JPH02123089A - マンコンベヤ組立荷造り法 - Google Patents

マンコンベヤ組立荷造り法

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JPH02123089A
JPH02123089A JP27203788A JP27203788A JPH02123089A JP H02123089 A JPH02123089 A JP H02123089A JP 27203788 A JP27203788 A JP 27203788A JP 27203788 A JP27203788 A JP 27203788A JP H02123089 A JPH02123089 A JP H02123089A
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Hiroaki Shoji
東海林 寛昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエスカレータや動く歩道と言ったマンコンベヤ
を据付現場に出荷するために長手方向に複数に分割した
半完成品に組立して荷造りするマンコンベヤ組立荷造り
法に関する。
(従来の技術) 従来、エスカレータや動(歩道は長尺なために一般に工
場にてフレームを複数に分割した状態で荷造りして据付
現場に出荷する方法がとられている。なおそのフレーム
とはエスカレータ全重量を支えて建屋梁に設置される主
枠で、一般にトラス構造のものが多い。このフレームの
分割のし方は、エスカレータの場合、上階部フレームと
下階部フレームとの2分割、或いはそのL・下階部フレ
ームと中間フレームとの3分割、更に中It、’!フレ
ームをいくつかに分割した多分割がある。
このように分割した複数の分割フレームのうち、上階部
フレームは主な用品としてモータや減速機などの駆動装
置・制御板・駆動輪・ガイドレール・手摺り駆動装置・
欄干取付ベース並びに乗降板等を組付けて荷造りし、下
階部フレームは従動輪装置・ガイドレール・手摺り案内
装置・欄干取付ベース並びに乗降板等を組付けて荷造り
し、中間部フレームはガイドレール・手摺り案内装置・
欄干取付ベース等を組付けて荷造りする。そしてこうし
た分割状態で各々工場からトラック等に乗せて出荷輸送
して据付現場に搬入する。
その据付現場では、先ず前記上階部フレームと中間部フ
レームと下階部フレームとを一列に並べ、それらフレー
ム相互の接続端の柱同志をリーマボルト等の締結具を用
い結合して一体化し、この状態で建屋の上下階梁に掛は
渡すように設置する。
こうした後に、上階から下階までに所要の配線を行なう
と共に、別途荷造り搬入した踏段装置の左右踏段チェー
ンとこれに等ピッチで多数取付けた前輪軸及びその左右
一対ずつの前輪よりなる輪軸組立品を組込んで無端状に
回転駆動可能に組立し、これに多数の踏段を一個ずつ組
付ける。また各分割フレームの欄干取付ベース上に左右
の欄干を立設固定すると共に、この欄干周囲に移動手摺
りを摺嵌して前記踏段装置と同期して回転駆動可能に設
ける。更にスカートガードの取付けなど据付工事を行な
うと共に、その他必要な外装工事や付帯設備工事を行な
い、最後に試運転調整して施工完了する。
こうした組立荷造り法により据付現場に出荷したものは
、該据付現場での踏段装置組込みなど面倒な作業が多く
、据付工事に多くの時間と多数の労力が必要となって、
建物の建築工程の関係から様々な問題が生じて来た。
そこで、最近では現場での据付工期の短縮を図るために
、先ず工場で各分割フレームを一旦並べて結合して一体
化し、それに輪軸組立品を組付けた左右踏段チェーンを
無端状に組込み、この左右踏段チェーンを回動しなが踏
段を往路側から順次帰路側まで満たすように組込む。た
だし各分割フレーム相互の接続端部は出荷の為に再び分
割して据付現場で再結合するのに作業スペースを確保し
