JPH02139410A - ポリエステル/ポリプロピレン樹脂ブレンドからなるテープ状の糸およびこれを織ったカーペット用裏打ち材 - Google Patents

ポリエステル/ポリプロピレン樹脂ブレンドからなるテープ状の糸およびこれを織ったカーペット用裏打ち材

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JPH02139410A
JPH02139410A JP1248959A JP24895989A JPH02139410A JP H02139410 A JPH02139410 A JP H02139410A JP 1248959 A JP1248959 A JP 1248959A JP 24895989 A JP24895989 A JP 24895989A JP H02139410 A JPH02139410 A JP H02139410A
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William Michael Hrubik
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
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    • D01D5/42Formation of filaments, threads, or the like by cutting films into narrow ribbons or filaments or by fibrillation of films or filaments
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光所坐分団 本発明はポリエステル成分とプロピレンポリマー成分と
の樹脂ブレンドからなる織物用テープ糸、並びにこの糸
から織ったカーペット用裏打ち材に関する6本発明はま
た、テープ糸の製造に適した樹脂ブレンドおよびこの糸
を作る方法に関する。
3朋り豆量 ふさ(tufted)付カーペットの製造は通常は主裏
打ちの後にふさ付裏打ち材を洗浄、染色そして乾燥し次
いで仕上げ操作にかけることを含む。
ふさ付けは通常は、糸を通した往復針を主裏打ち材に入
れて糸のふさあるいはループを形成させることにより行
なわれる0代表的には針と所定の関係で作動するルーバ
ーあるいはフックは、針が裏打ち織物を通って針のスト
ロークの端地点にあるときにルーバーが針の目のすぐ上
にあるように位置する。針がこの地点に達すると、ルー
バーにより針から糸は持ち上げられそして糸はしばらく
保持される。主裏打ち材から針がもどるときに糸のルー
プまたはふさができる。編機を通って裏打ち材の進行に
よりループがルーバーから遠ざかるまでこの方法を代表
的には繰り返す。所望により、例えばふさ何工程でルー
バーとナイフの組み合せを用いることによりループを切
ってけばを形成してもよい、別法としてループを切断し
ないでもよい。
ふさ付カーペットの主裏打ち材は代表的には、ジュート
、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミドおよびレ
ーヨンなどの1種類あるいはそれ以上の天然あるいは合
成の繊維または糸から作られる織布または不織布である
。ポリプロピレン、ポリエチレンおよびエチレン−プロ
ピレンコポリマーなどの合成材料のフィルムを用いて主
裏打ち材を形成することもできる。
ふさ何工程で入る糸のふさは通常は、糸をほぐすこと並
びに裏打ち材の収縮化によりその場で保持される。仕上
げ工程では裏打ち材の裏面、すなわち縫い目面を通常は
天然あるいは合成のゴムまたは樹脂ラテックスまたはエ
マルジョンまたはホットメルト接着剤などの接着剤で被
覆してふさの裏打ち材への固着を高める。このような接
着剤を用いると、ふさ付カーペットの寸法安定性も改良
し、すべり抵抗が改良されたより耐久性のカーペットと
なる。ポリプロピレン、ポリエチレンまたはエチレン−
プロピレンコポリマーまたはジュートなどの天然繊維か
ら作られる織布または不織布あるいは熱可塑性フィルム
などの副裏打ち材を主裏打ち材にラミネートすることに
より、ふさ付カーペットは仕上げ工程でさらに安定化さ
れる。仕上げ工程で用いられる接着剤は主裏打ち材を副
裏打ち材へ結合させる。
ポリプロピレン糸から織ったカーペット用裏打ち材は周
知でありそして商業的に使用されている。
このような裏打ち材の例は1963年11月19日発行
のローズの米国特許第3,110,905号に開示され
ており、これはポリプロピレンを含む熱可塑性樹脂の平
坦な長方形の断面の糸から織ったふさ付カーペット用裏
打ち材に関する。このような糸の製造およびこの糸を用
いてカーペット用裏打ち織布を作ることは1970年3
月31日発行のポート等の米国特許第3,506,10
6号に開示されており、この特許は熱可塑性樹脂を押出
してフィルム状ウェブを形成し、延伸によりフィルムを
配鏑配向フィルムをテープまたはリボン状の糸に切り、
テープを折り、折ったテープをカレンダー加工し次いで
テープを織るために織機に供給することに関する。この
ような平坦で長方形の糸はしばしばテープ糸またはリボ
ン糸と言われる。
幾つかの最終用途では、ポリプロピレン製テープ糸から
織られた裏打ち材は用途が制限されている。自動車用カ
ーペットでは、自動車用内装面へのカーペットの成型は
ポリプロピレンの融点以上でまたはポリプロピレン糸の
延びと寸法安定性の損失を生じさせるのに十分高い温度
で行なわれるので、ポリプロピレン製織布裏打ち材は用
途が限られている。ポリプロピレン製織布裏打ち材は同
様の理由でカーペットタイルでの使用にも向いていない
。ホットメルト接着剤を用いてカーペットタイルを表面
に接着させるとき、この接着剤を活性化させるための加
熱は、裏打ち材の糸の延びを生じさせて寸法安定性が犠
牲にされるのに十分高い温度で行なわれる。
ポリプロピレンの融点より高い温度あるいはポリプロピ
レン糸の延びを生じさせるのに十分高い温度にさらされ
る自動車用カーペット、カーペットタイルおよび他のカ
ーペット構造体では、他の材料から織った裏打ち材が知
られている。しかしながら高融点材料は他の障害を示す
、自動車用カーペットおよびカーペットタイル用のポリ
エステル製裏打ち材織布が提案されている。ポリエステ
ル糸は寸法安定性をほとんど損うことなくポリプロピレ
ン系よりも高い温度に耐えることができる。
しかしながら、ポリエステル糸はもろくそして摩耗しや
すいため、ふさ付けするときに針および糸の両方のそり
および破断が起ってカーペット品質の劣ったものとなる
ので、ポリエステルテープ糸から織った裏打ち材はふさ
付カーペットの製造にはあまり適していない。
1986年12月3日発行の米国特許第4,556,6
02号は、ポリプロピレンよりも伸びにくい強化糸、好
ましくはナイロン、ポリエステルあるいはガラス繊維を
たて糸方向に織ったカーペットおよびカーペットタイル
用ポリプロピレン裏打ち材を開示している。この種のカ
ーペットの寸法安定性はポリプロピレン裏打ち材から作
られるものと比べて改良されるけれども、その他は同じ
であり、だて糸Z” 強化系を含めること〆費用が嵩みそして裏打ち材を作る
手間がかかり、そしてこのような強化裏打ち材は高温処
