JPH02126584A - 点火プラグ - Google Patents

点火プラグ

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JPH02126584A
JPH02126584A JP1161404A JP16140489A JPH02126584A JP H02126584 A JPH02126584 A JP H02126584A JP 1161404 A JP1161404 A JP 1161404A JP 16140489 A JP16140489 A JP 16140489A JP H02126584 A JPH02126584 A JP H02126584A
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渥美 守弘
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    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/40Sparking plugs structurally combined with other devices
    • H01T13/41Sparking plugs structurally combined with other devices with interference suppressing or shielding means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電波雑音抑制効果のある抵抗体を内蔵した点火
プラグに関するものである。
〔従来の技術] 従来公知の点火プラグとしては、特開昭50−1448
30号公報にあるごとく、酸化錫を含有する主抵抗体粉
末と、ジルコニア等の粒径177μ・mの電気絶縁性セ
ラミック粉末と、軟化温度が300 ’C〜600°C
のガラス粉末とから成る抵抗体粉末を焼結して成る抵抗
体を絶縁体の内孔内に導電ガラス体とともに封着したも
の、あるいは特開昭57−105988号公報にあるご
とく、カーボンブラック、ジルコニア等の電気絶縁セラ
ミック粉末、及び異なる2種類のガラス粉末より成る抵
抗体粉末を焼結して成る抵抗体を絶縁体の内孔内に導電
ガラス体とともに封着したもの、また特開昭61−10
4580号公報にあるごとく、カーボン、このカーボン
よりも粒径の大きい5μ・m〜80μ・mの範囲のガラ
ス粉末、及びこのガラス粉末よりも粒径の大きい50μ
・m〜300μ・mの範囲のガラス粉末より成る抵抗体
粉末を焼結して成る抵抗体を絶縁体の内孔内に導電ガラ
ス体とともに封着したもの、等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来公知のものにおいては、電波雑音抑制効果が十
分なものとは言えない。
そこで、本発明者はこの点につき鋭意研究したところ、
抵抗体と導電ガラス体との境界面が湾曲し、抵抗体の実
質的な長さが短くなって実質的抵抗値が減少し、このた
めに電波雑音抑制効果が十分でないことがわかった。ま
た、上記境界面が湾曲化する原因としては、点火プラグ
の製造段階で絶縁体の内孔内の上記抵抗体材料、導電ガ
ラス体材料を軟化させ、この軟化材料に圧力を加えた際
にその圧力が上記材料に均一に分散しないため、湾曲状
にくぼむのである。
本発明は上記の諸点に鑑みて案出されたものであって、
上記抵抗体を改良することにより、抵抗体と導電ガラス
体との境界面の湾曲化を抑えて電波雑音抑制効果を一層
向上しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、絶縁体の内孔内において端子電極と中心電極
との間に抵抗体を設け、この抵抗体の一端と端子電極と
の間、および抵抗体の他端と中心電極との間に各々導電
ガラス体を設け、上記抵抗体をガラス粉末、電気絶縁性
セラミック粉末、およびガラス粉末とセラミック粉末と
の合計100重量%に対し、0.1〜2.5重量%のカ
ーボンブラックの焼結体により構成し、上記ガラス粉末
を、粒径177μ・m〜840μ・mの粗粒ガラスと粒
径74μ・m以下の微粒ガラスとで構成し、かつ上記セ
ラミック粉末を、粒径177μ・m〜840μ・mの粗
粒セラミックと粒径10μ・m以下の微粗セラミックと
で構成することを基本構成とし、上記セラミック粉末の
粗粒セラミックを溶融アルミナの場合には、 微粒セラミックの密度をχg/cXaとした時、ガラス
粉末とセラミック粉末との合計を100%とした時のガ
ラス粉末量は重量%で 65、7−7.5x2〜82.十0.5x2〜82.2
〜82.2−6.1χ+0:4χ2 (重量%)ガラス
粉末中に占める粗粒ガラスは重量比率で0、53 + 
0.03χ−0,0006χ2〜0.72 +0.06
χ−0,OO30χ2 セラミツク粉末中に占める粗粒溶融アルミナは重量比率
で、 0、93−0.20χ+0.016χ2〜1.060、
 I Oχ+0.006χ2であり、上記セラミック粉
末の粗粒セラミックを溶融シリカの場合には、 微粒セラミックの密度を1g / c+dとした時、ガ
ラス粉末とセラミック粉末との合計を100%“とした
時のガラス粉末量は重量%で78、5−9.7χ+0.
