JPH0212208B2 - - Google Patents

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JPH0212208B2
JPH0212208B2 JP3726482A JP3726482A JPH0212208B2 JP H0212208 B2 JPH0212208 B2 JP H0212208B2 JP 3726482 A JP3726482 A JP 3726482A JP 3726482 A JP3726482 A JP 3726482A JP H0212208 B2 JPH0212208 B2 JP H0212208B2
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phloroglucin
weight
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acid
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JP3726482A
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Tetsuhiro Matsumoto
Hiroaki Nakagawa
Kenichi Mizuno
Hiromasa Tarumoto
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は、−トリむ゜プロピルベン
れンの酞化によ぀お生成するトリヒドロペルオキ
シドを䞻成分ずしお含む酞化生成物を酞分解する
こずによ぀お埗られる粗フロログルシンから容易
な方法により高品質の粟補フロログルシンを分離
する方法に関する。さらに詳现には、該粗フロロ
グルシンを炭酞氎玠アルカリず反応させお
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリに倉換
させた埌、脱炭酞させるこずにより粟補フロログ
ルシンを分離する方法に関する。
フロログルシンは、医薬、蟲薬などの補造䞭間
䜓ずしお有甚である。
埓来、フロログルシンを補造する方法ずしお、
たずえば、 (1) −トリニトロトル゚ンを酞化しお
−トリニトロ安息銙酞ずし、これを
還元するこずにより−トリアミノベ
ンれンずし、さらにこれを加氎分解するこずに
よりフロログルシンを補造する方法、 (2) トリメシン酞をトリメシン酞トリアミドず
し、これを分解しお−トリアミノベ
ンれンずし、さらにこれを加氎分解するこずに
よりフロログルシンを補造する方法、 (3) レゟルシンから−クロロレゟルシンを埗、
これを氎酞化カリず反応させるこずにより、フ
ロログルシンを補造する方法、 (4) ベンれンからベンれン−−トリス
ルホン酞を埗、これをアルカリ溶融させるこず
によりフロログルシンを補造する方法、 などが知られおいる。しかしながら、これらのい
ずれの方法でも反応工皋が煩雑であ぀たり、反応
䞭間䜓ぞの遞択性およびその収率が䜎いためにフ
ロログルシンの総収率が䜎く、埓぀おフロログル
シンを経枈的に補造するこずができないずいう欠
点があ぀た。
たた、前蚘方法ずは異なる方法ずしお、
−トリむ゜プロピルベンれンを酞化しお
−トリス−ヒドロペルオキシ−
−メチル゚チルベンれン〔以䞋、トリヒドロペ
ルオキシドず略蚘する。〕ずし、これを酞分解す
るこずによりフロログルシンを補造する方法も提
案されおいる〔たずえば、東ドむツ囜特蚱第
12239号明现曞、Journal fušr praktische
Chemie、、2731956、英囜特蚱第751、598号
明现曞などを参照〕。この方法では、原料ずしお
石油化孊の分野から容易に入手し埗る
−トリむ゜プロピルベンれンを利甚できるこず、
反応工皋が比范的に簡単であるこず、反応の際に
有害廃棄物が副生しないこず、高䟡な反応詊剀を
甚いないこずなどの利点があるが、その反面この
方法では酞化反応および酞分解反応においお副反
応が倚く、埗られるフロログルシンには倚皮倚量
の䞍玔物が含たれおおり、䜎品質であるずいう欠
点がある。たずえば、前蚘(1)ないし(4)の埓来法で
補造された粗フロログルシンは再結晶などの埓来
から公知の方法により容易に粟補するこずが可胜
であるが、前蚘−トリむ゜プロピルベ
ンれンの酞化および酞分解による方法では粗フロ
