JPH02140951A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH02140951A
JPH02140951A JP29366788A JP29366788A JPH02140951A JP H02140951 A JPH02140951 A JP H02140951A JP 29366788 A JP29366788 A JP 29366788A JP 29366788 A JP29366788 A JP 29366788A JP H02140951 A JPH02140951 A JP H02140951A
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etched
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 半導体装置の製造方法、特に高速化・高集積化したトラ
ンジスタなどの製造方法に関し、溝分離と活性化領域以
外の厚い酸化膜を自己整合的に形成して微細化が図れ、
工程を短縮できる半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とし、半導体基板上に選択酸化用の窒化膜(13
)及び溝形成用の膜(15)を形成する工程と、前記溝
形成用の膜をペリフェラルエツチング技術を用いてエツ
チングした後に核上をマスクとして窒化膜と基板とをエ
ツチングし、該基板に溝を形成する工程と、前記窒化膜
をサイドエツチングする工程と、該サイドエツチング後
に半導体基板表面及び溝内を熱酸化してフィールド酸化
膜及び溝分離を形成する工程とを含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法を含み、構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の製造方法、特に高速化・高集積
化したトランジスタなどの製造方法に関する。
(従来の技術〕 近年、半導体装置製造の分野において、バイポーラトラ
ンジスタやMOS)ランジスタの高性能化に対応して、
微細化及びPN接合分離の容量によるスピード低下を避
けるため、溝分離(トレンチアイソレーション)が多用
されている。この溝分離は、反応性イオンエツチング(
RIE(Reactiveran Etching) 
)による方向性エツチングでシリコンに幅の狭い溝を掘
り込み、その溝を絶縁物で埋めて分離を行うものである
。また、配線と基板間の容量の低減のためには、活性領
域を除くフィールド領域に厚い酸化膜を形成する必要が
ある。従って、今後の半導体装置の微細化と高速化に対
しては、トレンチアイソレーションとフィールド酸化領
域を自己整合的(セルファライン)に形成する必要があ
る。
第5図(a)〜(C)は従来例のU溝分離とフィールド
酸化膜領域部分の製造工程断面図である。
同図(a)に示す如く、通常の選択酸化(LOGO5)
法により、シリコン基板l上に堆積した窒化膜2をリソ
グラフィ技術によりパターニングし、次いで熱酸化を行
って厚いフィールド酸化膜3領域を形成する。
次に、同図(b)に示す如く、窒化膜2を除去した後、
リンガラス(PSG)膜4とレジスト膜5を形成し、リ
ソグラフィ技術によりU溝形成領域上のレジスト膜を除
去した後のレジスト膜5をマスクとして、RIEにより
リンガラス(PSG)膜4をエツチングする。
次に、同図(C)に示す如く、さらにフィールド酸化膜
3、シリコン基板1をエツチングしてU溝6を形成する
この工程の後には、U溝6内に例えばポリシリコンヲ充
填してU溝分離(トレンチアイソレーション)を行う。
C発明が解決しようとする課題〕 従来技術では、U溝分離とフィールド酸化膜3領域の形
成にそれぞれマスクを用いており、第5図(b)に示す
如く、フィールド酸化膜3の両端に形成されるバーズビ
ークなどの必要間隔(2α)のほかに、U溝エツチング
マスクの位置合わせ余裕を考慮した位置ずれ分(β)を
加えたレイアウトにする必要があった。すなわち、U溝
分離とフィールド酸化膜3領域がセルファラインに形成
されないため、(2α+β)の位置合わせ余裕を必要と
し、微細化に制約を与えていた。また、U溝6とフィー
ルド酸化膜3の間隔は、デバイスの高集積化によりサブ
ミクロンになると、位置ずれが無視できなくなり、U溝
6とフィールド酸化膜3の端部が重なる障害が起こり、
欠陥が生じることがあった。
そこで本発明は、溝分離と活性化領域以外の厚い酸化膜
を自己整合的に形成して微細化が図れ、工程を短縮でき
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、半導体基板上に選択酸化用の窒化膜及び溝
形成用の膜を形成する工程と、前記溝形成用の膜をペリ
フェラルエツチング技術を用いてエツチングした後に核
上をマスクとして窒化膜と基板とをエツチングし、該基
板に溝を形成する工程と、前記窒化膜をサイドエツチン
グする工程と、該サイドエツチング後に半導体基板表面
及び溝内を熱酸化してフィールド酸化膜及び溝分離を形
成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造
方法によって解決される。
〔作用〕
本発明では、溝形成用の膜をペリフェラルエツチング技
術を用いて周縁部分のみエツチングすることで、サブミ
クロンの溝を1μmルールのフォトリソグラフィ技術を
用い、かつ、一つのマスクを用いて溝とフィールド酸化
膜領域を自己整合的に形成することができる。従って、
従来のように2つのマスクの使用とマスクの位置合わせ
余裕をおく必要がなくなり、パターンを微細化すること
ができ、従来のポリシリコンを溝内に充填する工程に比
較して工程が短縮される。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
