JPH0213405A - 両側リクライニング装置 - Google Patents

両側リクライニング装置

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JPH0213405A
JPH0213405A JP16543788A JP16543788A JPH0213405A JP H0213405 A JPH0213405 A JP H0213405A JP 16543788 A JP16543788 A JP 16543788A JP 16543788 A JP16543788 A JP 16543788A JP H0213405 A JPH0213405 A JP H0213405A
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sprocket
shaft
reclining
plate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、遊星歯車機構を用いたリクライニング装置に
関し、更に詳しくは、インナギヤを有し、シートバック
に固設されるアッパアーム、前記インナギヤと噛合する
アウタギヤを有する中間ギヤプレート、該中間ギヤプレ
ートとアッパアームが同心部と偏心部に回動自在に取り
付I′jられた回転シャフト及び前記回転シャフトをザ
ブプレー1〜ど共働して支持するロアアームを有した無
段リクライニング機構部がシートの両側に配設され、一
方の無段リクライニング機構部内のロアアームに設けら
れた操作ハンドルの操作力を他方の無段リクライニング
機構部内の回転シャフトに、2つのリクライニング機構
部に設けたチェーン巻+1)け機構及び該チェーン巻1
1トリ機構に連設されたパイプを介して伝達する両側リ
クライニング装置に関する。
(従来の技術) 以下、図面を用いて従来の技術を説明する。第5図は従
来例を示す一例の要部構成図、第6図(よ第5図のA−
△拡大断面図、第7図は第5図のB−B拡大断面図、第
8図は第5図のC−C拡大断面図であり、これらの図は
アウタ側の機構を示している。
先ず無段リクライニング機構部を説明づ−る。図中、1
はシートクツションIll!l (シートクツションフ
レーム)にビス等で固着されるロアアーム、2は同様に
シートバック側(シートバックフレーム)に固着される
アッパアームである。該アッパアーム2の一方の側面に
は、インナギヤ2aが精密ブレス加工等によりエンボス
成形されている。又、アッパアーム2の」二部のシー1
ヘパツクフレームへの取付位置部分には、円形穴2e、
2fが[)0記シー1〜バツクフレームへの取付穴どし
て穿設されている。3はアッパアーム2に隣接して配設
された中間ギヤプレート(ラッチ)で、アッパアーム2
のインナギヤ2aに相対する側面にはアウタギヤ3aが
精密プレス加工等によりエンボス成形され、又、その外
縁には係合歯3bが刻設されている。
該係合歯3bはシー1〜バツクを中間位置に保持覆るた
めの1段目の歯とシー1へバックを後倒れ位置に保持す
るための2段目の歯とからなる。尚、前記インナギヤ2
aの歯数はアウタギヤ3aの歯数より少なくとも1歯以
上多く選ばれている。4は段付ビン5でもって回動可能
にロアアーム1に枢着されたボールで、中間ギヤプレー
ト3の係合歯3bと係脱する係止部4aが形成されてい
る。又、この係止部4a付近にはロアアーム1と反対側
に突出したビン7が植設されており、該ピン7がレリー
ズアーム8の中間部分8aに穿設されたカム穴8Cに挿
入されている。9はレリーズアーム8よりロアアーム1
側に配置されるサブプレー1へで、前記段付ビン5と段
付ビン10,11に対応する位置に取付穴を有し、該取
付穴を介してロアアーム1に固着され、アッパアーム2
.中間ギヤプレー l−3、ボール4等の抜は止めを行
うものである。
12は同心部の一部に偏心部12aを右する回転シャフ
トである。組立時には、この回転シャフト12の同心部
は、ロアアーム1(ブツシュ14)。
中間ギヤプレー1へ3.レリーズアーム8が回動可能に
装着されたり一ブブレー1−〇、リーブプレート9に固
着されたスベーナ16のそれぞれに形成されている中心
穴に挿通され、偏心部12aはアッパアーム2の回転中
