JP2767999B2 - ミストシャワー装置 - Google Patents

ミストシャワー装置

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JP2767999B2 JP2274358A JP27435890A JP2767999B2 JP 2767999 B2 JP2767999 B2 JP 2767999B2 JP 2274358 A JP2274358 A JP 2274358A JP 27435890 A JP27435890 A JP 27435890A JP 2767999 B2 JP2767999 B2 JP 2767999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、湯を細かな霧状にして噴射させるミストシ
ャワー装置に関する。
[背景技術] ミストシャワー装置は、第4図(b)に示すように、
ミストノズル1を用いて細かな湯ミストαを噴射させる
ものである。このミストノズル1は、小さな孔1aから勢
いよく湯を吐出させることによって湯をミスト状にする
ものであるから、湯をミスト状にするためには大きな水
圧を必要とする。
また、細かな湯ミストαをミストノズル1から勢いよ
く噴射させると、噴射後の湯ミストαの温度は配管内に
あった時の湯温よりもかなり低下する(ジュール−トム
ソン効果)ので、高温設定時にはミストノズル1にかな
り高温(例えば、50℃以上)の湯が供給されている。
[発明が解決しようとする課題] したがって、ミスト温度を高温に設定されている場
合、ミストシャワー使用中に水圧が低下すると、ミスト
ノズル1からは湯がミスト状に噴射されず、第4図
(a)に示すように粒状の湯滴βがミストノズル1から
吐出される。この場合には、湯ミストαのように湯温が
低下しないので、高温の湯滴βが直接ミストノズル1か
ら吐出されることになり、この湯滴βを浴びると火傷す
る危険があった。
本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ミストシャワー装置
において、ミスト温度を高温に設定していて、水圧低下
によりミストノズルから湯ミストが噴射されなくなった
場合に、高温の湯が身体にかかって火傷を負わせる危険
性をなくすことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の第一のミストシャワー装置は、湯水をミスト
状にして噴射させるミストノズルと、ミストノズルに湯
水を送る湯水流路と、この湯水流路中の湯温を検出する
湯温検知器と、湯水流路中を流れる湯水の流量を検出す
る流量検知器と、湯水流路中の湯温を制御する手段とを
備え、前記湯温検知器の検知温度が危険温度以上で、か
つ前記流量検知器の検知流量が一定量以下の場合、ミス
トシャワーの制御温度を安全温度までさげるようにした
ことを特徴としている。
また、本発明の第二のミストシャワー装置は、湯水を
ミスト状にして噴射させるミストノズルと、ミストノズ
ルに湯水を送る湯水流路と、この湯水流路中の湯温を検
出する湯温検知器と、湯水流路中を流れる湯水を流量を
検出する流量検知器と、湯水流路を開閉するバルブとを
備え、前記湯温検知器の検知温度が危険温度以上で、か
つ前記流量検知器の検知流量が一定量以下の場合、前記
バルブを閉成するようにしたことを特徴としている。
[作用] 本発明の第一のミストシャワー装置にあっては、湯温
検知器の検知温度が危険温度以上で、かつ流量検知器の
検知流量が一定量以下の場合、ミストシャワーの制御温
度を安全温度までさげるようにしているので、この安全
温度を身体に浴びても火傷しない程度の湯温(例えば、
40℃程度)に設定しておけば、水圧低下等によって湯の
流量が少なくなり、湯ミストが噴射されなくなる場合で
も、湯温を安全な温度まで下げることができ、この湯を
直接身体に浴びても火傷することがなく、ミストシャワ
ー装置の安全性を高めることができる。
また、第二のミストシャワー装置も同様に、水圧低下
等によって湯の流量が少なくなった場合には、バルブを
閉じてミストノズルから湯を吐出しないようにしている
ので、高温の湯を身体に浴びることがなく、ミストシャ
ワー装置の安全性を高めることができる。