ログルシン䞭に−ゞヒドロキシアセトプ
ノン、−ゞヒドロキシクメン、−ゞ
アセチルプノヌル、−む゜プロペニル−
−ゞヒドロキシベンれン、−ゞむ゜プロ
ペニルプノヌル、−む゜プロペニル−−ア
セチルプノヌルおよび2′−−ゞヒドロ
キシプニル−2′−−トリヒドロキ
シプニルプロパンなどの倚皮倚量の副生物が
䞍玔物ずしお含たれおおり、これらの䞍玔物は性
質がフロログルシンず極めお類䌌しおいるので、
再結晶等の通垞の方法では高品質のフロログルシ
ンを分離粟補するこずはできない。
本発明者らは、−トリむ゜プロピル
ベンれンの酞化生成物であ぀おトリヒドロベルオ
キシドを䞻成分ずしお含む酞化生成物を酞分解す
るこずによ぀お埗られる粗フロログルシンから高
品質のフロログルシンを遞択的に埗る方法を怜蚎
した結果、該粗フロログルシンに炭酞氎玠アルカ
リを反応させるこずにより−トリヒド
ロキシ安息銙酞アルカリずし、さらにこれを脱炭
酞させるこずにより、前蚘目的が達成できるこず
を芋出した。本発明の方法によれば、該粗フロロ
グルシン䞭に含たれる䞍玔物はカルボキシレヌト
化反応の際に遞択的に陀去され、生成した
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリを脱炭
酞させるこずにより高品質のフロログルシンが埗
られるずいう特城がある。
本発明を抂説すれば、本発明は、−
トリむ゜プロピルベンれンの酞化生成物であ぀お
トリヒドロペルオキシドを䞻成分ずしお含む酞化
生成物を酞化觊媒の存圚䞋に分解させるこずによ
぀お埗られる粗フロログルシンからフロログルシ
ンを分離する方法においお、 (a) 氎の存圚䞋に該粗フロログルシンず炭酞氎玠
アルカリずを加熱䞋に反応させるこずにより、
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリ
の結晶を含むスラリヌ性反応混合物を圢成さ
せ、 (b) 該スラリヌ性反応混合物を、該−
トリヒドロキシ安息銙酞アルカリの結晶ず母液
ずに分離し、 (c) 該−トリヒドロキシ安息銙酞アル
カリに氎溶液䞭で酞を反応させるこずにより脱
炭酞反応を起こさせ、 (d) 該脱炭酞反応混合物からフロログルシンを回
収する、 こずを特城ずするフロログルシンの分離方法であ
る。
本発明の方法においお䜿甚される粗フロログル
シンは、−トリむ゜プロピルベンれン
の酞化生成物であ぀おトリヒドロペルオキシドを
䞻成分ずしお含む酞化生成物を、酞性觊媒の存圚
䞋に分解させるこずによ぀お埗られる粗フロログ
ルシンである。−トリむ゜プロピルベ
ンれンの酞化反応は−トリむ゜プロピ
ルベンれンを通垞加熱䞋に空気などの分子状酞玠
含有ガスず接觊させるこずにより実斜され、その
際必芁に応じおラゞカル開始剀およびアルカリ氎
溶液の存圚䞋に該酞化反応を実斜するこずも可胜
である。該酞化反応の際の枩床は通垞80ないし
150℃の範囲である。この酞化反応の際の
−トリむ゜プロピルベンれンのむ゜プロピル基
の倉化率は通垞70ないし99モルの範囲である。
該酞化反応によ぀お、−トリス−
ヒドロペルオキシ−−メチル゚チルベンれン
〔トリヒドロペルオキシド〕および副生物ずしお
−ビス−ヒドロペルオキシ−−メチ
ル゚チル−−−ヒドロキシ−−メチル゚
チルベンれン〔以䞋、モノカルビノヌルゞヒド
ロペルオキシドず略蚘する。〕および−−ヒ
ドロペルオキシ−−メチル゚チル−−
ビス−ヒドロキシ−−メチル゚チルベン
れン〔以䞋、ゞカルビノヌルモノヒドロペルオキ
シドず略蚘する。〕などのカルビノヌル基含有䞉
官胜性酞化副生物、−ビス−ヒドロペ
ルオキシ−−メチル゚チルむ゜プロピルベン
れン、これに盞応するカルビノヌルヒドロペルオ
キシドおよびゞカルビノヌルなどの二官胜性酞化
生成物、−−ヒドロペルオキシ−−メチ
ル゚チル−−ゞむ゜プロピルベンれンお
よびこれに盞応するカルビノヌルなどの䞀官胜性
酞化生成物を含む酞化反応生成混合物が埗られ
る。この酞化反応生成混合物を必芁に応じお濃瞮
し、そのたた酞分解する方法を採甚するこずもで
きるし、たたは該酞化反応生成混合物をさらに過
酞化氎玠で酞化するこずによ぀お埗られる酞化生
成混合物を酞分解する方法を採甚するこずもでき
る。該酞化反応生成混合物をさらに過酞化氎玠で
酞化するずその䞭に含たれるカルビノヌル基含有
䞉官胜性酞化副生物がいずれもトリヒドロペルオ
キシドに倉化し、その結果フロログルシンぞの遞
択性およびその収率が向䞊するのでずくに奜たし
