JPH02138172A - β−アミノ酸アミド誘導体 - Google Patents

β−アミノ酸アミド誘導体

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JPH02138172A
JPH02138172A JP29311388A JP29311388A JPH02138172A JP H02138172 A JPH02138172 A JP H02138172A JP 29311388 A JP29311388 A JP 29311388A JP 29311388 A JP29311388 A JP 29311388A JP H02138172 A JPH02138172 A JP H02138172A
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group
formula
compound
reaction
amino acid
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Application number
JP29311388A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Sekiya
関谷 哲雄
Mikio Tsutsui
幹雄 筒井
Junko Kikuchi
菊地 順子
Daijiro Horii
堀井 大治郎
Akira Ishibashi
石橋 昭
Jiyunko Suzuki
鈴木 じゅん子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗頻脈作用や血管拡張作用を有し、循環系の
医薬として有用である新規なβ−アミノ酸アミド誘導体
に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕これ
までに、N−アルキル置換のベンゼン環と縮合した環状
アミド化合物が徐脈作用を示すことは、公知であった〔
特開昭!/−//3♂、4&号公報、特開昭33−3/
A72号公報、特開昭j7−/23μ6λ号公報、特開
昭62−/Jl’lり/号公報参照〕。そこでさらに新
規で循環系の医薬として有用な化合物を見い出すべく、
鋭意検討した結果、本発明に到達した。
〔問題点を解決するだめの手段〕
すなわち、本発明の要旨は下記一般式(■):〔上記式
中、Xは水素原子、炭素数/〜夕の低級アルキル基また
は炭素数7〜よの低級アルコキシ基を示す。Yは水素原
子、炭素数/−jの低級アルキル基、炭素数/〜!の低
級アルコキシ基またはハロゲン原子を示す。Zは、は水
素原子 R2は水素原子または炭素数/〜夕の低級アル
キル基、kは2〜4tの整数を示す。
lは2〜5の整数、mはλ〜μの整数、nはO〜2の整
数を示し、aおよびbはそれぞれ独立して7〜3の整数
を示す。〕で表わされるβ−アミノ酸アミド誘導体また
はその薬学的に許容し得る塩に存する。
以下、具体例を示し、本発明の詳細な説明する。
上記式(1)のX及びYで表わされる炭素数/〜夕のア
ルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、インプロピル基、ローブチル基、  5e
c−ブチル基、ペンチル基等が挙げられる。また、炭素
数/〜夕のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基
、エトキシ基、n−プロポキシ基、インプロポキシ基、
n−ブトキシ基、5ec−ブトキシ基、ローペントキシ
基等が挙げられる。またYにおけるノ・ロゲン原子とし
ては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が
挙げられる。X及びYは、それぞれ、モノ置換、ジ置換
、トリ置換でもよく、また、Xがジ置換もしくはトリ置
換の場合は、置換基は互に同じでも異なっていてもよい
また、Yがジ置換もしくはトリ置換の場合、置換基は互
に同じでも異なっていてもよい。Zは鎖状のアミノ基ま
たは窒素原子を7個含有するj〜7員環/構造の複素環
を形成しており、Zが前者の場合、R2で表わされる炭
素数/〜j(7)フルキル基トシては、例えばメチル基
、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基sn−ブ
