JPH02118154A - 刺繍ミシン - Google Patents
刺繍ミシンInfo
- Publication number
- JPH02118154A JPH02118154A JP26870988A JP26870988A JPH02118154A JP H02118154 A JPH02118154 A JP H02118154A JP 26870988 A JP26870988 A JP 26870988A JP 26870988 A JP26870988 A JP 26870988A JP H02118154 A JPH02118154 A JP H02118154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- relay
- point
- overlap
- sewing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は渡り糸の縫い込みを防止した刺繍ミシンに関す
る。
る。
[従来の技術]
複数個の模様(文字・図形等)を連続的に順次縫製する
場合、第6図(イ)に示す如く先行して縫製された模様
Xの縫い終り点Pexと次に縫製された模様Yの縫い始
め点PξVとの間には渡り糸L×が生ずる。渡り糸L×
は刺繍製品の美感を損なわない様に刺繍完了後に作業者
により一本づつ除去される。
場合、第6図(イ)に示す如く先行して縫製された模様
Xの縫い終り点Pexと次に縫製された模様Yの縫い始
め点PξVとの間には渡り糸L×が生ずる。渡り糸L×
は刺繍製品の美感を損なわない様に刺繍完了後に作業者
により一本づつ除去される。
ところで、縫い終り点Pe、縫い始め点Ps及び模様Y
の相対位置関係によっては、図示、点線の如く渡り糸L
×の中間部分が模様Yに縫い込まれる場合がある。縫い
込まれた渡り糸Lxの除去には大鋏点Cxl、 Cx
2. CX3. CX4の4箇所にて切断する作業
が必要で非密に面倒であった。
の相対位置関係によっては、図示、点線の如く渡り糸L
×の中間部分が模様Yに縫い込まれる場合がある。縫い
込まれた渡り糸Lxの除去には大鋏点Cxl、 Cx
2. CX3. CX4の4箇所にて切断する作業
が必要で非密に面倒であった。
そこで、模様Yの所定位置、例えば、模様Yを内包する
マスクMVの左上頂点を渡り糸の中継点Pmyとし、先
行する模様Xの縫い終り点Pex→中編点Pmy→次の
模様Yの縫い始め点Psyの順に縫製することにより、
渡り糸り、SJの如く縫い込みを防止した刺繍ミシンが
提案されている。また、特開昭62−236585号公
報記載の如く必要に応じて作業者が任意に中継点を設定
するものも提案されている。
マスクMVの左上頂点を渡り糸の中継点Pmyとし、先
行する模様Xの縫い終り点Pex→中編点Pmy→次の
模様Yの縫い始め点Psyの順に縫製することにより、
渡り糸り、SJの如く縫い込みを防止した刺繍ミシンが
提案されている。また、特開昭62−236585号公
報記載の如く必要に応じて作業者が任意に中継点を設定
するものも提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前者においては、第6図(ロ)の如く、模様
V、Wが転倒した状態に配置された場合には、渡り糸L
νは縫い終り点Pevと中継点Pn+wとの間で縫い込
まれてしまう。従って、複雑な配置に模様を形成する場
合は渡り糸の中間縫い込みを防止できず、渡り糸の処理
時間を節減できないという問題があった。
V、Wが転倒した状態に配置された場合には、渡り糸L
νは縫い終り点Pevと中継点Pn+wとの間で縫い込
まれてしまう。従って、複雑な配置に模様を形成する場
合は渡り糸の中間縫い込みを防止できず、渡り糸の処理
時間を節減できないという問題があった。
また、後者は作業者がいちいち判断しなければならず、
