JPH02136363A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JPH02136363A
JPH02136363A JP63291483A JP29148388A JPH02136363A JP H02136363 A JPH02136363 A JP H02136363A JP 63291483 A JP63291483 A JP 63291483A JP 29148388 A JP29148388 A JP 29148388A JP H02136363 A JPH02136363 A JP H02136363A
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長典 輿水
Hideaki Ishii
英昭 石井
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    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders
    • B60T11/20Tandem, side-by-side, or other multiple master cylinder units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は全長を短縮化したマスタシリンダに関する。
「従来の技術」 二つの加圧油圧室を有するタンデムマスタンリングは車
両への取付はスペースをとるため、その軸線方向の長さ
を可能な限り短くすることか要望されている。
タンデムマスタシリンダには、カップノールをピストン
に設けたものと、シリンダに設(Jたものとがある。こ
れらのうち、シリンダにカップシールを設けたものは、
マスタシリンダの短小化に有利であり、シリンダに挿入
状態に設けたスリーブによってカップシールを保持して
いる。
従来のこの種のマスタシリンダとして、特開昭62−2
10160号公報に記載のものがある。
この種のマスタシリンダは、例えば第6図に示すように
、底部Iを有するシリンダ本体2と、このシリンダ本体
2のシリンダ穴3の開口部4にねじ込まれたシリンダキ
ャップ(以下単にキャップという)5とからなるシリン
ダ6と、シリンダ本体2の外周に設けられシリンダ本体
2内に連通されたリザーバ7と、シリンダ6のシリンダ
穴3内にその底部1から開口部4側に順次嵌入され、シ
リンダ本体2にキャップ5がねじ込まれることによりシ
リンダ6内に固定された第1のスリーブ8第2のスリー
ブ9.第3のスリーブ10と、シリンダ6内にスリーブ
を介して摺動自在に挿入されたセコンダリピストン11
 プライマリピストン12と、これらセコンダリピスト
ン11.プライマリピストン12を開口部4側に付勢す
るように設けられたスプリング13.14とからなり、
シリンダ6内の底部l、セコンダリピストン11間に油
圧室15が、セコンダリピストン11.プライマリピス
トン12間に油圧室16が形成された基本構成とされた
ものである。プライマリピストン12はシリンダ6から
突出させられており、このプライマリピストン4の突出
端にはブレーキペダルに連結された出力軸またはブース
タの出力軸が嵌入される凹部17が形成されている。
そして、プライマリピストン12が前記出ツノ軸(図示
せず)の駆動力を受けると、プライマリピストン12が
スプリング14の力に抗してセコンダリピストン11側
に移動し、プライマリピストン12に形成された連通孔
19が第3のスリーブ10に形成された連通孔18を越
し、カップシール23のキャップ底面に最も近い端面2
3aを過ぎると、油圧室16内のブレーギ液を加圧し、
油圧室16に制動油圧か発生し、油圧室16に連通ずる
出力ボート(図示せず)より出力され図示しない車輪の
ブレーキに伝達されこのブレーキが作動する。このとき
セコンダリピストンIIもスプリング13の力に抗して
プライマリピストン12と同方向(シリンダ穴3の底部