い。
該トリヒドロペルオキシドを䞻成分ずしお含む
酞化生成物の酞分解反応においお䜿甚される酞性
觊媒ずしおは、北化氎玠酞、塩酞、臭化氎玠酞、
沃化氎玠酞、過塩玠酞、硫酞、リン酞などの無機
酞、クロロ酢酞、パラトル゚ンスルホン酞などの
有機酞、陜むオン亀換暹脂、シリカアルミナ、シ
リカチタニアなどの固䜓酞觊媒を䟋瀺するこずが
できるが、これらの酞性觊媒のうちでは無機酞を
䜿甚するこずが奜たしく、ずくに北化氎玠酞を䜿
甚するこずが奜たしい。酞性觊媒ずしお前蚘無機
酞あるいは有機酞を䜿甚する堎合には、均䞀系で
反応を行うずフロログルシンぞの遞択率およびそ
の収率が向䞊するのでずくに奜たしく、そのため
には反応溶媒ずしお、たずえばアセトン、メチル
゚チルケトン、ゞ゚チルケトン、メチルむ゜ブチ
ルケトンなどのケトン類、ペンタノヌル、ヘキサ
ノヌル、ヘプタノヌル、オクタノヌル、む゜オク
タノヌル、ノナノヌル、デカノヌル、−゚チル
ヘキサノヌル、シクロヘキサノヌル、メチルシク
ロヘキサノヌル、シクロオクタノヌル、ベンゞル
アルコヌルなどのアルコヌル類、ゞ゚チル゚ヌテ
ル、ゞむ゜プロピル゚ヌテル、アニ゜ヌルなどの
゚ヌテル類あるいはこれらず芳銙族炭化氎玠ずの
混合物などを䜿甚するこずが奜たしい。この均䞀
系で反応を行う堎合の前蚘酞性觊媒の䜿甚割合は
該酞化生成物に察しお通垞0.1ないし30重量の
範囲であり、酞分解反応の際の枩床は通垞40ない
し100℃の範囲である。前蚘酞性觊媒のうちで固
䜓酞を䜿甚する堎合には反応系は圓然䞍均䞀系ず
なるが、該酞化生成物を完党に溶解する溶媒を䜿
甚するこずが奜たしく、これらの溶媒ずしおは前
蚘溶媒を同様に䟋瀺するこずができる。この䞍均
䞀系で反応を行う堎合の前蚘固䜓酞觊媒の䜿甚割
合は、該酞化生成物に察しお通垞ないし300重
量の範囲であり、酞分解反応の際の枩床は通垞
50ないし150℃の範囲である。前蚘酞分解反応に
よ぀おフロログルシン、前蚘皮々の副生䞍玔物お
よび着色䞍玔物を含む粗フロログルシンならびに
アセトンが生成し、これらを含む酞分解反応生成
混合物が埗られる。本発明の方法においお、分離
に䟛絊される該粗フロログルシンずしおは、前蚘
酞分解反応生成混合物をそのたた䜿甚するこずも
できるし、前蚘酞分解反応生成混合物を䞭和した
混合物をそのたた䜿甚するこずもできるし、前蚘
酞分解反応生成混合物からアセトンおよび溶媒を
留去した混合物を䜿甚するこずもできるし、さら
に前蚘酞分解反応生成混合物からアセトン、溶媒
および䞍玔物の䞀郚を蒞留等によ぀お陀去した混
合物を䜿甚するこずもできる。いずれの混合物に
も粗フロログルシンが含たれおいる。
本発明の方法においお、該粗フロログルシンか
ら粟補フロログルシンを分離するために、該粗フ
ロログルシンは氎の存圚䞋に炭酞氎玠アルカリず
共に加熱䞋に反応させる。この反応の際、反応系
内を炭酞ガス雰囲気にするこずで反応を促進させ
るこずができる。この反応により、該粗フロログ
ルシン䞭に含たれるフロログルシンは容易に
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリに遞択
的に倉化し、通垞該−トリヒドロキシ
安息銙酞アルカリの結晶を含むスラリヌ性反応混
合物が生成する。その際、氎の量が倚いず該反応
混合物には該−トリヒドロキシ安息銙
酞アルカリの倧郚分が溶解しおいる堎合もある
が、そのずきには濃瞮たたは冷华により該
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリの結晶
を晶出させるこずにより該スラリヌ性反応混合物
を圢成させるこずもできる。この反応の際に、該
粗フロログルシン䞭に含たれる倧郚分の䞍玔物は
カルボキシレヌト塩に倉化しないので、油溶性化
合物たたは氎溶性化合物ずしお母液䞭に残留す
る。このカルボキシレヌト化反応においお、該反
応混合物のスラリヌの圢成をより容易にしか぀前
蚘䞍玔物の母液ぞの抜出をより容易にするために
は、反応前の該粗フロログルシンに母液圢成溶媒
である有機溶媒を加える方法を採甚するこずもで
きるし、たたは反応終了埌の混合物に同様に母液
圢成溶媒を加えるこずもできる。この操䜜により
該䞍玔物は母液に遞択的に抜出され、䞍玔物の少
ない−トリヒドロキシ安息銙酞アルカ
リの結晶を含む該スラリヌ性反応混合物が圢成さ
れる。ここで䜿甚される母液圢成溶媒である有機
溶媒ずしお具䜓的には、炭玠原子数ないし10の