ておく必要から、その各分割フレーム相互の接続端部か
ら少なくとも前後に500u計約17′IL分には踏段
を組込まずに空にする。こうして踏段装置の組込み後に
前記各分割フレーム相互の接続端部から前後に500i
Il1以上の付近で左右の踏段チェーンをワイヤーロー
ブやターンバックル等を用いて現物合せにより各分割フ
レームにくくりつけ、この状態で該左右踏段チェーンを
各分割フレーム単位に分断し、その分断した各端末を丸
めてローブ等により結わえ付ける。その後に前記一体化
した各分割フレームを再び分割して荷造りする方法がと
られて来た。これにて据付現場での踏段装置の踏段チェ
ーン並びに踏段の組込み作業の大半が省略できて、据付
工期を大幅に短縮できるようになった。
(発明が解決しようとする課8) ところで、前述の如く踏段装置を各分割フレームに組込
んで荷造りする従来の方法では、据付現場での作業簡略
に伴う据付工期の大幅杷短縮が図れるが、しかし工場で
各分割フレームに踏段装置を組込むのに、各分割フレー
ムを一旦結合して一体化し、それを踏段装置組込み後に
再度分割することから、その各分割フレームの結合・再
分割作業に数10時間かかると共に多くの労力を要する
問題があっ・た。しかも各分割フレームを結合して一体
化する為の大きなスペースが工場内に必要で、そこに滞
留する時間も長く工場内スペースの有効活用に逆行する
問題があった。こうしたことから据付現場における工期
短縮並びに物流費の削減には有効となるものの、総合的
経済性ではメリットが無いのが実情であった。
また、各分割フレームの接続端部付近での左右踏段チェ
ーンのくくりつけにおいても、ガイドレールより外側に
あるフレームの左右柱や下側の横梁等にワイヤーローブ
で締結するために、該踏段チェーンに真横に引張る無理
な曲げ力が加わって悪影響を与えてしまう問題があった
本発明は前記事情に鑑みなされ、工場で各分割フレーム
を結合一体化せずに分割したまま、その各々に踏段装置
を簡便且つ高能率的に組込んで荷造りでき、組立荷造り
作業の労力と時間の大幅な削減が図れて納期の短縮が可
能となると共に、工場内での大きな作業スペースが不要
で工場内敷地の有効活用並びに生産性の向上が図れ、し
かも据付現場への出荷搬入などの物流費の削減並びに据
付現場での作業簡略に伴う据付工期の大幅な短縮化をも
図れて、大きな経済的メリットが得られるマンコンベヤ
組立荷造り法を提供することを目的とする。
また、本発明は各分割フレームに組込んだ踏段装置の位
置決め固定が簡便且つ確実にしかも踏段チェーン等に無
理な曲げを生じさせることなく具合良くできて、出荷輸
送中の振動や衝撃による踏段装置等の変形や破損を防止
できるマンコンベヤ組立荷造り法を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課届を解決するための手段と作用) 本発明は前記目的を達成するために、エスカレータや動
く歩道と言ったマンコンベヤを長手方向に複数に分割し
た半完成品に組立し荷造りする方法において、前記マン
コンベヤの各分割フレーム相互の接続端部に踏段組込用
回転補助具を取付け、この回転補助具に左右踏段チェー
ンを巻掛けて無端状にして回転させながら各分割フレー
ムに踏段装置を組込んで行き゛、次にその踏段装置を当
該分割フレームに固定具により位置決め固定してから前
記回転補助具を撤去して荷造り出荷することから、工場
で各分割フレームを結合一体化せずに分割したまま、そ
の各々に踏段組込用回転補助具を介して左右踏段チェー
ンを無端状に回転させながら踏段装置を組込めるように
なる。これにて従来の如く工場で各分割フレームを一旦
結合して一体化し、それを踏段装置組込み後に再度分割
すると言った多くの時間と労力を要する面倒な作業が不
要となり、各分割フレーム単位ごとに踏段装置を簡便且
つ高能率的に組込んで荷造りでき、その組立荷造り作業
の労力と時間の大幅な削減が図れて納期の短縮が可能と
