JPH02125550A - ローカルエリアネットワークシステムにおける障害検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はローカルエリアネットワークシステムにおける
障害検出方式に関し、特に複数台のデータ伝送装置間を
接続してなるループ状のデータ伝送路を含むローカルエ
リアネットワークシステムにおける障害検出方式に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種のローカルエリアネットワークシステムに
おける障害検出方式では、データ伝送装置と外部システ
ムとのインタフェース部に障害が発生した場合には、デ
ータ伝送装置から外部システムに対してデータを送受信
した時点で初めて障害が検出可能であり、またデータ伝
送装置と外部システムとの間での再試行、データ伝送装
置間での再試行等により障害の検出までに時間を要して
いた。

また、障害を検出したデータ伝送装置からの同報通信に
よる障害通知だけでは、データの送受信が頻繁なデータ
伝送装置では障害通知を受信できない場合もあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のロー力ルエリアネッ１−ワークシステム
における障害検出方式では、データ伝送装置と外部シス
テムとのインタフェース部に障害が発生した場合に、デ
ータを送受信した時点で初めて障害を検出することがで
き、また障害に対する再試行機能により障害の検出まで
に時間が必要であったので、事前の障害検出および早急
な障害検出ができないという欠点がある。

また、障害を検出したデータ伝送装置からの同報通信に
よる障害通知だけでは、データの送受信が頻繁なデータ
伝送装置では障害通知を受信できない場合もあったので
、障害の検出漏れが発生するという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、障害発生を事前にか
つ早急に検出するとともに障害の検出漏れを有効に防止
するようにしたローカルエリアネットワークシステムに
おりる障害検出方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のロー力ルエリアネノＦ・ワークシステムにおけ
る障害検出方式は、複数台のデータ伝送装置と、これら
データ伝送装置間を接続してなるループ状のデータ伝送
路と、あるデータ伝送′ＡＷに接続されデータ伝送装置
およびデータ伝送路の保守監視を行う監視装置と、デー
タ伝送装置に接続されている外部システムとからなるロ
ーカルエリアネットワークにおける障害検出方式におい
て、外部システムとのインタフェース部の障害を検出し
たときにデータ伝送路上の残り全てのデータ伝送装置に
対して障害通知を同報通信する同報通信手段と、同報通
信による障害通知を受信したときにこの障害通知を接続
されている外部システムに送付する障害通知送付手段と
を備えるデータ伝送装置と、データ伝送装置から障害通
知を送付されたときにこの障害通知をシステム構成画面
に表示する障害通知表示手段と、特定のデータ伝送装置
に対して障害通知を送信する障害通知送信手段とを備え
る監視装置とを有する。

〔作用］ 本発明のローカルエリアネットワーク・システムにおけ
る障害検出方式では、データ伝送装置の同ｔ４通信手段
が外部システムとのインタフェース部の障害を検出した
ときにデータ伝送路上の残り全てのデータ伝送装置に対
して障害通知を同報通信し、データ伝送装置の障害通知
送付手段が同報通信による障害通知を受信したときにこ
の障害通知を接続されている外部システムに送付し、監
視装置の障害通知表示手段がデータ伝送装置から障害通
知を送付されたときにこの障害通知をシステム構成画面
に表示し、監視装置の障害通知送信手段が特定のデータ
伝送装置に対して障害通知を送信する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の障害検出方式が適用され
たローカルエリアネットワークシステムの一例としての
（ａｆｇ処理ネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。この情報処理ネットワークシステムは、デ
ータ伝送システム１と、複数（図示は３つ）の外部シス
テムである情報処理システム２，３および４と、データ
伝送システム１の保守監視を行う監視装置５とから、そ
の主要部が構成されている。

データ伝送システム１は、ループ状のデータ伝送路１１
と、データ伝送路１１上に接続された複数台（図示は４
台）のデータ伝送装置１２．１３．１４および１５とか
ら構成されている。

