JPH02135161A - シャワー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、凍結防止及び高温水遮断機能を備えたシャワ
ー装置に関するものである。

［従来の技術１ 従来のシャワー装置では、ミキシング弁を用いて冷水と
高温水とを混合したり、あるいは好みの湯温に応じて給
湯機のガス供給量を変化（所謂比例燃焼方式）させたり
して湯温制御を行っていた。

しかし、このような従来のシャワー装置ではシャワー水
が高温になったときにシャワー水の噴射を遮断する機能
は持っていなかった。例えば、ミキシング弁を備えるシ
ャワー装置では、ブツシュボタンを繰作することにより
、湯温を４５℃付近で中温と高温との２段階に制御して
おり、中温に設定しである場合にはシャワー水が高温に
なることはない。しかし、冷水が供給される側にごみづ
まり等の故障が生じた場合や、いたずら等によって高温
側にブツシュボタンが繰作されている場合に、これに気
付かずにシャワー装置を使用すると、高温水を浴びて火
傷を負うという危険性があった。

また、この種のシャワー装置では凍結破損を防止する必
要がある。この凍結を防止する方法としては、温度の低
下を予測して予め電磁弁を開放する方法や、ヒータを配
管に巻き付けて配管を暖める方法がある。しかし、電磁
弁を開放する方法では使用水量が多くなる問題があり、
またヒータを用いる方法では常時通電していないと凍結
してしまう恐れがあり、電力コストもかかるという問題
があり、いずれも満足のいく方法とは言えなかった。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明は上述の５αに鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、高温水の連断機能と凍結防止機能
とを備え、しかも両機能を同一の回路で制御できるシャ
ワー装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を達成するために、本発明はシャワーノズルか
らのシャワー水の噴射を制御する電磁弁と、電磁弁にシ
ャワー水を供給する給湯配管内の水温を検出する水温検
出素子と、水温検出素子にて給湯配管内のシャワー水が
凍結する恐れのある第１の所定温度以下に低下したとき
、電磁弁を開いてシャワー水を流すと共に、シャワー水
が火傷の恐れのある第２の所定温度以上に上昇した場合
に、電磁弁を閉じる電磁弁制御回路とを備えでいる。

［作用１ 本発明は、上述のように電磁弁制御回路で高温水の遮断
と凍結防止を行うことがでさるようにし、しかも電磁弁
制御回路で高温水の遮断と凍結防止とを行うことにより
、安価となるようにしたものである。

［実施例］ 本実施例のシャワー装置は、第１図に示すようにサーモ
ミキシング弁４に高温水供給Ｗ５と市水管６とを接続し
、高温水と冷水とを混合して湯温制御を行うものであり
、高温水供給管５には給湯機などから高温水が供給され
る。このサーモミキシング弁４を介してシャワー水が供
給される給湯配ｗ７は複数の分岐管１１ａ〜１１ｃに分
岐してシャワー室内に導入し、この各分岐管１１ａ〜Ｉ
ｌｃの先端に夫々シャワー／ズル２ａ〜２０を取り付け
である。各分岐管１１ａ〜１１ｃには夫々電磁弁１ａ〜
１ｃを設けてあり、この電磁弁１ａ〜１ｄの開閉制御を
コントローラ３によって行っている。上記給湯配管７に
はサーミスタ５を取り付けてあり、このサーミスタ８で
給湯間Ｗ７内のシャワー水の温度を検知する。

第２図に本実施例のコントローラ３の電磁弁制御回路を
示す。夫々の電磁弁１ａ〜１ｂの開閉はトランジスタＱ
１〜Ｑ３で制御するようにしてあり、トランジスタＱ１
〜Ｑ３のベースにハイレベル信号が入力されたとき、ト
ランジスタＱ１〜Ｑ、がオンして電磁弁１ａ〜１ｃが開
動作する。また、逆にトランジスタＱ、−Ｑ、のベース
にローレベル信号が入力されたとき、電磁弁１ａ〜１ｃ
は閉動作する。