チル基、  5eC−ブチル基、ペンチル基等が挙げら
れる。
また、薬学的に許容される酸付加塩とは、塩基性化合物
の毒性を実質的に増大しない酸の付加塩を意味する。
これらは、例えば、塩酸、硫酸、リン酸のような鉱酸、
或いは、酢酸、マロン酸、フマル酸、マレイン酸、コハ
ク酸、酒石酸、メタンスルホン酸、バラトルエンスルホ
/R1fルクロン酸等の有機酸の塩が挙げられる。この
ような酸付加塩は、本発明化合物を適当な溶媒に溶かし
、酸をそのまま、あるいは適当な溶媒に溶かして加える
ことにより得ることができる。適当な溶媒としては、例
えばエーテル、エタノール等が挙げられる。
本発明の化合物は、常法によりヒトに経口又は非経口で
適用される。経口的に用いる場合は7回θ、/〜ioo
■を7日7〜3回投与するのが好ましく、静脈注射の場
合は7日0.0/〜70■を787〜5回投与するのが
好ましく、また、直腸内投与の場合は7回0.7〜10
0■を787〜3回投与するのが好ましい。その際、本
発明の化合物(11あるいはその塩は、通常用いられる
製薬用担体、賦形剤その他の添加物を含む組成物で利用
するのが一般的である。医薬担体は固体でも液体でもよ
く、固体担体の例としては、乳糖、白陶土、ショ糖、結
晶セルロース、コーンスターチ、タルク、寒天、ペクチ
ン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウ
ム、レシチン、塩化ナトリウムなどが挙げられる。液状
担体の例としては、シロップ、グリセリン、落花生油、
ポリビニルピロリドン、オ1j−)油、エタノール、ベ
ンジルアルコール、プロピレングリコール、水などが挙
げられる。
本発明の化合物を含んだ医薬は、種々の剤形をとること
ができ、固体担体を用いる場合は、錠剤、粉末、顆粒、
硬ゼラチンカプセル入り粉末もしくは顆粒、坐剤、又は
トローチとすることができる。
固体担体の量は広範に変えることができるが、好ましく
は約l■〜/2とする。液状担体を用いる場合は、シロ
ップ、乳液、軟ゼラチンカプセル、さらにアンプル入り
のような滅菌注射剤又は水性もしくは非水性の懸濁液と
することができる。
また、本発明の化合物(1)あるいはその塩をシクロデ
キストリン抱接化合物、あるいはリボンーム中に入れる
操作をして用いることもできる。
次に、本発明の化合物の製造方法について述べる。
上記−形成(1)で示される本発明の化合物は、例えば
次の合成経路A−Dに従い製造することができる。
く合成経路A〉 (n) (III) ・・・・・・・・・(1) (上記式中、X、Y% 2%  a% b、l、mおよ
びnは既に定義したとおりであシ、Z中のR1、R2お
よびkもまた前述と同様である。Qは、ハロゲン原子、
アルコキシカルボニルオキシ基ヲ表わす。) 本経路は環状アミンとN−置換β−アミノ酸を縮合する
ことにより、本発明の化合物を合成する方法である。
上記環状アミン(■)は上記N−置換β−アミノ酸(i
ll)に対し、Q、よ〜j倍当量用いる。反応溶媒とし
ては、反応に関与しない溶媒ならば特に限定されないが
、例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族
炭化水素;メタノール、エタノール、グロバノール、イ
ンアミルアルコールのようなアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、エチレングリコール−ジエチル
エーテルのようなエーテル類;アセトン、メチルエチル
ケトンのようなケトン類;酢酸エチル、ジメチルホルム
アミド、ジメトキシアセトアミドまたはジメチルスルホ
オキシド等が挙げられる。反応温度はθ〜210″Cで
好ましくは100−200°Cで行い、反応時間はθ、
/〜グ♂時間で好ましくは/〜2≠時間である。また縮
合剤として例えばジシクロへキシルカルボジイミド(D
CC)やジフェニルリン酸アジド(DPPA )などを
用いることにより、より緩和に反応をおこなうことがで
きる。この場合反応温度は、−7g〜100°Cで好ま
しくは一30〜30℃で行なう。反応時間は0./−1
11時間好ましくは/〜2≠時間である。またN−置換
β−アミノ酸をあらかじめ酸ノ・ライドや、混合酸無水
物などの反応性の誘導体にしてから、環状アミンと反応
させることにより上記目的物(1)を合成することもで
きる。この場合、反応温度は一7r〜/ 00 ’Cで
