JPH02137375A - 光導電型受光素子 - Google Patents

光導電型受光素子

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JPH02137375A
JPH02137375A JP63292213A JP29221388A JPH02137375A JP H02137375 A JPH02137375 A JP H02137375A JP 63292213 A JP63292213 A JP 63292213A JP 29221388 A JP29221388 A JP 29221388A JP H02137375 A JPH02137375 A JP H02137375A
Authority
JP
Japan
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type
layer
layers
type semiconductor
gainas
Prior art date
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Pending
Application number
JP63292213A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Murata
道夫 村田
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Optoelectronics Technology Research Laboratory
Original Assignee
Optoelectronics Technology Research Laboratory
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光を受けると電気伝導度が著しく増大すると
いう光導電作用を利用した受光素子、すなわち光導電型
受光素子に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、アプライド フィジックス レターズ(Ap
pl、Phys、Lett、45(10) 1083−
1085 )に記載されている光導電型受光素子を示す
断面図である。
InP基板21上に受光層としてFeドープのGaln
As層22が形成されており、その上に、互いに離隔し
た2つのオーミック電極23.24が形成されている。
オーミック電極23と24の間のGalnAs層22に
光25が照射されると、Ga InAs層22にホール
と電子が発生してその電気伝導度が変化するので、電極
23と24の間の抵抗値変化を監視することにより、入
射されるに光を検知することができる。そして、この素
子は、受光層22であるGalnAs層にFeがドーピ
ングされており、受光層22の比抵抗を太きして暗電流
が小さくなるように考慮されている。
暗電流が大きいと雑音も大きくなってしまうからである
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、暗電流を小さくするために、上述のように不純
物(F e)をドーピングすると、電子の移動度が小さ
くなり受光素子の応答速度が遅くなってしまうという問
題があった。
本発明の課題は、このような問題点を解消することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の光導7B型受光素
子は、受光層を複数のn型半導体層と複数のp型半導体
層とが一層ずつ交互に積層された構造としたものである
。そして、望ましくは、n型半導体層の層厚とそのキャ
リア濃度の積が、p型半導体層の層厚とそのキャリア濃
度の積にほぼ等しくなるように設定したものである。
〔作用〕
n型半導体層とp型半導体層の界面でpn接合が生じ、
空乏層ができる。そして、n型半導体層の層厚とそのキ
ャリア濃度の積が、p型半導体層の層厚とそのキャリア
濃度の積にほぼ等しくなるように設定することにより、
受光層全体が空乏化し、暗電流が大幅に減少する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図である。Fe
のドーピングによって高抵抗化されたInP基板1上に
、p型のGa I nAs層2−1〜2  およびn型
のGalnAs層3〜3−10が交互に積層されて、受
光層4が形成されている。
p型のGalnAs層2〜2  は、いずれもキャリア
濃度が1 x 1 (117cI11−3、膜厚がln
mである。また、n型のGalnAs層3〜3−10は
、キャリア濃度が1×10 ■ 、膜厚が1100nで
ある。p型Ga 1 nAs層2−1〜2  およびn
型GaInAs層3〜3−1oは、何機金属気相成長法
(OMVPE法)などにより形成することができる。こ
のとき、n型GaInAs層3〜3−18に対しては積
極的な不純物のドーピングは行わず、p型GaInAs
層2−1〜2  に対しては、Znをドーピングするこ
とにより、それぞれ上述のキャリア濃度を得ることがで
きる。受光層4の表面には、AuGeNi合金を用いた
一対のオーミック電極5.6が形成されている。
このように構成された本実施例では、p型GaInAs
層2〜2  とn型GaInAs層3〜3−1oとの各
界面でpn接合が生じ、空乏層ができる。したがって、
受光層4全体をほぼ均一に空乏化することができる。特
に、p型GaInAs層2〜2−11の層厚とキャリア
濃度との積(IX10’cm″″”Xlnm)が、n型
GaInAs層3〜3  の層厚とキャリア濃度との積
(I X 1015cm−8X 100 nm) トラ
等りくすることによって、p型Ga I nAs層3−
1〜3−10のキャリア(ホール)密度を可能なかぎり
小さく抑えた状態で、電子が走るn型GaInAs層2
〜2  を全体に空乏化することかで−i   −tt き、暗電流を非常に小さくすることができる。
本実施例の光導電型受光素子に、波長1.3μm1パル
ス幅40psのパルス光を照射したときの性能を評価し
た。その結果、暗電流10 n A s光電流のパルス
幅150psを得た。この結果は、同一条件での従来の
光導電型受光素子の暗電流が15μA1光電流のパルス
幅が200psであることと比較するといずれも大幅に
改善されていることがわかる。特に、暗電流に関しては
、1/1000に減少しており、ノイズの極めて少ない
素子とすることができる。
なお、本実施例では、p型Ga I nAs層が11層
、n型GaInAs層が10層となっているが、これら
の層の数はこれに限定されるものではなく、また、p層
とn層の層の数の大小関係も本実施例に限定されない。
ただし、本実施例のように、p型Ga I nAs層が
n型Ga InAs層よりも1層多ければ、受光層4は
最下層ならびに最上層共にp型GaInAs層となる。
したがって、電子が走るn型Ga I nAs層はすべ
てp型Ga I nAs層に挟まれることになり、すべ
てのn型Ga I nAs層は上下両面から空乏層が拡
がることになる。また、本実施例のようにホールをキャ
リアとするp型GaInAs層を最上層とすることによ
り、表面電流を小さくすることができる。
また、受光層4を構成する半導体としてGalnAs層
が用いられているが、これに限定されるものではなく、
例えば、p層としてInPまたはAl11nAsを用い
、n層としてGaInAsを用いても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光導電型受光素子によれ
ば、受光層を複数のn型半導体層と複数のn型半導体層
とを一層ずつ交互に積層した構造としたので、受光層全
体が空乏化し、暗電流が大幅に減少する。したがって、
雑音がほとんど無い。
しかも、従来のように電子が走行するn型半導体層に高
抵抗化のための不純物が一層ドーピングされていないの
で、電子の移動度を高い状態に保持することができ、高
速に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図、第2図は、
従来の光導電型受光素子を示す断面図である。 1−F eドープのInP基板、2−t〜2−ttn型
Ga I nAs層、3〜3−1o・・・p型GaIn
As、4・・・受光層、5.6・・・電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に受光層が形成されその受光層上に一対の電
    極が形成されている光導電型受光素子において、前記受
    光層は複数のn型半導体層と複数のp型半導体層とが一
    層ずつ交互に積層された構造であることを特徴とする光
    導電型受光素子。 2、n型半導体層の層厚とそのキャリア濃度の積が、p
    型半導体層の層厚とそのキャリア濃度の積にほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項1記載の光導電型受光素子。 3、n型半導体層がn型のGaInAsであり、p型半
    導体層がp型のGaInAsであることを特徴とする請
    求項1または2記載の光導電型受光素子。 4、n型半導体層がn型のGaInAsであり、p型半
    導体層がp型のInPあるいはAlInAsであること
    を特徴とする請求項1または2記載の光導電型受光素子
JP63292213A 1988-11-18 1988-11-18 光導電型受光素子 Pending JPH02137375A (ja)

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