JPH0211449B2 - - Google Patents

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JPH0211449B2
JPH0211449B2 JP56114019A JP11401981A JPH0211449B2 JP H0211449 B2 JPH0211449 B2 JP H0211449B2 JP 56114019 A JP56114019 A JP 56114019A JP 11401981 A JP11401981 A JP 11401981A JP H0211449 B2 JPH0211449 B2 JP H0211449B2
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vehicle speed
control
speed
input
routine
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Yoshikazu Mizuno
Akira Ikuma
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NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0211449B2 publication Critical patent/JPH0211449B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/06Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including fluid pressure actuated servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated by fluid pressure
    • B60K31/10Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including fluid pressure actuated servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated by fluid pressure and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of a pressure which is fed into the controlling means
    • B60K31/102Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including fluid pressure actuated servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated by fluid pressure and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of a pressure which is fed into the controlling means where at least one electrical quantity is set by the vehicle operator
    • B60K31/105Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including fluid pressure actuated servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated by fluid pressure and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of a pressure which is fed into the controlling means where at least one electrical quantity is set by the vehicle operator in a memory, e.g. a capacitor
    • B60K31/107Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including fluid pressure actuated servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated by fluid pressure and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of a pressure which is fed into the controlling means where at least one electrical quantity is set by the vehicle operator in a memory, e.g. a capacitor the memory being digital

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両の走行速度を自動制御する速度制
御装置に関する。
この種の装置は車両が決められた一定の目標速
度に維持調節されるように速度調節要素を変位さ
せるものがよく知られている。電気制御装置が用
いられ、アナログ電気演算あるいはデジタル電気
演算によつて、測定された現実の車両走行速度と
記憶または設定された目標車速との差を減少する
ように、制御出力信号を生じ、速度調節要素との
間に可動的に設けられた作動機構を駆動する。
この装置は基本的には車両の速度を帰還制御す
るように作動する。
近来はこうした速度制御装置において、各種の
付加的な制御機能が要求されている。たとえば、
操作スイツチの簡略化のため1つのスイツチに2
つの定義を付与して兼用型にしたり、あるいは装
置の故障診断をなして結果を出力したり、あるい
は自動変速機と協同制御するために変速要求信号
を出力したりすることなどが検討されている。
このような各種の要求を満たすためには回路規
模が大きくなり、また部品数の増加は全体の信頼
性の減少につながる。
このため装置の故障などが極力発生しないよう
に慎重に開発、設計がなされ、かつ万一予期せざ
る支障が生じても速度調節要素が安全側に作動す
ることが要求される。
本発明は上記要求に鑑み、安全性の向上した車
両用速度制御装置を提供することを目的とするも
のである。
上記目的を達成するために、本発明による車両
用速度制御装置は、 車両の現実の走行速度に応じた車速信号を検出
する車速検出手段と、定速走行制御の開始、解除
の操作信号を発生するスイツチ群と、定速走行制
御時の目標とする走行速度を記憶する記憶手段
と、前記スイツチ群からの操作信号に応答して定
速走行制御の開始、解除を規定するとともに、定
速走行制御時に前記車速検出手段からの車速信号
を前記目標とする走行速度に近づけるように制御
信号を出力する制御手段と、前記制御手段からの
制御信号を受けて、車両の速度調節要素を駆動す
る駆動手段とを備えた車両用速度制御装置におい
て、 前記制御手段と前記駆動手段との間に介在し、
前記車両用速度制御装置の支障が生じたときにそ