理で障害となるポリプロピレン系を多く含むかもしれな
い。
不織布ポリエステル製カーペット裏打ち材も提案されて
おりそして市販されている。このような裏打ち材はポリ
プロピレン裏打ち材の高温制限を克服している。しかし
ながら、不織布ウェブ内の繊維がランダム配向している
ため、織布ポリエステルテープ糸の裏打ち材が受けるふ
さ付は困難性を低下できるけれども、ポリプロピレン製
のものを含む織布裏打ち材と比べて寸法安定性の悪い裏
打ち材となる。
寸法安定性、高温加工性および慣用の裁縫手法でのふさ
付は性が上記の困難性を克服するのに適している糸およ
びその糸から織ったカーペット裏打ち材を提供すること
が望ましいことが、上記の説明かられかるであろう、カ
ーペットタイルおよび自動車用カーペットを含むふさ付
カーペット用の織布カーペット裏打ち材の製造に適した
改良されたテープ糸を提供することが本発明の目的であ
る。本発明の別の目的はこのようなカーペット裏打ち材
およびこれを含むカーペット構造体を提供することであ
る。本発明の他の目的は、このような改良された糸の製
造での使用に適した樹脂組成物およびこの樹脂から引裂
フィルム糸を作る方法を提供することである。本発明の
その他の目的は以下の記述から当業者に明らかであろう
本発明者はポリエステル樹脂成分とほぼ結晶性のプロピ
レンポリマー成分とからなるテープ糸を提供することに
より本発明の目的が達成される≦とを見出したのであり
、ここにおいてこれら成分の割合および溶融レオロジー
は、溶融状態における良好な強度とテープ糸製造のだめ
の十分に近い剛性、摩耗性およびもろさをもつ押出フィ
ルムが得られるものであり、そして糸の強度、剛性およ
び寸法安定性に関してポリエステル成分の好ましい性質
が得られるとともに、ふさ断操作で良好な針の侵入のた
めの十分なスプリット性が糸の割れがこの糸から織った
カーペント裏打ち材を弱くするほどではない程度に達成
される。本発明の糸のポリエステル成分とプロピレンポ
リマー成分は不相溶性であり、二相系としてテープ糸に
存在し、そして裁縫時に糸の割れを促進する。テープ糸
へ樹脂を加工するとき、中間の固有粘度と比較的近い溶
融強度とを有するこのポリエステル成分は、はぼ均一な
フィルム厚さと良好なフィルム強度が達成されるように
比較的高い溶融粘度の溶融プロピレンポリマー成分によ
りメルト中で支持される。
有利には、実質的に性質の損失を生じることなく織布ポ
リプロピレン裏打ち材よりも高い処理温度に耐えること
のできる強度および寸法安定性の良好なカーペット裏打
ち織布を含む生地に慣用の技法により本発明の糸を織る
ことができる。このようなカーペット裏打ち織物は慣用
のカーペット製造方法で用いられる針により容易に貫通
する。従って、この裏打ち材は種々のカーペット構造物
での使用にうまく適しておりそしてカーペットタイルお
よび自動車用途でのカーペット構造体の製造に特に適し
ている。
IJJJ支討 上述の通り、1985年12月3日発行の米国特許筒4
.556,602号は、強化糸をたて糸に織り込んだカ
ーペットおよびカーペットタイルに用いる改良された織
布ポリプロピレン裏打ち材に関する。この特許はカーペ
ットタイル用織布裏打ぢ材の寸法安定性の問題を認識し
ているが、強化糸を裏打ち材に組み込むというこの特許
による解決策は、多相樹脂を用いて裏打ち構造物を作る
本発明を示唆していない。
本発明に関して興味あると思われる他の特許および刊行
物であって種々の目的のためにポリエステル成分とポリ
プロピレンポリマー樹脂成分との種々のブレンドを開示
しているものを以下で述べる。このようなブレンドおよ
びその種々の用途は開示されているけれども、寸法安定
性、高温加工性および裁縫によるふさ付は性に関するか
なりの要求を有するカーペットタイルおよび自動車用カ
ーペットなどの用途に使用されるべきカーペット裏打ち
構造物用のポリエステル糸のふさ付性を改良する問題に
は向けられていない。
1971年5月8日発行のセベニンチの米国特許筒3.
579.609号は少量の可融性、熱安定性のモノアル
ファオレフィンのポリマーをポリ(エチレンテレフタレ
ート)と配合することにより包装用テープおよび磁気記
録テープとして用いられるポリ(エチレンテレフタレー
ト)フィルムの耐屈曲性を改良することに関する。この
特許によれば、2〜40重匿%のオレフィンポリマーを
使用できるが、約15重世%以上を添加する利点はない
。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリ
−4メチルペンテンおよびポリテトラノ゛チレンオキシ
ドはポリ(エチレンテレフタレート)の曲げ性を改良す
るのに最も効果的であると言われている。
この改良されたフィルムはポリエステルに0.15〜5
ミクロン厚さで0.25〜6.5ミクロン幅のポリエチ
レンの細長球からなることおよび樹脂は不混和性である
ことも報告されている。
1971年9月14日発行のプリボーセフ等の米国特許
筒3.604,196号は衣服の生地を作るのに用いら
れる4デニール以下の繊維に関する。この繊維は1種類
またはそれ以上のポリマ一種が別のポリマ一種のマトリ
ックスに分散した不相溶性のポリマーのブレンドからな
り、特に開示されているポリマーブレンドは50/25
/25および40/30/30のポリカプロアミド/ポ
リ (エチレンテレフタレート)/ポリプロピレン、7
0/30のポリカプロアミド/ポリ(エチレンテレフタ
レート)、および35/65のポリカプロアミド/ポリ
プロピレンである。この特許による糸は不規則なひだが
ありそして平均して4以下の種々のデニールの多数の細
い繊維からなる。この糸は伸縮性衣服として適している
と言われている。他の開示されている用途は掛は布、室
内装飾品、カーペット、絶縁体およびリネン状生地など
である。これら微細繊維は、配合成分の少なくとも1つ
のガラス転位温度以下の温度に維持することにより生態
定形状態に維持されている細長構造の1つの十字方向と
反対に長さに沿って不相溶性ポリマーのブレンドから構
成される分割可能な細長構造物をロール圧力にかけ、そ
してねじり、曲げ、こすりつけまたは引裂などの横方向
力勾配に前記生態定形構造体をかけることによりこれを
縦方向に微細繊維に割ることにより作る。
1972年12月5日発行のラム等の米国特許第3.7
05,074号はモノフィラメントから作った衣類の生
地用の嵩高で軟質の糸に関しそしてポリアミド、ポリエ
ステルおよびポリオレフィンから選ばれる繊維形成用ポ
リマー50〜90%と繊維強度にとって小さすぎる分子
量のポリエステル50〜90%とを押出すことにより作
られる、これらの成分から主として成る縦方向配向フィ
ルムまたはモノフィルを開示している。この分子量の小
さいポリエステル成分はメタクレゾール中で0.1〜0
.35a/ gの換算粘度を有する。
1973年1月2日発行のギボンの米国特許第3.70
7,837号は1分間当り500フイ一ト以上の処理量
でフィブリル可能なテープをフィブリル化して比較的平
ざわりがやわらかく、靭性が大きく、毛羽が良好でつや
がよくそして印刷性が優れた糸であって編物、織物およ
びふさ付けなどの用途があるものを作る方法を開示して
いる。開示されている方法はどんなフィブリル可能なテ
ープにも応用可能であると言われており、この方法は移
動中のフィブリル可能なテープを1デニール当り約0.
