JPH02124752A - 御影石調人工石およびその製造方法 - Google Patents

御影石調人工石およびその製造方法

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JPH02124752A
JPH02124752A JP63277271A JP27727188A JPH02124752A JP H02124752 A JPH02124752 A JP H02124752A JP 63277271 A JP63277271 A JP 63277271A JP 27727188 A JP27727188 A JP 27727188A JP H02124752 A JPH02124752 A JP H02124752A
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伸彦 湯川
Kozo Nogi
幸三 野木
Terukuni Hashimoto
橋本 輝国
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業Fの利用分野) 本発明は、特定の樹脂組成物を成形硬化しU IFJら
れる洗面台や浴槽等の住宅機器あるいは装飾品等に好適
に用いられる陣形石調外観を有する人工石J3よび硬化
時にυjれヤ)クラックを生じない成形性にずぐれた6
0影石調人工Eiの製造方法に関する乙のである。
(従来の技術) 従来より、天然石の破砕片を不飽和ポリエステル樹脂や
アクリルシラツブ等のラジカル手合性樹脂からなるマト
リックス用樹脂中に混合して硬化せしめた人I5は、よ
く知られている。また、成形品の表層部に透明ゲルコー
ト層を設【プ内部に破砕片を配置して、天然石の石質感
を表出さける方法ら広く用いられている。
しかし、これらの方法は、いずれも天然石の破砕片を装
飾用粒子として用いるので、未硬化樹脂液との比重差が
大きく粒子が沈降して均一分散し難く、また、透明度や
色調等の意匠性にも制限があって、様々な好みに応じた
意匠パターンを付与することが出来なかった。また、こ
れらの方法で得られた人造石は、破砕片と樹脂との接着
が不充分のため界面剥離が生じ易く、強度、耐久性、汚
染性等の物性にも問題があった。さらに、切削加工時に
は、石材の加工と同程度の加工機具が必要であり、一部
の専門業者でしか切削・研磨が出来ないという欠点があ
った。
これらの欠点を改苫する方法として、天然石の破砕片に
代えてアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂や不飽和ポリエス
テル樹脂の硬化物を破砕して得られる樹脂粒子を用いる
方法(特開昭59−31134号)が提案されている。
しかし、熱可塑性樹脂の粒子を用いる方法では、成形中
に未硬化樹脂液や重合性七ツマ−により粒子が膨潤した
り溶解したりして、粘度45色調が変化して安定した成
形が出来なかった。また、4Rられた成形品は、比較的
低温で熱により軟化・変形し易く、(セつき易く、耐溶
剤性に劣り化粧品等で容易に変色したり光沢を失ったり
する欠点があった。さらに、熱水にJζり短時間に白化
して不透明になるため浴槽や洗面ボウルには使用し難い
成形品しか(qられなかった。
また、不飽和ポリエステル樹脂の硬化物粒子を用いる方
法では、加工性、意匠性、耐熱性、耐溶剤性等において
は改善されるが、耐候変色(笥変)性、耐汚染性、耐熱
変色(黄変)性、耐熱水性(熱水による白化・不透明化
)にJ3いては、不充分で、長期使用に耐える成形品が
得られなかった。
一方、マトリックス用樹脂としては、例えば不飽和ポリ
エステル樹脂やアクリルシラツブ等のラジカル重合性樹
脂に充填剤を添加したしのが用いられている。しかし、
これらの樹脂1,1rjJ熱trtや耐候性が充分でな
かったり、あるいは硬化時にその体積が減少り−るため
、平板状以外の三次元形状物を成形した場合に割れやク
ラックが生じ易く、また離型が困ガになる秀の問題点を
有していた。
ぞこで、マ(〜リツクス用樹脂の硬化時の収縮を低減す
る方法として、ラジカル重合性樹脂に熱可塑性樹脂を予
め混合した樹脂組成物を使用し、硬化時に熱可塑性樹脂
を相分離あるいは発泡さけて低収縮化する手法は既に公
知である。しかしながら、この方法で申合性樹脂を低収
縮化した場合は、1!Iられた硬化物の外観が不透明に
白濁し、1!9られる人工石の用台が損なわれ、またn
4汚染性が悪くなるという問題点を右していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、このような問題点を解消づるものである。