の情報を記憶して、前記制御手段から出力される
制御信号を前記駆動手段に与えることを禁止する
第1の禁止手段と、定速走行制御の開始に先だつ
て前記第1の禁止手段の動作機能を点検するとと
もに、異常が発見されたときには前記制御手段に
よる定速走行制御の実行を禁止する第2の禁止手
段とを備える。
なお、各種制御機能を付加的に設けるために
は、制御手段としてストアードプログラム方式の
マイクロコンピユータを用いることが望ましい。
以下に説明する本発明の実施例においては、さ
らに次に述べる特徴と利点を有する。
(1) 車速パルス信号から車速データを作成する過
程において、1回あたりの測定に供する上記パ
ルス数と演算の分解能とを目標車速に応じて段
階的に変化させる。このことにより1回あたり
の測定時間を車速に係わらずほぼ一定とし、し
かも低処理速度のデジタルコンピユータを使用
して、低車速時の応答性能を確保すると同時に
高車速時の車速値の精度を確保することができ
る。
また、1回あたりの測定時間がほぼ一定にな
るので、定周期デユーテイ比加減型の作動機構
に対するオンオフ制御信号を出力する時間間隔
内に車速演算を終了させることができる。
このことはストアードプログラム方式のマイ
クロコンピユータにおいて、プログラム設計を
容易ならしめるのに役立つ。追記すると、車速
演算はオンオフ制御信号のデユーテイ比に応じ
てそのオン時間またはオフ時間に分散して実行
される。
さらに車速データは新旧データの加重平均値
を求めることによつて検出量の異常変動を抑制
する。
(2) 作成された車速データの変化勾配から千数百
ミリ秒後の車速を予測し、この予測値と目標車
速との差に応じて作動機構の調節量を決定す
る。
このことにより調節系が有する応答遅れ成分
を進み制御によつて補償し、ハンチングを抑制
した安定な車速制御が実行される。なお、この
値は調節系の応答性により決められる。
(3) 作動機構を駆動するための半導体スイツチ素
子の入出力論理が監視され、異常時は前記の自
己保持回路を無効にし、速度制御を禁止状態に
する。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明のシステム構成を示す。1は
速度制御回路で内部にマイクロコンピユータ、入
力信号処理部、出力信号駆動部等を含むものであ
る。2は駆動手段としてのスロツトルアクチユエ
ータで電磁解除弁リリースバルブおよび大気圧と
負圧とを断続変調する電磁作動弁コントロールバ
ルブを備えた公知のバキユームアクチユエータで
ある。そしてリリースバルブの解放時は負圧ダイ
ヤフラム室は大気と導通し、リリースバルブの駆
動時には負圧室は大気から遮断される。このリリ
ースバルブを駆動状態にしてコントロールバルブ
の駆動デユーテイを増加または減少することによ
り、負圧室の内圧を変化させ自動車エンジンのス
ロツトルバルブを開側または閉側に作動し、これ
により車速を増加または減少する構造となつてい
る。なお、スロツトルアクチユエータとしては、
上記バキユームアクチユエータに代えて電動モー
タを用いても良い。3は自動車エンジンである。
4はエンジンの駆動力を車輪に伝達する自動変
速機であり、この変速機は電気信号を加えてシフ
トソレノイドを駆動することにより、変速位置を
最高速ギヤから一段低いギヤに変更できるいわゆ
る電気制御自動変速機である。5は車速信号セン
サで、自動車のスピードメータケーブルと同じ速
度で回転する磁石にて開閉されるリードスイツチ
により構成され、メーターケーブル1回転あたり
4個のパルスを出力する。この例においてメータ
ーケーブルは自動車が60Km/hで走行時、1分間
数百回転するよう構成されている。6はセツト、
リジユームおよびキヤンセル等のスイツチ群であ
る。
第2図は実施例の電気配線図であり、1は前記
速度制御装置、2は前記スロツトルアクチユエー
タ、4は前記電気制御自動変速機、5は車速セン
サをそれぞれ示している。
8は車載バツテリで負端子はボデーに接地さ
れ、正端子はイグニツシヨンキースイツチ9の共
通端子AMに接続されている。イグニツシヨンキ
ースイツチ9のIG端子は、いわゆる点火系の電
源線であり、この速度制御装置用ヒユーズ10の
一端、ストツプランプヒユーズ12の一端、パー
キングブレーキヒユーズ15の一端、およびトラ
ンスミツシヨンコントロールヒユーズ22の一端
のそれぞれに接続されている。
イグニツシヨンキースイツチ9のST端子は、
速度制御装置1の端子と、ニユートラルスイ
ツチ18の一端に接続されている。ニユートラル
スイツチ18の他端は、一端がボデー接地された
スタータモータ19に接続されている。前記IG
端子に連らなるヒユーズ10の他端は速度制御装
置1の電源スイツチ11の一端に、この電源スイ
ツチの他端は速度制御装置1の+B端子に接続さ
れる。
前記ストツプヒユーズ12の他端は、速度制御
装置1の端子と、ストツプスイツチ13の
一端に接続され、このストツプスイツチ13の他
端は速度制御装置1のSTP端子と一端が接地さ
れたストツプランプ14に接続されている。
前記パーキングブレーキヒユーズ15の他端
は、パーキングブレーキランプ16の一端に接続
し、このパーキングランプ16の他端は速度制御
装置の端子と、一端がボデーに接地された
パーキングブレーキスイツチ17に接続されてい
る。
電気制御自動変速機4の一端は速度制御装置の
SFT端子に他端は前記トランスミツシヨンコン
トロールヒユーズ22の他端に接続されている。
前記負圧アクチユエータ2のコントロールバル
ブ駆動コイル2bとリリースバルブ駆動コイル2
aの一端はそれぞれボデーに接続され、リリース
バルブ駆動コイルの他端は速度制御装置1のRV
端子に、コントロールバルブ駆動コイルの他端は
速度制御装置1のCV端子に接続される。
スピードセンサ5の一端はボデーに接続され、
出力端は速度制御装置のSPD端子に接続される。
セツト/コーストスイツチ20およびリジユー
ム/アクセルスイツチ21の一端はそれぞれボデ
ーに接地され、他端はそれぞれ速度制御装置1の
SET端子、端子に接続される。
続いて速度制御装置1の構成について説明す
る。110は車速演算、制御判断、デユーテイ演
算、負圧アクチユエータの制御を実行するマイク
ロコンピユータである。マイクロコンピユータは
1つのパツケージ内にプログラムメモリである
ROM、データメモリであるRAM、演算用各種
レジスタ、8ビツトの内部タイマを内臓し、電源
端子、初期スタート用リセツト端子、外部割込端
子、入力端子、出力端子の信号線端子を有する公
知のものである。
23は安定化電源用半導体集積回路で、入力端
INは速度制御装置1の電源線+Bに結ばれ、共
通端GNDは接地線150に結ばれ、出力端OUT
は安定化電源線130に接続されている。
37は電圧比較器であり、電源および接地端は
安定化電源線130、接地線150に接続され
る。44はマイクロコンピユータの異常検知用半
導体集積回路であり、入力端Tにコンピユータ1
10から周期的に入力するパルスの周期Tpと、
コンデンサ端Cに接続するコンデンサ43の時定
数Tcとを比較し、TpがTcより小さい場合出力
Qは“L”レベルとなり、TpがTcより大きい場
合出力は、“L”レベルと“H”レベルをくり
返し出力するものである。この電源および接地端
は安定化電源線および接地線150に接続され
る。
図中に論理図で示される、38は2入力OR素
子、51,69,76,93,94,123,1
25はインバータ素子、52は4入力NOR素子、
53は負論理のOR素子(ワイヤードオア)、6