05〜2グラムの張力下で少なくとも門流体ねしり手段
、例えば流体ジェットの作用にかけることからなり、こ
こでテープに与えられるねじりの方向は両隣りのねじり
手段の間で完全に逆にする。
ねじりの前に、テープを約3.3〜4.2の延伸比で約
80〜140″Cで加熱延伸し次いで約0.01〜0.
2秒間約120〜230°Cの温度にして好ましくは約
4〜5.5の延伸比を達成する。みぞ付ローラーとの接
触、静止ブラシまたは同様の切裂手段への移動、多数の
点での貫通および高乱流域へ通すことを含む他の手段に
よるテープのフィブリル化も開示されている。
ギボンの方法における好ましいテープはポリ(エチレン
テレフタレート)からなると言われており、ポリ(エチ
レンテレフタレート)とこれの重量に基づき約0.1〜
25重四%の不相溶性ポリマーとのブレンドが開示され
ている。好ましい不相溶性ポリマーはポリプロピレンお
よびポリエチレンと言われており、前者が最も好ましい
。ギボンによればこのポリプロピレンはポリ(エチレン
テレフタレート)全体にわたり細かく分散していなけれ
ばならず、この分散はほぼ同じ粘度のポリ(エチレンテ
レフタレート)とポリプロピレンとの使用により促進さ
れる。ASTM D−123862T条件BまたはLに
より約280〜300℃の押出温度で約1〜2秒間で約
60〜150往復秒のせん断力を与える容器を経て得ら
れる8〜22の溶融流量を有する、ポリ(エチレンテレ
フタレート)の重量の約0.5〜5重量%のポリプロピ
レンを含む固有粘度約0.45〜0.75のポリ(エチ
レンテレフタレート)を高温でスリットダイを通して混
合および押出しすることにより良好な分散が達成される
と、この特許は開示している。
1974年12月31日発行のギボンのカナダ特許第9
60012号は、上記のギボンの米国特許に記載されて
いるように延伸されている少なくとも90重量%のポリ
(エチレンテレフタレート)のフィブリル可能な0.0
02〜0.005インチ厚さのテープをフィブリル化す
ることを開示している。ポリ(エチレンテレフタレート
)とこの重量の約0.5〜5重量%のポリプロピレンと
のブレンドであって、ポリ(エチレンテレフタレート)
の固有粘度は約0.40〜0,80でありそしてポリプ
ロピレンの溶融流量指数は、457M D−12386
2T条件EまたはLに従って約8〜22であるものであ
り、ギボンの前記米国特許のようにこのようなブレンド
を押出すことが開示されている。糸の利点および用途も
この特許に開示されている。このギボンの米国特許に記
載されているようなポリ (エチレンテレフタレート)
とポリプロピレンとのブレンドはまた、1977年7月
19日発行のロウダー等の米国特許筒4,036,00
3号、 1978年10月31日発行のギボンの米国特
許筒4.123.490号;および1979年12月2
50発行のギボンの米国特許筒4,179,875号;
に開示されており、これらはすべて裁縫用糸としての用
途のフィブリル化テープに関する。
1983年1月11日発行のニュートン等の米国特許筒
4,368,295号は高速印刷の用途では祇代替品、
カーボン紙、およびタイプライタ−用リボンベース、生
地用糸、磁気記録用テープ、包装材料、ラミネートおよ
び身分証明書カードとしての用途で配向フィムを開示し
ており、これは線状ポリエステルとポリエステルの0.
5〜100重景%の少なくとも1種類のオレフィンポリ
マー(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−
4−メチルペンテン、エチレン−プロピレンコポリマー
)と、このオレフィンポリマーの0.05〜50重量%
のカルボキシル化ポリオレフィンとからなる。この特許
によれば、カルボキシル化ポリオレフィンを用いてポリ
エステル中のオレフィンポリマーの分散を改良し、それ
により、カルボキシル化成分のない線状ポリエステル/
オレフィンポリマーのブレンドから作られる不透明乳白
色の配向フィルムで生じる筋のはっきりとした領域を避
ける。
1985年10月15日発行のクルニガー等の米国特許
筒4,547,420号は、不織布繊維状ウェブを作る
のに用いる二成分繊維に関し、このウェブはほぼ同様の
溶融粘度の第一および第二のポリマー成分からなり、こ
こで第一成分は少なくとも部分的に無定形であるが、第
二成分の融点以下の温度で結晶可能である。代表的なポ
リマーの組み合せはポリ(エチレンテレフタレー1−)
/ポリプロピレンおよびポリ (エチレンテレフタレー
ト)/ポリアミドであると言われている。これら成分の
割合は40〜60から60〜40体積%の範囲である。
1986年10月18日付のバタイル等の“ジャーナル
オプ エラストマー アンド プラスチックス“228
〜233頁は種々の割合のポリ(エチレンテレフタレー
ト)とポリプロピレンとのブレンドの圧縮成形ブラック
の機械的性質及び水透過性試験の研究結果を報告してお
り、両樹脂は地盤用シートに有用であり、ポリ(エチレ
ンテレフタレート)とポリプロピレンとの80/20ブ
レンドは清涼飲料水の容器に用いられると記しており、
特定の組成は地盤用シートなどの選ばれた用途に魅力的
かもしれないと結論している。この著者は、機械的性質
に関し、°“強い負の偏差は一一一一混合物挙動の規則
から、両ポリマーは接触領域で乏しく(弱く)結合して
いることを示唆している”と、および水通過に関しては
二成分系内にあるより複雑な拡散経路を報告している。
これらの特許および刊行物はポリエステル成分とプロピ
レンポリマーなどのポリオレフィン成分とを含む種々の
ブレンドを記載しているが、本発明によるポリ(エチレ
ンテレフタレート)/プロピレンポリマーのブレンドも
このブレンドからなるテープ糸も教示も示唆もされてい
ないし、良好な寸法安定性、高温加工性および裁縫によ
るふさ付性を有する織布カーペット裏打ち材へのこの糸
の用途も教示も示唆もされていない。
光肌夏王丘 簡単に言うと、本発明の糸は、ポリ(エチレンテレフタ
レート)成分からなるほぼ平坦で矩形断面を有する糸で
あって、上記ポリ(エチレンテレフタレート)成分の約
17ないし約43重量%のほぼ結晶性のプロピレンポリ
マー成分を分散させた糸と特徴づけられる。
この糸は: (a)  ASTM D−2857により測定して0−
り00フエノール中で固有粘度が約0.7ないし約1.
