JPH02134187A - 縫割りミシン - Google Patents

縫割りミシン

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JPH02134187A
JPH02134187A JP28849788A JP28849788A JPH02134187A JP H02134187 A JPH02134187 A JP H02134187A JP 28849788 A JP28849788 A JP 28849788A JP 28849788 A JP28849788 A JP 28849788A JP H02134187 A JPH02134187 A JP H02134187A
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JP
Japan
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cloth
cloths
heating
thickness
signal
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JP28849788A
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English (en)
Inventor
Yoshitake Ogawa
小川 芳丈
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、上布と下布の縫い代部を割り、且つその部分
を折目付けするためのアイロン加熱をする日割りミシン
に関する。
(従来の技術) 従来、ミシン縫製され、更に送り装置により布送りされ
た上布と下布の縫い代部を割り、且つその部分を折目付
けするためのアイロン加熱をする超音波加熱手段を設け
た縫割りミシンは、上記超音波加熱手段による加熱部に
上記両布が布送りされ、その加熱部において両布がアイ
ロンがけをされる場合、超音波加熱電力は予め設定され
た一定の値になるように定電力制御されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の鑓割りミシンにおいては、上布と下布の縫い
代部に段があって縫製中に重厚が厚くなっても、その部
分を折目付けするための超音波加熱電力が一定値に制御
されているため、上記段部に対する折目付けのためのア
イロン効果が低くなるという問題があった。
そこで本発明においては、超音波加熱手段により上記両
布を加熱する前に同両布の樋い代部の厚さを検出したう
え、この検出重厚に対応して超音波加熱電力を調整し、
例え両布の縫い代部に段があってもアイロン効果を低下
させないようにすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、上布と下布に縫目
を形成するための縫目形成手段と、縫合された両布を移
送するための送り手段と、前記縫目形成手段の縫目形成
点よりも布送り出し側に設けられ、前記送り手段により
移送される両布の縫い代側を相反する方向に折り曲げる
縫割り部材と、その縫割り部材により折曲げられた両布
の折曲部にアイロンがけを行うための超音波加熱手段と
を備えた縫割りミシンにおいて、 前記超音波加熱手段の加熱点よりも布送り込み側におい
て前記両布の厚さを検出し、検出厚さに対応した鞘厚検
出信号を出力する布厚検出手段と、前記布厚検出手段に
より検出された両布の被検出部が前記送り手段により前
記超音波加熱手段の加熱点に到達した時、判別信号を出
力する判別手段と、前記判別手段から前記判別信号が出
力された時、前記超音波加熱手段に対して前記布厚検出
手段からの鞘厚検出信号に基ずく前記両布の厚さに対応
したアイロン加熱をするための加熱制御信号を出力する
加熱制御手段とを備えた構成にすることである。
(作 用) 上記構成の縫割りミシンにおいて、ミシン縫製した上布
とF布とが所定の位置で布厚検出手段により重厚が検出
されると、布厚検出手段は加熱制御手段に対して重厚に
対応した鞘厚検出信号を出力する。
一方、布厚検出手段により検出された両布の被検出部が