1,62は2入力NAND素子、63は3入力
AND素子、70は2入力AND素子、120はシ
ユミツトトリガ素子であり、図示しないが各素子
の電源および接地端は安定化電源線130および
接地線150にそれぞれ接続されている。
111は振動子であり、マイクロコンピユータ
の外部クロツク端子OSC1およびOSC2接続さ
れる。
112〜119は半固定スイツチでマイクロコ
ンピユータの入力端P11〜P18端子にそれぞ
れの一端が接続され他端はすべて接地線150に
接続されている。
30はマイクロコンピユータのリセツト回路
で、電源電圧分圧用抵抗31,33の分圧点から
電圧比較器37の端子に接続し、基準電圧発生
用抵抗33、ツエナーダイオード34をヒステリ
シス設定用抵抗35を介して端子に接続し、さ
らに電圧比較器の端子、出力端子間に正帰環用
抵抗36を接続し、出力端子は論理回路38の入
力端および後述の論理回路52の入力端に接
続してある。
マイクロコンピユータの異常検知用集積回路4
4の出力端子は前記OR素子38の入力端と
OR素子52の入力端に接続され、OR素子3
8の出力端は抵抗39を介してリセツトトランジ
スタ40のベースに接続されている。トランジス
タ40のエミツタは接地線150に接続され、コ
レクタは安定化電源にプルアツプされた抵抗41
と、一端が接地された信号遅延用コンデンサ42
と、マイクロコンピユータの入力端子に
接続される。
マイクロコンピユータのP2端子は速度制御の
停止、解除、禁止のためのキヤンセル信号入力端
であり、このレベルがLのときキヤンセル信号が
有ることとなる。この端子に与えられるキヤンセ
ル信号CANは、4入力NOR論理素子52の出力
に結ばれる。この4入力NOR論理素子52の
入力端子は前記集積回路44の出力に、入力
は前記電圧比較器37の出力に、入力はインバ
ータ素子51の出力に、入力は、プルダウン抵
抗59とダイオード55,104,89のカソー
ドにそれぞれ接続されている。
前記インバータ素子51の入力はダイオード5
4,56,57のアノードに接続される。ダイオ
ード54のカソードは端子、ダイオード5
6のカソードは端子、ダイオード57は
端子にそれぞれ接続されている。前記ダイオード
55のアノードはSTP端子に接続されている。
60は自己保持回路で、2つの2入力NAND
素子61と62により双安定回路として構成され
る。自己保持回路60のリセツト入力は負論理
のOR素子(NOR素子)53の出力と、3入力
AND素子63の入力1に接続される。さらに前
記NOR素子53の入力は前記4入力NOR素子
52の出力とマイクロコンピユータのP2端子に
接続され、入力は前記マイクロコンピユータの
出力端子P3に接続される。一方自己保持回路6
0のセツト入力は3入力AND素子63の入力
3と、インバータ素子94の出力に接続され、こ
の入力はマイクロコンピユータの出力端子P5に
接続される。次に自己保持回路60の出力は、
マイクロコンピユータの入力端子P4と、インバ
ータ素子93の入力に接続され、この出力は3入
力AND素子63の入力端に接続される。
3入力のAND素子63はリリースバルブの駆
動論理を決める回路であり、出力は2入力の
AND素子70の入力端と、ベース抵抗64を
介してトランジスタ65のベースに接続される。
トランジスタ65のエミツタは接地線150に接
続され、コレクタは駆動異常検出用ダイオード8
1のアノードと、抵抗66を介してリリースバル
ブ駆動用トランジスタ68のベースに接続され
る。このトランジスタ68のエミツタは、電源線
+Bに接続されエミツタとベースの間には抵抗6
7が接続される。さらにトランジスタ68のコレ
クタは駆動異常検出用ダイオード82のアノード
に接続され、リリースバルブ駆動端子RVに接続
されている。
70はコントロールバルブの駆動用論理回路で
AND素子からなり、その入力は前記リリース
バルブの駆動用AND素子の出力に、入力はイ
ンバータ素子69の出力に接続され、インバータ
素子69の入力は、マイクロコンピユータの出力
端子P6に接続される。一方AND素子70の出
力は、抵抗71を介してトランジスタ72のベー
スに接続される。このトランジスタ72のエミツ
タは接地され、エレクタは駆動異常検出用ダイオ
ード83のアノードに接続され、さらに抵抗73
を介してコントロールバルブ駆動用トランジスタ
75のベースに接続している。この駆動用トラン
ジスタ75のベースエミツタ間には抵抗74が接
続され、エミツタは電源線+Bに接続される。一
方、トランジスタ75のコレクタは駆動異常検出
用ダイオード84のアノードとコントロールバル
ブ駆動用端子CVに接続されている。
80は駆動異常検知回路であり、トランジスタ
90はリリースバルブおよびコントロールバルブ
の駆動異常を検出するためのトランジスタであ
る。エミツタは電源線+Bに接続し、ベースとエ
ミツタ間に抵抗91を接続し、さらにベースにダ
イオード86と88のアノードを接続してある。
ダイオード88のカソードは、リリースバルブ駆
動用トランジスタ68の異常検出用の前記ダイオ
ード81と82のカソードに接続し、さらに抵抗
87にてプルダウンしてある。一方ダイオード8
6のカソードはコントロールバルブ駆動用トラン
ジスタ75の異常検出用ダイオード83と84の
カソードに接続し、さらに抵抗85にてプルダウ
ンしてある。90のコレクタは抵抗92を介して
前記ダイオード89のアノードに接続してある。
78は自動変速機の変速駆動用トランジスタで
ある。マイクロコンピユータの出力端子P7より
インバータ素子76、抵抗77を介してトランジ
スタ78のベースに接続される。トランジスタ7
8のエミツタは接地線150に接続され、コレク
タは電気制御自動変速機駆動端に接続され
ている。
100は出力デユーテイ異常検出回路で、ダイ
オード101のカソードはトランジスタ75のコ
レクタにアノードは前記ダイオード104のアノ
ード抵抗103、コンデンサ102のそれぞれ一
端に、抵抗103の他端は電源線+Bに、コンデ
ンサ102の他端は接地線150に接続してあ
る。
車速信号は車速センサ端子SPDより入力し、
チヤタリング防止コンデンサ122の一端とプル
アツプ抵抗121の一端とシユミツトトリガ素子
120の入力に接続し、この出力はマイクロコン
ピユータの外部割込入力端子に接続してあ
る。なおコンデンサ122の他端は接地線150
に接続し抵抗121の他端は安定電源線130に
接続してある。
セツトスイツチの入力端SETは、プルアツプ
抵抗124とインバータ123の入力に接続し、
123の出力はマイクロコンピユータの入力端子
P8に接続する。なお、前記抵抗124の他端は
安定化電源線130に接続してある。
リジユームスイツチ入力端は、プルアツ
プ抵抗126の一端と、インバータ125の入力
に接続し、インバータ125の出力はマイクロコ
ンピユータの入力端子P9に接続してある。抵抗
126の他端は安定化電源線130に接続してあ
る。
安定化電源線130と接続線150の間にはフ
イルタコンデンサ24が接続されている。
次に前述の構成による自動車用定速走行制御装
置の動作について、第2図の構成図とマイクロコ
ンピユータのメインフローチヤートを示す第3図
と、マイクロコンピユータの内部タイマ割込ルー
チンと外部車速割込とを示す第4図と第5図の演
算一覧表とにより説明する。
第2図において自動車のイグニツシヨンスイツ
チ9および速度制御装置1の電源スイツチ11が
投入されると、バツテリ8の電圧(12V)は、ス
