JPH04122541U - 用紙検知装置 - Google Patents

用紙検知装置

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JPH04122541U
JPH04122541U JP3649891U JP3649891U JPH04122541U JP H04122541 U JPH04122541 U JP H04122541U JP 3649891 U JP3649891 U JP 3649891U JP 3649891 U JP3649891 U JP 3649891U JP H04122541 U JPH04122541 U JP H04122541U
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JP3649891U
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浩 川野
和弘 安藤
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株式会社リコー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知素子の個々の検知領域のばらつきを吸収
し、非検知領域を一定の位置に調節することができる用
紙検知装置を提供する。 【構成】 案内部材27に沿つて搬送される用紙を検知
する用紙検知装置において、案内部材27に形成した透
明部材33付きの検知窓31下方に配置された反射型フ
オトセンサからなる検知素子30と、この検知素子30
が収容されるハウジング32と、検知素子30に作用し
て検知素子30と透明部材33との距離を変えるネジ3
5とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機、プリンタ、印刷機などの用紙搬送路に設けた用紙検知装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は、従来例の複写機の構成図である。 この複写機は原稿全面瞬間露光方式の複写機であつて、コンタクトガラス1に 載置された原稿2は、光源3a,3bにより瞬時に全面照射され、原稿光像は第 1ミラー15、レンズ16、第2ミラー17を介して、駆動ローラ5及び従動ロ ーラ6,7,8に巻回され、矢印方向に周動する感光体ベルト4に投影され、感 光体を露光する。露光により感光体上に形成された静電潜像は現像装置9により 現像され、給紙装置10より給紙された転写紙に転写チヤージヤ11により転写 され、転写紙は分離チヤージヤ12により感光体ベルト4より分離され、搬送ベ ルト13により定着装置14に搬送され定着された後、排紙トレイ18に排出さ れる。転写後の感光体ベルト4はクリーニング装置19により残留トナーを清掃 され、除電ランプ20で除電されて、次回の作像に備える。
【0003】 転写後感光体ベルト4より分離された転写紙を定着装置14の方へ搬送する搬 送ベルト13の近傍の詳細を図16及び図17に示す。搬送ベルト13は搬送方 向に対して横方向に間隔を明けて複数本、駆動軸21に設けられた駆動ローラ2 2と、従動軸23に設けられた従動ローラ24に掛け渡されている。搬送ベルト 13のループの内側には吸引タンク25が設けられ、図示しない吸引フアンによ りその内部を吸引され、タンク25内は負圧になつている。吸引タンク25の転 写紙搬送路に面する側には搬送路全幅に平板状のフレーム27が設けられ、搬送 ベルト13の範囲に吸引口26が適数個所に設けられ、また搬送ベルト13には 全面に多数の孔が設けられている。 フレーム27の搬送ベルト13の間の範囲には転写紙搬送方向に適宜の数のひ も出し(高さ1mm程度の突条)28が施されており、吸引タンク25により吸 引され、搬送ベルト13に吸着されて搬送される転写紙を線接触させて、転写紙 がフレーム27の表面に静電気により全面的に吸着して、搬送負荷が増大するこ とを防止している。
【0004】 転写紙分離センサ30は吸引タンク25の内部に設けられている。分離センサ 30は反射型の光学式検知素子であつて、発光部と受光部とが一つの面に並べて 設けられ、発光部から出た光線が被検知物に当たつて反射して、戻つてきた光を 受光部で検知して、被検知物を検知するようにしたものである。分離センサ30 の発光部、受光部に対向するフレーム27の部分には検知窓31が穿設されてお り、この表面に沿つて搬送される転写紙の裏面で反射し、検知窓31を通過する 光線により、転写紙を検知する。 ところで、複写機、プリンタ等では定着装置にオイルを使用しているものが多 く、定着装置の熱により温められ気化したオイルは機内に流出し、検知窓31の 透明部材に付着することが多い。すると紙粉、粉塵等が透明部材に堆積しやすく なり、検知誤差が多くなる。そのため、透明部材表面に堆積した紙粉等を検知し ない装置が望まれる。
【0005】 図7ないし図11は分離センサ(検知素子)30の検知領域を示す説明図であ り、検知素子の検知領域は発光部30aの発光量、受光部30bの受光感度、発 光部30a、受光部30bのなす角度、検知物の光反射量などによつて異なる。 一般に、検知素子の発光部30aの発光量、受光部30bの受光感度を増せば 検知領域は広がる。また、発光部30a、受光部30bのなす角度θを大きくす ると検知領域は検知素子に近くなり、逆に小さくすると検知領域は遠くなり、装 置近傍に非検知領域ができる。 これらの要因により、分離センサ30の検知領域は個々にばらつくため、分離 センサ30をハウジングに固定した場合、検知窓31の位置を非検知領域に設置 するにはこの条件に満足するようなセンサを選別して装備しなくてはならず、多 大なコストが掛かることになる。 また、図12は通常の白紙の時の検知領域を、図13は第2原図用紙や黒ベタ 画像の用紙の時の検知領域を示すものであるが、このように検知対象物である用 紙の画像面の材質や状態によつて検知領域が変化し、反射率の悪い画像の場合は 分離センサ30に近い非検知領域が広がり、搬送面が非検知領域にあることにな り、検知不良を引き起こしていた。