前記送り手段により超音波加熱手段の加熱点に達すると
、判別手段は加熱制御手段に対し判別信号を出力する。
その結果、加熱制御手段は前記超音波加熱手段に対して
前記布厚検出手段からの鞘厚検出信号に基ずく前記両布
の厚さに対応したアイロン加熱をするための加熱制御信
号を出力する。そのため、上布と下布の両布は縫い代部
に段があったとしても、その段に対して適切な熱量が供
給されるように超音波加熱電力が増強され、アイロン効
果が保持される。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。まず、ミシンの一例としての縫割りミシンにつ
いて述べることにする。
縫割りミシンの主要部品を分解した路体斜視図で示した
第1図において、本縫いミシン本体1は、針板4を有す
るベツド2上にアーム3を備えている。アーム3内に主
@9が設けられている。主軸9は、ミシン駆動モータ1
1の駆動により駆動ベルト12を介して回転されるミシ
ンプーリ10を有する。アーム3の先端部には、前記主
軸9の回転により昇降される針棒5が設けられている。
この針棒5の下端にはミシン針6が取付けられている。
さらにアーム3の先端部には、前記針棒5と平行して押
え棒7が設けられている。この押え棒7の下端には布押
え8が取付けられている。
ベツド2上には、上布14及び下布15からなる加工布
の縫割りを果たす縫割り部材18、及び、加工布に熱加
工を施して折目を付すためのアイロン手段19がそれぞ
れ次に述べるように配置される。
縫割りミシンの縫割り部分の周辺を側面図で示した第2
図、同正面図で示した第3図、同平面図で示した第4図
において、縫割り部材18は、平板状をなし、且つ前記
布押え8が位置する布押え開口部22を有する案内板部
21と、案内板部21の右側に延設された取付部23と
、案内根部21の左半部から後方に向けて傾斜状に連設
された横状の布割り部24と、案内板部21の右半部か
ら後方に向けて傾斜状に連設された横状の縫い代割り部
25と、両割り部24.25の間に形成されかつ前記布
押え開口部22に連通する溝部26とを備える。
前記取付部23は、ミシン本体1のベツド2上に取付金
具28及び取付ボルト29を介して固定される。この固
定により、前記ベツド2及び針板4と案内根部21との
間に、下布15の通過を許容する程度の隙間が形成され
る。
また、アイロン手段19の主体をなす超音波発生HW3
2については後述する。なお、超音波発生装置32の器
体33の先端から超音波出力用の出力ホーン34が突出
されている。
前記器体33の先端部に取付部材35が取付けられ、ま
た前記ベツド2上に略U字形の支持台36が固定され、
この支持台36の右側面に取付けたエアシリンダからな
る超音波発生装置用シリンダ37のロッド38の先端部
に前記取付部材35が支持されている。このシリンダ3
7の伸縮作動によって、超音波発生装置32が左右方向
に移動、(なわち出力ホーン34の先端が前記日割り部
材18の布割り部24の11m127に対向する状態で
進退移動される。なお、前記出力ホーン34の先端の加
熱部34aは、前記縫割り部材18の布割り部24の溝
壁27に対向している。
しかして、出力ホーン34の加熱部34aが対向する前
記縫割り部材18の布割り部24には、アンビルとして
の働きをなす回転ローラ40が取付ねじ41を介して回
転可能に支持されている。
回転ローラ40は、前記布割り部24の?1i壁27に
凹設された収容凹部42内に、その一部が布割り部24
の溝壁27よりも僅かに突出した状態で配置されている
上記した縫割りミシンの作動について、第2〜4図の他
、第5図を参照して述べる。
縫製される上布14と下布15が日割り部材18の案内
板部21を間にしておかれ、縫割りミシンが駆動される
。すると、上布14と下布15は、縫割り部材18の布
押え開口部22において、布押え8によって押圧されつ
つ、ミシン針6の昇降によって通常のvi製が行なわれ
た後、縫製による縫綴部(いわゆる1合部)が鑓割り部
材18の溝部26を通過していくと共に、上布14と下
布15の縫綴部付近は同部材18の布割り部24によっ
て次第に割付けられ、また両布14.15の縫い代部1
4a、15aは同部材18の縫い代割り部25によって