7χ2〜90.7−7.0χ+〇、 4χ2 (重量%
)、 ガラス粉末に占める粗粒ガラスは重量比率で−0,33
+0.39χ−0,038χ2〜0.58 +0.09
χ−0,OO5x2〜82.2セラミック粉末中に占め
る粗粒溶融アルミナは重量比率で、 0、75−0.18χ十〇、 Ol 5x2〜82.2
〜1.100.16χ+0.011χ2とするものであ
る。
本発明のごとき数値範囲内にガラス粉末、セラミック粉
末を設定すると、粗粒ガラスと粗粒セラミックとが抵抗
体材料中で隣接しあって混在することになり、点火プラ
グの製造時に熱処理及びプレス処理した際に、そのプレ
ス圧力を粗粒ガラス、粗粒セラミックの粒が連なる方向
に分散、即ち抵抗体材料の全体に分散させることができ
、このため抵抗体と導電ガラス体との境界面の湾曲化を
抑制できると考えられる。このような作用を達成するた
めには、ガラス粉末の粗粒ガラスは上記熱処理によって
もガラス粒形状を維持し形骸化していることが必要であ
る。このためには、上記熱処理温度において溶融しない
ガラスが必要であり、少なくとも粒径177μ・mは必
要である。これは、ガラスの粒径により示差軟化点が第
5図のように異なるという本発明者の実験結果に基づく
。粒径177μ・mより大きな粗粒ガラスは約900°
Cの軟化点を有し、上記熱処理温度の850″C(−般
的)では溶融しない。このように、ガラスの粒径が大き
いものは溶融に至らないまでも、上記熱処理時には粒表
面からある厚さ部分が軟化し、芯部を残した状態にある
。このため、非常に軟らかく上記プレス処理の圧力で容
易に変形し、上述のごとくプレス圧力を抵抗体材料の全
体に分散できるのである。
しかし、上記粗粒セラミックが含まれないと上記プレス
圧力で粗粒ガラスが変形し、力の分散伝達がうまく行わ
れず、プレス圧力方向のみが圧縮され、抵抗体と導電ガ
ラス体との境界面が湾曲するのである。
ガラスの粒径が大きすぎると、粗粒ガラスの粒の隣り合
う間に形成される隙間が大きくなり、後述する微粒ガラ
スによるその隙間の充填が十分に行えなくなり、負荷寿
命抵抗変化率がJIS規格D5102に規定された値を
オーバーし、好ましくない。故に、粗粒ガラスの粒径の
上限値は840μ・mである。なお、望ましい範囲は2
50μ・m〜840μ・mである。
セラミック粉末の粗粒セラミックの粒径は、粗粒ガラス
と同じ177μ・m〜840μ・mである。177μ・
mを下回ると、前述の境界面が湾曲する傾向にあり、8
40μ・mを上回ると上記粗粒ガラスで述べたのと同様
の問題を生ずる。
次に、ガラス粉末における微粒ガラスは、前記熱処理で
粒形状を残さずに完全に溶融し、プレス処理時に抵抗体
材料中を容易に移動して粗粒ガラスの粒どうしの間の隙
間、粗粒セラミックの粒どうしの間の隙間、あるいは粗
粒ガラスの粒と粗粒セラミックの粒との間の隙間に残留
する空気を追い出してその隙間を充填する作用を果たす
。これにより、抵抗体材料中の残存酸素による通電時の
カーボンの酸化、焼損を低減し、JIS規格D5102
に規定された負荷寿命抵抗変化率の小さい安定した抵抗
値を維持できる。
かような作用を果たすための微粒ガラスの粒径は74μ
・m以下である。この粒径であれば、第5図から軟化点
は835°Cであり、850 ”Cの熱処理時にはほぼ
完全に溶融している。この微粒ガラスの粒径は74μ・
m以下であるが、望ましくは10μ・m〜74μ・mが
よい。
次に、セラミック粉末における微粒セラミックは、第4
図(a)、 (b)のごとく、抵抗体中において後述す