好ましくは一30〜30℃であり、反応時間はθ、/〜
グざ時間で好ましくは/〜2≠時間である。また必要に
応じて有機あるいは無機の塩基、例えばトリエチルアミ
ン、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム等を脱酸剤として
共存させることにより反応を円滑に進めることができる
〈合成経路B〉 (IV ) (V) (上記式中、X、Y、a、b、l、mおよびnμ既に定
義したとおりであり R1は水素原子、R2は炭素数/
〜jの低級アルキル基を表わす。
Pはハロゲン原子、メシルオキシ基またはトシルオキシ
基等を表わす。) 本経路はR1が水素原子の場合に用いられる経路で、プ
ロピオニル基の3位に脱離可能な置換基を持つプロピオ
ニルアミドと置換アミンを縮合して本発明の化合物を合
成する方法である。
上記プロピオニルアミド(IV)  に対し、上記置換
アミン(V)  は03.j倍当食用いる。反応溶媒と
しては、反応に関与しない溶媒ならば特に限定されない
が、例えばべ/イン、トルエン、キシレンのような芳香
族炭化水桑;メタノール、エタノール、フロパノール、
インアミルアルコールなどのアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、エチレングリコールのようなエ
ーテル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケト
ン類;酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミドまたはジメチルスルホオキシド等が挙げられ
る。反応温度はθ〜2J′θ℃で好ましくはO〜ioo
℃で行い、反応時間はo、i〜μg時間で好ましくはO
9j〜2≠時間である。また反応に際し、脱酸剤として
有機あるいは無機の塩基例えばトリエチルアミン、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム等を共存させることにより
、メ応を円滑に進めることができる。
く合成経路C〉 (Vl) (■) (上記式中、X、Y%Z、a、b、l、m、nおよびP
は既に定義したとおりであシ、Z中のR1、R2および
kも前述と同様である。)本経路は、β−アミノ酸誘導
体と7工ネチル誘導体とを縮合して本発明の化合物を合
成する方法である。
上記β−アミノ酸誘導体(■)は上記フェネチル誘導体
(■)に対して、0.!〜j倍当量用いる。
反応溶媒としては反応に関与しない溶媒ならば特に限定
されないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素:メタノール、エタノール、プロパ
ツール、イソアミルアルコールなどのアルコール類;テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールの
よウナエーテル類;アセトン、メチルエチルケトンのよ
りなケトン類;酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドまたはジメチルスルホオキシド等が
挙げられる。
反応温度はO−2!θ℃で好ましくは0〜100℃で行
い、反応温度は0.7〜グ♂時間、好ましくはOJ、2
4を時間である。
また、反応に際し、脱酸剤として、有機あるいは無機の
塩基例えばトリエチルアミン、炭酸カリウム、水酸化ナ
トリウム等を共存させることにより、反応を円滑に進め
ることができる。
く合成経路D〉 (■) (IX) (上記式中、X% Y、a、b% 11mおよびnは既
に定義したとおシであり R1は水素原子、R2は炭素
数/〜夕の低級アルキル基を表わす。
Pはハロゲン原子、メシルオキシ基またはトシルオキシ
基等を表わす。) 本経路は置換β−アミノ酸アミド誘導体と低級アルキル
誘導体とを縮合して本発明の化合物を合成する方法であ
る。上記低級アルキル誘導体(IX)は上記置換β−ア
ミノ酸アミド誘導体(Vl[I)に対してo3〜!倍当
量用いる。
反応溶媒は反応に関与しない溶媒ならば特に限定されな
いが、例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素;メタノール、エタノール、プロパツール
、イソアミルアルコールなどのアルコール類;テトロヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールのような
エーテル類;アセトン、メチルエチルケトンのような酢
酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ドまたはジメチルスルホオキシド等が挙げられる。
反応温度は0−26θ℃で好ましくはθ〜/ 00 ’
Cで行い、反応温度はO07〜tAr時間、好ましくは
03−2弘時間である。
また、反応に際し、脱酸剤として、有機あるいは無機の
塩基例えばトリエチルアミン、炭酸カリウム、水酸化ナ
トリウム等を共存させることにより、反応を円滑に進め
ることができる。
次に本発明を実施例により、さらに具体的に説明するが
これにより本発明は何ら制限を受けるものではない。
参考例 N−(J、4t−ジメトキシフェネチル)ニペコチン酸
の合成 JMe 檻 ニベコテン酸エチルエステル塩d t r y(! O
mmol )  トリエチルアミンj、0!f(j O
mmol)  並びに、3.≠−ジメトキシーフェネチ
ルメシレート、3.o 、2 ? (! Ommol 
)を♂0°CでOJ時間攪拌した。反応混合物をカラム
クロマトグラフィー(充填剤ニジリカゲル;展開溶媒:
クロロホルム)に付して精製し、油状物10.0tノを
得た。この油状物をエタノールよOrrtlに溶解し、
≠o (w/v)%水酸化カリウム水溶液10.1を加
え、to℃で2時間攪拌した。反応混合物から溶媒を留
去した残渣に水100m1を加え、クロロホルム100
m1で洗浄し、濃塩酸を加え、  pH≠ とした後、
クロロホルム300−で抽出した。硫酸マグネシウムで
乾燥した後、溶液を1取し、溶媒を留去して目的物とし
て下記物性のシロップ状物質を得た。
収量7.ftp(収率j♂、6%) 赤外吸収スペクトル(α−’) : /A y s核磁
気共鳴スペクトル(ppm): /、! 0〜2./ j (! H,m )、2.20
〜、+、3 t(/H% m)、 2.! 0〜3./
  !(J’H,m)、 3.♂’(’H%S)  6
.72(jH,s) 実施例/ λ−1/−(j、!−ジメトキシフェネチル)ピペリジ
ン−3−カルボニルl −4,7−シメトキシー/、 
2. j、≠−テトラヒトロインキノリン塩酸塩の合成
(表7中の化合物5〆に/)N−(3,It−ジメトキ
シフェネチル)ニペコチン酸 !、Ir 7 ? (20mmol)と、 トリエチル
アミン2.02 ?(20mmol)を、ジクロロメタ
ンjQdに溶解した溶液にクロロ炭酸エチル、2./ 
7 f(20mmol )  を水冷滴下して、室温で
ハ!時間攪拌した。この溶液に6,7−シメトキシテト
ラヒドロイソキノリン塩酸塩り、/りy (,2(:)
mmo l )  /とトリエチルアミン2.Oj ?
 (j Ommo l )  をジクロロメタンjOr
ttlに溶解し、得られた溶液を水冷上滴下して、室温
でさらに≠、j時間攪拌した。反応混合物を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶液を1取し、溶媒を留去し
た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(充填剤ニジリ
カゲル;展開溶媒:j%メタノール−ジクロロメタン)
に付して精製し、エタノールから再結晶して下記物性の
上記目的物を得た。収量1乙02(収率:≠り、/係)
融点(’C):/≠/、0−/≠ハタ 質量スペクトル(m/e) : ’I A I (M)
、3/7(基準ピーク)、/ jt / 赤外吸収スペクトル(tOM):/タ20,03gこの
生成物2.7≠2を熱エタノール30.1に溶解し、エ
タノール性IN塩酸よ、?11 xiを加え、塩酸塩と
して単離した。収量x、r o ? (収率r a、t
%) 融点(℃):/♂7−/り0 実施例2〜7(表/中の化合物A2〜7)実施例におけ
る乙、7−シメトキシー/、2,3,4t−テトラヒド
ロイソキノリンを下記衣/で示した相当する環状アミン
に換えて、実施例/と同様の方法で合成した。その結果
を下記衣/に示す。
実施例g〜/弘(表2中の化合物Alr〜/11.)実
施例/におけるN−(J、4t−ジノトキシクエネチル
)ニペコブーン酸を下:;己艮2に示し/ヒ田当するN
、−(置換フェニルアルキル)ニベコチン酸 に換えて、実施例/と同様の方法で合成した。
その結果を下記表2に示した。
