JPH02135162A - シャワー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ］産業上の利用分野ｊ 本発明は、シャワー入浴開始面の冷たい残留水を排水す
る機能を備えたシャワー装置に関するものである。

［従来の技術１ 従来のシャワー装置で給湯配管内に溜まった低温の残留
水を排水する方法としては、使用者が湯温を確かめなが
ら排水する方法、排水弁を設けてシャワー入浴の都度、
この排水弁を解放して全残留水を排出する方法、あるい
はシャワーの止水弁の１次側を循環・還流して再加熱し
て常時直ぐに湯が出るようにする循環装置を備える方法
などが考えられる。しかし、使用者が湯温を確認して排
水を行う方法は、たとえ短時間でもシャワー室の中で裸
で排水撹作を行わなければならず、不快感を伴うという
問題があった。また、排水弁を設けて排水を行う方法で
は、使用直後の暖かい残留水であってもすべて排水され
てしまうという欠点があり、また排水弁を別個に設ける
と、コストも高く付くという問題があった。さらに、循
環装置を用いる方法では、放熱ロスや設備コストの問題
があり、家庭用シャワー装置では実用性に欠ける。

しかも、止水弁から先には冷水が残るという問題もあっ
た。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、短時間に無駄なく残留水を排水でき
るシャワー装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を達成するために、本発明はシャワー７′Ｘル
からのシャワー水の噴射を制御する電磁弁と、残留水を
排水する場合に操作されるスイッチと、電磁弁にシャワ
ー水を供給する給湯配管内の水温を検出する水温検出素
子と、水温検出素子にて給湯配管内のシャワー水が所定
温度以上に上昇したことを検知する比較回路と、この比
較回路の出力が生じたときあるいは上記スイッチが押さ
れてから一定時開が経過した場合に電磁弁を閉じる制御
回路と、上記比較回路の出力が生じていないとき点灯す
る表示器とを備えている。

［作用１ 本発明は、上述のように水温検知素子で給湯配管内の水
温を検出しながら残留水を排水することによって、最低
限の排水量で短時間に残留水を排水できるようにしたも
のである。

［実施例１ 本実施例のシャワー装置は、第２図に示すようにサーモ
ミキシング弁４に高温水供給管５と市水管６とを接続し
、高温水と冷水とを混合して湯温制御を行うものであり
、高温水供給管５には給湯機などから高温水が供給され
る。このサーモミキシング弁４を介してシャワー水が供
給される給湯配管７は複数の分岐管１１ａ〜ｌｌｃに分
岐してシャワー室内に導入し、この各分岐管１１ａ〜ｌ
ｌｃの先端に夫々シャワーノズル２ａ〜２ｃを取り付け
である。各分岐管１１ａ〜ｌｌｃには夫々電磁弁１ａ〜
１ｃを設けてあり、この電磁弁１ａ〜１ｄの開閉制御を
コントローラ：（によって行っている。上記給湯配管７
にはサーミスタ１０を取り付けてあり、このサーミスタ
１０で給湯配管７内のシャワー水の温度を検知する。

第１図に本文施例のコントローラ３の回路構成を示す。

夫々の電磁弁１ａ〜１ｂの開閉はスイッチ８１〜Ｓ、を
押して行う。つまり、これらスイッチＳ、−Ｓ２の操作
状態に従って制御回路８がトランジスタＱ１〜Ｑ、の導
通状態を制御して電磁弁１ａ〜１ｂの動作制御を行う。