るカーボンブラック61の導電経路を形成するものであ
り、カーボンブランクの粒61は微粒セラミックの粒6
2の周囲を取り巻き、隣接した微粒セラミックの粒62
どうじを介してカーボンブラックの粒61どうしが接触
する。なお、第4図(a)のA部を拡大して示す第4図
(b)かられかるように、カーボンブラックの粒61は
微粒セラミックの粒62のみならず、粗粒セラミックの
粒63の周り、粗粒ガラスの粒64の周りをも取り巻く
が、カーボンブラックの導電経路の主体を構成するのは
、微粒セラミックの粒62である。なお、65は溶融し
た微粒ガラスを示す。また、微粒セラミングの存在によ
りカーボンブラックの導電経路が抵抗体の内部に多く存
在することになり、抵抗体内部の残存酸素でカーボンブ
ラックが多少焼失しても抵抗体全体の抵抗値にはほとん
ど影響がない。
このような作用を果たす微粒セラミックの粒径は10μ
・m以下が必要であり、望ましくは入手できる範囲の0
.1μ・m〜10μ・mがよい。
ガラス粉末中に占める粗粒ガラスの重量比率、セラミッ
ク粉末中に占める粗粒セラミックの重量比率、ならびに
ガラス粉末とセラミック粉末との混合重量割合は前記の
表1に示した通りであり、この表1に示した数値範囲と
ガラス粉末及びセラミック粉末の各粒径範囲とが相俟っ
て、抵抗体と導電ガラス体との境界面の湾曲化の抑制を
達成できるのである。湾曲化した場合の抵抗体の実質的
長さは第3図(a)の!、であり、湾曲化を抑制した場
合の抵抗体の実質的長さは第3図(b)の12である。
なお、カーボンブラックはガラス粉末とセラミック粉末
との合計100%に対し、0.1〜2.5%であるが、
これはJIS規格D5102に定められる許容抵抗値を
含めて0. I KΩ〜30にΩの値を得るのに必要な
量である。
〔発明の効果〕
以上、説明した通りであって、抵抗体と導電ガラス体と
の境界面の湾曲化を、抵抗体材料の選定によって抑制で
き、このため電波雑音抑制効果を向上できる。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的実施例により詳細に説明する。
まず、点火プラグの全体構成につき、第1図及び第2図
゛により説明すると、絶縁体1の中心にはその軸方向に
貫通した内孔8を有している。この内孔8の一端の開口
部には端子電極7が挿入され、他端の開口部には中心電
極4が挿入されている。
内孔8内において、端子電極7と中心電極4との間の中
心部分に抵抗体6が配置してあり、また、抵抗体6の一
端と端子電極7との間には導電ガラス体5bが配置して
あり、更に抵抗体6の他端と中心電極4との間には導電
ガラス体5aが配置しである。これら抵抗体6及び導電
ガラス体5a。
5bはその材料中のガラスを介して内孔8の内壁及び相
互に結合しており、また中心電極4、端子電極7も導電
ガラス体5a、、5bに結合している。
なお、図中2は金属ハウジング、3は接地電極を示して
いる。抵抗体6の組織を模式的に示すと第4図(a)、
 (b)のごとくであり、各符号61〜64の説明は前
述したとおりである。
次に、下記に示す方法により点火プラグを製造した。
(抵抗体材料の調整) 74μ・m以下の微粒ガラスと平均粒径(D50)5μ
・mの微粒セラミックとカーボンブラックとを振動ミル
により混合し、混合物を調整する。
この混合物に、177μ・m〜840μ・mまでの粒径
分布にある粗粒ガラスと177μ・m〜840μ・mま
での粒径分布にある粗粒セラミックとを攪拌機にて均一
