JPH02127344A - 用紙検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録装置の搬送路を搬送される用紙の検知装
置に関する。

藍敦皮帆 電子写真複写機、ファクシミリ、静電プリンタ等の静電
記録装置では、静電写真プロセスにより感光体上に形成
されたトナー像が給紙部より感光体に沿う転写部に給紙
された転写紙に転写チャージャの作用のもとに転写され
た後、転写紙は感光体より分離され、定着部でｊ−ナー
像が転写紙面に定着されて記録が完了する。又、電子写
真複写機の原稿の露光部への給送には自動原稿給送装置
が使用されている。

上記の転写紙や原稿の給送間隔を検知したり、感光体よ
りトナー像が転写された転写紙の感光体からの分離を検
知するため、原稿、転写紙の給紙搬送路や転写後の転写
紙の搬送路に用紙検知装置が設けられている。

例えば、特開昭５８−７６５６号公報には、両面複写機
で片面複写が完了し、裏面複写のため給紙される用紙の
通紙間隔をモニターするセンサを設け、紙が来るべき時
点にこのセンサが用紙を検知しなかった場合、ジャムと
して機械を停止するようにしており、又特公昭５６−３
９６．４７号公報には、循環式自動原稿給送装置の原稿
搬送路の排出口の直前に透過型光学式紙検知装置を設け
た例が示されている。これらの用紙検知手段としては反
射型の光学式検知装置も広く使用されている。

これらの光学式検知センサは、その発光面及び受光面が
用紙の搬送案内面より若干奥まった位置にくるように設
置されるため、特に未定着の転写紙の搬送路等に設けら
れる場合は経時的に浮遊トナーや紙粉等が発光面や受光
面に堆積し、検知誤差が増大する。そのため発光面や受
光面をしばしば清掃する必要があり手数が掛る欠点があ
った。

■が解′　しようとする　題 本発明は、記録装置の従来の用紙検知装置の上記の欠点
を除去した浮遊トナーや紙粉等が受光面や発光面に堆積
せず、経時的に安定性のある用紙検知装置を提供するこ
とを課題とする。

１　　°のための 本発明は上記の課題を解決させるため、用紙検知装置と
して反射型光学式検知素子を使用し、搬送案内部材の搬
送面の裏側に設けられ、その発光部及び受光部と転写紙
搬送面との間に、表面が概ね用紙搬送面に一致するよう
に透明板部材を設けたことを特徴とする。

務−■ 上記の本発明の構成により、雰囲気中の浮遊トナー粉塵
等は用紙検知手段の発光面受光面に沈降付着することな
く、透明板部材の表面に付着する。

この透明板部材は、その表面が概ね用紙搬送面と一致す
る位置に設置されているので、用紙が搬送される都度用
紙の先端縁及び裏面で拭われ経時的に堆積することなく
、又、その表面が汚れても比較的容易に清拭することが
できる。

本発明の上記以外の課題ならびにそれを解決する手段は
、以下に図面を参照して詳細に記述する実施例の説明に
より明らかにされるであろう。

失巖孤 以下に１本発明の実施例を、図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図に本発明の用紙検知装置が装備される複写機の１
例を示す。この複写機は原稿全面瞬間露光方式の複写機
であって、コンタクトガラス１に載置された原稿２は、
光源３ａ、３ｂにより瞬時に全面照射され、原稿光像は
第１ミラー１５、レンズ１６、第２ミラー１７を介して
６、駆動ローラ５及び従動ローラ６．７．８に巻回され
、矢印方向に周動する感光体ベルト４に投影され感光体
を露光する。露光により、感光体上に形成された静電潜
像は現像装置９により現像され、給紙装置１０より給紙
された転写紙に転写チャージャ１１により転写され、転
写紙は分離チャージャ１２により感光体ベルト４より分
離され、搬送ベルト１３により定着装Ｗ１４に搬送され
定着された後、排紙トレイ１８に排出される。転写後の
感光体ベルト４はクリーニング装置１９により残留トナ
ーを清掃され除電ランプ２ｏで除電されて、次回の作像
に備える。

転写後感光体ベルト４より分離された転写紙を定着装置
１４の方へ搬送する搬送ベルト１３の近傍の詳細を第２
図及び第３図に示す。搬送ベルト１３は搬送方向に対し
て横方向に間隔を明けて複数本、駆動軸２１に設けられ
た駆動ローラ２２と従動軸２３に設けられた従動ローラ
２４に掛は渡されている。搬送ベルトのループの内側に
は吸引タンク２５が設けられ、図示しない吸引ファンに
よりその内部を吸引されタンク２５内は負圧になってい
る。吸引タンク２５の転写紙搬送路に面する側には搬送
路全幅に平板状のフレーム２７が設けられ搬送ベルトの
範囲に吸引口２６が適数箇所に設けられ、又搬送ベルト
１３には全面に多数の孔が設けられている。

該フレームの搬送ベルト１３の間の範囲には転写紙搬送
方向に適数本の「ひも出し」　（高さ１１程度の突条）
２８が施されており、吸引タンク２５により吸引され搬
送ベルト１３に吸着されて搬送される転写紙を線接触さ
せて、転写紙がフレーム２７の表面に静電気により全面
的に吸着して搬送負荷が増大することを防止している。

