JPH02132642A - 光学式情報記録再生装置の対物レンズ傾角調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光学式情報記録再生装置における対物レンズ
の傾角調整装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

第３図ないし第Ｔ図は従来の光学式情報記録再生装置に
おける主要部を示すものであり，これらの図Ｋおいて１
１１は光源，（２）はコリメートレンズ，（３）はハー
フミラー，（４）は光源（１）から射出された光ビーム
であり，この光ビーム（４）はコリメートレンズ（２）
を通って平行光線となる。（５１は対物レンズ，（５ａ
）はトラック駆動装置，　　（ｓｂ）はフォーカス駆動
装置であり，それぞれ矢印Ｂ，Ｂ１，矢印Ａ　，　Ａ１
方向への上記対物レンズ（５）の動作を司るものである
。また（５Ｃ）は上記対物レンズ（５）の図において上
端部を示す。《６》は情報記録用のディスクであって駆
動源（７）によって回転される。（８）は情報ビットで
あって凹みの有無あるいは長さなどによって情報内容が
表わされている。（９）は上紀ディスク（６）からの反
射光，　＋１１はこの反射光を光電変換する光検知器，
ａυは上記ディスク《６１上に照射される光スポット，
ａ２はアクチュエータ部で（ｊ２ａ）はその境筒，錦は
光ピックアップ本体である。またＩＩ４ｒＩ′ｉ第３図
のＣ部分を載置するベースで（１５ａ）（１５ｂ）（１
５Ｃ）はこのベース０４Ｋ設けたねじ穴，　ｎｅは上記
ベースＩの下底面に設けた球面凸部であり，上記対物レ
ンズ（５）の上端部（５Ｃ）を中心とした半径Ｌに設定
されている。（Ｉｎは上紀球面凸部σｅに設けた光ビー
ム径になっている。ｌｌＧｉｊ元ピックアップ本体αｊ
に設けた光ビーム《４）の通過穴，■は光ピックアップ
本体α３に設けた軸受部であり，この軸受部Ｋ挿入され
た軌条枠１２１１上を摺動する。またのは反対側の軸受
部で同様Ｋ軌条枠の上を摺動する。Ｕは固定ねじ．■は
抗圧ばねであり，上記固定ねじ＠は光ピックアップ本体
α３に設けた段付き穴■を貫通し，上記ベースＱＪのね
じ穴（１５Ｃ）に螺入されており，上記抗圧ばねのは固
定ねじのの頭部と段付き穴■の頂面との間に介装されて
いる。（２７ａ）（２７ｂ）は対物レンズ（５）の傾角
調整ねじ，　　（２８ａ）（２８ｂ）は抗圧ばねであり
，上記調整ねじ（２７ａ）（２７ｂ）は光ピックアップ
本体（１３の段付き穴（２９ａ）（２９ｂ）を貫通し，
上記各ねじ穴（１５ａ）（１５ｂ）に螺入されておシ，
そして上紀の抗圧ばね（２ｓａ）（ｚａｂ）はこれら調
整ねじ（２７ａ）　（２７ｂ）に貫通され，ベース＋１
４１と光ピックアップ本体ａ３との間に介装されている
。

上記！ｒＪＩｔ威において光源（１）から発した光ビー
ム（４）はコリメートレンズ（２），ハーフミラー（３
），対物レンズ（５）を経てディスク（６）上に照射さ
れ．ディスク（６）上にて光スポットｆｉｌ１を形成す
る。一方ディスク（６）上には情報信号内容を例えば長
さで表す情報ビット（８）が同心円状またはスパイラル
状Ｋ順次配列されて情報トラックを形成している。そし
て駆動源（７）によって回転されるディスク（６）上か
らの反射光（９）は入射光路を逆行して光検知器紳に入
射し，そこで電気信号に変換される。そしてこの光検知
器ａ１の出力信号を処理することにより，ディスク（６
）上に記録された情報を再生することになる。