に混合する。攪拌後、この混合物を造粒するために、こ
の混合物1 kgに対し、0.65重量%濃度のカルボ
キシチメルセルロースの水溶液を60g添加し、再度十
分に混合、攪拌する。こうして得られた抵抗体材料を乾
燥機にて十分乾燥した後、16メツシエ(1000μ・
m)のふるいに通した。
なお、微粒、粗粒ガラス、粗粒セラミックの粒径分布は
次の表2〜表5のようである。
表 〈粗粒ガラス〉 表 〈粗粒アルミナ〉 表 また、 上記ガラス粉末は次の表6の組成のものを用いた。
(以下余白) 表 次に、導電ガラス体材料の調整を行った。銅粉末50重
量%とホウケイ酸ガラス50重量%とを十分に混合して
調整した。
(組 立) 絶縁体の内孔(直径4.8 mm )の下端に中心電極
を挿入し、上記導電ガラス体材料的0.3gを絶縁体の
内孔内に入れて約70kgのプレス圧力をこの材料に加
え、その材料の表面を平坦にした。次に、この材料上に
、約181−の体積相当分の重量に調整された上記抵抗
体材料を充填し、上記のプレス圧力によりこの材料の表
面を平坦にした。その後、この抵抗体材料の上に上記導
電ガラス体材料を約0.3g充填した。
次いで、端子電極を絶縁体の内孔内の上端に挿入後、全
体を約850°Cに保持された電気炉中に約30分間放
置する。その後、炉中より絶縁体を取り出し、約70k
g/c+flの圧力を端子電極に加えた。絶縁体を冷却
後、その外周囲に接地電極を有したハウジングを固定す
る。
(評価試験) 第6図に示した評価装置により上記組立器の雑音電界強
度を測定した。測定周波数、30,90゜180.30
0,500,800,100O100Oにつき、点火プ
ラグの火花放電時の雑音電界強度を60sec測定し、
その最大値を評価した。なお、第6図中、9は試験プラ
グ、10は5にΩのプラグコード、11は点火コイル、
12は高周波電流測定用プローブ、13は電界強度計、
14は絶縁板、15は電源を示す。
(評 価) 以上説明した材料の調整及び組立に基づいて点火プラグ
を作り、かつ上記評価試験を行った場合において、粗粒
セラミック、微粒セラミックの種類、ガラス粉末とセラ
ミック粉末との混合割合、ガラス粉末中に占める粗粒ガ
ラスの比率、セラミック粉末中に占める粗粒セラミック
の比率、及びカーボンブランクの割合によって、点火プ
ラグの抵抗体の抵抗値、雑音電界強度がどのように変わ
るかをみた。その結果を表7の1〜表16に示す。
表7の1及び表7の2を代表して説明すると、No、 
1〜No、 33は実施例を、No、 34〜No、 
40は比較例を示す。ここで、No、 15の実施例と
No、 38の比較例との雑音電界強度の測定結果を示
すと第7図のごとくであり、図中AがNo、38、Bが
Nα15であって、実施例のものは測定した前述の7周
波に亘ってほぼ平行的に雑音電界強度が低減しており、
大きな電波雑音抑制効果が認められた。なお、表7の1
及び表7の2のNo、 1〜No、 33の実施例は、
すべて測定7周波に亘ってほぼ平行的に雑音電界強度が
低減し、電波雑音抑制効果が認められたことから、表7
の1.7の2には測定周波数90MHzの雑音電界強度
を示しである。表7の1.7の2のNo、 34〜No
、40も90M)(zの雑音電界強度を示してあり、ま
た表8の1〜表16の2のN081〜No、40も90
MHzの雑音電界強度を示しである。
Nα34 、 No、35 、 No、39及びNo、
40は、JIS規格D5102に定められる5にΩ〜3
0にΩ±30%の許容抵抗値を逸脱している。一方、N