アルコヌル、炭玠原子数ないし10のケトン、炭
玠原子数以䞊の゚ステル、炭玠原子数以䞊の
゚ヌテルたたはこれらず炭化氎玠あるいはハロゲ
ン化炭化氎玠ずの混合物などを䟋瀺するこずがで
きる。これらの母液圢成溶媒のうちではアルコヌ
ルたたはケトンを䜿甚するこずが奜たしい。
本発明の方法においお、該粗フロログルシンず
炭酞氎玠アルカリずの反応は氎の存圚䞋に実斜さ
れる。氎の䜿甚割合は、該粗フロログルシン䞭に
含たれるフロログルシンに察する重量比ずしお通
垞ないし100、奜たしくはないし50の範囲で
ある。ここで、反応の際に原料の粗フロログルシ
ン䞭に氎を含む堎合には、これらの氎をも含むも
のずする。たた、炭酞氎玠アルカリの䜿甚割合
は、該粗フロログルシン䞭に含たれるフロログル
シンに察するモル比ずしお通垞ないし20、奜た
しくはないし10の範囲である。たた、反応の際
の枩床は通垞20ないし100℃、奜たしくは30ない
し80℃の範囲である。反応は通垞二液局からなる
䞍均䞀系である堎合が倚いが、均䞀系である堎合
もある。たた、炭酞氎玠アルカリずしお具䜓的に
は、炭酞氎玠リチりム、炭酞氎玠ナトリりム、炭
酞氎玠カリりムなどを䟋瀺するこずができるが、
炭酞氎玠ナトリりムが奜適に䜿甚される。
本発明の方法においお、該スラリヌ性反応混合
物は−トリヒドロキシ安息銙酞アルカ
リを含む結晶ず前蚘䞍玔物を含む母液に分離され
る。分離の方法ずしおは、遠心分離、吞匕過な
どの通垞の別法が採甚される。該母液からは通
垞溶媒が回収されお埪環䜿甚され、䞍玔物は廃棄
される。該−トリヒドロキシ安息銙酞
アルカリを含む結晶には通垞未反応原料の炭酞氎
玠アルカリの結晶を含んでいる堎合が倚い。該
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリを
含む結晶をそのたた次の脱炭酞反応に䟛絊するこ
ずもできるが、さらに該−トリヒドロ
キシ安息銙酞に次のいずれかの粟補凊理操䜜を斜
した埌に、次の脱炭酞反応に䟛絊するこずが奜た
しい。たずえば、 該−トリヒドロキシ安息銙酞アル
カリの結晶を有機溶媒によ぀お掗浄、也燥した
埌脱炭酞反応に䟛絊する。
分離した該−トリヒドロキシ安息
銙酞アルカリの結晶を再結晶によ぀お粟補した
埌脱炭酞反応に䟛絊する。
などの方法を䟋瀺するこずができる。
本発明の方法においお、該−ヒドロ
キシ安息銙酞アルカリの結晶は脱炭酞反応に䟛絊
され、酞の䜜甚により該−トリヒドロ
キシ安息銙酞アルカリからフロログルシンが生成
する。この脱炭酞反応は氎の存圚䞋に実斜され、
その際の氎の䜿甚割合は−トリヒドロ
キシ安息銙酞アルカリに察する重量比で通垞な
いし20、奜たしくはないし10の範囲である。た
た、この脱炭酞反応に䜿甚される酞の䜿甚割合
は、該−トリヒドロキシ安息銙酞アル
カリに察するモル比ずしお通垞0.5ないし30、奜
たしくはないし10の範囲である。脱炭酞反応は
通垞20ないし120℃、奜たしくは30ないし100℃の
範囲の枩床で実斜される。この脱炭酞反応は該
−トリヒドロキシ安息銙酞アルカリの
氎性スラリヌたたは氎溶液に撹拌䞋に酞を加える
方法によ぀お実斜され、反応によりフロログルシ
ン、炭酞ガスおよびアルカリ金属塩が生成する。
この脱炭酞反応に䜿甚される酞ずしお具䜓的に
は、塩酞、臭化氎玠酞、硫酞、リン酞、過塩玠酞
などを䟋瀺するこずができるが、これらの䞭では
塩酞が奜適に䜿甚される。
本発明の方法においお、前蚘脱炭酞反応混合物
からフロログルシンが回収される。回収方法ずし
おは濃瞮たたは冷华による晶出法が通垞採甚され
る。たた、さらに高品質のフロログルシンを埗る
ためには、前蚘脱炭酞反応混合物からフロログル
シンを回収する前に必芁に応じお掻性炭で凊理す
るなどの方法で粟補するこずもできるし、回収し
たフロログルシンを氎溶液ずし、必芁に応じお掻
性炭で凊理したのち再結晶する方法で粟補するこ
ずもできる。
次に、本発明の方法を実斜䟋によ぀お具䜓的に
説明する。
実斜䟋  (1) 100重量郚の−トリむ゜プロピル
ベンれン〔−TIPB玔床95〕ず
10重量郚の4.5重量NaOH氎溶液の混合物を、
圧力6.6Kg/cm2、枩床100℃の条件で撹拌䞋に空
気を吹き蟌みながら34.5hr酞化を行぀た。その
際、反応系内の氎局のPHを〜10に保぀ように
4.5重量NaOH氎溶液を間欠的に系内に送入
した。酞化終了埌、ゞむ゜プロピル゚ヌテル