したがって、本発明の目的は、耐熱(水)性や耐汚染性
にすぐれた陣形石調外観を有する人工石および複層1な
三次元形状の人工石を成形覆る際にも時化時にC1れや
クラックの生じない成形性にすぐれた御影石調人工石の
製造方法を提供することにある。
(課題を解決ザるための手段および作用)本発明者らは
、このような問題点を解決するために神々検問した結果
、特定組成の樹脂組成物および破砕粒子からなる62合
物をラジカル申合による硬化とエポキシ基の開環による
硬化とを併用して成形することにより所期の目的を達成
し得ることを児出し、本発明に至ったものである。
tなわち、本発明は、ラジカル重合性単a体(A)、該
単量体(A)に溶解もしくは分散する熱可塑性樹脂(B
)、エポキシ樹脂(C)、多官能カルボン酸及び/また
はその無水物(D)および無機質充填剤(E)からなり
、それら成分の配合割合がラジカル重合性単量体(A)
100重量部に対して熱可塑性樹脂(8)5〜75重の
部、エポキシ樹脂(C)10〜100重量部および無機
質充填剤(E)50・〜1000重量部の範囲C口つエ
ポキシ樹脂(C)1当世に対して多官能カルボン酸及び
/またほぞの無水物(D)0.5〜/1.0当聞(但し
酸無水物基は2官能と考える。)の範囲で・ある樹脂組
成物(III)100手吊部に対して、 ラジカル重合性単量体(A)に無機質充填剤(E)およ
び必要にJ、り着色剤を混合して1すた混合物を硬化し
て得られ且つ樹脂組成物(E)の(ψ化物とtま透明度
または色調の異なった少なくとも1種の樹脂の破砕粒子
(II)を40〜150重量部の範囲の割合で混合分散
した後、成形硬化してなる120影石調人工石に関する
しのである。
また、本発明は、前記樹脂組成物<Iglo。
Φ行1部に対して前記破砕粒子(E)を40〜150重
ω部の範11Hの割合で混合分散して(qられる混合物
(Iff)を成形硬化し”C6′II影石調人工石を′
L!lJ造するに際し、混合物(III)をラジカル重
合開始剤と必要に応じてラジカル申合促進剤の存在下に
必要に応じて11Ml型処理の施された型に注入し、常
温又は加温下にラジカル重合反応を進行させて!VI内
の温合物(1)を少なくとも脱型できる程度まで硬化し
、次いで半硬化した混合物(1)を型より取り出し必要
に応じて形状を保持するための保持具を[fした後、加
熱して混合物(Ill)中のエポキシ樹脂の硬化反応を
進行させて混合物(II[)を完全硬化することを特徴
とり゛る御影石調人工石の製造方法に関するものである
本発明に用いられるラジカル重合性用1d体(A)とは
、常温で液状の中官能うジカルΦ合f/を単量体または
単官能ラジカル重合性単量体と多官能(メタ)アクリレ
ートとの温合物である。
単官能ラジカル重合性単量体としては、例えば(メタ)
アクリル酸:メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート等のくメタ)アクリル酸エ
ステル:スチレン、α−メヂルスチレン、p−メチルス
チレン等の芳香族ビニル化合物等を挙げることができる
また、多官能(メタ)アクリレートとは、−分子中に2
個以上の(メタ)アクリロイル基を右ツる化合物をいい
、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオベ
ンヂルグリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリン
トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールへキ
リ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジ(メタ)
アクリレート等を挙げることができる。
ラジカル重合性単量体(A)における単官能ラジカル市
合性単φ体と多官能(メタ)アクリレートとの混合割合
は、単官能ラジカル重合性単吊体ioozm部に対し多
官能(メタ)アクリレートO〜400重ω部の範囲であ
ることが望ましい。
多官能(メタ)アクリレートが400重量部を越える多
聞とした場合は、得られる樹脂組成物の硬化時の収縮が
大きくなりがちで、硬化物に割れやクラックを生じ易く
なり望ましくない。中でも、ラジカル重合性単量体(A
)として、単官能ラジカル重合性単量体100重量部に
多官能くメタ)アクリレートを5〜80市世部の割合で
混合したちのを使用すれば、得られる樹脂組成物の硬化
時の硬度」−1背が早く、脱型に至るまrの時間を短縮
することができるので望ましい。
本発明に用いられる熱可塑性樹脂(B)とは、ラジカル
手合性用(6)休(Δ)に溶解もしくは分散する熱可?
