JP3395924B2 - 画像入力制御装置 - Google Patents

画像入力制御装置

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JP3395924B2 JP24394994A JP24394994A JP3395924B2 JP 3395924 B2 JP3395924 B2 JP 3395924B2 JP 24394994 A JP24394994 A JP 24394994A JP 24394994 A JP24394994 A JP 24394994A JP 3395924 B2 JP3395924 B2 JP 3395924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に適
用する画像入力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、400dpiのスキャナ部によって画像
を読み取り、ファクシミリ送信する場合、200dpi相当に
データを縮小し、符号化して送信している。ここで、20
0dpi相当にデータを縮小する場合、2ラインごとに1ラ
インのデータを間引きするか、または、できるだけ現デ
ータを損なわないように、2ラインごとにその2ライン
分のデータをソフトウェアにてオア処理等のデータ加工
をしている。
【0003】また、入力から送信までの手順としては、
まずスキャナ部からの画情報を1ページ分画像用メモリ
に蓄積し、ソフトウェアにてデータ加工をし、データ加
工が終了した時点から符号器が画像用メモリから画情報
を読み出し、コード化してコード用メモリに蓄積し、コ
ード化終了後に送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法のように、スキャナから送られてくる画像データを
メモリに蓄積し、後処理として、ソフトウェアによりラ
インの間引きや、2ライン単位でオア処理等を施して1
ラインにする方法を採用すると、データの縮小やデータ
加工のためには、スキャナ入力時間にソフトウェアによ
る後処理時間を加算した時間がかかることになり、ソフ
トウェアによる後処理時間が、ファクシミリ送信を終わ
らせるまでの時間に大きく拘ってくる。また、コード化
が終了するまでに次のページの画情報をスキャナから入
力することができず、ファクシミリ送信を早く終わらせ
たい場合は不利である。
【0005】本発明は、前記課題に対して鑑みなされた
ものであり、ソフトウェアによる後処理時間の削減と、
データの間引きによる原画像情報の喪失を防ぐことを実
現した画像入力制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、スキャナから送られてくるライン単位の
シリアル画像データをパラレル画像データに変換する変
換部と、この変換部からパラレル画像データを入力し、
1ページ全体に対してパラレル画像データを2ライン単
位でデータ加工を施して1ラインとするデータ加工部
と、このデータ加工部からの1ラインデータをイメージ
バスを介して蓄積するデータ記憶部と、このデータ記憶
部の蓄積データをコード化する符号化器と、この符号化
器からのコードデータを送信する通信制御部とを有する
画像入力制御装置であって、 先頭ラインからNライン目
(Nは自然数)とN+1ライン目に対して前記データ加工
部がデータ加工を施し、さらに2Nライン目と2N+1
ライン目に対して前記データ加工部がデータ加工を施す
ように、1ページ全体についてNライン周期で前記デー
タ加工部にデータ加工を指示するとともに、2ライン単
位でデータ加工を施す際に、前記データ加工部において
前のラインデータをスルーさせてそのまま前記データ記
憶部に記憶し、次のラインデータと前記データ記憶部に
記憶した前のラインデータとを前記データ加工部によっ
て1ラインデータに加工し、この1ラインデータを前記
データ記憶部における前のラインデータの格納領域に上
書きさせる制御部を備えたことを特徴とする。
【0007】
【0008】また、前記1ラインデータを前記データ記
憶部に書き込むアクセスと、前記データ記憶部の蓄積デ
ータをコード化するために読み出すアクセスとを時分割
させるための時分割処理部を備えたことを特徴とする。
【0009】また、データ加工を副走査方向のオア処理
としたことを特徴とする。
【0010】また、データ加工を副走査方向のアンド処
理としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】前記構成によれば、スキャナからの画像データ
をハードウェアにて2ラインを1ラインに加工してデー
タ記憶部に蓄積するため、ソフトウェアによる後処理を
なくすことができ、間引き等により現データを損なうと
いう不都合を解消することができる。
【0012】また、周期的にデータ加工を施すことで、
よりフレキシブルにデータ加工を行うことができ、デー
タ加工部の負荷を減らすことができる。