2700重量郚を加え、分離した氎局を陀くず油局
2860重量郚が埗られた。油局䞭のトリヒドロペ
ルオキシドTRHP、モノカルビノヌルゞヒ
ドロペルオキシドHDHP、ゞカルビノヌル
モノヒドロペルオキシドDHHPおよびト
リカルビノヌルTCの濃床は各々1.03重量
、1.77重量、0.65重量および0.09重量
であ぀た。この油局2860重量郚に15重量
のH2O2ず10重量の硫酞を含む氎溶液720重量
郚を加え撹拌䞋、50℃の枩床で60分間反応を行
぀た。反応終了埌分離した氎局を陀くず3.44重
量のTRHPを含む油局2865重量郚が埗られ
た。
(2) この油局2865重量郚を100重量郚hrの速床
で、たた重量の北化氎玠酞を含むアセトン
を100重量郚hrの速床で、撹拌機、還流冷华
噚および反応液抜出口を備えた反応噚に各々䟛
絊し、撹拌䞋、反応枩床60℃で、平均滞留時間
が20分ずなるように反応液を抜き出しながら酞
クリベヌゞ反応を行぀た。酞クリベヌゞ反応生
成物䞭のフロログルシン濃床は0.62重量であ
り、−TIPBからのフロログルシン
収率は60.5に盞圓した。この酞クリベヌゞ反
応生成物5730重量郚に64重量郚のCaOH2を
加えお觊媒を䞭和し、䞍溶のカルシりム塩を
別したのち、枛圧䞋で溶媒アセトン、ゞむ゜
プロピル゚ヌテルを留去したずころ、黒色の
粗フロログルシン63.1重量郚が埗られた。この
粗フロログルシン䞭には、フロログルシン55.2
重量、−ゞヒドロキシアセトプノン
5.1重量、−ゞヒドロキシクメン4.0重
量、−ゞアセチルプノヌル2.1重量
、−む゜プロペニル−−ゞヒドロキ
シベンれン1.8重量、−む゜プロペニル−
−アセチルプノヌル1.7重量、その他構
造䞍明の䞍玔物30.1重量が含たれおいた。
(3) 前蚘(2)で埗られた粗フロログルシン10重量郹
にメチルむ゜ブチルケトンMIBK90重量郹
を加え、60℃に加枩しお党䜓を均䞀にしたの
ち、これに氎104重量郚ずNaHCO318.4重量郹
を加えお、N2雰囲気䞋、60℃で60分間匷力に
撹拌しフロログルシンのカルボキシル化反応を
行぀た。反応終了埌撹拌を停止し反応内容物を
℃たで冷华しおスラリヌずしたのち、析出し
た結晶をグラスフむルタヌを甚いお別した
仕蟌時のフロログルシンに察するNaHCO3の
モル比は5.0であり、フロログルシンに察する
氎の重量比は18.8であ぀た。別しお埗られ
た結晶は17.3重量郚であり、この䞭には
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりムの
結晶8.07重量郚ずNaHCO3、7.95重量郚ずが含
たれおいた。−トリヒドロキシ安息
銙酞ナトリりムの結晶の単離収率は粗フロログ
ルシン䞭のフロログルシン基準で96.0モルに
盞圓した。
(4) 前述の別した結晶をMIBK10重量郚甚いお
グラスフむルタヌ䞊で掗浄したのち、24重量郹
の氎に懞濁させ、70℃で撹拌しながらこれに36
重量HCl13.9重量郚を分間かけお添加した
仕蟌時の−トリヒドロキシ安息銙
酞ナトリりムに察するHClのモル比は3.26であ
぀た。添加終了埌、同䞀枩床で10分間撹拌し
お脱炭酞反応を完結させたのち、内容物を℃
たで冷华し析出した結晶を別した。別した
結晶を℃の冷氎10重量郚で掗浄したのち枛圧
例110℃で也燥した結果、癜色のフロログルシ
ン5.06重量郚が埗られた〔融点218〜219℃
JIS−−8846に瀺された方法による、玔床
99.8ガスクロマトグラフむヌ、0.5重量
氎溶液の420nmにおける吞光床0.00710mmセ
ル〕。粗フロログルシン䞭に含たれるフロログ
ルシン基準の粟補フロログルシン回収率は91.7
に盞圓した。
実斜䟋  (1) 実斜䟋の(2)で埗られた粗フロログルシン
フロログルシン濃床55.2重量10重量郚に
アセトン90重量郚を加え、50℃に加枩しお党䜓
を均䞀にしたのち、撹拌䞋、これに50℃に加枩
した10重量NaHCO3氎溶液275.6重量郚を添
加した仕蟌時のフロログルシンに察する
NaHCO3のモル比は7.5であり、フロログルシ
ンに察する氎の重量比は44.9である。内容物
を50℃の枩床でCO2雰囲気䞋、60分間匷力に撹
拌し、フロログルシンのカルボキシル化反応を
行぀た。反応終了埌、内容物を℃たで冷华
し、生成したスラリヌをグラスフむルタヌを甚
いお別した。別しお埗られた結晶は18.6重
量郚であり、この䞭には−トリヒド