なる。しかも各分割フレームを結合して一体化しないの
で、工場内での大きな作業スペースが不要で工場内敷地
の有効活用並びに生産性の向上が図れるようになる。ま
た各分割フレームに踏段装置を組込んだ状態で荷造りし
て据付現場に出荷搬入するので、当然のことながら従来
同様に物流費の削減並びに据付現場での作業簡略に伴う
据付工期の大幅な短縮化が図れれるようになる。
前記各分割フレームに組込んだ踏段装置の固定具として
、分割フレームに横架した横梁と、これに締結されて左
右踏段チェーンを緊張状態に位置決め固定するフック状
の締結具とを用いることで、各分割フレームに組込んだ
踏段装置の位置決め固定が簡便且つ確実にしかも踏段チ
ェーン等に無理な曲げを生じさせることなく具合良くで
きて、出荷輸送中の振動や衝撃による踏段装置等の変形
や破損を防止できるようになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に従い説明する。
まず第1図乃至第3図はエスカレータを長手方向に複数
に分割(上階部と中間部と上階部に3分割)してそれぞ
れ半完成品に組立た状態を示すもので、それぞれ分割フ
レームであるトラス構造等の上階部フレーム1と、中間
部フレーム2と、下階部フレーム3とを主枠としている
。これら上階部フレーム1と中間部フレーム2と下階部
フレーム3とは相互の接続端部の柱(縦梁)laと2a
、2bと3aを図示しないリーマボルト等の締結具を用
い結合することで一体化できるように構成されている。
ここで先ず工場での組立荷造り段階を述べると、前記第
1図の上階部フレーム1と第2図の中間部フレーム2と
第3図の下階部フレーム3とは、相互に分割したまま、
エスカレータ製造方法として発明された特公昭61−2
70号に示されている組立治具の如き台座4A、4B、
4Cに載せ掛けて安定した姿勢に設置する。この状態で
それら各分割フレーム1’、2.3に前記従来技術で述
べた主な用品を組付ける。
つまり、第1図の上階部フレーム1には、モータや減速
機などの駆動装置5・制御板6・駆動輪7・踏段前後輪
用ガイドレール8A・手摺り駆動装置9・欄干取付ベー
スIOA並びに乗降板11A等を組付け、第2図の中間
部フレーム2には踏段前後輪用ガイドレール8B・欄干
取付ベース10B−複数のガイドコロなどの手摺り案内
装置12B等を組付け、第3図の下階部フレーム3には
踏段前後輪用ガイドレール8C・欄干取付ベースIOC
・乗降板11C・複数のガイドコロ等の手摺り案内装置
12C並びに従動輪装置13等を組付ける。
更に前述した上階部フレーム1と中間部フレーム2と下
階部フレーム3とにその分割した状態のままそれぞれ踏
段装置を組込む。その方法は先ず上階部フレーム]にお
いて述べると、第1図に示す如く、該上階部フレーム1
の接続端部の左右接続柱1aに踏段組込み用回転補助具
14Aを取付ける。これは後述する如く左右一対のアイ
ドラー15を同軸上に回転自在に有したものである。
方踏段装置の左右一対の踏段チェーン16Aを該」二階
部フレーム1の往路及び帰路の長さよりも踏段ピッチの
3段分程度長く確保し、これに前輪軸17とこの両端に
装着した左右の前輪18とよりなる輪軸組立品を多数等
ピツチで組付ける。こうした輪軸組立品付き左右踏段チ
ェーン16Aを、前記踏段組込み用回転補助具14Aの
左右のアイドラー15に巻掛け、その先端をロープ等に
より引張りながら上隅部部フレーム1の接続端部より往
路側のガイドレール8Aに沿って引き込んで行き、そし
てその内奥の駆動輪7の構成品である左右一対の踏段チ
ェーンスプロケットを介して下側に反転し、更にそのま
ま帰路側のガイドレール8Aに沿って接続端部側に引張
り出し、その先端と末尾とを予め用意した接続リンク】
、9Aにより接続して無端状となす。これで輪軸組立品
付き左右踏段チェーン1.6 Aが前記アイドラー15
と駆動輪7との間で上階部フレーム1内の往路から帰路
