JPH02137768A - チタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法 - Google Patents
チタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法Info
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- JPH02137768A JPH02137768A JP63290732A JP29073288A JPH02137768A JP H02137768 A JPH02137768 A JP H02137768A JP 63290732 A JP63290732 A JP 63290732A JP 29073288 A JP29073288 A JP 29073288A JP H02137768 A JPH02137768 A JP H02137768A
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、チタン酸アルミニウム質焼結体に関し、その
低熱15Iti性を失わずに機械的強度を向上させ、さ
らに高温での分解を抑制したチタン酸アルミニウム質焼
結体の製造方法に係る。
低熱15Iti性を失わずに機械的強度を向上させ、さ
らに高温での分解を抑制したチタン酸アルミニウム質焼
結体の製造方法に係る。
[従来の技術]
チタン酸アルミニウムの焼結体は、約1800℃の1s
融点を有し見掛は上の熱膨脹係数が約2X10″″6/
’Cと小さく、耐熱衝撃性に優れ曲げ強度は常温で約1
0Mpaを示す材料であることが知られている(参考
奥田博了編 構造材料セラミックス 第195頁 オー
ム社 昭和62年発行)。
融点を有し見掛は上の熱膨脹係数が約2X10″″6/
’Cと小さく、耐熱衝撃性に優れ曲げ強度は常温で約1
0Mpaを示す材料であることが知られている(参考
奥田博了編 構造材料セラミックス 第195頁 オー
ム社 昭和62年発行)。
しかしこのチタン酸アルミニウムの焼結体は緻密な焼結
体を得ることが困M′C″機械的強度が弱い。
体を得ることが困M′C″機械的強度が弱い。
すなわち、この焼結体は、各結晶軸方向の熱WH眼を異
にするため、加熱焼成侵の冷却時に結晶粒子の熱膨脹の
大きざの異方性により結晶の粒界や粒内にマイクロクラ
ンクが発生する。このマイクロクラックは繰返しの熱履
歴により成長して、焼結体の機械的強度が低下すると説
明されている。
にするため、加熱焼成侵の冷却時に結晶粒子の熱膨脹の
大きざの異方性により結晶の粒界や粒内にマイクロクラ
ンクが発生する。このマイクロクラックは繰返しの熱履
歴により成長して、焼結体の機械的強度が低下すると説
明されている。
また熱的性質も750〜1300℃の温度範囲にJ3い
ては、AIrO3(フランダム)とTi02(ルチル)
に分解しやすく、特に還元雰囲気中では、前記の熱分解
傾向が著しいなどの材質的欠点をもっており、低熱数w
A林料として使用上の大きな制約巣作となっている。
ては、AIrO3(フランダム)とTi02(ルチル)
に分解しやすく、特に還元雰囲気中では、前記の熱分解
傾向が著しいなどの材質的欠点をもっており、低熱数w
A林料として使用上の大きな制約巣作となっている。
この問題点を解消するために例えば特開昭61−281
066号公報には、チタン酸アルミニウムに対してIl
l比で10〜30%のケイ酸ジルコニウムを含有させた
低膨脹セラミックスの開示がある。そしてこのようにし
て得たチタン酸アルミニウム質焼結体は、その高融点、
低熱膨張性を損うことなく高強度をもち熱分解に対して
安定であり、繰返しの熱履歴に対しても機械的強度の低
下が少ないとしている。
066号公報には、チタン酸アルミニウムに対してIl
l比で10〜30%のケイ酸ジルコニウムを含有させた