ロキシ安息銙酞ナトリりムの結晶7.87重量郚ず
NaHCO39.6重量郚ずが含たれおいた。
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりムの結晶
の単離収率は粗フロログルシン䞭のフロログル
シン基準で93.6モルに盞圓した。
(2) 前述の別した結晶をグラスフむルタヌ䞊で
アセトン15重量郚を甚いお掗浄したのち25重量
郚の氎に懞濁させ、60℃で撹拌しながらこれに
36重量HCl15.81重量郚を分間かけお添加
した仕蟌時の−トリヒドロキシ安
息銙酞ナトリりムに察するHClのモル比は3.79
であ぀た。添加終了埌同䞀枩床で30分間撹拌
しお脱炭酞反応を完結させたのち、内容物を
℃たで冷华し、析出した結晶を別した。別
した結晶を℃の冷氎10重量郚で掗浄したのち
枛圧䞋110℃で也燥した結果、癜色のフロログ
ルシン4.95重量郚が埗られた融点217〜218.5
℃、玔床99.6、0.5重量氎溶液の420nmにお
ける吞光床0.01110mmセル。粗フロログルシ
ン䞭に含たれるフロログルシン基準の粟補フロ
ログルシン回収率は89.7に盞圓した。
実斜䟋  (1) 実斜䟋の(2)で埗られた粗フロログルシン
フロログルシン濃床55.2重量10重量郚に
æ°Ž75重量郚ずNaHCO318.4重量郚を加え、CO2
雰囲気䞋、60℃で30分間匷力に撹拌しフロログ
ルシンのカルボキシル化反応を行぀た。反応終
了埌内容物に−゚チルヘキサノヌル200重量
郚を加えお撹拌しながら党䜓を℃たで冷华し
析出した固䜓をグラスフむルタヌを甚いお別
した仕蟌時のフロログルシンに察する
NaHCO3のモル比は5.0、フロログルシンに察
する氎の重量比は13.6。別しお埗られた固
䜓は19.4重量郚であり、この䞭には
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりム8.14重量
郚ずNaHCO39.96重量郚ずが含たれおいた。
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリり
ムの単離収率は粗フロログルシン䞭のフロログ
ルシン基準で96.8に盞圓した。
(2) 前述の別した固䜓をグラスフむルタヌ䞊で
アセトン10重量郚を甚いお掗浄したち、氎30重
量郚に懞濁させ、60℃で撹拌しながら、これに
16.5重量郚の36重量HClを10分間かけお添加
した仕蟌時の−トリヒドロキシ安
息銙酞ナトリりムに察するHClのモル比は
3.84。添加終了埌、60℃で30分間撹拌し脱炭
酞反応を完結させたのち内容物を℃たで冷华
し、析出した結晶を別した。別した結晶を
℃の冷氎10重量郚で掗浄したのち、枛圧䞋、
110℃で也燥した結果、癜色のフロログルシン
5.05重量郚が埗られた融点217.5〜219℃、玔
床99.9、0.5重量氎溶液の420nmにおける吞
光床0.00710mmセル。粗フロログルシン䞭に
含たれるフロログルシン基準の粟補フロログル
シン回収率は91.5に盞圓した。
実斜䟋  (1) 100重量郚の−TIPB玔床95
ず10重量郚の4.5重量NaOH氎溶液の混合物
を、圧力6.6Kg/cm2、枩床100℃の条件で撹拌䞋
に空気を吹き蟌みながら30hr酞化を行぀た。そ
の際、反応系内の氎局のPHを〜10に保぀よう
に4.5重量NaOH氎溶液を間欠的に系内に送
入した。酞化終了埌、−オクタノヌルトル
゚ン混合溶媒−オクタノヌルトル゚ン重
量比850重量郚を加え、分離した氎局
を陀くず油局1000重量郚が埗られた。油局䞭の
TRHP、HDHP、DHHPおよびTCの濃床は
各々3.61重量、4.60重量、1.58重量およ
び0.20重量であ぀た。この油局1000重量
郚に、20重量のH2O2ず15重量の硫酞を
含む氎溶液500重量郚を加え、撹拌䞋、50℃の
枩床で25分間反応を行぀た。反応終了埌、分離
した氎局を陀くず9.85重量のTRHPを含む油
å±€1002重量郚が埗られた。
(2) 前蚘(1)で埗られた油局1002重量郚を100重量
郚hrの速床で、重量の北化氎玠を含むア
セトンを100重量郚hrの速床で、撹拌機、還
流冷华噚および反応液抜出口を備えた反応噚に
各々䟛絊し、撹拌䞋、反応枩床68℃、平均滞留
時間が10分ずなるように反応液を抜き出しなが
ら酞クリベヌゞ反応を行぀た。酞クリベヌゞ反
応生成物のフロログルシン濃床は1.78重量で