0dl/gのポリ(エチレンテレフタレート)成分と、
457M D1238条件りで測定して溶融流量が約2
ないし約18g 710分間である、前記ポリ(エチレ
ンテレフタレート)成分の約17ないし約43重量%の
ほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分とからなる成分か
ら水分をほとんど含まない溶融親密混合物を形成させ; (b)  溶融混合物をフィルムダイを通って冷却ロー
ル上に押出してほぼ均一な厚さの冷却フイムを得て; (c)  冷却フィルムを長手方向に沿って多数のテー
プに切り;そして (d)  これらのテープを約4:1ないし約5.5 
 : 1の延伸比で延伸する; 上記各工程からなる方法により作られる。
本発明によれば、ふさ付カーペット構造体用の織布カー
ペット裏打ち織物、特に、カーペットタイルおよび自動
車カーペット用のふさ付カーペット構造体での用途によ
く適した主裏打ち織物をも提供する。このカーペット裏
打ら織物は縦糸とよこ糸を織ったものからなり、少なく
とも一方の糸はほぼ平坦で矩形断面の糸であって、ポリ
(エチレンテレフタレート)成分とこの重量の約17な
いし43重量%のほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分
がポリ(エチレンテレフタレート)成分に分散したもの
とからなる樹脂ブレンド成分からなる。
別の態様では、本発明はASTM D−2857に従っ
て0−クロロフェノール中で約0.7ないし約1.0d
l/ gの固有粘度のポリ(エチレンテレフタレート)
成分と、ASTM D−1238条件りに従って約2な
いし約18 g 710分間の溶融流量を有する、前記
ポリ(エチレンテレフタレート)成分の約17ないし約
43重量%のほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分とか
らなる樹脂ブレンドを提供する。
光朋μM1食I漣 より詳細に述べると、本発明の糸は、糸の長さ方向に沿
って幅と厚さがほぼ均一なほぼ平坦で矩形断面をもった
ものとして特徴づけられる。この糸は主としてポリ(エ
チレンテレフタレート)成分からなり、そして過度の割
れやフィブリル化を起すことなくおよびポリ(エチレン
テレフタレート)成分により与えられる望ましい糸の性
質、例えば剛性および寸法安定性、をあまり失うことな
くカーペット製造に用いるふさ付針が糸を容品に貫通さ
せるのに有効なほぼ結晶性のプロピレン成分を少量含む
2つの別々の融点ピークを示す熱分析で示される通り、
ポリ(エチレンテレフタレート)とプロピレンポリマー
とは不混和性であり、そしてプロピレンポリマー成分の
不連続相が微細にかつほぼ一様に全体に分布したポリ(
エチレンテレフタレート)成分のマトリックスまたは連
続相の形で糸に存在する。
本発明の糸を作るのに用いるポリ(エチレンテレフタレ
ート)成分は包装および液槽に用いられる通常のタイプ
の固有粘度が中程度の樹脂である。
ポリ(エチレンテレフタレート)成分は好ましくはホモ
ポリマーポリ(エチレンテレフタレート)であるが、少
量の共重合酸またはグリコールの成分を含むポリ(エチ
レンテレフタレート)主成分のコポリエステルまたは他
のポリエステルとのブレンドは、このようなコポリエス
テルやブレンドが適当な固有粘度と糸の性質を示す限り
において利用できる。ポリ(エチレンテレフタレート)
成分は既知の技法で作ることができる0通常は、テレフ
タル酸またはその誘導体をエチレングリコールとの反応
によりエステル化あるいはトランスエステル化する。未
使用のポリ(エチレンテレフタレート)成分と、本発明
の方法から生じる再循環樹脂、例えば耳切り、あるいは
清涼飲料水容器などのポリ(エチレンテレフタレート)
製液体容器からの粉砕再生材料とのブレンドも使用でき
る。
再循環耳取り片のプロピレンポリマー含量、並びにポリ
(エチレンテレフタレート)成分およびびん再粉砕材料
樹脂の固有粘度の損失を考慮して使用すべき再循環樹脂
あるいは再粉砕材料の量を選択しなければならない。
適当には、457M D−2857により測定してポリ
(エチレンテレフタレート)成分の固有粘度は0クロロ
フエノール中で約0.7ないしldl/gの範囲である
。ポリエチレン(テレフタレート)樹脂の固有粘度が大
きくなると押出しによる加工が困難になり、そしてこの
樹脂の押出フィルムは固有粘度の低い樹脂のフィルムよ
りも扱いにくくなってテープへの分割が困難になる。固
有粘度が約0.7a/ g 以下のポリ(エチレンテレ
フタレート)は、カーペットm打ち材用としてこれから
作られる糸に不十分な強度しか付与しないので適当でな
い。さらに、加工中のこのような樹脂の加水分解は樹脂
の分子量を低下させるとともに、加工が困難になってそ
して最終生成物の強度の低下をともなう。本発明の糸の
製造に用いられるポリ(エチレンテレフタレート)成分
の固有粘度は5本方法で加工するときには、約0.15
Li1/gまで低下できる。好ましくは、本発明の糸を
作るポリ(エチレンテレフタレート)成分はASTM 
D−2857に従い測定して0−クロロフェノール中で
約0.75ないし0.85dl/gの固有粘度を有する
が、このような成分は本発明によるフィルム押出および
テープ製造において望ましい溶融加工性を示し、そして
加工中の分子量強度のある程度の損失に耐えるのに十分
高い固有粘度のものであるため、有効量のプロピレンポ
リマー成分とともにこの樹脂から作った糸は引張強度お
よび伸率を含む望ましい糸の性質を示すからである。
適当なポリ(エチレンテレフタレート)は市販されてい
る。例えば、グントイヤーアンドラバー社から入手でき
る商品名「クリヤータフポリエステル」の中程度の固有
粘度品位のポリエステルである。
本発明の糸を作るのに用いるプロピレンポリマー成分は
ほぼ結晶性のプロピレンホモポリマーであるかまたはプ
ロピレンと、少量の例えば約30モル%以下の1種類ま
たはそれ以上の共重合性アルファオレフィン、例えばエ
チレン、ブテン−1およびペンテン−1、とのコポリマ
ーである。このようなプロピレンポリマーは市販されて
おり、代表的には担持または未担持の塩化チタン組成物
などの遷移金属のハロゲン化物成分とアルキルアルミニ
ウムまたはアルキルアルミニウム塩化物などのを機金属
成分とからなる不均質触媒の存在下で昇温および昇圧下
でそして時には水素などの分子量調整剤の存在下でプロ
ピレンまたはプロピレンとコモノマーとを重合すること
により作られる。
電子供与体をこの重合にしばしば用いて重合中に作られ
る無定形プロピレンポリマーの水準を低下させる0本発
明による好ましいプロピレンポリマー成分はほぼ結晶性
のホモポリマーポリプロピレンである。
プロピレンポリマー成分はAST?I 0−1238条
件して測定して約2ないし約18 g /10分間の溶
融流量を有する。この成分は本発明により用いられるポ
リ(エチレンテレフタレート)成分に、本発明による糸
の製造で用いられる温度および他の条件下で溶融強度を
与え、これにより樹脂ブレンドからほぼ−様な厚さで薄
い場所がほとんどないフィルムの押出しを促進する。よ
り溶融粘度の大きいプロピレンポリマー成分、例えば約
