JPH02139470A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

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JPH02139470A
JPH02139470A JP29325388A JP29325388A JPH02139470A JP H02139470 A JPH02139470 A JP H02139470A JP 29325388 A JP29325388 A JP 29325388A JP 29325388 A JP29325388 A JP 29325388A JP H02139470 A JPH02139470 A JP H02139470A
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横江 正明
Yoshikazu Kurono
義和 黒野
Koji Hayashi
浩二 林
Tomoe Takagi
高木 友恵
Narihiro Matsushita
松下 成洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 え哩辺月炙 [産業上の利用分野] 本発明は、刺繍模様の縫点位置を演算する刺繍データ処
理装置に関する。
[従来の技術] 自動ミシンにおいて刺繍模様を形成するには、刺繍模様
の各縫点を表す縫点位置の情報が必要である。自動ミシ
ン等に縫点位置を与えるために、かかる情報を処理する
装置として、例えば、特公昭60−42740号公報記
載の様に、刺繍模様を多角形ブロックの集合として表し
、各ブロックの頂点の位置座標及び当該ブロック内に形
成すべき縫目の糸密度を与えることにより、これらの単
純な情報に基づいて刺繍模様の縫点位置を演算する装置
が提案されている。
また、同様の装置として、例えば、特開昭63−125
284号公報記載の様に、扇状ブロックについてのみ、
内周側の縫点位置を一つ置きに扇状ブロックの内側所定
位置へずらすことにより、内周側の縫目が詰まるのを防
止したものが知られている。
[発明が解決しようとする課AJ] しかしながら、従来のこうした装置は、原則的にブロッ
クの対向する辺上に縫点を形成するためのものであり、
例えば縫点を辺に対し出入させた模様を形成する場合に
は、出入させた縫点毎にブロックを分割する必要があっ
た。−例をあげれば、第9図(A)に示す様な、右辺側
をあるパターンに従って透かした模様に対しては、同図
(B)に模様の上邦のみ拡大して示す様に、縫点が出入
する毎に、UI  VI  V2 U2.U2Wi W
2 U3゜U3 V3 V404 、・・・と極めて多
くのブロックに分割する必要がある。
従って、従来はブロックの所定の辺に対し、縫点を出入
させた模様を形成する場合には、全縫点に匹敵するよう
な多くの情報を作成しておかなければならず、多大な労
力を要するという問題があった。
また、模様の透かし具合い、即ち縫点の出入パターンを
変更したい場合には、新たにブロックを分割し直さなけ
ればならず、デザイン変更を迅速に行なえないという問
題もあった。
本発明は、少ない情報量にて所定の辺側を透かした模様
を形成することの可能な刺繍データ処理装置の提供を目
的としている。
凡里Ωユ式 [課題を解決するための手段] 即ち、本発明の刺繍データ処理装置は、第1図に例示す
る様に、刺繍模様を複数のブロックに分割し、各ブロッ
ク毎に形成する縫点位置を演算する刺繍データ処理装置
において、前記各ブロックの辺の形状を特定する辺情報
を記憶する第1の記憶手段M1と、前記各ブロック内に
おいて形成すべき縫目の糸密度情報を記憶する第2の記
憶手段M2と、前記辺情報により特定される形状の辺の
内、所定の辺に対する縫点の出入パターンを、前記各ブ
ロックに対し選択的に記憶する第3の記憶手段M3と、
前記出入パターンが記憶されているブロックに対しては
