JPH02136998A - Ｐｏｓシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、ＰＯ３（Ｐａｉｎｔ−Ｏｆ−３ａｌｅ）シ
ステムに関し、特に、複数台のＰＯＳ端末と端末コント
ローラより構成するＰＯＳシステムに関する。

［従来の技術］ 従来のＰＯＳシステムでは、各ＰＯＳ端末に蓄積されて
いるデータを集計・編集し、レポート形式で出力するデ
ータのレボ−ティングは以下の方法で行なわれていた。

（１）　　ＰＯＳシステムの構成員として、複数のＰＯ
Ｓ端末と端末コントローラおよびストアコントローラを
含み、前記ストアコントローラからオペレータのデータ
のレボ−ティング要求を受信した前記端末コントローラ
は、複数ＰｏＳ端末に蓄積されているセールス処理に関
するデータを吸上げ集計し、前記ストアコントローラへ
データ伝送する。ストアコントローラは、オペレータか
らのデータ出力要求があると、要求対象のデータを編集
し出力装置からレポート形式で出力していた。

（２）　　ＰＯＳシステムを構成する複数ＰｏＳ端末の
中にデータを集計・編集しレポート形式で出力する機能
を有するマスタＰｏＳ端末を設置する。前記マスタＰｏ
Ｓ端末はオペレータのデータのレボ−ティング要求を受
付け、要求対象ＰｏＳ端末に蓄積されているセールス処
理に関するデータを吸上げて集計・編集し、レポート形
式で出力装置を介して出力していた。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来のＰｏＳシステムのデータのレボ−テ
ィングにおいては、オペレータはストアコントローラか
ら要求対象のＰｏＳ端末のデータを得ていたが、端末コ
ントローラとストアコントローラは、一般にセールス処
理を行なう現場から離れた場所に設置されており、オペ
レータがセールス処理の途中経過の集計データを知りた
い場合は、売場を一旦雛れストアコントローラ設置場所
まで移動する必要があり、作業能率の低下を招くという
問題点があった。さらに、オペレータが任意のＰｏＳ端
末から要求する複数ＰｏＳ端末のセールス処理の途中経
過の集計データを知りたいという要求があるとき、デー
タを集計・編集しレポート形式で出力する機能を持つマ
スタＰｏＳ端末を介して要求データを得ようとする。し
かし、データを集計・編集しレポート形式でデータ出力
する機能をＰｏＳ端末に備えるには、プログラムとデー
タの記憶領域を拡張する必要があり、ＰｏＳ端末として
の価格アップを招くこととなる。また、マスタＰｏＳ端
末を増設しては、ＰＯＳシステム全体としてのコストア
ップを招くという問題点があった。

それゆえに、この発明の主たる目的は、オペレータの作
業能率を低下させることなくおよびＰｏＳ端末の価格ア
ップとＰＯＳシステム自体のコストアップを招くことな
く、任意のＰｏＳ端末から該ＰＯＳシステムが取扱うセ
ールス処理に関するデータを、集計要求されている対象
のＰｏＳ端末から集計・編集し、レポート形式で要求元
のＰｏＳ端末へ出力することのできるＰＯＳシステムを
提供することである。

［課題を解決するための手段］ この発明は複数のＰｏＳ端末と、前記複数のＰｏＳ端末
に通信回線を介して接続されて前記ＰｏＳ端末を制御す
る端末コントローラとを含むＰＯＳシステムであり、前
記複数のＰｏＳ端末のそれぞれは、データを入力する手
段と、前記データ入力手段により入力されたデータを記
憶する記憶手段と、前記端末コントローラに対し、任意
のＰｏＳ端末に記憶されたデー・夕の集計・編集を指令
する手段と、前記端末コントローラから送信される集計
・編集データを受信して出力する手段とを備え、さらに
前記端末コントローラは、前記ＰｏＳ端末からの前記集
計・編集指令に応答して、集計対象のＰｏＳ端末のデー
タ記憶手段からデータを取出す手段と、前記データ取出
手段により取出したデータを集計・編集する手段と、前
記集計・編集手段により集計・編集されたデータを、前
記指令を出した前記ＰｏＳ端末へ送信する手段とを備え
て構成される。

［作用］ この発明にがかるＰＯＳシステムは、データの集計・編
集・レポート機能を持たないＰｏＳ端末から端末コント
ローラへデータ集計要求の指令を送信し、受信した端末
コントローラが要求されている対象ＰｏＳ端末からデー
タを集計・編集し、レポート形式に整えた集計データを
要求元のＰｏＳ端末へ送信する。受信した要求元のＰｏ
Ｓ端末は端末コントローラからの集計データを印字出力
するという構成にしたので、ＰＯＳシステムにおいて、
データの集計・編集・レポート機能を持たない任意のＰ
ｏＳ端末から対象ＰＯＳシステムの集計データを得るこ
とができる。