方これとともＫ光検知器ａｔｔの出力信号に基いてディ
スク（６）上の光スポットαυのフォーカス方向および
トラック方向ずれ信号を取り出すことができるようにな
っている。

以上の動作時にはデイス先６｝の回転時に，このディス
ク（６）自体Ｋこれと直交する矢印Ａ，　　Ａ，方向の
上下振動と，ディスク《６）と平行な矢印Ｂ，Ｂ，方向
の偏心動作が生じる。そこで上記の上下揚動に対しては
上記のフォーカス駆動装置（５ｂ邊；設けられており，
また偏心動作に対してはトラック駆動装置（５ａ）が設
けられており，このトラック駆動装置（５ａ）は対物レ
ンズ（５）をディスク｛６｝の半径方向（矢印Ｂ，　　
Ｂ１方向）に駆動するか，あるいは適宜の駆動源によっ
て軌条枠Ｉ２１）■上を光ピックアップ本体ａＪごとデ
ィスク（６）の半径方向に駆動することによってトラッ
ク位置からのずれを修正する，いわゆるトラッキング動
作を行う。

ところで以上のような制御動作および情報再生が円滑に
行われるためには，ディスク（６）と光ビーム｛４｝と
の位置関係が直弁に保たれており，そして上記の光スポ
ツ｝（Ｉｌｌを円形にすることが必要であり，このため
の手段として従来例においては，上記対物レンズ（５）
の微調整法として第４図ないし第６図に示したそれぞれ
上記構成の傾角調整ねじ（２７ａ）　（２７ｂ）を使用
していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の光学式情報記録再生装置は以上のように構成して
いるので，対物レンズ（５｝の仰角調整ねじ（２７ａ）
　（２７ｂ）を図示のＦ，Ｆ１，Ｅ，Ｅ１　方向Ｋ回し
た際にその回転トルクにより，ベースＩおよびアクチュ
エータ部（１２が上記ねじの回動方向に上記球面凹部ａ
ｌｌの中心を通る鉛直線（Ｄｌを回転中心として回転し
てしまい，その結果部品の組立精度が劣化してしまうと
いう問題点があり，また上記各傾角調整ねじ（２７ａ）
　（２７ｂ）の締め過ぎによるベース■の変形が発生し
，同様に部品の組立精度が劣化してしまうという問題点
があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので，対物レンズの傾き調整時に，傾角調整ねじの
回転トルクによるアクチュエータ部の回転ずれを低減で
きるとともに，傾角調整ねじの締め過ぎによる上記ベー
スの変形を防止することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の場合は光ピックアップ本体１１ｍ上に，対物
レンズ（５）の傾角調整ねじ（２７ａ）（２７ｂ）に近
接するよう，アクチュエータ部（Ｉ２の回転防止のため
のストッパー作用をする突起部（３０ａ）　（５０ｂ）
およびベース（＋４１の締め過ぎによるその変形防止の
ためのストッパー作用をする突起部（５１ａ）　（５ｌ
ｂ）を設けている。

〔作用〕

この発明の場合は光ピックアップ本体上に，各傾角調整
ねじの近傍に位置するように上紀の各突起部を設けてい
るので，各傾角調整ねじの回転に伴うアクチュエータ部
の回転を防止させることができ，ｉた各傾角調整ねじの
締め過ぎによるベースの賛形も防止できる。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図および第２図において第４図および第５図の従来の
ものと同一個所は同一符号を付してその重複説明は省略
することにするが，これら第１図および第２図における
（５０８Ｘ５０ｂ）は光ピックアップ本体ｌ１３上に，
一方の傾角調整ねじ（２７ａ）の近傍に位置するように
設けた前後一対のし形状突起部であり，また（ｓ１ａ）
　（＋ｂ）は他方の傾角調整ねじ（２７ｂ）の近傍に位
置するように光ピックアップ本体ｒｌＪ上に設けた左右
一対の平板状突起部であり，そして図中の（ａ１）Ｕベ
ースｆｉ４１のねじ穴（１５ａ）の穿設個所の舌片部（
イ）の横巾寸法，（ａ２）は上記両突起部（５０ａ）　
（３０ｂ）間の凹段部の横巾寸法．　　（ａ３）は上記
舌片部｛イ）の下底面と上記凹段部の内頂面との隙間寸
法．　　（ａａ）はベース■のねじ穴（　ｔｓｂ）の穿
設個所の舌片部（向の下底面と上記各突起部（３１ａ）
（３ｌｂ）の頂面との隙間寸法である。