o、 36、 Nα37. No、38. No、40
は上記許容抵抗値を逸脱していないが、抵抗体と導電ガ
ラス体との境界面がひどく湾曲している。このことは、
上記N。
34.35,39.40についても言える。
そこで、No、 7とNα38との抵抗体部分の断面を
模式的に表したのが第8図である。
この第8図から理解されるごとく、Nα7のもの(A)
は抵抗体6と導電ガラス体5a、5bとの境界面は平坦
化しているのに対し、No、38のもの(B)は境界面
が湾曲している。
次に、No、11.  I 6. 26の抵抗体部分の
断面をみたのが第9図である。No、11のもの(A)
は第8図のNo、マ(A)とほとんど変わらない。No
、 16のもの(B)は抵抗体6とその下部の導電ガラ
ス体5aとの境界面はほぼ平坦となっているが、上部の
導電ガラス体5bと抵抗体6との境界面は若干湾曲して
いる。しかし、第8図のNo、38のもの(B)に比べ
ればその度合は小さい。No、26のもの(C)はNo
、 16のもの(B)に比べると上部の導電ガラス体5
bと抵抗体6との境界面はやや湾曲しているが、第8図
のNo、38(B)に比べれば湾曲度合が小さいし、下
部の導電ガラス体5aと抵抗体6との境界面は平坦に近
い。このように、上下のいずれか一方の導電ガラス体と
抵抗体との境界面が平坦で、他方がやや湾曲していても
抵抗体の実質的長さは、両方の境界面が湾曲している場
合に比べれば長いことが理解される。
なお、表7の1〜表16の2においては、前記表1の抵
抗体材料のガラス粉末、及びセラミック粉末の混合割合
の上限、下限、及び粗粒ガラスの構成比率、粗粒セラミ
ックの構成比率の上限、下限が示してあり、その上限、
下限を逸脱する値は示してないが、この上限を逸脱する
と、電波雑音抑制効果は大なるものの、JIS規格D5
102に規定される負荷寿命抵抗変化率が初期抵抗値に
比べて±30%を越え、実用に適しないし、下限を逸脱
すると電波雑音抑制効果が全くないし、上記負荷寿命抵
抗変化率が著しく増大し、やはり実用に適しないことを
確認している。
また、前記(抵抗体材料の調整)の項において、微粒セ
ラミックは平均粒径(D50)5μ・m(7)ものを用
いたが、10μ・m以下の粒径のものを用いても表7の
1〜表16の2の結果はほとんど変わらないことを確認
しているし、また、ガラス粉末も前記表6の組成に限ら
ず、ホウ酸バリウム、ホウケイ酸バリウム系ガラスでも
よいことを確認している。
以上の結果を第10図(a)乃至(C)および第11図
(a)乃至(C)に示す。
第10図(a)乃至(C)は粗粒セラミックとして粗粒
溶融アルミナを採用した時であり、横軸を微粒セラミッ
クの密度(g/cffl)で示し、縦軸を第10図(a
)ではガラス粉末量(重量%)、第10図(blではガ
ラス粗粒物構成比率および第1O図(C)ではセラミッ
ク粗粒物構成比率としている。
第10図(a)乃至(C)より明らかなように、微粒セ
ラミックの密度をχ(g/cffl)とした場合、ガラ
ス粉末とセラミック粉末との合計を100%とした時の
ガラス粉末量は重量%で 65、7−7.5x2〜82.+0.5x2〜82.”
((ア)の線に相当、以下同一)〜82.2−6.1χ
+〇、 4χ2 (イ)(重量%) ガラス粉末中に占める粗粒ガラスは重量比率で、0、5
3 + 0.03χ−0,OOO6χ2 (つ)〜0、
72 + 0.06χ−0,OO30χ2 (1)、セ
ラミック粉末中に占める粗粒溶融アルミナは重量比率で
、 0、93−0.20χ+0.016χ2 (オ)〜1.