低膨脹セラミックスの開示がある。そしてこのようにし
て得たチタン酸アルミニウム質焼結体は、その高融点、
低熱膨張性を損うことなく高強度をもち熱分解に対して
安定であり、繰返しの熱履歴に対しても機械的強度の低
下が少ないとしている。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は前記のチタン酸アルミニウム質焼結体よりさら
に低熱膨張性で、機械的強度をより向上させ、lX温で
安定な焼結体の製造方法を提供することを目的とする。
に低熱膨張性で、機械的強度をより向上させ、lX温で
安定な焼結体の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明のチタン酸アルミニウム質焼結体は、酸化チタン
(TiO2)粉末と酸化アルミニウム(AltO3)粉
末またはこれらの複合酸化物であるチタン酸アルミニウ
ム粉末を主成分とし助剤として酸化タンタル(Ta1’
s)および酸化タングステン(WO3)の少なくとも一
種を配合した混合粉末を焼結して得られる。
(TiO2)粉末と酸化アルミニウム(AltO3)粉
末またはこれらの複合酸化物であるチタン酸アルミニウ
ム粉末を主成分とし助剤として酸化タンタル(Ta1’
s)および酸化タングステン(WO3)の少なくとも一
種を配合した混合粉末を焼結して得られる。
酸化チタン粉末と酸化アルミニウム粉末は、それぞれを
混合した混合粉末に助剤として酸化タンタルおよび酸化
タングステンの少なくとも一方の粉末を混合して焼結す
るか、または前部って酸化チタン粉末と酸化アルミニウ
ム粉末との混合粉末を焼結して複合酸化物としたチタン
酸アルミニウムの粉末に、助剤として酸化タンタルおよ
び酸化タングステンの一方または両方の粉末を混合して
焼結したものであってもよい。この配合量は、例えば酸
化タンタルと酸化タングステンとの総邑がヂタン酸アル
ミニウム100重市部にたいして10重醋%以下である
ことが好ましい。10重量%を超えて添加しても添加m
に見合って添加効果が得られないためである。なお、酸
化アルミニウムと酸化チタンの割合は等モルM前後が低
熱膨張性を有する焼結体を得るのに好ましい。
混合した混合粉末に助剤として酸化タンタルおよび酸化
タングステンの少なくとも一方の粉末を混合して焼結す
るか、または前部って酸化チタン粉末と酸化アルミニウ
ム粉末との混合粉末を焼結して複合酸化物としたチタン
酸アルミニウムの粉末に、助剤として酸化タンタルおよ
び酸化タングステンの一方または両方の粉末を混合して
焼結したものであってもよい。この配合量は、例えば酸
化タンタルと酸化タングステンとの総邑がヂタン酸アル
ミニウム100重市部にたいして10重醋%以下である
ことが好ましい。10重量%を超えて添加しても添加m
に見合って添加効果が得られないためである。なお、酸
化アルミニウムと酸化チタンの割合は等モルM前後が低
熱膨張性を有する焼結体を得るのに好ましい。
焼結は、前記の混合粉末を常法に基づき高温(1500
℃前後)で加熱する。焼結は、常圧下でも、加圧下でお
こなってもよい。このさい予め混合粉末を成形しておく
ことが好ましい。
℃前後)で加熱する。焼結は、常圧下でも、加圧下でお
こなってもよい。このさい予め混合粉末を成形しておく
ことが好ましい。
得られるチタン酸アルミニウム質焼結体は、タンタルま
たはタングステンの単独または両者が焼結時の助剤とし
て作用し、酸化物または複合酸化物として結晶相を形成
して、焼結体内に存在して緻密な構造体となる。この焼
結体は、機械的強度が高く、高温で安定である。この理
由はたとえ分解が起こったとしでも緻密な構造体のため
分解が表面部分のみにとどまるためと考えられる。
たはタングステンの単独または両者が焼結時の助剤とし
て作用し、酸化物または複合酸化物として結晶相を形成
して、焼結体内に存在して緻密な構造体となる。この焼
