JPH02126678A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH02126678A
JPH02126678A JP28060488A JP28060488A JPH02126678A JP H02126678 A JPH02126678 A JP H02126678A JP 28060488 A JP28060488 A JP 28060488A JP 28060488 A JP28060488 A JP 28060488A JP H02126678 A JPH02126678 A JP H02126678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
region
substrate
conductivity type
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28060488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakagawa
勉 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP28060488A priority Critical patent/JPH02126678A/ja
Publication of JPH02126678A publication Critical patent/JPH02126678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、静電誘導型トランジスタ(以下S■トラン
ジスタという)や静ff1l導型サイリスタ(以下81
サイリスタという)などの半導体装置の製造方法に関す
るものである。
(従来の技術〕 第4図(a)、 (b)は5ll−ランジスタやSlサ
イリスクなどの半導体装置の従来の製造方法の途中まで
の工程を示す断面図である。すなわち、この製造方法に
おいては、先ず第4図(a)に示すようにp型のSi基
板1の表面1aにチャネル領[1bとなる部分を残して
、例えばボロン拡散などによってp型のゲート領域2が
選択的に形成される。
ついで第4図(b)に示すように、上記チャネル領域1
bおよびゲート領域2を含むSi基板1の表面1aに、
例えば5iC14とH2とを反応させる気相成長によっ
てn”層3が形成される。このあと、周知の方法によっ
て、上記n 層3の一部を残すことによってソース領域
が形成され、また、SIトランジスタ(Slサイリスク
)の場合には、3i基板1の裏面側にn+層〈p+層)
からなるドレイン領域(エミッタ領域)が形成され、さ
らにゲート領域2.ソース領域、ドレイン領域(エミッ
タ領域)上にそれぞれゲート電極、ソース電極、ドレイ
ン電極(エミッタ電極)が形成される。
上記した気相成長の工程では、次の反応5ick  +
2H2;ゴS i +4HCj!によって、ソース領域
となるS:のn−層が3i基板1上に成長する。この反
応では、3iの成長と同時に、HClによるSi基板1
の気相エツチングも進むが、3iの成長速度の方がエツ
チングによって除去される速度よりも大きいために、結
果として3i単結晶層が3i基板1上に成長する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した従来の製造方法では、気相成長
の工程において3i基板1の表面1aがエツチングされ
る、つまりp型のゲート領域2がエツチングされるので
、このゲート領1ji2を形成しているボロンなどの不
純物が反応ガス中に取り込まれ、これが気相成長するn
−13に取り込まれるというオートドーピング作用が生
じることになる。このため気相成長したn 層と3i基
根1表面1aとの境界近傍に第5図に示すようにp型の
反転層4が形成されてしまい、この反転層4のためにR
柊的に得られる製品としての5l)−ランジスタやSl
サイリスタのオン特性にバラツキが生じて量産時の製品
歩留りを低下させるという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、SlトランジスタやSlサイリスタを歩留り
良く製造することのできる半導体装置の製造方法を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置の製造方法は、第1導電型の
半導体基板の第1主表面上に第2導電型の領域を選択的
に形成する工程と、この領域上に酸化膜または窒化膜を
形成する工程と、この酸化膜または窒化膜の形成領域を
含む前記第1主表面上に第1導電型の第1半導体層を気
相成長によって形成する工程とを含むものである。また
、この発明に係る半導体装置は、前記製造方法により得
られる構造に加え、その構造における前記半導体基板の
第2主表面上に形成される比較的低抵抗の第1あるいは
第2導電型の第2半導体層と、前記構造における前記第
1半導体層上に形成される比較的低抵抗の第1導電型の
第3半導体層とをさらに備えるものである。
(作用) この発明においては、気相成長の工程前に第2導電型の
領域の表面が酸化膜または窒化膜によって被覆されるた
めに、気相成長の工程において該第2導電型の領域はエ
ツチングされにくく、したがって該第2導電型の領域を
形成する不純物が気相成長する半導体層に取り込まれて
、この半導体層と上記半導体基板表面との境界部に反転
層が形成されるということはない。
〔実施例〕
第1図(a)〜(d)はこの発明による半導体装置の製
造方法の途中までの工程の一実施例を示す縦断面である
。すなわち、この製造方法はSlトランジスタやSlサ
イリスタの製造方法を示したものであって、先ず第1図
(a)に示すようにn型の3i基根1の表面1aにチセ
ネル領域1bとなる部分を残して、例えばボロン拡散な
どによってp型のゲート領域2が選択的に形成される。
ついで第1図(b)に示すように、3i基板1の表面1
a上に酸化膜5が形成される。この酸化膜5に代えて窒
化膜を用いてもよい。このあと、酸化膜5のうち上記チ
ャネルi![1bに相当する部分がエツチングにより第
1図(C)に示すように除去される。
すなわち、酸化膜5は上記ゲート領域2の表面上にのみ
形成される。ついで第1図(d)に示すように酸化膜5
を含む3i基板1の表面1a上に、従来と同様に5iC
14とH2を反応させる気相成長によってn  1FJ
3が形成される。このとき、ゲート領域2の表面は酸化
膜5で覆われており、酸化膜5はHClとの反応が3i
と比べて極めて遅いので、ゲート領域2が気相成長に伴
ってエツチングされるのが防止される。したがって、ゲ
ート領域2を形成しているボロンなどの不純物がオート
ドーピング作用によって気相成長するn  113に取
り込まれ、n 層3とSi基板1表面1aとの境界部に
p型の反転層が形成されるということはない。
このあと、周知の方法によって第2図に示すように、上
記n−層層上上低抵抗のn+層3aを形成しその一部を
残すことによりソース領hi6が形成され、また3i基
板1の裏面側に + mからなるドレイン領域7が形成
され、さらにゲート領域2、ソース領域6.ドレイン領
域7上にそれぞれゲート電極8.ソース電極9.ドレイ
ン電極10が形成されてSIトランジスタ11とされる
方、第3図に示すように、3i基板1の裏面側に、上記
n+層からなるドレイン領11117.ドレイン電極1
0に代わって、p+層からなるエミッタ領域12、エミ
ッタ電極13が形成される場合にはSlサイリスタ14
が得られる。
このような工程によって得られたSIトランジスタ11
やSlサイリスタ13では上記した反転層が形成されな
いために、製品間でオン特性にバラツキが生じることは
ない。なお、第1図(d)の気相成長工程において形成
されるn 層3(第2図および第3図ではソース領域6
)のうち、斜線を施して示す酸化膜5上の部分では多結
晶3iが形成される一方、斜線を施さないチャネル1b
上の部分では単結晶S1が形成されることになるが、こ
れらの差が得られる製品の特性に影響を与えることはな
い。
なお上記実施例では半導体基板がn型のSi基板の場合