次第に割付けられ、縫FA16を中央にしてそれぞれ上
Fに折返される。
そして、割付けられた上布14と下布15との縫い代側
結合部分を縫割り部材18の布割り部24の溝壁27に
押圧するように、アイロン手段19における超音波発生
装置Q32の出力ホーン34の先端が前記縫合部分に当
接される。この超音波発生装置32の加熱作用によって
、前記両布14゜15の当該部分に熱加工が施されて折
目付けがなされた後、両布14.15はさらに後方へと
送られる。なお、両布14.15の縫合部の移動に伴っ
て、回転ロー540が追従回転される。
次に、ミシン針6の落下点よりも後方に配置された布送
り装置について詳述する。
布送り装置は、第1〜4図に示すように、上布14を送
るための上布送り装置44と、下布15を送るための下
布送り装置45とを備えている。
上布送り装置44は、前記1割り部材18の布割り部2
4の上方に配置されるもので、前端部を下向きとする傾
斜状のベースプレート46の前後端に従動ローラ48及
び駆動ローラ47の各ローラ軸4B8.47aが回転可
能に支持され、両日−ラ47.48に布送り部材として
の布送りベルト49が!I)装されている。なお布送り
ベルト49の下側直線部分は、前記日割り部材18の布
割り部24の上面にほぼ対応している。
前記ベースプレート46は、ミシン本体1のアーム3の
背面に支持プレート50を介して取付【ノたエアシリン
ダからなる上布送り装置用シリンダ51のロッド52に
取付けられている。このシリンダ51の伸縮作動によっ
て、ベースプレート46が上下方向に移動される。
また、下布送り装d45は、前記縫割り部材18の布割
り部24の下方に配置されるもので、前端部を下向きと
する傾斜状のベースプレート54の前後端に従動ローラ
56及び駆動ローラ55の各ローラ軸56a、55aが
回転可能に支持され、両日−ラ55.56に布送り部材
としての布送りベルト57が掛装されている。なお布送
りベルト57の上側直線部分は、前記騎割り部材18の
布割り部24の下面にほぼ対応している。
前記ベースプレート54は、ミシン本体1のベツド2上
に取付けたエアシリンダからなる十布送り装置用シリン
ダ59のロッド60に取付けられている。このシリンダ
59の伸縮作動によって、ベースプレート54が前後方
向に移動される。
前記両布送り装置44.45の布送りベルト49.57
は、次に述べる動力伝達手段62によって回転される。
動力伝達手段62は、主としてミシンの主軸9に連動し
て前記上下の布送り装置44.45の布送りベルト49
.57を回転させるもので、第6゜7図に示すように、
前記ミシン本体1のアーム3の後側面に取付プレート6
3を介して設置された減速1fi64を主体として構成
される。
減速機64は、1本の入力軸65と上下2本の出力軸6
6.67を有し、入力軸65の回転は上下の出力軸66
.67に相反する間欠回転として減速して出力されるも
のである。
減速機64の入力軸65上には、第1の入力ブーリフ0
及び第2の入力ブーリフ1が設けられている。
また、前記ミシンプーリ10の外側に突出する主軸9上
には、前記第1の入力ブーリフ0に対応する連動プーリ
73が設けられる。この連動プーリ73と第1の入力ブ
ーリフ0に伝動ベルト74が掛装されている。
また、前記取付プレート63の上部には、アクチュエー
タに該当する布送り駆動モータ75が設置されている。
布送り駆動モータ75の出力軸76上に設けられた出カ
ブ〜す77と、前記第2の入力ブーリフ1には、布送り
駆動ベルト78が掛装されている。
しかして、前記減速機64の入力軸65上の第1の入力
ブーリフ0と第2の入力ブーリフ1は、第8図に示すよ
うに入力軸65に対しそれぞれクラッチ手段に該当する
ワンウェイクラッチ80゜81を介して取付けられる。
なお第8図において、減速8!64の入力軸65には、
各入力ブーリフ0゜71の対向面側に位置するセットカ
ラー72が固定ねじ72aによって固定されているとと
もに、同人力軸65の先端には、第1の入力ブーリフ0
の汰止めをなす扱止め板79が止めねじ79aによって
取付けられている。
このワンウェイクラッチ80.81は、次のように断続
作動する。すなわち、第1の入力ブーリフ0に駆動力が