結体は、機械的強度が高く、高温で安定である。この理
由はたとえ分解が起こったとしでも緻密な構造体のため
分解が表面部分のみにとどまるためと考えられる。
[作用]
本発明のチタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法は、
酸化アルミニウムと酸化チタンまたはその複合酸化物の
粉末に、助剤として酸化タンタルおよび酸化タングステ
ンの少なくとも一種を配合して焼結する方法である。
酸化アルミニウムと酸化チタンまたはその複合酸化物の
粉末に、助剤として酸化タンタルおよび酸化タングステ
ンの少なくとも一種を配合して焼結する方法である。
酸化タンタルおよび酸化タングステンを配合することに
より、タンタルまたはタングステンの酸化物または複合
酸化物が結晶相を形成して、焼結体中に均一に分散しチ
タン酸アルミニウム質焼結体のクラックの成長を抑制す
る。このため得られるチタン酸アルミニウム質焼結体は
低熱膨張率を保持し、また機械強度例えば曲げ強度が向
上し、さらに熱il撃性も向上し、1100℃までの熱
安定性を保持できる。
より、タンタルまたはタングステンの酸化物または複合
酸化物が結晶相を形成して、焼結体中に均一に分散しチ
タン酸アルミニウム質焼結体のクラックの成長を抑制す
る。このため得られるチタン酸アルミニウム質焼結体は
低熱膨張率を保持し、また機械強度例えば曲げ強度が向
上し、さらに熱il撃性も向上し、1100℃までの熱
安定性を保持できる。
[実施例]
以下、実施例により具体的に説明する。
チタン酸アルミニウムの複合酸化物粉末に酸化タンタル
、酸化タングステン粉末を添加して形成する方法をA法
とする。粒1¥1μm以下のAl203(コランダム)
粉末と、粒径1μm以下のTiQz (ルチル)粉末と
を等モル量秤醜して混合粉末とし、大気中で1500℃
で0.5時間以上の焼成をおこないAlzTiOsの複
合酸化物を形成した。このA!2Tiosの複合酸化物
を粉砕した粒径3μm以下の粉末100重量部に、粒径
1μm以下の酸化タンタルみよび粒径1μm以下の酸化
タングステン粉末の少なくとも一種を第1表に示(配合
割合(0〜12重量%)で添加しボールミルで24時間
以上粉砕混合して各試料NO,1,3,5,7,9,1
1,13,20を調製した。なおNo、20は比較量で
タンタル、タングステンを含まないチタン酸アルミニウ
ムの複合酸化物の試料である。
、酸化タングステン粉末を添加して形成する方法をA法
とする。粒1¥1μm以下のAl203(コランダム)
粉末と、粒径1μm以下のTiQz (ルチル)粉末と
を等モル量秤醜して混合粉末とし、大気中で1500℃
で0.5時間以上の焼成をおこないAlzTiOsの複
合酸化物を形成した。このA!2Tiosの複合酸化物
を粉砕した粒径3μm以下の粉末100重量部に、粒径
1μm以下の酸化タンタルみよび粒径1μm以下の酸化
タングステン粉末の少なくとも一種を第1表に示(配合
割合(0〜12重量%)で添加しボールミルで24時間
以上粉砕混合して各試料NO,1,3,5,7,9,1
1,13,20を調製した。なおNo、20は比較量で
タンタル、タングステンを含まないチタン酸アルミニウ
ムの複合酸化物の試料である。
コランダムとルチルの混合粉末に助剤の酸化タンタル、
酸化タングステン粉末を添加して形成する方法を方法と
する。粒径1μm以下のコランダム粉末と、粒径1μm
以下のルチル粉末を等モルa秤同して混合し、これの1
00重量部に粒径1μm以下の酸化タンタルおよび粒径
1μm以下の酸化タングステン粉末の少な(とも一種を
第1表に示す配合割合(0〜12重量%)で添加しポル
ミルで24時間以上粉砕混合して各試料No。
酸化タングステン粉末を添加して形成する方法を方法と
する。粒径1μm以下のコランダム粉末と、粒径1μm
以下のルチル粉末を等モルa秤同して混合し、これの1