ll! fl樹脂であり、例えばポリメチルメタクリレ
ート、ポリスチレン、スチレン−酢酸ビニル系ポリマー
、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエステル、ポリブタジェン
やイソプレン系ポリマー等を挙げることができる。中ぐ
ち、ポリスチレンおよび/またはポリメチルメタクリレ
ートを使用した場合は、透明性の高い良好な外観を有す
る硬化物が得られるので好ましい。
また、本発明に用いられる熱可塑性樹脂(B)として、
ラジカル重合性単量体(A)に溶解もしくは分散し且つ
エポキシ樹脂(C)あるいは多官能カルボン酸及び/ま
たはその無水物(0)と反応する官能基を右するbのを
用いることもでき、例えばエポキシ基及び/またはチオ
エポキシ基を分子内に有する熱可塑性樹脂や分子内にア
ジリジン基、オキサゾリン基及びN−ヒドロキシアルキ
ルアミド基よりなる群から選ばれる1種または2種以上
の官能基を右する熱可塑性樹脂を挙げることかできる。
このような熱可塑性樹脂(B)は、例えば■ エポキシ
基、チオエポキシ基、アジリジン基、オキサゾリン基、
N−ヒドロキシアルキルアミド基等の反応性基を分子内
に有する重合性単量体を必要によりその伯の重合付単由
体と手合する方法、 ■ 前記の反応性ヰを分子内に有する化合物を該化合物
と反応しうる旦を右する重合体に反応させて前記反応性
基を該重合体に導入づる方i人 、 ■ エポキシ樹脂(C)あるいは多官能カルボン酸及び
/またはその無水物(D)と反応性のない官能基を分子
内に有する重合体を公知の手法により前記の反応性基を
分子内に右する重合体に変換する方法、 により合成することができ、このような熱可塑性樹脂(
B)を用いると、得られる樹脂組成物を硬化づる際に白
濁せず、優れた外観の陣形石調硬化物を得ることができ
る。
熱可塑性樹脂(B)の使用量は、硬化時に発泡あるいは
層分離して外観が不透明に白濁しない範囲で使用するこ
とが必要であり、使用する熱可塑性樹脂(B)とラジカ
ル手合性単■体(A)との相溶性を考慮して定められ、
ラジカル重合性用は休(A)1001ffi部に対して
5〜75小吊部の範囲で用いる。熱可塑性樹脂(B)の
使用!lが5Φ最部未満の少量では、得られる樹脂組成
物の硬化時の収縮が大きく45りがちで、硬化物に割れ
やクラックを生じ易くなり望ましくない。逆に75重量
部を越える多j1とした場合は、硬化物の外観が不透明
に白濁して陣形石調の物品が冑られず、また硬化物の耐
熱性が低下しがちであり望ましくない。
本発明に用いられるエポキシ樹脂(C)は、分子中に2
個以上のエポキシ基を右する分子量150以トの化合物
であり、例えばビスフェノールA系エボ4−シ樹脂、ビ
スフェノールF系エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ
樹脂、環式脂肪族系エボー1ニジ樹脂等を挙げることが
でき、これらのエポキシ樹脂を単独あるいは2種以上を
混合して用いることができる。
また、このようなエポキシ樹脂(C)に、n−ブチルグ
リシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、フェニ
ルグリシジルエーテル、ビニルシクロへ+l:l:7l
:l:7ンモフド等の反応性稀釈剤を併用することも可
能である。
エポキシ樹脂(C)の使用量は、ラジカルjト合性1体
(A) 100重置部ニ対しrl 0〜100r12n
1部の範囲である。エボ4−シ樹脂(C)の使用量が1
0Φm部未満の少■では、得られる樹脂組成物の硬化時
の収縮が大きくなりがちで望ましくない。
逆に100重量部を越える多量とした場合は、樹脂組成
物を硬化時の硬度上昇が遅く、硬化物を脱ヤするに至る
までの時間が長くなりがちで望ましくない。
本発明に用いられる多官能カルボン酸及び/またはその
無水物(D)(以下、単にカルボン酸化合物(D)とい
う。)とは、−分子中に2個以上のカルボン酸を有する
化合物及び/またはその無水物であり、エポキシ樹脂(
C)の硬化剤として作用するものである。このようなカ
ルボン酸化合物(D)としては、例えばマレイン酸、フ
タル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、テ]−ラヒ
ドロフタル酸、アジピン酸等の酸及びその無水物を挙げ
ることができ、またポリ(メタ)アクリル酸等のカルボ
キシル基含有ポリマーを採用することもできる。
カルボン酸化合物(0)の使用量は、エポキシ樹脂(C
)1当量に対して0.5〜4.0当昂(但し酸無水物基
は2官能と者える。)の範囲である。カルボン酸化合物
(ロ)の使用量が0.5当昂未満の少量である場合は、
最終的に得られる硬化物にクラックや割れが発生しやす
く、また耐熱性等の物性が損なわれがちであり、望まし
くない。逆に4.0当吊を越える多量とした場合は、硬
化物の耐水性やIIj4候杓が低下するので望ましくな
い。
なお、使用する熱可塑性樹脂(B)がJボ4ニジ樹脂(
C)と反応J゛る2個以上のカルボキシル基を右してい
るものである場合は、これらのカルレボキシル基含右熱
可塑性樹脂の貫徹もカルボン酸化合物(D)の当h)と
して合口する必要がある。
また、エボ4−シ樹脂(C)とカルボン酸化合物(D)
の反応を促准する目的で、少量の三級アミン、ボウ酸1
ステル、ルイス酸有機金属化合物等の促進剤を添加づる
ことも可能である。
本発明に用いられる無機質充填剤(E)は、一般に充填
剤として従来より当業界で用いられている無機質の粉体
であり、例えば炭酸カルシウム、タルク、クレー、シリ
カ、アルミナ、石英、ケイ酸カルシウムや、水酸化アル
ミニウム・水酸化マグネシウム・水酸化カルシウムなど
の金属酸化物の水和物等を挙げることができる。
これらの無機質充填剤(E)の中でも、金属酸化物の水
和物を用いた場合は、難燃性で透明性のある美麗な陣形
石調硬化物が得られ易く望ましい。
無機質充填剤(E)の使用mは、ラジカルlli合性!