入力されたときには、そのワンウェイクラッチ80が繋
がって減速機64の入力軸65を回転させるとともに、
この入力軸65の回転によって第2の入力ブーリフ1の
ワンウェイクラッチ81は遮断される。また、第2の入
力ブーリフ1に駆動力が入力されたときには、そのワン
ウェイクラッチ81が繋がって減速164の入力軸65
を回転させるとともに、この入力軸650回転によって
第1の入力ブーリフ0のワンウェイクラッチ80は遮断
される。
また、減速機64の各出力軸66.67には、ユニバー
サルジヨイント83を介して連結@84がそれぞれ連結
されている。この連結軸84にスライド軸85がスプラ
イン嵌合され、さらにスライド軸85が前記冬作送り装
置44.45の駆動ローラ47.55のローラ軸47a
、55aにユニバーサルジヨイント86を介して連結さ
れている。従って、減速機64の出力軸66.67の回
転が、各布送り装置44.45の駆動ロー54755に
それぞれ伝達される。なお、駆動ローラ47.55の回
転に伴う布送りベルト49.57の回転がミシンの81
製動作に同期するように、減速機64の減速機能が設定
されるものとする。
上記した日割りミシンの布送り装置において、ミシン駆
動モータ11が駆動されることにより主軸9が回転され
ると、ミシン針6が昇降して、上布14及び下布15に
対し通常の!i%l動作が行なわれると共に、前述のよ
うに、縫割り部材18による上布14及び下布15の割
付け、及びアイロン手段19による折目付けが行なわれ
る。
このとき、前記gi製による主軸9の回転に伴い、伝動
ベルト74を主体とするベルト伝動機棋を介して第1の
入力ブーリフ0に駆動力が加わる。すると、第1の入力
ブーリフ0側のワンウェイクラッチ80が繋がり、減速
機64の入力軸65が回転されるとともに、第2の入力
ブーリフ1側のワンウェイクラッチ71が遮断される。
すなわち主軸9側の駆動系路が繋がり、布送り駆動モー
タ75側の駆動系路が遮断される。
これにより、減速164の出力軸66.67が駆動され
ると、ユニバーサルジヨイント83、連結軸84、スラ
イド軸85、ユニバーサルジヨイント86を介して各布
送り装置44.45の駆動ローラ47.55にその駆動
力が伝達され、各布送りベルト49.57がミシンの縫
製動作に同期して、上布送り装置44の布送りベルト4
9は第2図において右回り方向に回転され、また下布送
り装置45の布送りベルト57は第2図において左回り
方向に回転される。
この布送りベルト49.57によって、前記上布14あ
るいは下布15の縫合部分を前記縫割り部材18の布割
り部24に押圧した状態で後方へ送り出す、いわゆる布
の矢引きが果たされる。
上記のようにして、ミシン針6の針落ち位置のところま
で、加工布の布端を縫い終えると、ミシンの駆動が停止
されるに伴って自動糸切り装置が作動されることにより
、上糸及び下糸が切断される。なお、自動糸切り装置の
作動に伴ってミシンの主軸9が僅かに回転される。
その後、布端が前記折目付けを終了するまで、加工布を
さらに送る場合、すなわち、縫製を行なうことなく布送
りを行なう場合には、布送り駆動モータ75が駆動され
る。
このとき、前記布送り駆動モータ75の出力軸76の回
転に伴い、布送り駆動ベルト78を主体とするベルト伝
動機構を介して第2の入力ブーリフ1に駆動力が加わる
。すると、第2の入力ブーリフ1側のワンウェイクラッ
チ81が繋がり、減速1164の入力軸65が回転され
るとともに、第1の入力ブーリフ0側のワンウェイクラ
ッチ70が遮断される、すなわち布送り駆動モータ75
側の駆動系路が繋がり、主軸9側の駆動系路が遮断され
る。
これにより、ミシンの空縫い動作を伴うことなく布送り
が果たされる。
この矢引ぎに伴って、繍割り部材18による下布14及
び下布15の割付け、及びアイロン手段19による折目
付けが行なわれる。
次に、第9図を参照しながら超音波発生装置32と、そ
の制御回路について説明する。
超音波発生装置32は、超音波を出力させるための高周
波電力を生成する高周波発振器101と、上記高周波電
力を入力し、この高周波電力を超音波に変換する共S磁
歪型の撮勤子102と、その超音波を伝達し、且つその