00重量部に粒径1μm以下の酸化タンタルおよび粒径
1μm以下の酸化タングステン粉末の少な(とも一種を
第1表に示す配合割合(0〜12重量%)で添加しポル
ミルで24時間以上粉砕混合して各試料No。
2.4.6.8.10.12.14.21を調製した。
なおNo、21は酸化タンタルおよび酸化タングステン
を含まない比較量である。
を含まない比較量である。
第1表に示す配合割合の各々混合粉末を、それぞれ金型
に充填して加圧成型機(600kgf/ルr)で成形し
得られた圧密体を等方静水圧法(1000k gf /
Cm t )で更に加圧成形をおこない成形体を形成
した。次いでこの成形体を大気中で1500℃で0.5
時間以上の焼成をおこなった。 この各焼結体について
、熱膨張係数、四点曲げ強度および分解温度を測定した
結果を第1表に示した。なお、分解温度は25時間加熱
保持した侵、XIIQによる回折ね像に変化が現れ始め
た加熱温度で示した。
に充填して加圧成型機(600kgf/ルr)で成形し
得られた圧密体を等方静水圧法(1000k gf /
Cm t )で更に加圧成形をおこない成形体を形成
した。次いでこの成形体を大気中で1500℃で0.5
時間以上の焼成をおこなった。 この各焼結体について
、熱膨張係数、四点曲げ強度および分解温度を測定した
結果を第1表に示した。なお、分解温度は25時間加熱
保持した侵、XIIQによる回折ね像に変化が現れ始め
た加熱温度で示した。
No、1とNO12は、酸化タンタルの添加量が0.2
重量%と酸化タングステンの添加量が0゜1重量%で添
加mの合計が0.3!T!II%である。
重量%と酸化タングステンの添加量が0゜1重量%で添
加mの合計が0.3!T!II%である。
No、1は熱膨張係数が1.0X10−6/’C(以下
倍数部分の、X10−6/’Cは省略Jる)(A法)、
No、2は0.8 (B法)と比較量No、20(A法
)、21 (B法)の1.4より小さくなり低熱膨張性
が向上した。四点曲げ強度もNo、1が2.0MPa
(以下中位のMPaの部分は省略する)、No、2が2
.3と比較量のN0920.2101.0より缶部上の
値を示し機械的強度が向上している。分解温度も比較量
のN0120.21の750℃に比べて両者とも800
℃で50℃上昇おり耐熱性が向上している。
倍数部分の、X10−6/’Cは省略Jる)(A法)、
No、2は0.8 (B法)と比較量No、20(A法
)、21 (B法)の1.4より小さくなり低熱膨張性
が向上した。四点曲げ強度もNo、1が2.0MPa
(以下中位のMPaの部分は省略する)、No、2が2
.3と比較量のN0920.2101.0より缶部上の
値を示し機械的強度が向上している。分解温度も比較量
のN0120.21の750℃に比べて両者とも800
℃で50℃上昇おり耐熱性が向上している。
N013とN014は、酸化タンタルの添加量が1.5
11%と酸化タングステンの添加量が8゜0重量%で添
加量の合計が9.5重^1%である。
11%と酸化タングステンの添加量が8゜0重量%で添
加量の合計が9.5重^1%である。
No、3 (A法)では熱膨張係数が0.5、No。
4<B法)では0.4であり比較量のNO,20,21
の1.4に対して低熱膨張性が向上している。
の1.4に対して低熱膨張性が向上している。
四点曲げ強度もN083が10.0.No、4が10.
0と比較量のNo、20,21の1.0より10倍の値
を示し機械的強度が向上している。
0と比較量のNo、20,21の1.0より10倍の値
を示し機械的強度が向上している。
分解温度も比較量のNo、20.21の750℃に比べ
てN013、No、4とも1000℃と250℃上昇し
耐熱性が向上している。
てN013、No、4とも1000℃と250℃上昇し
耐熱性が向上している。
No、5とN016は、酸化タンタルの添加量が/1.