【0006】 本考案は、このような背景に基づいてなされたものであり、検知素子の個々の 検知領域のばらつきを吸収し、非検知の対象としなければならない埃や紙粉など が存在する透明部材上の領域を非検知領域の位置に調整することができ、用紙の 種類や状態によらず確実な検知が可能な用紙検知装置を提供することを目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、案内部材に沿つて搬送される用紙を検知する用紙検知装置におい て、案内部材に形成した透明部材付きの検知窓下方に配置された反射型フオトセ ンサからなる検知素子と、この検知素子が収容されるハウジングと、検知素子に 作用してこの検知素子と透明部材との距離を変える距離可変手段とを備えた第1 の手段により達成される。 この場合、上記距離可変手段は、例えば、上記案内部材の上方から操作可能に 構成し、あるいは、上記距離可変手段をネジで構成し、上記案内部材には、この ネジを回す調整工具が嵌合する穴を形成しても良い。 また上記目的は、案内部材に沿つて搬送される用紙を検知する用紙検知装置に おいて、案内部材に形成した透明部材付きの検知窓下方に配置された反射型フオ トセンサからなる検知素子と、この検知素子が収容されるハウジングと、透明板 の用紙進行方向手前側に設けられ、案内部材の搬送面から若干突出することによ つて用紙を浮かせる搬送ガイド部材とを備えた第2の手段によつて達成される。 この場合、上記搬送ガイド部材は、例えば、上記ハウジングに設けた板ばねに より上方に付勢し、または、上記搬送ガイド部材の突出量を調整する調整手段を 上記ハウジングに設けても良い。
【0008】
【作用】
第1の手段において、距離可変手段を構成する、例えばネジを回転させること により、検知素子と透明板との距離が変化し、適正な検知領域が設定される。 第2の手段において、ガイド部材により、反射率の低い用紙に対しても通紙位 置が適正な検知領域に設定される。即ち、検知窓位置は非検知領域に設定される 。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図面に基づき説明する。なお、従来例と同一もしく は同一と見做せる個所には同一符号を付して重複する説明は省略した。 図1、図2は第1の実施例に係る用紙検知装置を示すものであり、図1は分解 斜視図、図2は縦断面図である。 分離センサ30は検知面に対して垂直方向に穿設されたネジ穴部34を持ち、 ハウジング32にネジ35により保持され、ハウジング32とネジ穴部34の間 に反撥弾性力を付与するバネ36を介し、ネジ35の垂直位置調整機構により分 離センサ30を検知面に対して垂直方向に変位可能にしてある。これにより検知 窓31の位置を分離センサ30の非検知領域に配位せしめることを可能にしてい る。
【0010】 さらにフレーム27に分離センサ30の位置調整時の調整工具37挿入用の穴 38を設けることにより、分離センサ30をフレーム27より取り外すことなく 容易に調整可能となる。つまり、機内温度による受光感度の変動や、検知窓31 に浮遊トナーや紙粉の侵入防止のため設けた透明部材(板ガラス)33が傷付く ことにより検知能力が変化した場合においても、検知装置の交換をせずに容易な 調整で、常に安定した状態で検知物を検知できる。 また検知窓31の位置は分離センサ30の垂直位置が調整可能になつたことに より、常に安定した状態で非検知領域に設置可能となる。このため、発光部30 aから出た光線は透明部材33の汚れに反射しても乱反射し、受光部30bで検 知せず、紙粉等の汚れやガラス面の傷による誤検知がなくなる。
【0011】 次に図3ないし図6に基づき第2の実施例を説明する。 図3は用紙検知装置の分解斜視図、図4は縦断面図、図5は平面図、図6は仕 切板による誤検知防止作用の説明図である。 本実施例ではハウジング32の検知窓31の上流側隣接位置に、フレーム27 の搬送面39より若干突出する搬送ガイド部材40を設けている。 この搬送ガイド部材40は、図4に示すように一端を中心に先端が揺動可能と なつており、さらにハウジング32の上流側に設けた板バネ41により先端部が 上方に付勢されている。この付勢力は、通紙時に用紙に押されて搬送ガイド部材 40がフレーム27内に若干戻る程度であるので、この搬送ガイド部材40によ つて用紙が搬送面39より浮いて、用紙がジヤムにならないようになつている。 また、用紙に付着したトナーが衝突の衝撃で一部飛散し、形成画像が汚れるのを 防止している。
【0012】 このことにより、用紙を、分離センサ30の検知領域に設けることができ、一 方、図6に示すように、透明部材33の汚れ層43が堆積する検知窓31の位置 を非検知領域に設けることができる。 ハウジング32は、発光部30aと受光部30bを隔てる仕切り板32aを備 えており、発光部30aから発せられる光線は、汚れ層43に反射しても、仕切 板32aに阻まれて受光部30bで検知しにくくなつているから、このことによ つても誤検知は防止される(図6参照)。 また、図14にも示すように、紙種、トナー画像によつて検知領域が異なつて くるので、図3に示す、ビス42を回転させて、板バネ41を上下動させること で紙質等による検出領域のバラツキを考慮して、搬送ガイド部材40の突出量を 調整する。
