JPH0211785A - 白金メッキ方法 - Google Patents
白金メッキ方法Info
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- JPH0211785A JPH0211785A JP63161166A JP16116688A JPH0211785A JP H0211785 A JPH0211785 A JP H0211785A JP 63161166 A JP63161166 A JP 63161166A JP 16116688 A JP16116688 A JP 16116688A JP H0211785 A JPH0211785 A JP H0211785A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は白金のメッキ方法に係わり、詳しくは、ニオブ
やタンタルなどの基材上に白金を被覆するための前処理
方法に関する。
やタンタルなどの基材上に白金を被覆するための前処理
方法に関する。
(従来技術とその問題点)
白金は優れた電気的特性や耐腐蝕性を有しており、種々
の製品や部品に使用されている。そのひとつとして、セ
ンサーや電解、防蝕などの電極としての用途がある。し
かしながら白金は高価な材料であるので、電極を無垢の
白金とすると非常に高価になる。そこでチタンなどの合
材上に白金を被覆した電極を用いる場合がある。
の製品や部品に使用されている。そのひとつとして、セ
ンサーや電解、防蝕などの電極としての用途がある。し
かしながら白金は高価な材料であるので、電極を無垢の
白金とすると非常に高価になる。そこでチタンなどの合
材上に白金を被覆した電極を用いる場合がある。
白金メッキ電極は、その使用とともに白金を僅かずつ消
耗するので、電極活性物質(白金)のりコーティングを
行う必要がある。口かし合材であるチタンまで腐蝕が進
行し、合材の再使用ができなくなっている場合も多々あ
り、合材を従来のチタンからより耐蝕性の高いニオブや
タンタルに替えて、合材の再利用の問題を解決する試み
がなされている。
耗するので、電極活性物質(白金)のりコーティングを
行う必要がある。口かし合材であるチタンまで腐蝕が進
行し、合材の再使用ができなくなっている場合も多々あ
り、合材を従来のチタンからより耐蝕性の高いニオブや
タンタルに替えて、合材の再利用の問題を解決する試み
がなされている。
しかしながら、白金メッキは析出物の内部応力が大きく
クラックや割れを生じやすく、また前記ニオブやタンタ
ルが強固な酸化被膜を形成しているために、合材である
ニオブやタンタルとの密着性が悪く、通常の前処理では
白金が剥がれやすいといった問題点があり、良いメッキ
方法が望まれていた。
クラックや割れを生じやすく、また前記ニオブやタンタ
ルが強固な酸化被膜を形成しているために、合材である
ニオブやタンタルとの密着性が悪く、通常の前処理では
白金が剥がれやすいといった問題点があり、良いメッキ
方法が望まれていた。
(発明の目的)
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、白
金メッキ前の合材の前処理方法を改良して、ニオブまた
はタンタル台材上に密着性の良い白金めっきを形成する
ことができる方法を提供することを目的とする。
金メッキ前の合材の前処理方法を改良して、ニオブまた
はタンタル台材上に密着性の良い白金めっきを形成する
ことができる方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、ニオブまたはタンタル基材上に白金メンキす
る方法において、第一にニオブまたはタンタル基材表面
を機械的加工をして粗面とし、第二に化学エツチング処
理をして前記基材を腐蝕させ、第三に活性化処理を行い
、次いで白金メッキすることを特徴とする白金メッキ方
法である。
る方法において、第一にニオブまたはタンタル基材表面
を機械的加工をして粗面とし、第二に化学エツチング処
理をして前記基材を腐蝕させ、第三に活性化処理を行い
、次いで白金メッキすることを特徴とする白金メッキ方
法である。
(作用)
本発明方法は、(I)ニオブまたはタンタル基材を機械
的に加工して粗面を得る工程、(II)粗面とした前記
ニオブまたはタンタル基材をさらに化学エツチングによ
り腐蝕する工程、及び(I)前記化学エツチングしたニ
オブまたはタンタル基材表面を活性化したのち白金メッ
キを析出させる各工程からなり、以下各工程について説
明する。
的に加工して粗面を得る工程、(II)粗面とした前記
ニオブまたはタンタル基材をさらに化学エツチングによ
り腐蝕する工程、及び(I)前記化学エツチングしたニ
オブまたはタンタル基材表面を活性化したのち白金メッ
キを析出させる各工程からなり、以下各工程について説
明する。
本工程では、ニオブやタンタルの合材をサンドブラスト
処理などの機械的加工によって粗面とし、凹凸のある表
面とする。
処理などの機械的加工によって粗面とし、凹凸のある表
面とする。