実施例/j(化合物置1s) 2−1/ −(j、グージメトキシ7エネチル)ピロリ
ジン−3−カルボニル) −J、7−シメトキシー/、
 x、 j、 弘−テトラヒトロインキノリンの合成 (a) 収率(係) : 42.0 質量スペクトル(m/e):pa寸(M+/)、303
(基準ピーク)、 / j/ 赤外吸収スペクト# (crn’) : / ! / 
0. /A3夕実施例/6(表/中の化合物A/) 、z−(/−(3,II−ジメトキシフェネチル)ピペ
リジン−3−カルボニルl −4,7−シメトキシー/
 、 x、 J、≠−テトラヒドロイソキノリンの合成 実施例/におけるN −(3,1I−−ジメトキシフェ
ネチル)ニベコチン酸を上記(a)で示されるN −(
3,ゲージメトキシフェネチル)β−プロリンに換えて
、実施例/と同様にして合成し、下記物性の上記目的物
を得た。
乙、7−シメトキシテトラヒドロインキノリン塩酸塩3
、Oタノ(/ A mmol )  とトリエチルアミ
73.20 ? (32mmol)  をジクロロメタ
ン!011に溶解し、得られた溶液に、N−(3,41
−ジメトキシフェネチル)ニペコチン酸クロライド(/
 t mmol)  のジクロロメタン20.1溶液を
水冷下で滴下して、室温でへj時間攪拌した。反応混合
物を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶液をP取し
溶媒を留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(充
填剤ニジリカゲル;展開溶媒:1%エタノール−クロロ
ホルム)に付して精製し、上記目的物を得た。
収量3.! Of (収率≠6.7係)尚、物性は実施
例/で得たものと同一であった。
実施例/7(化合物置/7) コー(j−IN−(3,lA−ジメトキシフェネチル)
N−メチルアミン)プロピオニル〕−乙、7−シメトキ
シー/、 J、 3.4t−テトラヒトロインキノリン
の合成 2−(3−クロロプロピオニル)−&、7−シメトキシ
ー/、 、!、 J、 弘−テトラヒドロイソキノリン
0.369 (2mmol)、N−メチル−3,44−
ジメトキシフェネチルアミン0.32? (2mmol
)並びに炭酸カリウム0.2♂2をエタノール20m1
に懸濁し、70℃で76時間攪拌した。反応混合物から
溶媒を留去した残渣に水10.1を加え、ジクロロメタ
ン20ゴで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶液を
F取し溶媒を留去した。
残渣をガ去L L 、pマドグラフィー(充填剤ニジリ
カゲル;展開溶媒:2%エタノールークロロホルム)に
付して精製し、下記物性の上記目的物を得た。
収量j 30m9(収率: 37.7%)質量スペクト
ル(m/e):月−(M)、コタ/、/夕/、 j♂(基準ピーク) 赤外吸収スペクト# (crr+−1) : /r10
. /乙u。
実施例/、1’(化合物ム/♂) 3−C3−IN−(3,≠−ジメトキシフェネチル)N
−メチルアミン)プロピオニル−7、♂−ジメトキシー
/、2.≠、!−テトラヒドロベンズアゼピンの合成 弘、j−テトラヒドロ−3H−ベンズアゼピンに換えて
、実施例/7と同様に合成し、下記物性の上記目的物を
得た。
収率(%) : 2.2.を 融点(’C) : s♂−よ? 質量スペクトル(m/e):  <zt+(M)、30
夕(基準ピーク)、 / オ / 赤外吸収スペクトル(cYll−1):/j/2、/1
30実施例1タ (化合物A/り) 2−(/−(j−フルオロフェネチル)ピペリジン−3
−カルボニル−&、7−シメトキシー/、2,3.μm
テトラヒドロイソキノリンの合成実施例/7におけるノ
ー(3−クロロプロピオニル)−1,7−シメトキシー
/、 、!、 3.4t−テトラヒドロイソキノリンを
7.r−ジメトキシ−/、2゜ノー(ピペリジン−3−
カルボニル)j、7−)メトキシ−/ 、2,3,41
1−テトラヒトロインキノリン0./ j ? (0,
!; mmol)  並びに2−フルオロフェネチルメ
シレート0./ / t (0,! mmol)を♂0
°Cでo3時間攪拌した。反応混合物をカラムクロマト
グラフィー(充填剤ニジリカゲル;展開溶媒:7%メタ
ノール−ジクロロメタン)に付して精製し、下記物性の
上記目的物を得た。