中継点設定作業に多大な労力を要する上、作業者の設定
ミスにより渡り糸の縫い込みが生ずる場合があった。
中継点設定作業に多大な労力を要する上、作業者の設定
ミスにより渡り糸の縫い込みが生ずる場合があった。
そのため、新規な構成により、簡便に渡り糸の縫い込み
防止可能な刺繍ミシンの発明が望まれていた。
防止可能な刺繍ミシンの発明が望まれていた。
光月図Jl成
本発明はかかる課題を解決するために以下の構成を採用
した。
した。
[課題を解決するための手段]
即ち、本発明の要旨とするところは第1図に例示する如
く、加工布上に複数個の模様を順次個々に縫製する際に
、各模様間に形成される渡り糸の中継点として、模様の
周囲に予め決定されている複数の中if吠補点から所定
の基準にてひとつを選択する刺繍ミシンであって、先行
する模様の縫い終り点と次の模様の周囲の複数の中継候
補点との間の渡り糸経路を演算する経路演算手段M1と
、上記演算された渡り糸経路と上記次の模様との重なり
を判定する重なり判定手段M2と、上記型なり判定手段
M2により重ならないと判定された渡り糸経路に係る中
継候補点を前記中継点の候補として選択する選択手段M
3と、を備えることを特徴とする刺繍ミシンにある。
く、加工布上に複数個の模様を順次個々に縫製する際に
、各模様間に形成される渡り糸の中継点として、模様の
周囲に予め決定されている複数の中if吠補点から所定
の基準にてひとつを選択する刺繍ミシンであって、先行
する模様の縫い終り点と次の模様の周囲の複数の中継候
補点との間の渡り糸経路を演算する経路演算手段M1と
、上記演算された渡り糸経路と上記次の模様との重なり
を判定する重なり判定手段M2と、上記型なり判定手段
M2により重ならないと判定された渡り糸経路に係る中
継候補点を前記中継点の候補として選択する選択手段M
3と、を備えることを特徴とする刺繍ミシンにある。
[作用コ
本発明の刺繍ミシンは、模様の周囲に設定されている複
数の中継候補点の中から所定の基準に合致したものを選
択して渡り糸の中継点とするものである。ここで、所定
の基準とは、渡り糸の縫い込みがないことを前提として
、例えは渡り糸長さを節約するとか、逆に渡り糸を所定
以上の長さとして糸の除去作業をやりやすくするとか、
これらの絹み合せの条件とか、その他種々のものを指す
。
数の中継候補点の中から所定の基準に合致したものを選
択して渡り糸の中継点とするものである。ここで、所定
の基準とは、渡り糸の縫い込みがないことを前提として
、例えは渡り糸長さを節約するとか、逆に渡り糸を所定
以上の長さとして糸の除去作業をやりやすくするとか、
これらの絹み合せの条件とか、その他種々のものを指す
。
そこで、経路演算手段M1が、先行する模様の縫い終り
点と次の模様の周囲の各中継候補点との間に渡される各
渡り糸経路を演算する。次に、重なり判定手段M2が、
上記演算された各渡り糸経路と上記次の模様との重なり
、即ち、第6図(イ)(ロ)の如く、渡り糸の中間縫い
込みが生ずるか否かを判定する。選択手段M3は上記判
定結果に基づき、中間縫い込みを生ずるものを除く中継
候補点を所定の基準にて最終選択される中継点の候補と
して選択する。その結果、最終的に選択される中継点は
、上述の如く中間縫い込みを生じないものであるから、
いかなる基準にて最終選択されても、渡り糸の縫い込み
は発生しない。
点と次の模様の周囲の各中継候補点との間に渡される各
渡り糸経路を演算する。次に、重なり判定手段M2が、
上記演算された各渡り糸経路と上記次の模様との重なり
、即ち、第6図(イ)(ロ)の如く、渡り糸の中間縫い
込みが生ずるか否かを判定する。選択手段M3は上記判
定結果に基づき、中間縫い込みを生ずるものを除く中継
候補点を所定の基準にて最終選択される中継点の候補と
して選択する。その結果、最終的に選択される中継点は
、上述の如く中間縫い込みを生じないものであるから、