心穴に挿通され、又、同IL%部の一端にはスプロケッ
ト13が該回転シャツ1へ12と一体どなって回動する
ように取り付itられる。
これによって、アッパアーム2と中間ギヤプレー1−3
がそれぞれ回転シャフト12の偏心部12aと同心部に
回動自在に取り付【ブられると共に、インナギヤ2aと
アウタギヤ3aとの噛合がなされる。
次に、有段リクライニング機構部を説明する。
17は回転シャフト12の同心部に回動可能に取(=l
りられたレリーズアームプレー1−で、第5図の右下方
に延びた延出部ゴ7bはウオークイン・ペダルとなって
いる。又、中間部に穿設された穴17aには、相調整用
コネクテイングパイプ(同様の機構を持ったインナ側の
ロック機構にレリーズアーム8の運動を伝達するもの)
18に固着されたフックプレート19の爪19aが嵌入
されている。この爪19aの幅は、レリーズアームプレ
ート17の前記穴17aの幅より小さく選ばれており、
アウタ側とインナ側のロック機構にお(づるロック位置
のバラツキを吸収し、ハーフロック状態が生じないよう
になっている。尚、微調整用=1ネクティングバー(上
記インチ側のロック機構に回転シャフト12の運動を伝
達するもの>20は、回転シャフト12に連結されてい
る。又、前記レリーズアームプレートゴ7の回動先端部
は、段付ビン21を介してレリーズアーム8の中間部分
8aの中間部に係止されている。該段付ビン21には、
ボール4の背部に当接し、ボール4の係止部4aと中間
ギヤプレート3の係合歯3bとの係合を確実ならしめる
ローラ22が嵌合されている。
23はロアアームゴにヒンジシレ71〜23aでもって
回動可能に取り付けられたハンドル軸で、該ハンドル軸
23の一端には操作ハンドル24が取り(=Iけられ、
中間部分にはスプロケツ1〜25が該ハンドル軸23と
一体に回動するJ:うに設(プられている。該スプロケ
ット25と前記スプロケット13との間には、チェーン
26が巻掛けられており、該チェーン26の中間部分は
チェーンガイド27で案内されている。尚、28はレリ
ーズアーム8とロアアーム1との間に張設されたスプリ
ングで、ボール4に中間ギヤプレート3と噛合するよう
な方向の付勢力を与えるためのものである。
又、29はロアアーム1に段付ビン10及び11を用い
て固着されたピンブラケツ1−で、該ビンブラケット2
9に溝付きビン30が固設されている。
そして、該ビン30の縦溝には、バランス用スパイラル
スプリング31の内端が掛止されている。
又、ビン30にはフックプレー1〜32が回動可能に装
着されており、スパイラルスプリング31の外端はこの
フック32aに掛止されている。
インナ側の構成は上記アウタ側の構成と路間−であるが
、レリーズ操作等はアウタ側でなされるため、レリーズ
アーム8の操作部分8b、レリーズアームプレート17
の延出部17b及び操作ハンドル24等は設けられてい
ない。
次に、上記構成の作動を説明する。第5図に示す状態で
は、ボール4の係止部4aが中間ギヤプレー1−3の係
合歯3bに噛合し、中間ギヤプレー1−3はロックされ
ている。従って、アウタギヤ3aはロアアーム1に固定
されていることになり、操作ハンドル24を回動させれ
ば、チェーン26を介して回転シャフト12が回動し、
遊星歯rJ5機構によりアッパアーム2も一定の減速比
をもって回動して、リクライニング角の微調整(無段調
整)を行うことができる。次に粗調整を行う場合には、
レリーズアーム8の操作部分8bを第5図の時計回り方
向に回動さヒればJ:い。これにより、ローラ22も同
方向に回動しくロアアーム1にはこのローラ22の回動
を確保するため、ビン7.21が通る長穴が穿設されて
いる)、ボール4との当接が解除されると共に、カム穴
8Cと係合しているビン7が操作ハンドル24側に移動
する。このためボール4の係止部4aとの中間ギヤプレ
ート3の係合歯3bとの噛合が解かれ、中間ギヤプレー
ト3のロックは解除される。従って、リクライニング角
の粗調整く有段調整、早送り)を行うことができる。勿
論、インチ側も同様な作動を行う。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記構成の両側リクライニング装置において