11w体(AI100重量部に対して50〜1000重
酊部の範囲である。無機質充填剤(E)の使用量が50
中吊部未満の少量では、硬化物の耐熱性が低下し、また
卵形石調の重厚な質感が1りられイ5い。
逆に1000重聞部金回える多聞とした場合は、樹脂組
成物が高活性となり成形硬化時の作業性に問題が生じる
ので望ましくない。
前記したラジカル小合性用m体(八)、熱可塑性樹脂(
B)、エポキシ樹脂(C)、カルボン酸化合物(D) 
tJ3よび無機質充填剤(「)からなる樹脂組成物(I
II)は、本発明の卵形石調人工石のマトリックスとな
るものである。
一方、この樹脂組成物(I)に混合分散して用いられる
破砕粒子(II)は、ラジカル千金性中M体(八)に無
機質充填剤(E)および必要により着色剤を混合して1
!′?た混合物を硬化して得られた少なくとも1種の樹
脂を破砕したものである。
この破砕粒子(n)を得るには、まf前記したラジカル
小合性用聞体(A)好ましくは多官能(メタ)アクリレ
ート80〜20車ω%と単官能ラジカル重合性単ff1
体20〜80重量%とからなる!i Fl!体(A)1
00重fa部に対し好ましくは50〜1000重門部の
無機質充填剤(E)を混合分散させる。この際、無機質
充填剤(E)は予めシランカップリング剤で処理された
ものを用いたり、又は使用する無機質充填剤(「)の千
■を基準として0.1〜2.0%に相当するシランカッ
プリング剤を+’+Q記単it体(八)に溶解ないし分
散さけておいてから無機質充填剤(E)を用いることに
より、得られる製品の耐水性を向上させることができる
。ざらに必要に応じて各種の着色剤を添加して、色調を
変化せしめることかぐきる。
なお、単回体(八)中に加える無機質充填剤(E)以外
に、必要ならば本発明の効果を阻害しない範囲の量の各
種の熱可塑性樹脂、ガラス繊N等の補強繊維、ステアリ
ン酸亜鉛等の離型剤、揺変剤、可塑剤、難燃剤や耐炎剤
などを加えてもよい。また、硬化剤のラジカル重合開始
剤は、単ij1体(八)の重t1.を基準として0,5
〜3.0%に相当する邑を加えるのが普通である。
混合分数方法としては、注型用の低粘度混合物を調製J
“るには、高速撹拌機や、塗料製造用の顔料分散機ある
いは混練ロールなどを用いれば良く、プレス成形用の生
パン状混合物を得るためには、ニーダ−等の低速の強力
な混練機が適している。
このようにして1!′#られた混合物は、型に注入、圧
入又は投入され、注型、プレス、押出し等の各種成形方
法で硬化され、破砕粒子(E)製造用の樹脂とされるが
、一般には注型硬化により樹脂が′g1られる。?を型
硬化の場合は、例えば60℃程度の温度で予備硬化を進
め、必要により80〜120℃の加温により後硬化して
、破砕粒子(II>製造用の樹脂となる。
この破砕粒子(II)!3!!J7ji用の樹脂は、透
明なものから不透明なものまで各種の色調のものが使用
できるが、本発明のl1Il影石調人工石のマトリック
スとなる樹脂組成物(III)の硬化物とは透明度また
は色調の異なったものでなければならない、樹脂組成物
(III)の硬化物に透明度や色調が近但した樹脂から
なる破砕粒子を用いたのでは、]1的とする卵形石調人
工石が得られない。
破砕粒子(II)製造用の樹脂の中でも、立体的でより
深みのある意匠性に優れた卵形石調人工石を得るには、
厚さ0゜3履板での全光線透過率が2〜70%のものが
望ましい。全光線透過率が2%未満ぐあるような不透明
な破砕粒子(II)製造用の樹脂を用いた場合は深みの
ある好ましい外観の人工石が得られにくくなる。
次に樹脂の破砕には、通常のハンマーミルによる衝突破
砕法やタラッシV−による押しつぶし法等があるが、得
られる粒子の形状により退官選択すればよい。
また、破砕粒子(n)の大きさは、求められる御影石模
様に応じて選択すればよいが、通常10メツシュ標準篩
を通過し且つ100メツシュ標準篩を通過しないものが
好ましい。10メツシュを通過しないような大粒のもの
や100メツシュを通過する微粒では、製品に鮮明なt
III影石模採石模様性良く出現させることが困難とな
る。
また、破砕粒子(II)は1種類の樹脂から得られたも
のでもよいが、1種類の場合は陣形石調模様の深みに欠
ける傾向があり、好ましくは混合物(III)の硬化物
とは透明痕の異なった少なくとも1棟の樹脂と黒色の少
なくとも1種の樹脂を破砕して得られた粒子を用いると
よい。
このようにして得られた破砕粒子(n)を樹脂組成物(
1)100重量部に対して40〜150御影石調人工石
が製造できる。破砕粒子(II)の使用化が前記した範
囲をはずれると、陣形石調の好ましい外観が発現しない
樹脂組成物(III)は前記した通りのものであるが、
中でも、得られる人工石中の破砕粒子(II)をより立
体的に見せるために、樹脂組成物(III)の硬化物の
厚さ0.3 m板での全光線透過率は60%以上あるこ