イツチ9、フユーズ10、スイツチ11を介して
速度制御装置1の端子+Bに供給される。する
と、安定化電源回路23の出力端子OUTより定
電圧母線130に安定化された電圧(+5V)を
供給し、電源コンデンサ24を充電する。
マイクロコンピユータ110のリセツト回路3
0の作動について説明する。定電圧母線130の
電圧がマイクロコンピユータ110が作動するに
十分でない電圧例えば4V以下であると、電圧比
較器37の入力端子は抵抗31,32により分
圧される値となる。一方電圧比較器37の入力端
子はツエナーダイオード34により決まる電圧
にほぼ等しく、これが前記入力端子より大きく
なるように設定されているので、電圧比較器の出
力はHレベルとなり、これがOR論理素子38の
入力をHとし、その出力は入力には関係せず
Hレベルとなり、抵抗39を通じトランジスタ4
0をONさせる。遅延コンデンサ42は放電状態
となり、マイクロコンピユータの入力端子
RESETはLレベルとなり、マイクロコンピユー
タはリセツト状態となる。このときマイクロコン
ピユータのすべての出力端子P1,P3,P5,
P6,P7はHレベルとなる。
マイクロコンピユータの出力端子P5,P6が
Hレベルであれば後述のようにアクチユエータ2
のリリースバルブおよびコントロールバルブは開
放状態である。
次に安定化母線130の電圧がマイクロコンピ
ユータが正常動作するに十分な電圧、例えば5V
になつたとすると、前記電圧比較器130の端子
の電圧は変化が無いが、端子の電圧が端子
より高くなる様に抵抗31,32が設定されてい
るので、電圧比較器37の出力はLレベルとな
る。これによりOR論理素子38の入力はLで
あり、また集積回路44の出力端は入力端Tに
変化が無いと“H”“L”レベルをくり返すので、
OR論理素子38の出力はH、Lをくり返すこと
となる。よつてこれが抵抗39を通じトランジス
タ40はオンオフし、これが抵抗41と遅延コン
デンサ42により、定電圧母線がマイクロプロセ
ツサが動作可能電圧となるより少し遅れて入力端
RESETHとなつたときマイクロコンピユータは
プログラムの先頭よりスタートすることとなる。
一方マイクロコンピユータのXインフローの要
点に一定周期(数十ミリ秒)で出力端P1をH、
Lレベルに変化するようにプログラムされてい
る。この信号によりマイクロコンピユータ異常検
知集積回路44はトリガが与えられ、出力はL
レベルのままとなる。ところがマイクロコンピユ
ータに異常があり、プログラムの要点を処理しな
くなれば出力端P1は変化しないため、集積回路
44の出力はHとなり、OR論理素子38の入力
がHとなり、抵抗39を通じトランジスタ40
をONさせるので、マイクロコンピユータは前記
の様にプログラムの最初からスタートするように
なる。
前記の様に本装置の電源が投入されると、マイ
クロコンピユータの端子は一時的にLと
なる。この時にはマイクロコンピユータの出力ポ
ートP1,P3,P5,P6,P7はHレベルに
初期化される。すると、インバータ93を介して
リリースバルブ駆動論理出力はLレベルとなりト
ランジスタ65はオフとなる。抵抗87は抵抗6
6に比べ高抵抗(10倍)となつているので、トラ
ンジスタ68はオフ状態であり、リリースバルブ
2aは駆動されない。一方インバータ論理素子6
9の出力もLであり、コントロールバルブ駆動論
理素子70の出力はLで、前記同様コントロール
バルブ2bは駆動されない。さらにマイクロコン
ピユータのP7出力に接続されるインバータ論理
素子76の出力もLとなり、トランジスタ78の
ベースはLレベルであり、このトランジスタ78
もOFFとなり、シフト出力は開放された状態で
ある。
続いて端子がHレベルとなると、マイ
クロコンピユータはプログラムを先頭からスター
トすることとなる。マイクロコンピユータがスタ
ートすると、まず第3図の初期設定ルーチン21
0を実行する。このルーチン210は、ステツプ
211、212、213、214の各ルーチンにより構成され
る。
ステツプ211は自己保持回路の検査ルーチンで
第6図に従つてその詳細を説明する。
まずステツプ1において、P2入力がHレベル
かどうか判別し、Hの場合はステツプ2に、Lの
場合はブレーキ信号等の操作によりマニアルキヤ
ンセルが有るので、このP2入力がHになるまで
待つ。P2入力がHであれば、マイクロコンピユ
ータにより自己保持回路の検査が可能であるの
で、ステツプ2以下を実行する。ステツプ2は、
自己保持回路60のフリツプフロツプをセツトす
るためP3出力およびP5出力をHとする。ステ
ツプ3は、自己保持回路60がセツト状態になつ
たかどうか確認する。すなわちP4入力がLレベ
ルであれば正常にセツトされたことによりステツ
プ4へ、P4入力がHレベルであればステツプ1
にもどる。ステツプ4は、キヤンセル信号を出力
する。つまりP3出力をLレベルとする。ステツ
プ5はキヤンセル信号と、セツト信号の優先を判
定するため、P4入力がHであればキヤンセル信
号の優先度が高く、正常であるので、ステツプ6
に進みP4入力がLであればステツプ1に進む。
ステツプ6は定速走行制御中にキヤンセル信号
が有る状態を作り出すルーチンで、P5出力をL
レベルとすることにより実現する。ステツプ7は
前記ステツプ6にて自己保持回路がリセツトされ
ているかどうかを確認する。すなわちP4入力が
Hレベルであれば正常にリセツト状態であるの
で、ステツプ8に、P4入力がLレベルであれば
ステツプ1に進む。
ステツプ8は、自己保持回路の初期設定をす
る。つまりP3出力、P5出力をHとすることに
より実行する。以上で自己保持回路60とその周
返の論理素子53,61,62,94の機能の確
認を行ないすべてが正常の場合だけ次のルーチン
に進み、異常のある場合は、検査ルーチンを続け
る。
第3図においてステツプ212はRAMの検査ル
ーチンであり、すべてのRAMにヘキサ値0から
Fまでを書き込み、読み出しできれば次へ、不能
であればここのルーチン内でループする。
213はRAMセツトルーチンで、出力ポート
の参照データをすべて1に、車速の4つのインタ
ーバル値を最大値(FFFH)に、車速割込カウン
タを1パルスサンプリングの初期値(15)、車速
タイマを初期値(13)、その他車速、記憶車速、
タイマ等すべてを0クリアする。
タイマスタート213ルーチンでは8ビツトバ
イナリカウンタの値を0とする。このタイマカウ
ンタが最大値FFHからオーバーフローすると内
部タイマ割込が発生し、割込処理ルーチンへ分岐
することを許可するとともに、タイマを再スター
トさせる。
割込許可ルーチン214ではマイクロコンピユ
ータのIRQ入力端子に車速パルスの立下りが入力
されると、車速パルスの間隔を測定する為の割込
処理ルーチンに分岐することを許可する。
以上の初期設定ルーチン210を実行後、マイ
クロコンピユータは、メインフロー実行中にT1
(数十ミリ秒)間隔で発生するタイマーカウンタ
オーバーフローの発生により、タイマ割込処理
と、車両速度と関係し任意に発生する車速パルス
の立下りによる車速割込処理とのどちらかを、メ
インフローの実行を一時中断して実行し、終了後
再びメインフローに復帰するよう動作することと
なる。
まずタイマ割込処理フローを第4図aにもとづ
き説明する。ステツプ400にてタイマオーバーフ
ローが発生し、タイマ割込処理ルーチンがスター
トする。ステツプ401は、ソフトタイマインクリ
メント処理が実行済かどうかの判別ルーチンで、
実行済の場合はステツプ408へ進み、実行済でな
い場合は、ステツプ402にてメインフロー実行レ
