JPH02134121A - シャワー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｅ産業上の利用分野１ 本発明は、複数個のシャワーノズルを備え多種のシャワ
ー噴射ができる多機能シャワー装置に関するものである
６ ［従来の技術ｌ 最近では、シャワー装置は入浴準備の手軽さ、節水、省
エネルギ等の特徴が認められ、簡便な入浴手段として定
着している。一方、健康増進に対する社会的ニーズが高
まり、シャワーの噴射圧によって水圧刺激と温熱刺激効
果が注目されてきた。

即ち、刺′ｆｌｉ感のある温浴によって血流量を増加さ
せ、循環器系、呼吸器系、自律神経系等の諸８＋１熊を
活性化させ、心身のリラックス、疲労回復、美容に効果
的であることが認められてきた。

これらの効果を大きくするために、跨体の広ν・範囲に
渡ってシャワーを浴びせるようにして、温浴感を高めた
り、シャワー温度に変化を勺え、皮膚への温熱刺激効果
を向上させる等の試みが為されている。

従来では複数個のシャワーノズルを設け、全身にシャワ
ーを浴びせるようにしたもの（実開昭６１−１１５３８
８号）がある。しかし、このシャワー装置では、各シャ
ワーノズルの噴射制御を手動弁て゛行うため、噴射ノズ
ルを切り換える際の操作が繁雑になるという問題があっ
た。しかも、このように操作が繁雑であると、その結果
ノズルを切り換えるという操作者の意識が強くなるため
、従来のハンドシャワーの固定位置を変えている程度の
入浴感しか使用者に与えなかった。また、全てのシャワ
ーノズルを同時に開動作し、全身に一度期にシャワー噴
射しようとしても、設置場所の゛給湯能力には限度があ
るため、結果として出湯量不足となり、満足な入浴感が
得られなかった。

そこで、以上の問題点を改良する試みとして、複数個の
シャワーノズルの噴射制御はスイッチ操作により電磁弁
を作動させて行うもの（実開昭６２−７０８７９号）が
ある。このシャワー装置では比較的に安価な電磁弁を使
用するだけで、上記問題点であるシャワーノズルの切換
操作の繁雑さが無くなり、あまり意識せずにシャワーノ
ズルの噴射制御が可能となる。しかしながら、電磁弁の
閉動作時には必ずウオータノ）ンマ現家が発生するため
、騒音が発生したり、電磁弁の一次側の圧力が急に土性
したり、振動により配管部材の劣化が促進されたりして
、シャワー装置の寿命を者しく短（シていた。また、ウ
オータノ）ンマ現家の防止対策として、アキュムレータ
を設置したり、電磁弁の代わりに電動弁（モータｌを使
用する方法があるが、いずれも大きなコストアップや装
置の大形化につながり、現天的ではなかった。

ところで、シャワー水温度を変化させ、温熱効果を高め
る試みとしては、冷水と高温水との混合比率を電動弁に
よって制御し、混合水温を変化させ、これをシャワー噴
射させるもの（特開昭６１−１０９９８６号）や、比例
燃焼式給湯器により出湯温度を変動させるものく特開昭
６１−１７０４６６号）などがある。しかしながら、い
ずれの方法も連続的で緩やかに出湯温度を変化させるこ
としかできず、このため身体には４１慢な温度変ずヒ刺
酒しか与えられず、効果的な温熱効果を得ることができ
なかった。

［発明が解決しようとする課題」 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、耐久性が向上し、且つ良好な入浴生
理効果が得られるシャワー装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段１ 本発明は耐久性を向上させるために、複数個のシャワー
ノズルと、各シャワーノズルからのシャワー水の噴射を
制御する電磁弁と、いずれかの電磁弁が開動作する前に
他のいずれかの電磁弁を開動作させるオーバラップ開動
作によって各電磁弁の開閉動作を制御すると共に、プロ
グラムに従って自動的に電磁弁の開閉動作を制御してい
る。

また、良好な入浴生理効果を得る一方法として、コント
ローラで電磁弁の内の一つだけが開動作するように電磁
弁の開閉動作を制御しても良い。

さらに、良好な入浴生理効果を得る池の方法として、高
温水と冷水とを混合する複数個のす、−モミキシング弁
を備え、夫々のサーモミキシング弁につながる配管系を
複数に分岐し、夫々の分岐管に電磁弁を設けても良い。

［作用１ 本発明は、上述のようにコントローラでいずれかの電磁
弁が閉動作する前に池のいずれかの電磁弁を開動作させ
るオーバラップ開動作によって各電磁弁の開閉動作を制
御することにより、つオータハンマ現束を低減してシャ
ワー装置の耐久性を向上させるようにしたものである。

