JPH02137092A - プラント監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、発電プラントの動きを通信システムを介し
て接続した計算機によって監視するプラント監視システ
ムに関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のプラント監視システムを示す構成図であ
って、図において、ｌは実際の発電プラント、２はその
発電プラント１の各検出器よりの信号及びプロセス量を
入力し、整理する中継端子盤、３は発電プラントｌの運
転・制御を行う中央制御盤、４は実際の発電プラント１
より検出したデータ及び中央制御盤３から入力された操
作信号である電圧又は電流信号を後述の計算機で処理で
きるよう変換するＰｉｏユニット、５は前記Ｐｉｏユニ
ット４で変換されたデータを工学値等に変換処理するデ
ータ収集プロセッサ、６は前記データ収集プロセッサ５
によって処理されたデータを他の計算機に伝送するデー
タウェイ、７は前記データ収集プロセッサ５により処理
されたデータを人力し、発電プラントｌの性能やロギン
グ処理を行う性能計算用計算機、８．９及びｌＯはデー
タ収集プロセッサ５及び性能計算用計算機７で処理した
データを中央制御盤３のＣＲＴＩＩに表示するＣＲＴプ
ロセッサ、但し、各ＣＲＴプロセッサ８〜１０で出力す
るＣＲＴ出力信号は１対１で対応し固定であり、出力す
る画面の種類も各々異なっている。１１はＣＲＴプロセ
ッサ８〜１０が表示を行う中央制御盤のＣＲＴ、１２は
発電システム１と操作員のインターフェイス機能をもつ
オペレータコンソール、１３は性能計算用計算機７で処
理されたデータを印字するタイプライタ、１４は前記タ
イプライタ１３と同様に性能計算用計算機７で処理され
たデータを印字するラインプリンタ、１５は性能計算用
計算機７に接続されている磁気ディスクである。また、
１６は緊急時に発電プラント１の監視を行うためｉこ設
けた緊急時プラント監視用計算機、１７は緊急時に発電
プラント１の状態を監視するためのＣＲＴとリクエスト
パネルとを設けた、緊急時用ＣＲＴコンソールである。

また、第５図は、ＣＲＴプロセッサ８．９と、中央制御
盤３のＣＲＴＩＩとの接続関係を示したモデル図であり
、１８は各ＣＲＴに対応するＣＲＴリクエストパネルで
ある。

次に動作について説明する。まず、第４図において、実
際の発電プラント１より検出した圧力や流量のプロセス
量及び機器のＯＮ、ＯＦＦ信号は、中継端子盤２　に入
力され、分類、整理される。そして整理された前記信号
及び中央制御盤３より入力された操作信号は電流又は、
電圧の形でＰｉｏユニット４に取込まれる。Ｐｉｏユニ
ット４では前記電流、又は電圧信号を計算機で処理でき
るように、例えば０〜２０００の整数データに変換する
。整数データに変換されたデータはデータ収集プロセッ
サ５に周期的に入力され、工学値に変換処理される。工
学値に変換処理されたプラントデータは、周期的にデー
タウェイ６を介して他の計算機又は、プロセッサに伝送
される。

ＣＲＴプロセッザ８．９及びｌＯではその伝送されたプ
ラントデータを取込む。中央制御盤３を監視する操作員
はその中央制御盤のＣＲＴＩＩに映出された画面の中か
ら見たい画面を選択し、中央制御盤３のＣＲＴＩＩに対
応した第５図のＣＲＴリクエストパネル１８より、操作
員が見たい画面をリクエストする。リクエストされた信
号は、そのＣＲＴリクエストパネル１８に対応したＣＲ
Ｔプロセッサ８．９及び１０により処理され、操作員が
見たい画面と、プラントのデータとを表示する。又、緊
急時には中央制御室以外の場所がら緊急時用ＣＲＴコン
ソールＩ７を操作員が操作して緊急時用の画面をリクエ
ストする。画面をリクエストされた緊急時プラント監視
用計算機１６は中央制御室のＣＲＴプロセッサ８，９及
びｉｏと同様にしてデータウェイ６を介して伝送された
データとリクエストされた画面とを緊急時用ＣＲＴコン
ソール１７に表示する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のプラント監視システムは、以上のように構成され
ているので、例えば３台あるＣＲＴプロセッサ８〜ＩＯ
のうち２台のＣＲＴプロセッサが故障すると表示できな
い画面が発生し、発電プラント１の運転に支障をきたす
。又、緊急時プラント監視用計算機１６で複数台設けら
れた他の全てのＣＲＴ画面を見ようとすると大型の計算
機が必要となりプラント監視システムが高価になる等の
課題があった。

尚、近似技術として、三菱電機技報１９８３年Ｖｏ１．
　５７Ｎｏ、４に示されたものがある。

この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、プラント監視システムが稼動中であっても中
央制御盤のＣＲＴ上に表示される画面のプログラムモジ
ュールを各プロセッサ間で転送可能とし、そのプログラ
ムモジュールを夫々の計算機が受信できるようにする事
により２、プログラムモジュールを転送した側のプロセ
ッサの機能と全く同一機能をもつプロセッサを生成し、
その結果、１台のプロセッサで全ての画面を見ることが
できるプラント監視システムを得る事を目的とする。