【0013】また、スキャナからの画像データを加工し
てデータ記憶部に蓄積しながら、符号化器等によりデー
タ記憶部よりデータを読み出し、コード化して通信する
ことが可能となる。
【0014】データ加工を副走査方向のオア処理または
アンド処理としたことにより、間引き等により現データ
を損なうという不都合を解消することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
あり、1はデータ記憶部である第1メモリ、2はシリア
ル・パラレル変換部(以下、単に変換部と称する)、3は
データ加工部、4は出力部、5はメモリ制御部、6は画
像入力制御部、7は時分割処理部、8はバス・トランシ
ーバ、9は符号化器、10は第2メモリ、11は通信制御部
を示す。
【0017】複写機のスキャナ部SCよりライン単位の
シリアル画像データが変換部2に入力され、第1メモリ
1のバス幅のパラレルデータに変換される。ここで、予
め利用者がシステムバスを通じて画像入力制御部6に副
走査方向の2ラインを1ラインに加工する処理を全ペー
ジに対して設定した場合に、処理手順として、まず先頭
ラインはデータ加工部3をスルーし、スルーした先頭ラ
インは出力部4より第1メモリ1にそのまま蓄積され
る。
【0018】そして、次のラインがスキャナ部SCから
入力された時点で、画像入力制御部6は、メモリ制御部
5にリードモディファライト動作を指示する。さらに、
第1メモリ1からの前ラインのデータを呼び出し、図2
に示すように変換部2の出力と第1メモリ1からの前ラ
インのデータとをデータ加工部3にて1ラインデータに
加工し、メモリ制御部5の制御のもとで、出力部4より
前ラインと同一のアドレスに出力される。したがって、
前ラインの格納領域が上書きされる。
【0019】さらに次に入力されたラインは、ラインの
スタートアドレスを更新して、そのままライン分のデー
タを蓄積する。そして、次のラインに移った時点で、ま
たリードモディファライト動作によりその前のラインに
ついて更新する。
【0020】このような動作をページ全体で繰り返すこ
とで、本来の画情報の約半分の画情報を第1メモリ1に
蓄積することになり、従来のソフトウェアによる後処理
をハードウェアによって為すことで、後処理にかかって
いた時間をなくすことができる。
【0021】また、ラインを選択する周期Nを設定する
機構を画像入力制御部6に持たせることで、データ加工
するラインを周期Nで選択し、そのラインについてのみ
データ加工するようにしてもよい。例えば、副走査方向
の2ラインを1ラインにするデータ加工をNラインごと
に行う場合、図3のように、1ライン目と2ライン目を
加工し、次にNライン目とN+1ライン目をオア処理
し、さらに次に2Nライン目と2N+1ライン目とを加
工する。
【0022】このような動作をページ全体で繰り返すこ
とで、本来の画情報の約半分まで縮小せずに、よりフレ
キシブルに縮小することができる。
【0023】ところで、データ加工部3にて1ラインデ
ータに加工する処理方式としては、オア処理とアンド処
理とがある。スキャナ部SCで読み取った2値の画像デ
ータにおいて、“1”を黒、“0”を白とし、原稿上の
文字や絵の領域を黒、地の領域を白としたとき、オア処
理は、図4(a)に示すように、“1”と“0”がデータ
加工部3に入力された場合、そのラインの黒情報を残す
ものであり、アンド処理は、図4(b)に示すように、そ
のラインの黒情報を消去するものである。
【0024】オア処理の場合は、間引きされるラインの
画像データを喪失させずに、そのラインの黒の情報を残
すことができる。そのため、ライン喪失による画像の不
連続性を解消することができる。しかし、スキャナ部S
Cで原稿を読み取る際に濃く読み取るように設定したと
き、文字や絵の線が太くなり、この場合オア処理では全
ての黒の情報を残すため、文字や絵が潰れて見えてしま
うことがある。アンド処理では、データ加工される2ラ
インにおいて黒の情報が副走査方向で連続しているとこ
ろを抽出するので、太い線を細線化することができ、文
字や絵をより明瞭に表現できる。また、副走査方向にお
ける連続していない孤立点等の除去もできる。
【0025】図5は時分割処理を示すタイミングチャー
トであり、上からライン周期信号、サイクル分割信号を
それぞれ示す。なお、図5におけるライン同期信号の斜
線部分はスキャナからの入力データを第1メモリ1にラ
イトする期間、斜線部以外の部分はシステムバスからイ
メージバスへのアクセス期間を示す。
【0026】図5に示すタイミングより、スキャナから
1ラインの画情報が入力されていないとき、符号化器9
または他のホストから第1メモリ1へのアクセスはフリ
ーアクセスとなっている。そして、スキャナから1ライ
ンの画情報が入力された時点より時分割処理部7がサイ
クル分割信号を生成し、信号が“H”期間のときにスキ
ャナからのデータをデータ加工し、第1メモリ1に蓄積
する。また、その他の“L”期間は、符号化器9または
他のホストからの第1メモリ1に対するアクセス期間に
