JPH02132083A - エレベータの乗場呼び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの乗場呼び装置の改良に関する． 〔従来の技術〕 従来、エレベータの乗場呼び装置は、たとえば実開昭５
２−１１９２６２号公報に開示しているように、上昇お
よび下降用乗場呼び釦を１つの盤に取付け，この盤を乗
場戸の側壁に埋設している．〔発明が解決しようとする
課題〕 上記従来装置においては、上昇および下降用の乗場呼び
が同一場所に設けられているので、上階あるいは下階の
いずれの階へ行く待ち客も、乗場呼び装置が設けられて
いる近傍の乗場に待機している。したがって、かご内か
らその乗場に降りる乗客と、乗客からかご内に乗り込む
乗客とが、入り乱れ，スムーズに乗降できないという問
題があった。

本発明は上記の欠点に鑑みて、エレベータの乗場におい
て、乗客がスムーズに乗降できる乗場呼び装置を提供す
ることにある． ［課題を解決するための手段〕 この目的は、上昇および下降用乗場呼びを、乗場戸の左
右の側壁に、それぞれ別々に設けることにより達成され
る。

〔作用〕

今、上昇用乗場呼びを乗場戸に向かって右側に、下降用
乗場呼びを乗場戸に向かって左側に設ける。

そして、上階への乗降は右側通行、下階へ乗降する場合
は、左側通行を行なうように設定する。

このように設定することにより、いずれの運転方向にお
いても、かごに乗り込む乗客と、かごから降りる乗客は
，かごの入口を二分して乗降することになり、したがっ
て、乗客はスムーズに乗降することができるのみならず
、乗降時間が短縮され、運転時間も向上するという効果
がある。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を用いて
説明する． 第１図は，本発明になる乗場呼び装置を，乗場に設けた
全体の外観図を示したものである．図において、１は乗
場，２はエレベータの乗場戸，３は乗場戸２の上部に設
けられたインジケータ、４は壁、５Ｕは乗場戸２の右側
の壁４に設けられた上昇用乗場呼び釦，同様に５Ｄは乗
場戸２の左側の壁４に設けられた下降用乗場呼びである
．第２図は、乗場において，乗客の乗降状況を示す説明
図を示したもので、第１図と同一符号は、同一部分を示
す．図において、６はかご，７はかご６内の乗客、８は
乗場１の待ち客、９はかと６内の乗客７の降りる径路．
１０は乗場１の待ち客８の乗る径路である． 次に，本発明の動作を説明する。今、かごから乗場１に
降りる場合も、乗場１からかごに乗り込む場合も、上階
へ行く場合には右側通行、また下階へ行く場合にも、左
側通行を行なうように設定する．このように設定するこ
とにより、たとえば第２図に示すように、乗場１におい
て、待ち客８が上階へ行くために乗場呼び５Ｕを押し，
乗場戸２の右側に待機しているとする。一方、かご６内
の乗客７は、上昇方向であるからかと６の右側部分に乗
っている．したがって、かご６が所定階に停止をすると
、待ち客８は径路１０のようにかと６内に乗り込み、ま
た、乗客７は，径路９のように乗場１に降りるので、待
ち客８と乗客７は互いに衝突することなくスムーズに乗
降することができる． 〔発明の効果〕 本発明によれば，乗場の上昇および下降用乗場呼び釦を
、乗場戸の左右の壁にそれぞれ別々に設けたので、かご
から乗場へ降りる乗客と、乗場からかごへ乗り込む待ち
客が互いに衝突することなく、スムーズに乗り降りする
ことができる．また，乗降時間も短縮され，運転時間も
向上する効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる乗場呼び装置を乗場に設けた全体
の外観図、第２図は乗場において、乗客の乗降状況を示
す説明図である． ２・・・乗場戸、４・・・壁．５Ｕ・・・上昇用乗場呼
び釦，５Ｄ・・・下降用乗場呼び釦。 第１図 ／一＼一−７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータの乗場戸の側壁に設けられた乗場呼び
   装置において、前記乗場呼び装置の上昇用乗場呼びと、
   下降用乗場呼びを、前記乗場戸の左右の側壁に設けたこ
   とを特徴とするエレベータの乗場呼び装置。