2g/10分間以下の溶融流量を存するものはポリ(エ
チレンテレフタレート)成分に分散するのが困難であり
、そしてこのような成分は本発明による使用にあまり適
していない荒くて粒状の生地となる。加工中のプロピレ
ンポリマー成分の分解は出発物質の2倍までの熔融流量
の増加をもたらすかもしれない。
溶融粘度の小さいプロピレンポリマー成分、例えば溶融
流量が約18 g /10分間以上のものはフィルム押
出中に不十分な溶融強度を樹脂ブレンドに与えそして薄
い場所がありそして不均一な厚さの弱いフィルムとなる
好ましくは、プロピレンポリマー成分はポリ(エチレン
テレフタレート)成分への良好な分散を達成しそしてほ
ぼ均一な厚さのフィルムへのブレンドの押出を促進する
ためには、ASTM D−12313条件りで測定して
溶融流量が約3ないし14 g /10分間のものであ
り、最良の結果は約3.5ないし約5g/10分間で達
成される。
本発明の糸はポリ(エチレンテレフタレート)成分の約
17ないし約43重量%のプロピレンポリマー成分が存
在する量で前記の通りポリ(エチレンテレフタレート)
成分とプロピレンポリマー成分とからなる成分のブレン
ドから作られる。ブレンド中のプロピレンポリマーの量
が多いと、強度がなく、過度にフィブリル化しそして粉
立ちしがちなテープ糸を生じ、織布カーペット裏打ち構
造体での使用を不満足なものにする。約17重量%以下
のプロピレンポリマー成分の糸はふさ付時の針の貫通性
が不適当なものとなる。
好ましくは、良好な加工性と、過度のフィブリル化を生
じずにふさ付操作中に針が容易に貫通ずる織物に織るこ
とのできる適当な強度の糸とを達成するために、本発明
により用いる樹脂ブレンドは、ポリ(エチレンテレフタ
レート)成分の重量の約20ないし約35重量%のプロ
ピレンポリマー成分を含む。より好ましくは、約25な
いし約33重量%のプロピレンポリマー成分が存在する
このような樹脂ブレンドは、個々の樹脂成分に通常含ま
れるタイプの種々の添加剤および薬剤を含むことができ
る。例えば酸化防止剤、安定剤、顔料および艶消剤なと
である。
上記の通りポリ(エチレンテレフタレート)成分とプロ
ピレンポリマー成分とからなり、ポリ(エチレンテレフ
タレート)成分の重量の約17ないし約43%のプロピ
レンポリマー成分が存在する本発明の樹脂ブレンドは樹
脂成分を一緒にすることにより作られる0例えば押出機
内での成分の溶融混合は代表的には乾燥混合よりもプロ
ピレンポリマー成分のより均一な分散をブレンド内に与
える。溶融配合前の乾燥混合は溶融配合を促進してより
均一なブレンドを生じさせるかもしれない。
本発明によれば、織るのに適した、特にカーペット用裏
打ち織布の製造にうまく適したスリットフィルム糸は、 (→ AST?l D−2857により測定してO−ク
ロロフェノール中で固有粘度が約0.7ないし約1.0
dl/gのポリ(エチレンテレフタレート)成分と、A
STM [1−1238条件して測定して溶融流量が約
2ないし約18g710分間である、前記ポリ(エチレ
ンテレフタレート)成分の約17ないし約43重量%の
ほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分とからなる成分か
ら水分をほとんど含まない熔融親密混合物を形成させ; (b)  N融混合物をフィルムダイを通って冷却ロー
ル上に押出してほぼ均一な厚さの冷却フ洗を得て; (c)  冷却フィルムを長手方向に沿って多数のテー
プに切り;そして (d)  これらのテープを約4:1ないし約5.5:
1の延伸比で延伸する; 上記各工程からなる方法により作られる。
好ましくは、ふさ付カーペットタイルおよび自動車用カ
ーペット裏打ち構造体に適した水準まで糸の収縮を減少
させるために、延伸テープをアニールする。
本発明の方法で用いるポリ(エチレンテレフタレート)
成分とプロピレンポリマー成分とを一緒にしてほとんど
水分のない混合物を形成して、加工中におけるポリ(エ
チレンテレフタレート)成分の加水分解とこれに伴う分
子量および性質の損失を避ける。吸収された水分のポリ
(エチレンテレフタレート)に対する影響およびこれに
対して推薦される乾燥手法および条件は、ザグソドイヤ
ータイヤアンドラバー社により発行されている6グツド
イヤークリアタフのポリエステル製品マニュアル”に詳
細に記載されている。ここで述べているように、乾燥は
真空炉、ダブルコーン回転真空乾燥機、流動床乾燥器、
ホッパー型乾燥器、乾燥空気循環型脱湿炉で行うことが
でき、乾燥速度はポリ(エチレンテレフタレート)の初
期水分量、乾燥温度および真空度または装置内の空気循
環速度に依存する。ここで推薦されている空気乾燥用の
乾燥温度は、露点が一28°Cの空気を用い少なくとも
1rrf/S/kg/時の空気流量で約150〜180
°Cである。
本発明、の糸の製造に用いられるポリ(エチレンテレフ
タレー日成分とプロピレンポリマー成分との混合物の水
分量は好ましくは約5Qppmまたはそれ以下である。
ポリ(エチレンテレフタレー日成分はプロピレンポリマ
ー成分なしで好ましくは約148ないし約177°Cで
約3ないし約5時間、あるいはプロピレンポリマー成分
の存在下で好ましくは約120ないし約140°Cで約
10ないし約15時間、どちらの場合も乾燥用循環空気
を用いて乾燥できる。
代表的には、本発明の方法で用いる量の未乾燥プロピレ
ンポリマー成分は約201)PI3水分まで寄与できる
。従って、ポリ (エチレンテレフタレート)成分をプ
ロピレンポリマー成分なしで乾燥するとき、好ましくは
約50ppm水分以下に、例えば約30〜4oppmに
乾燥し、その結果、プロピレンポリマー成分を別途乾燥
することは不要である。
乾燥後、乾燥ポリ(エチレンテレフタレート)成分また
はプロピレンポリマー成分とのブレンドを、吸湿性ポリ
(エチレンテレフタレート)成分による水分吸収を避け
るために大気とほとんど接触させずに押出機のバレルに
導入する。これは、乾燥ホッパーなどの乾燥機からの適
当な出口を押出機の供給口と接触接続するように定める
ことにより好都合に行なわれる。乾燥ポリ(エチレンテ
レフタレート)成分とは別にプロピレンポリマー成分を
押出機に供給することを望むならば、樹脂用の別の計量
器を使用できる。
バレル内の回転スクリューコンヘアーの作用によりポリ
(エチレンテレフタレート)成分とプロピレンポリマー
成分とを押出機バレルに供給し、混合して作用させ、樹
脂成分の溶融親密混合物を得る。所望によりどちらかの
あるいは両成分とともに添加剤をバレルに入れてもまた
は別々に入れてもよい。
ポリエステルまたはポリプロピレンの押出で用いられる
慣用のタイプの標準スクリューを本発明の方法で使用で
きるが、押出で高い処理量を得るには前者が好ましい。
最も適当には、供給域を冷却する水の循環用に空洞とな
っているポリエステル型スクリューであって計量域の端
部に位置する適当な混合ヘッドを備えたものが用いられ
る。このようなスクリューの例は30:1の長さ対直径
のデイビス−スタンダードバリヤーフライトポリエステ
ルスクリューである。
押出機バレル内の混合と操作は、実質的に分解すること
なくポリ(エチレンテレフタレート)成分とプロピレン
ポリマー成分とをt容融させそしてこれら溶融成分のほ
