JPH02138072A - 用紙搬送系の連動機構 - Google Patents
用紙搬送系の連動機構Info
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- JPH02138072A JPH02138072A JP29328788A JP29328788A JPH02138072A JP H02138072 A JPH02138072 A JP H02138072A JP 29328788 A JP29328788 A JP 29328788A JP 29328788 A JP29328788 A JP 29328788A JP H02138072 A JPH02138072 A JP H02138072A
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
用紙搬送系の連動機構に関し、
途中で用紙の搬送路が分岐される用紙搬送系のジャム処
理等のための搬送部の開閉操作の簡易化と、構成の簡単
化とを図ることを目的とし、下搬送部と、下搬送部に対
して後端部を開閉揺動可能に連結した下搬送部と、上下
両搬送部の前側部分で上下両搬送部の間に下搬送部に対
して後端部を支点として開閉揺動可能に配置された中搬
送部とを備え、上下両搬送部の間に形成される搬送路を
途中から下搬送部と中搬送部との間及び中搬送部と下搬
送部との間に形成される各分岐搬送路に分岐させた用紙
搬送系の連動機構であって、中搬送部を上昇付勢するバ
イアススプリングと、下搬送部の揺動角度が所定量以下
のときに前記バイアススプリングに抗して中搬送部の上
昇を制限する制限機構と、上下及び中搬送部を互いに閉
じた状態で前記下搬送部を下搬送部に係止するロック装
置とを設けた構成とした。
理等のための搬送部の開閉操作の簡易化と、構成の簡単
化とを図ることを目的とし、下搬送部と、下搬送部に対
して後端部を開閉揺動可能に連結した下搬送部と、上下
両搬送部の前側部分で上下両搬送部の間に下搬送部に対
して後端部を支点として開閉揺動可能に配置された中搬
送部とを備え、上下両搬送部の間に形成される搬送路を
途中から下搬送部と中搬送部との間及び中搬送部と下搬
送部との間に形成される各分岐搬送路に分岐させた用紙
搬送系の連動機構であって、中搬送部を上昇付勢するバ
イアススプリングと、下搬送部の揺動角度が所定量以下
のときに前記バイアススプリングに抗して中搬送部の上
昇を制限する制限機構と、上下及び中搬送部を互いに閉
じた状態で前記下搬送部を下搬送部に係止するロック装
置とを設けた構成とした。
本発明は例えば光学式文字読取装置(OCR)、光学式
マーク読取袋W (OMR) 、プリンタ等に適用され
る用紙搬送系の連動機構に関し、特に、途中で搬送路が
分岐される用紙搬送系の搬送部に関するものである。
マーク読取袋W (OMR) 、プリンタ等に適用され
る用紙搬送系の連動機構に関し、特に、途中で搬送路が
分岐される用紙搬送系の搬送部に関するものである。
例えばOCRの中には、搬送媒体としての単票用紙のう
ち読取エラーが生じたものを正常に読み取られたものか
ら分け、正常なものを集積するスタッカとは別のスタッ
カに集積するために用紙の搬送路を途中から2つに分岐
させた用紙搬送系を採用するものがある。従来、この種
の用紙搬送系では、例えば第6図に示すように下搬送部
1を下搬送部2に対して後端側で開閉揺動可能に連結し
、且つ上下両搬送部1.2の前端側部分で中成送部3を
上下両搬送部1,2の間に下搬送部2に対して揺動可能
に配置し、上下両搬送部1,2の間に形成される搬送路
4を途中で集合搬送路4aから上下両搬送部4bと下分
岐搬送路4Cとに分岐させる構成が採用される。通常は
、上下及び中成送部1.2.3は同図の実線で示す如く
に閉じられ、下搬送部1と下搬送部2とがロック装置5
で閉じた位置に係止される一方、中成送部3と下搬送部
2とがロック装置6で閉じた位置に係止される。
ち読取エラーが生じたものを正常に読み取られたものか
ら分け、正常なものを集積するスタッカとは別のスタッ
カに集積するために用紙の搬送路を途中から2つに分岐
させた用紙搬送系を採用するものがある。従来、この種
の用紙搬送系では、例えば第6図に示すように下搬送部
1を下搬送部2に対して後端側で開閉揺動可能に連結し
、且つ上下両搬送部1.2の前端側部分で中成送部3を