いかなる基準にて最終選択されても、渡り糸の縫い込み
は発生しない。
[実施例コ
次に、本発明の一実施例につき、図面に基づき説明する
。
。
実施例の刺繍ミシンは第2図のブロック図に示す如く、
刺繍枠1をXY力方向駆動して、固定された加工布2と
針3との相対位置関係を変更する駆動モータ4と、針3
を上下動して加工布2上へ刺繍模様を形成するミシンモ
ータ5と、駆動モータ4、ミシンモータ5を駆動制御す
る制御装置6と、制御装@6へ模様データを与える記憶
装置7と、制御装置6へ各種指示を与えるキーボード8
とからなる。
刺繍枠1をXY力方向駆動して、固定された加工布2と
針3との相対位置関係を変更する駆動モータ4と、針3
を上下動して加工布2上へ刺繍模様を形成するミシンモ
ータ5と、駆動モータ4、ミシンモータ5を駆動制御す
る制御装置6と、制御装@6へ模様データを与える記憶
装置7と、制御装置6へ各種指示を与えるキーボード8
とからなる。
制御装置6は、CPU61.ROMB2.RAM63を
中心に構成される論理演算回路であり、人力インタフェ
ース64を介して記憶装置7から模様データを読込み5
.出力インタフェース65を介して駆動モータ4.ミシ
ンモータ5へ制御信号を送出する。また、キーボード8
からの各種指示が人力インタフェース64を介して取込
まれる。
中心に構成される論理演算回路であり、人力インタフェ
ース64を介して記憶装置7から模様データを読込み5
.出力インタフェース65を介して駆動モータ4.ミシ
ンモータ5へ制御信号を送出する。また、キーボード8
からの各種指示が人力インタフェース64を介して取込
まれる。
記憶装置7は第3図の如き模様A、 Bに対応して各
模様データDa、Dbを格納している。模様データDa
、Dbは模様A、 Bを内包するマスクMa、Mbの
各頂点及び各辺の中点に中継候補点Pml〜Pm8.
Pm1l 〜Pm1Bを有し、模様A、 Bの左側
所定位置に縫い始め点Psi、 Ps2を、下側所定位
置に縫い終り点Pel、 Pe2を有する。
模様データDa、Dbを格納している。模様データDa
、Dbは模様A、 Bを内包するマスクMa、Mbの
各頂点及び各辺の中点に中継候補点Pml〜Pm8.
Pm1l 〜Pm1Bを有し、模様A、 Bの左側
所定位置に縫い始め点Psi、 Ps2を、下側所定位
置に縫い終り点Pel、 Pe2を有する。
模様A、 Bを、例えは、第4図(イ)の如く模様A
−+Bの順に加工布2上に形成する場合には、模様Aの
縫い終り点Pe1から模様Bの中継候補点Pm1l〜P
mlBのうちのいずれかひとつを選択して模様A、
8間に渡り糸を形成する。上記渡り糸の中間部が模様
Bに縫い込まれると、先に説明した従来例の如く、渡り
糸除去に4回人鋏する必要があり作業が面倒となる。そ
こで、第1段階として、第4図(イ)に実線にて示す如
く中間縫い込みの生じない渡り糸L1〜L3.L?、L
8に係る中継1吠補点Pm1l 〜Pm13 、 P
m17 、 Pm1Bを選択する。第2段階として第4
図(ロ)に実線にて示す如く、各中継候補点Pm1l
xPm13 、 Pm17 。
−+Bの順に加工布2上に形成する場合には、模様Aの
縫い終り点Pe1から模様Bの中継候補点Pm1l〜P
mlBのうちのいずれかひとつを選択して模様A、
8間に渡り糸を形成する。上記渡り糸の中間部が模様
Bに縫い込まれると、先に説明した従来例の如く、渡り
糸除去に4回人鋏する必要があり作業が面倒となる。そ
こで、第1段階として、第4図(イ)に実線にて示す如
く中間縫い込みの生じない渡り糸L1〜L3.L?、L
8に係る中継1吠補点Pm1l 〜Pm13 、 P
m17 、 Pm1Bを選択する。第2段階として第4
図(ロ)に実線にて示す如く、各中継候補点Pm1l
xPm13 、 Pm17 。
Pm1Bと縫い始め点Ps2との間にて中間縫い込みの
生じない渡り糸L1.L?、L8に係る中継候補点Pi