ぼ均一な混合物を得るのに有効な条件下で行う、好まし
いバレル温度のプロフィルは約275°Cないし約30
0°Cで設定したバレルの全ての領域でフラットである
が、第一帯域温度の例えば約IOないし20”Cの低下
も良好な結果で用いることができる。約300°C以上
の温度を避けて樹脂成分の分解を最小にする。
ポリ(エチレンテレフタレート)成分とプロピレンポリ
マー成分との溶融親密混合物を押出機バレルの出口に関
連したフィルムグイを通って押出す。このようなダイは
周知でありそして押出機バレルの出口と連通した入口と
グイリップにより定められるダイギヤノブへと溶融樹脂
を流す溝とから主としてなる。適当なダイはフィルム押
出で広く用いられているタイプの標準コートハンガーグ
イである。好ましくは比較的狭いダイギャップを用いて
ダイからフィルムとして出る熔融樹脂ブレンドのほぼ均
一な厚さを確保する。好ましくはギヤノブは約6ないし
約20ミルである。ダイを加熱してここを通るときに樹
脂ブレンドを溶融条件で維持する。好ましくはダイ温度
は約270〜300″Cである。
ダイから押出された溶融フィルムを冷却してほぼ均一な
厚さの冷却フィルムを得る。ダイから出る熔融押出物は
比較的溶融強度が小さいため、押出フィルムをダイ出口
に近い位置の冷却チルロールと接触させることにより好
ましくは冷却を行う。
好ましくは、グイギャップとチルロールとのギャップは
、薄い場所の形成を最小にするために1インチ半以下で
ある。チルロールを十分に冷却して押出溶融フィルムを
冷却する。好都合には、冷却水を例えば約60〜80゛
Cで循環させてロールを冷却する。
冷却フィルムを丈に沿って切って多数のテープにする。
最も好ましくは、フィルムを一連の切断刃に連続的に送
るが、レーザーによる切断などの手法を用いることもで
きる。冷却フィルムの剛性のため、ポリプロピレンフィ
ルムをテープに切断するのに慣用的に用いるタイプのス
チール製切断刃は、次のテープの延伸でテープの破断に
つながるかもしれない荒いふち、すなわち縁の欠点を有
するテープをしばしば生じるので、好ましくない。
より硬い成分または表面の刃は好ましく、良好な結果は
炭化タングステン、セラミックまたは炭化チタン被覆の
スチール刃で得られる。フィルムを切断中に温和な張力
下に維持することにより、例えばフィルムを切断装置に
供給しそしてここから切断テープを取り除くのに用いる
対ロールの速度を調整し、そしてこれらのロールを互い
に近くに位置決めすることにより、冷却フィルムのテー
プへの切断を促進する。切断刃の間隔を調整することに
より冷却フィルムを所望の幅のテープに切断する。カー
ペット裏打ち織布に用いる糸の製造では、切断フィルム
の幅は好ましくは約60ないし約500ミルの範囲であ
る。
次いで切断テープを約4ないし約5.5の延伸比で縦に
延伸してテープを配向させそして縦方向の糸の強度およ
び強ノjを高める。テープを軟化させそしてポリマー分
子の配向をさせるためにポリ(エチレンテレフタレート
)成分のガラス転位温度以上の温度に加熱したテープを
延伸させることにより延伸を行う。好ましくは、約75
℃ないし約110°Cの温度を用いてテープの破断なし
に延伸を促進する。好都合には、供給ロールから巻取ロ
ールへと(後者は前者より速く回転している)へと適当
な温度に維持した加熱帯域を通って切断テープを送るこ
とにより延伸を行って、所望程度を延伸を与える。加熱
帯域は炉、テープが接触する加熱面、または他の適当な
手段であることができる。
加熱面が軟化テープを支える傾向があり、これによりテ
ープが不支持状態で加熱されるときに起り得る硬化を最
小にするので、加熱面に接触させてテープを延伸するこ
とが好ましい。このような加熱面と接触するテープの平
均滞留時間は最も好ましくは約半秒ないし約2秒である
延伸を1ないしそれ以上の工程で行って最終延伸比約4
:工ないし約5.5:1を達成する。好ましくは、延伸
比約4.s:iないし5:lでの延伸を約85ないし約
100°Cで単一の工程で行って約3.4ないし約4.
5g/デニールの強力で伸率が約25ないし約45%の
糸を得る。カーペント裏打ち織布に用いるべき糸では、
約30ないし約500ミルの幅で約1.5ないし約3.
5ミルの厚さの延伸テープが好ましい。
好ましくは、そして特にふさ行自動車用カーペットおよ
びカーペントタイル用の主裏打ち材としての用途の織布
を作るのに用いられるべきスリットフィルム糸の場合に
は、延伸テープをアニールして収縮抵抗を同じにする。
アニーリングは、解放状態でポリ(エチレンテレフタレ
ート)成分のガラス転位温度以上にテープを加熱するこ
とにより実施される。好都合には、プロピレンポリマー
成分の過度の軟化を避けそして糸の性質の損失を避ける
ためにポリ(エチレンテレフタレート)成分のガラス転
位点以上で165°C以下に加熱した2個以上のロール
であって、軟化糸が収縮できるようにロール速度を低下
させたロールに延伸テープを送る。アニーリングの前に
、20%までの収縮は延伸テープにとって代表的であり
、約1〜4%の低下は、約138ないし約165°Cで
ロール速度を少な1:も約10%低下させて一連のロー
ルでアニールすることにより達成できる。
延伸テープあるいは延伸およびアニール化したテープを
慣用手段で巻き取る。別法として、カーペットの裏打ち
織布あるいは他の織物に織る織機に糸を供給してもよい
、糸を織ることは慣用技法で行なわれる。ポリエステル
糸に通常用いられるタイプの帯電防止剤および潤滑剤を
付与すると早く織れる。
本発明の糸から織ったカーペット用裏打ち織布および他
の織物は縦糸とよこ糸とからなり、少なくとも一方は本
発明の糸である0本発明の糸は、カーペット用主裏打ち
織物のように、織物の縦糸とよこ糸の両方であることが
できる。別法として、本発明の縦糸を単独でまたは他の
糸と組み合わせて、他の横糸とともに織ったりあるいは
その逆としたりして他の所望の織物構造体を与えること
ができる。一般には、本発明の糸をカーペット用裏打ち
織物を織るための縦糸として用いるとき、約30ないし
約300ミルの幅で約1.5ないし約3.5ミルの厚さ
の糸を用いる。横糸として用いるとき、幅は一般には約
75ないし約500ミルの範囲であり、そして厚さは約
1.5ないし約3.5ミルの範囲である。
1インチ当り約5ないし約30本の縦糸と1インチ当り
約5ないし約20本の横糸を有する織物構造体は裏打ち
材として好適に用いられるが、正確な構造は裏打ち材の
種類により幾分変わる。このような裏打ち織布を含むふ
さ付カーペットは慣用のふさ付手法と仕上げ手法とによ
り作ることができる。
ふさ付カーペットやカーペットタイルのカーペット用主
裏打ち織布を織るのに用いるうえで、本発明による好ま
しい糸は約3.2ないし約4.5グラム/デニールの強
力、約20ないし約30%の伸率および約1.5%以下
の乾燥収縮率を有する。約40ないし約60ミルの幅で
約1.5ないし約2.8ミル厚さの縫糸および約75な
いし約125ミル幅で約1.5ないし約2.8ミル厚さ
の横糸は晟も好ましく用いられる。
このような裏打ち材用の好ましい織物構造は1インチ当
り約12ないし約30本の縦糸と1インチ当り約10な
いし約18木の横糸のものである。ふさ付裏打ち材は代