しかも、いずれのミストシャワー装置も、湯の温度が
危険温度以下の場合には、上記安全手段が動作しないの
で、このような場合に湯の流量が低下しても、シャワー
が急に冷たくなったり、停止したりする不都合がない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に本発明のミストシャワー装置の一実施例の概
略構成図を示す。2は熱交換器3を備えた給湯配管であ
って、給湯配管2には、熱交換器3を跨がせるようにし
てバイパス配管4が接続されており、バイパス配管4に
は、ミキシング用開閉弁5が設けられている。熱交換器
3の入口側には、入水流量を検出させるための流量セン
サー6が設けられており、熱交換器3の出口側には、給
湯量を調整するための給湯用サーボ弁7が設けられてお
り、さらに熱交換器3で加熱された湯とバイパス配管4
を通過した水とが混合した湯の温度を検出するためのサ
ーミスタ8が設けられている。また、給湯配管2は、給
湯側において、カラン等に接続される一般給湯配管2bと
ミストノズル1に接続されるミストシャワー用給湯配管
2aとに分岐させられており、一般給湯配管2bには端末に
接続されているカラン等が使用されているか否か(言い
換えると、ミストシャワー単独使用か否か)を判定する
ための流水スイッチ9が設けられており、ミストシャワ
ー用給湯配管2aには、ミストノズル開閉弁10が設けられ
ている。なお、11は熱交換器3を加熱するためのバーナ
である。12はマイクロコンピュータを内蔵した制御装置
であり、流量センサー6やサーミスタ8、流水スイッチ
9等の出力は制御装置12に入力されており、ミキシング
用開閉弁5や給湯用サーボ弁7、ミストノズル開閉弁10
等は制御装置12によって制御されている。
しかして、給湯配管2へ流入した市水は、サーミスタ
8の検出値を監視してバーナ11の燃焼力をフィードバッ
ク制御することにより、設定温度となるように熱交換器
3で加熱されている。また、湯温の設定温度が高い場合
には、ミキシング用開閉弁5は閉じられており、熱交換
器3で加熱された湯のみが供給される。これに対し、湯
温の設定温度が低い場合には、ミキシング用開閉弁5が
開かれ、熱交換器3で加熱された湯とバイパス配管4を
通過した水との混合湯が供給される。この供給される湯
の流量は、給湯用サーボ弁7によって制御される。ミス
トノズル開閉弁10を開くと、ミストシャワー用給湯配管
2aからミストノズル1へ湯が送られ、第4図(b)のよ
うにミストノズル1から湯ミストが噴射される。また、
ミストノズル開閉弁10を閉じ、カラン等を開くと、一般
給湯配管2bへ湯が供給される。また、ミストノズル開閉
弁10を開き、カラン等を開くと、ミストノズル1とカラ
ン等との同時使用も可能であるが、同時使用されている
か否かは、ミストノズル開閉弁10が開かれており、流水
スイッチ9がオンになっているか否かによって判断され
る。
第2図は、制御装置12において、ミストノズル1から
高温の湯が吐出されるのを防止するための手順を示すフ
ローチャートである。第2図のステップに沿って順次説
明しよう。まず、ミストノズル開閉弁10が開かれると
(S31)、流水スイッチ9の出力を監視し、ミストノズ
ル1の単独使用か否かが監視される(S32)。流水スイ
ッチ9がオンで一般給湯配管2bのカラン等が同時使用さ
れている場合には、一般給湯配管2b側の設定温度を優先
させているので、ミストノズル1への給湯はそのままで
継続する。これに対し、ステップ32において、流水スイ
ッチ9がオフでミストノズル1の単独使用であると判断
された場合は、サーミスタ8による検出温度(ミスト設
定温度)Tが危険温度Td(例えば、50℃)以上であるか
否か判断される(S33)。湯温Tが危険温度Td以上であ
った場合には、流水スイッチ9がオフになっていてカラ
ン等が同時使用されていないことを再確認(S34)した
後、流量センサー6により検出されている流量Qが、ミ
ストノズル1で湯ミストを生成するのに必要な流量Q
0(例えば、3l/min)よりも小さいか否かが調べられる
(S35)。流量QがQ0よりも低下した場合には、ミスト
ノズル1から湯ミストが噴射されなくなり、高温の湯滴
が落ちる恐れがあるので、直ちにミスト設定温度を安全