、前記辺情報により特定される所定の辺に沿って、前記
糸密度情報に応じた数の縫点位置を前記出入パターンに
従って演算し、前記出入パターンが記憶されていないブ
ロックに対しては、前記辺情報により特定される所定の
辺に沿って、前記糸密度情報に応じた数の縫点位置を演
算する縫点演算手段M4とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明の刺繍データ処理装置は、刺繍模様を複数のブロ
ックの集合として衷した情報に基づいて縫点の演算を行
なっている。
縫点演算手段M4は、第3の記憶手段M3に出入パター
ンが記憶されているブロックに対しては、第1の記憶手
段M1に記憶された当該ブロックの辺情報により特定さ
れる所定の辺に沿って、第2の記憶手段M2に記憶され
た当該ブロックに関する糸密度情報にて定まる縫目数分
の縫点を、前記記憶された当該ブロックの所定の辺に対
する出入パターンに従って演算する。また、縫点演算手
段M4は、第3の記憶手段M3に出入パターンが記憶さ
れていないブロックに対しては、第1の記憶手段M1に
記憶された当該ブロックの辺情報により特定される所定
の辺に沿って、第2の記憶手段M2に記憶された当該ブ
ロックに関する糸密度情報にて定まる縫目数分の縫点を
演算する。
ここで、第3の記憶手段M3には、各ブロックに対し選
択的に出入パターンが記憶されている。
従って、ブロックを選択的に指定し、選択されたブロッ
クにおいては、辺情報により特定されるブロックの所定
の辺上から逸脱した位置に縫点が形成される。
[実施例] 次に、本発明を自動刺繍ミシンとして具体化した実施例
を図面に基づき詳細に説明する。
先ず、第1実施例を説明する。本実施例の自動刺繍ミシ
ンは、第2図のブロック図に示す如く、布1を固定した
刺繍枠2をXY力方向駆動する駆動モータ3と、ミシン
本体4に備えられた針5を上下動して布1上へ縫目を形
成するミシンモータ6と、駆動モータ3及びミシンモー
タ6を駆動制御する電子制御装置7と、電子制(Il装
置7へ刺繍模様に関する情報を与える記憶装置8と、電
子制御装置7へ各種指示を与えるキーボード9とからな
る。
電子制御装置7は、CPU71.ROM72゜RAM7
3を中心に構成される論理演算回路であり、人力インタ
フェース74を介して記憶装置8から模様データを読み
込み、出力インタフェース75を介して駆動モータ3.
ミシンモータ6へ制御信号を送出する。また、キーボー
ド9からの各種指示を人力インタフェース74を介して
取り込む。
記憶装置8は、第3図に示す様に、辺情報記憶エリア8
a、糸密度情報記憶エリア8b、出入パターン記憶エリ
ア8cfl−備える。
第3図は四角形又は三角形のブロックについて各記憶エ
リア8a、8b、8cに記憶される情報を例示したもの
であり、辺情報記憶エリア8aには、ブロックの辺を特
定するための情報として、ブロックの各頂点位置をベク
トルにて表した頂点位置SDI〜SD4が縫い始め点か
ら順に、第2番目の縫点の形成方向に応じて、右回り又
は左回りに記憶されている。即ち、偶数番目の縫点は、
第2.第3の頂点SD2.SD3により特定される辺側
に、奇数番目の縫点は、第4.第1の頂点SD4. 5
01により特定される辺側に、形成されることを衷す。
なお、三角形ブロックの場合にはSDIとSD2には同
一頂点の情報が記憶される。従って、三角形ブロックに
おいても、辺5DISD4が奇数番目の縫点側の辺であ
り、辺5D2SD3が偶数番目の縫点側の辺であること
を特定できる。
また、糸密度情報記憶エリア8bには、ブロックの縫目
形成方向の中心線上単位長さ当りに形成される縫目数を
表す糸密度dが記憶されている。
さらに、出入パターン記″憶エリア8cには、出入パタ
ーンとして、縫い始め点から何番目毎の縫点を辺に対し
出入させるかを表す出入点順位■1及び当該順位の縫点
の出入量として、縫点を出入させなかった場合の縫目長