表的には最終カーペソトタ・イル集成品においてポリウ
レタンやビニールなどの発泡体で裏打ちされる。
自動車用ふさ付カーぺ7トの主裏打ち材を織る用途では
、本発明による好ましい糸は上記の通りの強力と寸法、
約30ないし約45%の伸率および約1%以下の乾燥収
縮率含有する。裏打ち織物の構造は好ましくは1イン当
り約18ないし約30本の縦糸と1インチ当り約8ない
し約16本の横糸とからなるものである。自動車用カー
ペットでは、ふさ付裏打ら材をラテックスまたはホ7・
トメルト接着剤裏面塗料で被覆する。
本発明を以下の実施例で解説するが、これは本発明の範
囲を制限するつもりでばないことを理解できるであろう
一尖aV=− ASTM D−2857により測定してO−クロロフェ
ノール中で0.8d1/ gの固有粘度を有するグンド
イヤー社製クリアタフ8007Cであるホモポリマーポ
リ(エチレンテし・フタレート)ベレット279.3ポ
ンドと、八STM D−1238条件りにより測定して
3.5g/10分間の溶融流量を有する結晶性ポリプロ
ピレンベレッ)39.2ボンドと、着色、不透明化およ
び艶消のための二酸化チタンとカーボンブランクを少量
(全ブレンドの0.5重量%以下)含むポリプロピレン
ベース濃縮物のペレット31.5ボンドとを■コーン回
転配合機に加えた。このブレンドはポリ(エチレンテレ
フタレート)の25重世%のポリプロピレンを含んでい
た。次いでフレンドを1〜2時間混転させ、脱湿床−熱
風循環乾燥器に入れ、そして135°Cの熱風温度で約
10時間乾燥させた。
乾燥後の予想水分量は約501凹であった。
次いで乾燥ブレンドを、バリヤーフライトポリエステル
スクリュー付の2.5インチブラッククU−ソン抽出機
のホンバーに入れた。274°Cに設定した第一帯域を
除いて、押出機のバレル温度をフラットな291°Cに
設定した。ブ1ノンドを6層スクリーンメソシュを通っ
てo、oioインチのギャップのコートハンガーフィル
ムダイに押出した。押出速度を制御して約0.005イ
ンチの未配向厚さのフィルムを得た。
循環水で約66°Cに制御した回転している24− イ
ンチ直径のチルロール上に約58フイート/分の線速度
となるようにフィルムを流延した。チルロールはグイ出
口から半インチ以内のところに位置しζいた。
フィルムをチルロールから運搬用ロールへと運びそして
一連の炭化タングステン製1・−ザー刃を備えたバーに
約60フイート/分で送った。これらの刃で移動中のフ
ィルムをテープに切断した。テープ八をフィルムから約
91ミルの幅のものに切、った。同様にして作った第二
のフィルムを約20ミルの幅のテープBに切った。これ
らのテープを回転ロールを経て熱板表面へと延伸のため
運んだ。熱板の温度を約91〜96°Cに設定した。延
伸比約4.5=1ないし4.75:1で1分間当り約2
70フイートの最終テープ延伸速度で延伸を行った。
延伸テープを別のロールを通って一連の7個のロールへ
とアニーリングのために送った。ロールの表面温度を約
154’Cに設定し、ロールの速度は第一のロールから
最後のロールにかけて270フイ一ト/分からほぼ24
5フイート、7分へと直線的に減少させた。最後のロー
ルを冷水の循環で16°Cに冷却させた。仕上げテープ
をボビンに巻いた。
テープは以下の物理的性質を有することがわかった。
テ:Z乙N テ:ぢt埃 寸法(ミル)        48X2  95X1.
9デニール          680   1250
強力(g/デニール)      3.5   3.3
伸率(%)          30.0   25.
5乾燥収縮率(270Fでのχ)    2.3   
2.1仕上げ潤滑剤をテープに塗布しそして縦糸として
テープAをそして横糸としてテープBを用いて平坦な織
布に織った。織布の構造は1インチ当り24本の縦糸と
1インチ当り13本の横糸のものであった。裁縫により
嵩高の連続フィラメントのナイロン糸Cへゲージ×6〜
8かがり)で裏打ち材をふさ付けした。裁縫中およびそ
の後に目視観察すると、糸や針の重大な破断がなく縦お
よび横の両方向にほぼ均一な列のふさがあることがわか
った。
−比較10− この例は、プロピレンポリマー成分を使わずにポリ(エ
チレンテレフタレート)からの糸の製造とカーペット用
の主裏打ち織布としてのこの糸の性能を解読している。
A37Mロー2857により測定してO−クロロフェノ
ール中でo、95dl/ gの固有粘度を有するポリ(
エチレンテレフタレート)ペレット(グツドイヤー社の
クリアータフ9506B)を実施例1で用いた乾燥器内
で約149°Cで4時間乾燥させて、予想水分含量約s
oppmにした。次いで乾燥ペレットを実施例1で用い
た押出機に供給しそして実施例1に記載されているよう
にしてフィルムを形成した。テープ(100ミル×2ミ
ル)に切った後、実施例1とほぼ同様にして熱板上で延
伸比5:1でテープを延伸した。アニーリングは行なわ
なかった。製品の糸は以下の性質を有していた: デニール       700 強力(g/デニール)4.4 伸率(%)        13.8 静電気が発生したので、潤滑剤/仕上剤を添加するまで
これらのテープを織ることは困難であった。1インチ当
り約20本の縦糸と1インチ当り約12本の横糸とを有
する平坦な織布にテープを織って、そして実施例1とほ
ぼ同様に表糸とともに裁縫するとき、ふさ付けの作業は
受は入れられるものではなかった。ふさ行用の針はポリ
エステル糸を直接貫通することはできなかった。糸は破
断しそして針は糸の一方の側にそって、ゆがんで損傷し
たふさ付裏打ち材となった。
一実施拠l− 実施例1に記載されているように回分方式でブレンドし
た原料を、実施例1の方法にほぼ従って乾燥しそしてフ
ィルムに押出した。テープを4.5:lの延伸比で熱板
上で延伸した9次いで延伸テープを実施例1の速度減少
させた一連の7個のロールにアニーリングのため送った
。最初は、7個ロールのアニール装置を迂回したテープ
を集めた。
次に、テープをロール系に通し、ロール温度と緩和率(
第10−ルと第70−ルとの間の速度低下%)を段階的
に高めた。すべての場合に、最初の6個のロールだけを
以下で示すように加熱した。
第70−ルを約16°Cに冷却した。^STM D−3
334,11により求めた次の収縮の結果を得た。
J) m      =  270’Fテ(710,1
迂回した     17.5 5.6    250     10.75.6   
 275      9.111.1    275 
     5.89.6    300      2
.02%以下の乾燥収縮率は許容できるカーペット用裏
打ち材性能の実用的範囲とみなされる。この実施例の結
果かられかるように、約10%の緩和率と300下のロ
ール温度の組み合せでは許容できる収縮率となるが、緩
和率と温度を下げると収縮率は高まる。
−11石LL− 比較例1で用いたポリ(エチレンテレフタレート)9重
量部と実施例1で用いたタイプのボリプロヒレン1ft
ll(ポリ(エチレンテレフタレート)の比1重量%)
を混合しそして実施例1で用いた脱湿−乾燥装置内で約
121°Cで約8時間乾燥した。乾燥混合物を押出機へ
供給しそして実施例1とほぼ同様にして困難なくフィル