上下両搬送部1,2の間に下搬送部2に対して揺動可能
に配置し、上下両搬送部1,2の間に形成される搬送路
4を途中で集合搬送路4aから上下両搬送部4bと下分
岐搬送路4Cとに分岐させる構成が採用される。通常は
、上下及び中成送部1.2.3は同図の実線で示す如く
に閉じられ、下搬送部1と下搬送部2とがロック装置5
で閉じた位置に係止される一方、中成送部3と下搬送部
2とがロック装置6で閉じた位置に係止される。
この従来例によれば、下搬送部1と中成送部3とが各々
下搬送部2に対して開閉揺動可能に連結されているので
、搬送路4内で紙詰まり(ジャム)が発生した時に、簡
単にジャム媒体を搬送路から除去できる利点がある。
下搬送部2に対して開閉揺動可能に連結されているので
、搬送路4内で紙詰まり(ジャム)が発生した時に、簡
単にジャム媒体を搬送路から除去できる利点がある。
しかしながら、下分岐搬送路4Cからジャム媒体を取り
出す間は下搬送部1と中成送部3とを開いた状態に保持
するために、下搬送部1を開いた位置に保持する保持装
置の他に中成送部3を開いた位置に保持する保持装置も
必要となり、全体としての構成が複雑になる。また、上
記従来例では、下搬送部1と中成送部3とを同時に開く
と下搬送部1の部品と中成送部3の部品とが互いに干渉
して部品が傷ついたり、途中で開けられなくなったりす
る。従って、下分岐搬送路4Cを開く場合には、まず、
ロック装置5の作動を解除して下搬送部1を開いた後、
これを開いたままの状態に保持しながらロック装置6の
作動を解除して中成送部3を開くという面倒な手順をふ
む必要がある。
出す間は下搬送部1と中成送部3とを開いた状態に保持
するために、下搬送部1を開いた位置に保持する保持装
置の他に中成送部3を開いた位置に保持する保持装置も
必要となり、全体としての構成が複雑になる。また、上
記従来例では、下搬送部1と中成送部3とを同時に開く
と下搬送部1の部品と中成送部3の部品とが互いに干渉
して部品が傷ついたり、途中で開けられなくなったりす
る。従って、下分岐搬送路4Cを開く場合には、まず、
ロック装置5の作動を解除して下搬送部1を開いた後、
これを開いたままの状態に保持しながらロック装置6の
作動を解除して中成送部3を開くという面倒な手順をふ
む必要がある。
本発明は、上記従来の事情を鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは、ジャム処理等のための搬送
部の開閉操作の簡易化と、用紙搬送系連動機構の構成の
簡単化とを図ることにある。
、その目的とするところは、ジャム処理等のための搬送
部の開閉操作の簡易化と、用紙搬送系連動機構の構成の
簡単化とを図ることにある。
本発明に係る用紙搬送系の連動機構は上記目的を達成す
るために以下の手段を採用している。すなわち、第1図
に示すように、下搬送部2と、下搬送部2に対して後端
部を開閉揺動可能に連結した下搬送部2と、上下両搬送
部1,2の前側部分で上下両搬送部1,2の間に下搬送
部2に対して後端部を支点として開閉揺動可能に配置さ
れた中成送部3とを備え、上下両搬送部1,2の間に形
成される搬送路4を途中から下搬送部1と中成送部3と
の間及び中成送部3と下搬送部1との間に形成される各
分岐殿経路4b、4cに分岐させた用紙搬送系の連動機
構であって、下搬送部2と中成送部3との間に中成送部
3を上昇付勢するバイアススプリング7と、下搬送部1
の揺動角度が所定量以下のときに前記バイアススプリン
グ7に抗して中成送部3の上界を制限する制限機構8と
を設ける。
るために以下の手段を採用している。すなわち、第1図
に示すように、下搬送部2と、下搬送部2に対して後端
部を開閉揺動可能に連結した下搬送部2と、上下両搬送
部1,2の前側部分で上下両搬送部1,2の間に下搬送
部2に対して後端部を支点として開閉揺動可能に配置さ
れた中成送部3とを備え、上下両搬送部1,2の間に形
成される搬送路4を途中から下搬送部1と中成送部3と
の間及び中成送部3と下搬送部1との間に形成される各
分岐殿経路4b、4cに分岐させた用紙搬送系の連動機
構であって、下搬送部2と中成送部3との間に中成送部
3を上昇付勢するバイアススプリング7と、下搬送部1
の揺動角度が所定量以下のときに前記バイアススプリン
グ7に抗して中成送部3の上界を制限する制限機構8と
を設ける。