ニオブやタンタルの合材は、必ずしも純金属である必要
はなく、ニオブやタンタルを主成分とするものであるな
らばよい。
はなく、ニオブやタンタルを主成分とするものであるな
らばよい。
機械的加工により粗面を得るには、サンドブラスト処理
が容易に−様な梨地の粗面を得ることが出来るので好ま
しい。この他にもタラインダーやサンダーなどで粗面と
してもよい。
が容易に−様な梨地の粗面を得ることが出来るので好ま
しい。この他にもタラインダーやサンダーなどで粗面と
してもよい。
本工程は、前記機械的加工で得た凹凸面に対して縦方向
に化学エツチングすることを目的とし、機械的加工で得
た粗な凹凸面にさらに微細な凹凸を形成させる。
に化学エツチングすることを目的とし、機械的加工で得
た粗な凹凸面にさらに微細な凹凸を形成させる。
化学エツチング液は、ニオブやタンタルを腐蝕すること
ができるものであるならば良く、例えば次の様なものが
良い。
ができるものであるならば良く、例えば次の様なものが
良い。
フッ化物系 フッ化水素酸やフッ化物の塩を主成分
としたもの。
としたもの。
アルカリ系 水酸化アルカリを主成分とし場合によ
って過酸化水素や過マ ンガン酸塩などの酸化剤を加え たもの。
って過酸化水素や過マ ンガン酸塩などの酸化剤を加え たもの。
酸系 塩酸や硫酸、硝酸、リン酸などの無機
酸を主成分とし場合に よって過酸化水素や過マンガン 酸塩などの酸化剤を加えたもの。
酸を主成分とし場合に よって過酸化水素や過マンガン 酸塩などの酸化剤を加えたもの。
この他、水酸化アルカリや塩類を溶融塩とし、溶融塩中
でエツチング処理をしても良い。
でエツチング処理をしても良い。
る工程
本工程は、白金メッキの直前にニオブまたはタンタル基
材表面を活性化したのち、メッキにより白金被覆を形成
する。
材表面を活性化したのち、メッキにより白金被覆を形成
する。
活性化は、適当な前処理方法で行うが、前記工程(I)
及び(Ill)で得られた凹凸のある粗面に対して、さ
らに結晶内の粒内部分を腐蝕するとともに、僅かに残る
酸化被膜をメッキ前によく取り除き、次に形成させる白
金被覆をより強固につける為の工程である。
及び(Ill)で得られた凹凸のある粗面に対して、さ
らに結晶内の粒内部分を腐蝕するとともに、僅かに残る
酸化被膜をメッキ前によく取り除き、次に形成させる白
金被覆をより強固につける為の工程である。
活性化の方法には、蓚酸や塩酸、硫酸、リン酸、フッ化
水素酸などの無機酸やフッ化アンモニウムなどの塩類を
含む溶液などで処理する方法があるが、アルカリ系溶液
もしくはアルカリ系溶融塩で処理する方法が基材上の酸
化被膜を取り除く効果が大きいことと組成が単純であり
後述する白金メッキ工程でのメッキ液へ悪影響を与えに
くいのでより好ましい。
水素酸などの無機酸やフッ化アンモニウムなどの塩類を
含む溶液などで処理する方法があるが、アルカリ系溶液
もしくはアルカリ系溶融塩で処理する方法が基材上の酸
化被膜を取り除く効果が大きいことと組成が単純であり
後述する白金メッキ工程でのメッキ液へ悪影響を与えに
くいのでより好ましい。
また、前記活性化処理に続いて白金塩を含む溶液による
活性化処理を行うと、前記活性化処理で得た清浄な粗面
上に、白金の極薄被覆が形成されるのでさらに良い。
活性化処理を行うと、前記活性化処理で得た清浄な粗面
上に、白金の極薄被覆が形成されるのでさらに良い。
白金被覆は湿式メッキにより形成するが、無電解メッキ
よりも電気メッキの方が強固な被覆を形成できるのでよ
り好ましく、好ましくは白金ストライクメッキ工程など
を経て白金メッキ被覆を施すとさらに良い。
よりも電気メッキの方が強固な被覆を形成できるのでよ
り好ましく、好ましくは白金ストライクメッキ工程など
を経て白金メッキ被覆を施すとさらに良い。
本発明方法によれば、ニオブまたはタンタル基材を機械
的に加工して凹凸のある表面とすることが、後の工程に
て析出させる白金の内部応力を分散させることになる。
的に加工して凹凸のある表面とすることが、後の工程に
て析出させる白金の内部応力を分散させることになる。
また前記機械的加工で得た凹凸面にさらに微細な凹凸を
化学エツチング形成でさせておくことにより、白金が前
記微細な凹凸部にも析出するので、白金被覆と基材との
密着性をより向上することができる。
化学エツチング形成でさせておくことにより、白金が前
記微細な凹凸部にも析出するので、白金被覆と基材との
密着性をより向上することができる。
しかし両者を組み合わせないと、析出した白金の内部応
力や密着性の問題がおこり白金の剥離を起こしやすい。
力や密着性の問題がおこり白金の剥離を起こしやすい。
また前記機械的加工をサンドブラストでおこなった場合
には、次工程である化学エツチング工程において、前記
サンドブラストした際の食い込んだ砂を除くことができ
、メッキ前に電極上の異物等を除いておくといった効果
もある。
には、次工程である化学エツチング工程において、前記
サンドブラストした際の食い込んだ砂を除くことができ
、メッキ前に電極上の異物等を除いておくといった効果
もある。
