JPH02135524A - プリンタのオーバレイ出力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、別々に管理されたオーバレイとデータを合成
して印刷出力する機能をもつプリンタにおけるオーバレ
イの出力制御方式に関し。

仕切紙出力の際にオーバレイのローディングを不要とす
る手段を提供することを目的とし。

オーバレイ出力機能をそなえたプリンタにおいて、プリ
ンタに対する印刷制御コマンドに、オーバレイ格納用メ
モリにオーバレイをロードし、そのオーバレイと印刷出
力する指示と、オーバレイ格納用メモリにオーバレイを
ロードするが、そのオーバレイを印刷出力しない指示と
、オーバレイ格納用メモリにオーバレイをロードせず、
オーバレイの印刷出力もしない指示とを択一的に設定で
きる制御フィールドを設け、プリンタは、入力された印
刷コマンドを解析して、上記制御フィールドに設定され
ている指示に基づいたオーバレイの印刷出力制御を行う
ように構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、別々に管理されたオーバレイとデータを合成
して印刷出力する機能をもつプリンタにおけるオーバレ
イの出力制御方式に関する。

〔従来の技術〕

プリントから多量の帳票を印刷出力する場合。

帳票のフォーマット（タイトル、枠などの定型パターン
部分）と可変データとを分け、フォーマットを固定デー
タとしてプリンタ内に用意し、可変データのみを帳票ご
とに供給して両者を合成し。

印刷出力するのが効率的である。この場合に、固定デー
タのフォーマットはオーバレイと呼ばれている。

第３図に、オーバレイ出力機能をもつ従来のプリンタの
概要構成を示す。

第３図において、ｌはＣＰＵ、２はプリンタ。

３はオーバレイ格納ファイル、４は可変データ格納メモ
リ、５はオーバレイ格納メモリ、６は論理和回路、７は
印字ヘッド、８は出力された帳票である。

動作において、ＣＰＵＩは、プリンタ２に対して帳票ご
とに印刷制御コマンドと可変データを送る。印刷制御コ
マンドには、オーバレイのロードの要、不要、使用する
オーバレイの識別番号（ｉＤ）などが指定されている。

プリンタ２は、受信した印刷制御コマンドに応答して、
可変データを可変データ格納メモリ４にロードするとと
もに、指定されたオーバレイをオーバレイ格納ファイル
３から読み出し、オーバレイ格納メモリ５にロードする
。

次にプリンタ２は、可変データ格納メモリ４およびオー
バレイ格納メモリ５から各行ごとのデータを読み出し、
論理和回路６で合成して、印字ヘッドを駆動する。この
結果、オーバレイ上の可変データが重ねられた形で帳票
８が印刷出力される。

ところで、プリンタから印刷出力された多量の帳票を複
数の部門に振り分ける必要がある場合。

それぞれの振り分は先ごとの帳票群間に仕切紙を出力し
て、識別を容易にする方法がとられる。

この場合、仕切紙には振り分は先部間のコードや名称な
どの宛先情報が印刷されるのが普通であり、これらのデ
ータは可変データの１つとしてプリンタに供給され印刷
される。しかし、このときオーバレイも印刷されている
と宛先情報がかなり見にく（なるので１通常は仕切紙を
出力する際にはオーバレイを出力しないようにしている
。

第４図は、従来のプリンタにおける仕切紙出力の際の、
オーバレイ出力制御の例を示したものである０図におい
て、４は可変データ格納メモリ。

５はオーバレイ格納メモリ、　　８．　８’、　　８’
はそれぞれオーバレイを含む帳票であり、９は仕切紙で
ある。また■ないし■は印刷制御コマンドである。

まず帳票８を印刷する印刷制御コマンド■では。

使用するオーバレイのロードを指定し、オーバレイ格納
メモリ５にロードしたオーバレイと可変データ格納メモ
リ４にロードした可変データを合成して印刷出力する。

帳票８′を印刷する印刷制御コマンド■では、オーバレ
イのロードを指令せず、先にロードしたオーバレイ格納
メモリ５内のオーバレイと、新たにロードした可変デー
タ格納メモリ４内の可変データとを合成して印刷出力す
る。