本発明の用紙搬送系の連動機構においては、下搬送部1
の前部を上方に跳ね上げる過程において、下搬送部lの
揺動角度が一定以下の間は、制限機構8によって中成送
部3は閉じた位置に保持される。そして、下搬送部lに
付設された部品と中成送部3に付設された部品との干渉
が生じるおそれがなくなる程度に下搬送部1が一定の揺
動角度以上開かれると制限機構8の作動が解除され、下
搬送部1を開くに連れて中成送部3の前部がバイアスス
プリング7によって持ち上げられる。そして、バイアス
スプリング7が伸び切るまで持ち上げられた中成送部3
はバイアススプリング7によってその位置、即ち、開位
置に保持されることになる。
の前部を上方に跳ね上げる過程において、下搬送部lの
揺動角度が一定以下の間は、制限機構8によって中成送
部3は閉じた位置に保持される。そして、下搬送部lに
付設された部品と中成送部3に付設された部品との干渉
が生じるおそれがなくなる程度に下搬送部1が一定の揺
動角度以上開かれると制限機構8の作動が解除され、下
搬送部1を開くに連れて中成送部3の前部がバイアスス
プリング7によって持ち上げられる。そして、バイアス
スプリング7が伸び切るまで持ち上げられた中成送部3
はバイアススプリング7によってその位置、即ち、開位
置に保持されることになる。
また、下搬送部1を開位置から閉じる過程においては、
下搬送部1をある程度以上閉じて下搬送部1に付設され
た部品と中成送部3に付設された部品との干渉が生じる
おそれがなくなると制限機構8を介して中成送部3がバ
イアススプリング7に抗して閉方向に押え付けられ、下
搬送部lに連動して中成送部3が閉じられる。そして、
下搬送部1が上記の所定の揺動範囲内まで閉じられると
、制限機構8によって中成送部3が閉位置にロックされ
、この状態で下搬送部1が閉位置となるまで閉じられる
ことになる。
下搬送部1をある程度以上閉じて下搬送部1に付設され
た部品と中成送部3に付設された部品との干渉が生じる
おそれがなくなると制限機構8を介して中成送部3がバ
イアススプリング7に抗して閉方向に押え付けられ、下
搬送部lに連動して中成送部3が閉じられる。そして、
下搬送部1が上記の所定の揺動範囲内まで閉じられると
、制限機構8によって中成送部3が閉位置にロックされ
、この状態で下搬送部1が閉位置となるまで閉じられる
ことになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るOCRの用紙搬送系の
連動機構の構成図である。この用紙搬送系は、上下及び
中の各搬送部1.2.3を備え、上下両搬送部1.2の
後部側(搬送方向の上手側であり、図面上は左側)部分
でこれらの間に形成される集合搬送路4a、上下搬送部
1.2の前部側で下搬送部1と中成送部3との間に形成
される上下両搬送部4b及び中成送部3と下搬送部2と
の間に形成される下搬送路4cからなる搬送路4を有し
ている。下搬送部1と中成送部3とはそれぞれ後端部に
おいて下搬送部2に支軸10.11を介して開閉揺動可
能に枢支されている。また、中成送部3の前端部は下搬
送部2に支持させたバイアススプリング7によって上昇
付勢されている。
連動機構の構成図である。この用紙搬送系は、上下及び
中の各搬送部1.2.3を備え、上下両搬送部1.2の
後部側(搬送方向の上手側であり、図面上は左側)部分
でこれらの間に形成される集合搬送路4a、上下搬送部
1.2の前部側で下搬送部1と中成送部3との間に形成
される上下両搬送部4b及び中成送部3と下搬送部2と
の間に形成される下搬送路4cからなる搬送路4を有し
ている。下搬送部1と中成送部3とはそれぞれ後端部に
おいて下搬送部2に支軸10.11を介して開閉揺動可
能に枢支されている。また、中成送部3の前端部は下搬
送部2に支持させたバイアススプリング7によって上昇
付勢されている。
更に、下搬送部1と中成送部3とにわたって下搬送部1
の閉位置からの揺動角度が一定以下のときに中成送部3
を閉位置に制限する制限機構8が設けられ、上下両搬送
部1,2にわたって上下及び中の各搬送部1.2.3を
閉じた状態で下搬送部1を下搬送部2に係止するロック
装置5が設けられる。このロック装置5は下搬送部1に
揺動可能に支持されたフック51と下搬送部2に固着さ
れたビン52とからなる。
の閉位置からの揺動角度が一定以下のときに中成送部3