本発明による転写紙分離センサ３０は吸引タンク２５の
内部に設けられている。分離センサ３０は反射型の光学
式検知素子であって、第４図に示す如く、発光部３０ａ
と受光部３０ｂとが１つの面に並べて設けられ、発光部
３０ａから出た光線が被検知物に当って反射して戻って
きた光を受光部３０ｂで検知して被検知物を検知するよ
うにしたものである。フレーム２７の分離センサ３０の
発光部３０ａ、受光部３０ｂに対向する部分には検知窓
３１が穿設されており、この表面に沿って搬送される転
写紙の裏面で反射する光線により、転写紙を検知する。

本実施例の装置では、分離センサ３０は人出射光路の通
過部に透明な板ガラス３３をはめ込んだ窓を設けたハウ
ジング３２に収容されており、板ガラス３３の表面は、
フレーム２７の表面に概ね一致した位置になるようにさ
れているが、第５図に示す如く、搬送面を搬送されてく
る転写紙の搬入側では搬送面よりも低く、出口側では搬
送面よりも高くなるように若干傾斜するように設けられ
ている。

二Ｎで搬送面とはフレーム２７の表面に設けられたヒモ
出し２８の頂面であるが、転写紙はヒモ出しの間ではた
わむので、ガラス板３３の転写紙進入側は、進入してく
る転写紙先端が引掛らないように、その装置で使用され
る用紙の中で最もたわみ量の大きいものでも引掛らない
位置とすることが必要である。この位置はフ！ノームの
ヒモ出しのない部分の表面と一致させれば安全である。

又センサ３０の光路面、すなわち出射光路と入射光路と
で決定される平面と上記のガラス板３３の表面とのなす
角度θは直交しないようにセンサが取付けられている。

この装置は以上の如く構成されているので、雰囲気中の
浮遊トナーや紙粉はガラス板３３に遮られてフレーム２
７の検知窓３１から内部に入ってセンサ３０の発光部３
０ａ及び受光部３０Ｅｌ上に沈降し堆積することはない
。

ガラス板３３上に落下し付着した粉塵は、搬送される転
写紙の先端及び裏面によってその都度拭き取られるので
、常に清浄に保たれ、センサの誤検知は防止される。仮
りにガラスの表面が汚れたとしても、比較的容易に拭き
取ることができる。

さらに、ガラス板３３は搬送されてくる転写紙の進入側
では搬送面より低く、出口側では搬送面より高くなるよ
うに傾斜しているので、第６図（ａ）（ｂ）（ｃ）に順
を追って示すように、搬送されてくる転写紙Ｓの先端又
は裏面が確実にガラス板３３の表面に接触し、クリーニ
ング効果を向上させる。

又、センサ３０の光路面とガラス板３３の表面とは直交
していないので、センサ３０の発光部から出てガラス板
３３の両面で反射した光線はセンサ３０の受光部には入
射することはなく、ガラス板を設けたことによる誤検知
は防止される。センサの光路面とガラス板表面とのなす
角度θは１１０°以上とすれば確実に誤検知は防止でき
る。又、センサの入出射面とガラス板との距離は近けれ
ば近い程良く、３ｍ以下にすれば誤検知の防止は、さら
に余裕度が増す。

なお、センサを収容するハウジング３２は、第７図及び
第８図に示す如く、密閉せず開放しておく方が結路防止
の点から望ましい。

本発明は、実施例で説明した。転写後の転写紙の吸引ベ
ルトによる搬送路での検知に限られるものではなく、搬
送口ニラによる用紙搬送路、あるいは原稿の搬送路に設
けられる用紙検知装置にも適用可能である。

勉−米 以上の如く１本発明によれば、用紙検知センサの粉塵等
の堆積による誤検知が防止され清掃の手数が少くて済み
、又そのために設けたガラス板による誤検知も防止され
、信頼性の向上に効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される用紙検知装置を備えた複写
機の１例の全体構成を示す側断面図、第２図はその転写
分離後の転写紙搬送路の構成を拡大して示す側断面図、
第３図はその吸引搬送装置の斜視図、第４図はその転写
紙分離センサの近傍の構成を示す分解斜視図、第５図は
その断面図、第６図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は傾斜させ
たガラス板の作用を逐次説明する説明図、第７図及び第
８図はセンサのハウジングの構造を示す断面図及び斜視
図である。 ４・・・感光体　　　　　　１１・・・転写チャージャ
１２・・分離チャージャ　１３・・・搬送ベルト１４・
・・定着袋＠　　　　２５・・・吸引タンク２６・・・
吸引口　　　　　２７・・・吸引搬送装置フレーム２８
・・・ヒモ出し　　　　３０・・・用紙検知装置（セン
サ）３１・・・検知窓　　　　　３２・・・ハウジング
３３・・・ガラス板 第 図 笥 図 第 凶 第 図 ンｂ 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）用紙を案内部材の搬送面に摺接させて搬送する記
   録装置の上記案内部材に沿って搬送される用紙の検知装
   置において、 上記検知装置は上記案内部材の搬送面の裏 側に設けられた反射型光学式検知素子であり、該検知装
   置の発光部及び受光部と転写紙搬 送面との間に表面が概ね用紙搬送面に一致するように透
   明板部材を設けたことを特徴とする用紙検知装置。
2. （２）上記の透明板部材は上記搬送面を搬送される転写
   紙の進入側では搬送面よりも低く、出口側では搬送面よ
   りも高くなるように搬送面に対して若干傾斜させて設け
   られていることを特徴とする請求項１に記載の用紙検知
   装置。
3. （３）上記の検知装置の光路面と上記の透明板部材の面
   とが直交しないことを特徴とする請求項１に記載の用紙
   検知装置。