JPH107332A - 超高層ビルのエレベータ - Google Patents
超高層ビルのエレベータInfo
- Publication number
- JPH107332A JPH107332A JP8157914A JP15791496A JPH107332A JP H107332 A JPH107332 A JP H107332A JP 8157914 A JP8157914 A JP 8157914A JP 15791496 A JP15791496 A JP 15791496A JP H107332 A JPH107332 A JP H107332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- floor
- passenger
- elevators
- multistory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】超高層ビルにおける、長行程によるホール乗り
場での待ち時間の長さも解消し、かつ、最下階と最上階
間を移動したい利用客の輸送時間を低減することにあ
る。 【解決手段】上層階と下層階の複数台のエレベータ２，
３を連結させる装置４、連結したときの出入り口５、ま
た、連結したエレベータが走行可能な、複数台分の合成
エレベータ昇降路を備える。
場での待ち時間の長さも解消し、かつ、最下階と最上階
間を移動したい利用客の輸送時間を低減することにあ
る。 【解決手段】上層階と下層階の複数台のエレベータ２，
３を連結させる装置４、連結したときの出入り口５、ま
た、連結したエレベータが走行可能な、複数台分の合成
エレベータ昇降路を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、最下階から最上階
まで移動するために複数台のエレベータを乗り継ぐ超高
層ビルのエレベータに関する。
まで移動するために複数台のエレベータを乗り継ぐ超高
層ビルのエレベータに関する。
【０００２】
【従来の技術】超高層ビルのエレベータの従来の技術
は、特開平5−286667 号公報に開示されているように、
最下階から最上階まで一つの昇降路に１台のエレベータ
しか持たないと長行程のためホール乗り場での待ち時間
が非常に長いといった理由から、最下階から中間階まで
のエレベータと中間階から最上階までのエレベータを配
置し、複数台のエレベータを乗り継ぐエレベータとなっ
ている。
は、特開平5−286667 号公報に開示されているように、
最下階から最上階まで一つの昇降路に１台のエレベータ
しか持たないと長行程のためホール乗り場での待ち時間
が非常に長いといった理由から、最下階から中間階まで
のエレベータと中間階から最上階までのエレベータを配
置し、複数台のエレベータを乗り継ぐエレベータとなっ
ている。
【０００３】図１は従来の超高層ビルのエレベータ配置
を示す昇降路断面図である。
を示す昇降路断面図である。
【０００４】超高層ビル１には、最下階から最上階まで
乗客を搬送するために下層階用と高層階用の２つの昇降
路と、下層階用エレベータ２、高層階用エレベータ３を
備えて構成している。一般に下層階用と高層階用エレベ
ータを分けているのは、同一昇降路で１台のエレベータ
とすると、長行程のためエレベータが通りすぎた後のホ
ールでの待ち時間が長いことを考慮しているものであ
る。
乗客を搬送するために下層階用と高層階用の２つの昇降
路と、下層階用エレベータ２、高層階用エレベータ３を
備えて構成している。一般に下層階用と高層階用エレベ
ータを分けているのは、同一昇降路で１台のエレベータ
とすると、長行程のためエレベータが通りすぎた後のホ
ールでの待ち時間が長いことを考慮しているものであ
る。
【０００５】今、乗客が最下階から最上階に移動したい
場合は中間階で一度下層階用エレベータ２より降り、中
間階のホールで高層階用エレベータ３に乗り換える必要
がある。この場合乗客はホールでの乗り降りの手間と時
間がかかる。
場合は中間階で一度下層階用エレベータ２より降り、中
間階のホールで高層階用エレベータ３に乗り換える必要
がある。この場合乗客はホールでの乗り降りの手間と時
間がかかる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、例えば
最下階から最上階まで移動したい利用客は、少なくとも
１回のホールでの乗り換えが必要であり、その利用客に
とって移動に手間と時間がかかるという課題がある。
最下階から最上階まで移動したい利用客は、少なくとも
１回のホールでの乗り換えが必要であり、その利用客に
とって移動に手間と時間がかかるという課題がある。
【０００７】本発明の目的は、従来の、長行程によるホ
ール乗り場での待ち時間の長さも解消し、かつ、最下階
と最上階間を移動したい利用客の輸送時間を低減するこ
とにある。
ール乗り場での待ち時間の長さも解消し、かつ、最下階
と最上階間を移動したい利用客の輸送時間を低減するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は上層階と下層階の複数台のエレベータを連
結させる装置、連結したときの出入り口、また、連結し
たエレベータが走行可能な、複数台分の昇降路を備えて
構成する。
に、本発明は上層階と下層階の複数台のエレベータを連
結させる装置、連結したときの出入り口、また、連結し
たエレベータが走行可能な、複数台分の昇降路を備えて
構成する。
【０００９】本発明では、本来複数のエレベータを乗り
継いで最下階と最上階間を移動するような超高層ビルに
おいて、上層階用エレベータと下層階用エレベータを複
数台連結しエレベータ間の移動を可能にするので、かご
内の移動だけで目的階まで到達できる。
継いで最下階と最上階間を移動するような超高層ビルに
おいて、上層階用エレベータと下層階用エレベータを複
数台連結しエレベータ間の移動を可能にするので、かご
内の移動だけで目的階まで到達できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１１】図２は本実施例のエレベータ配置を示す昇
降路の断面図である。
降路の断面図である。
【００１２】下層階用と高層階用の二つの昇降路が隣接
され、また、下層階用エレベータ２と高層階用エレベー
タ３にはエレベータ同士を連結させる連結装置４、また
連結したエレベータの中を行き来できる出入り口５をそ