ll 、 Pm17 、 Pm18を選択する。第
3段階として、各渡り糸L1.L?、L8の長さを求め
、入鋏作業に支障ないものを選択する。最終段階として
、残った中継(吠補点のうちから渡り糸長さの最短のも
のを選択し、縫製時の中継点とする。
生じない渡り糸L1.L?、L8に係る中継候補点Pi
ll 、 Pm17 、 Pm18を選択する。第
3段階として、各渡り糸L1.L?、L8の長さを求め
、入鋏作業に支障ないものを選択する。最終段階として
、残った中継(吠補点のうちから渡り糸長さの最短のも
のを選択し、縫製時の中継点とする。
上述の如く、本実施例においては、■渡り糸の中間縫い
込みを生じないで、■入鋏作業に支障なく、かつ、■渡
り糸長さが最短となる中継候補点を選択する。ここで、
■の基準判断においては、縫い終り点Pel→中継候中
継候補点Pm1纏点Ps2の合計経路長さにて長短を判
断する。
込みを生じないで、■入鋏作業に支障なく、かつ、■渡
り糸長さが最短となる中継候補点を選択する。ここで、
■の基準判断においては、縫い終り点Pel→中継候中
継候補点Pm1纏点Ps2の合計経路長さにて長短を判
断する。
以上の制御処理は制御装置6にて実行される。
その制御処理手順を第5図(イ)、(口)のフローチャ
ートに基づき説明する。
ートに基づき説明する。
第5図(イ)に示す如く、まずステップS1 (以下単
にSl)にて、形成しようとする模様を選択する。例え
はキーボード8よりコード番号にて、あるいは直接A.
B. C.・・・等の文字キーにて模様を選択す
る。続いて、S2にて模様の配置・大きさ・糸密度・回
転角度等の加工情報を設定する。
にSl)にて、形成しようとする模様を選択する。例え
はキーボード8よりコード番号にて、あるいは直接A.
B. C.・・・等の文字キーにて模様を選択す
る。続いて、S2にて模様の配置・大きさ・糸密度・回
転角度等の加工情報を設定する。
加工情報はキーボード8より数字キー・専用キーを介し
て設定される。模様選択が完了したか否か、即ち、キー
ボード8上の完了キーが押下されたか否かが判断される
。完了キーが押下されると、S4へ進み、押下されない
場合はSlへ戻り、次の、模様選択がなされる。S4で
は選択した模様に対応する模様データを記・1装置7か
ら読込む。続くS5では、読み込んだ模様データを加工
情報に基づき縫製データ化する。次に、S6では、先行
する模様の有無を判断する。先行する模様が無い場合、
即ち、最初の模様についてはS7へ進み縫製データ中の
中継候補点をすべて削除する。先行する模様が有る場合
はS8へ進み後述の中継点選択処理を実行する。S7又
はS8の後はS9にて次の模様の有無を判断し、全模様
について縫製データ化し、中継点選択が完了するまで8
4以下の処理を繰返し、完了後はSIOにて縫製データ
に基づき加工布2上に模様を形成する。
て設定される。模様選択が完了したか否か、即ち、キー
ボード8上の完了キーが押下されたか否かが判断される
。完了キーが押下されると、S4へ進み、押下されない
場合はSlへ戻り、次の、模様選択がなされる。S4で
は選択した模様に対応する模様データを記・1装置7か
ら読込む。続くS5では、読み込んだ模様データを加工
情報に基づき縫製データ化する。次に、S6では、先行
する模様の有無を判断する。先行する模様が無い場合、
即ち、最初の模様についてはS7へ進み縫製データ中の
中継候補点をすべて削除する。先行する模様が有る場合
はS8へ進み後述の中継点選択処理を実行する。S7又
はS8の後はS9にて次の模様の有無を判断し、全模様
について縫製データ化し、中継点選択が完了するまで8
4以下の処理を繰返し、完了後はSIOにて縫製データ
に基づき加工布2上に模様を形成する。
次に、中継点選択処理につき第5図(口)に基づき説明
する。
する。
中継点選択処理を開始すると、Sllにてカウンタに.