［実施例コ 第２図は、本発明の一実施例のＰＯＳシステムの構成図
である。第２図において、ＰＯＳシステムは複数のロー
カルエリアネットワーク（以下、ＬＡＮと略称する）４
を接続する端末コントローラ２、前記端末コントローラ
２と通信回線により接続されシステムに共通のデータベ
ースを管理するストアコントローラ３（特に説明しない
）、ＬＡＮ４を介して端末コントローラ２と信号の送受
信を行なう複数のＰＯＳ端末１を含む。

第３図は、本発明の一実施例の端末コントローラの電気
的構成を示す概略ブロック図である。第３図において、
端末コントローラ２は、端末コントローラを制御する中
央処理装置（以下、ＣＰＵと略称する）２０、本発明の
処理も含むプログラム群を記憶するメモリＲＯＭ２１、
端末コントローラ２の処理データを格納するメモリＲＡ
Ｍ２２、各ＬＡＮ４との信号授受の接続部であるＬＡＮ
インターフェイス２３、ストアコントローラ３との信号
授受の接続部であるストアコントローラインターフェイ
ス２４を含む。

第４図は、本発明の一実施例のＰＯＳ端末の電気的構成
を示す概略ブロック図である。第４図において、ＰＯＳ
端末１は、ＰＯＳ端末１を制御するＣＰＵｌ０１本発明
の処理も含むプログラム群を記憶するメモリＲＯＭＩ　
１、端末コントローラ２からのデータ受信用バッファと
セールス処理用バッファとを含むメモリＲＡＭ１２、デ
ータ入力手段としてのキーボード１３、オペレータおよ
び顧客用の表示器１４、データ印字出力手段としてのプ
リンタ１５、セールス処理における精算用のキャッシュ
・ドロワ１６および端末コントローラ２とのデータの伝
送を制御する伝送制御部１７を含む。

第５図は、この発明の一実施例のＰＯＳ端末のキーボー
ドのキー配置図である。第５図において、キーボード１
３は、ＰＯＳ端末の使用モード切換用のモード切換チャ
ネル１３１、セールス処理において商品の種別を登録す
る部門コードキー１３２、セールス処理においては単価
、個数を入力するために、またデータ集計処理において
は対象ＰＯＳ番号の指定をするためのテンキー１３３お
よびセールス処理においての確認・精算用キー１３４を
含む。なお、前記モード切換チャネル１３１は、プログ
ラミングモードを示すＰ　　１３１ａ。

電源ＯＦＦモードを示すＯＦＦ　　１３１ｂ、データ登
録モードを示す登録　１３１ｃ、およ゛びデータ集計処
理モードを示すＸ　　１３１ｄのモード選択を含んでお
り、オペレータは状況に応じてモード切換チャネル１３
１を１３１ａないし１３１ｄの必要モードに合わせてか
らキー入力を行なう。

また、精算用キー１３４は、データ確認して用いられる
キャリッジ・リターンキー（以下、ＣＲ主キー略称する
）１３４ａおよびセールス処理の精算キー１３４ｂを含
む。

第１図は、この発明の一実施例のＰＯＳシステムのデー
タ集計・編集・レポート出力処理の動作を説明するため
のフロー図である。第１図において（ａ）は、ＰｏＳ端
末側の処理フロー図であり、（ｂ）はＰｏＳ端末側の処
理に並行する端末コントローラ側の処理フロー図である
。次に、第１図ないし第５図を参照して、この発明の一
実施例の動作について説明する。

第１図の（ａ）で示される処理フローはＲＯＭ１１に、
また第１図の（ｂ）で示される処理フローはＲＯＭ２１
にそれぞれプログラムとして格納され、ＣＰＵｌ０もし
くはＣＰＵ２０に制御されて以降のように動作する。

まず、ＰｏＳ端末側から端末コントローラ側へデータ集
計・編集・レポート要求を送信するまでの段階について
説明する。ＰｏＳ端末側のステップＳｌ（図示ではＳｌ
と略称する）で、オペレータは任意のＰＯＳ端末におい
てＰＯＳ端末のモード切換チャネル１３１をＸ　　１３
１ｄに合わせてデータ集計処理モードに合わせる。次に
、ステップＳ２で現在のＰＯＳ端末の処理モードはデー
タ集計処理モードとなっているか否かを判定しており、
データ集計処理モードに切換えられてなければ、ＰＯＳ
端末の処理はプログラミングやデータ登録という他の処
理モードへ移行する。前記ステップＳ２で、現在のＰＯ
Ｓ端末の処理はデータ集針処理モードであると判定する
と、ステップＳ３で現在のＰＯＳ端末の処理モードはデ
ータ集計処理モードである旨を表示器１４に表示してオ
ペレータに指定モードであることを確認してもらう。