0111%と酸化タングステンの添加量が2゜0!R8
%で添加量の合計が6.0重量%の場合である。No、
5 (A法)では、熱膨張係数が0゜3、No、6 (
B法)では0.2であり比較量のNo、20.21の1
.4に対して低熱膨張性がさらに向上している。四点曲
げ強度もN025が20.0、No、6が15.0と比
較量のNo。
0111%と酸化タングステンの添加量が2゜0!R8
%で添加量の合計が6.0重量%の場合である。No、
5 (A法)では、熱膨張係数が0゜3、No、6 (
B法)では0.2であり比較量のNo、20.21の1
.4に対して低熱膨張性がさらに向上している。四点曲
げ強度もN025が20.0、No、6が15.0と比
較量のNo。
20.21の1.0より10倍以上の値を示し機械的強
度が向上している。分解湿度も比較量のN0120.2
1の750℃に比べてN015が1000℃、N016
が900℃と上昇し耐熱性が向上している。
度が向上している。分解湿度も比較量のN0120.2
1の750℃に比べてN015が1000℃、N016
が900℃と上昇し耐熱性が向上している。
No、7とN008は、酸化タンタルの添加量が5.0
m11%と酸化タングステンの添加量が5゜0重量%で
等吊用いた場合で添加量の合計が10゜0重量%である
。No、7(A法)では熱膨張係数が0.1、No、8
(B法)では0.3となり比較量のNo、20.21
の1.4に対して低熱膨張性がさらに向上している。四
点曲げ強度もNO67が20.0、N088が18.0
と比較量のNo、20.21の1.0より10倍以上の
値を示し機械的強度が向上している。分解温度も比較量
のNo、20.21の750℃に比べてNo。
m11%と酸化タングステンの添加量が5゜0重量%で
等吊用いた場合で添加量の合計が10゜0重量%である
。No、7(A法)では熱膨張係数が0.1、No、8
(B法)では0.3となり比較量のNo、20.21
の1.4に対して低熱膨張性がさらに向上している。四
点曲げ強度もNO67が20.0、N088が18.0
と比較量のNo、20.21の1.0より10倍以上の
値を示し機械的強度が向上している。分解温度も比較量
のNo、20.21の750℃に比べてNo。
7が1100℃、N018がi ooo℃と耐熱性が向
上しでいる。
上しでいる。
No、9とNo、10は、酸化タンリルの添加mが10
.011M%と酸化タングステンの添加量が12.0重
量%と添加量の合計が22.0重端%である。No、9
(A法)では、熱膨張係数が0.5、No、10(B
法)では0.7となり比較量のNo、20121の1.
4に対して低熱膨張性が向上しているがN013〜8に
比べると低くなっている。四点曲げ強度もNo、9が5
.01No、、10が3、Oと比較量のNo、20.2
1の1゜0よりは向上しているがNo、3〜8に比べる
とやや小さくなっている。分解温度も比較量のNo、2
0,21の750℃に比べてNo、9が800℃、No
、10が800℃と向上しティるがN013〜8に比べ
ると低くなっており添加量が1〜10重間%の範囲が好
ましいことを示している。
.011M%と酸化タングステンの添加量が12.0重
量%と添加量の合計が22.0重端%である。No、9
(A法)では、熱膨張係数が0.5、No、10(B
法)では0.7となり比較量のNo、20121の1.
4に対して低熱膨張性が向上しているがN013〜8に
比べると低くなっている。四点曲げ強度もNo、9が5
.01No、、10が3、Oと比較量のNo、20.2
1の1゜0よりは向上しているがNo、3〜8に比べる
とやや小さくなっている。分解温度も比較量のNo、2
0,21の750℃に比べてNo、9が800℃、No
、10が800℃と向上しティるがN013〜8に比べ
ると低くなっており添加量が1〜10重間%の範囲が好
ましいことを示している。
NO,11、とN0112は、酸化タングステンの添加
量が5.0重量%のみのである。No。
量が5.0重量%のみのである。No。
11(A法)では、熱膨張係数が0.8、No。
12(B法)では0.8となり比較量のN0120.2
1の1.4に対してさらに向上し添加効果を示している
が、No、3〜8のタンタルとタンゲステンの両者を添
加したものに比べると低熱膨張性が大きくなっている。
1の1.4に対してさらに向上し添加効果を示している
が、No、3〜8のタンタルとタンゲステンの両者を添
加したものに比べると低熱膨張性が大きくなっている。
しかし四点曲げ強度はNo、11が15.0、No、1
2が17.0とNo、5〜8と同程度の強度を持ってい
る。分解温度は比較量のNo、20.21の750℃に
比べてNo、11が1000℃、N0112が1000
℃と向上しておりN003〜8と同程度の耐熱性を待っ
ており酸化タングステンのみの添加でも焼結体の物性が
向上することを示している。
2が17.0とNo、5〜8と同程度の強度を持ってい
る。分解温度は比較量のNo、20.21の750℃に
比べてNo、11が1000℃、N0112が1000
℃と向上しておりN003〜8と同程度の耐熱性を待っ
ており酸化タングステンのみの添加でも焼結体の物性が
向上することを示している。
No、13とNo、14は、酸化タンタルの添加量が5
.0重Φ%のみである。No、13<A法)では、熱膨
張係数が0.3、No、14 (B法)では0.2であ
りN005〜6と同程度の値を示している。しかし四点
曲げ強度はNo、13が10.0、No、14が9.0
とNo、11〜12よりは低いがNo、3〜4と同程度
の強度を持っている。分解温度はNo、13が1000
℃、No、14が1000℃でありN0111〜12と
同程度の耐熱性を持っており酸化タンタルのみの添加で
も焼結体の物性が向上することを示している。酸化タン
タルと酸化タングステンとを併用することにより熱1l
IW1係数と四点曲げ強度がより向上することを示して