活性化処理は、基材上の酸化被膜を除き、結晶内の粒内
部分の腐蝕をする目的で行う。前記化学エツチングに比
較して弱い腐食程度になるが、本工程を行わないと基材
上に僅かに残る酸化被膜が密着強度の低下を招くことに
なる。
部分の腐蝕をする目的で行う。前記化学エツチングに比
較して弱い腐食程度になるが、本工程を行わないと基材
上に僅かに残る酸化被膜が密着強度の低下を招くことに
なる。
以下、本発明の実施の一例についてのべる。
(実施例 1)
巾100mm、長さ 150mm、厚さ 1.5mmの
タンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100mmの
タンタル棒を取付しろ5mInで溶接したタンタル基材
に白金被覆を本発明方法により実施した。
タンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100mmの
タンタル棒を取付しろ5mInで溶接したタンタル基材
に白金被覆を本発明方法により実施した。
前記タンタル基材を、まずサンドブラスト処理して表面
を粗面として細かな梨地とした。
を粗面として細かな梨地とした。
次いで化学エツチング処理を、フッ化水素酸:硫酸:硝
酸:水−1:1:1:1からなる液で40℃、10分間
浸漬し、よく水洗した。
酸:水−1:1:1:1からなる液で40℃、10分間
浸漬し、よく水洗した。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5Vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/dm’で2趨の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/dm’で2趨の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
(実施例 2)
巾100mm、長さ150+++m、厚さ1.5mmの
ニオブの板の上部に、直径2mm、長さ100mmのニ
オブ棒を取付しろ5mmで溶接したニオブ基材に白金被
覆を本発明方法により実施した。
ニオブの板の上部に、直径2mm、長さ100mmのニ
オブ棒を取付しろ5mmで溶接したニオブ基材に白金被
覆を本発明方法により実施した。
前記タンタル基材を、まずサンドブラスト処理して表面
を粗面として細かな梨地とした。
を粗面として細かな梨地とした。
次いで化学エツチング処理を、フッ化水素酸:硫酸:硝
酸:水=11:1:1からなる液で40℃、10分間浸
漬し、よく水洗した。
酸:水=11:1:1からなる液で40℃、10分間浸
漬し、よく水洗した。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5Vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2朋の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2朋の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
(実施例 3)
巾100mm、長さ 150鮒、厚さ 1.5mmのタ
ンタルの板の上部に、直径2岨、長さ100祁のタンタ
ル棒を取付しろ5n+mで溶接したタンタル基材に白金
被覆を本発明方法により実施した。
ンタルの板の上部に、直径2岨、長さ100祁のタンタ
ル棒を取付しろ5n+mで溶接したタンタル基材に白金
被覆を本発明方法により実施した。
前記タンタル基材を、まずサンドブラスト処理して表面
を粗面として細かな梨地とした。
を粗面として細かな梨地とした。
次いで化学エツチング処理を、30%水酸化カリウム溶
液:35%過酸化水素水=1=1からなる液で60℃、
20分間浸漬し、よく水洗した。
液:35%過酸化水素水=1=1からなる液で60℃、
20分間浸漬し、よく水洗した。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0,5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0,5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5Vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2虜の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2虜の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
(実施例 4)
巾100mm、長さ 150mm、厚さ 1.5+n+
++のタンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100
mmのタンタル棒を取付しろ5mmで溶接したタンタル
基材に白金被覆を本発明方法により実施した。
++のタンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100
mmのタンタル棒を取付しろ5mmで溶接したタンタル
基材に白金被覆を本発明方法により実施した。
前記タンタル基材を、まずサンドブラスト処理して表面
を粗面として細かな梨地とした。
を粗面として細かな梨地とした。
次いで化学エツチング処理を、15%塩酸溶液で50℃
、30分間浸漬し、よく水洗した。
、30分間浸漬し、よく水洗した。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5Vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5Δ
/ dm’で2所の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5Δ
/ dm’で2所の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
ころ、白金の剥離もなく良好な密着性を示した。
(比較例 1)
巾100+nm、長さ 150n+m、厚さ 1.5m
mのタンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100m
mのタンタル棒を取付しろ5+++mで溶接したタンタ
ル基材に白金被覆する方法を本発明と比較する例として
示す。
mのタンタルの板の上部に、直径2mm、長さ100m
mのタンタル棒を取付しろ5+++mで溶接したタンタ
ル基材に白金被覆する方法を本発明と比較する例として
示す。
前記タンタル基材を、まずサンドブラスト処理して表面
を粗面として細かな梨地とした。
を粗面として細かな梨地とした。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し次いで0
.05%界面活性剤を含む20%水酸化す)IJウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し次いで0
.05%界面活性剤を含む20%水酸化す)IJウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸漬した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5Vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2所の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2所の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金被覆の全面が粘着テープ側についてしまい、
タンタル基材に対する白金の密着性は極めて悪いもので
あった。
ころ、白金被覆の全面が粘着テープ側についてしまい、
タンタル基材に対する白金の密着性は極めて悪いもので
あった。
(比較例 2)
巾100mm、長さ 150mm、厚さ 1.5mmの
タンタルの板の上部に、直径2mm1長さ100+nm
のタンタル棒を取付しろ5mで溶接したタンタル基材に
白金被覆を機械的加工をして粗面にする工程を除いた以
外本発明と同じ方法により実施した。
タンタルの板の上部に、直径2mm1長さ100+nm
のタンタル棒を取付しろ5mで溶接したタンタル基材に
白金被覆を機械的加工をして粗面にする工程を除いた以
外本発明と同じ方法により実施した。
化学エツチング処理を、フッ化水素酸:硫酸:硝酸:水
=1:1:1:1からなる液で40℃、10分間浸漬し
、よく水洗した。
=1:1:1:1からなる液で40℃、10分間浸漬し
、よく水洗した。
さらに、活性化処理として110℃の水酸化ナトリウム
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸潰した。
80%を含む濃厚溶液中で30分間加熱処理し、次いで
0.05%界面活性剤を含む20%水酸化ナトリウム溶
液に5分間浸漬し、さらにジニトロジアミノ白金0.5
%を含む5%水酸化カリウム溶液に浸潰した。
該溶液中で、白金ストライクメッキを電圧5vで20秒
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2遍の白金被覆を施した。
問おこなった後に、流水洗浄2分間、5%硫酸溶液に3
0秒間、流水洗浄2分間、純水洗浄1分間の各工程を経
たのちに、硫酸系の白金メッキ浴にて電流密度0.5A
/ dm’で2遍の白金被覆を施した。
メッキ終了後、粘着テープによるビールテストをしたと
ころ、白金被覆の一部が粘着テープ側についてしまい、
タンタル基材に対する白金の密着性は悪いものであった
。
ころ、白金被覆の一部が粘着テープ側についてしまい、
タンタル基材に対する白金の密着性は悪いものであった
。
(発明の効果)
本発明は、ニオブまたはタンタル基材上に白金メッキす
る方法において、第一にニオブまたはタンタル基材表面