次に、ステップＳ４で、オペレータは前記ステップＳ３
で指定モードがデータ集計処理モードであることを確認
したら、ＣＲキー１３４８を押して現在のモードを確認
したことをＰＯＳ端末のＣＰＵｌ０に知らせる。ＣＲキ
ー１３４８が押されたことに応答して、次のステップＳ
５で、ＣＰＵｌ０は表示器１４に、データ集計の対象Ｐ
ＯＳ番号を指定する旨を表示してオペレータに知らせる
。

表示器１４で対象ＰＯＳ番号の指定を要求されているこ
とを確認したオペレータは、次のステップＳ６で、テン
キー１３３より対象ＰＯＳ番号をキー入力する。キー入
力さ・れた対象ＰＯＳ番号は、ＣＰＵｌ０により一旦Ｒ
ＡＭ１２に格納される。

次のステップＳ７でＣＰＵｌ０は伝送制御部１７を介し
て、前述のＲＡＭ１２に格納された対象ＰＯＳ番号とと
もにデータ集計処理要求５０の送信を第１図（ｂ）の端
末コントローラ側に行ない、ステップＳ８で、表示器１
４にデータ集計中である旨を表示し、処理は一旦ＰＯＳ
端末側から端末コントローラ側へ移行する。

次に、端末コントローラ側でデータを集ス］・編集し、
レポート形式てＰＯＳ端末側に送信し、受信したＰＯＳ
端末側が送信されるデータを印字出力する段階について
説明する。端末コントローラ側が、ステップＳ１４で前
記のｐｏｓｚ末側からのデータ集計処理要求５０をＲＡ
Ｍ２２に格納し、受信したことに応答して、次のステッ
プＳ１５で、受信した信号はデータ集計処理要求５０で
あるか否かを判定する。ステップＳ１５で、受信信号は
データ集計処理要求５０でないと判定すると、ストアコ
ントローラ３へのアクセスなどの他の処理へ移行するが
、受信した信号はデータ集計処理要求５０であると判定
すると、次は、要求されている対象ＰＯＳ端末について
データを集計・編集しレポート形式で要求元のＰＯＳ端
末側へ送信する処理を行なう。まず、ステップＳ１６で
ＣＰＵ２ＯはＲＡＭ２２に格納されている要求対象ＰＯ
Ｓ端末番号に基づいて、各ＬＡＮインターフヱイス２３
を介して要求対象ＰＯＳ端末のＲＡＭ１２内に格納され
ているセールス用処理バッファ内ノテータをＲＡＭ２２
に読込む。次にステップＳ１７で、ＣＰＵ２０はＲＡＭ
２２内に読込まれた対象ＰＯＳ端末のデータをＲＯＭ２
１のプログラムで集計・編集し、さらにステップＳ１８
では、ＲＯＭ２１のプログラムで集計・編集されたデー
タをレポート形式に整え、ＬＡＮ４を介して要求元のＰ
ＯＳ端末側へ集計データ送信６０を行なう。

方、ＰＯＳ端末側はステップＳ９で、集計データ送信６
０をＲＡＭ１２のデータ受信用バッファ内に受信したこ
とに応答して、次のステップＳＩＯで、受信信号は集計
データ送信６０であるか否かを判定する。このとき、集
計データ送信６０であると判定すると、次のステップＳ
ｌｌに進み、ＣＰＵｌ０はＲＯＭＩＩの印字に関するプ
ログラムによりＲＡＭ１２内に受信した集＝１データを
プリンタ１５より印字出力する。再度、端末コントロー
ラ側の処理に戻って、ステップＳ１９で要求対象ＰＯＳ
端末すべてについてのデータ集旧は終了したか否かを判
定する。終了していなければ、前記のステップＳ１６な
いしステップＳ１８の処理を要求対象ＰＯＳ端末につい
て繰返し、要求元のＰＯＳ端末側へ各対象ＰＯＳの集計
データ送信６０を行なうが、ステップＳ１９において、
要求対象ＰＯ３端末のすべてについてデータ集旧は終了
したと判定すると、ステップＳ２０で集計データ送信終
了７０を要求元のＰＯＳ端末側へ送信し、端末コントロ
ーラ側は一旦回線を断つ。次に、ＰＯＳ端末側へ戻って
、ステップＳ９で集計データ送信終了７０を受信するま
では、ステップＳＩＯで集計データ送信６０と判定され
て、ステップＳ９ないしステップＳｌｌの処理が繰返さ
れて要求対象ＰＯＳ端末ごとに集Ｍ１データが印字出力
される。ステップＳ９で集旧データ送信終了７０を受信
し、これに応じてステップＳＩＯてＰＯＳ端末の集計デ
ータの送信ではないと判定すると、集計データの印字出
力を終了する処理へ進む。まず、ステップＳ１２で受信
データは集計データ送信終了７０であるか否かを判定す
る。集計データ送信終了７０でなければ商品情報処理や
クレジットカード処理に関する端末コントローラからの
送信であるとして処理は移行するが、受信信号は集計デ
ータ送信終了７０であると判定するとステップ８１３に
進み、ＣＰＵｌ０により次回処理に備えてのデータ集計
終了処理か行なわれ、データ集計処理は終了する。

