JPH02133140A - アンダカットを有するピストンの製造方法 - Google Patents
アンダカットを有するピストンの製造方法Info
- Publication number
- JPH02133140A JPH02133140A JP28397988A JP28397988A JPH02133140A JP H02133140 A JPH02133140 A JP H02133140A JP 28397988 A JP28397988 A JP 28397988A JP 28397988 A JP28397988 A JP 28397988A JP H02133140 A JPH02133140 A JP H02133140A
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は内周にアンダカットを有するピストンの製造
方法に関する。
方法に関する。
ディスクブレーキなどに使用されるピストンは第5図に
示すように内周にアンダヵットaを有している。
示すように内周にアンダヵットaを有している。
このため従来では上記ピストンを製造する場合、まずワ
ークbを後方押出しなどにより成形した後、切削加工に
より内周面を切除してアンダカットaを形成する方法が
一般に採用されている。
ークbを後方押出しなどにより成形した後、切削加工に
より内周面を切除してアンダカットaを形成する方法が
一般に採用されている。
しかし上記従来の方法では製造工程が後方押出しと切削
加−りの2工程となるため、多くの−L数を必要とする
と共に、切除した部分がスクラップとなるため材料の歩
留りも悪いなどの不具合があった。
加−りの2工程となるため、多くの−L数を必要とする
と共に、切除した部分がスクラップとなるため材料の歩
留りも悪いなどの不具合があった。
この発明は上記不具合を改心する目的でなされたもので
、切削工程を必要とせずにアンダヵットを有するピスト
ンが得られるようにしたピストンの製造方法を提供しよ
うとするものである。
、切削工程を必要とせずにアンダヵットを有するピスト
ンが得られるようにしたピストンの製造方法を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕この発明は上記
目的を達成するために、内部に内径が全長に亘ってほぼ
等しい凹入部を有し、かつ凹入部の開口側外周面に厚肉
部を形成したワークを予め製作し、次にこのワークをダ
イスの小径部でしごいて厚肉部を内側へ流動させること
により口絞りを行うと同時に、コレットの先端をマンド
レルにより拡開して、上記ワークの口元部にアンダカッ
トを形成するようにしたことにより、切削加工を必要と
せずに口元部にアンダカットを有するピストンが製造で
きるようにしたピストンの製造方法を提供するものであ
る。
目的を達成するために、内部に内径が全長に亘ってほぼ
等しい凹入部を有し、かつ凹入部の開口側外周面に厚肉
部を形成したワークを予め製作し、次にこのワークをダ
イスの小径部でしごいて厚肉部を内側へ流動させること
により口絞りを行うと同時に、コレットの先端をマンド
レルにより拡開して、上記ワークの口元部にアンダカッ
トを形成するようにしたことにより、切削加工を必要と
せずに口元部にアンダカットを有するピストンが製造で
きるようにしたピストンの製造方法を提供するものであ
る。
この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図はこの発明の製造方法に使用する金型装置を示す
もので、1はダイス、2は鋳造プレスのスライド3に取
付けられて上下動するパンチで、コレット4及び該コレ
ット4内に設けられたマンドレル5とよりなる。
もので、1はダイス、2は鋳造プレスのスライド3に取
付けられて上下動するパンチで、コレット4及び該コレ
ット4内に設けられたマンドレル5とよりなる。
上記ダイス1は中心部にテーパ部1aと、このテーパ部
1aに小径部1bを介して連設された成形室ICを有し
ており、成形室ICの底部は製品排出孔1dに連通され
ていると共に、小径部1bの下側には先端部が成形室I
C内へ出没自在に突出するストリッパ6が設けられてい
る。
1aに小径部1bを介して連設された成形室ICを有し
ており、成形室ICの底部は製品排出孔1dに連通され
ていると共に、小径部1bの下側には先端部が成形室I
C内へ出没自在に突出するストリッパ6が設けられてい
る。
上記ストリッパ6は成形室ICの周囲に例えば3個所設
けられていて、圧縮ばね7により先端部が成形室1c内
へ突出するよう付勢されていると共に、先端部には上方
より成形室1Cへ圧入されるワーク8により押圧された
際押入しやすいように傾斜面6aが形成されている。
けられていて、圧縮ばね7により先端部が成形室1c内
へ突出するよう付勢されていると共に、先端部には上方
より成形室1Cへ圧入されるワーク8により押圧された
際押入しやすいように傾斜面6aが形成されている。
一方上記パンチ2を構成するコレット4は先端部に大径
部4aが形成されていて、この大径部4aと軸胴部4b
はテーパ部4Cにより連設されていると共に、内部は中
空となっていて、先端側内周面には、先端側へ順次小径
となるテーパ部4dが形成されている。
部4aが形成されていて、この大径部4aと軸胴部4b