に巨りをガイドレール8Aに沿って回転送り操う 作可能に組付けられ箋ことになる。なおその回転送り操
作は駆動輪7の駆動装置5に設けであるブレーキを開放
して行なうものとする。
こうして上階部フレーム1に輪軸組立品付き左右踏段チ
ェーン16Aを無端状に組込んだ後、該−に階部フレー
ム1の接続端部のアイドラー15側から後輪2Oa付き
踏段20を左右踏段チェーン16Aの前輪軸17に装着
し、2個目の踏段20を該左右踏段チェーン16Aを踏
段ピッチ分回転送りして同様に装着する。こうして左右
踏段チェーン16 Aを回転送りしながら各前輪軸17
に踏台20を一個ずつ順々に装着して行き、その最初に
装着した踏段20が上階部フレーム1の往路側から駆動
輪7を迂回して帰路側の接続端部近くまで移動して来た
ところで踏段組込み作業を終了する。
また、第3図に示した下階部フレーム3においても、前
記同様この接続端部側に踏段組込み用回転補助具14C
を取付け、この左右のアイドラー15に巻掛けながら従
動輪装置13との間に前記同様の輪軸組立品例き左右踏
段チェーン16Cを組込んで接続リンク19Cにより無
端状になし、この踏段チェーン16Cを回転送りしなが
ら各前輪軸17に踏段20を1個ずつ順々に装着して、
踏段装置の組込み作業を終了する。
なお、前述した上階部フレーム]並びに下階部フレーム
3への踏段装置の組込^には、踏段20は踏段チェーン
16A、16Cの接続リンク19A、19Cに接続した
先端より数えて3段目の前輪軸17から装着を始め、最
後も3段部余らせる。これで踏段チェーン16A、16
Cの前後端にそれぞれ踏台3段分、長さにして1200
耗ずつ空けるようにする。これは後の据付現場での上階
部フレーム1と中間部フレーム2と下階部フレーム3と
を結合したり、その相互のガイドレール並びに底部のオ
イルパン等の接続をしまたすする作業スペースを確保す
るためである。
更に、前記第2図に示した中間部フレーム2においては
、基本的には前記同様であるが、この中間部フレーム2
は前記駆動輪7や従動輪装置13が無く、両端力が接続
端部となっているので、その両端力の接続端部に前記同
様の踏段組込み用回転補助具14B、14B’ を取付
ける。またこの中間部フレーム2の往路並びに帰路は互
いに分離した平行の状態にあり、しかもその各々に組込
む輪軸組立品付き左右踏段チェーン16B。
16B′は、前記」二階部側並びに下階部側の踏段チェ
ーン16A、16Cを長くした分、逆にそれぞれ長さが
寸足らずとなることから、輪軸組立品を有さない左右一
対ずつのダミーチェーン21゜21′と交互に接続リン
ク19B、19B’及び予備の接続リンク22.22’
 を用いて接続しながら、前記両端力の踏段組込み用回
転補助具14B、14B’ に巻掛けて無端状に組込む
。あとは前記同様に回転送りしながらその左右踏段チェ
ーン16B、1.6B’の各前輪軸17に踏段20を1
個ずつ順々に装着して、踏段装置の組込み作業を終了す
る。
前記踏段組込み用回転補助具14A〜14Cは、第4図
乃至第6図に上階部フレームlの接続端部に取付けたも
のを代表して示す如く、左右一対のアイドラー15を一
本の回転軸23に固定し、その回転軸23両端を軸受2
4を介して左右の略り字形状の取付枠25に支持させた
構成で、その左右の取付枠25を前記上階部フレーム1
の接続端部側の左右の柱1aに形成したリーマボルト用
孔を利用してボルト止めすることにより取付けられる。
以上で上階部フレーム1と中間部フレーム2と下階部フ
レーム3とへの踏段装置の組込みが完了する。
次に、前述した如く各々組込んだ踏段装置が出荷輸送中
などに遊動して干渉し合い損傷することを防止すると共
に、据付現場での接続がスムーズに行くように、該各踏
段装置を位置決め固定して荷造りする方法を述べる。
まず、第7図及び第8図に示した如く、上階部フレーム
1に組込んだ踏段装置の位置決め固定法は、固定具とし
て第9図に示した横梁26と第10図に示したフック状
の締結具27とを用いる。