仕切紙９を印刷する印刷制御コマンド■では。

空白のオーバレイのロードを指定し、また可変データと
して振り分は部門の宛先情報を送る。この結果、オーバ
レイ格納メモリ５には空白のオーバレイがロードされ、
つまりクリアが行われ、可変データ格納メモリ４に新た
にロードされた宛先情報（“１００１”は宛先情報の例
）のみが印刷出力される。

帳票ｒを印刷する印刷制御コマンドでは、帳票８．８′
に用いたオーバレイのロードを再び指定し。

オーバレイ格納メモリ５にロードされたオーバレイと可
変データ格納メモリ４に新たにロードされた可変データ
とを合成して印刷出力する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のオーバレイ出力制御方式では、仕切紙を出力する
前と後とで、オーバレイ格納メモリの内容を入れ換える
必要があり、ファイルから次のオーバレイをローディン
グするための時間がオーバヘッドとなって、印刷出力速
度が低下するという問題があった。

本発明は、仕切紙出力の際にオーバレイのローディング
を不要とする手段を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、プリンタに対する印刷制御コマンドにオーバ
レイ出力制？１１用の制御フィールドを設け２印刷出力
の際オーバレイ格納メモリからの読み出しを行わない動
作モードを指定できるようにすることにより、仕切紙出
力時のオーバレイ格納メモリの書き替えを不要にするも
のである。

第１図は本発明の原理図であり、■ないし■は一連の帳
票の印刷出力動作例である。

図中の１はＣＰＵ、２はプリンタ、３はオーバレイ格納
ファイル、４は可変データ格納メモリ。

５はオーバレイ格納メモリ、　　８．　８’、　　８’
は帳票。

９は仕切紙、１０は印刷制御コマンド、１１はオーバレ
イ制御フィールドであり、またＡ＋　、Ａｔ　。

Ａ３は可変データ、Ｂはオーバレイ、Ｃは宛先情報をそ
れぞれ表している。

印刷９１　ｊ８コマンド１０のオーバレイ制御フィール
ド１１は、２ビツトの長さをもち、任意に設定可能であ
るが１図示の例では“００°°はオーバレイをロードし
かつ出力する指示を、”０１”はオーバレイのロードは
なしで出力のみの指示を。

１０“°はオーバレイのロードも出力もしない指示をそ
れぞれ示すものとされる。

〔作用〕

第１図の■ないし■にしたがって２本発明の原理に基づ
く作用を説明する。

■　ｃｐｕ　ｉは印刷制御コマンド１０のオーバレイ制
御フィールド１１に００”を設定して可変データＡ１と
ともにプリンタ２へ発信する。

プリンタ２では、Ａ１を可変データ格納メモリ４にロー
ドし、またオーバレイ格納ファイル３からオーバレイＢ
を読み出して、オーバレイ格納メモリ５にロードし、そ
れから両メモリ４゜５のＡ、、Ｂを出力して、Ａ＋　、
Ｂが合成された帳票８を印刷する。

■　ＣＰＵＩは、オーバレイ制御フィールド１１に“’
０１”を設定した印刷制御コマンド１０を可変データＡ
２とともに発信する。プリンタ２は、Ａ２を可変データ
格納メモリ４にロードし。

このＡ２とオーバレイ格納メモリ５にすでに存在してい
るＢとを読み出して出力し、　Ａｔ　、　　Ｂが合成さ
れた帳票８′を印刷する。

■　ＣＰＵＩは、オーバレイ制御フィールド１１に“’
１０”を設定した印刷制御コマンド１０を宛先情報Ｃと
ともに発信する。プリンタ２はＣを可変データ格納メモ
リ４に、格納し、オーバレイ格納メモリ５からのオーバ
レイ読み出しを禁止し、可変データ格納メモリ４からＣ
のみを読み出して出力し、仕切紙９を印刷する。

■　ＣＰＵＩは、オーバレイ制御フィールド１１に“０
１″′を設定した印刷制御コマンド１０を可変データＡ
、とともに発信する。プリンタは■の場合と同様に、Ａ
ｓとＢを読み出して出力し、Ａ、、Ｂが合成された帳票
ｒを印刷する。

このように本発明では、オーバレイ格納メモリ５からの
オーバレイの読み出しの禁止を印刷制御コマンド中で指
示できることにより、仕切紙を印刷する前後で、従来方
式のようなオーバレイ切り換えのためのローディングは
不要となる。