Hを1に設定する。次に、S12にて先の模様デー
タの縫い終り点と次の模様データのに番目の中継候補点
との間に形成される渡り糸の経路及び長さを演算する。
Hを1に設定する。次に、S12にて先の模様デー
タの縫い終り点と次の模様データのに番目の中継候補点
との間に形成される渡り糸の経路及び長さを演算する。
続いてS13にて上記演算された渡り糸経路と当該中継
候補点を有する模様データとの重なりの有無から渡り糸
の中間縫い込みを生ずるか否かを判断する。ここまでを
、第4図(イ)にて説明すれば、まず、縫い終り点Pe
1と第1番目の中継(吠補点Pm1lとの間に形成され
る渡り糸Llの経路及び長さを演算し、中間縫い込みが
ないことから914へ進む。S14では第4図(口)に
示す如く中継(吠捕点P mll と縫い始め点Ps2
との間に形成される渡り糸につきS12と同様の演算を
し、S15にて再び中間縫い込みの有無を判断する。渡
り糸L1についてはS13、S15共に否定判断となり
、816へ進み、渡り糸L1の合計長さを長さしく1)
として記憶する。次に、S17にてに=8となったか否
か判断する。全中継候補点Pm1l〜P mlBにつき
演算が実行されるまでは912以下の処理が繰り返され
る。従って、渡り糸L1について演算が終了すると、8
18,519にてカウンタH,Kをインクリメントし、
S20にてに=8を確認し、再び812以下の処理を繰
り返す。第4図(イ)、(ロ)の例では3つの中継候補
点Pm1l 、 Pm17 、 Pm18に対応す
る渡り糸Ll、L7.18の長さがL(1)、 L(
?)、 L(8)として記憶される。次に、S21に
てL(1)、L(7)、L(8)のうち、渡り糸除去時
の入鋏処理に必要な長さLmin =4. 5mm以上
のものの有無を判断し、いずれもL(H)<Lminの
場合はS24へ進む、L()l)≧Lminのものがあ
る場合はS22にてそれらが選択される。
候補点を有する模様データとの重なりの有無から渡り糸
の中間縫い込みを生ずるか否かを判断する。ここまでを
、第4図(イ)にて説明すれば、まず、縫い終り点Pe
1と第1番目の中継(吠補点Pm1lとの間に形成され
る渡り糸Llの経路及び長さを演算し、中間縫い込みが
ないことから914へ進む。S14では第4図(口)に
示す如く中継(吠捕点P mll と縫い始め点Ps2
との間に形成される渡り糸につきS12と同様の演算を
し、S15にて再び中間縫い込みの有無を判断する。渡
り糸L1についてはS13、S15共に否定判断となり
、816へ進み、渡り糸L1の合計長さを長さしく1)
として記憶する。次に、S17にてに=8となったか否
か判断する。全中継候補点Pm1l〜P mlBにつき
演算が実行されるまでは912以下の処理が繰り返され
る。従って、渡り糸L1について演算が終了すると、8
18,519にてカウンタH,Kをインクリメントし、
S20にてに=8を確認し、再び812以下の処理を繰
り返す。第4図(イ)、(ロ)の例では3つの中継候補
点Pm1l 、 Pm17 、 Pm18に対応す
る渡り糸Ll、L7.18の長さがL(1)、 L(
?)、 L(8)として記憶される。次に、S21に
てL(1)、L(7)、L(8)のうち、渡り糸除去時
の入鋏処理に必要な長さLmin =4. 5mm以上
のものの有無を判断し、いずれもL(H)<Lminの
場合はS24へ進む、L()l)≧Lminのものがあ
る場合はS22にてそれらが選択される。
S23にてさらに、上記選択されたL(II)のうち最
短のものに係る中継候補点を中継点として選択する。ま
た、S24ではL(H)最長のものに係る中継候補点を
中継点として選択する。尚、L(H)がひとつしかない
場合は、当然それを選択する。
短のものに係る中継候補点を中継点として選択する。ま
た、S24ではL(H)最長のものに係る中継候補点を
中継点として選択する。尚、L(H)がひとつしかない
場合は、当然それを選択する。
以上の説明の如く本実施例によれば、作業者の判断を要
さず、極めて簡便、確実に、■渡り糸の中間縫い込みを
生じず、■入鋏作業に支障なく、■渡り糸を節約可能な
中継点を選択することができる。その結果、渡り糸の処
理時間短縮・資材節減が可能である。
さず、極めて簡便、確実に、■渡り糸の中間縫い込みを
生じず、■入鋏作業に支障なく、■渡り糸を節約可能な
中継点を選択することができる。その結果、渡り糸の処
理時間短縮・資材節減が可能である。
尚、制御装置6が経路演算手段M1.重なり判定手段M
2.選択手段M3に該当し、S12.S14が経路演算
手段M1としての、913.S15が重なり判定手段M
2としての、921〜S24が選択手段M3としての各
処理に相当する。
2.選択手段M3に該当し、S12.S14が経路演算
手段M1としての、913.S15が重なり判定手段M
2としての、921〜S24が選択手段M3としての各
処理に相当する。
以上本発明の詳細な説明したが、本発明は何らこれに限
定されず、その要旨を逸脱しない範囲の種々なる態様を
採用できる。