は、アウタ側からインナ側への操作力の伝達は、粗調整
に関してはコネクテイングパイプ18、微調整に関して
はコネクテイングパイプ20を介して行われている。こ
れらのコネクテイングパイプ18.20は、アッパアー
ム2の傾動中心である回転シャフト12に取付けられて
いる。
この様な場所にコネクテイングパイプ18.20がある
と、シートに着座すると臀部に違和感が生じる問題点が
ある。特に、この様なリクライニング装置をスポーツタ
イプの自動車に用いた場合、ヒップポイントを下げる1
cめにシー1〜クツシヨン及びシー1−バックの厚さを
薄くするので、特に顕著である。
また、シートクツションの前部を中心にシー1〜クツシ
ヨンのシートバック側を上下に移動させる機構(所謂シ
ートクツションのリアバーデカル機構)を設けた場合、
シートクツションがコネクテイングパイプ18.20に
干渉する場合がある、1また、干渉しなくても、シート
クツションの上昇時にコネクティングパイプ18.20
がリアシートの乗員から見えるので、デザイン上好まし
くないという問題点もある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされた”しので、その目
的は、座り心地性が向上し、しかもリアバーチカル機構
を設けてもシー1〜クツシヨンが干渉せず、しかも見栄
えのよい両側リクライニング装置を提供することにある
また、本発明の別の目的は、一方の無段リクライニング
機構部のロアアームに設りられた操作ハンドルの操作力
を他方の無段リクライニング機構部の回転シレフl−に
伝達づ゛るパイプに連設されたスプロケットの強度が要
求されない両側リクライニング装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、インナギヤを有し、シー
(ヘパツクに固設されるアッパアーム、前記インナギヤ
と噛合づ−るアウタギヤを有する中間ギヤプレート、該
中間ギヤプレートとアッパアームが同心部と偏心部に回
動自在に取り付番プられた回転シャフト及び前記回転シ
ャフトをサブブレー1〜と共働して支持するロアアーム
を有した無段リクライニング機構部がシー1〜の両側に
配設され、一方の無段リクライニング機構部内のロアア
ームに設けられた操作ハンドルの操作力を他方の無段リ
クライニング機構部内の回転シせ)1〜に、2つのリク
ライニング機構部に設けたチェーン巻掛は機構及び該チ
ェーン巻掛は機構に連設されたパイプを介して伝達する
両側リクライニング装置において、基端部が前記ザブプ
レー1−の下部に固着され、先端部が前記パイプ内に延
出J−るヒンジシ(・フトと、−m部は前記パイプの内
周面と係合し、他端部には前記チェーン巻掛り機構を構
成づ−るスプロケットが形成された中空のスブロケッ[
ヘシA・フトとを設け、該中空のスプロケッ1ヘシA7
フトの内側の円筒部の略全長を前記ヒンジシャフトで支
持するようにしたものである。
(作用) 本発明の両側リクライニング装置にa5いて、−方の無
段リクライニング機構部の操作ハンドルの操作力は、チ
ェーン巻!)【プ機構及び該チェーン巻掛り機構に連設
されたパイプを介して他方の無段リクライニング機構部
に伝達される。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明する。第1
図は本発明の一実施例を示す一例の要部構成図、第2図
は第1図のD−D拡大断面図、第3図は第1図のE−E
拡大断面図、第4図は第3図の拡大斜視図であり、第1
図、第3図及び第4図はアウタ側の機構を示している。
先ず、無段リクライニング機構部を説明する。
51はシー1〜クツシヨン側(シートクツションフレー
ム)にヒス等で固着されるロアアーム、52ハ同様にシ
ー1〜バツク側(シートバックフレーム)に固着される
アッパアームである。該アッパアーム52の一方の側面
には、インナギヤ52aが精密プレス力1工等によりエ
ンボス成形されている。
又、アッパアーム52の上部のシートバックフレームへ
の取イ」位置部分には、円形穴52c、52fが前記シ
ー1〜バツクフレームへの取付穴として穿設されている
。53はアッパアーム52に隣接して配設された中間ギ
ヤプレート(ラッチ)で、アッパアーム52のインナギ