060.10χ+O,OO6χ2 (力)であることを
容易に導くことができる。
さらに、第11図(a)乃至(C)では、粗粒セラミッ
クとして粗粒熔融シリカを採用した時であり、横軸及び
縦軸は第10図(a)乃至(C)と同一とした。
第11図(a)乃至(C)からでもまた明らかなように
、微粒セラミックの密度を1g / cdIとした時、
ガラス粉末とセラミック粉末との合計を100%とした
時のガラス粉末量は重量%で 78、5−9.7χ+〇、 7χ2 (キ)〜90.7
7.0−4χ2 (り)(重量%) ガラス粉末中に占める粗粒ガラスは重量比率で、0、3
3 + 0.39χ−0,038χ2 (ケ)〜0、5
8 + 0.09χ−0,OO5x2〜82.2 (コ
)セラミック粉末中に占める粗粒溶融アルミナは重量比
率で、 0.75−0.18χ+〇、015x2〜82.2 (
す)〜1.100.16χ+0.011χ2 (シ)で
あることが容易に導くことができる。
(他の実施例) 先の実施例に用いた微量セラミック以外として本実施例
では、ムライト(密度χ= 3.1 g /cyll。
以下同様)、チタニアχ= 4.2 g /ca、酸化
クロムχ= 5.2 g /c+dについて評価を行っ
た。なお、他の条件は前述の抵抗体材料の調整と同一と
し、かつガラス粉末量、粗粒ガラスの重量比率、粗粒溶
融アルミナ重量比率の最適値を求めた。
その結果を第17表に示す。
(以下余白) 第17表には、本実施例の結果とともに、前記実施例に
よって求めた(ア)〜(シ)式によって求めた数値を記
載した。
第17表より明らかなように、前記実施例において求め
た(ア)〜(シ)式は、本実施例のガラス粉末量等の最
適値を十分満足することがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明点火プラグの一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の抵抗体及び導電ガラス体を拡大して示す
拡大図、第3図(a)、 (b)は抵抗体の実質的長さ
を説明する抵抗体の断面図、第411F(a)。 (b)は第2図の抵抗体の組織図を示し、第4図(b)
は第4図(a)のA部拡大図、第5図は本発明における
ガラス粉末の粒径と示差熱分析軟化点との関係を示す特
性図、第6図は本発明の説明に供する評価試験装置を示
す斜視図、第7図は本発明の説明に供する特性図、第8
図及び第9図は本発明の説明に供する、抵抗体及び導電
ガラス体を示す断面図、第10図は粗粒セラミックに溶
融アルミナを用いた抵抗体の特性を示す特性図、第11
図は粗粒セラミックに溶融シリカを用いた抵抗体の特性
を示す特性図である。 1・・・絶縁体、4・・・中心電極、5a、5b・・・
導電ガラス体、6・・・抵抗体、7・・・端子電極、8
・・・内孔。 代理人弁理士  岡 部   隆 (ばか1名) / 第 図 竿 図 引” 7 ! 二41 (0C) プ゛°ラス。ナた色 竿 笛 図 5T、m’cラミーt7a+2Fz (a/cm’ >
(Ilり (C) 第 ] (bl 第 11 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)軸方向に貫通した内孔を有した絶縁体と、該絶縁
    体の前記内孔の一端の開口部に挿入、固定された端子電
    極と、前記絶縁体の前記内孔の他端の開口部に挿入、固
    定された中心電極と、前記絶縁体の前記内孔内であって
    、前記端子電極と前記中心電極との間に設けられた抵抗
    体と、該抵抗体の一端と前記端子電極との間、および前
    記抵抗体の他端と前記中心電極との間に設けられた導電
    ガラス体とを有した点火プラグにおいて、 前記抵抗体は、 ガラス粉末と、 電気絶縁性セラミック粉末と、 および前記ガラス粉末と前記セラミック粉末との合計1
    00%に対し0.1〜2.5%のカーボンブラックと、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、粒径10μ・m以下の微粒セ
    ラミックとから成り、 この微粒セラミックの密度をxg/cm^3とした場合
    、 前記ガラス粉末と前記セラミック粉末との合計を100
    %とした時の前記ガラス粉末量は重量%で 65.7−7.5x+0.5x^2〜82.2−6.1
    x+0.4x^2(重量%)、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.53+0.03x−0.0006x^2〜0.72
    +0.06x−0.0030x^2、前記セラミック粉
    末中に占める前記粗粒溶融アルミナは重量比率で 0.93−0.20x+0.016x^2〜1.06−
    0.10x+0.006x^2である ことを特徴とする点火プラグ。 (2)軸方向に貫通した内孔を有した絶縁体と、該絶縁
    体の前記内孔の一端の開口部に挿入、固定された端子電
    極と、前記絶縁体の前記内孔の他端の開口部に挿入、固
    定された中心電極と、前記絶縁体の前記内孔内であって
    、前記端子電極と前記中心電極との間に設けられた抵抗
    体と、該抵抗体の一端と前記端子電極との間、および前
    記抵抗体の他端と前記中心電極との間に設けられた導電
    ガラス体とを有した点火プラグにおいて、 前記抵抗体は、 ガラス粉末46.8〜66.5%(重量%で以下同じ)
