JPH0213698Y2 - - Google Patents

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JPH0213698Y2
JPH0213698Y2 JP1984166121U JP16612184U JPH0213698Y2 JP H0213698 Y2 JPH0213698 Y2 JP H0213698Y2 JP 1984166121 U JP1984166121 U JP 1984166121U JP 16612184 U JP16612184 U JP 16612184U JP H0213698 Y2 JPH0213698 Y2 JP H0213698Y2
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JP
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exhaust chamber
silencer
pipe
exhaust
annular space
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JP1984166121U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車、三輪車等に用いられて好
適な車両の排気装置に関する。
(従来の技術) 自動二輪車等の排気装置において排気ガスは一
般にエキゾーストパイプ、エキゾーストチヤン
バ、サイレンサを介して大気に放出される。そし
てエキゾーストチヤンバとサイレンサの接続は第
3図に示すように、エキゾーストチヤンバ61側
の接続管62とサイレンサ63側の接続管64と
を嵌合し、この嵌合された部分に樽状のパツキン
65を嵌合し、パツキン65をバンド66,66
で締付け固定することにより行つている。
(考案が解決しようとする問題点) そのため従来においてはエキゾーストチヤンバ
61とサイレンサ63の接続、取外し作業は面倒
で、またエキゾーストチヤンバ61とサイレンサ
63の接続箇所は大きなスペースを占め、フレー
ムメンバーや他の補機類のレイアウト上種々の制
約を受ける等の不具合があつた。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的とする処は、エキゾーストチヤ
ンバとサイレンサの接続、取外し作業を簡易に行
え、接続箇所も大きなスペースを要せず、更には
排気漏れ用パツキンの耐久性を高めることができ
る車両の排気装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、エキゾース
トチヤンバ内に内外を連通する内管と、この内管
にエキゾーストチヤンバの内側でシール結合され
内管の外側に外部に開放状で所要径、所要長さの
環状空間を画成する外管を設け、サイレンサの接
続管の端部に前記環状空間に嵌脱自在でパツキン
が嵌着された嵌合部を設け、前記環状空間に嵌合
部を嵌合してエキゾーストチヤンバとサイレンサ
を接続したことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図は自動二輪車の側面図、第2図はエキゾ
ーストチヤンバとサイレンサの接続部分の断面図
を示す。
1は自動二輪車、2は前輪、3は後輪、4は車
体フレームで、車体フレーム4にはエンジン5を
搭載し、図中6はハンドル、7は燃料タンク、8
はシートを示す。
エキゾーストパイプ11はエンジン5の前方へ
突出させ、屈曲部12,13を介して後方に延出
する。エキゾーストパイプ11の端部には車両の
側方に配設したエキゾーストチヤンバ14を接続
し、エキゾーストチヤンバ14にはサイレンサ1
5を接続する。
エキゾーストチヤンバ14の導出口21は、該
チヤンバ14内に設けた二重管22で構成する。
前記二重管22はエキゾーストチヤンバ本体23
に溶着された外管24と、外管24の内側に設け
られ外管24の内端側で溶着によりシール結合さ
れた内管25を備える。前記内管25の外端25
aは外管24の外端24aよりもエキゾーストチ
ヤンバ14内に位置させ、外管24と内管25と
で外方へ開放状の環状空間26を画成する。
サイレンサ15の接続管31の内径、外径は前
記内管25の内径、外径と略同一に形成し、接続
管31の端部には前記環状空間26に嵌脱自在な
所要径、所要長さの嵌合部32を設け、嵌合部3
2の外周にはパツキン用溝33を形成する。そし
て前記溝33にパツキン(Oリング)34,34
を嵌着し、嵌合部32を環状空間26に嵌合して
エキゾーストチヤンバ14とサイレンサ15を接
続し、排気を内管25、接続管31を介してエキ
ゾーストチヤンバ14からサイレンサ15へ流出
させる。
本実施例は前記のように構成するので、環状空
間26への嵌合部32の嵌脱よりエキゾーストチ
ヤンバ14とサイレンサ15の接続、取外し作業
を終了し得、斯かる接続、取外し作業を簡易、迅
速に行うことができる。
また、エキゾーストチヤンバ14とサイレンサ
15との接続箇所をエキゾーストチヤンバ14内
に位置させるようにしたので、従来の如く大きな
スペースを要することなくエキゾーストチヤンバ
14とサイレンサ15とを接続し得、他のフレー
ムメンバや種々の補機類の配設スペースを確保す
ることができる。
また、接続箇所からの排気洩れをパツキン3
4,34により防止することは無論のこと、内管
外端25aと接続管外端31aの間隙41、内管
外周部25bと嵌合部内周部32bとの間隙4
2、嵌合部外端32cと外管段部24cの間隙4
3、嵌合部外周部32dと外管内周部24dとの
間隙44により恰も迷路が形成されるため排気に
よるパツキン34,34への熱影響、排気圧影響
を極めて小ならしめることができ、パツキン3
4,34の耐久性を高めることができる。
更に内管25と接続管31とを略同一内径、外
径で形成したので、振れも少なくパツキン34,
34の耐久性を一層高めることができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
エキゾーストチヤンバとサイレンサの接続、取外
し作業を簡易に行え、接続箇所も大きなスペース
を要せず、またシール効果を向上し、排気洩れ用
パツキンの耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図はエキゾ
ーストチヤンバとサイレンサの接続構造を示す断
面図、第3図は従来の接続構造を示す断面図であ
る。 尚図面中1は自動二輪車、11はエキゾースト
パイプ、14はエキゾーストチヤンバ、15はサ
イレンサ、24は外管、25は内管、26は環状
空間、31は接続管、32は嵌合部、34はパツ
キンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エキゾーストチヤンバ内に内外を連通する内管
    と、この内管にエキゾーストチヤンバの内側でシ
    ール結合され内管の外側に外部に開放状で所要
    径、所要長さの環状空間を画成する外管を設け、
    サイレンサの接続管の端部に前記環状空間に嵌脱
    自在でパツキンが嵌着された嵌合部を設け、前記
    環状空間に嵌合部を嵌合してエキゾーストチヤン
    バとサイレンサを接続してなる車両の排気装置。
JP1984166121U 1984-11-01 1984-11-01 Expired JPH0213698Y2 (ja)

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JP1984166121U JPH0213698Y2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01

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Publication Number Publication Date
JPS6188712U JPS6188712U (ja) 1986-06-10
JPH0213698Y2 true JPH0213698Y2 (ja) 1990-04-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231884U (ja) * 1975-08-29 1977-03-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231884U (ja) * 1975-08-29 1977-03-05

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Publication number Publication date
JPS6188712U (ja) 1986-06-10

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