とが望ましい。また、破砕粒子(II)と樹脂組成物(
III)との比用差を±0.1以内とすることが好まし
い。
樹脂組成物(III)への破砕粒子(If)の分散方法
としては、注型用の低粘度配合物を調製するには、高速
撹拌機や、塗料製造用の顔料分子l1機あるいは混線ロ
ールなどを用いれば良く、プレス成形用の生パン状配合
物を得るためには、ニーダ−等の低速の強力な混練様が
適している。
破砕粒子(n)が樹脂組成物(1)に分散してなる混合
物(IIl)は、型に注入、圧入又は投入され、注型、
プレス、押出し等の各種成形方法で成形硬化され、その
まま御影石調人工石製品どなるか、又は表面を+i++
磨、サンディングされて仕上げられる。
破砕粒子(II)が樹脂組成物(III)に分散してな
る混合物(III)を成形硬化して御影石調人工石を製
造する方法としては、前記の各種成形方法を採用できる
が、中でも好ましい製造方法を次に説明する。
まず、必要に応じて型面に離型処理を711!l?l−
0用いる型は通常の不飽和ポリニスデル樹脂やラジカル
重合性シロップ等の注型に用いられる型をそのまま用い
ることができ、FRP製等の樹脂型、木型、アルミニウ
ム製等の金型等を制限なく用いることができる。中でも
、型の温度をコントロールできるような構成の型が、硬
化反応の進行を制御し、生産性を高める上で望ましい。
次に、前記樹脂組成物(III)と破砕粒子(II)と
の混合物(III)にラジカル重合開始剤と必要に応じ
て重合促進剤を添加混合する。使用するラジカル重合開
始剤と重合促進剤の種類とIftは、これ等を添加して
から注型が完了するまでのポットライフJ3よび注型か
ら脱型に至るまでの硬化時間を考慮して決定される。用
いられる重合開始剤と重合促進剤は通常の不飽和ポリエ
ステル樹脂やラジカル重合性シロップ等の硬化に用いら
れるものを使用することができる。
このようなラジカル重合開始剤としては、例えばベンゾ
イルパーオキサイド、シクロヘキザノンバーオキサイド
、メチルエチルケトンパーオキIナイト等のパーオキサ
イド類が好適に使用できる。
また、重合促進剤としては、有機金属の塩類や有機アミ
ン等を使用することができる。
用いられる重合開始剤は充分なポットライフを得るため
に10時間半減期4度が50℃以上であることが望まし
い。10時間半減朋温度が50℃未満の場合はポットラ
イフが短く作業性が悪くイ^る。しかし、ラインミキサ
ー等を用いて連続的にラジカル重合開始剤を混合しなが
ら注型する場合は、10115間半減期温度が50℃未
満の重合開始剤を使用することも可能である。
10時間半減期温度が50℃以上のラジカル重合開始剤
どしては、例えばメチルエチルケ1〜ンバーオキサイド
、メチルイソブヂルケトンバーAキサイド、ラウロイル
バ=オキザイド、ベンゾイルバーオキ1ノイド、t−ブ
ヂルパーオキシピバレト、t−ブチルバーA−1゛シー
2−エチルへtリフ1−ト、t−プチルパーオキシーイ
ソブチレ−1〜などを挙げることができる。
ラジカル重合開始剤の使用量は、マトリックス用の樹脂
組成物(III)中のラジカル小合性用m体(Δ)J3
よび熱可苧性樹脂(B)の合η量を100101部とし
たときに、0.1〜10.0重ω部、さらに望ましくは
0.2へ・5.0重は部の範囲である。
重合開始剤の吊が0.1車量部未満の少1■では、ラジ
カル重合反応の進行が遅く、脱型までに長時間を要り−
るため望ましくない。また、逆に10.0重量部を越え
る人Mlとした場合は、急激にラジカル重合が進行しC
肉厚の部分にクラックが入ったり、あるいは黄色く着色
したりし易く望ましくない。
また、重合促進剤を用いず重合開始剤のみを用いてラジ
カル重合反応を進行せしめた場合は、1qられる121
1影石調成形品の着色が少なく、また耐候性や耐熱変色
性にも優れたしのが得られるため望ましい。
次に、ラジカル重合開始剤の混合された混合物(m)を
前記の型に注入して常温または加温下に好ましくは使用
したラジカル重合開始剤の10時間才減1111編度を
考慮して40℃以上の温度に型を加熱して、ラジカル重
合反応を進行させる。
型の加温は型を加熱炉に入れるような方法によっても良
く、また熱媒体が循環できるJ:うに構成したヘリを用
いても良い。
ラジカル重合反応によりを内の混合物(III)の硬化
を行ない、混合物(III)が硬化して脱型できる程度
の硬度に達するまで型内に混合物(II[)を保持する
生硬化成形品を脱型するまでは、ラジカル重合反応を優
先して進行させエポキシ樹脂(C)およびカルボン酸化
合物(DJの反応はできるだ1)進行させずにa3 <
と、未硬化のエポキシ樹脂(C)がラジカル重合反応の
進行により引き起こされる硬化収縮に伴う内部応力の発
生を緩和する可塑剤的な効果を発揮して、型内での硬化
時に生じやすいクラックや割れを防ぐことができる。
従って、エポキシ樹脂(C)とカルボン酸化合物(D)