【0013】
【考案の効果】
請求項1ないし3記載の考案によれば、検知素子と透明部材との距離を変える ことで、また請求項4ないし6記載の考案によれば、検知素子と用紙面との距離 を変えることで、用紙面のみを検知領域とし、透明部材上の紙粉や埃の存在する 領域を非検知領域としたので、紙粉や埃による誤検知をなくし、長期間にわたり 安定した用紙検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る用紙検知装置の分
解斜視図である。
【図2】その用紙検知装置の縦断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る用紙検知装置の分
解斜視図である。
【図4】その用紙検知装置の縦断面図である。
【図5】その用紙検知装置の平面図である。
【図6】その用紙検知装置の仕切板の機能の説明図であ
る。
【図7】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す模
式図である。
【図8】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す模
式図である。
【図9】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す模
式図である。
【図10】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す
模式図である。
【図11】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す
模式図である。
【図12】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す
模式図である。
【図13】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す
模式図である。
【図14】検知素子による用紙検知、非検知領域を示す
模式図である。
【図15】本考案が適用される複写機の構成図である。
【図16】その搬送系の側面図である。
【図17】そのベルト搬送ユニツトの斜視図である。
【符号の説明】
27 フレーム(案内部材) 30 分離センサ(検知素子) 30a 発光部 30b 受光部 31 検知窓 32 ハウジング 33 透明部材 35 ネジ(距離可変手段) 37 調整工具 38 穴 39 搬送面 40 搬送ガイド部材 41 板ばね 42 ビス

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内部材に沿つて搬送される用紙を検知
    する用紙検知装置において、上記案内部材に形成した透
    明部材付きの検知窓下方に配置された反射型フオトセン
    サからなる検知素子と、この検知素子が収容されるハウ
    ジングと、上記検知素子に作用してこの検知素子と上記
    透明部材との距離を変える距離可変手段とを備えたこと
    を特徴とする用紙検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、上記距離可変手
    段は、上記案内部材の上方から操作可能に構成されてい
    ることを特徴とする用紙検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、上記距
    離可変手段をネジで構成し、上記案内部材には、このネ
    ジを回す調整工具が嵌合する穴を形成したことを特徴と
    する用紙検知装置。
  4. 【請求項4】 案内部材に沿つて搬送される用紙を検知
    する用紙検知装置において、案内部材に形成した透明部
    材付きの検知窓下方に配置された反射型フオトセンサか
    らなる検知素子と、この検知素子が収容されるハウジン
    グと、透明板の用紙進行方向手前側に設けられ、案内部
    材の搬送面から若干突出することによつて用紙を浮かせ
    る搬送ガイド部材とを備えたことを特徴とする用紙検知
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、上記搬送ガイド
    部材は上記ハウジングに設けた板ばねにより上方に付勢
    されていることを特徴とする用紙検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、上記搬送ガイド
    部材の突出量を調整する調整手段を上記ハウジングに設
    けたことを特徴とする用紙検知装置。
JP3649891U 1991-04-23 1991-04-23 用紙検知装置 Pending JPH04122541U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137470A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Sato Corp プリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137470A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Sato Corp プリンタ
JP4521972B2 (ja) * 2000-11-01 2010-08-11 株式会社サトー プリンタ

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