いる。
.0重Φ%のみである。No、13<A法)では、熱膨
張係数が0.3、No、14 (B法)では0.2であ
りN005〜6と同程度の値を示している。しかし四点
曲げ強度はNo、13が10.0、No、14が9.0
とNo、11〜12よりは低いがNo、3〜4と同程度
の強度を持っている。分解温度はNo、13が1000
℃、No、14が1000℃でありN0111〜12と
同程度の耐熱性を持っており酸化タンタルのみの添加で
も焼結体の物性が向上することを示している。酸化タン
タルと酸化タングステンとを併用することにより熱1l
IW1係数と四点曲げ強度がより向上することを示して
いる。
また添加方法は、特にその差の優劣ついてvA論するほ
どの差は認められない。
どの差は認められない。
得られた焼結体No、3.4.5.6.7.8には、8
TatO5・18WO3、TatO3・WO2,11T
atOs a 4WO3の少なくとも一種の結晶相が存
在していることを、X線回折法で確認した。
TatO5・18WO3、TatO3・WO2,11T
atOs a 4WO3の少なくとも一種の結晶相が存
在していることを、X線回折法で確認した。
[発明の効果]
本発明のチタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法は、
酸化タンタル、酸化タングステンの配合により、熱膨張
係数が1.0X10−3から0゜1×10″″3/’C
へと小さくなり低熱膨張性となり、四点曲げ強度が1.
0MPaから20MPaへと大きくなり機械的強度が向
上した。また熱安定性が750℃から1100℃まで上
昇し耐熱性が向上した。
酸化タンタル、酸化タングステンの配合により、熱膨張
係数が1.0X10−3から0゜1×10″″3/’C
へと小さくなり低熱膨張性となり、四点曲げ強度が1.
0MPaから20MPaへと大きくなり機械的強度が向
上した。また熱安定性が750℃から1100℃まで上
昇し耐熱性が向上した。
Claims (1)
- (1)酸化チタン(TiO_2)粉末と酸化アルミニウ
ム(Al_2O_3)粉末またはこれらの複合酸化物で
あるチタン酸アルミニウム粉末を主成分とし、助剤とし
て酸化タンタル(Ta_2O_5)および酸化タングス
テン(WO_3)の少なくとも一種を配合した混合粉末
を焼結することを特徴とするチタン酸アルミニウム質焼
結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63290732A JPH02137768A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | チタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63290732A JPH02137768A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | チタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02137768A true JPH02137768A (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=17759809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63290732A Pending JPH02137768A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | チタン酸アルミニウム質焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02137768A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04317462A (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-09 | Isuzu Motors Ltd | 低熱膨張セラミックス材料及びその製造法 |
WO2010095616A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 住友化学株式会社 | チタン酸アルミニウム系セラミックス |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP63290732A patent/JPH02137768A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04317462A (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-09 | Isuzu Motors Ltd | 低熱膨張セラミックス材料及びその製造法 |
WO2010095616A1 (ja) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | 住友化学株式会社 | チタン酸アルミニウム系セラミックス |
EP2399878A4 (en) * | 2009-02-17 | 2012-08-01 | Sumitomo Chemical Co | CERAMICS ON ALUMINUM TITANATE BASIS |
US8853114B2 (en) | 2009-02-17 | 2014-10-07 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aluminum titanate-based ceramics |
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