ヤ52aに相対する側面にはアウタギヤ53aが精密プ
レス加工等によりエンボス成形され、又、その外縁には
係合歯53bが刻設されている。尚、前記インナギヤ5
2aの歯数はアウタギヤ53aの歯数より少なくとも1
歯以上多く選ばれている。54は段付ビン110でもっ
て回動可能にロアアーム51に枢着されたボールで、中
間ギヤプレート53の係合歯53bと係脱する係止部5
4 aと略()字形の係合溝54bとが形成されている
。55はアッパアーム52をロアアーム51に対して回
動可能に取付(ブる回転シャフトとしてのヒンジビンで
ある。56はヒンジビン55に回動可能に取付(プられ
たレリーズアームである。アウタ側のレリーズアーム5
6の回動端部はレバ一部56aが形成されている。この
レリーズレバ−56にはビン57がロアアーム51方向
に突設されている。ロアアーム51にはカム溝51aが
刻設されており、前記ビン57はポール54の係合溝5
4 bに係合し、更にロアアーム51のカム溝51aを
挿通して、ロアアーム51の裏側に突出している。59
はレリーズアーム56よりロアアーム51側に配置され
るリーブブレー1〜で、前記段付ビン110と段付ビン
60を用いてロアアーム51に固着され、アッパアーム
52.中間ギヤプレート53.ボール54等の抜(プ止
めを行うものである。ヒンジビン55は同心部の一部に
偏心部55aを有している。組立時には、このヒンジビ
ン55の同心部は、ロアアーム51.中間ギヤプレー1
−53 、レリーズアーム56が回動可能に装着された
サブプレート5つ、ザブプレート5つに固着されたスベ
ーザ66のそれぞれに形成されている中心穴に挿通され
、偏心部55aはアッパアーム52の回転中心穴に挿通
され、又、同心部の一端にはスプロケット63が該ヒン
ジビン55と一体となって回動するように取り付けられ
る。これによって、アッパアーム52と中間ギヤプレー
ト53がそれぞれヒンジビン55の偏心部55aと同心
部に回動自在に取り付りられると共に、インナギヤ52
aとアウタギヤ53aとの噛合がなされる。
次に、有段リクライニング機構部を説明する。
67はヒンジビン55の同心部に回動可能に取付けられ
たレリーズアームプレートであり、一方の回動端部には
前述のビン57が取付けられている。
又、他方の回動端部にはビン68が突設されている。こ
のビン68は、粗調整用コネクティングパイプ(同様の
機構を持ったインチ側のロック機構にレリーズアーム5
6の運動を伝達するもの)69に固着されたプレート7
0の係合溝70aに嵌入している。この係合溝708の
幅は、レリーズアームプレート67の前記ビン68の径
より大きめに選ばれており、アウタ側とインナ側のロッ
ク機構におけるロック位置のバラツキを吸収し、ハーフ
ロック状態が生じないようになっている。
サブプレート59の下部には、先端部が微調整用コネク
テイングパイプ71内に延出するヒンジシャツ+−10
3の基端部が固着されている。61は一端部が微調整用
コネクテイングパイプ71の内周面に係合するセレーシ
ョン部61aが設けられ、他端部にはスプロケット61
bが形成され、前記ヒンジシャフト103を包囲するよ
うに嵌合せしめられた中空のスプロケットシャツ1へで
ある。
このスプロケットシャフト61の内側の円筒部は、略全
長にわたってヒンジシャツh 103は支持されている
。104はヒンジシャツh 103の先端部にとりつ(
プられたEリングで、スブロケツ1−シ=15− ヤフト61の抜止めを行うものである。
73は一方のロアアーム51に取り付(プられたブレー
キ機構で(特に第3図及び第4図参照)、該ブレーキ機
構73のハンドル軸の一端には操作ハンドル74が取り
イ」りられている。
このブレーキ機構73において、81はロアアーム51
の穴51bに嵌合された状態で該ロアアーム51に鋲着
されたビニオンケース、82は該ビニオンケース81の
凹部に対向する如くロアアーム51に鋲着されたjJバ
ーブラケットで、前記ビニオンケース81及びカバーブ
ラケット82の各中央穴には、ハンドル軸83が挿入さ
れ回動可能に支持されている。該ハンドル軸83のビニ
オンケース81側の端部付近には、一部が切欠かれたコ
ア83aが設けられ、カバーブラケツ1〜82側の端部