ジスタの退避を行ない、続いてソフトタイマイン
クリメントルーチン403にて、RAMエリア内
の4ビツトのソフトウエアタイマを1つだけ増加
する。
続いて、割込タイマインクリメントルーチン4
04にて、最後の車速割込からの時間を、RAM
領域内にあるソフトウエアタイマを1つ増加させ
ステツプ405にてこのタイマがオーバーフローし
たかどうかによつて判別し、オーバーフローが無
ければステツプ407へ進み、オーバーフローが発
生した場合は、車速パルス間隔が本プログラムに
よるソフトタイマにては正確に測定できないくら
い長いためステツプ406にて車速パルス間隔に設
定できる最大値であるヘキサ値FFFHをセツトす
る。
レジスタ復帰ルーチン407にてはステツプ
402にて退避したレジスタをメインフロー実行中
の状態に復帰する。続いて、ステツプ408にて、
メインフローに復起する。
一方第4図bに示すようにステツプ500にて車
速割込が発生した場合、ステツプ501にてメイン
フロー実行レジスタを退避し、ステツプ502にて
RAM領域内に設けられた4ビツトの割込カウン
タをインクリメントし、ステツプ503にてオーバ
ーフローの有無の判別を行なう。オーバーフロー
発生時は、割込カウンタセツトルーチン510、
タイマ処理ルーチン520、車速パルス間隔測定
ルーチン530へと進むことにより、車速パルス
間隔を測定するが、オーバーフローの無い場合
は、車速パルス数がまだ測定パルス数に達してい
ないため、ステツプ531に進む。
割込カウンタセツトルーチン510において、
記憶車速を判別するルーチン511,513,5
15と、それに応じて車速パルスの間隔を何パル
ス毎に測定するかを決定する割込カウンタセツト
ルーチン512,514,516,517とが用
いられ、記憶車速が66Kmより低い場合は割込カウ
ンタをヘキサ値でFにセツトし、車速パルス1パ
ルス毎にオーバーフローが発生し、すなわち車速
パルスの測定間隔は1パルス分の幅である。同様
に第5図に記してある様に記憶車速に対応して割
込カウンタはヘキサ値でそれぞれ66〜106Kmの場
合E、106〜146Km/hの場合D、146Km/h以上
の場合Cにセツトすることにより、車速パルス幅
の測定はそれぞれ2パルス、3パルス、4パルス
分の間隔を測定することとなる。
一方、車速割込処理発生後、タイマオーバーフ
ローが発生した場合、本実施例のマイクロコンピ
ユータにては、ソフトタイマの処理ができないの
で、ソフトタイマ処理ルーチン520にて、ソフ
トタイマの処理を行ない、車速パルス幅の測定誤
差を少なくしている。すなわちソフトタイマ処理
ルーチン520は、タイマオーバーフロー判別ル
ーチン521と、ソフトタイマインクリメントル
ーチン521にて構成され、8ビツト内部タイマ
のオーバーフロー発生時にはソフトウエアタイマ
4ビツトをインクリメントしている。上記により
正確な12ビツトのタイマが形成される。
車速パルス間隔測定ルーチン530は、次のス
テツプ〜から成り立つている。
ステツプ今回の割込時刻と前回の割込時刻の
間隔を計算する。
ステツプ最も古い車速パルス間隔領域への
計算値を格納する。
ステツプ今回の割込時刻を記憶する。
ステツプの処理実行の結果最も古い車速パ
ルス間隔のデータ領域を示すポインタを処理す
る。
以上により車速パルス幅を測定し、続いてステ
ツプ531にて割込タイマをヘキサ値でDとし、車
速タイマを初期化する。ステツプ532にて割込フ
ラグをセツトすることにより車速予備演算中に割
込が入つた場合の目印とする。続いてステツプ
533にて前記退避したレジスタを復帰させ、ステ
ツプ534にてメインフローに復帰する。
第3図において初期設定ルーチン210を処理
後、マイクロプロセツサはメインフローとタイマ
割込フローと車速割込フローとを実行することと
なる。パワーオン直後は、前記RAMセツトルー
チンにてフラグF0,F1,F2はすべてクリア
され0となつているので、速度制御は実行されな
い。つまり非制御状態であり、ステツプは216→
217→218→220→226→227→228→229→230→280
→281→284→(300)と進み再びこれをくり返す
こととなる。
この非制御状態の各ステツプについて以下説明
する。
メインスタート時刻判定ルーチン216は一定
周期でセツトスイツチ、リジユームスイツチ、キ
ヤンセルスイツチとか、コントロールバルブの
ON、車速の演算等を行なうための時間待ちルー
チンであり、ソフトウエアタイマの下1ビツトが
0であることにて、T2(数十ミリ秒ただしT2=
T1×2)間隔毎にステツプ217に進み、以下のメ
インフローを実行することとなる。ステツプ217
にてP1出力をHとすることにより異常検知用集
積回路44にトリガを与える。
入力信号処理ルーチン218にて入力ポートP
2,P8,P9より、キヤンセル信号セツトスイ
ツチ信号、リジユームスイツチ信号を入力し、次
の手順によりチヤタリングを取り徐き真のスイツ
チ状態をRAM領域に格納する。
手順 入力データと、スイツチ状態データの排
他論理和を取り、これを新排他論理和データと
する。
旧排他論理和データと新排他論理和データの
論理積を取り論理積データとする。
論理積データと、入力データの論理積を取
り、Aデータとする。
論理積データをビツト反転したものとスイツ
チ状態データの論理積を取り、このデータと
によるAデータとの論理和を取りスイツチ状態
とする。
新排他論理和を旧排他論理和とする。
なお、後述のステツプ229にても同じ処理を行
なうのでスイツチ信号T1秒毎に取込処理を行な
うこととなる。
すなわち、セツトスイツチ20をオンすると、
論理ゲート123の入力はLとなり、P8入力が
Hとなり、これがマイクロコンピユータ110に
てチヤタリングを徐去した状態でRAM領域内に
スイツチデータとして取込まれる。同様にストツ
プスイツチ、ストツプヒユーズ切れ、パーキング
スイツチ、ニユートラルスタート信号は、キヤン
セル信号として、ダイオード、54,55,
56,57論理ゲート51,52を通じて、P2
ポートに入力され、またリジユームスイツチ信号
も論理ゲート125を通じP9ポートに入力さ
れ、RAMにチヤタリングを除去したスイツチ状
態データとして記憶される。
ステツプ220はコントロールバルブ駆動出力ル
ーチンであり、非制御状態のときはデユーテイの
値は0%にセツトされているので、ステツプ221
にてデユーテイが0%かどうか判定ルーチン実行
後、次の226ステツプに進む。
ステツプ226はメインルーチンの先頭がスター
ト後27msec経過するまでの時間待ちであり、以
後のフローのタイムスケジユールを決める。
車速予備計算ルーチン227にて車速割込処理
フローで測定された車速パルス幅を4回分加え合
せる。この加算手順は 割込フラグを0にクリアする。
4回分加え合せる。
割込フラグを調べ0ならば次へ進み、1なら
ば計算中に車速割込が入り車速パルスデータが
計算途中で書き換えられ、計算誤差が発生する
ため再びにもどる。
このように計算することにより、一定周期で車
速データの取込みが実行される。
ステツプ228はマイクロコンピユータの出力ポ
ートP1をLレベルとし、前記ステツプ217と呼
応して、異常検知用集積回路44にトリガを与え
る。
ステツプ229はスイツチ信号取込ルーチンであ
り、前記ステツプ218と同じ処理をすることによ
り、スイツチ信号は実質(数十ミリ秒(T))毎
にチヤタリングを除いたデータとして取込まれ、
これにより以下の制御処理を実行することとな
る。