また、コントローラで電磁弁の内の一つだけが開動作す
るように電磁弁の開閉動作を制御することにより、身体
に強い刺激を与えたり、あるいは高温水と冷水とを混合
する複数個のサーモミキシング弁を備え、夫／／のサー
モミキシング弁につながる配管系を複数に分岐し、夫々
の分岐管に電磁弁を設けで、温水と冷水とを交互に噴射
して身体に温度的な刺激を与えたりして、刺激感を商め
で良好な入浴生理効果が得られるようにしたものである
。

［実施例１１ 本実施例のシャワー装置では、第１図に示すようにシャ
ワー水を供給する給湯配管４を４つの分岐Ｉｒ！５　ａ
〜５ｄに分岐してシャワー室６内に導入してあり、各分
岐管５ａ〜５ｄの先端には夫々シャワーノズル２ａ〜２
ｄを取り付けである。上記各分岐管５ａ〜５ｄには夫々
電磁弁１ａ〜１ｄを設けてあり、この電磁弁１ａ〜１ｄ
の開閉制御をコントローラ３によって行っている。

上記各電磁弁１ａ〜１ｄのコントローラ３による開閉制
御は１２図に示すように行う。つまり、第２図中の斜線
部に示すように、一つの電磁弁１が閉動作する前には必
ず池の電磁弁１を開動作させる所謂オーバラップ開動作
させでいる。このオーバラップ開動作を行うことにより
、電磁弁１ａ〜１ｄが閉動作する際に発生するつオータ
ハンマ現象を低減することができる。この理由を以下に
説明する。ソユーフ７スキーの水撃の式による圧力上昇
の式は、 但し、ＨＭＡＸ：圧力上昇、■＝水の当初の流速（ｔ。

／ｓ）、ｇ二重力加速度（ｍ／ｓ２）、ｋ：ｒ４の体積
ヤング率（ｋｇ／ｍ２）、γ：溝の比重量（ｋｇ／ｎ’
）、Ｅ：配管材料のヤング率（ｋｇ／ｎ２）、Ｄ：配管
の内径（鵠）、Ｓ：管壁の厚さ（ｍ） のように表される。つまり、一つの電磁弁１が閉動作す
る前に他の電磁弁１を開動作すれば、電磁弁１を流れる
シャワー水の流速■が減少し、閉動作の際の圧力上昇Ｈ
ＭＡＸを少なくすることができ、同時に閉動作による電
磁弁１の一次側の分岐管５内の圧力上昇は、他の電磁弁
１が開動作していることにより、電磁弁１の一次側の圧
力が給湯管４を介してシャワーノズル２に抜けるため、
−層低減される。尚、ここで使用する電磁弁１やシャワ
ーノズル２は４つに限定されるものではなく、異種パタ
ーンの噴射ノズルを適宜数個備えるものでも良い。

ところで、電磁弁１として第３図に示すバイロフト式電
磁弁を使用すると、上記つオータハンマ現象の低減効果
を一層高めることができる。パイロット式電磁弁は、ソ
レノイド７に電流を流すことで、プランジャ８を上下動
させてパイロット管９を開閉し、主弁室１０内の圧力操
作を行って、主弁１１による流路１２の開閉制御を行う
ものである。

つまり、直動式電磁弁のようにプランジャ８で直接に主
弁１１を閉動作せず、間接的に主弁室１０内の圧力を操
作することで主弁１１を閉動作するため、閉動作に比較
的に時間がかかる。従って、主弁１１が急に閉じること
によるウォータハンマ現象を低減することができ、この
パイロット式電磁弁を使用することにより、電磁弁１を
上述のようにオーバラップ開動作させること相まってつ
オータハンマ現象の低減に相乗的に役立つのである。

ところで、コントローラ３によって蛛２図に示すように
一つの電磁弁１だけを開動作させるようにすると、シャ
ワー水は一つのシャワーノズル２だけから噴射されるの
で、刺激感が飛躍的に持続で・き、入浴生理効果の高い
シャワー入浴ができる。

［実施例２１ 本実施例では、第４図に示すようにサーモミキシング弁
１３ｇ、１３ｂに接続された配管４　ａ、　４　ｂはヘ
ッグ構造で、夫々分岐ｑｆ　５　ａ〜５ｃ及び分岐管５
ｄ、５ｅに分岐されている。これら分岐管５ａ〜５ｅは
夫々電磁弁Ｉ１１〜１ｅを介してシャワー室６に導入さ
れ、夫々の先端にシャワーノズル２ａ〜２ｅを取り付け
である。上記電磁弁１ａ〜１ｅも上述の第１の実施例と
同様にコントローラ３によってプログラムパターン制御
できる構成となっている。サーモミキシング弁１３ａ、
１３ｂには高温水供給管１４と市水管１５とが接続され
ており、高温水供給管１４には給湯機などから高温水が
供給される。