データ伝送袋！１２．１３．１４および１５は、情報処
理システム２．３および４ならびに監視装置５とデータ
伝送装置外部インタフェース部（以下、単に外部インタ
フェース部という）２ａ、３ａ、４ａおよび５ａを介し
てそれぞれ接続されており、外部インタフェース部２ａ
、３ａ、４ａおよび５ａの信号を常時監視していて、外
部インタフェース部２ａ、３ａ、４ａおよび５ａの切断
、情報処理システム２．３および４ならびに監視装置５
の電源断、信号乱れの障害等についての障害の発生を検
出することが可能となっている。

また、データ伝送装置１２．１３．１４および１５は、
情報処理システム２．３および４ならびに監視装置５と
の外部インタフェース部２ａ、３ａ、４ａおよび５ａで
の障害を検出したときにデータ伝送路１１上の残り全て
のデータ伝送装置１２．１３．１４および１５に対して
障害通知を同報通信する同報通信手段１２ａ、１３ａ、
１４ａおよび１５ａと、同報通信による障害通知を受信
したときに障害通知を接続されている情報処理システム
２．３および４ならびに監視装置５に送付する障害通知
送付手段１２ｂ。

１３ｂ、１４ｂおよび１５ｂとをそれぞれ含んで構成さ
れている。

監視装置５は、データ伝送装置１５から障害通知を送付
されたときに監視装置５のシステム構成画面に障害通知
を表示して保守員に告知する障害通知表示手段５ｂと、
監視装置５が特定するデータ伝送装置に障害通知を送信
する障害通知送信手段５ｃとを含んで構成されている。

第２図ｆａｔおよび山）は、本実施例のローカルエリア
ネットワークシステムにおける障害検出方式で使用され
る障害通知のデータ形式をそれぞれ示す図である。

第２図（ａｌは、データ伝送装置発信障害通知のデータ
形式１３１、すなわち障害が発生した外部インタフェー
ス部と接続されているデータ伝送装置から同報通信手段
によりデータ伝送路１１上の残り全てのデータ伝送装置
に同報通信される障害通知のデータ形式を示す。このデ
ータ伝送装置発信障害通知のデータ形式１３１は、デー
タ伝送路上のデータ伝送装置のアドレス（Ａｄｄｒｅｓ
ｓ）と、データ伝送システム上の障害を表す制御コード
（Ｃｏｎｔ）と、障害情報のコード（Ｉｎｆ）と、将来
用に確保されたフィールドＣＲＦＵ）とからなる。なお
、同報通信時には、Ａｄｄｒｅｓｓには、同報通信を示
すアドレスのコードがセットされる。

また、第２図山）は、監視装置発信障害通知のデータ形
式３０１　、すなわち監視装置５から障害通知送信手段
５ｃにより特定のデータ伝送装置に対して送信される障
害通知のデータ形式を示す。この監視装置発信障害通知
のデータ形式３０１は、データ伝送路上のデータ伝送ｇ
Ｍのアドレス（Ａｄｄｒｅｓｓ）と、データ伝送システ
ム上の制御情報を表す制御コード（Ｃｏｎｔ）と、通知
情報の種別（障害情報のコード）　　（［ｎｆ）と、障
害情報および付加情ｆｉｔ（Ｄａｔａ）とからなる。

次に、このように構成された本実施例のローカルエリア
ネットワークシステムにおける障害検出方式の動作につ
いて説明する。なお、ここでは、データ伝送装置１３の
外部インタフェース部３ａに障害が発生した場合を例に
とって説明する。

データ伝送装置１３が外部インタフェース部３ａの信号
を常時監視していて、外部インタフェース部３ａの切断
、情報処理システム３の電源断、信号乱れの障害等の障
害の発生を検出したならば、データ伝送装置１３は、同
報通信手段１３ａによりループ状のデータ伝送路ｌｌ上
の残り全てのデータ伝送袋！１２．１４および１５に対
してデータ伝送装置発信障害通知のデータ形式１３１を
使用して障害発生および障害状況を示す障害通知を同報
通（εする。

このとき、データ伝送装置発信障害通知のデータ形式１
３１のＡｄｄｒｅｓｓには、同報通信を示すアドレスの
コードがセントされて、同報通信が行われる。

データ伝送装置１２および１４では、同報通信で送信さ
れてきた障害通知を受信したならば、障害通知送付手段
１２ｂおよび１４ｂにより障害発生および障害状況を示
す障害通知をデータ伝送装置１２および１４に接続され
ている情報処理システム２および４に外部インタフェー
ス部２ａおよび４ａを介してそれぞれ送付する。

