JPH0283266A - AlN焼結体の製造方法 - Google Patents

AlN焼結体の製造方法

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Publication number
JPH0283266A
JPH0283266A JP63237393A JP23739388A JPH0283266A JP H0283266 A JPH0283266 A JP H0283266A JP 63237393 A JP63237393 A JP 63237393A JP 23739388 A JP23739388 A JP 23739388A JP H0283266 A JPH0283266 A JP H0283266A
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JP
Japan
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compound
raw material
aln
sintering
added
Prior art date
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Pending
Application number
JP63237393A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takeshima
裕 竹島
Yasunobu Yoneda
康信 米田
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主粟上図肌■公立 本発明は、電気絶縁性を有するAlN焼結体の製造方法
に関する。
の  ′「  びテ AlN焼結体は、従来、/’72N焼結原料に、アルカ
リ土類金属及び/又は希土類金属の化合物からなる焼結
助剤を添加し、これを焼結して製造している。このよう
にして得られたAEN焼結体は、電気絶縁性を有し、i
c等の基板用、或いはパッケージ用等に用いられている
このようなAfN焼結体のうち高熱伝導率を備えたもの
は、従来、透光性を有する白褐色をしている。
かかるAβN焼結体を、セラミックパッケージ等、高放
熱性を目的として使用する場合、高熱伝導率を有するの
で放熱性は良好であるが、白褐色のために熱吸収が悪く
、また、透光性を有するために外部からの光の影響でパ
ッケージ内部のLSI等が誤動作する虞れがあり、更に
、このような理由により、赤外応用としての赤外の吸収
を向上させることと、熱伝導性を確保することとを両立
させることができないという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、光
が透過することがなく、熱吸収性が良い黒色をしていて
、かつ、高熱伝導率、高電気絶縁性を有する/IN焼結
体の製造方法を提供することを目的とする。
i   ゛ るための 本発明にかかるA6N焼結体の製造方法は、焼結助剤と
してアルカリ土類金属及び/又は希土類金属の化合物を
含むAlN焼結原料に、チタン化合物及び/又はジルコ
ニウム化合物を、それぞれTi、Zrに換算して0.0
5乃至1.0重量%添加し、次いで、これを成形して成
形体を得たのち焼成することを特徴とする。
立−m−■ 本発明によれば、/IN焼結原料にチタン化合971&
び/又はジルコニウム化合物を添加し、これから成る成
形体を焼成するので、高熱伝導率を有し、電気絶縁性の
高い黒色をしたA7!N焼結体が得られることになる。
尖−施一斑 以下本発明を実施例にもとづいて説明する。
ANN焼結原料として、酸素を約1%含有するAβN粉
末を用い、これに焼結助剤として、希土類金属の化合物
、例えばY2O2(酸化イツトリウム)を3重量%添加
したものをYfA(fiした。
この/l!N焼結原料に対して、チタン化合物であるT
 i O,粉末と、ジルコニウム化合物であるZrO□
粉末を第1表に示す割合で添加した。そして、これをア
ルミナの玉石を用いて混合した後、を機バインダを添加
して成形し、これを550℃の大気雰囲気中で1時間加
熱して脱バインダ処理を行い、その後、1800℃の窒
素雰囲気中で5時間焼結してAlN焼結体を得た。
このようにして製造したAlN焼結体の色、熱伝導率お