（実施例〕 第２図に本発明の実施例構成を示す。

第２図において、１はＣＰｔＪ、２はプリンタ３はオー
バレイ格納ファイル、４は可変データ格納メモリ、５は
オーバレイ格納メモリ、９は仕切紙、１０は印刷制御コ
マンド５ＥＴＰＲＴ、１１はオーバレイ制御フィールド
、１２はオーバレイ識別番号ＩＤ、１３はコマンド解析
部、１４はオーバレイ制御ブイールドのデコーダ、１５
は可変データ出力制御部、１７はオーバレイロード制？
３１１１部、１６はオーバレイ出力制御部である。

印刷制御コマンド５ＥＴＰＲＴのオーバレイ制御フィー
ルド１１は、第１図の例と同様に２ビツトの長さをもち
。

“ＯＯ′はオーバレイのロードおよび出力″Ｏｆ”はオ
ーバレイの非ロードおよび出力″１０″はオーバレイの
非ロードおよび非出力をそれぞれ表している。また１２
で示されているオーバレイ識別番号ｌＤには、オーバレ
イ制御フィールド１１で指示されたロードすべきオーバ
レイの識別番号が設定される。

オーバレイ格納ファイル３には、オーバレイ識別番号ｉ
Ｄにより検索可能各種のオーバレイが格納されている。

これらのオーバレイ制御フィールド１１あるいはオーバ
レイ識別番号ｉＤを設定した印刷制御コマンドｌＯがＣ
ＰＵＩから発信されると、プリンタ２のコマンド解析部
１３はコマンド解析を行い。

その際オーバレイ制御フィールド１１の値をデコーダ１
４で識別し、可変データ出力制御部１５゜オーバレイ出
力制御部１６．オーバレイロード制御部１７のうちの対
応するもメヲ起動する。

デコーダ１４は、“００”を識別すると可変データ出力
制御部１５．オーバレイ出力制ｉＢ１部１６゜オーバレ
イロード制御部１７の全てを起動する。

まずオーバレイロード制？ｎ部１７はオーバレイ格納フ
ァイル３からオーバレイ識別番号ｉＤで指定されたオー
バレイを読み出してオーバレイ格納メモリ５にロードし
、続いて可変データ出力制御部１５とオーバレイ出力制
御部１６は、可変データ格納メモリ４から可変データを
オーバレイ格納メモリ５からオーバレイを、それぞれ並
行して読み出し印刷出力する。

デコーダ１４は、“°０１”を識別すると、可変データ
出力制御部１５およびオーバレイ出力制御部１６を起動
する。起動された各制御部１５，１６はそれぞれ可変デ
ータとオーバレイとを並行して読み出し、印刷出力する
。

デコーダｌ　’４は、“１０″を識別すると８可変デ一
タ出力制御部１５のみを起動する。この場合の可変デー
タは、仕切紙９の宛先情報“１００１”であり、この宛
先情報が可変データ格納メモリ４から読み出されて、印
刷出力される。

〔発明の効果〕

本発明のオーバレイ出力制御方式によれば、仕切紙を印
刷出力する際にオーバレイを入れ換えるための入出力処
理が不要となるため８時間の無駄がなく効率的に印刷処
理を連続実行できる利点がある。

４：可変データ格納メモリ ５ニオ−バレイ格納メモリ ８、　８’、　ｓ＃、帳票 ９：仕切紙 ｌＯ：印刷制御コマンド ｌｌニオ−バレイ制御フィールド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　オーバレイ出力機能をそなえたプリンタにおいて、 プリンタに対する印刷制御コマンドに、 オーバレイ格納用メモリにオーバレイをロードし、その
   オーバレイと印刷出力する指示と、オーバレイ格納用メ
   モリにオーバレイをロードするが、そのオーバレイを印
   刷出力しない指示と、オーバレイ格納用メモリにオーバ
   レイをロードせず、オーバレイの印刷出力もしない指示
   とを択一的に設定できる制御フィールドを設け、 プリンタは、入力された印刷コマンドを解析して、上記
   制御フィールドに設定されている指示に基づいたオーバ
   レイの印刷出力制御を行うことを特徴とするプリンタの
   オーバレイ出力制御方式。