次にこの発明のものの動作について説明する。

基本的な動作は従来例と同じであるので省略することに
するが，第１図および第２図において傾角調整ねじ（２
７ａ）を矢印Ｆ，　Ｆ１方向に回転させると，その回転
トルクによりベース■も同一方向へ回転するが，ベース
■の上記舌片部（イ）の横巾寸法（ａ１）が突起部（５
ｏａ），　（ｓｏｂ）間の凹段部の横巾寸法（ａ２）よ
りやや小となる寸法関係にしているので，べ一ス０４ｌ
Ｆｉ矢印Ｆ，　Ｆ１方向へやや回動したのち，各突起部
（５ｏａ）　（ｓｏｂ）の内側端面に当接し，それ以上
のベース（＋４１の回転が防止される。その後はベース
＋１４１は傾角調整ねじ（２７ａ）のＦ，　Ｆ１方向へ
の回転に伴い回転ずれなしに矢印Ｇ１，Ｇ方向へ傾く。

また一方この伸角調整ねじ（２７ａ）の締め過ぎは上記
の隙間寸法（ａ５）が０となることによシ防止されて締
め過ぎによるベースＩの変形が防止されることになる。

同様に他方の幼角調整ねじ（２７ｂ）を矢印Ｅ，　Ｅ１
方向へ回転させたときのその締め過ぎは，隙間寸法（ａ
４）が０となることにより防止され，　これにより締め
過ぎによるベースａｍの変形が防止されることになる。

〔発明の効果〕

この発明の光学式情報記録再生装置の対物レンズ傾角調
整装置は以上のように構成しているので，きわめて簡単
な構成で精度良い対物レンズの傾角調整ができるという
効果があり，また調整時の締め過ぎによる変形もなくな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の光学式情報配録再生装置における光
ピックアップ本体を示す斜視図，第２図は第１図のもの
の平面図，第３図は従来の光学式情報記録再生装置の構
成を示す説明図，第４図は従来の光学式情特記録再生装
置における光ピックアップ本体を示す斜視図，第５図は
第４図のものの平面図，第６図は第４図のものの中央側
断面図，第Ｔ図は第４図のものの分解斜視図である。 なお図中（５）は対物レンズ，Ｇｚはアクチュエータ部
，＋１３Ｖｉ光ピックアップ本体，　　（２７ａ）（２
７ｂ）は傾角調整ねじ，　　（３ｏａ）　（３ｏｂ）お
よび（５１ａ）　（ｓ１ｂ）は突起部，（Ｄ）は鉛直線
である。 その他図中同一符号は同一部分を示すものとする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央の鉛直線を中心に水平回動と、この鉛直線に対して
   前後左右に傾動するように光ピックアップ本体上に支承
   された対物レンズ付きアクチュエータ部を備えたものに
   おいて、上記光ピックアップ本体とアクチュエータ部と
   を結合する当該アクチュエータ部の傾角調整ねじの近傍
   に位置するように、上記光ピックアップ本体上に、上記
   各調整ねじの進退によるアクチュエータ部の回り止め用
   突起部および締め過ぎ用突起部を設けたことを特徴とす
   る光学式情報記録再生装置の対物レンズ傾角調整装置。