さに対する長さの比率にて表した出入mI2が記憶され
ている。なお、出入率■2が値1より大きい場合にはブ
ロック外へ、(直1より小さい場合は、ブロック内へ縫
点を逸脱させることを表す。
次に、第4図(A)、 (B)を演算例として、電子制
御装置7が実行する縫点演算処理につき説明する。
まず演算例の縫目に関する情報につき説明する。
文字「イ」は、第4図(B)に示す様に、三つのブロッ
クBrl〜Br3に分割されている。
第1のブロックBrlは四角形であり、左上頂点A7t
−縫い始め点として右辺、左辺、・・・と交互に縫点を
形成し、四つ月毎の縫点を内側へ30%逸脱させた透か
し模様を形成する。これに対応する情報として、辺情報
記憶エリア8aには縫い始め意思下右回りに四つの頂点
位置A、  B、  C,Dが、糸密度情報記憶エリア
8bには糸密度(Hが、出入パターン記憶エリア8Cに
は出入点順位rii=4、出入率I21=0.7が記憶
されている。
第2のブロックBr2は三角形であり、頂点Eを縫い始
め点として、左辺、右辺、・・・と交互に縫点を形成す
る。即ち、辺情報記憶エリア8aには左回りに頂点位置
E、  E、  F、  Gが、糸密度情報記憶エリア
8bには糸密度d2が記憶されている。
なお、ブロックBr2については、出入パターンに関す
る情報は空情報となっている。
第3のブロックBr3は四角形であり、辺情報記憶エリ
ア8aには右回りに頂点位置F、  G、  H。
■が、糸密度情報記憶エリア8bには糸密度d3が記′
隠されている。なお、ブロックBr3については透かし
処理は行なわないこととして、出入パターンに関する情
報は空情報となっている。
以上の情報に基づき電子制御装置7が実行する縫点演算
処理を、第5図のフローチャートに従って説明する。
まず、第1のブロックBrlについて、記憶装置8から
各情報SD1〜SD2.di、It、I2を読み込む(
ステップS1、以下単にSl)。第1のブロックBrl
について読み込まれた頂点位置A−Dに基づき左辺AD
の長さLQl及び右辺BCの長さLriを演算し、さら
に、糸密度d1に基づきブロックBrl内に形成する縫
目数Lnlを演算する(S2)。次に、左右の辺AD、
BCの(頃き及び縫目数Lnlから)゛ロックBrlを
透かし模様としない場合の縫点候補位置SNI  (1
)。
SNI  (2)、SNI  (3)、 ・・・を演算
する(S3)。以下透かし処理にはいる。
透かし処理においては、まず、(長辺)/(短辺)の比
率が、ROM73内に予め設定しである長短比SR未満
か否かを判断する(S4)。これは、例えば、三角形ブ
ロックの様に左右の辺の長さが異なる場合に、長辺上と
短辺上とに同数の縫点を形成すると、短辺側では縫目が
詰まりすぎるため、これを自動的に防止するための判断
である。
ブロックBrlは左右の辺AD、BCが同一長さである
から(S4: YES)、続いて、透かし演算を行なう
縫点の順位を表す透かし順位、Jとして出入点順位11
=4の倍数、4. 8. 12.・・・を設定する(S
5)。なお、11が空情報の場合には透かし順位Jには
零が設定される。
設定された透かし順位Jに基づき、J−1番目の縫点候
補S01  (J−1)とJ+1番目の縫点1吠補SD
I  (J+1)との中点PI  (J)を演算する(
S6)。次に線分Pi  (J)SDI  (J)を出
入率I2 =0 、7にて内分する点SNI’(J)を
演算する(S7)。こうして演算された内分点SNI’
(J)を1番目の縫点候補SNI  (J)とする(S
8)。以上の様にして第1番目のブロックBrlについ
て縫点候補SNI  (K)の演算が確定Lノたら、次
のブロックがあるか否かを判断する(S9)。
この演算例では第2番目のブロックBr2があるから、
再びSlに戻り、縫点演算を実行する。
今度は三角形であり、右辺EFが左辺EGに比して短く
、本演算例においては、L Q 2 / L r 2≧
SRと判断され(S4; No)、出入率I2に値0.
