JPH0712386Y2 - 斜行エレベータ - Google Patents

斜行エレベータ

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Publication number
JPH0712386Y2
JPH0712386Y2 JP5259889U JP5259889U JPH0712386Y2 JP H0712386 Y2 JPH0712386 Y2 JP H0712386Y2 JP 5259889 U JP5259889 U JP 5259889U JP 5259889 U JP5259889 U JP 5259889U JP H0712386 Y2 JPH0712386 Y2 JP H0712386Y2
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JP
Japan
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car
child
hoistway
elevator
operation panel
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Expired - Lifetime
Application number
JP5259889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142773U (ja
Inventor
雄二 入谷
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Publication date
Application filed by 株式会社日立ビルシステムサービス filed Critical 株式会社日立ビルシステムサービス
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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、斜行エレベータに関する。
〔従来の技術〕
従来、傾斜した昇降路と、この昇降路内を移動する乗か
ごと、この乗かごを作動させる運転操作盤とを有する斜
行エレベータが提案されている。そして、昨今、このよ
うな斜行エレベータにあつて、昇降路の距離が数10m〜
数100mと長く、しかも途中階床を設けないものが要望さ
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したような、途中階床を設けないもの、すなわち、
最上階位置にあるエレベータ乗場と、最下階位置にある
エレベータ乗場だけがあり、しかも昇降路の距離が長く
なる場合にあつては、乗かご停止等の事故が生じた場合
など、乗客の安全保護が重要な課題となり、特に乗かご
に子供だけが乗るような場合における安全保護が強く要
望される。
本考案は、上記した要望に鑑みてなされたもので、その
目的は、乗かご内の子供の安全保護を図りうる斜行エレ
ベータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、傾斜した昇降路
と、この昇降路内を移動する乗かごと、この乗かご内に
乗かごを作動させる運転操作盤とを備えた斜行エレベー
タにおいて、 上記乗かご内の子供が操作可能な高さ位置に上記運転操
作盤とは独立して設けられ、上記運転操作盤と同等の階
床登録ボタンを有する子供用運転操作盤と、上記乗かご
の乗降場所の近傍に設けた管理室と、この管理室内に設
けられ上記子供用運転操作盤の操作に応じて点灯し、上
記乗かご内の乗客が子供であることを表示する表示体と
を備えたものである。
〔作用〕
子供用運転操作盤が操作されたときには、管理室の表示
体が点灯するので、管理室内の管理人は、該当する乗か
ごの運行を管理室内で監視することができる。従つて、
乗かご停止等の事故を生じた場合には、直ちに必要な処
理を施すことができ、乗かご内の子供の安全保護を図る
ことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の斜行エレベータを図に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す説明図で、第
1図は平面図、第2図は昇降路部分の側面図、第3図は
乗かご内を示す図、第4図は管理室内の内部を示す図で
ある。
この実施例では、第1図に示すように、最下階位置に設
けられるエレベータ乗場15と、最上階位置に設けられる
エレベータ乗場16との間にわたつて、傾斜した昇降路1
を途中階床を設けることなく長距離となるように設けて
ある。この昇降路1内には、中央部に最下階位置から最
上階位置にわたつて設けられた乗客救出用階段10と、こ
の乗客救出用階段10の両側に設けられる乗かご2,3とを
備えている。
エレベータ乗場15側に位置する昇降路1の部分には、乗
かご2の乗かご扉17に対向可能な乗場扉5が設けられ、
乗かご3の乗かご扉18に対向可能な乗場扉4が設けられ
ている。また、乗客救出用階段10から乗客が脱出するた
めの乗客救出用扉8が設けられている。同様に、エレベ
ータ乗場16側に位置する昇降路1の部分には、乗かご2
の乗かご扉17に対向可能な乗場扉7が設けられて、乗か
ご3の乗かご扉18に対向可能な乗場扉6が設けられてい