を閉位置に制限する制限機構8が設けられ、上下両搬送
部1,2にわたって上下及び中の各搬送部1.2.3を
閉じた状態で下搬送部1を下搬送部2に係止するロック
装置5が設けられる。このロック装置5は下搬送部1に
揺動可能に支持されたフック51と下搬送部2に固着さ
れたビン52とからなる。
第2図は上記制限機構8が作動している状態を示す上記
連動機構の構成図である。同図に示すように、この制限
機構8は中成送部の上面部に設けられた受部81と、下
搬送部1の下面部に回転自在に支持させたローラストッ
パ82とからなり、前記受部81は閉位置で略垂直にな
る段付面81aと、閉位置で略水平になる段落面81b
と段付面81aの上端に連続する段上面8Lcとを有し
ている。そして、下搬送部1の開位置からの揺動角度が
所定の範囲内であるときには、ローラストッパ82が段
付面81aに転接することによりバイアススプリング7
に抗して中成送部3の前端部が上昇することが制限され
るようになっている。
連動機構の構成図である。同図に示すように、この制限
機構8は中成送部の上面部に設けられた受部81と、下
搬送部1の下面部に回転自在に支持させたローラストッ
パ82とからなり、前記受部81は閉位置で略垂直にな
る段付面81aと、閉位置で略水平になる段落面81b
と段付面81aの上端に連続する段上面8Lcとを有し
ている。そして、下搬送部1の開位置からの揺動角度が
所定の範囲内であるときには、ローラストッパ82が段
付面81aに転接することによりバイアススプリング7
に抗して中成送部3の前端部が上昇することが制限され
るようになっている。
また、下搬送部1を閉じた状態では、ローラストッパ8
2が段落面81bに当たって中成送部3が閉位置に保持
されるようになっている。
2が段落面81bに当たって中成送部3が閉位置に保持
されるようになっている。
第3図は上記制限機構8の作用が解除された後、中成送
部3が全開されるまでの状態での上記連動機構の構成図
である。同図に示すように、下搬送部1の下搬送部2に
対する閉位置からの揺動角度が一定の範囲を超えると、
ローラストッパ82が段付面81aよりも高くなり、ロ
ーラストッパ82の段付面81aへの転接による制限作
用が解除され、ローラストッパ82が段上面81cに受
は止められる位置までバイアススプリング7によって中
成送部3が開かれるようになっている。そして、バイア
ススプリング7が伸びきると中成送部3の開動作が終わ
り、中成送部3はバイアススプリング7によって開位置
に保持される。下搬送部1はこの後部に第4図に示す全
開状態まで開かれ、保持装置によって全開位置に保持さ
れる。
部3が全開されるまでの状態での上記連動機構の構成図
である。同図に示すように、下搬送部1の下搬送部2に
対する閉位置からの揺動角度が一定の範囲を超えると、
ローラストッパ82が段付面81aよりも高くなり、ロ
ーラストッパ82の段付面81aへの転接による制限作
用が解除され、ローラストッパ82が段上面81cに受
は止められる位置までバイアススプリング7によって中
成送部3が開かれるようになっている。そして、バイア
ススプリング7が伸びきると中成送部3の開動作が終わ
り、中成送部3はバイアススプリング7によって開位置
に保持される。下搬送部1はこの後部に第4図に示す全
開状態まで開かれ、保持装置によって全開位置に保持さ
れる。
上記の構成によれば、ロック装置5のロック作用を解除
して、下搬送部1の前端部を持ち上げると、まず、下搬
送部1だけが開方向に揺動し、下搬送部1の部品と中成
送部3の部品との干渉が生じるおそれがなくなる程度に
下搬送部1の揺動角度が大きくなると制r@機構8のロ
ーラストッパ82が段付面81aから離れて制限作用が
解除される。この後、バイアススプリング7により付勢
されている生産送部3がローラストッパ82に股上面8
1cが受は止められる状態で下搬送部1の揺動に連れて
開方向に揺動する。そして、バイアススプリング7が伸
び切って下搬送分岐路4Cが十分に大きく開かれた後、
更に下搬送部1を開方向に揺動させることにより、下搬
送部1と下搬送部2との間の集合搬送路4a及び下搬送
部1と生産送部3との間の上分岐搬送路4bとを十分に
大きく開くことができ、ジャム媒体除去処理をすること
ができる。また、下搬送部1を開位置から閉じるときに
は、上記と逆の動きを経て生産送部3及び下搬送部1が