よび絶縁抵抗を、第1表に併せて示した。
(以下余白) 第1表 第1表中の実施例1.2.3は、それぞれTi0、をT
iに換算して0.05重量%、0.5重量%、1.0重
量%添加した場合であり、実施例4.5.6は、Zr0
gをZrに換算して0.05重量%、0.5重量%、1
.0重量%添加した場合であり、実施例7は、Tiet
とZrO,とを共にTi、Zrに換算してそれぞれ0.
05重量%添加した場合である。なお、比較のために、
TtO,とZrO,を本発明範囲、つまりTi。
Zrに換算して0.05乃至1.0重量%の範囲を外し
て添加した場合(比較例1,2,3.4)と、TtO2
とZrO2を使用せずに従来同様にy、o、のみからな
る焼結助剤を用いた場合(従来例)とを併せて示してい
る。
この表により理解される如く、本発明による場合(実施
例1.・・・、7)には、熱伝導率(W/+m・K)が
170以上、絶縁抵抗(1oglR(Ω−cm) ]が
14以上であり、かつ、色の黒いAlN焼結体を得るこ
とができる。これに対し、Ti、Zrの添加量が本発明
範囲を外れる従来例と比較例1゜3の場合には、熱伝導
率と絶縁抵抗とは良好であるが、色が白褐色又は灰色と
なり、同じく比較例2.4の場合には、色が黒くなって
良好であるが、熱伝導率と絶縁抵抗とが悪くなっている
従って、この理由により、本発明はチタン化合物とジル
コニウム化合物との添加量は、AffN焼結原料に対し
て、Ti、Zrに換算して0.05乃至1.0重量%と
限定している。
なお、焼結助剤としては、上述したY2O3の他に、他
の希土類金属の酸化物、炭酸物、水素化物、フッ素化物
等の化合物を用いてもよく、またCaO等のアルカリ土
類金属の酸化物や、その他炭酸物、水素化物、フッ素化
物等の化合物を用いてもよい。
また、チタン化合物としては、Tie2の他に、他のチ
タン化合物を用いてもよく、ジルコニウム化合物につい
ても、ZrO□の他に、他のジルコニウム化合物を用い
てもよい。
更に、上述した実施例ではTiO□、Zr0zの粉末を
AlN焼結原料に添加したが、混合するときにTiO□
、zrozの玉石を用いれば、このときの混合撹拌時に
玉石からのTie、、ZrO□成分がAβN焼結原料に
添加されることが確認された。したがって、Tie、粉
末+  Z r Oz粉末を用いずに、こられの玉石を
用いてAβN焼結原料を混合し、得られた混合粉末を成
形し、この成形体を焼成することによっても、目的とす
るAβN焼結体を得ることができる。
さらにまた、上述した実施例では1800℃の窒素雰囲
気中で焼成したが、焼成温度の範囲を1750〜195
0℃として焼成してもAβN焼結体を得ることができる
。焼成温度の範囲を1750〜1950°Cとしたのは
、1750°C未満では焼結体の密度が高くならず、一
方1950℃を越えると成形体中に含まれる成分の蒸発
が多くなり、得られた焼結体の表面にボアが形成される
からである。
発−朋4と従来 以上詳述した如く本発明による場合、焼結助剤としてア
ルカリ土類金属及び/又は希土類金属の化合物を含むA
lN焼結原料に、チタン化合物及び/又はジルコニウム
化合物を、それぞれTi3Zrに換算して0.05乃至
1.0重量%添加し、次いで、これを成形して成形体を
得たのち焼成するので、熱吸収性が良い黒色をしていて
、高熱伝導率、高電気絶縁性を有するAI!N焼結体を
製造することが可能となり、このAlN焼結体を用いて
パッケージすると内部のLSI等の誤動作を防止でき、
また放熱性、熱吸収が良(、赤外吸収の向上を図ること
も可能となる等、優れた効果を奏する。
特許出願人 株式会社村田製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼結助剤としてアルカリ土類金属及び/又は希土
    類金属の化合物を含むAlN焼結原料に、チタン化合物
    及び/又はジルコニウム化合物をそれぞれTi,Zrに
    換算して0.05乃至1.0重量%添加し、次いで、こ
    れを成形して成形体を得たのち焼成することを特徴とす
    るAlN焼結体の製造方法。
JP63237393A 1988-09-20 1988-09-20 AlN焼結体の製造方法 Pending JPH0283266A (ja)

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