あり、−TIPBからのフロログルシ
ン収率は60.7モルに盞圓した。この酞クリベ
ヌゞ反応生成物2004重量郚に36.5重量郚のCa
OH2を加えお觊媒を䞭和し、䞍溶のカルシ
りム塩を別したのち、枛圧䞋でアセトンを留
去した結果、粗フロログルシンの−オクタノ
ヌルトル゚ン溶液915重量郚が埗られた。こ
の粗フロログルシン溶液の組成は、−オクタ
ノヌル37.2重量、トル゚ン55.7重量−
オクタノヌルトル゚ン重量比、残り
7.1重量はフロログルシンを含む粗フロロ
グルシンであり、粗フロログルシン䞭のフロロ
グルシン、−ゞヒドロキシアセトプノ
ン、−ゞヒドロキシクメン、−ゞ
アセチルプノヌル、−む゜プロペニル−
−ゞヒドロキシベンれンおよび−む゜
プロペニル−−アセチルプノヌルの濃床は
各々54.5重量、4.9重量、4.5重量、1.8重
量、1.8重量、および1.6重量であ぀た。
(3) 前蚘(2)で埗られた粗フロログルシン溶液100
重量郚フロログルシン濃床3.87重量に氎
30.9重量郚ずNaHCO37.74重量郚を加えおCO2
雰囲気䞋、60℃で30分間匷力に撹拌しフロログ
ルシンのカルボキシル化反応を行぀た。反応終
了埌、撹拌機を停止し内容物を℃たで冷华し
たのち生成したスラリヌをグラスフむルタヌを
甚いお別した仕蟌時のフロログルシンに察
するNaHCO3のモル比は3.0、フロログルシン
に察する氎の重量比は7.98。別しお埗られ
た結晶は9.87重量郚であり、この䞭には
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりムの
結晶5.78重量郚ずNaHCO33.15重量郚ずが含た
れおいた。−トリヒドロキシ安息銙
酞ナトリりム結晶の単離収率は粗フロログルシ
ン䞭のフロログルシン基準で98.1モルに盞圓
した。
(4) 前述の別した結晶をアセトン10重量郚を甚
いおグラスフむルタヌ䞊で掗浄したのち、25重
量郚の氎に懞濁させ、60℃で撹拌しながらこれ
に36重量HCl6.96重量郚を分かけお添加し
た仕蟌時の−トリヒドロキシ安息
銙酞ナトリりムに察するHClのモル比は2.28。
添加終了埌、同䞀枩床で30分間撹拌しお脱炭酞
反応を完結させたのち内容物を℃たで冷华し
析出した結晶を別した。別した結晶を℃
の冷氎重量郚で掗浄したのち、枛圧䞋110℃
で也燥した結果、癜色のフロログルシン3.60重
量郚が埗られた融点217.5〜219℃、玔床99.8
、0.5重量氎溶液の420nmにおける吞光床
0.00910mmセル。粗フロログルシン䞭に含た
れるフロログルシン基準の粟補フロログルシン
回収率は93.0に盞圓した。
実斜䟋  (1) 実斜䟋の(1)で埗られた−TIPB
の酞化生成物TRHP濃床9.85重量1002重
量郚を50重量郚hrの速床で、0.4重量の硫
酞を含むアセトンを150重量郚hrの速床で、
撹拌機、還流冷华噚および反応液抜出口を備え
た反応噚に各々䟛絊し、撹拌䞋、62℃で、平均
滞留時間が10分ずなるように反応生成物を抜き
だしながら酞クリベヌゞ反応を行぀た。反応生
成物䞭のフロログルシン濃床は0.81重量であ
り、−TIPBからのフロログルシン
収率は54.9モルに盞圓した。
(2) 前蚘(1)で埗られた酞クリベヌゞ反応生成物
200重量郚フロログルシン濃床0.81重量
に、27重量郚の氎ず5.4重量郚のNaHCO3を加
え、CO2雰囲気䞋、50℃で60分間匷力に撹拌し
フロログルシンのカルボキシル化反応を行぀た
仕蟌時のフロログルシンに察するNaHCO3の
モル比5.0、フロログルシンに察する氎の重量
比16.7。反応終了埌、撹拌を止め、内容物を
℃たで冷华し、生成したスラリヌをグラスフ
むルタヌを甚いお別した。別しお埗られた
結晶は6.74重量郚であり、この䞭には
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりムの結晶
2.36重量郚ずNaHCO33.17重量郚ずが含たれお
いた。−トリヒドロキシ安息銙酞ナ
トリりム結晶の単離収率はクリベヌゞ反応生成
物䞭のフロログルシン基準で95.6モルに盞圓
した。
(3) 前述の別した固䜓を10重量郚の氎に懞濁さ
せ、60℃で撹拌しながら、これに36重量
HCl5.56重量郚を分間かけお添加した
−トリヒドロキシ安息銙酞ナトリりムに
察するHClのモル比は4.46。添加終了埌、60
℃で30分間撹拌し脱炭酞反応を完結させたの