との反応が進行しないように120℃以下の温度に型を
加温してラジカル重合反応を進行させるのが良く、この
温度で効率良く重合反応を進行させるためには使用する
重合開始剤の10時間Y減期温度は110’C以下であ
ることが望ましい。
次に、ラジカル重合反応が充分に進行して少なくとも脱
型できる程度にまで混合物(IIl)が硬化した段階で
脱型する。一般に、ラジカル重合反応をコンl−ロール
して半硬化の状態で脱型することは非常に烈しい。これ
はラジカル重合速度が〒く、また反応熱により加速度的
に反応が進行してしまうことににるものであるが、本発
明によれば、ラジカル重合反応が全体にほぼ完結した時
点において半硬化状態を維持しているのでそのコントロ
ールは容易である。
脱型した半硬化成形品は、低分子量のエポキシ樹脂(C
)やカルボン酸化合物(D)を含んでいるため、持続的
な応力に対してはクリープし易い。従って、必要な場合
は変形を防止するだめの保持具を半硬化成形品に装着し
たのら、エポキシ樹脂(C)とカルボン酸化合物(D)
の反応を生起するに充分な温度、好ましくは120〜2
00℃の温度に半硬化成形品を加熱して、エポキシ樹脂
の硬化反応を進行させ、人工石として充分な硬度になる
まで完全硬化する。
このようにして得られた人工石は、必要に応じて切断、
fill磨等の加工を行って実用に供せられる。
(発明の効果) 本発明の御影石請人■石は難燃性であり、沸騰水中に長
時間浸漬しても白化や黄変などの外観変化が無く、高い
熱変形温度を有し、耐タバコデストやその他の汚染テス
トにおいても優れた結果を与える意匠性に優れた陣形石
調物品であり、浴槽、キッチンカウンターなど従来耐熱
・耐熱水性の不足のために使用され難かった分野におい
ても安心して使用することができるものである。
また、本発明の御影石請人■石の製造方法によれば、成
形硬化時の収縮に伴う一11jれやクラックの問題を排
除することができるので、複雑な三次元形状の人工石を
容易に成形できる。また、硬化時に発泡や層分離を起こ
さないから、深みのある意匠性に優れた人工石が容易に
製造できる。
(実 施 例) 以下、実施例について更に詳細に説明するが、これらが
本発明の全てを代表づ−るものではない。
〔樹脂の破砕粒子の製造〕
製造例 1 トリメチロールプロパントリメタクリレ−825重量部
、ステ12フ5重G部およびシランカップリング剤(K
BM−503、信越化学■製〕0.5千伍部を混合し、
単ω体混液とした。次に、この混液中に水酸化アルミニ
ウム〔ハイシライトH−320、平均粒径3.5ミクロ
ン、昭和軽金属側製〕200重置部を高速撹拌機を用い
て混練し、ついで、アクリル樹脂用向トーナー(AT−
3、大日精化工業(体製)1.5重量部と硬化剤のバー
力ドックスPX−16(ビス(4−t−ブチルシクロヘ
キシル)パーオキシジカーボネート、日本生薬@製〕0
.8重置部を加え、混合侵減圧脱泡して粒子用混合物を
得た。
次に、この混合物を200×200×50MRの注型用
型に注入し、70℃にて硬化せしめたところ30分で硬
化し、さらに120℃にて2時間、後硬化Vしめた。硬
化物は乳白色の美麗に光を散乱する天理石調の半透明性
を有する樹脂であり、該樹脂の厚さ0.3 mrsの成
形板での全光線透過率は62%であった。
この樹脂をハンマーミルで粉砕し、20メツシュ標摩篩
で粗粒を除去した後80メツシュ標準篩で微粒を除去し
て、20〜80メツシュの粒子を採取し、比重1.75
の粒子(1)を1!7だ。
製造例 2 トリメチロールプロパントリメタクリレート25巾61
部、メチルメタクリレート・300重部およびスチレ重
置部重量部からなる単闇体混液を用いる他は製造例1と
同様にして、粒子用混合物を得、それを硬化して硬化物
樹脂を得た。この樹脂は、乳白色半透明ぐあり、厚さ0
.3 am板の全光線透過率は48%であった。
この樹脂を製造例1と同様にして粉砕・分級して、比重
1.75の粒子(2)を得た。
製造例 3 製造例2で用いたのと同じ粒子用混合物にアクリル樹脂
用黒トーナー(AT−854、大日精化工業(体製)2
.4重量部を着色剤として添加混合する他は製造例2と
同様にして、硬化物樹脂を得た。
この樹脂は、黒色半透明なもので、厚さ0.3M板での
全光線透過率は16%であった。
この樹脂を製造例1と同様にして粉砕・分級して、比重
1.75の粒子(3)を得た。
製造例 4 製造例1において、甲司体混液の代わりに不飽和ポリエ
ステル樹脂を用いる他は全く同じ処方で、乳白色半透明
の硬化物樹脂を得た。
この樹脂の厚さ013M板での全光線透過率は65%で
あった。
この樹脂を製造例1と同様にして粉砕・分級して、比重
1.77の粒子(4)を(qた。
実施例 1 スチシン40重量部およびトリメチロールプロパントリ
メタクリレ−1〜10重fe部の混合液にポリスチレン
(昭和電工(株製、ニスブライ1〜L−2ビーズ)25