付近には、前記操作ハンドル74を取り付けるためのセ
レーション部83bが設けられている。84は前記ハン
ドル軸83に回動可能に挿通されるスプロケット軸で、
一端に前記コア83aの切欠部に進入する舌部81aを
を有し、外周部にスプロケット84. bを有している
。85はビニオンケース81内に該ビニオンケースの内
壁に圧接する如く配設されたス1〜ツバスプリング(コ
イルスプリング)で、その両端は内側に折り曲げられフ
ック85aを形成している。ここで、前記コア83aは
該フック85aの折曲部内側の空間に位置し、前記舌部
84aは該フック85aの折曲部外側の空間に位置して
いる。
第1図において、75はスプロケット84bとスプロケ
ット63とスプロケットシャフト61のスプロケット部
61b更にアイドラスプロケッ1−100.101にと
の間に巻掛けられたチェーンである。尚、76はレリー
ズアーム56とロアアーム51との間に張設されたスプ
リングで、ボール54に中間ギヤプレート53と噛合す
るような方向の付勢力を与えるためのものである。又、
90はロアアーム51に段付ビン110及び60を用い
て固着されたビンブラケットで、該ビンブラケット90
に溝付きビン91が固設されている。
そして、該ビン91の縦溝には、バランス用スパイラル
スプリング92の内端が掛止されている。
又、ビン91にはフックプレー1〜93が回動可能に装
着されてJ3す、スパイラルスプリング92の外端はこ
のフック93aに掛止されている。更に、その折曲部9
3bの側面は中間ギヤプレート53のフック53cに当
接している。
インチ側の構成は上記アウタ側の構成と路間−であるが
、レリーズ操作等はアウタ側でなされるため、レリース
゛アーム56のレバ一部56aや操作ハンドル24等は
設(プられていない。また、チェーン75はスブロケッ
1〜シャフト6ゴのスブロケッ1〜部61とスプロケッ
ト63に巻掛(プられている。
次に、上記構成の作動を説明する。第1図に示す状態で
は、レリーズアーム56が上にあげられた状態、つまり
、ボール54の係止部54aが中間ギヤプレート53の
係合111ii53bより離脱し、中間ギヤプレート5
3は回動可能な状態となっている。従って、アッパアー
ム52はスパイラルスプリング92の付勢力にて前倒し
、リクライニング角の粗調整(早送り)がなされる。
次に、レリーズアーム56を上にあげている力を解除す
ると、レリーズアーム56はスプリング76の付勢力で
第1図において反時計方向に回動する。レリーズアーム
56が反時泪方向に回動(゛ると、ボール54及びレリ
ーズアームプレー1−67も反時計方向に回動し、ボー
ル54の係止部54aが中間ギヤプレート53の係止部
53bに係合する。この係合により、アウタギヤ53a
はロアアーム51に固定されていることになり、操作ハ
ンドル74を回動させれば、チェーン75を介してヒン
ジビン55が回動し、遊星歯車機構によりアッパアーム
52も一定の減速比をもって回動して、リクライニング
角の微調整を行うことができる。
レリーズアーム56のインチ側への作動の伝達は、アウ
タ側のレリーズアームプレー1へ67がレリース゛アー
ム56と共に回動し、この回動は、プレート70.粗調
整用コネクテイングパイプ69を介して、インチ側に伝
達される。また、操作ハンドル74のインチ側への伝達
はチェーン75を介してスプロケットシャフト61に伝
達され、このスブロケツ1〜シャフ1〜61に嵌合する
微調整用コネクテイングパイプ71を介してインチ側に
伝達される。
このような構成によれば、アウタ側からインナ側へ回転
力を伝達するコネクテイングバイプ69゜71はロアア
ーム51の下部に設りられているので、従来例に比べて
低い位置に配設されている。
よって、シートに着座しても臀部に違和感が生じる問題
点がない。特に、本実施例のリクライニング装置を、ヒ
ップポイントを下げるためにシートクツション及びシー
1−バックの厚さを薄くしたスポーツタイプの自動車に
用いた場合、その効果は顕著である。
また、シー1〜クツシヨンの前部を中心にシートクツシ
ョンのシー1〜バツク側を上下に移動させる機構(所謂
シー1〜クツシヨンのリアバーチカル機構)を設けた場
合、シー1〜クツシヨンがコネクテイングパイプ69.