定されず、その要旨を逸脱しない範囲の種々なる態様を
採用できる。
例えば、中継候補点は実施例に限定されるものでなく、
数・配置共に任意に設定してよい。
数・配置共に任意に設定してよい。
発明の効果
以上の説明の如く本発明によれは、作業者の判断を要さ
ず、きわめて簡便・確実に渡り糸の中間縫い込みを防止
できる。その結果、渡り糸の処理時間短縮が可能である
。
ず、きわめて簡便・確実に渡り糸の中間縫い込みを防止
できる。その結果、渡り糸の処理時間短縮が可能である
。
第1図は本発明の構成を例示するブロック図、第2図は
実施例の構成を示すプロ・ンク図、第3図は、実施例の
模様データの説明図、第4図(イ)、(ロ)は渡り糸の
中間縫込み防止処理の説明図、第5図(イ)、(ロ)は
実施例の制御処理のフローチャート、第6図(イ)、(
ロ)は従来例の縫製状態の説明図である。 Ml・・・経路演算 M2・・・重なり判定手段M3・
・・選択手段 1・・・刺繍枠 2・・・加工布 3・・・針4・・・
駆動モータ 5・・・ミシンモータ6・・・制御装置
7・・・記憶装置 8・・・キーボード 代理人 弁理士 定立 勉(ほか2名)第3図 第4図 (イ) (ロ) 第 図 (イ) 第6図 (イ) (ロ)
実施例の構成を示すプロ・ンク図、第3図は、実施例の
模様データの説明図、第4図(イ)、(ロ)は渡り糸の
中間縫込み防止処理の説明図、第5図(イ)、(ロ)は
実施例の制御処理のフローチャート、第6図(イ)、(
ロ)は従来例の縫製状態の説明図である。 Ml・・・経路演算 M2・・・重なり判定手段M3・
・・選択手段 1・・・刺繍枠 2・・・加工布 3・・・針4・・・
駆動モータ 5・・・ミシンモータ6・・・制御装置
7・・・記憶装置 8・・・キーボード 代理人 弁理士 定立 勉(ほか2名)第3図 第4図 (イ) (ロ) 第 図 (イ) 第6図 (イ) (ロ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 加工布上に複数個の模様を順次個々に縫製する際に、各
模様間に形成される渡り糸の中継点として、模様の周囲
に予め決定されている複数の中継候補点から所定の基準
にてひとつを選択する刺繍ミシンであって、 先行する模様の縫い終り点と次の模様の周囲の複数の中
継候補点との間の渡り糸経路を演算する経路演算手段と
、 上記演算された渡り糸経路と上記次の模様との重なりを
判定する重なり判定手段と、 上記重なり判定手段により重ならないと判定された渡り
糸経路に係る中継候補点を前記中継点の候補として選択
する選択手段と、 を備えることを特徴とする刺繍ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268709A JP2596095B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 刺繍ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268709A JP2596095B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 刺繍ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118154A true JPH02118154A (ja) | 1990-05-02 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63139592A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-11 | 株式会社 中日本システム | 刺繍模様作成装置 |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP63268709A patent/JP2596095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63139592A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-11 | 株式会社 中日本システム | 刺繍模様作成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7983783B2 (en) | 2006-03-06 | 2011-07-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Embroidery data creation apparatus and embroidery data creation program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2596095B2 (ja) | 1997-04-02 |
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