5を設定する(S i O)。これは、短辺EG側で縫
目が詰まりすぎない様にするためであり、値0,5は予
めROM?2内に設定してあ値である。なお、この値は
演算開始時にキーボード9より設定してもよい。
続いて、透かし演算を行なう縫点の順位Jとして短辺E
F上での偶数番目の順位、従って本演算例においては、
(l貞3,5.・・・を設定する(511)。これは、
短辺側の縫点を一つ置きに内側へ透かすことにより短辺
側の目詰まりを防止するためである。
以下、第1のブロックBrlと同様に、中点P2(J)
を演算しくS6)、内分点SN2’(J)を演算しくS
7)、縫点候補SN2  (K)を確定する(56〜S
8)。
第3のブロックBr3についても同様の演算を実行する
が、前述の様に、透かし順位Jは零に設定されて、S3
にて演算された縫点候補SN3  (k)がそのまま確
定する。
以上のようにして演算確定した縫点候補5N(K)に基
づいて、以下、通常の縫製制御により駆動モータ3及び
ミシンモータ6を駆動制御する。
その結果、第4図(B)に示す様な、斜め棒部分のブロ
ックBrl内は右辺側を意図的に透かし、縦棒部分の上
部三角形ブロックBr2内は短辺EG側を強制的に透か
し、縦棒部分中央部以下のブロックBr3内は左右均一
な詰まり具合いとした縫目にて、文字「イ」の刺繍模様
を形成することができる。
この様に本実施例によれは、全縫点に対する情報を作成
しなくても、ブロックの辺の形状の情報と、糸密度の情
報と、選択的に指定された出入パターンの情報とにより
、所望の辺に対して縫点を出入させた刺繍模様を形成で
きる。従って、かかる模様であっても、縫点情報作成が
極めて容易であり、情報作成に多大な労力を必要としな
い。
なお、縫点を出入させる辺は、出入点順位11により定
まる。従って、出入点順位11として、例えば2を指定
すれば、二つ回毎の縫点、即ち、一方の辺側の縫点を総
て逸脱させることができる。
また、奇数、例えば3を指定すれは、三つ回毎の縫い点
、即ち、両方の辺について、一つ置きの縫点を逸脱させ
ることができる。さらに、逸脱量については出入率I2
にて自由に指定できる。この様に、出入点順位II、出
入率I2の組合ぜにより、種々なる刺繍模様の縫点位置
を演算することができる。
この様に、各情報II、I2は極めて単純な情報であり
、これらを種々の組合せで選定することにより、種々の
透かし状態の模様を容易に形成できる。さらに、糸密度
dを変更すれば、また異なる透かし状態の刺繍模様どな
る。かかる効果は、各独立の単純かつ特定の情報SDn
、d、II。
I2を組み合わせて刺繍模様を表すことにより生ずるの
である。
従って、各情報d、I1.12のいずれかを変更すれば
同一のブロックに対し種々なる形態の透かし模様に対応
する情報を作成できる。即ち、必要部分の情報のみの変
更により、最小限の作業によって刺繍模様デザインの変
更を迅速に行なうことができる。
さらに、長短比SRを設定しCおき、縫点を形成する辺
の長さLQ、Lrにより、縫目の詰まり過ぎを防止でき
る構成を採用したことにより、縫目に関する情報作成の
際に、目詰まりについて何ら考慮する必要がない。なお
、演算開始時にキーボード9より、長短比SRに基づく
強制的な透かし処理を行なうか否かを指定する構成にし
てもよい。従って、意図的に目の詰まった模様としたい
場合には、強制的な透かし処理を行なわないよう指示す
ればよい。
次に、第2実施例として、出入パターンとしての情報の
構成を変えたものを説明する。
装置の構成は、第1実施例と同様である。ただし、第6
図に示す様に、記憶装置8の出入パターン記憶エリア8
Cには出入パターンとして、逸脱辺情報I1.逸脱方向
情報12.最大逸脱率I3゜非逸脱縫目数I4.逸脱縫
目数I5.逸脱タイプI6という第1実施例とは若干異
なる情報が記憶されている。
ここで、逸脱辺情報11は縫点を出入させる辺を指示す
る情報であって、左辺について縫点を出入させる場合に
はTI =L、右辺ならばl4=R1左右辺であれば1
1=LR等と記憶されている。
逸脱方向情報■2は辺に対し縫点を逸脱させる方向を表
す情報であって、ブロックの外側へ縫点を逸脱させる場
合にはI2 =Ou、内側へ逸脱させる場合にはI2 
=Inと記憶されている。最大逸脱率■3は、縫点の最
大逸脱量を、逸脱させなかった場合の縫目長さに対する
パーセントにて表す。
非逸説縫目数I4.逸脱縫目数15及び逸脱タイプ■6
は縫点を演算する場合の出入パターンの基準単位を表す
。例えは、l4=1.l5=3とは、逸脱辺情報■1に
指示された辺側に向かって形成される縫目に関し、最初
から1本の縫目は縫点を辺上に位置し、続く3本の縫目
は縫点を辺上から逸脱させることを表す。また、逸脱タ
イプI6は、最大逸脱率■3と共同して個々の縫点に対
応する逸脱率を表すものであり、予め記憶手段8に格納
しである所定の逸脱タイプの内から一つを選択指示する
ためのものである。例えは、(逸脱率)=(最大逸脱率
)とするノーマルタイプであれば■6=N、また、鋸歯
状に逸脱率を変化させる場合にはl6=WL 乱数表に
基づきランダムな逸脱率にする場合にはI6 =Ra等
が記憶されている。
上述の様に、本実施例が第1実施例と最も大きく異なる
点は、出入させる縫点の指定ではなく、縫目の指定によ
って出入パターンを構成する点である。
以下、本実施例の縫点演算処理につき、第7図(A)に
示す情報を演算例として説明する。
第8図のフローチャートに示す様に、第1実施例と同様
に、記憶装置8から読み込んだ各情報SD1〜SD4.