    、 電気絶縁性セラミック粉末53.2〜33.5%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、粒径10μ・m以下の微粒ジ
    ルコニアとから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.63〜0.89であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融アルミナは
    重量比率で0.43〜0.81であることを特徴とする
    請求項(1)記載の点火プラグ。 (3)前記抵抗体は、 ガラス粉末40.0〜60.0%、 電気絶縁性セラミック粉末60.0〜40.0%、およ
    びこのガラス粉末と前記電気絶縁性セラミック粉末との
    合計100%に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラ
    ック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、粒径10μ・m以下の微粒ジ
    ルコニアとから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.70〜0.99であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融アルミナは
    重量比率で0.30〜0.70であることを特徴とする
    請求項1記載の点火プラグ。 (4)前記抵抗体は、 ガラス粉末44.0〜64.0%、 電気絶縁性セラミック粉末56.0〜36.0%、およ
    び、このガラス粉末と前記電気絶縁性セラミック粉末と
    の合計100%に対し0.1〜2.5%のカーボンブラ
    ック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、 粒径10μ・m以下の微粒アルミナとから成り、前記ガ
    ラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で0.6
    5〜0.92であり、 前記電気絶縁性セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融
    アルミナは重量比率で0.38〜0.77であることを
    特徴とする請求項(1)記載の点火プラグ。 (5)前記抵抗体は、 ガラス粉末42.8%〜62.7%、 電気絶縁性セラミック粉末57.2%〜37.3%、お
    よびこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計10
    0に対し0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、粒径10μ・m以下の微粒ジ
    ルコンとから成り、前記ガラス粉末中に占める前記粗粒
    ガラスは重量比率で0.67〜0.95%であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融アルミナの
    重量比率は0.35〜0.74であることを特徴とする
    請求項(1)記載の点火プラグ。 (6)前記抵抗体は、 ガラス粉末50.0〜69.2%、 電気絶縁性セラミック粉末50.0〜30.8%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し0.1〜2.5%のカーボンブラック、の焼結
    体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒溶融アルミナと、粒径10μ・m以下の微粒シ
    リカとから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.61〜0.86であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融アルミナは
    重量比率で0.52〜0.85であることを特徴とする
    請求項(1)記載の点火プラグ。 (7)軸方向に貫通した内孔を有した絶縁体と、該絶縁
    体の前記内孔の一端の開口部に挿入、固定された端子電
    極と、前記絶縁体の前記内孔の他端の開口部に挿入、固
    定された中心電極と、前記絶縁体の前記内孔内であって
    、前記端子電極と前記中心電極との間に設けられた抵抗
    体と、該抵抗体の一端と前記端子電極との間、および前
    記抵抗体の他端と前記中心電極との間に設けられた導電
    ガラス体とを有した点火プラグにおいて、 前記抵抗体は、 ガラス粉末と、 電気絶縁性セラミック粉末と、 および前記ガラス粉末と前記セラミック粉末との合計1
    00%に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラックと
    、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粗粒ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粗粒熔融シリカと、粒径10μ・m以下の微粒セラ
    ミックとから成り、 この微粒セラミックの密度をxg/cm^3とした場合
    、 前記ガラス粉末と前記セラミック粉末との合計を100
    %とした時の前記ガラス粉末量は重量%で 78.5−9.7x+0.7x^2〜90.7−7.0