ステツプ230にてフラグF0が0か1かを判定
し、0のときは非制御状態、1のときは制御状態
であり、次に280に進むこととなる。
車速演算ルーチン280にて前記車速予備演算
の結果を基に車速を演算するのであるが、このル
ーチンは次の手順にて実施される。
前回計算した車速値を旧車速データ領域へ転
送する。
記憶車速データを基に被徐数を第5図に示す
K1〜4×K1(K1は「0F6F20」)にセツト
する。
予備計算結果がヘキサ値で3000以上のとき計
算車速を0Km/hとし、に進み、それ以外で
は被徐数に第5図に示される様にF6F20、
2XF6F20、3XF6F20、4XF6F20をセツトす
る。
被徐数÷予備計算結果を実行し、結果を計算
車速とする。
計算車速がヘキサ値でFFFより大きい場合
(車速210Km/h以上)は計算車速をFFFとす
る。
前回車速と計算車速を加え2で割ることによ
り平均化しこれを現車速としストアする。
以上により、車速の演算は約10ミリ秒程度で終
了する。
ステツプ283は、キヤンセル中フラグF2判別
ルーチンである。キヤンセル中フラグとは、速度
制御がセツトされ、この速度制御がキヤンセルさ
れた場合に1にセツトされるフラグで、このフラ
グがあると、リジユームスイツチシヨート判別ル
ーチン290に進むこととなるので、続いて、ス
テツプ284に進む。
ステツプ284は現実の車速が速度制御に対して
30Km/h以上に低いか、あるいは110Km/h以上
に高すぎないかという安全車速を判定するルーチ
ンである。車速が30Km/h〜110Km/h以内のと
きはセツト操作検出ルーチン300へそれ以外の
場合は再びメインフローの先頭216へ進むこと
となる。
セツト操作検出ルーチン300は、セツトスイ
ツチによるセツト操作とリジユームスイツチによ
るリジユーム操作を調べるルーチンより成り、ま
ずステツプ301にてセツト操作が有つた場合ステ
ツプ301Aで記憶車速領域に現車速を記憶しステ
ツプ306に進む。一方セツト操作が無かつた場合
は、リジユーム操作判別ルーチン303に進む。
ステツプ303、304、305にて、リジユーム操作
が有り、リジユーム可能フラグF1が1で、制御
目標となる記憶車速が有る場合のみステツプ306
へ進み、それ以外ではメインフロータイムスケジ
ユールの先頭ステツプ216にもどる。
前記のようにセツト操作またはリジユーム操作
によりステツプ306にくると、ステツプ306にてマ
イクロコンピユータのP5出力をLとすることに
より、リリースバルブ駆動用論理ゲート素子63
の入力はHレベルとなり、自己保持回路60の
出力は初期設定ルーチンにて、Lレベルであつ
たので、ゲート素子63の入力はHレベルとな
る。また、ストツプスイツチ信号等のキヤンセル
入力がすべて無ければ、入力もHでありよつて
出力はHとなる。このため抵抗64を通じトラン
ジスタ65をオンとし、続いて抵抗66を通じリ
リースバルブ駆動用トランジスタ68もオンとな
り、アクチユエータ2のリリースバルブは駆動さ
れ、アクチユエータ2の負圧ダイヤフラム室と大
気とは遮断されることとなる。
次にステツプ307にて制御中フラグF0を1と
し、以下マイクロコンピユータは制御状態とな
り、ステツプ308にてセツトカウンタに1秒相当
値(20)をセツトし、メインフローの先頭のステ
ツプ216にもどる。
以上のように非制御状態においては、ステツプ
284により車速が安全速度になるまで速度制御の
セツトまたはリジユーム操作を受け付け処理をせ
ず、安全速度以内の場合のみ受け付けを始める。
また、電源オン直後はリジユーム可能フラグF1
は0であり、かつ記憶車速も初期設定ルーチン2
10により0Km/hとなり、リジユームは受け付
けない。
次にマイクロコンピユータが前記セツト操作ま
たはリジユーム操作により速度制御状態となる
と、制御中フラグF0は1となり、メインフロー
は、ステツプ216→217→218→220→226→227→
228→229→230→231→250→260→265→(270)と
順次実行する。非制御状態と同じステツプ216、
217、218、226、227、228、229、230については
詳細な説明はここで省略する。メインフローはス
テツプ216により一定間隔でスタートし、P1出
力ルーチン217、スイツチ信号の取込ルーチン
218を実行し、コントロールバルブ駆動出力ル
ーチン220に進む。
このルーチン220内のステツプ221において、
デユーテイの値が0かどうか判別し、0の場合は
次に進むがデユーテイ値がある場合は、ステツプ
222にてP6出力をLレベルとする。
これにより、第2図のコントロールバルブ駆動
用論理ゲート素子70の入力はHとなり、一方
前記の様にステツプ306の実行により、入力は
Hとなつているので、トランジスタ72は抵抗7
1を通じてオンとなり、これによりコントロール
バルブ駆動用トランジスタ75はベース抵抗73
を通じてオンとなる。このためアクチユエータ2
のコントロールバルブは通電され駆動される。
続いて、ステツプ223において、デユーテイの
値が50%未満であると、メインフローのタイムス
ケジユールによればステツプ226の処理以前(つ
まりT1時間経過前)にステツプ222で実行したP
6出力をHレベルにする必要があるので、ステツ
プ224に進む。しかしデユーテイ値が50%以上で
ある場合には、ステツプ226以前にP6出力をH
レベルにする必要がないので、何もせずにステツ
プ226へ進む。
ステツプ224においてはデユーテイ値に相当す
る時刻とソフトタイマと8ビツトのタイマ計にビ
ツトのタイマにて進行時刻を比較し、デユーテイ
値に相当する時刻に到達するまで待ち、到達すれ
ばP6出力をHレベルとする。これによりコント
ロールバルブ駆動論理ゲート素子70の入力が
Lとなり出力もLとなりコントロールバルブ駆動
トランジスタはオフとなり、アクチユエータの負
圧ダイヤフラム室は大気と結ばれる。そして、ス
テツプ226へと進む。
ステツプ230にて、制御中フラグF0が1であ
る(ステツプ307にて1にセツトされた)のでス
テツプ231に分岐する。ステツプ231は速度制御の
キヤンセル要因を調べるルーチンであるがこれに
ついては後述する。ここではキヤンセルが無い場
合、すなわちステツプ250に進む場合をまず説明
する。
ルーチン250はコントロールバルブ駆動処理
と、車速演算処理を時分割にて行なうよう構成さ
れている。ステツプ251とステツプ252により、P
6出力をHレベル(コントロールバルブをオフ)
とする時刻を調べ、デユーテイの値が50%未満で
ある場合はすでに前記P6出力立上ルーチン22
0にて処理済であるのでステツプ256車速演算ル
ーチンに進む。デユーテイの値が、70%未満50%
以上の時は、このステツプ251、ステツプ255処理
後、十ミリ秒程度の間にP6出力をHレベルとす
る必要があるので時間待ちルーチン255に進
む。
デユーテイの値が70%以上の場合は、十ミリ秒
程度で実行できる車速演算ルーチン253に進
む。
つまり、デユーテイ値が50%未満であると、ス
テツプ251→252→256と進み(ステツプ256は前記
車速演算ルーチン280と同じである。)、デユー
テイ値が70%未満50%以上の場合は、ステツプ
255にてポートのP6の出力処理(前記ステツプ
224と同じ処理)を実行し、ステツプ256にて車速
演算(前記280ルーチンと同じ)を実行する。
デユーテイ値が70%以上の場合ステツプ253にて
車速演算ルーチン(ステツプ280と同じ処理)を
実行しステツプ254でP6出力の処理(ステツプ