1側)に移動し、セコンダリピストン11に形成された
連通孔21が第1のスリーブ8に形成された連通孔20
を越し、第2のスリーブ9に最も近いカップシール22
の第1のスリーブ8側端面22aを過ぎると、油圧室1
5に制動油圧が発生し、油圧室15に連通する出カポ−
1−(図示せず)より出力され図示しない車輪のブレー
キに伝達されこのブレーキが作動する。
前記出力軸の底部l側への作動が解除されると、スプリ
ング13.14の力によりセコンダリピストン11.プ
ライマリピストン12が出力軸側に戻る。
この戻り過程で油圧室15.16に減圧が起こると、カ
ップシール22.23の外周はその両側の圧力差により
撓み、これらカップシール2223とセコンダリピスト
ン11 プライマリピストン12との間に隙間が生じ、
リザーバ7の油液がザブライボート24.25より油圧
室15.16に流入し作動油の補給が行われる。
また、シリンダ穴3の底部近傍には段部26がキャップ
5の底部には段部27がそれぞれ形成されており、段部
26には第1のスリーブ8が当接され、段部27には第
3のスリーブIOが当接されている。
また、セコンダリピストン11.第1のスリーブ8.第
2のスリーブ9間にはシール部材28が設けられ、プラ
イマリピストン12第3のスリーブIO,キャップ5間
にはシール部材29が設けられている。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、従来の以上のようなマスタシリンダにおいて
は、シリンダ6内に第1のスリーブ8第2のスリーブ9
.第3のスリーブ10を嵌入し、シリンダ本体2の段部
26に第1のスリーブ8を当接させ、シリンダ本体2に
キャップ5をねじ込むことにより、シリンダ本体2.ギ
ャップ5内に第1のスリーブ8.第2のスリーブ9.第
3のスリーブIOを固定しているため、これら3つのス
リーブを圧縮しており、このためマスタンリング構成部
品に座屈2割れ等が生じるおそれがあり、また下式に示
される無効ストロークT(プライマリピストン12の作
動開始から油圧室16の油圧発生までのプライマリピス
トンI2のストローク)のバラツキが、この無効ストロ
ークTに寸法上の7つの要素のバラツキがそのまま含ま
れているため犬となり、これがマスタシリンダの機能の
バラツキを犬とし、その結果マスタシリンダの性能を低
下させるおそれがあった。
T(Pl P−)−((Sl+S、+S、)(1,+α
))  ・■但し Pl  シリンダ本体2の開口端から凹部7の底端まで
の距離 P3.連通孔19の中心軸線から凹部7の底端までの距
離 S、:第1のスリーブ8の全長 $2−第2のスリーブ9の全長 S3.第2のスリーブ9の第3のスリーブIOに最も近
い端面とカップシール23の第3のスリーブ10に最も
近い端面との間の距離りニジリンダ本体2の段部26の
第1のスリーブ側端面からシリンダ本体2の開口端面2
ユまでの距離 α・キャップ5の締め付けトルクによる第1゜第2.第
3のスリーブの圧縮に付随する変形量 本発明は、従来のマスタシリンダがもつ構成部品に座屈
9割れ等が生じるのを防止すると共に、無効ストローク
のバラツキを大幅に減少させることができるマスタシリ
ンダを提供することを目的とする。
[課題を解決する)こめの手段j 本発明は前記目的を達成させるために次のような構成と
している。即ち、一端側が外部に開「1するシリンダと
、該シリンダ内に嵌合されたスリーブと、該スリーブ内
に摺動自在に嵌入されたピストンと、前記シリンダの一
端側において前記スリーに当接し、該スリーブの抜け止
めとなる抜(す止め手段とからなるマスタシリンダにお
いて、前記スリーブを少なくとも2つのスリーブから構
成し前記シリンダのシリンダ穴に該シリンダ穴の奥側か
ら開口側に順次複数のスリーブを嵌入するとともに、前
記スリーブ間にカップシールを設置J1面前記側のスリ
ーブを弾性部材により開口側スリーブに押圧して開口側
スリーブを前記法は止め手段に当接させた構成としてい
る。
1作用」 シリンダ穴にその奥側から開口側に順次嵌入されたスリ