について説明したが、p型の3i基板を用い上記した各
導電型を逆にしてSIトランジスタやSlサイリスタを
得てもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、気相成長の工程前に第
2導電型の領域の表面を酸化膜または窒化膜で被覆して
、気相成長される半導体層にオートドーピング作用によ
る反転層が形成されるのを防止するようにしているので
、得られるSIトランジスタやSlサイリスタなどのオ
ン特性に上記反転層に起因するバラツギが生じず、製品
歩留りを大幅に向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図 (a)〜(d)はこの発明による半導体装置の
製造方法の一実施例の工程を示す断面図、第2図はその
製造方法により得られるSIトランジスタを示す断面図
、第3図はその製造方法により得られるSlサイリスタ
を示す断面図、第4図(a)(b)は従来の半導体装置
の製造方法の工程を示す断面図、第5図はその製造方法
の途中の工程で得られる半製品を示す断面図である。 図において、1は3i基板、2はゲート領域、3はn−
層、5は酸化膜である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板の第1主表面上に第2導
    電型の領域を選択的に形成する工程と、前記領域上に酸
    化膜または窒化膜を形成する工程と、前記酸化膜または
    窒化膜の形成領域を含む前記第1主表面上に第1導電型
    の第1半導体層を気相成長によつて形成する工程とを含
    む半導体装置の製造方法。
  2. (2)請求項1記載の製造方法により得られる構造に加
    え、その構造における前記半導体基板の第2主表面上に
    形成される比較的低抵抗の第1あるいは第2導電型の第
    2半導体層と、前記構造における前記第1半導体層上に
    形成される比較的低抵抗の第1導電型の第3半導体層と
    をさらに備える半導体装置。
JP28060488A 1988-11-07 1988-11-07 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH02126678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28060488A JPH02126678A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28060488A JPH02126678A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02126678A true JPH02126678A (ja) 1990-05-15

Family

ID=17627347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28060488A Pending JPH02126678A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02126678A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02181972A (ja) * 1989-01-09 1990-07-16 Komatsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH0653348U (ja) * 1993-01-08 1994-07-19 日信工業株式会社 マスタシリンダ
JP2008522435A (ja) 2004-12-01 2008-06-26 セミサウス ラボラトリーズ, インコーポレーテッド 広いバンドギャップの半導体材料における横型トレンチ電界効果トランジスタ、該トランジスタを製造する方法、および該トランジスタを組み込む集積回路
JP2011124597A (ja) * 1999-02-12 2011-06-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 電界効果トランジスタおよびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02181972A (ja) * 1989-01-09 1990-07-16 Komatsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JPH0653348U (ja) * 1993-01-08 1994-07-19 日信工業株式会社 マスタシリンダ
JP2011124597A (ja) * 1999-02-12 2011-06-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2008522435A (ja) 2004-12-01 2008-06-26 セミサウス ラボラトリーズ, インコーポレーテッド 広いバンドギャップの半導体材料における横型トレンチ電界効果トランジスタ、該トランジスタを製造する方法、および該トランジスタを組み込む集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2911694B2 (ja) 半導体基板及びその製造方法
JPH02126678A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0529250A (ja) 炭化珪素半導体装置
JP2869653B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3003598B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0258335A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07193227A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63271941A (ja) 結晶欠陥発生防止方法
JPH0669430A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2943006B2 (ja) 半導体基板の製造方法
JP2800753B2 (ja) 接合型電界効果トランジスタの製造方法
JPH06163556A (ja) 半導体装置
JPS63137411A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0226061A (ja) 半導体集積回路の製造方法
JP2575206B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH01208865A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05267321A (ja) バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JPH04152533A (ja) 半導体装置
JPH0254556A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH04283935A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05136160A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0897143A (ja) Soi型半導体装置の製造方法
JPH04102333A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000312009A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2003318113A (ja) 半導体装置及びその製造方法