5重部を溶解せしめた侵、ビスフェノールA系エポキシ
樹脂〈チバガイギー社製、アラ/L/ タ4 I” G
 Y −250、エホ!pシ当m 185 )211重
部および無水マレイン酸4部を添加して均一に混合し、
その後水酸化アルミニウム(昭和ff1Iu製、ハイシ
ライトト1−320)200小a1部を添加混合して樹
脂組成物を得た。
なお、この樹脂組成物の比重は1.71であり、これを
硬化して厚さ0,3#の板にしたところ、阪の全光線透
過率は68%であった。
次に、この樹脂組成物100Φm部に製造例1で得た粒
子(1110重量部、製造例2で得た粒子(2)20重
量部および製造例3て・得た粒子(3)30ffl量部
を添加混合し、さらにラジカル重合開始剤(生薬ヌーリ
ー社製、カヤエステル0110時間半減期温度74℃)
1宙吊部を添加混合し、注型用の混合物を得た。
一方、離型処理を施した間ロア50m、奥行550s+
+、ffさ130mの洗面ボウルを成形するのに用いる
FRP型を予め60℃に加温しておい!、二。
この型内に先に調製した注型用の混合物を注入し、該型
を65℃に調温した空気浴中に60分間保持してラジカ
ル重合反応を進行せしめたところ、充分脱型できる程度
に硬化した。この時点で成形された洗面ボウルを脱型し
、成形品の周辺部を保持具で支持したのら、160℃の
空気浴に4時装置さ、エポキシ樹脂の硬化反応を行った
ところ、乳白色半透明の美rtfiな犬埋石調の硬化樹
脂の中に、透明度の5!なった白色系の粒子と黒色粒子
が均一に分散した、陣形石調の美rt1.な成形品が1
iノられた。
また、この成形品の物性は表−1のどおりであった。
実施例 2 撹拌機、不活性ガス導入管、還流冷却器及び温度51を
備えたフラスコにポリビニルアルコール0、2重ω部を
溶解した脱イオン水400重d部を仕込んだ。そこへ予
め調整しておいたスチレン196車fi1部J′3よび
イソプロペニルオキサゾリン4重ω部からなる重合性単
吊体にベンゾイルパーオキサイド16市母部を溶解した
混合物を仕込み、高速で撹拌して均一な懸濁液とした。
次いで、窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し、こ
の温度で5時間撹拌を続けて重合反応を行った後冷却し
て小合体懸濁液を得た。この重合体懸濁液をか過、洗浄
したのち乾燥して反応性基としてオキサゾリン基を有す
る重合体(重合体(1)と称す)を得た。この重合体(
1)の分子mはGPC測定によりM n = 5.80
0であった。
重合体(1)10千渚部をスチシン25!E邑部、メチ
ルメタクリレート20千吊部およびトリメヂロールブロ
バントリアクリレート10市は部の混合液に溶解Vしめ
た俊、ビスフェノールA系エポキシ樹脂(ヂバガイギー
社製、アラルダイトGY2501エポキシ当ω185)
23ff1m部d3 J:び照ホマレイン酸12重量部
を添加して均一に混合し、その後水酸化アルミニウム(
昭和電工(体製、ハイシライトl−1−320)150
重量部を添加混合して、樹脂組成物を1!1だ。
なd3、この樹脂組成物の止車は1.68であり、これ
を硬化して厚さ0.3#の板にしたところ、板の全光線
透過主は72%であった。
次に、この樹脂組成物100重聞金回製造例1で11ま
た粒子(1)80jIim部、製造例2で得た粒子(2
120重量部および製造例3で1qた粒子(3)30千
吊部を添加混合し、実施例1と同様のラジカル重合開始
剤を用いて実施例1と同様にして成形硬化したところ、
乳白色半透明の美麗な天理石調の硬化樹脂の中に、透明
度のb!なった白色系の粒子と黒色粒子が均一に分散し
た、till影石調の美麗な成形品が得られた。
また、この成形品の物性は表−1のとおりであった。
比較例 1 トリメチロールプロパントリメタクリレート30重量部
、スチレン70[a部および水酸化アルミニウム(ハイ
シライトH−320、平均粒径3.5ミクロン、昭和軽
金属■製)300重足部を高速撹拌機を用いて混練し、
ついで、ラジカル手合開始剤のバー力ドックスPX−1
6(ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル ボネート、日本化薬f+.製)0.8ff!ffi部を
加え、均一な混合物を得た。
この混合物100重聞金回製造例4で得た粒子(4)6
0!1′!&)部を用いる他は実施例1と同様にして洗
面ボウルを成形したところ、成形時の硬化収縮により酸
型前に型内で破損していた。
また、成形品の外観は美麗な陣形石調であったが、表−
1に示す通り、物性的には不満足なものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラジカル重合性単量体(A)、該単量体(A)に溶
    解もしくは分散する熱可塑性樹脂(B)、エポキシ樹脂
    (C)、多官能カルボン酸及び/またはその無水物(D