ーブ間にカップシールを設け、シリンダ穴開口端におい
てスリーブの抜け止めとなる抜け止め手段をシリンダに
設け、奥側のスリーブを弾性部材により開口側スリーブ
に押圧して開口側スリーブを抜i−+止め手段に当接さ
せたことにより、スリーブ等の構成部材に圧縮力を作用
させず、構成部材に座屈、割れ等が生じるのを防止し、
無効ストロークのバラツキの要素数を減少させて無効ス
トロークのバラツキを大幅に減少させる。これによりマ
スタシリンダの性能の低下を防止する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
車両のブレーキ装置には、ブースタにより駆動されるマ
スタシリンダが用いられている。ブースタは、シェル内
に負圧室と圧力室とを備え、負圧室を車両のエンジンの
インテークマニホールドに接続され、このインテークマ
ニホールド内の負圧を利用してプレーギペダルの踏力を
倍加してマスタシリンダに伝達するようになされている
第1図中31は底部32を有し、外周にフランジ33及
びリザーバ取付ポス34が形成されたシリンダであり、
このシリンダ31のフランジ33よりシリンダ開口端側
はブースタ挿入部35とされている。シリンダ31は鋳
造により形成されている。シリンダ31の内周面には段
部36.37が形成されている。リザーバ取イ;]ボス
34にはリザーバ38が取り付けられている。
シリンダ31のシリンダ穴39内には底部32からシリ
ンダ31の開口部40側に順次箱1のスリーブ41 、
第2のスリーブ42.第3のスリーブ43が嵌入されて
いる。第1のスリーブ4Iの一端はシリンダ31の段部
37に当接されている。
第1のスリーブ41の他端内周は大径部と小径部とから
なり、第2のスリーブ42の一端外周は小径部と大径部
とからなっており、第1のスリーブ4Iの他端大径内周
部には第2のスリーブ42の一端小径外周部が嵌合され
ている。第1のスリーブ4Iの他端、第2のスリーブ4
2の一端側外周端間には弾性部材44が介在されている
。弾性部材44は第2図及び第3図に示すリング状板ば
ねである。
第2のスリーブ42の他端と第3のスリーブ43の一端
とは当接されている。この状態でブースタ挿入部35の
外周に、開[コ端に形成されたフランジ45.底部46
を有するキャップ47が嵌合されている。キャップ47
は鋼板の深絞り加工または鋼管加工または合成樹脂成形
により形成されている。このキャップ47の底部46に
は孔46λが形成されている。キャップ47はシリンダ
31の開口部端面48に底部46を当接させてフランジ
33に形成された凹部49にフランジ45が嵌入され、
このシリンダ45がブースタのシェル50とフランジ3
3との間に挟持され、これによりシリンダ31に取り付
けられている。キャップ47の底部4Gには第3のスリ
ーブ43の他端面が当接させられている。また、キャッ
プ47の底部46側周壁の所定箇所(−個でも複数個で
もよい)には孔51が形成されている。この孔51には
、シリンダ31の開口端側部及び第3のスリーブ43に
ねじ込まれたねじ52の頭部が嵌合され、この頭部によ
りキャップ47の回り止めがなされている。
また第1のスリーブ41の一端側にはシリンダ31に形
成されたザブライボート53に連通オる連通溝54.連
通孔55が形成されている。連通孔55は連通溝54を
介してザブライボート53とシリンダ穴39内とを連通
している。また第2のスリーブ42の外周にはシリンダ
31に形成されたザブライボート56に連通する連通溝
57が形成されている。第3のスリーブ43の一端には
連通溝57に連通ずる連通溝59及び連通孔60が形成
されている。連通孔60は連通溝55,59を介してサ
プライボート56とシリンダ穴39内とを連通している
また、シリンダ31の段部36.第1のスリーブ41間
にはカップノール61が設けられ、第2のスリーブ42
.第3のスリーブ43間には、第2のスリーブ42の他
端に形成された凹部に嵌入されてカップシール62が設
けられている。
第1のスリーブ41.第2のスリーブ42内にはカップ