収量t3■(収率コタ、j%) 質量スペクトル(m/e ) : ’i−27(M)、
3/7(基準ピーク) り♂、11tコ 赤外吸収スペクトル(tYn−’) : / j / 
夕、/lJgこれより、本発明の化合物の医薬としての
特徴である抗頻脈作用と血管拡張作用における薬理試験
について述べる。
実施例−〇 本発明の化合物の抗頻脈作用について、モルモットを使
用して薬理試験を行った。その方法と結果を以下に示す
体重約rooyのHartlay系雄性モルモットを使
用した。後頭部を殴打し頚部を脱臼させた後、心臓を分
離摘出した。クレプス−ヘンスライド液(K)I液)中
で2よ%O7−よ%CO。
ガス通気下、心室筋、血管および周囲の結合組織を剥離
し、左右の心房を切シ離した。右心耳にセルフインをか
け、反対側を結紮し、糸をピンクアップにかけて、りj
%o、−j%CO2ガス通気下、37℃でKHH2O2
を満たした栄養槽内に約0.22の張力をかけて固定し
た。インキュベーション開始から30分後にKH液を交
換しさらに30分間放置し、心房の動きが安定になって
からイングロテレノール10−8Mを加えた。約7!分
後、心拍数が安定してから本発明の化合物を累積的に加
えていま、該化合物添加前の心拍数を30%低下させる
薬物濃度(ECgo)  を求めた。その結果を下記衣
3に示す。
表3 ※比較のため2−(N−メチル−N−(j、弘−ジメト
キシフェネチル)アミノプロピル)−!、&−ジメトキ
シフタリミジンー/−オン(AQA−jり)〔特開昭3
1−//31乙乙号公報参照。〕についても同様の試験
を行った0 実施例2/ 本発明の化合物のラット摘出血管におけるノルエピネフ
ィリンJ5(N E)による収縮に対する弛緩作用につ
いて、薬理試験を行った。その方法と結果を以下に示す
ウィスター系雄性ラットを使用した。後頭部を殴打し、
放血させた後、胸部大動脈を摘出した。クレプス−ヘン
スライド液(KH液)中で脂肪組織を除去し、幅約31
に切断して輪状片を作製し、さらに長軸方向に切開した
切片をりj係O9−!係CO,通気下、37℃でKH液
20ゴを満たした栄養槽内に輪層筋の走行に沿って懸垂
固定し、30分毎にKH液を交換しながらインキーベー
ションした。(張力θ、!り)約/時間抜ノルエピネフ
リン(N E ) 10−’Mを加え収縮させた後KH
液で洗浄し、これを7時間おきに繰り返し、3度目の収
縮をさせた標本に本発明の化合物を加えた。20分間弛
緩させた後、塩酸パパベリン3×10−5Mを加え、約
20分間最大弛緩となるまで収縮力を測定した。該化合
物の弛緩率は、パパベリンによる最大弛緩に対する百分
率で表した。その結果を下記表−弘に示す。
表弘 表よ 実施例2λ 急性毒性試験 本発明の化合物の急性毒性試験をマウスを用いて行った
のでその方法と結果を以下に示した。
く方 法〉 JCI:ICRマウス(SPF)の雄(を局舎)に対し
、7%トラガント水溶液に懸濁した本発明の化合物をマ
ウス用金属製胃ゾンデによる強制投与で経口投与し、7
日間の観察期間を経た後、Li tchf 1eld−
Wi 1coxon法により、急性毒性値(LD、。)
を算出した。その結果を下記表jに示した。
〔発明の効果〕
本発明の化合物は抗頻脈作用、血管拡張作用などの薬理
作用を有し、坑不整脈薬、坑狭心症薬、坑高血圧薬など
の循環系の医薬として有用である。
→デ=−ヨ赫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上記式中、Xは水素原子、炭素数1〜5の低級アルキ
    ル基または炭素数1〜5の低級アルコキシ基を示す。Y
    は水素原子、炭素数1〜5の低級アルキル基、炭素数1
    〜5の低級アルコキシ基またはハロゲン原子を示す。Z
    は▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化
    学式、表等があります▼を示し、R^1 は水素原子、R^2は水素原子または炭素数1〜5の低
    級アルキル基、kは2〜4の整数を示す。lは2〜5の
    整数、mは2〜4の整数、nは0〜2の整数を示し、a
    およびbはそれぞれ独立して1〜3の整数を示す。〕で
    表わされるβ−アミノ酸アミド誘導体またはその薬学的
    に許容し得る塩。
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