    )および無機質充填剤(E)からなり、それら成分の配
    合割合がラジカル重合性単量体(A)100重量部に対
    して熱可塑性樹脂(B)5〜75重量部、エポキシ樹脂
    (C)10〜100重量部および無機質充填剤(E)5
    0〜1000重量部の範囲で且つエポキシ樹脂(C)1
    当量に対して多官能カルボン酸及び/またはその無水物
    (D)0.5〜4.0当量(但し酸無水物基は2官能と
    考える。)の範囲である樹脂組成物( I )100重量
    部に対して、 ラジカル重合性単量体(A)に無機質充填剤(E)およ
    び必要により着色剤を混合して得た混合物を硬化して得
    られ且つ樹脂組成物( I )の硬化物とは透明度または
    色調の異なった少なくとも1種の樹脂の破砕粒子(II)
    を40〜150重量部の範囲の割合で混合分散した後、
    成形硬化してなる御影石調人工石。 2、破砕粒子(II)と樹脂組成物( I )との比重差が
    ±0.1以内である請求項1記載の撮影石調人工石。 3、破砕粒子(II)の大きさが10メッシュ標準篩を通
    過し且つ100メッシュ標準篩を通過しないものである
    請求項1記載の御影石調人工石。 4、破砕粒子製造用の樹脂の厚さ0.3mm板での全光
    線透過率が2〜70%である請求項1記載の御影石調人
    工石。 5、樹脂組成物( I )の硬化物の厚さ0.3mm板で
    の全光線透過率が60%以上である請求項1記載の御影
    石調人工石。 6、破砕粒子(II)は、樹脂組成物( I )の硬化物と
    は透明度の異なつた少なくとも1種の樹脂と黒色の少な
    くとも1種の樹脂を破砕して得られたものである請求項
    1記載の御影石調人工石。 7、無機質充填剤(E)が水酸化アルミニウムである請
    求項1記載の御影石調人工石。 8、ラジカル重合性単量体(A)、該単量体(A)に溶
    解もしくは分散する熱可塑性樹脂(B)、エポキシ樹脂
    (C)、多官能カルボン酸及び/またはその無水物(D
    )および無機質充填剤(E)からなり、それら成分の配
    合割合がラジカル重合性単量体(A)100重量部に対
    して熱可塑性樹脂(B)5〜75重量部、エポキシ樹脂
    (C)10〜100重量部および無機質充填剤(E)5
    0〜1000重量部の範囲で且つエポキシ樹脂(C)1
    当量に対して多官能カルボン酸及び/またはその無水物
    (D)0.5〜4.0当量(但し酸無水物基は2官能と
    考える。)の範囲である樹脂組成物( I )100重量
    部に対して、 ラジカル重合性単量体(A)に無機質充填剤(E)およ
    び必要により着色剤を混合して得た混合物を硬化して得
    られ且つ樹脂組成物( I )の硬化物とは透明度または
    色調の異なつた少なくとも1種の樹脂の破砕粒子(II)
    を40〜150重量部の範囲の割合で混合分散して得ら
    れる混合物(III)を成形硬化して御影石調人工石を製
    造するに際し、 混合物(III)をラジカル重合開始剤と必要に応じてラ
    ジカル重合促進剤の存在下に必要に応じて離型処理の施
    された型に注入し、常温又は加温下にラジカル重合反応
    を進行させて型内の混合物(III)を少なくとも脱型で
    きる程度まで硬化し、次いで半硬化した混合物 (III)を型より取り出し必要に応じて形状を保持する
    ための保持具を装着した後、加熱して混合物(III)中
    のエポキシ樹脂の硬化反応を進行させて該混合物(III
    )を完全硬化することを特徴とする御影石調人工石の製
    造方法。 9、ラジカル重合開始剤として10時間半減期温度が5
    0〜110℃の過酸化物触媒を用いてラジカル重合反応
    を40〜120℃の温度で進行させ且つエポキシ樹脂の
    硬化反応を120℃を越える温度で進行させる請求項8
    記載の御影石調人工石の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01203166A (ja) * 1988-02-04 1989-08-15 Canon Inc シート分類装置
JPH04280848A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Inax Corp 人造石
JPH05214115A (ja) * 1992-02-06 1993-08-24 Yamaha Corp 加飾成形品の製法
JPH069257A (ja) * 1991-12-27 1994-01-18 Yamaha Corp 人工大理石およびその製法

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