ここで、トランジスタＱ１〜Ｑ３のベースにハイレベル
４３号が入力されたとき、トランジスタＱ、−Ｑ３がオ
ンして電磁弁１ａ〜１ｃが開動作する。また、逆にトラ
ンジスタＱ〜Ｑ、のベースにローレベル信号が入力され
たとき、電磁弁１ａ〜１ｃは閉動作する。このコントロ
ー−７３は残留水を排水する排水スイッチＳ、を備え、
この排水スイッチＳ、を押したときには、制御回路８の
出力Ｏ１〜０．が全てハイレベルになり、このため電磁
弁１ａ〜１ｃが＋Ｊｌｆ動作して給湯配管７内の残留水
が排水される。さらに、このコントローラ３は、サーミ
スタ１０の出力に基づいて残留水の水温が３５℃以上に
上昇したことを検知するオペアンプ（’）　Ｐ　Ｉ″Ｃ
Ｃ構成た比較回路９を備えている。サーミスタ１０は、
駆動電源Ｖｃｃに抵抗Ｒ１と共に直列に接続されており
、比較回路９はサーミスタ１０の抵抗値の変化によって
抵抗Ｒ１の両端に発生する電圧を基準値と比較しで、給
湯配管７内の水温が３５℃以上に上がったことを検知す
る。、−の比較回路９の基準値は抵抗Ｒ、、Ｒ２で設定
されており、基準値は上記水温３５°Ｃに相当する電圧
に設定しである。上記比較回路９の出力は制御回路８に
入力され、給湯配管７内の水温が３５℃以上に上がった
場合の比較回路９のハイレベル出力によって制御回路８
の出力０．〜Ｏ３はローレベルとなり、電磁弁１ａ〜１
ｃが閉動作して残留水の排水が完了する。このように本
実施例ではサーミスタ１０で給湯配管７内の水温を検知
し、この水温の変化に応じて残留水を排水するので、暖
かい温水を無駄に排水するということがなく、最低限の
排水量で済み、このため短時間で残留水の排水を行うこ
とができる。しかも、追加される部品や回路が簡易なも
のであるので安価となる。

ところで、制御回路８は一定時間以内に比較回路９の出
力がハイレベルにならないときにも電磁弁１ａ〜１ｃを
閉じるようにしである。つまり、給湯機などが点火され
でおらず、給湯配管７内の温度が３５℃以上に上がらな
い場合に排水状態が継続することを防止するためである
。さらに、このコントローラ３には給湯配管７内の水温
が３５℃以下である場合に、比較回路９のローレベル出
力で点灯する表示ランプＬＤｌｉ：［え、比較回路９の
出力がローレベルのとき、トランジスタＱ、がオフして
トランジスタＱ５がオンすることにより、表示ランプＬ
、　Ｄが点灯する。この表示ランプＬＤは給湯配管７内
の水温が３５℃以下であることが分かるようにしたもの
であり、例えば給湯機などが烈火していない場合などに
冷水を浴びずに済む。

［発明の効果１ 本発明は上述のように、シャワーノズルからのシャワー
水の噴射を制御する電磁弁と、残留水を排水する場合に
操作されるスイッチと、電磁弁にシャワー水を供給する
給湯配管内の水温を検出する水温検出素子と、水温検出
素子にて給湯配管内のシャワー水が所定温度以上に上昇
したことを検知する比較回路と、この比較回路の出力が
生じたときあるいは上記スイッチが押されてから一定時
開が経過した場合に電磁弁を閉じる制御回路と、上記比
較回路の出力が生じていないとき点灯する表示器とを備
えたものであり、サーミスタで給湯配管内の水温を検出
しながら残留水を排水するので、最低限の排水量で短時
間に残留水を排水できる効果があり、しかも排水弁のよ
うな高価な部品を追加する必要がないので、安価となる
利点がある。また、比較回路の出力が生じていないとき
点灯する表示器を備えているので、給湯配管内の水温が
所定温度以下であることが分かり、例えば給湯機などが
、つ：大していない場合などに冷水を浴びたりせずに済
む効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は同上の構
成図である。 １ａ〜１ｃは電磁弁、２ａ−２ｃはシャワーノズル、３
はコントローラ、７は給湯配管、８は制御回路、９は比
較回路、１０はサーミスタ、ＬＤは表示ランプである。 代理人　〇Ｊ！！土　石　１）艮　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シャワーノズルからのシャワー水の噴射を制御す
   る電磁弁と、残留水を排水する場合に操作されるスイッ
   チと、電磁弁にシャワー水を供給する給湯配管内の水温
   を検出する水温検出素子と、水温検出素子にて給湯配管
   内のシャワー水が所定温度以上に上昇したことを検知す
   る比較回路と、この比較回路の出力が生じたときあるい
   は上記スイッチが押されてから一定時間が経過した場合
   に電磁弁を閉じる制御回路と、上記比較回路の出力が生
   じていないとき点灯する表示器とを備えたシャワー装置
   。