れぞれ備えて構成する。
され、また、下層階用エレベータ２と高層階用エレベー
タ３にはエレベータ同士を連結させる連結装置４、また
連結したエレベータの中を行き来できる出入り口５をそ
れぞれ備えて構成する。
【００１３】今、図１の場合と同様に、下層階用エレベ
ータ２に乗っている乗客が最下階から最上階に移動した
い場合、その乗客を乗せた下層階用エレベータ２は、走
行しながら高層階用エレベータ３と連結装置１６により
連結する。同時に、連結したエレベータの中を行き来で
きる出入り口５を備えているため、乗客は高層階用エレ
ベータ３に乗り移ることが可能となる。乗客が高層階用
エレベータ３に乗り移った後、走行しながら連結は解除
され、高層階用エレベータ３のみが最上階まで乗客を搬
送する。この様に、乗客は中間階のホールに降りなくて
も最下階から最上階まで到着可能となり、ホールでの乗
り降りの手間および時間がかからない。
ータ２に乗っている乗客が最下階から最上階に移動した
い場合、その乗客を乗せた下層階用エレベータ２は、走
行しながら高層階用エレベータ３と連結装置１６により
連結する。同時に、連結したエレベータの中を行き来で
きる出入り口５を備えているため、乗客は高層階用エレ
ベータ３に乗り移ることが可能となる。乗客が高層階用
エレベータ３に乗り移った後、走行しながら連結は解除
され、高層階用エレベータ３のみが最上階まで乗客を搬
送する。この様に、乗客は中間階のホールに降りなくて
も最下階から最上階まで到着可能となり、ホールでの乗
り降りの手間および時間がかからない。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、超高層ビルの乗り継ぎ
が必要なエレベータにおいて、乗客がホールに出て乗り
継ぎをする必要がなくなり、乗客の搬送時間および乗客
のホールでの待ち時間の短縮を図ることができる。
が必要なエレベータにおいて、乗客がホールに出て乗り
継ぎをする必要がなくなり、乗客の搬送時間および乗客
のホールでの待ち時間の短縮を図ることができる。
【図１】従来の超高層ビルのエレベータ配置を示すビル
の昇降路の断面図。
の昇降路の断面図。
【図２】本実施例のエレベータ配置を示すビルの昇降路
の断面図。
の断面図。
１…超高層ビル、２…下層階用エレベータ、３…高層階
用エレベータ、４…連結装置、５…出入り口。
用エレベータ、４…連結装置、５…出入り口。
Claims (3)
- 【請求項１】最下階から最上階まで移動するために複数
台のエレベータを乗り継ぐ超高層ビルのエレベータにお
いて、複数台のエレベータを連結させ、乗客の乗り移り
を可能とし、乗客が乗り換えする時間を短縮させること
を特徴とする超高層ビルのエレベータ。 - 【請求項２】請求項１において、乗客の乗り移りをエレ
ベータ走行中に行う超高層ビルのエレベータ。 - 【請求項３】請求項１において、複数台のエレベータを
連結させるために、最下階から中間階までの昇降路の行
程と中間階から最上階までの昇降路の行程をラップさ
せ、さらに、昇降路同士の境をなくした超高層ビルのエ
レベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157914A JPH107332A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 超高層ビルのエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157914A JPH107332A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 超高層ビルのエレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107332A true JPH107332A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15660222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157914A Pending JPH107332A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 超高層ビルのエレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107332A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004203594A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
| WO2009085039A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Otis Elevator Company | High rise building elevator system with passenger transfer platform between elevator cars |
| WO2010047477A3 (ko) * | 2008-10-22 | 2010-07-22 | 주식회사 리프텍 | 건설용 승강장치 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8157914A patent/JPH107332A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004203594A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
| WO2009085039A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Otis Elevator Company | High rise building elevator system with passenger transfer platform between elevator cars |
| WO2010047477A3 (ko) * | 2008-10-22 | 2010-07-22 | 주식회사 리프텍 | 건설용 승강장치 |
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