はテーパ部4Cにより連設されていると共に、内部は中
空となっていて、先端側内周面には、先端側へ順次小径
となるテーパ部4dが形成されている。
モして軸胴部4bの中間部よりやや上方から先端方向に
複数、例えば、6本のスリット4eが軸線方向に形成さ
れていて、これらスリット4eによりコレット4の先端
部が第3図に示すように6分割されていると共に、コレ
ット4の基端側はバンチ2をスライド3側に取付けてい
るホルダ10内に上下摺動自在に嵌挿されていて、基端
部に突設された鍔部4fがホルダ10の段部10aに係
止されるまでの範囲gで上下ストロークできるようにな
っている。
複数、例えば、6本のスリット4eが軸線方向に形成さ
れていて、これらスリット4eによりコレット4の先端
部が第3図に示すように6分割されていると共に、コレ
ット4の基端側はバンチ2をスライド3側に取付けてい
るホルダ10内に上下摺動自在に嵌挿されていて、基端
部に突設された鍔部4fがホルダ10の段部10aに係
止されるまでの範囲gで上下ストロークできるようにな
っている。
また上記コレット4内に収容されたマンドレル5はコレ
ット4に対して上下動自在となっており、先端側外周部
に、上記コレット4のテーパ部4dに当接して、コレッ
ト4の先端部を拡開するテーパ部5aが形成されている
。
ット4に対して上下動自在となっており、先端側外周部
に、上記コレット4のテーパ部4dに当接して、コレッ
ト4の先端部を拡開するテーパ部5aが形成されている
。
さらにマンドレル5の中心部には軸杆12が貫通されて
いて、この軸杆12の下端部にコレット4の先端面に当
接して設けられた加圧板13の中心部が係止されている
。
いて、この軸杆12の下端部にコレット4の先端面に当
接して設けられた加圧板13の中心部が係止されている
。
上記加圧板13の底面は球面状に形成されていて、ワー
ク8の成形時ワーク8の内底面を加圧すると同時に、上
面をコレット4の先端面が摺動するようになっており、
これによってコレット4の先端が拡開する際、ワーク8
内底而にコレット4による圧痕が残るのを防止するよう
になっている。
ク8の成形時ワーク8の内底面を加圧すると同時に、上
面をコレット4の先端面が摺動するようになっており、
これによってコレット4の先端が拡開する際、ワーク8
内底而にコレット4による圧痕が残るのを防止するよう
になっている。
一方上記マンドレル5の上端は支持部材]5に固定され
ており、マンドレル5の上端面より突設された軸杆12
の上端は支持部材15に形成された孔15a内に挿入さ
れていて、上端部に軸杆12及び加圧板13が抜は落ち
るのを防止するナツト12aが螺挿されている。
ており、マンドレル5の上端面より突設された軸杆12
の上端は支持部材15に形成された孔15a内に挿入さ
れていて、上端部に軸杆12及び加圧板13が抜は落ち
るのを防止するナツト12aが螺挿されている。
また上記支持部材15内には複数本のノックアウトパー
16が上下摺動自在に収容されていて、これらノックア
ウトパー16の上端はエアシリンダ17に接続されたス
ライドノックアウト18の下面に固むされていると共に
、下端は上記コレット4の上端面に当接されるようにな
っている。
16が上下摺動自在に収容されていて、これらノックア
ウトパー16の上端はエアシリンダ17に接続されたス
ライドノックアウト18の下面に固むされていると共に
、下端は上記コレット4の上端面に当接されるようにな
っている。
次に上記金型装置を用いて内周にアンダカットを有する
ピストンを製造する方法を説明すると、まず丸棒などの
素材を切断して第4図(イ)に示すワーク8を製作し、
次にこれを後方押出しして第4図(ロ)に示すワーク8
に成形する。
ピストンを製造する方法を説明すると、まず丸棒などの
素材を切断して第4図(イ)に示すワーク8を製作し、
次にこれを後方押出しして第4図(ロ)に示すワーク8
に成形する。
さらにこのワーク8を前方押出しして第4図(ハ)に示
すように内部に形成された凹入部8aの内径が等しく、
かつ開口側外周部に厚肉部8bを釘するワーク8を冷間
鋳造により成形する。
すように内部に形成された凹入部8aの内径が等しく、
かつ開口側外周部に厚肉部8bを釘するワーク8を冷間
鋳造により成形する。
次にこのワーク8をダイス1のテーパ部la上に開口部
を上にして載置したら、コレット4の先端を縮小させた
状態(コレット4がスライドノックアウト18に押され
て下降位置にあって、鍔部4fがホルダ10の段部10
aに係止された状態)でスライド3とともにパンチ2を
ド降させ、コレット4先端をワーク8の凹入部8a内へ
挿入する。
を上にして載置したら、コレット4の先端を縮小させた
状態(コレット4がスライドノックアウト18に押され
て下降位置にあって、鍔部4fがホルダ10の段部10
aに係止された状態)でスライド3とともにパンチ2を
ド降させ、コレット4先端をワーク8の凹入部8a内へ
挿入する。
そしてこの状態でさらにスライド3を下降させると、ワ
ーク8は加圧板13により内底面が押圧されて、ダイス
1の小径部1bを経て成形室IC内へ第1図に示すよう
に圧入されると共に、ワーク8の厚肉部8bが小径部1
bを通過する際、小径部1bにしごかれるため、厚内部
8bが内側へ流動して口絞りが行われる。
ーク8は加圧板13により内底面が押圧されて、ダイス