割り当てる。
【0027】このH,Lの周期は、第1メモリ1のバス
幅分のドット数に相当する。このような周期をつくるこ
とで、スキャナからの入力データを蓄積しながら、符号
化器9等が第1メモリ1にアクセスして、既に蓄積して
あるデータを読み出し、コード化して第2メモリ10に蓄
積する。そのコードデータを通信制御部11でファクシミ
リ送信する。
【0028】このような制御により、スキャナからの1
ページ分の入力時間を待つことなしに符号化器9にてコ
ード化でき、次のページまでの空き時間を短縮すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、次に記載する効果を奏する。
【0030】請求項1記載の構成によれば、ソフトウェ
アによる後処理をなくすことができ、その分処理時間を
短縮化させることが可能となる。また、周期的にデータ
加工を施すことで、フレキシブルにデータ加工を行うこ
とができ、データ加工部の負荷を減らすことができる。
【0031】
【0032】請求項記載の構成によれば、データ記憶
部に対して時分割アクセス可能とすることで、スキャナ
からの画像データを加工してデータ記憶部に蓄積しなが
ら、符号化器等によりデータ記憶部よりデータを読み出
し、コード化して通信することが可能となり、次のペー
ジを読み取るまでの空き時間を短縮することができる。
【0033】請求項記載の構成によれば、ライン喪失
による画像の不連続性を解消することができる。
【0034】請求項記載の構成によれば、スキャナ部
SCで原稿を読み取る際、濃く読み取るように設定した
とき、文字や絵をより明瞭に表現でき、また副走査方向
における連続していない孤立点等の除去もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像入力制御装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】副走査方向のオア処理を示す説明図である。
【図3】N周期の副走査方向のオア処理を示す説明図で
ある。
【図4】オア処理およびアンド処理を示す説明図であ
る。
【図5】時分割処理を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…第1メモリ、 2…シリアル・パラレル変換部、
3…データ加工部、 4…出力部、 5…メモリ制御
部、 6…画像入力制御部、 7…時分割処理部、8…
バス・トランシーバ、 9…符号化器、 10…第2メモ
リ、 11…通信制御部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナから送られてくるライン単位の
    シリアル画像データをパラレル画像データに変換する変
    換部と、この変換部からパラレル画像データを入力し、
    1ページ全体に対してパラレル画像データを2ライン単
    位でデータ加工を施して1ラインとするデータ加工部
    と、このデータ加工部からの1ラインデータをイメージ
    バスを介して蓄積するデータ記憶部と、このデータ記憶
    部の蓄積データをコード化する符号化器と、この符号化
    器からのコードデータを送信する通信制御部とを有する
    画像入力制御装置であって、先頭ラインからNライン目
    (Nは自然数)とN+1ライン目に対して前記データ加工
    部がデータ加工を施し、さらに2Nライン目と2N+1
    ライン目に対して前記データ加工部がデータ加工を施す
    ように、1ページ全体についてNライン周期で前記デー
    タ加工部にデータ加工を指示するとともに、2ライン単
    位でデータ加工を施す際に、前記データ加工部において
    前のラインデータをスルーさせてそのまま前記データ記
    憶部に記憶し、次のラインデータと前記データ記憶部に
    記憶した前のラインデータとを前記データ加工部によっ
    て1ラインデータに加工し、この1ラインデータを前記
    データ記憶部における前のラインデータの格納領域に上
    書きさせる制御部を備えたことを特徴とする画像入力制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記1ラインデータを前記データ記憶部
    に書き込むアクセスと、前記データ記憶部の蓄積データ
    をコード化するために読み出すアクセスとを時分割させ
    るための時分割処理部を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の画像入力制御装置。
  3. 【請求項3】 データ加工を副走査方向のオア処理とし
    たことを特徴とする請求項記載の画像入力制御装置。
  4. 【請求項4】 データ加工を副走査方向のアンド処理と
    したことを特徴とする請求項記載の画像入力制御装
    置。
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