その横梁26を第7図及び第8図に示す如く上階部フレ
ーム1の接続端部側寄りの左右の縦柱1b間に脱着可能
にクリップ28を介して横架する。
この横梁26は上階部フレーム1の上下2段の位置(往
路側ガイドレール8Aと帰路側ガイドレール8Aとの各
々の少し上側位置)にそれぞれ横架する。こうした後に
前記締結具27を4個持ち込んで、1個ずつそのフック
部27aを前記踏段装置の左右両路段チェーン16Aの
往路側並びに帰路側接続端寄り途中のチェーンローラ部
に引掛け、そのまま該左右踏段チエ−、ン16Aのそれ
ぞれの中心線上に沿って接続端側に引張りながら、その
各々の螺子杆部27bを前記上下の横梁26の各々対応
する位置の切欠穴26Hに差し込んで、それぞれ両側か
らナツト29を締イ」け、該左右の踏段チェーン16A
を往路と帰路両端側から引張り合って適当な緊張状態に
位置決め固定する。これで出荷輸″送中などに左右の踏
段チェーン16Aが途中で弛んだり、踏段20が前後で
干渉したりすることなく、振動にも耐えて遊動すること
なく固定される。
こうして上階部フレーム1に対する踏段装置の位置決め
固定後には、第1図で示した踏段組込み用回転補助具1
4Aの左右アイドラー15の略中央に位置する接続リン
ク19Aを切り離して、左右踏段チェーン16を無端状
態から開放し、その各々の開放端を往路並びに帰路側い
ずれも第7図に示す如く上階部フレーム1内方に折返し
て丸め込み、そこをビニールバンド等の結束具30によ
りそれぞれガイドレール8A等にくくり付けることで固
定する。そして最後に前記踏段組込み用回転補助具14
Aをこの取付枠25ごと上階部フレーム1接続端部から
取外して撤去し、これで位置決め固定並びに荷造り作業
を完了する。
また、下階部フレーム3に組込んだ踏段装置の位置決め
固定法も前記と全く同様で、第12図に示す如く、上下
一対の横梁26とフック状の締結具27を4個用いて、
左右の踏段チェーン16Cを往路と帰路両端側から引張
り合って適当な緊張状態に位置決め固定すると共に、接
続リンク19Cを開放して各開放端を丸め込んで結束具
30によりくくり付は固定し、最後に前記踏段組込み用
回転補助具14Cを撤去して位置決め固定並びに荷造り
作業を完了する。
更に、前記中間部フレーム2に組込んだ踏段装置の位置
決め固定法は、基本的には前記と略同様であるが、ここ
では第11図に示した如く、往路側と帰路側との左右踏
段チェーン16B。
16B′をいずれも両端側で横梁26とフ・ツク状の締
結具27を用いて引張り合って位置決め固定する。こう
した後に第2図で示した接続リンク19B、19B’ 
  22.22’ を開放してダミチェーン21.21
’及び両端側の踏段組込み用回転補助具14B、14B
’を撤去して固定並びに荷造り作業を完了する。
以上で上階部及び中間部並びに下階部のそれぞれの組立
荷造りが完了し、それらの据付現場への出荷搬入が行わ
れる。
その据付現場では、トラック等から荷卸した上階部フレ
ーム1と中間部フレーム2と下階部フレーム3とを建屋
の吹抜は部まで台車等により横引きして一列に並べ、そ
こで相互の接続端部の左右柱1aと2a、2bと3aを
接合してリーマボルトによりそれぞれ結合して一体化す
る。この状態で建屋の」二下階梁に掛は渡すようにして
固定する。
こうした後に上階部フレーム1と中間部フレーム2と下
階部フレーム3との相互の底部のオイルノクン(図示せ
ず)やガイドレール8A、8B、8Cを接続し、次に上
下階部側の左右踏段チェーン16A、16Cの各々の丸
めた端部側を解き離して伸ばし、接続リンク19A、1
9B、19B’・19Cにより中間部の往路及び帰路側
の左右踏定具として設けた横梁26とフック状の締結具
27を取外して行くと共に、駆動装置5のブレーキ操作
と手回しにより左右踏段チェーンの弛み取りを行なう。
こうして接続完了後に左右踏段チェーンの空き状態の位
置にそれぞれ踏段20を装着すると共に、その他の欄干