振幅を増大する前記出力ホーン34とを備えている。
高周波発振器101は、超音波のSvJ数に応じた例え
ば矩形パルス状の高周波信号を発振する高周波発振回路
104と、この高周波発振回路104で発振された上記
矩形パルス状の高周波信号を所定の周波数に分周し、更
に例えば正弦波信号に変換し、増幅したうえ、この正弦
波信号を出力する出力制御回路105と、出力制御回路
105からの正弦波信号を入力し、この正弦波信号を電
力増幅する出力増幅回路106と、この出力増幅回路1
06で増幅された電力を超音波出力用の電力に変換した
うえ、この変換電力を前記娠動子102に供給する超音
波出力回路107とを内蔵している。
前記出力増幅回路106から出力された正弦波の振動数
は高周波信号発振回路104に対するフィードバック回
路108により監視され、フィトバック振動数が設定値
との間に偏差が生じた場合、上記正弦波の撮動数を設定
値に収束させるように自動制御される。また、出力増幅
回路106の増幅度は出力制御回路105に対するフィ
ードパック回路109により監視され、予め設定された
増幅度との間に偏差が生じた場合、増幅度を設定値に収
束させる。
上記出力増幅回路106は、外部からの制御信号110
により増幅度がコントロールされるようになっており、
後述する重厚検出装置120による検出重厚に応じて上
記増幅度が調整される。
また、同図に示すように、上記制御lI信月110は超
音波出力制御回路(加熱制御手段)111から出力され
るものである。そして超音波出力制御回路111は、前
記主軸9の回転に基いてミシン釦6の計数に対応したパ
ルス信号を出力する光学式のエンコーダ112と、布送
りピッチを設定するための送りピッチ設定器に取り付け
られたポテンショメータ113と、後述する布J9検出
装置120に取り付けられたポテンショメータ121と
のそれぞれと接続されている。
超音波出力制御回路111は上記エンコーダ112から
のパルス信号を入力することにより前記針数をカウント
するとともに、ミシン針6が針下位置にあることを検出
する。また上記ポテンショ、メータ113からの信号を
入力することにより設定された布送りピッチを検出する
。更に上記ポテンショメータ121からの信号を入力す
ることにより上布14、下布15の重厚を検出する。
重厚検出装置120は、例えば第10図に小すように、
ミシンフレーム等に固定されたポテンショメータ121
の回転軸122にビニオン123を取着するとともに、
布押え8を備えた押え棒7には上記ビニオン123に噛
み合うラック124を設け、押え棒7がミシンフレーム
に対し、上布14及び下布15からなる加工布Wの厚さ
に相当する距離を移動したときのポテンショメータ12
1からの信号が前記超音波出力制御回路111に入力さ
れたとき、超音波出力制御回路111はこの信号に基い
て布j7を検出するように構成されている。
尚、前記エンコーダ112とポテンショメータ113を
設けた送りピッチ設定器は一般的なものであるため、そ
の構成の説明を省略する。
次に、第11図のフローチャートに従って実施例の作用
を説明する。
上記フローチャートは前記超音波出力制御回路111に
よる制御作用を示したちので、前記重厚検出装dにより
検出された加工布Wの厚さに対応した熱量が超音波発生
装置32から加工布Wの折曲部に供給されるチャートで
あり、以下類を追ってこの制御作用を説明する。
ステップS1において、超音波出力υ制御回路111は
、送りピッチ設定器に取り付けられたポテンショメータ
113からの信号を入力して送りピッチ量を読み込む。
ステップS2において、超音波出力制御回路111は、
送りピッチ量に基づいて加工布Wの市原検出点から出力
ホーン34位置までの針数<N)を演口する。ステップ
S3において、ミシンスタート信号を図示していないミ
シン制御回路に出力し、ミシンをスタートさせる。
ステップS4において、超音波出力制御回路111は前
記エンコーダ112からのパルス信号に阜いてミシン針
6が針下位置であるか否かを判断する。この判断理由は
、ミシン針6が針下位置にあるとき、加工布Wを送る送
り歯が針数の上面よりも下方に位置するため、加工?5
Wの重厚を正確に検出できるためである。このステップ