【課題を解決するための手段） この発明に係るプラント監視システムは各ＣＲＴプロセ
ッサのプログラム領域に格納された画面プログラムを転
送させて受信するとともに、各ＣＲＴプロセッサが表示
させていた画面を緊急時プラント監視ＣＲＴに表示でき
るソフトウェア環境を備えた緊急時プラント監視用計算
機を用いる。また、前記ＣＲＴプロセッサの主メモリ内
に画面プログラムを伝送できるソフトウェアを前記ＣＲ
Ｔプロセッサと緊急時プラント監視用計算機の両者に追
加する。そして、前記緊急時プラント監視用計算機から
のリクエスト要求によりＣＲＴプロセッサ内の画面プロ
グラムは全て転送可能なようにし、転送元のＣＲＴプロ
セッサ内の主メモリのプログラム転送用領域を全て緊急
時プラント監視用計算機の主メモリに復元できるように
したものである。

〔作用］ この発明におけるプラント監視システムはＣＲＴプロセ
ッサの画面プログラムを受信する転送用のプログラムを
設けた緊急時プラント監視用計算機を備え、ＣＲＴプロ
セッサにも主メモリのプログラム領域を転送できるソフ
トウェアを設けることにより転送元のＣＲＴプロセッサ
の画面プログラムを転送可能にする。そして前記ソフト
ウェアおよび転送用のプログラムの機能により転送元の
ＣＲＴプロセッサと同一の機能が緊急時プロント監視用
計算機に実現でき監視システム全体として緊急時のバッ
クアップを容易に構築できるようにする。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。図中、
第４図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第１
図において、１９はＣＲＴプロセッサ８，９及び１０の
画面モジュールが動作可能な環境を備え緊急時にプラン
トの監視を行うためのプログラム転送を可能とした緊急
時プラント監視用計算機である。

また、第２図において、２０はＣＲＴプロセッサ８の主
メモリ内に配置され、画面プログラムを起動し、表示さ
せる基本的なソフトウェアを格納している基本プログラ
ム領域、２１はＣＲＴプロセッサ８の主メモリ内で、画
面プログラムが格納されているＣＲＴプロセッサ８のプ
ログラム領域、同様に２２及び２３はＣＲＴプロセッサ
９及び１０の画面プログラムが格納されているＣＲＴプ
ロセッサのプログラム領域である。２４はＣＲＴプロセ
ッサ８，９及びｌＯと同様の基本的なソフトウェアを格
納する基本プログラム領域２０を有する緊急時プラント
監視用計算機１９のプログラム領域、２５はＣＲＴプロ
セッサ８．９及び１０のうちどのプログラムを転送する
かのリクエストを行う、緊急時用ＣＲＴリクエストパネ
ルである。

更に第３図において２６はリクエスト要求を送出し、転
送されたプログラムを自分のプログラム領域に格納する
リクエスト要求プログラム、２７はリクエスト要求を受
けるＣＲＴプロセッサ８側のリクエスト受付プログラム
、２８はＣＲＴプロセッサ８側のプログラム転送用領域
、２９はプログラム転送を可能とした緊急時プラント監
視用計算機１９のプログラム受信用領域、３０は受信し
たプログラムが起動し、画面表示を行う緊急時プラント
監視ＣＲＴである。

次に動作について説明する。まず、第１図において実際
の発電プラント１より検出した圧力や流量のプロセス量
及び機器のＯＮ、ＯＦＦ信号は中継端子盤２に入力され
従来と同様に分類整理される。分類整理された該ＯＮ、
ＯＦＦ信号及び中央制御盤３より操作された信号は電流
又は電圧の形でＰ１ｏユニット４に入力される＊　Ｐ　
Ｌ　Ｏユニット４では、電流又は電圧信号を計算機で処
理できるようにＯ〜２０００の整数データに変換する。