71に干渉する恐れがない。
更に、シートクツションの上昇時にコネクテイングバイ
ブ69,71がリアシー[−の乗員から見えないので、
デザイン上好ましい。
また、中空のスプロケットシャフト61は、内側の円筒
部の全長にわたって、ヒンジシ!71へ1o3に支持さ
れている。よって、スブロケツ[ヘシャフト61のヒン
ジシャフト103への接触圧は小さくなるので、スプロ
ケットシャフト61の材質の強度は小さくてづ゛む。
尚、本発明は上記実施例に限るものではない。
上記実施例においては、微調整及び粗調整し行える両側
リクライニング機構にて説明を行ったが、微調整のみの
両側リクライニング機構であってb本発明は適用できる
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、座り心地性が向
上し、しかもリアバーチカル機構を設(プてもシートク
ツションが干渉せず、しかも見栄えのよい両側リクライ
ニング装置を実現できる。
また、一方のリクライニング機構部のロアアームに設(
プられた操作ハンドルの操作力を他方のリクライニング
機構部の回転シャフトに伝達するパイプに連設されたス
ブロ/7ツトの弾痕が要求されない両側リクライニング
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一例の要部構成図、第
2図は第1図のD−D拡大断面図、第3図は第1図のE
−F拡大断面図、第4図は第3図の拡大斜視図、第5図
は従来例を示す一例の要部構成図、第6図は第5図の△
〜△拡大断面図、第7図は第5図のB−B拡大断面図、
第8図は第5図のC−C拡大断面図である。 これらの図において、 1.51・・・ロアアーム 2.52・・・アッパアーム 3.53・・・中間キ\7プレー1〜(ラップ)3b、
53b・・・係合歯 4.54・・・ボール 8.56・・・レリーズアーム 9.59・・・リブプレーi〜 12.55・・・回転シャフト 13.53..61b、84b・・・スプロケツ1〜1
6・・・スペーサ 18、、 20. 69. 71 ・・・コネクテイングバイブ 19.93・・・フックプレート 22・・・ローラ 23.83・・・ハンドル軸 24.74・・・操作ハンドル 26.75・・・チェーン 31.92・・・スパイラルスプリング32.93・・
・フックプレート 61・・・スプロケットシャ71− 103・・・ヒンジシャフト 特許出願人    白木金属工業株式会社代  理  
人    弁理士   井  島  藤  治外1名 ェ        セ L I     L 、Δ    璽   ・\ もト   Δゝ1L Y 。、ヘ  トも 11 へ U!ト ド外:X  G  い に)ロ −O酎  ト 心 工C′:!さぁ宮任 訃←D (r)8.!:C)■≧ \  1 、)、−一一ノ 」    1 〉′    \ ノ一一−ゝ //7\ \ 鬼 /     /   \          b\ l                        
掌′ト@  、 7−\ −1\          \     I     
   −一\                   
 1・−7μ   λ      k 、−\ (、/  ・   ぐ口 l〜マ                 (くゝ\ゝ
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インナギヤを有し、シートバックに固設されるアッパア
    ーム、前記インナギヤと噛合するアウタギヤを有する中
    間ギヤプレート、該中間ギヤプレートとアッパアームが
    同心部と偏心部に回動自在に取り付けられた回転シャフ
    ト及び前記回転シャフトをサブプレートと共働して支持
    するロアアームを有した無段リクライニング機構部がシ
    ートの両側に配設され、 一方の無段リクライニング機構部内のロアアームに設け
    られた操作ハンドルの操作力を他方の無段リクライニン
    グ機構部内の回転シャフトに、2つのリクライニング機
    構部に設けたチェーン巻掛け機構及び該チェーン巻掛け
    機構に連設されたパイプを介して伝達する両側リクライ
    ニング装置において、 基端部が前記サブプレートの下部に固着され、先端部が
    前記パイプ内に延出するヒンジシャフトと、 一端部は前記パイプの内周面と係合し、他端部には前記
    チェーン巻掛け機構を構成するスプロケットが形成され
    た中空のスプロケットシャフトとを設け、 該中空のスプロケットシャフトの内側の円筒部の略全長
    を前記ヒンジシャフトで支持するようにしたことを特徴
    とする両側リクライニング装置。
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