JPH02115592A - 立軸ポンプの軸受に対する潤滑水供給方法 - Google Patents

立軸ポンプの軸受に対する潤滑水供給方法

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JPH02115592A
JPH02115592A JP27052988A JP27052988A JPH02115592A JP H02115592 A JPH02115592 A JP H02115592A JP 27052988 A JP27052988 A JP 27052988A JP 27052988 A JP27052988 A JP 27052988A JP H02115592 A JPH02115592 A JP H02115592A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、雨水排水ポンプ等に用いられる立軸ポンプ
において、殊に気中運転時に必要である軸受に対する潤
滑水の供給方法に関する。
[従来の技術] 立軸ポンプの軸受として、近時、耐摩耗性に優れ自揚水
を潤滑水として用いることができるセラミックス軸受が
広く用いられるようになっている。
その一方において、近年における急激な都市化により排
水機場への雨水の流入が大量且つ急激なものとなりつつ
あり、こうした状況に対応するためにポンプを待機運転
させる需要が高まってきている。ところが、このような
待機運転に代表される気中運転を行う立軸ポンプでは、
ポンプが起動されて主軸が回転しているにも拘らず揚水
されない状態が長時間続くため、この間軸受に対して潤
滑水が注水されないことになり、そのままでは、前述の
如きセラミックス軸受を採用することができなかった。
このような問題を解決する手段として、軸受に対して外
部から潤滑水を注水することが考えられるが、この場合
揚水が行われるようになってからも注水を続けることは
無意味であり、ポンプの運転に余計な費用をかけること
になる。したがって、これまでは吸水井の水位を測定す
ることにより、この吸水井の水位が予め設定した水位す
なわちその豆粕ポンプが必ず揚水を行う水位より低い場
合に、軸受に対して潤滑水の注水を行う方法がとられて
いた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように吸水井の水位に基づいて軸
受に対する潤滑水の注水を行う場合は、−mに吸水井の
水面が常に平穏であるとは限らず波立っていることがあ
るのを考慮し、注水を停止する水位を余裕をみて高い目
に設定しておく必要があった。
ところがこのようにした場合、水面が比較的穏やかであ
るときには、前記潤滑水の注水を停止する設定水位に至
っていない段階で揚水が行われることになり、場合によ
っては、無用な潤滑水の供給が長時間にわたって続けら
れてしまうという問題があった。すなわち、上記のよう
な軸受に対する供給方法では、無駄な注水を行わないよ
うにするという目的を十分に達成することができなかっ
たのである。
本発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって
、軸受に対する潤滑水の注水を必要最少限に止めること
ができる豆粕ポンプの軸受に対する潤滑水供給方法を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明による豆粕ポンプの軸受に対する潤滑水供給方法
は上記目的を達成するために、豆粕ポンプ内の最上部の
軸受が浸水しているか否かを満水検知器を用いて検知し
、主軸回転開始前に前記軸受が浸水していないことが検
知されている場合には、潤滑水併給システムを駆動して
豆粕ポンプ内の軸受に潤滑水を注水するとともに、主軸
回転後は、前記最上部の軸受が浸水したことを検知した
とき前記潤滑水供給システムの駆動を停止して軸受に対
する潤滑水の注水を止め、且つ最上部の軸受が浸水して
いなことを検知している場合には潤滑水供給システムを
駆動して軸受に潤滑水を注水するようにしたことを特徴
としている。
[作 用] 上記のようにしたことにより、主軸が回転を開始する前
に豆粕ポンプ内の最上部の軸受が浸水していない場合に