224と同じ処理)を実行する。
ステツプ257はデユーテイ演算ルーチンであり、
次の手順にて実施する。
現車速から旧車速を引き算し、前回との変化
車速を求める。
変化車速の絶対値が5より大きい場合変化車
速を5とする。
ポートP11〜P13の状態を調べ、この装
置に設定された乗数をセツトする。
変化車速とこの予め定めた乗数を掛算し、
0.5〜2秒後例えば1.5秒後の車速を予想し、こ
れを予想車速とする。
記憶された目標車速から予想車速を引算し、
誤差車速を求める。
ポートP14〜P16の状態を調べこの装置
に定められた乗数をセツトする。
誤差車速とこの乗数を掛算し、デユーテイの
変化分を求める。
ポートP17,P18の状態によりこの装置
に設定されたデユーテイ基準成分を例えば30〜
45%にセツトする。
デユーテイ変化分と基準分を加算し計算デユ
ーテイを求める。
計算値が0%未満の場合は0%に、90%より
大きい場合は90%に制限する。
前回計算したデユーテイと加算し、2で割つ
て平均化しデユーテイ保存領域にセツトする。
以上によりデユーテイ演算は終了し、次に進
む。
ステツプ258はセツトカウンタが0であるか判
定し、0のときはコースト/アクセルルーチン2
60に、0でないときはセツトカウンタの内容を
インクリメントし、メインフロー先頭ステツプ
216にもどる。これによりセツト操作、リジユー
ム操作による制御中となつた直後のセツトカウン
タ値が0でない場合(約1.5秒)はセツトスイツ
チによるコースト機能、リジユームスイツチによ
るアクセル機能を処理しないこと、またリジユー
ム直後のシフト制御処理をしないこととなる。
コースト/アクセルルーチン260はセツトス
イツチおよびリジユームスイツチが押されている
かどうか判別するステツプ261、263と、このスイ
ツチが押されている場合のコースト処理ルーチン
262およびアクセル処理ルーチン264にて構
成されている。両スイツチが押されていなければ
次のシフト制御ルーチン270に進む。
コースト処理とは前記ステツプ257にて演算し
たデユーテイの値を0%に、さらに記憶車速をそ
の時定の車速で書き換えることを行なう。アクセ
ル処理とは、同様にデユーテイを90%に、記憶車
速をその時点の車速に書き換え、シフト制御出力
P7をLレベルとすることである。P7出力をL
レベルとすると、論理素子76の出力はHとな
り、ベース抵抗77を通じてトランジスタ78が
オンとなり、シフトソレノイドを駆動し、ギヤを
変更し、十分な加速が実行できる。
シフト制御ルーチン270では、まずステツプ
271で記憶車速から現車速を引算し、ステツプ272
にてこの差が8Km/h以上あるとき、上り板等で
速度が落ちた場合と判断し、ステツプ273でP7
出力をLレベルとし、前記同様シフトソレノイド
を駆動状態とし、車速を上昇させて目標車速との
誤差を少なくする。引算の結果差が4Km/h未満
であることがステツプ274で判定されるとステツ
プ275にてシフトソレノイドを開放する。これら
の処理の後メインフローの先頭ステツプ216にも
どる。
以上速度制御が実施中である制御中ルーチンに
ついて示した。この速度制御の実行中において、
ステツプ231にて次のキヤンセル条件が与えられ
た場合には、制御中のプログラムフローからぬけ
ることとなる。
キヤンセル条件とは、 (a) 現車速が30Km/hの低速リミツタ以下となつ
たとき、 (b) ストツプスイツチ13が投入された場合、 (c) パーキングブレーキが押された場合、 (d) ギヤ位置がニユートラルとなつた場合、 (e) コントロールバルブ2bの付勢状態が出力異
常検出回路100において定められている一定
時間(数百ミリ秒)以上となつた場合、 (f) トランジスタ68,75の駆動状態が異常と
なり、駆動異常検知回路80よりキヤンセル信
号が発生した場合、 (g) 自己保持回路60がリセツト状態である場
合、 (h) 安定化電源電圧が低い場合、 (i) マイクロコンピユータ異常状態である場合、 のいずれかを指し、いずれの場合もキヤンセル処
理ルーチン240を実行する。
キヤンセル処理ルーチン240において、まず
ステツプ241においてポートP3の出力をLレベ
ルとすることにより、自己保持回路60のリセツ
トを行なう。またステツプ242にてポートP5,
P6,P7の各出力をLレベルとすることによ
り、リリースバルブ2a、コントロールバルブ2
bおよびシフトソレノイド4の駆動を停止する。
またステツプ243にて、制御中フラグF0をリセ
ツトする。ステツプ244にてキヤンセル中フラグ
F2をセツトする。さらにステツプ245にてデユ
ーテイを0とし、キヤンセル処理を終わる。
キヤンセル処理後、メインフローの先頭ステツ
プ216にもどり、マイクロコンピユータはキヤン
セル中の状態となり、メインフローはステツプ
216→217→218→220→226→227→228→229→230
→280→283→290と処理されることとなる。
このキヤンセル中のフローについてはリジユー
ムスイツチシヨート判別ルーチン290が前記非
制御中フローと異なるため、このルーチン290
について説明する。
まず、ステツプ291にてリジユームスイツチの
状態を判定しオンの状態の場合はそのままメイン
フロー先頭216へ、リジユームスイツチがオフ
の場合はステツプ292にてキヤンセル中フラグ
F2を0とクリアし、ステツプ293にてリジユー
ム可能フラグF1を1にセツトし、さらにステツ
プ294にてポートP3の出力をHレベルとするこ
とにより、自己保持回路60のリセツトを解除す
る。ここで先にステツプ242にてポートP5の出
力がHレベルであるので自己保持回路はセツト状
態となる。これによりルーチン290を通る時
に、リジユームスイツチがオンであれば、ルーチ
ン290を通り、リジユームスイツチが投入され
た後に離されたときリジユーム可能とし、ステツ
プ283からステツプ284へ進み、非制御状態とな
り、次なるセツト、リジユーム操作を受け付ける
こととなる。
ところで、コンピユータ110のポートP2に
連らなるキヤンセル信号がLレベルとなる
条件は、 (a) ストツプスイツチ13をオンすることにより
STP端子がバツテリ電圧に上昇するため、ダ
イオード55を通じて論理ゲート素子52の入
力がHレベルとなること。
(b) ストツプヒユーズ12が切れたときストツプ
スイツチ13をオンすることにより、端
子がランプ14を通じ接地されるため、ダイオ
ード54を通じて論理ゲート素子51の入力が
Lレベル、出力がHレベルとなり論理ゲート素
子52の入力がHレベルとなること。
(c) パーキングブレーキスイツチ17が閉じられ
PKB端子が接地され、ダイオード56を通じ
て論理ゲート素子51の入力がLレベル、出力
がHレベル、従つて論理ゲート素子52の入力
がHレベルとなること。
(d) 自動変速機ニユートラルとすることによりニ
ユートラルスタートスイツチ18が低抵抗のス
タータモータ19を通じて接地され、端子
が接地レベルとなり、ダイオード57を通じて
論理ゲート素子51の入力がLレベル、出力が
Hレベルとなり、論理ゲート素子52の入力
がHレベルとなること の各条件である。
自己保存回路60が速度制御中にリセツトとな
つた場合および現車速が低速リミツタ(30Km/
h)以下となつた場合は、マイクロコンピユータ
は前記キヤンセル信号が有つた場合と同様
の処理をする。
次に出力異常回路100の動作について説明す
る。速度制御中において、コントロールバルブ2