d、11〜■6に基づき、ブロックB「10内に形成す
べき縫目数LnlOを演算する(521.522)。左
右の辺PS、RQの傾きから縫点逸脱処理を行なわない
場合に各辺に沿フて演算される縫点の変化量を表すベク
トル量Δa。
△bを演算する(S23)。次に、縫点演算処理示フラ
グFを縫い始め点側に、本演算例では縫い始め点が左上
頂点PであるからF=Lと設定する(S24)。
これ以後の処理は、縫点を演算する辺が左辺であるか右
辺であるかを判断しく525)、各辺に対する縫点演算
処理(S26又は526R)を実行する。
最初はF=Lであるから、左縫点演算処理を実行する(
S 26)。第1番目の縫点5NIO(1)は縫い始め
点であるから、5NIO(1)=Pとなる。続いて、ブ
ロックB rlOにつき縫点演算が総て終了したか否か
を判断する(S27)。まだ縫い始め点5NIO(1)
を演算しただけであるから、第2番目の縫点5NIO(
2)を演算するためにフラグFを変更し、S25へ戻る
(52 B)。今度は、右辺側の縫点演算処理を実行し
、右上頂点Q及び変化量Δbから、5NIO(2)=Q
+Δbが求まる(S26R)。以下、左右の縫点の演算
が繰り返される。ここで、第7図(A)に示す様に、I
I =R,12=Ou、  I3 =20.  I4 
=1゜l5=3.l6=Nと指定されているので、第2
番目、3呑目、4番目の縫目に対応する右辺側の縫点5
NIO’ (4)、5NIO’ (6)、5NIO’ 
(8)は、右辺から外側へ逸脱した位置の縫点として演
算される。即ち、 5NIO’ (4)=SN10 (4)+0.2◆ (
SNIO(4)−9NIO(3))SNIO’ (6)
=SN10 (6)+0.2・ (SNIO(6)−3
NIO(5))SNIO’ (8)=SN10 (8)
+0.2・ (SNIO(8)−9NIO(7))とな
る。ここで、 5NIO(3)、 5NIO(5)、 5NIO(7)
は左上頂点P及び変化量△aから演算される左辺上の縫
点てあり、 5NIO(4)、 5NIO(6)、 5NIO(8)
は右上頂点Q及び変化量Δbから演算される右辺上の仮
りの縫点である。即ち、辺上から逸脱させる縫い点5N
IO″ (K)は縫点を辺上から逸脱させない場合の縫
目を延長した点として演算される。
以上の様にして演算した縫点5NIO(K)に基づいて
、以下、通常の縫製制御により駆動モータ3及びミシン
モータ6を駆動制御し、第7図(B)に示す様な模様を
形成する。
なお、演算例において、I6 =W1が設定されていた
場合には、上述526Rの演算において、第4.第6.