は、各軸受に対して外部から潤滑水が注入される。また
、主軸回転後においても前述した最上部の軸受が浸水し
ない状態では潤滑水は前記と同様にして注入され、主軸
回転後に自揚水により全ての軸受が浸水した場合は、満
水検知器によりこの浸水が検知されりことで前記潤滑水
の供給は停止される。
[実施例] 以下、本発明を図を参照しながら説明する。
第1図は本発明方法により軸受に潤滑水を供給するよう
にした豆粕ポンプを示し、この第1図において、1は電
動機(不図示)に連結されたこの豆粕ポンプの主軸、2
.3は豆粕ポンプ内で前記主軸1を軸支する水中軸受で
ある。
前記主軸1は、図示しない起動スイッチを押してから所
定時間経過後、電動機(不図示)が駆動されることによ
って回転を開始する。
前記水中軸受2.3はいずれも炭化ケイ素系等のセラミ
ックスにより形成されたものである。このうち水中軸受
2はこの豆粕ポンプ内の最上部の軸受であって、略吸水
井の床面位置に相当する位置に設けられている。一方、
水中軸受3はガイドベーン4の基部5に設けられている
これら水中軸受2.3には、この豆粕ポンプの外部に設
けた注水用ポンプ6を作動させることにより、注水バイ
ブ7を介して潤滑水が供給されるようになっている。す
なわち、これら注水用ポンプ6と注水パイプ7は図示し
ない潤滑水源とともに潤滑水供給システムを構成してい
る。
一方、この豆粕ポンプには、吸水井の床面Fより上方で
且つ前記水中軸受2よりも上方すなわち下流側に満水検
知器8の検知部8aが装備されている。この満水検知器
8はこの豆粕ポンプの起動スイッチ9を入れることによ
り検知動作を開始するもので、検知部8aから検知信号
を受は取った検知部本体8bが、この豆粕ポンプ内の水
が検知レベルに達していない場合に非満水信号を出力し
、豆粕ポンプが揚水を始めることによりその自揚水が検
知レベルに達すると満水信号を出力するようになってい
る。これらの信号は前記注水用ポンプ6に送られている
前記注水ポンプ6は、満水検知器8から受けた信号が非
満水信号であれば作動し、満水信号であれば作動を停止
する。
この豆粕ポンプはまた、吸込口の水没深さがこれ以下で
は空気を吸い込んでしまうポンプ固有の最低水位四[に
相当する部位より上方に羽根車10を配設しているとと
もに、吸気口が羽根車10の入口下方に開口され且つそ
の路中に気水切替用吸気弁12を介装した吸気通路11
を装備している。そして、水位降下時には羽根車入口レ
ベル1しと最低水位し−[の間の所定水位となったとき
に吸気弁12を開くことにより、吸気通路11を介して
羽根車10下方に空気を送り込んで揚水運転から気中運
転に切り替わり、水位上昇時には吸水井の水位が羽根車
入口レベル1しどなったとき吸気弁12を閉じることに
より残留空気を吸上げながら気中運転がら揚水運転に切
り替わるようにしている。
以上のようにしてなる豆粕ポンプは、以下のような手順
で水中軸受2.3に対する潤滑水の注水を制御している
まず、豆粕ポンプの起動スイッチ9を入れる。
前述したように、起動スイッチ9が入ると満水検知器8
が検知動作を開始するが、この満水検知器8の検知部8
aが吸水井の床面Fより上方に設けられていることから
自明であるように、起動スイッチ9を入れた時点では満
水検知器8の検知部本体8bは非満水信号を発生する。
この非満水信号は前記注水ポンプ6に送られ、これによ
って注水ポンプ6は作動を開始する。そして、この注水
ポンプ6の作動により、注水パイプ7を介して前記水中
軸受2,3に外部水源(不図示)から潤滑水が注水され
る。
すなわち、第1図に示した豆粕ポンプの場合、この豆粕
ポンプの起動スイッチ9を入れることによって注水ポン
プ6が作動し、潤滑水が注水パイプ7内を流れる時間等
のタイムラグを経たのち水中軸受2,3に対してこの潤
滑水が注水される。
ところで、前述したように主軸lは起動スイッチ9を入
れたあと所定時間経過後回転を開始するが、この所定時
間は前記タイムラグを包含するものとして設定されるこ
とは明らかである。
以上のようにすることで、前記主軸1に連結された電動
機が駆動されて主軸1が回転を始めた時点において、既
に水中軸受2.3に確実に潤滑水が注水されている。
次に、主軸lが回転を始めることによってこの豆粕ポン