配Ｗ４ａ、４ｂに供給されるシャワー水の温度は、サー
モミキシング弁１３ａ、１３ｂを夫々繰作することで予
め設定しておくことができる。これにより、２系統の温
度配管が構成される。従って、方の配管４を温水、他方
の配Ｗ４を冷水に設定して、分岐管５ａ〜５ｅに設けた
電磁弁１ａ〜１ｅをコントローラ３のプログラムパター
ンに従って交互に開動作すれば、温水と冷水とを交互に
噴射させることができる。

ところで、第５図はシャワーの入浴生理効果のうちり７
レツシユ効果とリラックス効果を脳波によって確認した
ものである。図中のイは温水シャワー入浴を行った場合
を示し、脳波の周波数が低くなっているということは眠
りに近付く傾向にあり、これはリラックスするために効
果があると言える。また、図中の口は温冷水を交互に噴
出するシャワー入浴を行った場合を示し、脳波の周波数
が高い方に移行しており、これは覚醒していく状態であ
り、す７レンシユに効果があると言える。

つまり、本実施例のシャワー装置で以下に説明するよう
にすれば、’Ｊ　７レツシユ効果とリラックス効果とを
有効に引き出すことができる。ところで、リラックスと
はスポーツの後などに単に汗を流すだけでなく、肉体的
疲労をとることや、−日の疲れを唸し、精神的な疲労を
とろことを意味する。

また、す７レンシ□とは、心身を共に活性化し、次の打
勤がスムーズに行えるようにすることを意味している、 例えば、コントローラ３によってｆｊＩＪ６図に示ｒよ
うに電磁弁１ａ〜１ｅの開閉制御を行って上記り７レソ
シユ及びリラックス効果を得ることができる。なすシ、
サーモミキシング弁１３ｇの操作によって配管４ａに温
水を供給すると共に、サーモミキシング弁１３ｂの繰作
によって配Ｉｅ４ｂに冷水を供給している。今、リラッ
クスしたい場合には、電磁弁１ａ〜１ｅを図中のＡ部に
示すように開閉制御、つまり温水噴射を行うと共に、シ
ャワー切換の間隔を長くとる。また、リフレッシュした
い時には、図中のＢ部に示すように温水及び冷水を交互
に噴射させ、シャワー切換の間隔を短くする。なお、上
記電磁か１ａ〜１ｅの開閉制御方法やサーモミキシング
弁１３ａ、１３ｂの繰作方法はあくまでも一例であり、
飢の開閉制御あるいは繰作方法によってリフレッシュ効
果及びリラックス効果を得るようにしても良い。

ところで、従来のシャワー温度を変化させることができ
るシャワー装置では、シャワー温度が連続的に援やかに
変化して、温度刺激が４１慢になるいという問題があっ
たが、本実施例のシャワー装ｊ６では温水と冷水とを交
互に噴射するために、効果的な温度刺激を与見ることが
できる。しかし、本実１例の場合には逆に温度の急変に
伴う身体への悪影響が心配されるが、電磁弁１ａ〜ＩＪ
は上述したようにオーバラップ開動作されでいるので、
電磁弁１ａ〜１ｄの切換の時には２つのシャワーノズル
２から温水と冷水とが同時に噴出され、身体への急恐な
＋ｊＡ度変比変化［１らげることができ、問題はない。

（発明の効果１ 本発明は上述のように、コントローラでいずれかの電磁
弁が閉動作する萌に他のいずれかの電磁弁全開動作させ
るオーバラップ開動作によって各電磁弁の開閉動作を制
御しているので、いずれかの電磁かが閉動作する前に一
時的にシャワー水の流速を下げてつオータハンマ現象を
低減することができ、また閉動作した電磁弁によるウォ
ータハンマ現象に伴う圧力を池の開動作した電磁弁から
逃がすことにより、配管や電磁弁に加わる圧力や振動を
少なくして、シャワー装置の耐久性を向上させることが
できる。

また、コントローラで電磁弁の内の一つだけが開動作す
るように電磁弁の開閉動作を制御するようにすれば、身
体に強い刺激が快えられ、これにより刺激感を＾めると
共に、大幅に刺激感を持続させることができ、このため
良好な入浴生理効果を得ることができる。