や移動手摺り・スカートガードなどの据付工事を行なう
と共に、外装工事や付帯設備工事を行ない、最後に試運
転調整して施工完了する。
〔発明の効果〕
本発明のマンコンベヤ組立荷造り法では前述の如くなし
たから、工場で各分割フレームを結合−体化せずに分割
したまま、その各々に踏段装置を簡便且つ高能率的に組
込んで荷造りでき、組立荷造り作業の労力と時間の大幅
な削減が図れて納期の短縮が可能となると共に、工場内
での大きな作業スペースが不要で工場内敷地の有効活用
並びに生産性の向上が図れ、しかも据付現場への出荷搬
入などの物流費の削減並びに据付現場での作業簡略に伴
う据付工期の大幅な短縮化をも図れて、大きな経済的メ
リットが得られる。
また、本発明のマンコンベヤ組立荷造り法では各分割フ
レームに組込んだ踏段装置の位置決め固定が簡便且つ確
実にしかも踏段チェーン等に無理な曲げを生じさせるこ
となく具合良くできて、出荷輸送中の振動や衝撃による
踏段装置等の変形や破損を防止でき、据付現場での接続
がスムーズとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のマンコンベヤ組立荷造り法の一実施例を
示すもので、第1図は上階部フレームに踏段装置を組込
む状態図、第2図は中間部フレームに踏段装置を組込む
状態図、第3図は下階部フレームに踏段装置を組込む状
態図、第4図は踏段組込み用回転補助具を取付けた上階
部フレーム接続端部側の側面図、第5図は同平面図、第
6図は同正面図、第7図は上階部フレームに組込んだ踏
段装置の位置決め固定状態の側面図、第8図は同片側だ
けの平面図、第9図(a)(b)は固定具として用いた
横梁の正面図及び端面図、第10図(a)(b)は固定
具として用いたフック状締結具の平面図及び側面図、第
11図は中間部フレームに組込んだ踏段装置の位置決め
固定状態の側面図、第12図は下階部フレームに組込ん
だ踏段装置の位置決め固定状態の側面図である。 1.2.3・・・分割フレーム(1・・・上階部フレー
ム、2・・・中間部フレーム、3・・・下階部フレーム
)、14A〜14C・・・踏段組込用回転補助具、16
A〜16C,17,18,20・・・踏段装置(16A
〜16C・・・踏段チェーン、17・・・前輪軸、]、
8・・・前輪、20・・・踏段)、26.27・・・固
定具(26・・・横梁、27・・・フック状の締結具)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エスカレータや動く歩道と言ったマンコンベヤを
    長手方向に複数に分割した半完成品に組立し荷造りする
    方法において、前記マンコンベヤの各分割フレーム相互
    の接続端部に踏段組込用回転補助具を取付け、この回転
    補助具に左右踏段チェーンを巻掛けて無端状にして回転
    させながら各分割フレームに踏段装置を組込んで行き、
    次にその踏段装置を当該分割フレームに固定具により位
    置決め固定してから前記回転補助具を撤去して荷造り出
    荷することを特徴とするマンコンベヤ組立荷造り法。
  2. (2)踏段装置の固定具として、分割フレームに横架し
    た横梁と、これに締結されて左右踏段チェーンを緊張状
    態に位置決め固定するフック状の締結具とを用いたこと
    を特徴とする請求項1記載のマンコンベヤ組立荷造り法
JP27203788A 1988-10-28 1988-10-28 マンコンベヤ組立荷造り法 Pending JPH02123089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006256802A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの揚重方法
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