な温度Ts(例えば、42℃)まで下げ(S36)、ミストノ
ズル1から湯滴が吐出されても湯温が低くて火傷の危険
がないようにする。続けて、給湯用サーボ弁7を大きく
開き(S37)、さらにミキシング用開閉弁5を開いて(S
38)バイパス配管4を水が通過するようにし、ミストノ
ズル1に供給される湯の流量を増大させて正常な霧状の
湯ミストが回復されるようにする。なお、S32〜35の各
判定ステップにおいて、NOである場合の処理は図示を省
略しているが、これらの場合にはミストノズル1への給
湯が継続される。
第3図に示すものは、本発明の別な実施例におけるミ
ストシャワー装置の制御方法を示すフローチャートであ
る。第3図の手順において、ステップ31〜35は、第2図
のステップ31〜35と同一であるので説明は省略する。こ
の実施例においては、ステップ35において、流量Qは一
定流量Q0以下であると判断された場合には、直ちにミス
トノズル開閉弁10を閉止してミストシャワーを停止させ
ている(S46)。したがって、湯ミストが湯滴状になる
恐れがなく、高温の湯を身体に浴びて火傷する心配がな
くなる。
[発明の効果] 本発明によれば、湯温が高温に設定されていて、湯の
流量が一定値以下に下がって湯ミストが噴射されなくな
る場合には、湯温を安全な温度に下げるか、あるいはシ
ャワーヘッドへの湯の供給を停止させているので、ミス
トシャワーを浴びている最中にこのような危険な状態が
発生しても、高温の湯を直接身体に浴びることがなく、
安心してミストシャワー装置を使用することができる。
しかも、いずれのミストシャワー装置も、湯の温度が
安全温度以下に設定されている場合には、上記安全手段
が動作しないので、シャワーが急に冷たくなったり、停
止したりする不都合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
同上の火傷防止のための処理を説明するフローチャー
ト、第3図は火傷防止のための別な処理を説明するフロ
ーチャート、第4図(a)(b)は流量低下時のミスト
ノズルの状態及び湯ミスト噴射時のミストノズルを示す
概略図である。 1…シャワーノズル 2…給湯配管 2a…ミストシャワー用給湯配管 2b…一般給湯配管 6…流量センサー 8…サーミスタ 10…ミストノズル開閉弁 12…制御装置
フロントページの続き (72)発明者 梁田 晃安 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 野村 秀樹 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 小原 浩樹 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (56)参考文献 特開 平2−169934(JP,A) 実開 昭63−124881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 3/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯水をミスト状にして噴射させるミストノ
    ズルと、 ミストノズルに湯水を送る湯水流路と、 この湯水流路中の湯温を検出する湯温検知器と、 湯水流路中を流れる湯水の流量を検出する流量検知器
    と、 湯水流路中の湯温を制御する手段とを備え、 前記湯温検知器の検知温度が危険温度以上で、かつ前記
    流量検知器の検知流量が一定量以下の場合、ミストシャ
    ワーの制御温度を安全温度までさげるようにしたことを
    特徴とするミストシャワー装置。
  2. 【請求項2】湯水をミスト状にして噴射させるミストノ
    ズルと、 ミストノズルに湯水を送る湯水流路と、 この湯水流路中の湯温を検出する湯温検知器と、 湯水流路中を流れる湯水の流量を検出する流量検知器
    と、 湯水流路を開閉するバルブとを備え、 前記湯温検知器の検知温度が危険温度以上で、かつ前記
    流量検知器の検知流量が一定量以下の場合、前記バルブ
    を閉成するようにしたことを特徴とするミストシャワー
    装置。
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