さらに高温水と冷水とを混合する複数個のサーモミキシ
ング弁を備え、夫々のサーモミキシング弁につながる配
管系を複数に分岐し、夫々の５ｆ岐腎に電磁弁を設けれ
ば、温水と冷水とを交互に噴射でき、身体に温度的な刺
激を与えることができ、これによっても刺激感を高める
と共に、大幅に刺激感を持続させることができ、このた
め良好な入浴生理効果を得ることができる。なお、上記
コントローラによる一つの電磁弁だけを開動作する［Ｉ
Ｉ閉動作方法と温冷水を交互に噴射する方法とを組み合
わせれば更に良好な効果が期待できる。しかも、このよ
うに良好な入浴生理効果を得られれば、結果的に入浴時
間が短くでき、省エネルギ、節水の効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は同上の電
磁弁の開閉動作の説明図、第３図は電磁弁の断面図、第
４図は他の実施例の構成図、第５図は入浴生理効果の説
明図、第６図は動作説明図である。 １ａ〜１ｅは電磁弁、２８〜２ｅはシャワーノズル、３
はフントローラ、４．４ａ、４ｂは配管、１３ａ、１３
ｂはサーモミキシング弁である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第３図 手躬、：濱１１正書（自発） １．事件の表示 昭和６３　年ネテ許ＥＲｖＪ２８８１５８号２、発明の
名称 ンヤワー装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名称（５８
３）松下電工株式会社 代表者　三好俊夫 ４、代理人 郵便番号　５３０ ５、補正命令の日付 自　　　発 ６、補正により増加する請求項の数　なし？、Ｍ正のＮ
束 ［１１本願明細書の特許請求の範囲を下記のように訂正
する。 ［（１）複数個のシャワーノズルと、各シャワーノズル
からのシャワー水の噴射を制御する電磁弁と、いずれか
の電磁弁が閉動作する前に他のいずれかの電磁弁を開動
作させるオーバラップ開動作によって各電磁弁の開閉動
作を制御すると共に、プログラムに従って自動的に電磁
弁の開閉動作を制御するコントローラとを備えたシャワ
ー装置。 （２）上記コントローラで五足嬢鼻土五二塑」１１′る
よ゛にプロ　ラムパターン　御して成る請求項１記載の
シャワー装置。 （３）高温水と冷水とを混合する複数個のサーモミキシ
ング弁を備え、夫々のサーモミキシング弁につながる配
管系を複数に分岐し、夫々の分岐管に電磁弁を設けた請
求項ｉｔたは請求項２記載のシャワー装置。］ ［２］　同上第５頁第１６行目乃至第１７行目の全文を
削除し、下記の文を挿入する。 ［コントローラで各電磁弁を逐−切り換えるようにプロ
グラムパターン制御しても良い。］［３１同上第６頁第
１０行目乃至第１２行目の全文を削除し、下記の文を挿
入する。 ［まだ、コントローラで各電磁弁を逐−切り換えるよう
にプログラムパターン制御すれば、使用者が意識しない
内にシャワーノズルが切り換わり、変化に富んだ入浴感
が得られ、刺激効果が大幅に維持て゛きるようになる。 さらに、」［４１同上同頁筒１６行目乃至第１９行目の
全文を削除し、下記の文を挿入する。 ［弁を設ければ、温水と冷水とを交互に噴射して身体に
温度的な刺激を与えることができて、刺檄感が高まり、
良好な入浴生理効果が得られるようになる。」 ［５１同上第８頁第２行目及Ｖ第３行目の「溝１を「水
」に訂正する。 ［６１同上第９頁第１４行目乃至第１８行目の全文を削
除し、下記の文を挿入する。 ［ところで、コントローラ３によって第２図に示すよう
に各電磁弁１を逐−切り換えるようにプログラムパター
ン制御すると、使用者が意識しない内にシャワーノズル
２が切り換わり、変化に富んだ入浴感が得られ、刺激効
果が大幅に維持できる。］ １７１　同上ｆＰＪ１４頁第２行目乃至＃Ｓ６行目の全
文を削除し、下記の文を挿入する。 ［また、コントローラで各電磁弁を逐−切り換えるよう
にプログラムパターン制御すれば、使用者が意識しない
内にシャワーノズルが切り換わり、変化に富んだ入浴感
が得られ、刺激効果が大幅に維持でき、このため良好な
入浴生理効果］［８１添付図面中の第５図及び第６図を
別紙のように訂正する。 代理人　弁理士　石　１）艮　七

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個のシャワーノズルと、各シャワーノズルか
   らのシャワー水の噴射を制御する電磁弁と、いずれかの
   電磁弁が閉動作する前に他のいずれかの電磁弁を開動作
   させるオーバラップ開動作によって各電磁弁の開閉動作
   を制御すると共に、プログラムに従って自動的に電磁弁
   の開閉動作を制御するコントローラとを備えたシャワー
   装置。
2. （２）上記コントローラで電磁弁の内の一つだけが開動
   作するように電磁弁の開閉動作を制御した請求項１記載
   のシャワー装置。
3. （３）高温水と冷水とを混合する複数個のサーモミキシ
   ング弁を備え、夫々のサーモミキシング弁につながる配
   管系を複数に分岐し、夫々の分岐管に電磁弁を設けた請
   求項１または請求項２記載のシャワー装置。