プは運転状態に入るが、この豆粕ポンプでは、前述した
ように吸気通路11を介して羽根車10の下方に空気を
送り込むことによって、主軸1が回転しているにも拘ら
ず揚水を行わない気中運転を行うことができる。しかし
、この気中運転の間に吸水井の水位がいかに変動しよう
とも、前記満水検知器8は揚水が開始されて検知部8a
が浸水しない限り非満水信号を発生しているから、前記
注水ポンプ6は依然として作動し続け、水中軸受2.3
には外部から潤滑水が注水され続ける。
次に、豆粕ポンプが揚水を始め、揚水された水により最
上部の水中軸受2が浸水すると、羽根車10が正規の回
転を行っている限り、即座にこの立軸ポンプ内の水は検
知部8aの検知レベルに達し、これによってこの検知部
本体8bは満水信号を発生する。
この満水信号を受けた前記注水ポンプ6は作動を停止し
、これによって注水パイプ7を介しての水中軸受2,3
への注水は停止される。しがしながら、このときには水
中軸受2.3は既に自揚水中に浸水しているため、外部
がら潤滑水の供給が停止されても何等支障は生じない。
以上に説明したような手Jlliであると、主軸1が回
転しているにも拘らず前記水中軸受2,3が自揚水中に
浸水していない場合には、確実に外部の潤滑水をこの水
中軸受2,3に注水することができる。また、水中軸受
2,3が自揚水中に浸水した場合には速やかに前記潤滑
水の注水を停止することができる。したがって、無用の
潤滑水を注水することがなくなり、そのためこの注水の
ための動力を最少限に抑えられ、しかも軸受の消耗も確
実に防止される。
尚、本発明方法においては、主軸を軸支する軸受は三箇
所以上に設けられていてもよく、満水検知器は、豆粕ポ
ンプ内における最上部の軸受が自揚水中に浸水したこと
を検知しうるちのであればよい。また、本発明方法は、
気中運転を行うことのできるあらゆる支軸ポンプに採用
することができるものであるが、気中運転を行う方法は
どのようなものであってもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明による支軸ポン
プの軸受に対する潤滑水供給方法によれば、軸受に対す
る潤滑水の注水量を必要最少限に止どめることができる
から、潤滑水及びこれを注水するための動力が節約され
、運転コストが低減されるという効果を奏する。また、
このように外部潤滑水の注水量を最少限にできるにも拘
らず、豆粕ポンプ内の軸受は常に自揚水もしくは外部の
潤滑水の供給を受けるから、いわゆるドライ運転により
軸受の摩耗が必要以上に進むようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を採用する支軸ポンプの概略構成図
である。 1・・・主軸 2・・・水中軸受(最上部の軸受) 3・・・水中軸受(軸受) 6・・・注水ポンプ(潤滑水供給システム)7・・・注
水パイプ(潤滑水併給システム)8・・・満水検知器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)立軸ポンプ内の最上部の軸受が浸水しているか否
    かを満水検知器を用いて検知し、主軸回転開始前に前記
    軸受が浸水していないことが検知されている場合には、
    潤滑水供給システムを駆動して立軸ポンプ内の軸受に潤
    滑水を注水するとともに、主軸回転後は、前記最上部の
    軸受が浸水したことを検知したとき前記潤滑水供給シス
    テムの駆動を停止して軸受に対する潤滑水の注水を止め
    、且つ最上部の軸受が浸水していなことを検知している
    場合には潤滑水供給システムを駆動して軸受に潤滑水を
    注水するようにしたことを特徴とする立軸ポンプの軸受
    に対する潤滑水供給方法。
JP27052988A 1988-10-26 1988-10-26 立軸ポンプの軸受に対する潤滑水供給方法 Expired - Fee Related JP2673446B2 (ja)

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Cited By (8)

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