該変換された整数データはデータ収集プロセッサ５によ
り周期的に入力され、工学値に変長処理される。工学値
に変換処理されたプラントデータは周期的にデータウェ
イ６により他の計算機又はプロセッサに伝送される。性
能計算用計算機７では伝送されたプラントデータを用い
て実際の発電プラント１の性能計算やデータの整理を行
い、その結果を同様に周期的にデータウェイ６を介して
他の計算機やプロセッサに伝送する。ＣＲＴプロセッサ
８．９及び１０では、そのプラントデータを受けると操
作員が選択したＣＲＴＩＩに対応した該ＣＲＴプロセッ
サ８．９及び１０より、リクエストされた画面を表示す
る。一方、第２図において、緊急時用ＣＲＴコンソール
１７では操作員が生成したいＣＲＴプロセッサ８，９及
び１０を緊急時用ＣＲＴリクエストパネル２５を操作し
てリクエストする。そして前記緊急時用ＣＲＴリクエス
トパネル２５によってリクエストされたリクエスト信号
は基本プログラム領域２０のリクエスト要求プログラム
２６に人力され、リクエストされたＣＲＴプロセッサ８
のリクエスト受付プログラム２７をデータウェイ６を介
して起動する。起動された前記リクエスト受付プログラ
ム２７はＣＲＴプロセッサ８のプログラム領域２１をい
くつかにブロック化し、ｌブロックを入力し、プログラ
ム転送用領域にセットし、データウェイ６を介してプロ
グラム転送を可能とした緊急時プラント監視用計算機１
９側の主メモリ内のプログラム受信用領域２９に転送す
る。転送されたＣＲＴプロセッサ８側のプログラム領域
２１の画面プログラムはリクエスト要求プログラム２６
により、緊急時プラント監視用計算機のプログラム領域
２４の転送元のプログラム領域２１と同じ位置にセット
される。この動作をくり返して実行することによりＣＲ
Ｔプロセッサのプログラム領域２１の全てのデータをプ
ログラム領域２４に転送する。そして、前記転送動作が
終了するとリクエスト要求プログラム２６及びリクエス
ト受付プログラム２７は停止し、プログラム転送を可能
とした緊急時プラント監視用計算機１９は転送のリクエ
ストをしたＣＲＴプロセッサが表示していた画面を、緊
急時用ＣＲＴリクエストパネル２５より入力されたリク
エストに応じて該転送された画面プログラムを起動する
ことにより緊急時プラント監視ＣＲＴ３０に表示する。

なお、上記実施例ではＣＲＴプロセッサからプログラム
転送を可能とした緊急時プラント監視用計算機１９に画
面プログラム領域を転送する例について示したが、逆に
緊急時プラント監視用計算機１９よりＣＲＴプロセッサ
８に画面プログラム領域を転送できるようにすることに
より画面を追加、改造したい時に一旦該ＣＲＴプロセッ
サ８より転送した後、緊急時プラント監視用計算機１９
で画面を追加、改造し、再び元のＣＲＴプロセッサ８に
転送することができ監視システムを停止することなく画
面の追加、改造がオンラインで可能となる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればプログラム転送を可能
とした緊急時プラント監視用計算機に通常プラントを監
視するために使用している。複数台のＣＲＴプロセッサ
から任意のプロセッサの画面プログラム領域を転送でき
るようにしたので、１台の計算機で全てのＣＲＴプロセ
ッサの監視機能を実現することができ、大型の計算機を
用いる必要もな（監視システムを安価に構成することが
できる効果がある。又、ＣＲＴプロセッサ故障時には、
その代替として、使用することもでき、システムの安全
性が大幅に向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すプラント監視システ
ム概要図、第２図は第１図の各ＣＲＴプロセッサと、緊
急時プラント監視用計算機との接続関係図、第３図は第
２図の転送元ＣＲＴプロセッサと、緊急時プラント監視
計算機の転送時の内部動作説明図、第４図は従来のプラ
ント監視システムの概要図、第５図は従来の、各ＣＲＴ
プロセッサと中央制御盤のＣＲＴとの接続関係を示した
モデル図である。 図において、 １は実際の発電プラント、３は中央制御盤、４はＰｉｏ
ユニット、５はデータ収集プロセッサ、６はデータウェ
イ、７は性能計算用計算機、８゜９、ｌＯはＣＲＴプロ
セッサ、１１は中央制御盤３のＣＲＴ、１７は緊急時用
ＣＲＴコンソール、１９は緊急時プラント監視用計算機
、２０は基本祝用計算機のプログラム領域、２５は緊急
時用ＣＲＴリクエストパネル、３０は緊急時プラント監
視ＣＲＴである。 なお、図中、同一符号は、同−又は相当部分を示す。 特許出願人　　三菱電機株式会社 ０寸　膿　の

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発電プラントの動作及び中央制御盤の操作により入力さ
   れた信号をＰｉｏユニットに取込み、この取込んだ信号
   をデータ収集プロセッサで処理して作成したデータをデ
   ータウェイを介して ＣＲＴプロセッサや性能計算用計算機に入力するととも
   に、該データ収集プロセッサ及び性能計算用計算機で作
   成したデータを中央制御盤の ＣＲＴに表示するため、前記ＣＲＴプロセッサの画面モ
   ジュールを介して前記データを前記 ＣＲＴに転送するようにしたプラント監視システムにお
   いて、前記ＣＲＴプロセッサの画面モジュールが動作可
   能な基本プログラムを備え、緊急時にプラントの監視を
   行うために前記ＣＲＴプロセッサとのプログラム転送を
   可能とした緊急時プラント監視用計算機と、前記緊急時
   プラント監視用計算機に接続され、前記緊急時プラント
   監視用計算機が前記ＣＲＴプロセッサの画面モジュール
   の引き取りを要求する転送要求信号を出力する契機を発
   生する緊急時用ＣＲＴリクエストパネルおよび前記転送
   要求信号に対して前記緊急時プラント監視用計算機が受
   信した画面モジュールの動作に従って、前記中央制御盤
   のＣＲＴに表示していた画面と同等の画面を表示する緊
   急時プラント監視ＣＲＴを設けた緊急時用ＣＲＴコンソ
   ールとを備えたことを特徴とするプラント監視システム
   。