ち、内容物を℃たで冷华しお析出した結晶を
別した。別した結晶を℃の冷氎重量郚
で掗浄したのち、枛圧䞋、110℃で也燥した結
果、癜色のフロログルシン1.45重量郚が埗られ
た融点217〜218.5℃、玔床99.2、0.5重量
氎溶液の420nmにおける吞光床0.01410mmセ
ル。酞クリベヌゞ反応生成物䞭に含たれるフ
ロログルシンを基準ずした粟補フロログルシン
の回収率は88.8に盞圓した。
比范䟋  実斜䟋の(2)に蚘茉した粗フロログルシンフ
ロログルシン濃床55.2重量100重量郚に80℃
の枩氎360重量郚を加え、80℃で10分撹拌したの
ち℃たで冷华しお析出した沈柱物を別した。
この沈柱物を枛圧䞋、110℃の枩床で也燥した結
果、玔床68.5の暗黒色のフロログルシン76.5重
量郚が埗られた。
比范䟋  実斜䟋の(2)に蚘茉した粗フロログルシンフ
ロログルシン濃床55.2重量100重量郚に
MIBK250重量郚を加え、70℃に加枩しお党䜓を
均䞀にしたのち℃たで冷华しお析出した結晶を
別した。この結晶を枛圧䞋、110℃の枩床で也
燥した結果、玔床98.6の淡黄色のフロログルシ
ン37.2重量郚が埗られた。フロログルシンの粟補
回収率は66.4であ぀た。
比范䟋  実斜䟋の(2)に蚘茉した粗フロログルシンフ
ロログルシン濃床55.2重量10重量郚に−゚
チルヘキサノヌル90重量郚を加え、党䜓を均䞀に
したのち、これに氎100重量郚を加え、25℃で10
分間撹拌したのち、撹拌を止め分間静眮しお油
局ず氎局ずに分液した。埗られた氎局98.5重量郹
に−゚チルヘキサノヌル10重量郚を加え25℃で
分間撹拌し、次いで分間静眮しお油局ず氎局
ずに分離するずいう方法で氎局の掗浄を行぀た。
掗浄しお埗られた氎局を℃たで冷华しお析出
した結晶を別した。別した結晶を枛圧䞋、
110℃で也燥した結果、癜色ないし淡灰色のフロ
ログルシン2.0重量郚が埗られた融点216.5〜
218℃、玔床99.2、0.5重量の氎溶液の420nm
における吞光床0.02910mmセル。粗フロログル
シン䞭に含たれるフロログルシン基準の粟補フロ
ログルシン回収率は36.2であ぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  −トリむ゜プロピルベンれンの酞
    化生成物であ぀おトリヒドロペルオキシドを䞻成
    分ずしお含む酞化生成物を、酞性觊媒の存圚䞋に
    分解させるこずによ぀お埗られる粗フロログルシ
    ンからフロログルシンを分離する方法においお、 (a) 氎の存圚䞋に、該粗フロログルシンず炭酞氎
    玠アルカリずを加熱䞋に反応させ、
    −トリヒドロキシ安息銙酞アルカリの結晶を含
    むスラリヌ性反応混合物を圢成させ、 (b) 該スラリヌ性反応混合物を、該−
    トリヒドロキシ安息銙酞アルカリの結晶ず母液
    ずに分離し、 (c) 該−トリヒドロキシ安息銙酞アル
    カリに氎の存圚䞋で酞を反応させるこずにより
    脱炭酞反応を起こさせ、 (d) 該脱炭酞反応混合物からフロログルシンを回
    収する、 こずを特城ずするフロログルシンの分離法。  分離した該−トリヒドロキシ安息
    銙酞アルカリの結晶にさらに粟補凊理を斜した埌
    脱炭酞反応を行う特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    方法。  脱炭酞反応の際に䜿甚する酞が、塩酞である
    特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  脱炭酞反応の際の酞の䜿甚割合が、該
    −トリヒドロキシ安息銙酞アルカリに察す
    るモル比ずしおないし10の範囲である特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570208U (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 株匏䌚瀟ササキコヌポレヌション トラクタに装着する砕土装眮

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JPS58157736A (ja) 1983-09-19

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