形のセコンダリピストン63が摺動自在に嵌入されてい
る。また第2のスリーブ42.第3のスリーブ43内に
はカップ形のプライマリピストン64が摺動自在に嵌入
されている。セコンダリピストン63.プライマリピス
トン64の周壁の所定箇所にはそれぞれ連通孔65.6
6が形成されている。
シリンダ31の底部32とセコンダリピストン63との
間にはセコンダリピストン63をブースタの出力軸側へ
付勢するようにスプリング67が設(Jられ、セコンダ
リピストン63.プライマリピストン64間にはプライ
マリピストン64をブースタの出力軸側へ付勢するよう
にスプリング68が設けられている。これによりシリン
ダ穴39内に、底部32.セコンダリピストン63間に
位置する油圧室39aとセコンダリピストン63゜プラ
イマリピストン64間に位置する油圧室39bが形成さ
れている。プライマリビス)・ン64はシリンダ31か
ら突出させられており、このプライマリピストン64の
突出端にはブースタの出力軸が嵌入される四部69が形
成されている。
なお、71,72.73.7/l  75 76i1ソ
ールリングである。
そして、プライマリピストン64がブースタの出力軸(
図示せず)の駆動力を受けると、プライマリピストン6
4がスプリング68の力に抗してセコンダリピストン6
3側に移動し、プライマリピストン64に形成された連
通孔66が第3のスリーブ43に形成された連通孔60
を越し、カップシール62の第3のスリーブ43に最も
近い面を過ぎると、油圧室39b内のブレーキ液を加圧
し、油圧室39bに制動油圧が発生し、油圧室39bに
連通する流路39c、39d  39e  39f、3
9gを通り出力ボート(図示せず)より出力され図示し
ない車輪のブレーキに伝達されこのブレーキが作動する
。このときセコンダリピストン63もスプリング67の
力に抗してプライマリビス)・ン64と同方向(シリン
ダ穴39の底部32側)に移動し、セコンダリピストン
63に形成された連通孔65が第1のスリーブ41に形
成された連通孔55を越し、カップシール61の第1の
スリーブ41に最も近い端面を過ぎると、油圧室39a
に制動油圧が発生し、油圧室39aに連通ずる出力ボー
ト(図示せず)より出力され図示しない車輪のブレーキ
に伝達されこのブレーキが作動する。
ブースタの出力軸の底部32側への作動が解除されると
、スプリング67.68の力によりセコンダリピスI・
ン63.プライマリピストン64がブースタの出力軸側
に戻る。
この戻り過程で油圧室39a、39bに減圧が起こる。
すると、カップシール61.62の外周はその両側の圧
力差により各カップシール6162のそれぞれの内側に
撓み、セコンダリピストン63 プライマリピストン6
4との間に隙間が生じ、リザーバ34の油液がザブライ
ボート53゜56より油圧室39a、39bに流入し作
動油の補給が行われる。
本実施例によれば、スリーブ間に弾性部材44を介在さ
せ、シリンダ31の開口端面にキャップ47の底部46
を当接させてシリンダ31にキャップ47を固定したの
で、スリーブ等の構成部材に圧縮力を作用させず、構成
部材に座屈、割れ等の変形が生じるのを防止することが
できる。
また、プライマリピストン64側無効ストロークをT、
とすると、無効ストロークに影響を与える構成部材のバ
ラツキ要素数が4に減少し、前記0式に比較し、無効ス
トロークのバラツキを大幅に減少させることができ、こ
れによりマスタシリンダの性能の低下を防止することが
できる。
T、・(Pi−P、)−(C−3)・・・・・・・・・
■但し、 P、・フランジ33のブースタンエル50側端面から凹
部69の底端部までの距離 P2:連通孔66の中心軸線から凹部69の底端部まで
の距離 C,フランジ33のブースタシェル50側端面からキャ
ップ47の内底面までの距離 S:カップシール62の第3のスリーブ43側端面から
ギャップ47の内底面までの距離なお、マスタシリンダ
に圧油が発生した場合、第1のスリーブ41は、その左
