JPH02127765A - スケジュール管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人間が作業する各種プロジェクトの進捗管理
に関し、特にあらかじめ定められた（例えば過去の実績
または推定しな）作業手順に基づいて作業を遂行させ予
定と実績との把握と違いに対する警告および調整のでき
るスケジュール管理装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、各種のプロジェクト管理は、その一部はコンピュ
ータを使って、工期、工数の計算を行なっており、その
進捗管理は人手を介して進捗状況を集め、スケジュール
管理に多大の工数がかかっていた。日々の作業に対する
進捗チエツクも管理者によるチエツクであり、あらかじ
め定められた時間内での完了の不可の場合の警告も管理
者のチエツクによるものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のスケジュール管理は、プロジェクト管理
者による管理を行っているので、プロジェクト進捗情報
の集成・分析・警告の作業に多大の工数と問題時の対策
を構じる迄に長い時間とを要するという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のスケジュール管理装置は、少なくとも手順と工
数ならびに工期を含めてあらかじめ設定された作業標準
が格納されたデータベースを有する上位装置と、前記上
位装置と通信回線で結ばれ入力手段と表示手段と警告手
段とを含んだ携帯端末である少なくとも１個の下位装置
とから構成されるスケジュール管理装置において、プロ
ジェクトの進捗管理対象の作業内容が前記上位装置から
前記下位装置に通知されることと、作業内容の詳細は下
位装置から上位装置の持つデータベースの参照を行うこ
とと、あらかじめ定められた期間ごとに前記下位装置の
入力手段から作業の情況を前記上位装置に通知すること
と、上位装置では予定・実績のスケジュール管理を行い
あらかじめ定められた工期内に納まらない場合には前記
警告手段を通して前記下記装置に警告を通知することと
を備えて構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。第２図は本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

本実施例は、第１図を見るにＣＰＵ４とディスク装置５
と印字装置６とデイスプレィ装置７とキーボード入力装
置８と、時刻装置９とから成る上位装置１と表示装置１
０と時間監視装置１１と警告装置１２と入力装置１３と
から成る簡易携帯端末３とを備え、上位装置１は通信回
線２を介して少なくとも１個の下位装置である簡易携帯
端末３と接続される。

次に第２図を参照して本実施例の動作について説明する
。

まず作業標準データベースの構築がら述べる。

第２図のステップ２１の選択で「１の場合」を選んだ場
合（ステップ２２）では、過去の作業内容に対する必要
工数をキーボード入力装置８より入力しくステップ２３
＞、ＣＰＵ４にて作業工程。

作業内容１作業詳細内容、標準工数１作業チエツクポイ
ント等を編集し、デイスプレィ装置７に表示し確認する
（ステップ２４）。その結果をディスク装置５に書き込
み、作業標準データベースを構築する（ステップ２５）
６作業工程をパート図その他の管理資料としての作業展
開図を印字装置６に出力する（ステップ２６）。

ここで通信処理について述べる。

第２図のステップ１の選択で「２の場合」を選んだ場合
（ステップ２２）では、上位装置１と簡易携帯端末３と
通信回線２とを使って作業指示。

作業終了報告を行ないスケジュール管理をするものであ
る。

従って、上位装置１より通信回線２を使って簡易携帯端
末に作業内容（指示）と標準的工数。

すなわち時間監視内容が送信される（ステップ２７）。

簡易携帯端末側の現場において、作業指示の詳細が不要
のときはそのまま実作業が開始される（ステップ３２）
。作業指示の詳細が必要であれば、その旨のメツセージ
が入力装置１３より入力して上位装置１に伝達しくステ
ップ２つ）、その回答として詳細な作業内容又は作業指
示が上位装置から送信され（ステップ３０）、その内容
は簡易携帯端末３の表示装置１０に表示される（ステッ
プ３１）。かようにして作業準備が整い実作業が開始さ
れ、時間監視装置１１が作動開始する（ステップ３２）
。

上位装置１より送られた時間監視内容は経過時間監視と
絶対時間監視（×時へ分迄）の２種類より構成される（
ステップ３３）。前者の経過時間監視は実際にその作業
を要した時間を監視するものであり、後者はその作業そ
のものの納期を監視するものである。作業現場で実際の
作業に入る時は、その旨の開始メツセージを上位装置に
送る事により、時間監視装置がスタートし、通信処理は
−時中止状態となる。

作業が標準工数内に終了すれば（ステップ３４）簡易携
帯端末３と上位装置１とが再び通信回線で接続され作業
終了メツセージを送り次の作業指示を受ける（ステップ
３７）。作業が標準工数内で終了しない場合、あるいは
標準時刻までに終了しない場合は、警告装置１０のブザ
ーが鳴り出し、作業者に知らせる（ステップ３５）。こ
の場合標準工数内で終了しない場合と、標準時刻（絶対
納期）までに終了しない場合は警告装置（ブザー）の音
色によって区別される。警告ブザーが鳴った場合は、あ
らかじめ定められた時間（例えば１５分）を経過時間監
視装置１１に再設定され、引き続き監視が続行される（
ステップ３６）。作業が終了すると、簡易携帯端末３と
上位装置１とが再び通信回線で接続され、作業終了メツ
セージが送られ、簡易携帯端末３は次の作業指示を受け
る。

上位装置１では１作業内容と経過時間とを分析し、新た
な作業標準データベース構築に役立てる。デイスプレィ
装置７では現在進行中の各簡易携帯端末別の作業進捗が
表示され、遅れのある現場を早期に発見し、全体のバラ
ンスを取りながらスケジュールの見直し、支援体制の確
立等のスケジュール管理及びプロジェクト管理ができる
ようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、上位装置に格納された作
業標準に基づき、プロジェクトの進捗管理対象の最小単
位に指示された作業の進捗を把握し、自動的に警告する
事により、プロジェクト管理者の工数削減と問題点抽出
の早期化とを実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のズケ°ジュール管理の一実施例の構成
を示すブロック図、第２図は本実施例の動作を示すフロ
ーチャート。 １・・・上位装置、２・・・通信回線、３・・・簡易携
帯端末、４・・・ＣＰＵ　（中央処理装置）、５・・・
ディスク装置、６・・・印字装置、７・・・デイスプレ
ィ装置、１・・・キーボード入力装置、１・・・時刻装
置、１・・・表示装置、１１・・・時間監視装置、１２
・・・警告装置、１３・・・入力装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも手順と工数ならびに工期を含めてあらかじめ
   設定された作業標準が格納されたデータベースを有する
   上位装置と、前記上位装置と通信回線で結ばれ入力手段
   と表示手段と警告手段とを含んだ携帯端末である少なく
   とも１個の下位装置とから構成されるスケジュール管理
   装置において、プロジェクトの進捗管理対象の作業内容
   が前記上位装置から前記下位装置に通知されることと、
   作業内容の詳細は下位装置から上位装置の持つデータベ
   ースの参照を行うことと、あらかじめ定められた期間ご
   とに前記下位装置の入力手段から作業の情況を前記上位
   装置に通知することと、上位装置では予定・実績のスケ
   ジュール管理を行いあらかじめ定められた工期内に納ま
   らない場合には前記警告手段を通して前記下位装置に警
   告を通知することとを備えて成ることを特徴とするスケ
   ジュール管理装置。