ムにしてそしてテープに切った。テープを4.1:1お
よび5.0:1の延伸比で延伸したが、アニールしなか
った。
実施例1とほぼ同様にこのテープから織った織物は比較
例1で作った織物と同様の性質を示した。
このテープは、受は入れられないそりを生じさせること
なくふさ行用針を貫通させることはできない。
3 よび 3 実施例1で用いたポリ(エチレンテレフタレート)成分
とポリプロピレン成分とのベレットを混合することによ
り2種類の原料バッチを作った。
実施例3と呼ぶ第1のものはポリ(エチレンテレフタレ
ート)の33重量%のポリプロピレンを含んでいた。第
2の比較例3はポリ(エチレンテレフタレート)の約5
4重量%のポリプロピレンを含んでいた。これらの混合
物を約121°Cで一夜乾燥し、そして実施例1の手法
にほぼ従ってフィルムに押出した。押出機プロフィルは
供給帯域で約279°Cで始めそして直線的に高めてダ
イで約291’Cとした。チー・ブを4.s:iで約9
4°Cの熱板の温度で延伸した。アニーリングを行なわ
なかった。定性的には、実施例3のブレンドの切断と延
伸は実施例1のものと類似していた。比較例3は切断・
延伸装置上にかなりの掛のほこりを沈着させた。
得られた糸の性質は以下の通りであった。
X立炎J  上性外1 デニール       660    653強力(g
/デニール)3.75    3.40伸率(%)  
      25.4    21.1明らかに、比較
例の糸は実施例3の糸よりほんのわずかだけ弱い。しか
しながら、比較例の糸は扮立ちの可能性が高いのに加え
、手で容易に割ることができ、織ったりふさ付けしたり
することに適していないことがわかった。実施例3の糸
は過度に割れず、喋ったりふさ付げに適当であるとされ
た。
−J口■1[− ^STM D−2857により測定して0−クロロフェ
ノール中で0.8dl/gの固有粘度を有するポリ(エ
チレンテレフタレート)(グツドイヤー社製クリアタフ
8007C)を連続熱風脱湿床乾燥器に供給し、ここで
滞留時間は約149°Cで少なくとも4時間であった。
次いで密封型容積ラセン供給系に導入し、ここで実施例
1で用いたポリプロピレンとここで用いたものに類似の
着色ポリプロピレンヘース濃縮物とを実施例1で用いた
割合で混合した0次いで混合物を4.5インチデイビス
標準押出機に入れそして54インチのコートハンガーダ
イを通してチルロールへと押出した。チルロールとエア
ーナイフはダイの出口のすぐ隣りに位置していた。実施
例1のように、フィルムをスリット域に運び、テープに
切りそして熱板上で延伸した。延伸とアニーリングを実
施例1と同じ条件で行い、その後糸をボビンに巻いた。
糸は以下の性質を有していた。
テ二ぢらN  テ:じ6W 寸法(ミル)        49x2   92x1
.9デニール         730    130
8強力(g/デニール)      3.3    3
.6伸率(%)         34.2    3
3.3乾燥収縮率(270°Fでのχ)   1.6 
   1.9潤滑剤を塗布した後、154インチの織機
で糸を織物(1インチ当り24本のテープAの縦糸と1
インチ当り13本のテープBの横糸)へとうまく撮った
。これはカーペット用主裏打ち材としてふさ付がうまく
行なわれた。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ(エチレンテレフタレート)成分からなるほぼ
    平坦で矩形断面を有する糸であって、上記ポリ(エチレ
    ンテレフタレート)成分の約17ないし約43重量%の
    ほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分を分散させた糸。 2、ポリ(エチレンテレフタレート)成分の約20ない
    し約35重量%のプロピレンポリマー成分を含む、請求
    項1記載の糸。 3、プロピレンポリマー成分はポリプロピレンホモポリ
    マーからなる、請求項2記載の糸。 4、ポリ(エチレンテレフタレート)成分はホモポリマ
    ーポリ(エチレンテレフタレート)からなる、請求項3
    記載の糸。 5、ポリ(エチレンテレフタレート)成分からなるほぼ
    平坦で、矩形断面を有する糸であって、このポリ(エチ
    レンテレフタレート)成分の約25ないし約33重量%
    のほぼ結晶性のポリプロピレンホモポリマー成分が分散
    されており、そしてASTMD−2857により測定し
    て0−クロロフェノール中で約0.75ないし約0.8
    5dl/gの固有粘度を有するポリ(エチレンテレフタ
    レート)成分と、ASTM D−1238条件Lで測定
    して溶融流量が約3ないし約14g/10分間のほぼ結
    晶性のポリプロピレンホモポリマー成分とのブレンドか
    ら作られる糸。 6、縦糸と横糸を織ったカーペット用裏打ち織物であっ
    て、少なくとも一方の糸が請求項1〜5の何れかに記載
    の糸からなるカーペット用裏打ち織物。 7、カーペットの一面から多数のふさが外側に張り出し
    た請求項6記載の主裏打ち織物と、他方の面にある多数
    のふさの縫い目とからなるふさ付きカーペット。 8、請求項7記載のふさ付きカーペットからなるカーペ
    ットタイル。 9、請求項7記載のふさ付カーペットからなる自動車用
    カーペット。 10、ASTM D−2857により測定して0−クロ
    ロフェノール中で約0.7ないし約1.0dl/gの固
    有粘度を有するポリ(エチレンテレフタレート)成分と
    、ASTM D−1238条件Lで測定して約3.5な
    いし約5g/10分間の溶融流量を有する、上記ポリ(
    エチレンテレフタレート)成分の約17ないし約43重
    量%のほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分とからなる
    樹脂ブレンド。 11、(a)ASTM D−2857により測定して0
    −クロロフェノール中で固有粘度が約0.7ないし約1
    .0dl/gのポリ(エチレンテレフタレート)成分と
    、ASTMD−1238条件Lで測定して溶融流量が約
    2ないし約18g/10分間である、前記ポリ(エチレ
    ンテレフタレート)成分の約17ないし約43重量%の
    ほぼ結晶性のプロピレンポリマー成分とからなる成分か
    ら水分をほとんど含まない溶融親密混合物を形成させ; (b)溶融混合物をフィルムダイを通って冷却ロール上
    に押出してほぼ均一な厚さの冷却フィルムを得て; (c)冷却フィルムを長手方向に沿って多数のテープに
    切り;そして (d)これらのテープを約4:1ないし約5.5:1の
    延伸比で延伸する; 上記各工程からなる、織物用テープ糸の製造方法。
JP1248959A 1988-09-23 1989-09-25 ポリエステル/ポリプロピレン樹脂ブレンドからなるテープ状の糸およびこれを織ったカーペット用裏打ち材 Pending JPH02139410A (ja)

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