る。また、乗客救出用階段10から脱出するための乗客救
出用扉9が設けられている。
なお、乗かご2,3のそれぞれには乗客救出用扉13,12が設
けられ、また、エレベータ乗場15の近傍には乗かご2,3
の運転を監視する管理室11が設けられている。
そして、例えば、乗かご2内には第3図に示すように、
この乗かごを作動させる運転操作盤19と、この運転操作
盤19の配置位置よりも低い位置に設けられた、子供が操
作可能な子供用運転操作盤20が設けてある。上述した運
転操作盤19には、最下階を示す〔1〕で表示された行先
階ボタンと、最上階を示す〔2〕で表示された行先階ボ
タンとからなる階床登録ボタン19aを設けてある。運転
操作盤19とは独立して設けられた上述の子供用運転操作
盤20にも、上述の階床登録ボタン19aと同等の階床登録
ボタン20aを設けてある。なお、乗かご3内にも同様の
運転操作盤、及び子供用運転操作盤を設けてある。ま
た、第4図に示すように、管理室11のパネル21には、乗
かご2の子供用運転操作盤20の操作に応じて点灯し、乗
かご2内の乗客が子供であることを表示する表示体22
と、乗かご3の図示しない子供用運転操作盤の操作に応
じて点灯し、乗かご3内の乗客が子供であることを表示
する表示体23とを設けてある。
このように構成した実施例にあって、例えば、乗かご2
に子供だけが乗り込み、子供用運転操作盤20を操作する
と、管理室11のパネル21の表示体22が点灯する。これに
より管理室11の監視者は乗かご2に子供だけが乗ってい
ることを知り、特別な監視を必要とすることを認識でき
る。このような状態にあって、仮に何らかの事故等によ
り、乗かご2が昇降路1の途中で停止してしまったよう
な場合には、例えば、監視者は該当する乗かご2に行
き、乗客救出用扉13を開いて乗かご2内の子供を乗かご
2から降ろし、この子供を乗客救出用階段10に導き、乗
客救出用扉8,9のいずれかからエレベータ乗場15,16に脱
出させることができる。このことは、乗かご3側にあっ
ても同様である。
この実施例では、乗かご2,3内に子供だけが乗り込んだ
場合には、上述のように管理室11の表示体22,23が点灯
し、特別の注意が促され、これにより子供が乗客である
場合の安全保護を図ることができる。
〔考案の効果〕
本考案の斜行エレベータは、以上のように構成してある
ことから、乗かご内の子供用運転操作盤が操作されたと
きは、運転室の表示体が点灯することにより、管理室内
の管理人は乗かご内に子供がいることを認識でき、この
ときから子供のための特別な監視体制を取ることができ
る。したがって、万一該当する乗かごに事故を生じるよ
うなことが起つた場合には、迅速に対応でき、これによ
り該当する乗かご内の子供の安全保護を図ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の斜行エレベータの一実施例を
示す説明図で、第1図は平面図、第2図は昇降路部分の
側面図、第3図は乗かご内を示す図、第4図は管理室の
内部を示す図である。 1……昇降路、2,3……乗かご、11……管理室、15,16…
…エレベータ乗場、19……運転操作盤、20……子供用運
転操作盤、22,23……表示体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜した昇降路と、この昇降路内を移動す
    る乗かごと、この乗かご内に乗かごを作動させる運転操
    作盤とを備えた斜行エレベータにおいて、 上記乗かご内の子供が操作可能な高さ位置に上記運転操
    作盤とは独立して設けられ、上記運転操作盤と同等の階
    床登録ボタンを有する子供用運転操作盤と、 上記乗かごの乗降場所の近傍に設けた管理室と、 この管理室内に設けられ上記子供用運転操作盤の操作に
    応じて点灯し、上記乗かご内の乗客が子供であることを
    表示する表示体とを備えたことを特徴とする斜行エレベ
    ータ。
JP5259889U 1989-05-09 1989-05-09 斜行エレベータ Expired - Lifetime JPH0712386Y2 (ja)

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JP5259889U JPH0712386Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 斜行エレベータ

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JP5259889U JPH0712386Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 斜行エレベータ

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Publication Number Publication Date
JPH02142773U JPH02142773U (ja) 1990-12-04
JPH0712386Y2 true JPH0712386Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=31573033

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