1の小径部1bを経て成形室IC内へ第1図に示すよう
に圧入されると共に、ワーク8の厚肉部8bが小径部1
bを通過する際、小径部1bにしごかれるため、厚内部
8bが内側へ流動して口絞りが行われる。
またコレット4がスライドノックアウト18に抗して上
昇されるのに伴いマンドレル5先端のテーバ部5aでコ
レット4の先端部が放射方向へ拡開されるため、ワーク
8の口元部にアンダカット8cが成形される。
昇されるのに伴いマンドレル5先端のテーバ部5aでコ
レット4の先端部が放射方向へ拡開されるため、ワーク
8の口元部にアンダカット8cが成形される。
次にスライド3が下死点に達して上昇を開始すると、ワ
ーク8の通過後突出したストリッパ6の先端がワーク8
を係止するため、まずマンドレル5が上昇する。
ーク8の通過後突出したストリッパ6の先端がワーク8
を係止するため、まずマンドレル5が上昇する。
これによってマンドレル5のテーパ部5aにより拡開さ
れていたコレット4の先端が自己の弾性で縮小し、大径
部4aの外径がワーク8のアンプカット8c内径より小
径となるため、ワーク8よりコレット4先端が抜き出さ
れると共に、成形の完了したワーク8は製品として製品
排出孔1dよりダイス1外へ排出される。
れていたコレット4の先端が自己の弾性で縮小し、大径
部4aの外径がワーク8のアンプカット8c内径より小
径となるため、ワーク8よりコレット4先端が抜き出さ
れると共に、成形の完了したワーク8は製品として製品
排出孔1dよりダイス1外へ排出される。
この発明は以上詳述したように、予めワークの開口部外
周に厚肉部を形成し、この厚肉部をダイスの小径部でし
ごきながら内側へ流動させて口絞りを行うことによりア
ンダカットを成形するようにしたことから、従来のよう
に成形後切削加工によりアンダカット部分を形成するも
のに比べて製作工数を大幅に低減できると共に、材料の
歩留りもよくなるため経済的である。
周に厚肉部を形成し、この厚肉部をダイスの小径部でし
ごきながら内側へ流動させて口絞りを行うことによりア
ンダカットを成形するようにしたことから、従来のよう
に成形後切削加工によりアンダカット部分を形成するも
のに比べて製作工数を大幅に低減できると共に、材料の
歩留りもよくなるため経済的である。
第1図はこの発明方法に使用する金型装置の断面図、第
2図は同コレットの断面図、第3図はコレット先端の正
面図、第4図(イ)ないしく二)は工程図、第5図は従
来の説明図である。 1はダイス、1bは小径部、4はコレット、5はマンド
レル、8はワーク、8aは凹入部、8bは厚肉部、8C
はアンダカット。 出願人 株式会社 小 松 製 作 所代理人 弁
理士 米 原 正 章
2図は同コレットの断面図、第3図はコレット先端の正
面図、第4図(イ)ないしく二)は工程図、第5図は従
来の説明図である。 1はダイス、1bは小径部、4はコレット、5はマンド
レル、8はワーク、8aは凹入部、8bは厚肉部、8C
はアンダカット。 出願人 株式会社 小 松 製 作 所代理人 弁
理士 米 原 正 章
Claims (1)
- 内部に内径が全長に亘ってほぼ等しい凹入部8aを有し
、かつ凹入部8aの開口側外周面に厚肉部8bを形成し
たワーク8を予め製作し、次にこのワーク8をダイス1
の小径部1bでしごいて厚肉部8bを内側へ流動させる
ことにより口絞りを行うと同時に、コレット4の先端を
マンドレル5により拡開して、上記ワーク8の口元部に
アンダカット8cを形成することを特徴とするアンダカ
ットを有するピストンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28397988A JPH02133140A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | アンダカットを有するピストンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28397988A JPH02133140A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | アンダカットを有するピストンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133140A true JPH02133140A (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=17672713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28397988A Pending JPH02133140A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | アンダカットを有するピストンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02133140A (ja) |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP28397988A patent/JPH02133140A/ja active Pending
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