この電磁弁制御回路は、サーミスタ８で給湯配管７内の
水温が２°Ｃよりも下がったことを検出するオペアンプ
ＯＰ、で構成された比較回路９と、水温が５０、℃より
も上がったことを検出するオペアンプＯＰ２で構成され
た比較回路１０とを備えている。サーミスタ８は、駆動
電源Ｖｃｃに抵抗Ｒ３と共に直列に接続されており、比
較回路９はサーミスタ８の抵抗値の変化によって抵抗Ｒ
１の両端に発生する電圧を基準値と比較して、給湯配管
７内の水温が２°Ｃ以下に下がったことを検知する。

この比較回路９の基準値は抵抗Ｒ，，Ｒ２で設定されて
おり、基準値は上記水温２°Ｃに相当する電圧に設定し
である。同様に比較回路１０も抵抗Ｒ３の両端電圧を基
準値と比較して、給湯配管７内の水温が５０°Ｃ以上に
上昇したことを検知するもので、この比較回路１０の基
準値は抵抗Ｒ，，Ｒ９で水温５０℃に相当する電圧に設
定しである。

上記比較回路９の出力はトランジスタＱ、のベースに入
力してあり、水温が２℃以下に低下したときに比較回路
９の出力がハイレベルになることにより、電磁弁１ｃを
開いて給湯間Ｗ７内の水をシャワーノズル２ｃから流し
、給湯配管７内の水が凍結することを防止する。なお、
給湯配管７内の水温が２℃以上に戻ると、比較回路９の
出力がローレベルに戻り、電磁弁１ｃは閉じられる。従
って、無駄に水を流すことがなく、使用水量を極力少な
くすることができる。

また、比較回路１０の出力はトランジスタＱ。

に入力してあり、給湯配管７内の水温が５０℃以上にな
ったときにハイレベルとなる出力でトランノスタＱ、を
オンし、トランノスタＱ、−Ｑ、のベースを強制的にロ
ーレベルとして、制御入力Ｉａ〜Ｉｃに電磁弁１ａ〜１
ｃを開くためのハイレベル信号が人力されでいるときで
も、電磁弁１ａ〜ＩＣを強制的に閉じることができるよ
うにしである。

このため何等かの事故によｒ）異常にシャワー水の温度
が上昇した場合にシャワー装置から高温水が噴射される
ことを防止でき、高温水を浴びて火傷を負うという危険
がなくなる。しかも、本実施例では高温水の遮断機能と
凍結防止機能とを同一の電磁弁制御回路で行うことがで
きるので、安価なシャワー装置となる。

［発明の効果１ 本発明は上述のように、シャワーノズルからのシャワー
水の噴射を制御する電磁弁と、電磁弁にシャワー水を供
給する給湯配管内の水温を検出する水温検出素子と、水
温検出素子にて給湯配管内のシャワー水が凍結する恐れ
のある第１の所定温度以下に低下したとき、電磁弁を開
いてシャワー水を流すと共に、シャワー水が火傷の恐れ
のある第２の所定温度以上に上昇した場合に、電磁弁を
閉じる電磁弁制御回路を備えているので、電磁弁制御回
路で高温水の遮断を行うことができ、誤って高温水を浴
びて火傷を負う危険がなくなり、またこの電磁弁制御回
路で凍結防止を行うことができる。しかも、電磁弁制御
回路で高温水の遮断と凍結防止とを行うことにより、シ
ャワー装置が安価となる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のも５成図、第２図は同上の
電磁弁制御回路の回路図である。 １８〜１ｃは電磁弁、２ａ〜２ｃはシャワーノズル、３
はコントローラ、７は給湯配管、８はサーミスタである
。 代理人　弁理士　石　１）艮　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シャワーノズルからのシャワー水の噴射を制御す
   る電磁弁と、電磁弁にシャワー水を供給する給湯配管内
   の水温を検出する水温検出素子と、水温検出素子にて給
   湯配管内のシャワー水が凍結する恐れのある第１の所定
   温度以下に低下したとき、電磁弁を開いてシャワー水を
   流すと共に、シャワー水が火傷の恐れのある第２の所定
   温度以上に上昇した場合に、電磁弁を閉じる電磁弁制御
   回路とを備えたシャワー装置。