右の受圧面積差から、図中左方への押圧力を受け、第2
のスリーブ42は図中右方への押圧力を受けるが、弾性
部材44の第1図における左右両側には弾性部材44を
押し潰す圧がかからないことから弾性部材44にへたり
等が発生せず、弾性部材44(1段部37に第1のスリ
ーブ41を常時押し付け、キャップ47の内底面に第2
のスリーブ42を介して第3のスリーブ43を常時押し
付ける。これにより、前記プライマリビス)・ン64の
無効ストロークT1の計算式■が常に成り立つ。
また、ブースタへのマスタシリンダの挿入量が少なくな
るようタンデムマスタシリンダとしての全長が短縮され
るのは勿論のことである。
なお、前記実施例においては、第1のスリーブ41 第
2のスリーブ42間に単体の弾性部材44を設けたが、
これに限られることなく、第4図及び第5図に示すよう
に第2のスリーブ42の第1のスリーブ41側端面に弾
性部材8Iを一体に設けてもよい。
「発明の効果」 本発明によれば、一端側が外部に開口するシリンダと、
該シリンダ内に嵌合されたスリーブと、該スリーブ内に
摺動自在に嵌入されたピストンと、前記シリンダの一端
側において前記スリーに当接し、該スリーブの抜け止め
となる抜け止め手段とからなるマスタシリンダ(こおい
て、前を己スリーブを少なくとも2つのスリーブから構
成し前記シリンダのシリンダ穴に該シリンダ穴の奥側か
ら開口側に順次複数のスリーブを嵌入するとともに、前
記スリーブ間にカップシールを設(:11前記奥側のス
リーブを弾性部材により開口側スリーブに押圧して開口
側スリーブを前記波は止め手段に当接させたので、少な
くとも2つのスリーブの位置決めが容易となり、無効ス
トロークのバラツキの要素数を減少させて無効ストロー
クのバラツキを大幅に減少させることが可能となり、マ
スタンリンダの機能のバラツギを小とし、これによりマ
スタシリンダの性能の低下を防止することができる。
+7− また、従来のようにキャップの締め例はトルクによる圧
縮荷重がスリーブにかからないので、スリーブ等の構成
部材の組み(1け後の座屈、割れ等の変形の発生を防止
することかできる。
また、スリーブ間に弾性部材を介在させ、この部分をも
マスクンリングの出力ボートへ通じる流路として利用す
れば、マスタシリンダにブレーキ液を注入する際のエア
抜き作業性を向上させることができる等の効果をあげる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は要部の縦断側面図、第2図は弾性部材の正面図
、第3図は弾性部材の断面図、第4図及び第5図は本発
明の他の実施例を示すもので、第4図は弾性部材の設置
状態を示す第1.第2のスリーブの側面図、第5図は第
4図の■矢視図、第6図は従来のマスタシリンダの一例
を示す要部の縦断側面図である。 ・・シリンダ穴、41・ ・第1のスリーブ、42第2
のスリーブ、43 ・・第3のスリーブ、4481・・
・・弾性部材、46 ・・・底部、47キヤツプ、61
,62・・ カップシール、63セコンダリピストン、
64・・・・・プライマリピストン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端側が外部に開口するシリンダと、該シリンダ内に嵌
    合されたスリーブと、該スリーブ内に摺動自在に嵌入さ
    れたピストンと、前記シリンダの一端側において前記ス
    リーに当接し、該スリーブの抜け止めとなる抜け止め手
    段とからなるマスタシリンダにおいて、前記スリーブを
    少なくとも2つのスリーブから構成し前記シリンダのシ
    リンダ穴に該シリンダ穴の奥側から開口側に順次複数の
    スリーブを嵌入するとともに、前記スリーブ間にカップ
    シールを設け、前記奥側のスリーブを弾性部材により開
    口側スリーブに押圧して開口側スリーブを前記抜け止め
    手段に当接させたことを特徴とするマスタシリンダ。
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