閉じられ、ロック装置5で下搬送部1を下搬送部2に係
止すると、下搬送部1及び生産送部3が閉位置にロック
されることになる。
して、下搬送部1の前端部を持ち上げると、まず、下搬
送部1だけが開方向に揺動し、下搬送部1の部品と中成
送部3の部品との干渉が生じるおそれがなくなる程度に
下搬送部1の揺動角度が大きくなると制r@機構8のロ
ーラストッパ82が段付面81aから離れて制限作用が
解除される。この後、バイアススプリング7により付勢
されている生産送部3がローラストッパ82に股上面8
1cが受は止められる状態で下搬送部1の揺動に連れて
開方向に揺動する。そして、バイアススプリング7が伸
び切って下搬送分岐路4Cが十分に大きく開かれた後、
更に下搬送部1を開方向に揺動させることにより、下搬
送部1と下搬送部2との間の集合搬送路4a及び下搬送
部1と生産送部3との間の上分岐搬送路4bとを十分に
大きく開くことができ、ジャム媒体除去処理をすること
ができる。また、下搬送部1を開位置から閉じるときに
は、上記と逆の動きを経て生産送部3及び下搬送部1が
閉じられ、ロック装置5で下搬送部1を下搬送部2に係
止すると、下搬送部1及び生産送部3が閉位置にロック
されることになる。
即ち、下搬送部1及び生産送部3の開閉操作は1つのロ
ック装置5の掛は外しと、下搬送部1の他端の上げ下げ
という節単な操作となる。また、下搬送部1をロック装
置5で下搬送部2に係止すれば同時に生産送部3を閉位
置に係止できるので、生産送部3を閉位置に係止するロ
ック装置を省略することができるとともに、生産送部3
がバイアススプリング7で開位置に保持されるので、生
産送部3を開位置に保持する保持装置を省略することが
でき、構成を節単にすることができる。
ック装置5の掛は外しと、下搬送部1の他端の上げ下げ
という節単な操作となる。また、下搬送部1をロック装
置5で下搬送部2に係止すれば同時に生産送部3を閉位
置に係止できるので、生産送部3を閉位置に係止するロ
ック装置を省略することができるとともに、生産送部3
がバイアススプリング7で開位置に保持されるので、生
産送部3を開位置に保持する保持装置を省略することが
でき、構成を節単にすることができる。
第5図は上記制限機構8を変形させたOCR用紙搬送系
の連動機構の構成図である。この変形例においては、制
限機構8がバネで構成され、下搬送部1の開位置からの
揺動角度が一定以下のときにはこのバネ8が伸縮しなが
らバイアススプリング7に抗して生産送部3の上昇を制
限するように構成されている。その他の構成、その作用
ないし効果は上記一実施例と同様である。
の連動機構の構成図である。この変形例においては、制
限機構8がバネで構成され、下搬送部1の開位置からの
揺動角度が一定以下のときにはこのバネ8が伸縮しなが
らバイアススプリング7に抗して生産送部3の上昇を制
限するように構成されている。その他の構成、その作用
ないし効果は上記一実施例と同様である。
以上説明したように、本発明の用紙搬送系の連動機構に
よれば、下搬送部を下搬送部に係止するロック装置の掛
は外しと下搬送部の他端の上げ下げという簡単な操作に
よって下搬送部及び下搬送部の開閉操作ができるので、
ジャム処理等のための搬送部の開閉操作を簡易化できる
。また、生産送装置を下搬送装置に係止するロック装置
を省略できるとともに、バイアススプリングを生産送装
置を開位置に保持する保持装置に兼用しであるので、用
紙搬送系の連動機構全体の構成を簡単にすることができ
る。
よれば、下搬送部を下搬送部に係止するロック装置の掛
は外しと下搬送部の他端の上げ下げという簡単な操作に
よって下搬送部及び下搬送部の開閉操作ができるので、
ジャム処理等のための搬送部の開閉操作を簡易化できる
。また、生産送装置を下搬送装置に係止するロック装置
を省略できるとともに、バイアススプリングを生産送装
置を開位置に保持する保持装置に兼用しであるので、用
紙搬送系の連動機構全体の構成を簡単にすることができ
る。
4b・・・上分岐搬送路、4C・・・下分岐搬送路、7
・・・バイアススプリング、 8・・・制限機構。
・・・バイアススプリング、 8・・・制限機構。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例に係るOCRの
用紙搬送系の連動機構の各構成図であり、第1図は閉状