なお、上述の実施例では処理要求対象のＰＯＳ端末ごと
に、データを集計・編集しレポート印字出力しているが
、端末コントローラ側のＲＡＭ２２およびＰＯＳ端末側
のＲＡＭ１２に十分な記憶領域を有するようにし、処理
要求対象の全ＰＯＳ端末についての集計データを１度に
送受信および印字出力するようにして・もよい。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば複数のＰＯＳ端末と、
前記複数のＰＯＳ端末に通信回線を介して接続されて前
記ＰＯＳ端末を制御する端末コントローラとを含むＰＯ
Ｓシステムにおいて、前記複数のＰＯＳ端末のそれぞれ
は、データを入力する手段と、前記データ入力手段によ
り、入力されたデータを記憶する記憶手段と、前記端末
コントローラに対し、任意のＰＯＳ端末に記憶されたデ
ータの集計・編集を指令する手段と、前記端末コントロ
ーラから送信される集計・編集データを受信して出力す
る手段と、さらに、前記端末コントローラは、前記ＰＯ
Ｓ端末からの前記集計・編集指令に応答して、集計・編
集対象のＰＯＳ端末のデータ記憶手段からデータを取出
す手段と、前記データ取出手段により取出したデータを
集計・編集する手段と、前記集計・編集手段により集計
・編集されたデータを、前記指令を出した前記ＰＯＳ端
末へ送信する手段とを含んでいるので、データを集計・
編集しレポート形式に整える機能付のマスタＰｏＳ端末
が不必要となりＰＯＳシステムとして大幅な経費削減に
なる。このとき、ＰＯＳ端末でデータを集計・編集し、
レポート形式に整える機能がなくなるので、プログラム
とデータの記憶領域が少なくてよいというハードウェア
面での経費削減に加えて、ＰＯＳ端末で、このような機
能の開発と保守が必要なくなるというソフトウェア而で
の経費削減という効果がある。さらに、本発明では、任
意のＰＯ５端末から該ＰＯＳシステムが取扱うデータを
集計・編集しレボニド形式で即座にｊ）ることができる
ので、オペレータの作業能率アップという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のＰＯＳシステムのデータ
の集計・編集・レポート出力処理のフロー図である。第
２図は、この発明の一実施例のＰＯＳシステムの構成図
である。第３図は、この発明の一実施例の端末コントロ
ーラの電気的構成を示す概略ブロック図である。第４図
は、この発明の一実施例のＰＯＳ端末の電気的構成を示
す概略ブロック図である。第５図はこの発明の一実施例
のＰＯＳ端末のキーボードのキー配置図である。 図中、１はＰＯＳ端末、２は端末コントローラ、４はＬ
ＡＮ、１３はキーボード、１３１はモード切換チャネル
、１３１ｄはデータ集計処理モードＸ１５０はデータ集
計処理要求、６０は集計データ送信および７０は集計デ
ータ送信終了を示す。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 拓２の

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のＰＯＳ端末と、前記複数のＰＯＳ端末に通信回線
   を介して接続されて前記ＰＯＳ端末を制御する端末コン
   トローラとを含むＰＯＳシテムであって、 前記複数のＰＯＳ端末のそれぞれは、 データを入力する手段と、 前記データ入力手段により入力されたデータを記憶する
   記憶手段と、 前記端末コントローラに対し、任意のＰＯＳ端末に記憶
   されたデータの集計・編集を指令する手段と、 前記端末コントローラから送信される集計・編集データ
   を受信して出力する手段とを備え、前記端末コントロー
   ラは、 前記ＰＯＳ端末からの前記集計・編集指令に応答して、
   集計対象のＰＯＳ端末のデータ記憶手段からデータを取
   出す手段と、 前記データ取出手段により取出したデータを集計・編集
   する手段と、 前記集計・編集手段により集計・編集されたデータを、
   前記指令を出した前記ＰＯＳ端末へ送信する手段とを備
   えた、ＰＯＳシステム。