された低解像度画情報は
、記録のために読み出される際に、解像度変換部２４に
よって、その画素密度およびライン密度を反復追加され
ることにより、みかけ上高解像度化される。このとき、
その高解像度化の過程にて、画素密度およびライン密度
の反復追加の動作を制御することにより、画情報は高解
像度化とともに縮小もされる。この解像度変換とともに
行なわれる縮小は、第２の制御部３８によって、受信画
情報が記録装置２６の記録紙サイズに適合するサイズで
記録されるように行なわれる。

このようにして、高解像度化とともに適正サイズに縮小
された画情報が、記録装置２６に記録のために入力され
て記録紙に印刷記録される。

これにより、受信画情報は、日付や発信元などの付加に
よって、そのサイズが不確定的に増大していても、所定
の規格サイズの記録紙に過不足なく、１ペ一ジ分ずつ高
密度に高速記録されるようになる。

さらに、低解像度の受信画情報は、低解像度の状態で間
引縮小されずに、低解像度から高解像度に変換される過
程で適正サイズに縮小されるので、間引きによって情報
内容が損なわれることもない。

第３図は、解像度変換による縮小処理前と処理後の画情
報の状態を示す。

同図において、ｍは主走査方向の画素密度（画素数／単
位長）、ｎは副走査方向のライン密度（ライン数／単位
長）、ｊは反復追加動作の省略回数を示す。この場合、
画情報は処理前が低解像度で、処理後が高解像度となり
、画素ピッチｐは、縮小処理にともなって、２△からΔ
に細密化されている。

以上のようにして、記録装置２６によって印刷記録され
る受信画情報の解像度が一定に揃えられるとともに、そ
の縮小率が受信画情報の画像サイズに応じて自動的に適
正な大きさに可変設定され、かつ低解像度の画情報のサ
イズ縮小は、情報内容の欠落をもたらすかも知れない間
引によらずに、高解像度化の過程で行なわれる。

これによシ、たとえば発信元や発信日付などを示す画情
報が付加されることなどによって画像サイズが不確定的
に増大させられた画情報も、その情報内容を損なうこと
なく、所定サイズの単葉記録紙に過不足のない適正なサ
イズで、かつ一定の記録密度で記録されるようになる。

また、記録装置２６が受信速度よりも高速で記録を行う
と、少なくとも１ペ一ジ分以上の画情報を蓄積させるプ
リンタ・バッファが必要になるが、このプリンタ・バッ
ファは第２の記憶部ｎによって形成される。このとき、
そのプリンタ・バッファとしての第２の記憶部ｎは、間
引縮小部加で間引縮小された画情報、または解像度変換
部Ｕで高解像度化される前の情報量が少ない状態にある
画情報を蓄積すればよいので、比較的少ない記憶容景の
記憶手段を用いて簡単かつ小規模に構成することができ
る。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、受信された
圧縮画情報を第１の記憶手段にページ単位で一旦記憶さ
せてから伸張し、この伸張された画情報を第２の記憶手
段にページ単位で一旦記憶させてから所定サイズの単葉
記録紙に一定の記録密度で印刷記録させるに際し、受信
画情報の解像度に応じて、画素数およびライン数の間引
きによる縮小または画素数およびライン数の反復追加に
よる解像度化を行なうとともに、上記第１の記憶手段ま
たは上記第２の記憶手段に記憶された画情報のライン数
と上記記録紙のサイズから、受信画情報が上記記録紙の
サイズに適合するサイズで記録されるような縮小率を演
算し、この演算された縮小率が得られるように上記間引
または上記反復追加の制御を行なわせることによって、
印刷記録される受信画情報の解像度が一定に揃えられる
とともに、その縮小率が受信画情報の画像サイズに応じ
て自動的に適正な大きさに可変設定され、かつ低解像度
の画情報のサイズ縮小は、情報内容の欠落をもたらすか
も知れない間引によらずに、高解像度化の過程で行なわ
れるため、たとえば発信元や発信日付などを示す画情報
が付加されることなどによって画像サイズが不確定的に
増大させられた画情報も、その情報内容を損なうと表な
く、所定サイズの単葉記録紙に過不足のない適正なサイ
ズで、かつ一定の記録密度で記録させることができる、
という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像受信装置の概略構
成図、第２図は高解像度画情報を縮小処理する前と後の
画情報の状態をモデル化して示す図、第３図は低解像度
画情報を縮小処理する前と後の画情報の状態をモデル化
して示す図、第４図は従来の画像受信装置の概略構成図
である。 ｌＯ・・・通信回線、１２・・・ＮＣＵ　（網制御ユニ
ット）、１４・・・モデム、１６・・・第１の記憶部、
１８・・・伸張部、加・・・間引縮小部、ｎ・・・第２
の記憶部、Ｕ・・・解像度変換部、２６・・・記録装置
（ＬＢＰ）　、２８・・・制御部、３６・・・第１の制
御部、３８・・・第２の制御部。 喝略回奴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　受信された圧縮画情報をページ単位で記憶する第１の
   記憶手段と、第１の記憶手段に記憶された画情報を伸張
   する伸張手段と、伸張された画情報をページ単位で記憶
   する第２の記憶手段と、第１の記憶手段に記憶された画
   情報が高解像度画情報であった場合に、伸張された記憶
   画情報の主走査方向の画素数および副走査方向のライン
   数を間引くことによって相似縮小を行う間引縮小手段と
   、第２の記憶手段に記憶された画情報が低解像度画情報
   であった場合に、第２の記憶手段から記録のために読み
   出される画情報の主走査方向の画素数および副走査方向
   のライン数を反復追加させることによって、みかけ上の
   高解像度化を行なう解像度変換手段と、間引縮小または
   解像度変換が行なわれた画情報を所定サイズの単葉記録
   紙にページ単位で、かつ一定の記録密度で印刷記録する
   記録手段と、第１の記憶手段に記憶された画情報のライ
   ン数と上記記録手段の記録紙サイズから、受信画情報が
   上記記録紙サイズに適合するサイズで記録されるような
   縮小率を演算し、この演算された縮小率が得られるよう
   に上記間引縮小手段の動作を制御する第１の制御手段と
   、第２の記憶手段に記憶された画情報のライン数と上記
   記録手段の記録紙サイズから、受信画情報が上記記録紙
   サイズに適合するサイズで記録されるような縮小率を演
   算し、この演算された縮小率が得られるように上記解像
   度変換手段による反復追加の動作を制御する第２の制御
   手段とを備えた画像受信装置。