データ伝送装置１５では、同報通信で送信されてきた障
害通知を受信したならば、障害通知送付手段１５ｂによ
り障害発生および障害状況を示す障害通知をデータ伝送
装置１３に接続されている監視装置５に外部インタフェ
ース部５ａを介して送付する。

監視装置５では、データ伝送装置１３から障害通知を送
付されたならば、障害通知表示手段５ｂにより監視装置
５に接続されているシステム構成画面に障害発生および
障害状況を示す障害通知を表示して保守員に告知する。

また、監視装置５では、障害検出の漏れを防止するため
に、障害通知送信手段５ｃにより監視装置５で特定され
ているデータ伝送装置に対してデータ伝送路１１を経由
して障害発生および障害状況を示す障害通知を監視装置
発信障害通知のデータ形式３０１で送信する。

なお、データ伝送装置１３の外部インタフェース部３ａ
で障害が発生した場合について説明したが、他のデータ
伝送装置１２および１４の外部インタフェース部２ａお
よび４ａで障害が発生した場合も同様な動作となること
はいうまでもない。

ところで、上記実施例では、ローカルエリアネットワー
クシステムの一例として外部システムとして情報処理シ
ステムが接続されてなる情報処理ネットワークシステム
を用いて説明したが、外部システムが情報処理システム
以外の場合にも本発明が同様に適用できることはもちろ
んである。

また、ループ状のデータ伝送路上に接続されるデータ伝
送装置が４台である場合について説明したが、データ伝
送装置は４台に限定されるものではなく、それ以上であ
ってもそれ以下であってもよいことはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、データ伝送袋；ξに同報
ｉ１１１手段および障害通知送付手段を設けたことによ
り、事前かつ早急な障害の検出が可能になるという効果
がある。

また、監視装置に障害通知表示手段および障害通知法イ
δ手段を設けたことにより、障害の検出漏れを確実に防
止することができ、高信卸性を必要とする高信頼度ロー
カルエリアネットワークシステムに非常に有効な効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の障害検出方式が適用された
ローカルエリアネットワークシステムの一例としての情
報処理ネットワークシステムの構成を示すブロック図、 第２図ｆａｔおよび（ｂｌは本実施例のローカルエリア
ネットワークシステムにおける障害検出方式で使用され
る障害通知のデータ形式をそれぞれ示す図である。 図において、 ■・・・データ伝送システム、 ２．３．４・情報処理システム、 ２ａ、３ａ、４ａ、５ａ ・・・データ伝送装置外部インタフェース部、５・・・
監視装置、 ５ｂ・・障害通知表示手段、 ５Ｃ・・障害通知送信手段、 １１・・・データ伝送路、 １２、１３．１４．１５・データ伝送装置、１２ａ、１
３ａ、１４ａ、１５ａ １２ｂ。 ・同報通信手段、 １３ｂ、　１４ｂ、　１５ｂ ・障害通知送付手段、 ・データ伝送装置発信障害通知のデータ形式、 ・監視装置発信障害通知のデータ形式

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数台のデータ伝送装置と、これらデータ伝送装置間を
   接続してなるループ状のデータ伝送路と、あるデータ伝
   送装置に接続されデータ伝送装置およびデータ伝送路の
   保守監視を行う監視装置と、データ伝送装置に接続され
   ている外部システムとからなるローカルエリアネットワ
   ークシステムにおける障害検出方式において、 外部システムとのインタフェース部の障害を検出したと
   きにデータ伝送路上の残り全てのデータ伝送装置に対し
   て障害通知を同報通信する同報通信手段と、同報通信に
   よる障害通知を受信したときにこの障害通知を接続され
   ている外部システムに送付する障害通知送付手段とを備
   えるデータ伝送装置と、 データ伝送装置から障害通知を送付されたときにこの障
   害通知をシステム構成画面に表示する障害通知表示手段
   と、特定のデータ伝送装置に対して障害通知を送信する
   障害通知送信手段とを備える監視装置と を有することを特徴とするローカルエリアネットワーク
   システムにおける障害検出方式。