bの駆動デユーテイは、0%から90%であるの
で、CV端子は、メインフローの周期T2(数十
ミリ秒)でオンオフをくり返している。このとき
コントロールバルブオフ状態の場合、100aの
信号線の電圧レベルは、プルアツプ抵抗103の
インピーダンスがコントロールバルブのインピー
ダンスより十分高いので、接地線150のレベル
よりダイオード101の順方向電圧分だけ高い。
よつてダイオード104のカソードの電位は、プ
ルダウン抵抗59によりほぼ接地電位であるので
論理ゲート素子52の他の入力、、がLレ
ベルであれば出力はHレベルでありキヤン
セル信号は無い。
続いてコントロールバルブの通電状態ではCV
端子がほぼ電源電圧+Bとなつた場合、信号線1
00aの電位はプルアツプ抵抗103と接地コン
デンサによるいわゆるCR過渡現象で見られる電
圧となる。このコントロールバルブのオン時間
は、最大でもT2の9/10程度であり、抵抗103
とコンデンサ104の時定数を数百ミリ秒(T2
の十位)程度とすれば、ダイオード104のカソ
ードの電位ならびに論理素子52の入力は、リ
ツプル波形であり、これは論理素子52はLレベ
ルとみなされ、キヤンセル信号はHレベル
のままでキヤンセル信号は発生しない。
ところがマイクロコンピユータの計算ミス、基
準発振周波数が低くすぎる等の異常があり、コン
トロールバルブ2bの通電が長時間となると、信
号線100aレベルは、+Bにプルアツプされた
抵抗103とダイオード104と接地線にプルダ
ウンされた抵抗59により決められる。この場合
は、論理素子52の入力のレベルはHレベルと
判定されるに十分となるので、論理素子52の出
力はLレベルとなり、キヤンセル信号がマイクロ
コンピユータに出力され、第3図のステツプ231
にて速度制御はキヤンセルされる。
次に駆動異常回路80について説明する。いま
トランジスタ65がオフでリリースバルブ駆動用
トランジスタ68のベース抵抗66の入力側、す
なわちダイオード81のアノードの電位が+B程
度のとき、トランジスタ68はオフであり、コレ
クタ電位すなわちダイオード82のアノードは低
電位となる。一方トランジスタ65がオンでダイ
オード81のアノードの電位が低いときトランジ
スタ68はオンであり、ダイオード82のアノー
ド電位は約+Bとなる。つまり正常に動作してい
るときは、ダイオード81,82のアノードのい
ずれかは約+Bの高電位となるので、プルダウン
抵抗87に流れる電流はほとんどダイオード88
には流れず、ダイオード81,82に流れる。さ
らにトランジスタ72、抵抗73,74、トラン
ジスタ75、ダイオード83,84によつて構成
される回路も同様に動作するので、抵抗85に流
れる電流はダイオード86には流れずほとんどダ
イオード83,84に流れる。よつてトランジス
タ90のベース電位は、抵抗91で+Bにプルア
ツプされているので、トランジスタ90はオフと
なり、抵抗92、ダイオード89を通じ抵抗59
にてプルダウンされている論理素子52の入力
は、Lレベルとなり、何らキヤンセル信号
に影響しない。
ところがリリースバルブ2aが接地線にシユー
トした場合においては、トランジスタ65がオン
となりダイオード81のアノードが抵抗レベルで
あつて、ダイオード82のアノードも接地レベル
であるので、接地87に流れる電流はほとんどダ
イオード88に流れ、トランジスタ90はオン状
態となり、このコレクタ約+Bの高電圧となるの
で、抵抗92、ダイオード89を通じ論理素子5
2の入力はHレベルとなり、キヤンセル信号
CANがLレベルとなりキヤンセル信号が発生す
る。
同様にコントロールバルブ2bが接地シヨート
状態となつても、抵抗85に流れる電流はほとん
どダイオード86に流れ、トランジスタ90がオ
ンとなり、キヤンセル信号が発生する。
なお、本実施例においては、第2図に示される
自己保持回路60と3入力AND素子63とAND
素子70が第1の禁止手段に相当し、第6図に示
すフローチヤートが第2の禁止手段に相当する。
以上のごとく本発明によれば、車両用速度制御
装置に支障が生じている場合には、第1の禁止手
段により制御手段から駆動手段への制御信号の供
給が禁止されるため、定速走行制御を実行するこ
とは不可能となる。換言すれば、装置が正常に機
能しているときのみ定速走行制御の実行を許可す
るので、安全性に優れている。さらに、この第1
の禁止手段は、定速走行制御の実行に先だつて第
2の禁止手段によつて動作機能が点検される。そ
して第1の禁止手段が正常に作動していることが
確認されなければ、第2の禁止手段により制御手
段による定速走行制御が禁止される。これによ
り、上記作用とあいまつて安全性をさらに向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は速度制御装置の全体のブロツク図、第2図
は電気制御回路の結線図、第3図はコンピユータ
のメインフローを示す流れ図、第4図は割込処理
フローを示す流れ図、第5図は車速情報処理の説
明図、第6図は第3図中ルーチン211の詳細を
示す流れ図である。 1……速度制御回路、2……作動機構をなすア
クチユエータ、2a……第1の部材をなすリリー
スバルブ、2b……第2の部材をなすコントロー
ルバルブ、5……車速センサ、6……操作スイツ
チ、30……リセツト回路、50……キヤンセル
信号処理部、60……自己保持回路、110……
マイクロコンピユータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の現実の走行速度に応じた車速信号を検
    出する車速検出手段と、 定速走行制御の開始、解除の操作信号を発生す
    るスイツチ群と、 定速走行制御時の目標とする走行速度を記憶す
    る記憶手段と、 前記スイツチ群からの操作信号に応答して定速
    走行制御の開始、解除を規定するとともに、定速
    走行制御時に前記車速検出手段からの車速信号を
    前記目標とする走行速度に近づけるように制御信
    号を出力する制御手段と、 前記制御手段からの制御信号を受けて、車両の
    速度調節要素を駆動する駆動手段とを備えた車両
    用速度制御装置において、 前記制御手段と前記駆動手段との間に介在し、
    前記車両用速度制御装置の支障が生じたときにそ
    の情報を記憶して、前記制御手段から出力される
    制御信号を前記駆動手段に与えることを禁止する
    第1の禁止手段と、 定速走行制御の開始に先だつて前記第1の禁止
    手段の動作機能を点検するとともに、異常が発見
    されたときには前記制御手段による定速走行制御
    の実行を禁止する第2の禁止手段を備えることを
    特徴とする車両用速度制御装置。 2 前記第2の禁止手段が、電源の供給が開始さ
    れた直後に前記第1の禁止手段の動作機能の点検
    を実行することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の車両用速度制御装置。 3 前記制御手段及び前記第2の禁止手段がスト
    アードプログラム方式のマイクロコンピユータで
    あり、パワーオンスタート後の初期セツトプログ
    ラムにおいて前記第1の禁止手段の動作機能の点
    検を実行することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の車両用速度制御装置。
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