を機械的加工をして粗面とし、第二に化学エツチング処
理をして前記基材を腐蝕させ、第三に活性化処理を行い
、次いで白金メッキすることを特徴としている。サンド
ブラスト処理などの機械的加工によって粗面とし、凹凸
のある表面とし、機械的加工で得た粗な凹凸面にさらに
微細な凹凸を形成させ、活性化により結晶の粒内腐蝕を
行うとともに、僅かに残る酸化被膜を除去したのち、メ
ッキにより白金被覆を形成する様にしているので、白金
の内部応力を分散させるとともに白金被覆と基材との密
着性をより向上することができる。
る方法において、第一にニオブまたはタンタル基材表面
を機械的加工をして粗面とし、第二に化学エツチング処
理をして前記基材を腐蝕させ、第三に活性化処理を行い
、次いで白金メッキすることを特徴としている。サンド
ブラスト処理などの機械的加工によって粗面とし、凹凸
のある表面とし、機械的加工で得た粗な凹凸面にさらに
微細な凹凸を形成させ、活性化により結晶の粒内腐蝕を
行うとともに、僅かに残る酸化被膜を除去したのち、メ
ッキにより白金被覆を形成する様にしているので、白金
の内部応力を分散させるとともに白金被覆と基材との密
着性をより向上することができる。
この他にも、本発明を電解電極用などに使用した場合、
メッキ前に電極上の異物等を除くことにより電極寿命が
のびたり、電極表面の凹凸により結果として表面積が大
きくなり電流効率が向上するなどの別の効果もある。
メッキ前に電極上の異物等を除くことにより電極寿命が
のびたり、電極表面の凹凸により結果として表面積が大
きくなり電流効率が向上するなどの別の効果もある。
本発明は、ニオブやタンタルに白金被覆を施すうえで、
また電解用電極の合材の再利用のうえで、さらには高耐
蝕性材料を使用する部品などへの適用を考慮すると産業
への貢献大なるものといえる。
また電解用電極の合材の再利用のうえで、さらには高耐
蝕性材料を使用する部品などへの適用を考慮すると産業
への貢献大なるものといえる。
(実施態様)
本発明は、特許請求の範囲に記載した特徴を有するもの
であるが、その実施態様を例示すると次のとうりである
。
であるが、その実施態様を例示すると次のとうりである
。
(1)活性化処理を、アルカリ溶融塩及び/またはアル
カリ系溶液で行うことを特徴とする請求項1に記載の方
法。
カリ系溶液で行うことを特徴とする請求項1に記載の方
法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ニオブまたはタンタル基材上に白金メッキする方法
において、 a)ニオブまたはタンタル基材表面を機械的加工をして
粗面とし、 b)次いで化学エッチング処理をして前記基材を腐蝕さ
せ、 c)さらに活性化処理を施したのちに白金メッキするこ
とを特徴とする白金メッキ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161166A JPH0211785A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 白金メッキ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161166A JPH0211785A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 白金メッキ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211785A true JPH0211785A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15729853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63161166A Pending JPH0211785A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 白金メッキ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403235B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2003-10-23 | (주) 테크윈 | 수 처리를 위한 촉매성 산화물 전극의 제조방법 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63161166A patent/JPH0211785A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403235B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2003-10-23 | (주) 테크윈 | 수 처리를 위한 촉매성 산화물 전극의 제조방법 |
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