態を示し、第2図は制限機構の作動状態を示し、第3図
は制限機構の作動解除後生搬送部の全開までの状態を示
し、第4図は全開状態を示す。また、第5図は制限機構
を変形させたOCR用紙搬送系の連動機構の構成図であ
り、第6図は従来例の構成図である。 図中、
用紙搬送系の連動機構の各構成図であり、第1図は閉状
態を示し、第2図は制限機構の作動状態を示し、第3図
は制限機構の作動解除後生搬送部の全開までの状態を示
し、第4図は全開状態を示す。また、第5図は制限機構
を変形させたOCR用紙搬送系の連動機構の構成図であ
り、第6図は従来例の構成図である。 図中、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕下搬送部(2)と、下搬送部(2)に対して後端
部を開閉揺動可能に連結した上搬送部(2)と、上下両
搬送部(1)、(2)の前側部分でこれらの間に下搬送
部(2)に対して後端部を支点として開閉揺動可能に配
置された中搬送部(3)とを備え、上下両搬送部(1)
、(2)の間に形成される搬送路(4)を途中から上搬
送部(1)と中搬送部(3)との間及び中搬送部(3)
と下搬送部(2)との間に形成される各分岐搬送路(4
a)、(4b)に分岐させた用紙搬送系の連動機構であ
って、中搬送部(3)の前端部を上昇付勢するバイアス
スプリング(7)と、上搬送部(7)の揺動角度が所定
量以下のときに前記バイアススプリング(7)に抗して
中搬送部(3)の上昇を制限する制限機構(8)とを設
けたことを特徴とする用紙搬送系の連動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293287A JP2546360B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 用紙搬送系の連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293287A JP2546360B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 用紙搬送系の連動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138072A true JPH02138072A (ja) | 1990-05-28 |
JP2546360B2 JP2546360B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17792880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63293287A Expired - Lifetime JP2546360B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 用紙搬送系の連動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546360B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0768873A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-03-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 記録装置のジャム用紙除去機構 |
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-
1988
- 1988-11-18 JP JP63293287A patent/JP2546360B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9090417B2 (en) * | 2013-03-19 | 2015-07-28 | Pfu Limited | Medium feeding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2546360B2 (ja) | 1996-10-23 |
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