第8の縫点は、それぞれ異なる値の逸脱率にて演算され
る。即ち、最大逸脱率13゜逸脱縫目数I5.逸脱タイ
プI6から比例的に求まる逸脱率10%、20%、10
%にて演算し、鋸歯状に縫点が逸脱した模様となる。
以上説明した様に、第2実施例の装置は、さらに以下の
効果を奏する。
即ち、辺に対し出入すべき縫点を縫目毎に指定し、さら
に、出入パターンを基準の単位にて表したことにより、
左右いずれの辺においても自由なパターン、例えば逸脱
タイプの選定により、鋸歯状等に縫点を出入させた模様
の情報を簡便に作成できる。その結果、作成する模様は
表現力に富んだものとなる。
また、各情報11〜■6を変更すれば同一のブロックに
対し種々なる形態の出入タイ、ブの模様に対する情報を
作成できる。即ち、必要部分の情報のみの変更により、
最小限の作業にて刺繍模様デザインの変更を迅速に行な
うことができる。
この時、CRT等に、デザインされた刺繍模様を表示さ
せるように構成すれば、容易に所望の刺繍模様をデザイ
ン可能である。
特に、最大逸脱率I3.逸脱縫目数I5.逸脱タイプI
6から各縫点毎に逸脱率を変更する様に構成したことに
より、実施例に示したパターン以外にも、例えは、縫点
をサイン波状に出入させた模様なども簡単に形成できる
のである。
以上本発明の詳細な説明したが、本発明は何らこれに限
定されず、例えば、曲率等のデータを用いて曲線状の辺
を有するブロックで演算する構成等、その要旨を逸脱し
ない範囲の種々なる態様を採用できる。
光匪Ω匹里 本発明によれは、ブロックの辺の形状を特定する辺情報
、糸密度情報及びブロック毎に選択的に記憶した出入パ
ターンという各特撮的な情報を用いることにより、極め
て単純で少ない情報の絹合せにも係わらず、縫点を種々
に出入させた模様、即ち種々の透かし入りの模様を容易
に形成できる。
また、これらの情報は各独立の情報であり、組合せの変
更が容易である。従って、縫点情報作成の労力をi酸受
できるばかりでなく、模様のデザイン変更にも迅速に対
応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を例示するブロック図、第2図は
実施例の構成を示すブロック図、第3図は第1実施例の
情報の構成を示す説明図、第4図(A)、(B)は第1
実施例における演算例の情報及び想定する縫い上がりの
説明図、第5図は第1実施例の縫点演算の手順を示すフ
ローチャート、第6図(A)、(B)は第2実施例の情
報の構成を示す説明図、第7図(A)、(B)は第2実
施例における演算例の情報及び想定する縫い上がりの説
明図、第8図は第2実施例の縫点演算の手順を示すフロ
ーチャート、第9図(A)は従来例において右辺側の縫
目をあるパターンに従って透かした模様の説明図、同図
(B)はその上部のみ拡大して示す説明図である。 Ml・・・第1の記憶手段 M2・・・第2の記憶手段
M3・・・第3の記憶手段 M4・・・演算手段1・・
・布 2・・・刺繍枠 3・・・駆動モータ4・・・ミ
シン本体 5・・・針 6・・・ミシンモータ7・・・
電子制御装置 8・・・記憶装置8a・・・辺情報記憶
エリア 8b・・・糸密度情報記憶エリア 8c・・・出入パターン記憶エリア 9・・・キーボード 代理人  弁理士 定立 勉(ほか2名)第1図 第3図 第2図 第 図 第 図 第 図 第 図 第9図 <A> (B) I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 刺繍模様を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に形
    成する縫点位置を演算する刺繍データ処理装置において
    、 前記各ブロックの辺の形状を特定する辺情報を記憶する
    第1の記憶手段と、 前記各ブロック内において形成すべき縫目の糸密度情報
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記辺情報により特定される形状の辺のうち所定の辺に
    対する縫点の出入パターンを、前記各ブロックに対し選
    択的に記憶する第3の記憶手段と、前記出入パターンが
    記憶されているブロックに対しては、前記辺情報により
    特定される所定の辺に沿って、前記糸密度情報に応じた
    数の縫点位置を前記出入パターンに従って演算し、前記
    出入パターンが記憶されていないブロックに対しては、
    前記辺情報により特定される所定の辺に沿って、前記糸
    密度情報に応じた数の縫点位置を演算する縫点演算手段
    と を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
JP63293253A 1988-11-11 1988-11-18 刺繍データ処理装置 Expired - Fee Related JP2605842B2 (ja)

Priority Applications (4)

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