第1図(a)〜(ハ)は本発明実施例の半導体装置の製
造工程断面図である。
まず、第1図(a)に示す如く、シリコン基板11の表
面を軽く酸化して100〜300人程度の薄い程度化膜
(Si0g膜)12を形成し、この上に膜厚が500〜
1500人程度の選択酸程度の窒化膜(SiJn膜)1
3を堆積し、またその上に膜厚が0.5〜1μm程度の
リンガラス膜(PSG膜)14、さらにその上に膜厚が
0.5〜1μm程度のモリブデンシリサイド膜Mo5i
z膜)15を堆積゛する。
次に、第1図(b)に示す如< 、Mo5t z膜15
上にレジスト膜16を形成し、バターニングによりトレ
ンチ形成領域上のレジスト膜16を除去する。
次ニ、第1図(C)ニ示tJO< 、cc l 410
x(60〜70X)のガス組成で、RIBを行うと、レ
ジスト膜16の周囲のみMo5iz膜15がエツチング
される、いわゆるペリフェラルエツチング(Perip
heral etching)効果が発生する。この時
、エツチング時間を制御することで、例えば0.3μt
m −0、5μm程度の所望の微細な溝幅を得ることが
できる。第2図は本発明実施例第1図(C)の平面図で
あり、矩形状に形成したトランジスタ領域17の周囲の
Mo5iz膜15がエツチング(ペリフェラルエツチン
グ)されている。
また、第3図は第2図のA−A線拡大断面図であり、M
o5iz膜15はレジスト膜16の周囲から所定の溝幅
(1)だけエツチングされている。また、このエツチン
グの溝幅C1)とエツチング時間(1)は、第5図に示
す如く、はぼリニアーな比例関係にあり、エツチング時
間(1)を制御することにより、例えば0.2μ割〜1
.0μm程度の任意の溝幅を制御性よく形成することが
できる。
次に、第1図(d)に示す如く、レジスト膜16を除去
した後、Mo5iz膜15をマスクとして、PSG膜1
4、Si、N、膜厚3、SiO□膜12膜条2F4/(
hなどのフッ素(F)系のガスを用いてRIEでエツチ
ングする。このとき、PSG膜14.5isN4膜13
、SiO□膜12膜条2エツチングされるが、これらの
膜に対してシリコンのエツチングレートが10倍程度あ
りかつ一定の膜厚に形成されているため、所定の深さま
でマスクとなる。
次に、第1図(e)に示す如く、塩素(C4り系ガスに
切り換えてシリコン基板11を、例えば4〜5μm程度
の深さまでエツチングして分離用のU溝18を形成する
次に1.第1図(f)に示す如く、熱リン酸を用いて、
160℃以下の温度でS*Ja膜13を、PSG膜14
をマスクとしてサイドエツチングする。このサイドエツ
チング量は、トレンチ−フィールド酸化領域を決めるも
のであり、この場合0.5μm−m1μmが適当である
次に、第1図(g)に示す如く、PSG膜14を希釈フ
ッ酸(HF)を用いてウォッシアウトする。
次に、第1図(ロ)に示す如(、熱酸化を行い酸化層1
9を形成する。酸化量は6000人程度程度る。このと
き、溝幅を0.3μ曙にすると、U溝18内はシリコン
酸化による体積膨張により酸化層19で埋まり、U溝1
8が閉塞する、すなわち、上記熱酸化によりU溝分離と
厚い膜厚のフィールド酸化領域が形成される。
なお、U溝18上部の平坦性がさらに必要な場合には、
5OG(Spin On Glass)膜を形成するか
、またはリンガラス(PSG)、ホウ素リンガラス(B
PSG)などの膜を形成して熱処理によるリフロー後、
エッチバックすればよい。
上記半導体の製造方法では、ペリフェラルエツチングを
用いて微細なU溝18を形成し、その後選択酸化用の窒
化膜13をペリフェラルエツチングの端部から所望の量
だけサイドエツチングした後、熱酸化しているため、U
溝18による分離と厚い膜厚のフィールド酸化領域が自
己整合的に形成される。従うて、従来のように二つのマ
スクの使用と位置合わせ余裕が必要なくなり、その分だ
け微細化することができ、かつ従来のように溝内にポリ
シリコンを充填していた工程に比較して工程を短縮する
ことができた。
なお、本発明において、U溝18の幅はべりフエラルエ
ッチングの量を制御することで任意にでき、またフィー
ルド領域もU溝18の幅やサイドエツチングの量により
決めることができるものであり、本発明の適用範囲は上
記の実施例に限定されるものでない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、ペリフェラルエツチ
ングを用いて微細な溝を形成し、その後選択酸化用の窒
化膜をペリフェラルエツチングの端部から所望の量だけ
サイドエツチングした後に熱酸化することで、溝分離と
フィールド酸化膜を自己整合的に形成して微細化するこ
とができるだけでなく、工程も短縮することができる効
果がある。
グ幅と時間の関係を示す図、 第5図は従来例の製造工程断面図である。
図中、 11はシリコン基板、 12は熱酸化膜、 13は5iJ4膜、 14はI)SG膜、 15はMoS i z膜、 16はレジスト膜、 17はトランジスタ領域、 18はU溝、 19は酸化層 を示す。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板(11)上に選択酸化用の窒化膜(13)及
    び溝形成用の膜(15)を形成する工程と、前記溝形成
    用の膜(15)をペリフェラルエッチング技術を用いて
    エッチングした後に該膜(15)をマスクとして窒化膜
    (13)と基板(11)とをエッチングし、該基板(1
    1)に溝(18)を形成する工程と、前記窒化膜(13
    )をサイドエッチングする工程と、該サイドエッチング
    後に半導体基板(11)表面及び溝(18)内を熱酸化
    してフィールド酸化膜及び溝分離を形成する工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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