    x+0.4x^2(重量%) 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で −0.33+0.39x−0.038x^2〜0.58
    +0.09x−0.005x^2、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融アルミナは
    重量比率で 0.75−0.18x+0.015x^2〜1.10−
    0.16x+0.011x^2である ことを特徴とする点火プラグ。 (8)前記抵抗体は、 ガラス粉末53.9〜72.6%、 電気絶縁性セラミック粉末46.1〜27.4%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粒径ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粒径溶融シリカと、粒径10μ・m以下の微粒窒化
    珪素とから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.58〜0.82%であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融シリカは重
    量比率で0.30〜0.71であることを特徴とする請
    求項(7)記載の点火プラグ。 (9)前記抵抗体は、 ガラス粉末45.1〜64.9%、電気絶縁性セラミッ
    ク粉末54.9〜35.1%、 およびこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計1
    00%に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粒径ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粒径溶融シリカと、粒径10μ・m以下のジルコニ
    アとから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.65〜0.92であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融シリカは重
    量比率で0.20〜0.57であることを特徴とする請
    求項(7)記載の点火プラグ。 (10)前記抵抗体は、 ガラス粉末50.4〜69.7%、 前記絶縁性セラミック粉末49.6〜30.3%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粒径ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粒径溶融シリカと、粒径10μ・m以下のアルミナ
    とから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.60〜0.85であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融シリカは重
    量比率で0.23〜0.65であることを特徴とする請
    求項(7)記載の点火プラグ。 (11)前記抵抗体は、 ガラス粉末48.8〜68.2%、 電気絶縁性セラミック粉末51.2〜31.8%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し、0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粒径ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粒径溶融シリカと、粒径10μ・m以下のジルコン
    とから成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.62〜0.87であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒溶融シリカは重
    量比率で0.24〜0.62であることを特徴とする請
    求項(7)記載の点火プラグ。 (12)前記抵抗体は、 ガラス粉末58.2〜75.8%、 電気絶縁性セラミック粉末41.8〜24.2%、およ
    びこのガラス粉末と前記セラミック粉末との合計100
    %に対し0.1〜2.5%のカーボンブラック、 の焼結体より成り、 前記ガラス粉末は、粒径177μ・m〜840μ・mの
    粒径ガラスと、粒径74μ・m以下の微粒ガラスとから
    成り、 前記セラミック粉末は、粒径177μ・m〜840μ・
    mの粒径溶融シリカと、粒径10μ・m以下のシリカと
    から成り、 前記ガラス粉末中に占める前記粗粒ガラスは重量比率で
    0.39〜0.77であり、 前記セラミック粉末中に占める前記粗粒熔融シリカは、
    重量比率で0.39〜0.77であることを特徴とする
    請求項(7)記載の点火プラグ。 (13)前記ガラス粉末の前記粗粒ガラスは250μ・
    m〜840μ・mの粒径に選定され、前記微粒ガラスは
    10μ・m〜74μ・mの粒径に選定され、前記セラミ
    ック粉末の前記微粒セラミックは0.1μ・m〜10μ
    ・mの粒径に選定されていることを特徴とする請求項(
    1)〜(10)のいずれか1つに記載の点火プラグ。
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