S4においてミシン釧6が針下位置であると判断した場
合はステップS5に進み、前記重厚検出装置のポテンシ
ョメータ121からの信号を入力することにより、加工
布Wの重厚(1)を演篩する。
ステップ$6において、超音波出力制御回路111は、
検出した加工布Wの重厚(1)に基づいて、この加工布
Wの縫割り部材により折曲げられた両布の折曲部に適切
なアイロンがけを行うための超音波出力に対応した娠動
子102の振幅(r)を演等し、図示していない記憶回
路にメモリする。
ステップS7において、鞘厚検出位置から加工布Wが加
熱点の方向に布送りされる過程で、超音波出力制御回路
111は、前記エンコーダ112からのパルス信号に基
づいて計数をカウントし、カウントした計数が前記ステ
ップS2において演粋された計数(N)に等しくなった
とき、加工伍Wの布〃検出装置による被検出部が超音波
発生装置32の加熱点に達したことを判別し、撮動子1
02の振幅を(r)にするような制御信号を出力増幅回
路106に出力したあとステップS4に戻る。
以上のような作用により、加工布Wに段がある場合でも
段に応じた強さの超音波が撮動子102から発成され、
出力ホーン34を介して超音波が上記段部に出力される
ように自動制御されるため、重厚に係わらずその縫い代
部が適切にアイロンがけされる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、超音波加熱手段の加熱点
よりも布送り込み側において上布、下布両布の厚さを検
出し、検出された両布の被検出部が送り手段により超音
波加熱手段の加熱点に到達した時、加熱制御手段は超音
波加熱手段に対して布厚検出手段からの布厚検出信号に
基ずく上記両布の厚さに対応したアイロン加熱をするた
めの加熱制御信号を出力することができるため、上記両
布の縫い代部に段がある場合でも、その段に応じたアイ
ロンが【ノをすることができ、縫い代部を確実に折曲げ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は總割り
ミシンの分解斜視図、第2図は同ミシンの縫割り部周辺
の側面図、第3図は同正面図、第4図は同平面図、第5
図は縫割り部材による上布と下布の縫割り状態を示す斜
視図、第6図は布送り駆動モータ周辺の背面図、第7図
はミシンプーリ側の側面図、第8図は減速橢の入力ブー
りの断面図、第9図は超音波発生装置のブロック図、第
10図は重厚検出装置の構成説明図、第11図は制御フ
ローチャート図である。 1はミシン本体、 6はミシン針、9は主軸、19はア
イロン手段、32は超音波発生装置、34は出力ホーン
、102は撮動子、111は超音波出力制御回路、11
2はエンコーダ、120は重厚検出装置、121はポテ
ンショメータである。 出願人  ブラザー工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上布と下布に縫目を形成するための縫目形成手段
    と、 縫合された両布を移送するための送り手段と、前記縫目
    形成手段の縫目形成点よりも布送り出し側に設けられ、
    前記送り手段により移送される両布の縫い代側を相反す
    る方向に折り曲げる縫割り部材と、 その縫割り部材により折曲げられた両布の折曲部にアイ
    ロンがけを行うための超音波加熱手段と、を備えた縫割
    りミシンにおいて、 前記超音波加熱手段の加熱点よりも布送り込み側におい
    て前記両布の厚さを検出し、検出厚さに対応した布厚検
    出信号を出力する布厚検出手段と、前記布厚検出手段に
    より検出された両布の被検出部が前記送り手段により前
    記超音波加熱手段の加熱点に到達した時、判別信号を出
    力する判別手段と、 前記判別手段から前記判別信号が出力された時、前記超
    音波加熱手段に対して前記布厚検出手段からの布厚検出
    信号に基ずく前記両布の厚さに対応したアイロン加熱を
    するための加熱制御信号を出力する加熱制御手段とを備
    えたことを特徴とする縫割りミシン。
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